JPH08233407A - 満液式蒸発器 - Google Patents

満液式蒸発器

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Publication number
JPH08233407A
JPH08233407A JP3866995A JP3866995A JPH08233407A JP H08233407 A JPH08233407 A JP H08233407A JP 3866995 A JP3866995 A JP 3866995A JP 3866995 A JP3866995 A JP 3866995A JP H08233407 A JPH08233407 A JP H08233407A
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JP
Japan
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liquid
shell
partition
cooling tube
pipe
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Application number
JP3866995A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Masuda
潔 増田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/02Details of evaporators
    • F25B2339/024Evaporators with refrigerant in a vessel in which is situated a heat exchanger
    • F25B2339/0242Evaporators with refrigerant in a vessel in which is situated a heat exchanger having tubular elements

Abstract

(57)【要約】 【目的】各冷却チューブ2に積極的に気泡を接触させ
て、その撹乱効果を広範囲に引き出すこととし、同時に
液ミストが外部に流出するのを低減し、十分な過熱度を
確保すると共に液バックを防止しながら、熱伝達率を十
分に高める。 【構成】シェル1内の液上層部に、比較的高温の水が流
れる冷却チューブ2の入口パス21を配管して液ミスト
を抑え、シェル1内の液下層部に、次に温度の高い水が
流れる入口パス21の次段パス22を配管して気泡の発
生を促進し、シェル1内の液中間層部に、温度低下が進
んだ冷水が流れる出口側のパス23,24を配管して下
部で発生した気泡をその管面に当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として冷凍機に適用
される満液式蒸発器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種満液式蒸発器は、実公平2
−7415号公報に開示され且つ図15に概略的に示す
ように、被蒸発液体たる低圧液冷媒を開放するシェルS
と、このシェルSの内部に多数配管する冷房用水通水用
の冷却チューブ群Tとを備えている。そして、冷却チュ
ーブ群Tにおける入口パス群JをシェルS内の液下層部
に、出口パス群OをシェルS内の液上層部にそれぞれ配
管し、冷房用水をシェルS内の液下層部と熱交換させた
後、液上層部と熱交換させるようにしている。
【0003】又、特開平6−300369号公報に記載
のものでは、図16に概略的に示すように、冷却チュー
ブ群Tにおける入口パス群JをシェルS内の液上層部
に、出口パス群OをシェルS内の液下層部にそれぞれ配
管し、冷房用水をシェルS内の液上層部と熱交換させた
後、液下層部と熱交換させるようにしている。
【0004】更に、特公平3−11400号公報に記載
のものでは、図17に概略的に示すように、冷却チュー
ブ群Tにおける入口パス群JをシェルS内の液層部左右
一側に、出口パス群OをシェルS内の液層部左右他側に
それぞれ配管し、冷房用水をシェルS内の液層部に水平
方向に流して熱交換させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図15に示したもので
は、液下層部に入口パス群Jが配管されており、この入
口パス群Jに流れる比較的高温の冷房用水により、液冷
媒の蒸発作用を活発化でき、液下層部で多量の気泡を生
じさせることができ、液上層部の出口パス群O周りにも
多量の気泡を接触させることができる。このため、気泡
による撹乱効果で全体の熱伝達率を向上させることがで
きる。しかしながら、反面、ガス取出口に近い液上層部
