JPH08234534A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

Info

Publication number
JPH08234534A
JPH08234534A JP7035774A JP3577495A JPH08234534A JP H08234534 A JPH08234534 A JP H08234534A JP 7035774 A JP7035774 A JP 7035774A JP 3577495 A JP3577495 A JP 3577495A JP H08234534 A JPH08234534 A JP H08234534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support frame
process unit
image forming
paper transport
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7035774A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Morofushi
良和 諸伏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP7035774A priority Critical patent/JPH08234534A/ja
Publication of JPH08234534A publication Critical patent/JPH08234534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャム処理及びプロセスユニットの着脱操作
の容易化を図る。 【構成】 複数のプロセスユニット18を着脱自在に保
持する支持フレーム17を本体1に回動自在に取り付け
る。この場合の支持フレーム17の回動方向を用紙搬送
方向に沿う長手方向ではなく用紙搬送方向と直交する方
向に定めることにより、用紙搬送路4の上流側から下流
側にかけて均等に開放させる。この場合、支持フレーム
17は用紙搬送方向の長さより用紙搬送方向と直交する
方向の幅が短くなるため、比較的大きな回動角度で回動
させても自由端側の上昇高さを低く抑えながら回動中心
側における用紙搬送路4の上部を開放することができ
る。さらに、保持機構27の操作により、プロセスユニ
ット18を着脱するときは、支持フレーム17の上昇位
置をプロセスユニット着脱位置に制限し、ジャム処理に
際しては、支持フレーム17を最上昇位置となるジャム
処理位置で保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ色の異なるト
ナーにより感光体上に現像されたトナー画像を用紙に重
ねて転写することによりカラーの印刷物を得るカラー画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置においては、下部本体に上
部本体を回動自在に連結し、下部本体には用紙搬送路と
この用紙搬送路中に配列された転写部及び定着部等を設
け、上部本体には用紙搬送路の上部に対向するプロセス
ユニットを着脱自在に装着し、画像形成に際しては、プ
ロセスユニットの感光体が用紙搬送路に近接する状態で
上部本体を保持し、ジャム処理やメンテナンスに際して
は、上部本体をプロセスユニットとともに上方に変位さ
せて用紙搬送路を開放するようにしたものがある。この
場合、上部本体の回動方向は、一般には用紙搬送方向に
合わせているのが一般的である。しかし、カラー画像形
成装置の場合は、黒、イエロー、シアン、マゼンタ等に
色分けされた複数のプロセスユニットが用紙搬送路に沿
って配列されているため用紙搬送路が長くなり、上部本
体を大きな回動角度をもって回動させると上部本体の自
由端側の高さが極めて高くなるため、自由端側のプロセ
スユニットのメンテナンスが困難となる。逆に上部本体
の回動角度を制限すると、上部本体の回動中心側におけ
る用紙搬送路の一端まで充分に開放することは無理であ
り、ジャム処理が行いにくくなる。
【0003】他の従来例としては、特開昭63−296
078号公報に記載されているように、水平方向に配列
された複数のプロセスユニットの下部に対向配置された
搬送ベルトを、ジャム処理に際しては下降させることに
より、搬送ベルトとプロセスユニットとの間に空間を形
成し得るようにしたものがある。また、実公平6−86
06号公報に記載されているように、複数のプロセスユ
ニットの下部に対向配置された転写ベルトを、用紙の搬
送方向に対して傾けることにより、転写ベルトとプロセ
スユニットとの間に空間を形成し得るようにしたものが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−2960
78号公報に記載されたものは、給紙の途中でジャムが
発生し、用紙の一部しか搬送ベルトに載らないような場
合には、搬送ベルトを下降させても用紙が本体に残るこ
とがある。この場合には、プロセスユニットの存在によ
り用紙に対する視野が狭くなる。これにより、ジャム処
理が行いにくくなる。また、実公平6−8606号公報
