JPH08233311A - 配管材の保護カバ− - Google Patents

配管材の保護カバ−

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JPH08233311A
JPH08233311A JP6169995A JP6169995A JPH08233311A JP H08233311 A JPH08233311 A JP H08233311A JP 6169995 A JP6169995 A JP 6169995A JP 6169995 A JP6169995 A JP 6169995A JP H08233311 A JPH08233311 A JP H08233311A
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JP6169995A
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Yoshiharu Kanamori
芳治 金森
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Mirai Industry Co Ltd
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Mirai Industry Co Ltd
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の外壁に沿って鉛直に設置され、内部に
エアコン用冷媒管等の配管材を収容する保護カバ−であ
って、屋外での長期使用の下、太陽熱等により基台又は
蓋体が変形しても、蓋体が下方にズレ落ちて配管材が露
出するのを防止することができ、配管材の完全な保護と
屋外での長期使用を実現する保護カバ−を提供する。 【構成】 基台2及び蓋体3は、互いに係合し合う鈎状
の嵌着部22,32により一体に組付けられることによ
り、凹凸によるズレ防止部23,33が相互に係合し合
って蓋体3の下方へのズレを防止するとともに、太陽熱
等により基台2又は蓋体3が変形しても、側壁21,3
1の離間が防止され、ズレ防止部23,33の係合を維
持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアコン用冷媒管・給
排水湯管・ガス管等の流体配管を建物の壁面に沿って収
容し保護するための配管材の保護カバ−に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保護カバ−として、図4
に示されるものがある。この保護カバ−40は、ル−ム
エアコン等の室外機と室内機とを接続させる冷媒配管を
建物の外壁面に沿って収容し保護するカバ−であって、
合成樹脂の押出し成形により長尺に形成された基台41
と蓋体42とからなり、両者は溝43と突条44との嵌
合により一体に組付けられるよう構成されている。
【0003】この保護カバ−40には、前記溝43底面
及び突条44突端面の長手方向に凹凸45,46が連続
して形成されてなり、建物の外壁面に沿って鉛直方向に
設置された際、当該凹凸45,46が長手方向に相互に
係合し合うことにより、基台41に嵌着された蓋体42
が自重又は外力等により下方にズレ落ちるのを防止し得
るよう構成されている。
【0004】しかしながら、このような従来の保護カバ
−40にあっては、屋外での長期使用の下、太陽熱等に
よる変形を余儀なくされ、その結果、例えば蓋体42の
側壁47が開いて凹凸45,46の相互の係合が解除さ
れ(図5)、蓋体42が下方にズレ落ちて冷媒管48が
露出し(図6)、その保護の完璧性が問われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点に鑑みなされたものであり、屋外での長期使用の
下、太陽熱等により基台又は蓋体が変形しても、蓋体が
下方にズレ落ちるのを完全に防止し得る保護カバ−を提
供することにより、内部に収容された配管材の保護の完
璧を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】前記課題を解決するた
めの手段として、請求項1に記載の発明は、「合成樹脂
の押出し成形により長尺に形成される基台と蓋体とから
なる配管材の保護カバ−であって、基台及び蓋体は、両
者を一体に組付けるべく互いに係合し合う嵌着部を備え
るとともに、前記係合により一体に組付けられた際、長
手方向に互いに係合し合う凹凸によるズレ防止部が相対
向する側壁面に形成されてなり、前記嵌着部は、基台又
は蓋体の変形によりズレ防止部どうしの係合が解除され
るのを防止するため、ズレ防止部が形成される両側壁が
離間するのを阻止すべく鈎状に形成されてなることを特
徴とする配管材の保護カバ−」をその内容としている。
【0007】また請求項2に記載の発明は、「基台及び