には、出口パス群Oが配管され、温度低下が進んだ冷水
と液冷媒とが熱交換することになるため、液面上部の浮
遊ミストを完全になくすることは困難であり、蒸発ガス
中の液ミストを十分にとることができないと共に、一部
の液が外部に流出して圧縮機側に液バックする問題が起
こる。
【0006】一方、図16に示したものでは、図15の
ものとは逆に、液上層部には、比較的高温の冷房用水が
流れる入口パス群Jが配管されているため、液バック量
を低減できるが、反面、液下層部は温度低下が進んだ冷
水が流れる出口パス群Oが配管されているため、気泡の
発生量が少なく、気泡による撹乱効果を期待できず、熱
伝達率を十分高めることができない問題がある。
【0007】更に、図17に示したものでは、液層部の
高さ方向のパスが単段となり、各パスJ,O周りで発生
する気泡を上方に円滑に抜くことができ、しかも、気泡
の発生量が多い入口パス群J側でも、その液上層部に流
れる比較的高温の冷房用水により液ミストを低減するこ
とができ、好都合である。しかしながら、依然として、
出口パス群Oの周りに気泡による撹乱効果を生じさせる
ことは期待できないため、熱伝達率が低い問題がある。
【0008】本発明では、各冷却チューブに積極的に気
泡を接触させることにより熱伝達率が向上できる点に着
目して、気泡による撹乱効果を広範囲に引き出すことと
し、同時に液ミストが外部に流出するのを低減し、液バ
ックを防止しながら、熱伝達率を十分に高めることがで
きる満液式蒸発器を提供することをその主目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記主目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、図1,図2等に示
すように、被蒸発液体を開放するシェル1と、このシェ
ル1の内部に配管する多数本の冷却チューブ2を備えた
満液式蒸発器において、冷却チューブ2における出口側
配管周りに接する気泡量を増大させる気泡増大手段3
と、シェル1から流出する液量を低減する液流出量低減
手段4とを備えている構成にした。
【0010】請求項2記載の発明は、気泡増大手段3及
び液流出量低減手段4を、冷却チューブ2のパスの配管
構成により実現するものであって、図1及び図2に明示
するように、シェル1内の液上層部に、冷却チューブ2
の入口パス21を、シェル1内の液下層部に、入口パス
21の次段パス22を、シェル1内の液中間層部に、出
口側のパス23,24をそれぞれ配管している構成にし
た。
【0011】請求項3記載の発明は、気泡増大手段3及
び液流出量低減手段4を、冷却チューブ2のパスの配管
構成により実現する他の例であって、図5及び図6に明
示するように、シェル1内の液上層部及び液下層部に、
冷却チューブ2の入口パス21a,21bを並列状に配
管していると共に、シェル1内の液中間層部に、入口パ
ス21a,21bの下流段側の出口側パス23,24を
配管している構成にした。
【0012】請求項4記載の発明は、気泡増大手段3及
び液流出量低減手段4を、シェル1内における空間の区
画構造により実現するものであって、図9〜図13に示
すように、シェル1の内部に、冷却チューブ2の配管領
域を区画する区画体5を設けていると共に、この区画体
5で区画する区画配管領域の外方に、ガスの流路を反転
させてガス取出口12に導く流路反転制御体6を設け
た。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、更にその具体的な一構造例を提示するもの
であって、図9に示すように、区画体5が、シェル1の
横断面中央を挟んで左右に配設する一対の仕切板51,
51から成り、流路反転制御体6が、冷却チューブ2の
区画領域上方に臨む天板61と、各仕切板51,51の
反区画側の側面に臨む左右一対の張出板62,62とか
ら成る構成にした。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明において、更にその具体的な他の構造例を提示するも
のであって、図10に示すように、区画体5が、シェル
1の内面との間で冷却チューブ2の配管領域を区画する
仕切板52から成り、流路反転制御体6が、冷却チュー
ブ2の区画領域上方に臨む天板63と、仕切板52の反
区画側の側面に臨む張出板64とから成る構成にした。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項4記載の発
明において、更にその具体的なその他の構造例を提示す
るものであって、図11に示すように、区画体5が、シ
ェル1の内面との間で冷却チューブ2の配管領域を区画
する仕切板53から成り、流路反転制御体6が、シェル
1の上方から下方に張出して仕切板53の反区画側の側