に記載されたものは、転写ベルトの自由端側は広く開放
されるが、回動支点側の開放度が狭くなるため、ジャム
処理を行いにくくなり、しかも、未定着のトナーが傾斜
する用紙から下方にこぼれ落ち、周囲を汚す問題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
略水平方向に用紙搬送路が設けられた本体と、それぞれ
異なる色のトナー画像が形成される感光体を有する複数
のプロセスユニットと、これらのプロセスユニットを前
記用紙搬送路の上部に対向させてこの用紙搬送路の用紙
搬送方向に沿わせた位置で着脱自在に保持する支持フレ
ームと、この支持フレームを前記用紙搬送路の用紙搬送
方向と直交する方向に上下回動自在に保持する回動支持
部とにより構成したカラー画像形成装置である。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、プロセスユニットを用紙搬送路に近接させ
る画像形成位置と、前記プロセスユニットを前記用紙搬
送路より僅かに離反させるプロセスユニット着脱位置
と、前記プロセスユニットを前記用紙搬送路の上方に大
きく退避させるジャム処理位置との少なくとも三位置
に、支持フレームを選択的に保持する保持機構を本体に
設けたカラー画像形成装置である。
【0007】請求項3記載の発明は、支持フレームを上
方に付勢する付勢手段と、前記支持フレームの一部に係
止されて前記支持フレームを画像形成位置に固定する第
一の係止体と、前記支持フレームの一部に係止されて前
記支持フレームをプロセスユニット着脱位置に固定する
第二の係止体と、前記第一及び第二の係止体を選択的に
変位させる操作部と、前記支持フレームをジャム処理位
置に支えるストッパ部とにより保持機構を構成したカラ
ー画像形成装置である。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、回動支持部を中
心に支持フレームを上方に回動させることにより、用紙
搬送路の上部が開放される。この場合、支持フレームの
回動方向は用紙搬送方向に沿う長手方向ではなく用紙搬
送方向と直交する方向となるため、用紙搬送路の上流側
から下流側にかけて均等に開放させることが可能とな
り、さらに、支持フレームは用紙搬送方向の長さより用
紙搬送方向と直交する方向の幅が短くなるため、比較的
大きな回動角度で回動させても自由端側の上昇高さを低
く抑えながら回動支持部側における用紙搬送路の上部を
開放することが可能となる。
【0009】請求項2記載の発明によれば、プロセスユ
ニットを用紙搬送路より僅かに離反させるプロセスユニ
ット着脱位置で支持フレームを保持機構によって保持す
ることにより、支持フレームの傾きを小さくした状態
で、支持フレームに対してプロセスユニットをさほど傾
けることなく容易に着脱することが可能となる。また、
プロセスユニットを用紙搬送路の上方に大きく退避させ
るジャム処理位置で支持フレームを保持機構によって保
持することにより、用紙搬送路の上部空間を広く開放す
ることが可能となる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、操作部の操
作により第一の係止体と支持フレームとの係止状態を解
除することにより、支持フレームを第二の係止体と係止
するプロセスユニット着脱位置まで付勢手段の付勢力で
上昇させることが可能となる。また、操作部の操作によ
り第二の係止体と支持フレームとの係止状態を解除する
ことにより、支持フレームをストッパ部で支えるジャム
処理位置まで付勢手段の付勢力で上昇させることが可能
となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1はカラー画像形成装置の本体であ
る。この本体1の底部には多数の用紙2を積層状態で収
納する給紙カセット3が着脱自在に設けられている。こ
の給紙カセット3の上部には、水平な用紙搬送路4が形
成されている。この用紙搬送路4の上流側には、手差用
の給紙路5と、前記給紙カセット3の先端から上方に湾
曲する給紙路6とが接続され、この給紙路6には、給紙
ローラ7により引き出される用紙2を搬送する搬送ロー
ラ8が回転自在に設けられている。また、用紙搬送路4
には、搬送ローラ9と、複数のローラ10,11に巻回
されたエンドレスの転写ベルト12とが配列されてい
る。さらに、用紙搬送路12の下流側は、水平方向に延
出する排紙路13と、本体1の上面に形成された排紙受
け14に向かう排紙路15とが接続されている。排紙路
13,15の分岐点と排紙路15とには複数の排紙ロー
ラ16が配列されている。なお、排紙路13,15の分
岐点には、用紙2を排紙路13又は15に選択的に導く
ための切替レバー(図示せず)が設けられている。
【0012】さらに、前記本体1には支持フレーム17
が設けられ、この支持フレーム17には、黒、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの四色に色分けされた四つのプロ
セスユニット18と、それぞれのプロセスユニット18
に対応する露光ユニット19とが手前側から引き出し自
在に装着されている。これらのプロセスユニット18
は、回転自在の感光体20と、この感光体20の表面に
