JPH08234836A - 搬送台車の自動走行システム - Google Patents

搬送台車の自動走行システム

Info

Publication number
JPH08234836A
JPH08234836A JP7036676A JP3667695A JPH08234836A JP H08234836 A JPH08234836 A JP H08234836A JP 7036676 A JP7036676 A JP 7036676A JP 3667695 A JP3667695 A JP 3667695A JP H08234836 A JPH08234836 A JP H08234836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
route
carrier
curve
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7036676A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Takuma
正秋 詫間
Yoshiro Nakanishi
芳郎 中西
Shinji Obara
晋司 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP7036676A priority Critical patent/JPH08234836A/ja
Publication of JPH08234836A publication Critical patent/JPH08234836A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導パスの変更工事なしで搬送台車の走行ル
ートを任意に変更できる搬送台車の自動走行システムを
提供する。 【構成】 台車4の走行ルートを入力するルート入力装
置1と、入力された走行ルートを台車4の走行フィール
ド8に基づく仮想の座標系上の曲線に置換する制御装置
2と、その仮想の座標系上の曲線の情報を台車に送信す
る通信装置3と、送信された曲線の情報に基づいて走行
する台車4とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場または倉庫等で用
いられる無人の搬送台車の自動走行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場等で用いられる無人の搬送台
車(AGV:Automatic Guided Vehicle)は、そのシス
テム内において固定した走行ルートをもっており、その
ルートに限って走行する。例えば、搬送台車は、床下等
に埋設された磁石や電線等の誘導パスに沿って走行する
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは走行
ルートを変更する場合には上記誘導パスを設置しなおす
必要があり、その工事費用および工事期間がかかってし
まう。また、工場の稼働中に床下を掘り返して誘導パス
の変更工事を行うことは不可能であり、工場の操業を停
止せざるを得ない。
【0004】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、誘導パスの変更工事なしで搬送台車の走行ルー
トを任意に変更できる搬送台車の自動走行システムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、台車の走行ルートを入力するルート入力装置
と、入力された走行ルートを台車の走行フィールドに基
づく仮想の座標系上の曲線に置換する制御装置と、その
仮想の座標系上の曲線の情報を台車に送信する通信装置
と、送信された曲線の情報に基づいて走行する台車とか
ら構成されている。
【0006】上記台車に、走行フィールド上における当
該台車の実際の位置を検出するセンサを設けると共に、
該センサにより検出された実際の走行ルートと上記ルー
ト入力装置により指定された走行ルートとの誤差を求め
てこれを補正する補正手段を設けてもよい。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ルート入力装置に入力する
台車の走行ルートを変更すると、制御装置における仮想
の座標系上の曲線が変更され、その変更された曲線の情
報が通信装置によって台車に送信されるため、台車の走
行ルートが変更される。
【0008】また、台車に上記センサ及び補正手段を設
ければ、台車は、ルート入力装置により指定された走行
ルート上を精度よくトレースする。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
【0010】図1に示すように、本システムは、ルート
入力装置1、制御装置2、通信装置3、搬送台車4とか
ら構成されている。
【0011】ルート入力装置1は、搬送台車4の走行ル
ートが入力されるものである。本実施例では、タッチペ
ン5と表示板6による入力を用いているが、キー入力、
タッチパネル、カード、フロッピディスク、音声入力な
どでもよい。ルート入力装置1は、有線又は無線を介し
て制御装置2に接続されている。
【0012】制御装置2は、ルート入力装置1に入力さ
れた走行ルート7を、台車4の走行フィールド8(工場
や倉庫等の床面8)に基づく仮想の座標系上の曲線に置
換するものである。仮想の座標系は、工場や倉庫等の床
面8を縮尺したものであり、直交座標や極座標等が用い
られる。
【0013】すなわち、工場や倉庫等の床面8上の設備
(コンベヤや生産ライン等)の位置は、制御装置2内の
直交座標や極座標上に表され、それが表示板6に表示さ
れるようになっている。よって、作業者は、表示板6に
表示された設備を避けて、台車4の走行ルートをタッチ
ペン5により任意に設定できる。制御装置2は、有線を
介して通信装置3に接続されている。
【0014】通信装置3は、制御装置2内で生成された
仮想の座標系上の曲線の情報を、無線で台車4に送信す
るものである。送信は、電波、光、磁気などによって行
われる。台車4は、送信された曲線の情報に基づいて、
工場や倉庫等の床面8走行する。台車4の概要を図2に
示す。
【0015】図示するようにこの搬送台車4には、走行
用モータ9に接続された走行輪10が設けられている。
走行用モータ9には、その回転数をカウントして走行距
離を算出する走行用エンコーダ11が接続されている。
また、台車4には、その走行方向を検出するジャイロ1
2が設けられている。
【0016】また、台車4には、走行方向を変更する転
舵輪13が、タイロッド14で連結されて設けられてい
る。タイロッド14には、転舵輪13の向きを変更する
ためのアクチュエータ15が接続されている。このアク
チュエータ15、上記ジャイロ12およびエンコーダ1
1はCPU16に接続されている。
【0017】CPU16は、通信装置3から送信されて
きた仮想の座標系上の曲線の情報に基づいて、その曲線
をトレースすべく走行用モータ9および転舵用アクチュ
エータ15を制御する。すなわち、エンコーダ11によ
り走行距離が分かり、ジャイロ12により走行方向が分
かるため、走行用モータ9および転舵用アクチュエータ
15を制御することにより、台車4の走行ルートを制御
装置2内の仮想の座標系上の曲線に合致させることがで
きるのである。
【0018】ところで、かかる制御では、通信装置3か
ら送信された曲線の情報に基づいて、台車4をシーケン
ス的に制御するのみなので、実際の走行ルートが指定さ
れた曲線からずれ、誤差が積算されてしまうことがあ
る。よって、要所要所で台車4の絶対位置を求めて、そ
の誤差を補正する必要がある。そのための構成を以下に
述べる。
【0019】図2に示すように、台車4の前部の左右に
は、レーザを発射すると共にその反射光を受信するセン
サ17が、それぞれ回動自在に設けられている。これら
センサ17は、上記CPU16に接続されており、その
回動角度が伝達されるようになっている。他方、台車4
の実際の走行フィールドである工場の床面8または工場
の設備(コンベヤや生産ライン等)には、図3に示すよ
うに、反射板18が所定の間隔を隔てて配置されてい
る。反射板18は、レーザをその入射方向に反射すべ
く、鏡板を2枚直交させて構成されている。
【0020】この構成によれば、台車4の絶対位置を求
めるときには、図3に示すように台車4を一時停止さ
せ、左右のセンサ17を回動させ、その反射光が戻って
くる回動角度をCPU16に送る。すると、CPU16
は、三角測量を用いて台車4の絶対位置を検出する。三
角測量とは、その間隔が既知である2つの固定局(反射
板18)に対する方位を知ることにより、移動物体(台
車4)の位置を知る方法である。
【0021】このように検出した台車4の絶対位置によ
り、実際の走行ルートと指定された走行ルートとの誤差
を求め、CPU16がそれを補正する。
【0022】以上の構成からなる本実施例の作用につい
て述べる。
【0023】ルート入力装置1に入力する台車4の走行
ルートを変更すると、制御装置2における仮想の座標系
上の曲線が変更され、その変更された曲線の情報が通信
装置3によって台車4に送信され、台車4の走行ルート
が変更される。すなわち、搬送台車4の走行ルートが、
誘導パスの変更なしで任意に変更できる。
【0024】従って、走行ルートを変更する際に、従来
必要であった誘導パスの変更工事が不要となり、その工
事費用および工事期間が稼げる。また、床下を掘り返し
て行う誘導パスを変更工事が不要となるため、工場の稼
働中に走行ルートを容易に変更することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る搬送台
車の自動走行システムによれば、誘導パスの変更工事な
しで搬送台車の走行ルートを任意に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動走行システムの概
要図である。
【図2】搬送台車の構造の一例を示す平面図である。
【図3】搬送台車の走行フィールドを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ルート入力装置 2 制御装置 3 通信装置 4 台車 8 走行フィールド 16 補正手段としてのCPU 17 センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車の走行ルートを入力するルート入力
    装置と、入力された走行ルートを台車の走行フィールド
    に基づく仮想の座標系上の曲線に置換する制御装置と、
    その仮想の座標系上の曲線の情報を台車に送信する通信
    装置と、送信された曲線の情報に基づいて走行する台車
    とから構成される搬送台車の自動走行システム。
  2. 【請求項2】 上記台車に、走行フィールド上における
    当該台車の実際の位置を検出するセンサを設けると共
    に、該センサにより検出された実際の走行ルートと上記
    ルート入力装置により指定された走行ルートとの誤差を
    求めてこれを補正する補正手段を設けた請求項1記載の
    搬送台車の自動走行システム。
JP7036676A 1995-02-24 1995-02-24 搬送台車の自動走行システム Pending JPH08234836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7036676A JPH08234836A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 搬送台車の自動走行システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7036676A JPH08234836A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 搬送台車の自動走行システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08234836A true JPH08234836A (ja) 1996-09-13