面に臨む張出板65から成る構成にした。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項4〜請求項
7何れかに記載の発明において、シェル1内における冷
却チューブ2の非配管領域の空所を利用して油戻し機構
をコンパクトに構成するため、図12及び図13に示す
ように、ガス取出口12に連続するガス取出管7が、流
路を上下方向に反転させる流路反転管70から成り、こ
の流路反転管70を、シェル1内における冷却チューブ
2の非配管側空所に突入状に配設していると共に、流路
反転管70の下部流路反転部とシェル1の下方部との間
を油戻し管8で接続している構成にした。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、その構成の簡易化を図るため、図12に示
すように、反転流路管70が、U字管71であるものと
した。
【0018】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
発明において、その構成の一層のコンパクト化を図るた
め、図13に示すように、流路反転管70が、ガス取出
口12を端部にもつ外管72aとこの外管72aの内部
に突入する内管72bとをもつ二重管72であるものと
した。
【0019】請求項11記載の発明は、気泡増大手段3
及び液流出量低減手段4を、冷却チューブ2のパスの配
管構成、並びに、シェル1内に開放する被蒸発液体に含
まれる初期気泡の有効利用により実現するものであっ
て、図14に示すように、シェル1内の液層部に、冷却
チューブ2の各パス21,22,23,24を、シェル
1の横断面左右方向に並設していると共に、冷却チュー
ブ2の下方に、液取入口11から取入れる被蒸発液体を
出口側パス24に向けて流出させる開口部91をもつ分
流板9を配設した。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明では、図1,図2等に示す
ように、被蒸発液体はシェル1の内部に開放され、冷却
チューブ2に流れる被冷却媒体と熱交換し、この被冷却
媒体から蒸発潜熱を奪い取って蒸発する。この蒸発に伴
い、冷却チューブ2に流れる被冷却媒体は冷されてい
き、入口側の温度に対し、出口側の温度が低下してい
く。冷却チューブ2の出口側に流れる被冷却媒体の温度
は低く、蒸発のための熱源として小さいため、この出口
配管周りで新たに発生する気泡量は本来的には少ない。
しかしながら、気泡増大手段3により、この出口側配管
周りに接する気泡量が増大されるため、少ない気泡発生
量を補って、その伝熱管表面に活発に気泡を当てること
ができ、気泡による撹乱効果によって冷却チューブ2表
面の熱的な境界層を打ち破り、この部分での熱伝達率を
向上させることができる。一方、冷却チューブ2周りに
おける本来的に気泡の少ない部分の気泡量を増大する
も、液流出量低減手段4により、シェル1から外部に流
出する液量は低減される。従って、液バックの防止が図
れながら、本来的には気泡による撹乱効果の少ない部分
の熱伝達率を改善したから、全体の熱伝達率を十分に高
めることができ、蒸発能力を大きくすることができる。
【0021】請求項2記載の発明では、図1及び図2に
明示するように、冷却チューブ2の入口パス21に流れ
る比較的高温の被冷却媒体と、シェル1内における液上
層部とが熱交換するため、液面近くにおいて被蒸発液体
のガス化を十分に促進することができ、液面上部に浮遊
する液ミスト量を低減でき、液バックの防止が図られ
る。入口パス21の次に温度の高い被冷却媒体が流れ、
被蒸発液体を蒸発させるのに必要な熱量を十分に保有す
る次段パス22は、シェル1内の液下層部に配管されて
いるため、この次段パス22の配管周りでの蒸発作用を
活発にでき、多量の気泡を発生させることができる。温
度低下が進んだ被冷却媒体が流れ、本来的に気泡の発生
が少ない出口側のパス23,24は、シェル1内の液中
間層部すなわち気泡の発生量が多い次段パス22の上部
側に配置されているため、下から上ってくる気泡がこの
出口側パス23,24の管表面に当たり、本来的には少
ない気泡発生量を補って、出口側パス23,24での気
泡撹乱効果を高めることができ、熱伝達率を向上するこ
とができる。
【0022】請求項3記載の発明では、図5及び図6に
明示するように、シェル1内の液上層部には、冷却チュ
ーブ2の一方側の入口パス21aが配管されており、液
上層部は、この入口パス21aに流れる比較的高温の被
冷却媒体と熱交換するため、液面近くにおいて被蒸発液
体のガス化を十分に促進することができ、液面上部に浮
遊する液ミスト量を低減でき、十分な過熱度の確保と液
バックの防止が図られる。シェル1内の液下層部には、
冷却チューブ2の他方側の入口パス21bが配管されて