電荷を与えて帯電させる帯電チャージャ(図示せず)
と、この帯電チャージャにより帯電された表面に露光ユ
ニット19から画像信号に対応する光を照射することに
より形成された静電潜像を現像する現像器21と、この
現像器21にトナーを補給するトナーカートリッジ22
と、感光体20上の残存トナーを払拭するクリーニング
ユニット(図示せず)と、次の画像を形成するために感
光体20の全表面を除電する除電ランプ(図示せず)と
よりなる。感光体20の下部は、本体1側に設けられた
転写ローラ23に対向配置されている。
【0013】図2に示すように、前記本体1の前面24
には前記支持フレーム17の前方を開閉する扉25が開
閉自在に設けられている。この扉25とは反対側の本体
1の後部には、支持フレーム17の後部の両端が回動支
持部である支点軸26により上下方向に回動自在に保持
されている。これらの支点軸26の回動軸心は前記用紙
搬送路4の用紙搬送方向と平行であり、支持フレーム1
7は用紙搬送方向と直交する矢印R方向に回動する。
【0014】そして、図1に示すように、前記本体1の
手前側には、前記用紙搬送路4の下方に配置されて前記
支持フレーム17を保持する保持機構27が設けられて
いる。この保持機構27は、図2を参照すれば、前記プ
ロセスユニット18を用紙搬送路4に近接させる画像形
成位置Aと、プロセスユニット18を用紙搬送路4より
僅かに離反させるプロセスユニット着脱位置Bと、プロ
セスユニット18を用紙搬送路4の上方に大きく退避さ
せるジャム処理位置Cとの少なくとも三位置に、支持フ
レーム17を選択的に保持するものである。
【0015】以下、この保持機構27の詳細について説
明する。この保持機構27は、支持フレーム17の両端
を上方に付勢する付勢手段であるガススプリング28
(図2参照)と、図1に示すように支持フレーム17の
支点軸26とは反対側の開放側に立設された一対のピン
29,30に係止されて支持フレーム17を画像形成位
置Aに固定する一対の第一の係止体31,32と、ピン
29,30に係止されて支持フレーム17をプロセスユ
ニット着脱位置Bに固定する第二の係止体33,34
と、支持フレーム17の下部中間部に対向配置された円
板状の回転自在の操作部35と、左側の第一の係止体3
1と操作部35とを連結するリンク36と、右側の第一
の係止体32と操作部35とを連結するリンク37と、
左方の第二の係止体33と操作部35とを連結するリン
ク38と、右方の第二の係止体34と操作部35とを連
結するリンク39と、支持フレーム17をジャム処理位
置に支えるストッパ部とよりなる。このストッパ部は図
2に示すガススプリング28によって実現される。すな
わち、ガススプリング28は伸び切ったときに、支持フ
レーム17をジャム処理位置(最上昇位置)に保持する
ストッパ部としての機能をも有する。勿論、付勢部材と
してコイルスプリングを用い、このコイルスプリングの
付勢力で回動する支持フレーム17の一部を、本体1側
のストッパ部としての固定物に当接させることにより、
支持フレーム17をジャム処理位置で支えるようにして
もよい。係止体31〜34の中心部は支軸40により回
動自在に保持されている。
【0016】図5(b)(c)に示すように、操作部3
5を時計方向又は反時計方向に回すことにより、リンク
36〜39はX方向に引っ張られたりX’方向に押され
たりする。ここで、図3に示すように、左方の第一の係
止体31は、リンク36がX方向に引っ張られたときに
支軸40を中心に反時計方向に回動し、リンク36が
X’方向に押されたときには変位することがないよう
に、リンク36の端部には第一の係止体31から立設す
るピン41を突出させる長孔42が形成されている。右
方の第一の係止体32とリンク37との連結構造は、左
方の第一の係止体31とリンク36との連結構造に対し
て対象となるが原理は同様である。
【0017】また、図4に示すように、左方の第二の係
止体33は、リンク38がX方向に引っ張られたときに
支軸40を中心に反時計方向に回動し、リンク38が
X’方向に押されたときには変位することがないよう
に、リンク38の端部には第二の係止体33から立設す
るピン43を突出させる長孔44が形成されている。右
方の第二の係止体34とリンク39との連結構造は、左
方の第二の係止体33とリンク38との連結構造に対し
て対象的となるが原理は同様である。なお、第二の係止
体33,34から立設されたピン43を逃がすために、
図3に示すように、第一の係止体31,32には支軸4
0を中心とする半径に沿って弧状の長孔45が形成され
ている。
【0018】このような構成において、通常は、図1及
び図5(a)に示すように、操作部35を中立位置に維
持する。この状態では、第一の係止体31,32が支持
フレーム17の一部(ピン29,30)に係止されるた
め、支持フレーム17は最下降位置である画像形成位置
A(図2参照)に保持される。
【0019】プロセスユニット18を点検したり交換す
る場合には、図2に示すように本体1の扉25を手前に
開ける。続いて、図5(b)に示すように、操作部35
を時計方向に回す。これにより、リンク36,37が操
作部35によってX方向に引っ張られるため、左方の第