Family

ID=12476465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7036676A Pending JPH08234836A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 搬送台車の自動走行システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08234836A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018209863A1 (zh) * 2017-05-18 2018-11-22 广州视源电子科技股份有限公司 智能移动方法、装置、机器人及存储介质

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018209863A1 (zh) * 2017-05-18 2018-11-22 广州视源电子科技股份有限公司 智能移动方法、装置、机器人及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2609846B2 (ja) 無人自走車両の操縦制御装置及び操縦方法
EP0007789A2 (en) Driverless vehicle carrying directional detectors auto-guided by light signals
WO2014156498A1 (ja) 移動体及び位置検出装置
JPH05150827A (ja) 無人車の誘導システム
JP2012174032A (ja) 移動装置、移動装置の制御方法及びプログラム
CN103076804B (zh) 基于超声测距仪的自动引导车、系统及导航方法
JP2007213356A (ja) 無人搬送設備
JP2013101487A (ja) 自動搬送システム
US20240053754A1 (en) Conveyance system and conveyance control method
CN106168802B (zh) 一种用于移动机器人的位置感知装置
JP3317159B2 (ja) 無人搬送車
JPH08234836A (ja) 搬送台車の自動走行システム
JP2011243129A (ja) 搬送車システム
JPS60258613A (ja) 作業車の運転制御設備
JP2010262461A (ja) 移動体
JP2019128750A (ja) 無人搬送車の制御システム及び制御方法
JPS61294512A (ja) 無人搬送車
JP2567619B2 (ja) 走行体の位置検出システム
JP2000330635A (ja) 無人搬送車
JP2000132229A (ja) 移動体の走行制御方法
JPH10222225A (ja) 無人走行体及びその走行方法
JP2639921B2 (ja) 迂回走行可能な無人走行システム
JPH01282615A (ja) 自走式無人車の位置補正方式
JPH06149369A (ja) 移動車の停止位置検出装置
JPH0542002B2 (ja)