おり、液下層部は、この入口パス21bに流れる比較的
高温の被冷却媒体と熱交換するため、液下層部における
蒸発作用を活発にでき、多量の気泡を発生させることが
できる。温度低下が進んだ被冷却媒体が流れ、本来的に
気泡の発生が少ない出口側のパス23,24は、シェル
1内の液中間層部すなわち気泡の発生量が多い次段パス
22の上部側に配置されているため、下から上ってくる
気泡がこの出口側パス23,24の管表面に当たり、本
来的には少ない気泡発生量を補って、出口側パス23,
24での気泡撹乱効果を高めることができ、熱伝達率を
向上することができる。
【0023】請求項4記載の発明では、図9〜図13に
示すように、区画体5により、冷却チューブ2の配管領
域が、シェル1の内部空間に対し狭い領域に区画され
る。このため、冷却チューブ2の周りに接触する気泡量
を相対的に高めることができ、本来的には気泡の発生量
が少ない冷却チューブ2の管表面にも多くの気泡を接触
させることができ、熱伝達率を向上することができる。
区画体5によって沸騰液面が狭められることにより、浮
遊液ミスト量が増えたとしても、ガス取出口12に至る
までの間に、液ミストは流路反転制御体6による流路の
反転により払い落され、液の流出が抑制される。このた
め、液バックの防止も図られる。更に、流路反転制御体
6は、区画体5で区画する区画配管領域の外方に空く空
所を利用して配設されるため、全体の構成が大型化する
のも防止できる。
【0024】請求項5記載の発明では、図9に示すよう
に、区画体5を構成する左右一対の仕切板51,51
と、該各仕切板51,51の反区画側の側面に臨む流路
反転制御体6を構成する左右一対の張出板62,62と
により、シェル1内の横断面左右2か所において、取出
しガスの反転流路を形成することができ、液の流出量を
効果的に低減することができる。
【0025】請求項6記載の発明では、図10に示すよ
うに、区画体5を構成する仕切板52とシェル1の内面
との間に、冷却チューブ2の配管領域を区画することが
できる。このため、構成部材数を少なくでき、構成を簡
易化することができる。
【0026】請求項7記載の発明では、図11に示すよ
うに、区画体5を構成する仕切板53とシェル1の内面
との間に、冷却チューブ2の配管領域を区画することが
できる。又、流路反転制御体6は天板のない構造であ
る。このため、一層の構成の簡易化を図ることができ
る。
【0027】請求項8記載の発明では、図12及び図1
3に示すように、区画体5により区画した冷却チューブ
2の配管領域に隣には、空所が隣接しており、この空所
に、ガス取出管7を構成する流路反転管70を突入させ
て配設しているから、油回収のためのトラップ構造をコ
ンパクトに形成することができる。トラップを構成する
流路反転管70の下部流路反転部とシェル1の下方部と
の間を油戻し管8で接続しているから、シェル1の下方
部に溜る油は、流路反転管70における反転部での速い
流速によって引っ張られ、圧縮機側に回収されることに
なる。又、油戻し管8を反転下流側に接続することによ
り、より低い圧力の箇所に油が流出するため、油戻しの
ための液ヘッド差を小さくすることができる。
【0028】請求項9記載の発明では、図12に示すよ
うに、流路反転管70を最もポピューラーなU字管71
により構成したから、それだけ構成を簡易化することが
できる。
【0029】請求項10記載の発明では、図13に示す
ように、流路反転管70を外管72aと内管72bとを
もつ二重管72により構成したから、反転部分の構成を
コンパクトにでき、構成の一層のコンバクト化が図れ
る。
【0030】請求項11記載の発明では、図14に示す
ように、液層部の高さ方向のパスが単段となり、気泡の
発生量が多い入口パス21側でも、その液上層部に流れ
る比較的高温の被冷却媒体により液ミストを低減でき
る。シェル1の液取入口11から取入れる被蒸発液体
は、100%飽和液の状態であるのは稀で、膨張弁で減
圧されるため、多少の気泡が初期含有されている。冷凍
機においては、その低圧液冷媒の乾き度は、0.2前後
である。シェル1の液取入口11から取入れた被蒸発液
体は、分流板9の開口部91を介して気泡の発生量が少
ない出口側のパス24に向けて流出され、被蒸発液体に
初期含有する気泡を出口側のパス24に当てることがで
きる。出口側のパス24では、被冷却媒体の温度が低
く、液上層部における液ミストの低減効果も小さいが、
そもそも、この出口側パス24の管表面において新たに
発生する気泡量も少なく、しかも、液層部の高さ方向の
パスは単段であって気泡の抜けも良好であるため、初期
含有する気泡を積極的に当てても、このことによる液ミ
ストの増大は殆ど問題にならない。従って、本来的に気
泡の発生量が少ない出口側のパス24周りで気泡による
撹拌効果が増加される分だけ、全体として熱伝達率を向