一の係止体31は支軸40を中心に反時計方向に回動し
てピン29から外れ、右方の第一の係止体32は支軸4
0を中心に時計方向に回動してピン30から外れる。こ
の外れた瞬間に、支持フレーム17はガススプリング2
8の付勢力により支点軸26を中心に上方に回動し、ピ
ン29,30が第二の係止体33,34に係止されるた
め、プロセスユニット着脱位置B(図2参照)で停止さ
れる。この場合、リンク38,39は操作部35により
X’方向に押されるが、第二の係止体33,34は、ピ
ン43がリンク38,39の長孔44内を相対的に移動
するため回動することはない。
【0020】この状態では、支持フレーム17の傾きが
少ないため、プロセスユニット18を略水平にした状態
で、支持フレーム17に対して着脱することができる。
特に、支持フレーム17にプロセスユニット18を装着
する場合には、プロセスユニット18が支持フレーム1
7の後部に向けて勢いよく滑落するようなことがないた
め、プロセスユニット18が支持フレーム17の内部に
衝突するようなことを防止することができる。露光ユニ
ット19の扱いについてもプロセスユニット18の場合
と同様のことが言える。
【0021】また、画像形成時にジャムが発生した場合
には、扉25を開き、図5(c)に示すように操作部3
5を反時計方向に回す。これにより、リンク38,39
が操作部35によってX方向に引っ張られるため、左方
の第二の係止体33は支軸40を中心に反時計方向に回
動してピン29から外れ、右方の第二の係止体34は支
軸40を中心に時計方向に回動してピン30から外れ
る。この外れた瞬間に、支持フレーム17はガススプリ
ング28の付勢力により支点軸26を中心に上方に大き
く回動し、ガススプリング28が伸び切った最上昇位置
となるジャム処理位置C(図2参照)で停止される。こ
の場合、リンク36,37は操作部35によりX’方向
に押されるが、第一の係止体31,32は、ピン41が
リンク36,37の長孔42内を相対的に移動するため
回動することはない。
【0022】このように、支持フレーム17の回動方向
は用紙搬送方向に沿う長手方向ではなく用紙搬送方向と
直交する方向となるため、用紙搬送路4の上流側から下
流側にかけて均等に開放させることができる。さらに、
支持フレーム17は用紙搬送方向の長さより用紙搬送方
向と直交する方向の幅が短くなるため、比較的大きな回
動角度で回動させても自由端側の上昇高さを低く抑えな
がら支点軸26側における用紙搬送路4の上部を開放す
ることができる。これにより、ジャム処理を容易にする
ことができる。さらに、支持フレーム17の自由端側の
上昇高さが抑制されるため、プロセスユニット18のメ
ンテナンスも容易となる。
【0023】また、一つの操作部35の操作方向を選択
するだけで第一の係止体31,32又は第二の係止体3
3,34を選択的に回動させ、支持フレーム17を所望
の位置に固定することができるため、操作性がよく、構
造も簡略化される。なお、支持フレーム17の中央部を
それぞれ一つの第一、第二の係止体で保持するようにす
れば、第一及び第二の係止体を遠隔操作する必要がなく
なるため、第一及び第二の係止体を直接操作部に連結し
てさらに構造を簡略化することが可能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数のプ
ロセスユニット保持する支持フレームを用紙搬送方向と
直交する方向に上下回動自在に保持する回動支持部を設
けたので、支持フレームを上方に回動させた場合に用紙
搬送路の上流側から下流側にかけて均等に開放させるこ
とができ、さらに、支持フレームは用紙搬送方向の長さ
より用紙搬送方向と直交する方向の幅が短くなるため、
比較的大きな回動角度で回動させても自由端側の上昇高
さを低く抑えながら回動支持部側における用紙搬送路の
上部を開放することができる。これにより、ジャム処理
を容易にすることができ、さらに、支持フレームの自由
端側の上昇高さが低く抑えられるため、プロセスユニッ
トの着脱操作を容易に行うことができる。
【0025】請求項2記載の発明は、プロセスユニット
を用紙搬送路に近接させる画像形成位置と、プロセスユ
ニットを用紙搬送路より僅かに離反させるプロセスユニ
ット着脱位置と、プロセスユニットを用紙搬送路の上方
に大きく退避させるジャム処理位置との少なくとも三位
置に、支持フレームを選択的に保持する保持機構を本体
に設けので、プロセスユニットをプロセスユニット着脱
位置で支持フレームを保持機構で保持することにより、
支持フレームの傾きを小さくした状態で、支持フレーム
に対してプロセスユニットをさほど傾けることなく着脱
することができ、これにより、プロセスユニットをさほ
ど傾けることなく支持フレームに対して着脱することが
できる。また、プロセスユニットを装着する場合には、
支持フレームの内部に勢いよく滑落するようなことがな
く、したがって、プロセスユニットに衝撃を与えること
に起因する障害を取り除くことができる。また、ジャム
処理位置で支持フレームを保持機構で保持することによ
り、用紙搬送路の上部空間を広く開放することができ、
これにより、ジャム処理を容易に行うことができる。し
かも、用紙搬送路を傾ける必要がないため、未定着のト