上することができる。
【0031】
【実施例】図1〜図4は第1実施例を示す。1は、円筒
を呈する横形のシェルであり、このシェル1の長手方向
中央下部には液取入口11を、その上部にはガス取出口
12をそれぞれ設けている。液取入口11には、圧縮、
凝縮、膨張を経た後の低圧液冷媒を導くこととしてお
り、シェル1の内部で蒸発させた低圧ガス冷媒を、ガス
取出口12から取り出して圧縮機に戻すようにしてい
る。液取入口11の対向側には、多数の空孔をもつ分流
板90を配置しており、シェル1内に取り入れる液をシ
ェル1の長手方向に均一に開放できるようにしている。
【0032】シェル1の内部には、左右の管板13,1
4を介して、被冷却媒体たる冷房用水を流す多数本の冷
却チューブ2を配管している。この冷却チューブ2は、
1パスをそれぞれ4本の冷却チューブ2で構成してお
り、入口パス21から、その次段パス22、更にその下
流側に接続する初段出口パス23及び後段出口パス24
の合計4パスから成っている。冷房用水は、前蓋15に
設ける入口室15aに導入されて入口パス21を通り、
後蓋16の第1リターン室16aで折り返して次段パス
22に流れる。続いて、前蓋15のリターン室15bで
折り返して初段出口パス23を通り、後蓋16の第2リ
ターン室16bで折り返して後段出口パス24に流れ、
最終的に前蓋15の出口室15cから取り出される。
【0033】以上の構成において、冷却チューブ2にお
ける出口側配管周りに接する気泡量を増大させる気泡増
大手段3と、シェル1から流出する液量を低減する液流
出量低減手段4とを設ける。
【0034】具体的に、気泡増大手段3及び液流出量低
減手段4は、冷却チューブ2のパスの配管構成により実
現することとしており、シェル1内の液上層部に、冷却
チューブ2の入口パス21を、シェル1内の液下層部
に、入口パス21の次段パス22を、シェル1内の液中
間層部に、管内水温の低下順に配管位置を順次高位置に
なるように、出口側のパス23,24をそれぞれ配管し
ている。出口側のパス23,24の関係も、比較的気泡
の発生量が多い初段出口パス23を、後段出口パス24
に対し下段に設置しているため、後段出口パス24の本
来的に小さな熱伝達率を向上することができる。
【0035】図5〜図8は第2実施例を示し、このもの
は、シェル1内の液上層部及び液下層部に、冷却チュー
ブ2の入口パス21a,21bを並列状に配管している
と共に、シェル1内の液中間層部に、入口パス21a,
21bの下流段側の出口側パス23,24を配管してい
る。
【0036】各入口パス21a,21bはそれぞれ4本
の冷却チューブ2で構成しており、この入口パス21
a,21bの下流段側に位置する出口側パス23又は2
4の一パスを構成する配管本数は、液上層部及び液下層
部に配管する入口パス21a,21bの総本数である8
本構成としている。
【0037】図5〜図8に示す第2実施例では、その冷
房用水は、前蓋17に設ける入口室17aに導入されて
各入口パス21a,21bを通り、後蓋18のリターン
室18aで折り返して初段出口パス23に流れる。続い
て、前蓋17のリターン室17bで折り返して後段出口
パス24に流れ、最終的に後蓋18の出口室18bから
取り出される。
【0038】図9は第3実施例を示し、このものは、気
泡増大手段3及び液流出量低減手段4を、シェル1内に
おける空間の区画構造により実現するものであって、シ
ェル1の内部に、冷却チューブ2の配管領域を区画する
区画体5を設けていると共に、この区画体5で区画する
区画配管領域の外方に、ガスの流路を反転させてガス取
出口12に導く流路反転制御体6を設けている。
【0039】更に具体的には、区画体5は、シェル1の
横断面中央を挟んで左右に配設する一対の仕切板51,
51から成り、流路反転制御体6は、冷却チューブ2の
区画領域上方に臨む天板61と、各仕切板51,51の
反区画側の側面に臨む左右一対の張出板62,62とか
ら成る構成にしている。各仕切板51,51の下部に
は、液戻し小孔51a,51aを開口している。
【0040】図10は第4実施例を示し、このものは、
第3実施例と異なり、区画体5が、シェル1の内面との
間で冷却チューブ2の配管領域を区画する仕切板52か
ら成り、流路反転制御体6が、冷却チューブ2の区画領
域上方に臨む天板63と、仕切板52の反区画側の側面
に臨む張出板64とから成る構成にしている。52aは
液戻し小孔である。
【0041】図11は第5実施例を示し、このものは、
第3,第4実施例と異なり、区画体5が、シェル1の内
面との間で冷却チューブ2の配管領域を区画する仕切板
53から成り、流路反転制御体6が、シェル1の上方か
ら下方に張出して仕切板53の反区画側の側面に臨む張
出板65から成る構成にしている。53aは液戻し小孔
である。
【0042】図12は第6実施例を示し、このものは、
シェル1内における冷却チューブ2の非配管領域の空所
を利用して油戻し機構をコンパクトに構成するものであ
り、ガス取出口12に連続するガス取出管7が、流路を
上下方向に反転させるU字管71で構成する流路反転管
70から成り、この流路反転管70たるU字管71を、
シェル1内における冷却チューブ2の非配管側空所に突
入状に配設していると共に、このU字管71の下部流路
反転部とシェル1の下方部との間を油戻し管8で接続し
ている構成にしている。
【0043】図13は第7実施例を示し、このものは、
第6実施例とのものと異なり、流路反転管70を、ガス
取出口12を端部にもつ外管72aとこの外管72aの
内部に突入する内管72bとをもつ二重管72で構成し
ている。
【0044】図14は第8実施例を示し、このものは、
気泡増大手段3及び液流出量低減手段4を、冷却チュー
ブ2のパスの配管構成、並びに、シェル1内に開放する
被蒸発液体に含まれる初期気泡の有効利用により実現す
るものであって、シェル1内の液層部に、冷却チューブ
2の各パス21,22,23,24を、シェル1の横断
面左右方向に並設していると共に、冷却チューブ2の下
方に、液取入口11から取入れる被蒸発液体を出口側パ
ス24に向けて流出させる開口部91をもつ分流板9を
配設している。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、液バック
の防止が図れながら、本来的に気泡による撹乱効果の少
ない部分の熱伝達率を改善でき、全体の熱伝達率を十分
に高めることができ、蒸発能力を大きくすることができ
る。
【0046】請求項2記載の発明によれば、液層部の上
部から下部、下部から中間部へと被冷却媒体を流すパス
の配管構成により、所期の目的を良好に達成できる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、液層部の上
下の並行部分から中間部へと被冷却媒体を流すパスの配
管構成により、所期の目的を良好に達成できる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、区画体5と
反転流路制御体6とにより、所期の目的を良好に達成で
きる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載のものにおいて、液ミストの分離をシェル1内の2か
所において行え、液の流出量を効果的に低減できる。
【0050】請求項6記載の発明によれば、請求項4記
載のものにおいて、構成部材数を少なくでき、構成を簡
易化できる。
【0051】請求項7記載の発明によれば、請求項4記
載のものにおいて、一層の構成の簡易化を図ることがで
きる。
【0052】請求項8記載の発明によれば、請求項4〜
請求項7何れかに記載のものにおいて、更に油戻し機構
をコンパクトに構成できる。
【0053】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載のものにおいて、U字管71により構成の簡易化が図
れる。
【0054】請求項10記載の発明によれば、請求項8
記載のものにおいて、二重管72により、構成の一層の
コンパクト化が図れる。
【0055】請求項11記載の発明によれば、被冷却媒
体の水平方向の流通と分流板9とにより、所期の目的を
良好に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る満液式蒸発器の第1実施例を示す
断面図。
【図2】同図1におけるA,A線での断面図。
【図3】同図1におけるB,B線での断面図。
【図4】同図1におけるC,C線での断面図。
【図5】同第2実施例の断面図。
【図6】同図5におけるD,D線での断面図。
【図7】同図5におけるE,E線での断面図。
【図8】同図5におけるF,F線での断面図。
【図9】同第3実施例の断面図。
【図10】同第4実施例の断面図。
【図11】同第5実施例の断面図。
【図12】同第6実施例の断面図。
【図13】同第7実施例の断面図。
【図14】同第8実施例の断面図。
【図15】従来の第1技術の模式的断面図。
【図16】従来の第2技術の模式的断面図。
【図17】従来の第3技術の模式的断面図。
【符号の説明】
1;シェル、11;液取入口、12;ガス取出口、2;
冷却チューブ、21,21a,21b;入口パス、2
2;次段パス、23,24;出口側パス、3;気泡増大
手段、4;液流出量低減手段、5;区画体、51,5
2,53;仕切板、6;流路反転制御体、61,63;
天板、62,64,65;張出板、7;ガス取出管、7
0;流路反転管、71;U字管、72;二重管、72
a;外管、72b;内管、8;油戻し管、9;分流板、