ナーが用紙に付着している場合でも、トナーを周囲にこ
ぼすことなく用紙を取り出すことができる。
【0026】請求項3記載の発明は、支持フレームを上
方に付勢する付勢手段と、支持フレームの一部に係止さ
れて支持フレームを画像形成位置に固定する第一の係止
体と、支持フレームの一部に係止されて支持フレームを
プロセスユニット着脱位置に固定する第二の係止体と、
第一及び第二の係止体を選択的に変位させる操作部と、
支持フレームをジャム処理位置に支えるストッパ部とに
より保持機構を構成したので、操作部の操作により第一
の係止体と支持フレームとの係止状態を解除することに
より、支持フレームを第二の係止体と係止するプロセス
ユニット着脱位置まで付勢手段の付勢力で上昇させるこ
とができ、また、操作部の操作により第二の係止体と支
持フレームとの係止状態を解除することにより、支持フ
レームをストッパ部で支えるジャム処理位置まで付勢手
段の付勢力で上昇させることができる。これにより、一
つの操作部の操作方向を選択するだけで第一の係止体又
は第二の係止体を選択的に回動させ、支持フレームを所
望の位置に固定することができ、したがって、操作性を
向上させるとともに構造を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカラー画像形成装置
の内部構造を正面から見た説明図である。
【図2】本体を側面から見て支持フレームの回動支持構
造を示すもので説明図である。
【図3】第一の係止体とリンクとの関係を示す正面図で
ある。
【図4】第二の係止体とリンクとの関係を示す正面図で
ある。
【図5】保持機構の動作を示すもので、(a)は支持フ
レームを画像形成位置で保持する状態を示す正面図、
(b)は支持フレームをプロセスユニット着脱位置で保
持する状態を示す正面図、(c)は支持フレームをジャ
ム処理位置で保持する状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 本体 4 用紙搬送路 17 支持フレーム 18 プロセスユニット 20 感光体 26 回動支持部 27 保持機構 28 付勢部材、ストツパ部 31,32 第一の係止体 33,34 第二の係止体 35 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平方向に用紙搬送路が設けられた本
    体と、それぞれ異なる色のトナー画像が形成される感光
    体を有する複数のプロセスユニットと、これらのプロセ
    スユニットを前記用紙搬送路の上部に対向させてこの用
    紙搬送路の用紙搬送方向に沿わせた位置で着脱自在に保
    持する支持フレームと、この支持フレームを前記用紙搬
    送路の用紙搬送方向と直交する方向に上下回動自在に保
    持する回動支持部とよりなることを特徴とするカラー画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 プロセスユニットを用紙搬送路に近接さ
    せる画像形成位置と、前記プロセスユニットを前記用紙
    搬送路より僅かに離反させるプロセスユニット着脱位置
    と、前記プロセスユニットを前記用紙搬送路の上方に大
    きく退避させるジャム処理位置との少なくとも三位置
    に、支持フレームを選択的に保持する保持機構を本体に
    設けたことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 支持フレームを上方に付勢する付勢手段
    と、前記支持フレームの一部に係止されて前記支持フレ
    ームを画像形成位置に固定する第一の係止体と、前記支
    持フレームの一部に係止されて前記支持フレームをプロ
    セスユニット着脱位置に固定する第二の係止体と、前記
    第一及び第二の係止体を選択的に変位させる操作部と、
    前記支持フレームをジャム処理位置に支えるストッパ部
    とにより保持機構を構成したことを特徴とする請求項2
    記載のカラー画像形成装置。
JP7035774A 1995-02-24 1995-02-24 カラー画像形成装置 Pending JPH08234534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7035774A JPH08234534A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 カラー画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7035774A JPH08234534A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 カラー画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08234534A true JPH08234534A (ja) 1996-09-13

Family