91;開口部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被蒸発液体を開放するシェル(1)と、
    このシェル(1)の内部に配管する多数本の冷却チュー
    ブ(2)を備えた満液式蒸発器において、冷却チューブ
    (2)における出口側配管周りに接する気泡量を増大さ
    せる気泡増大手段(3)と、シェル(1)から流出する
    液量を低減する液流出量低減手段(4)とを備えている
    ことを特徴とする満液式蒸発器。
  2. 【請求項2】 シェル(1)内の液上層部に、冷却チュ
    ーブ(2)の入口パス(21)を、シェル(1)内の液
    下層部に、入口パス(21)の次段パス(22)を、シ
    ェル(1)内の液中間層部に、出口側のパス(23,2
    4)をそれぞれ配管しており、これらパスの配管構成に
    より、気泡増大手段(3)及び液流出量低減手段(4)
    を構成している請求項1記載の満液式蒸発器。
  3. 【請求項3】 シェル(1)内の液上層部及び液下層部
    に、冷却チューブ(2)の入口パス(21a,21b)
    を並列状に配管していると共に、シェル(1)内の液中
    間層部に、入口パス(21a,21b)の下流段側の出
    口側パス(23,24)を配管しており、これらパスの
    配管構成により、気泡増大手段(3)及び液流出量低減
    手段(4)を構成している請求項1記載の満液式蒸発
    器。
  4. 【請求項4】 シェル(1)の内部に、冷却チューブ
    (2)の配管領域を区画する区画体(5)を設けている
    と共に、この区画体(5)で区画する区画配管領域の外
    方に、ガスを反転させてガス取出口(12)に導く流路
    反転制御体(6)を設けており、これら区画体(5)と
    流路反転制御体(6)とにより、気泡増大手段(3)及
    び液流出量低減手段(4)を構成している請求項1記載
    の満液式蒸発器。
  5. 【請求項5】 区画体(5)が、シェル(1)の横断面
    中央を挟んで左右に配設する一対の仕切板(51,5
    1)から成り、流路反転制御体(6)が、冷却チューブ
    (2)の区画領域上方に臨む天板(61)と、各仕切板
    (51,51)の反区画側の側面に臨む左右一対の張出
    板(62,62)とから成る請求項4記載の満液式蒸発
    器。
  6. 【請求項6】 区画体(5)が、シェル(1)の内面と
    の間で冷却チューブ(2)の配管領域を区画する仕切板
    (52)から成り、流路反転制御体(6)が、冷却チュ
    ーブ(2)の区画領域上方に臨む天板(63)と、仕切
    板(52)の反区画側の側面に臨む張出板(64)とか
    ら成る請求項4記載の満液式蒸発器。
  7. 【請求項7】 区画体(5)が、シェル(1)の内面と
    の間で冷却チューブ(2)の配管領域を区画する仕切板
    (53)から成り、流路反転制御体(6)が、シェル
    (1)の上方から下方に張出して仕切板(53)の反区
    画側の側面に臨む張出板(65)から成る請求項4記載
    の満液式蒸発器。
  8. 【請求項8】 ガス取出口(12)に連続するガス取出
    管(7)が、流路を上下方向に反転させる流路反転管
    (70)から成り、この流路反転管(70)を、シェル
    (1)内における冷却チューブ(2)の非配管側空所に
    突入状に配設していると共に、流路反転管(70)の下
    部流路反転部とシェル(1)の下方部との間を油戻し管
    (8)で接続している請求項4〜請求項7何れか一記載
    の満液式蒸発器。
  9. 【請求項9】 流路反転管(70)が、U字管(71)
    である請求項8記載の満液式蒸発器。
  10. 【請求項10】 流路反転管(70)が、ガス取出口
    (12)を端部にもつ外管(72a)とこの外管(72
    a)の内部に突入する内管(72b)とから成る二重管
    (72)である請求項8記載の満液式蒸発器。
  11. 【請求項11】 シェル(1)内の液層部に、冷却チュ
    ーブ(2)の各パス(21,22,23,24)を、シ
    ェル(1)の横断面左右方向に並設していると共に、冷
    却チューブ(2)の下方に、液取入口(11)から取入
    れる被蒸発液体を出口側パス(24)に向けて流出させ
    る開口部(91)をもつ分流板(9)を配設しており、
    これらパスの水平配管構成と分流板(9)とにより、気
    泡増大手段(3)及び液流出量低減手段(4)を構成し
    ている請求項1記載の満液式蒸発器。
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