ID=12451240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7035774A Pending JPH08234534A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 カラー画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08234534A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006235528A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Oki Data Corp 画像記録装置
JP2006349780A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2007148410A (ja) * 2006-11-27 2007-06-14 Kyocera Mita Corp 開閉機構
JP2010002827A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2010277111A (ja) * 2010-09-13 2010-12-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006235528A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Oki Data Corp 画像記録装置
JP2006349780A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2007148410A (ja) * 2006-11-27 2007-06-14 Kyocera Mita Corp 開閉機構
JP4540121B2 (ja) * 2006-11-27 2010-09-08 京セラミタ株式会社 開閉機構
JP2010002827A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US8055152B2 (en) 2008-06-23 2011-11-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having movable drawer detachably supporting a plurality of process cartridges
JP2010277111A (ja) * 2010-09-13 2010-12-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7257351B2 (en) Detaching/attaching mechanism and image forming device
US4386841A (en) Image-forming device having a photosensitive member
US7574158B2 (en) Fixing device, and image forming apparatus provided with fixing device
EP1752835B1 (en) Image Forming Apparatus and Sheet Conveyance Apparatus for Improving Jam-Handling Capability
JP2008308329A (ja) 画像形成装置
US7460814B2 (en) Image device having an opening/closing cover
JP5201894B2 (ja) 画像形成装置
JPH02149861A (ja) 画像形成装置
US8116663B2 (en) Image forming apparatus with a secondary-transfer-roller releasing mechanism
JPH08234534A (ja) カラー画像形成装置
JP5515711B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5585067B2 (ja) 着脱ユニットおよび画像形成装置
US4903076A (en) Image forming apparatus having stationary upper unit and pivotable lower unit
JP2628419B2 (ja) 両面印刷装置
JP4864480B2 (ja) 画像形成装置
JP4410785B2 (ja) ユニット操作装置および画像形成装置
JP5532894B2 (ja) 画像形成装置
JP7501204B2 (ja) 画像形成装置
JPH06175420A (ja) ユニット装置,ユニット位置決め方法,及び画像形成装置
JP2005043809A (ja) 画像形成装置
JPH09190029A (ja) 排紙装置及びこれを備える画像形成装置
JP2003241616A (ja) 画像形成装置
JP5640368B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JPS63149655A (ja) 画像生成機
JP4664876B2 (ja) ユニット支持装置および画像形成装置