蓋体のズレ防止部は、嵌着部上部の相対向する側壁面に
形成されてなることを特徴とする請求項1記載の配管材
の保護カバ−」をその内容とする。
【0008】また請求項3に記載の発明は、「基台の嵌
着部下部の側壁は、下方に向けて外方へ漸次膨出して形
成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の
配管材の保護カバ−」をその内容といている。
【0009】
【作用】前記構成による請求項1記載の配管材の保護カ
バ−によれば、基台及び蓋体が互いに係合し合う嵌着部
により一体に組付けられた際、凹凸によるズレ防止部が
長手方向に相互に係合し合うことにより、建物の外壁面
に沿って鉛直に設置された場合でも、基台が自重又はそ
の他外力により下方へズレ落ちるのを防止することがで
きる。さらに嵌着部は、ズレ防止部が相対向して形成さ
れる両側壁が離間するのを防止すべく鈎状に形成されて
なるため、太陽熱等により基台又は蓋体の側壁が拡開す
べく変形しようとしても、当該ズレ防止部を互いに係合
し合う状態に維持することができ、配管材の完璧な保護
と当該カバ−の屋外における長期使用を実現可能とす
る。
【0010】また請求項2記載の配管材の保護カバ−に
あっては、ズレ防止部が嵌着部上部の相対向する側壁面
に形成されるよう構成されている。従って、例えば、蓋
体の側壁が外方に開いて変形しようとしても、嵌着部よ
り上方では側壁の拡開が確実に防止されるため、ズレ防
止部どうしの係合を強固に維持することができる。
【0011】また請求項3記載の配管材の保護カバ−に
あっては、基台の嵌着部下部の側壁は、下方に向けて漸
次膨出するよう構成されている。従って、基台と蓋体の
嵌着部どうしが係合するにあたり、蓋体嵌着部は自身の
弾性縮閉力により、前記基台の膨出面に案内されて基台
嵌着部に係合する方向に押し上げられるため、両嵌着部
どうしの係合をより強固にでき、もつてズレ防止部を互
いに係合し合う状態に維持することができる。
【0012】
【実施例】以下、請求項1及至請求項3に記載の配管材
の保護カバ−を具体化した実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
【0013】図1は、基台と蓋体の組付前の状態を示す
斜視図であり、図2は、基台と蓋体とが組付られた状態
を示す正面図であり、図3は、基台に嵌着された蓋体が
熱により変形した状態を示す正面図である。この保護カ
バ−1は、ル−ムエアコン等の室外機と室内機とを連結
させる冷媒配管を建物の外壁面に沿って収容し保護する
カバ−であって、合成樹脂の押出成形により長尺に形成
された基台2と蓋体3とから構成されている。
【0014】この基台2の側壁21外面及び蓋体3の側
壁31内面には、互いに係合し合う嵌着部22,32が
形成されてなり、両者の係合により基台2と蓋体3とが
一体に組付けられるよう構成されている。
【0015】また保護カバ−1には、基台2と蓋体3と
が一体に組付けられた際、長手方向に互いに係合し合う
凹凸によるズレ防止部23,33が、前記嵌着部22,
32上部の側壁21外面及び側壁31内面に相対向して
形成されている。これにより、基台2と蓋体3とが一体
に組付けられた保護カバ−1は、建物の外壁面に沿って
鉛直に設置された場合でも、前記ズレ防止部23,33
どうしが相互に係合し合うことにより、蓋体3が自重又
は外力等により下方にズレ落ちるのを防止することがで
きるようになっている。この凹凸によるズレ防止部2
3,33は、外周面に所定の凹凸が形成された回転体
を、押出成形された基台2及び蓋体3の当該凹凸形成箇
所に当接させながら回転させる工程を押出成形ライン上
に設けることにより、該基台2及び蓋体3の成形と同時
に作成することができる。尚、本発明においてズレ防止
部は、基台又は蓋体と一体で成形されるものに限らず、
別途作成され、後に基台又は蓋体に取着されるものであ
ってもよい。
【0016】また、基台2及び蓋体3の嵌着部22,3
2は、共に鈎状に形成されており、両者が相互に係合し
合った状態においては、例えば、熱により蓋体3の側壁
31が外方に拡開すべく変形しようとしても、両側壁2
1,31が離間しないよう維持され、ズレ防止部23,
33どうしの係合が解除されるのを防止し得るよう構成
されている。
【0017】また基台2の嵌着部22下部の側壁は、下
方に向けて外方へ漸次膨出して形成される膨出面24を
備えている。従って、基台2を蓋体3に組付ける際、嵌
着部22,32どうしが係合するにあたり、蓋体3の嵌
着部32は、側壁31が有する自身の弾性縮閉力により
前記膨出面24に案内され、基台2の嵌着部22に係合
する方向に押し上げられるため、嵌着部22,32どう
しの係合がより強固となり、もつてズレ防止部23,3
3を互いに係合し合う状態に確実に維持することができ
る。
【0018】このように構成された保護カバ−1にあっ
ては、例えば、屋外での長期使用の下、太陽熱等により
基台3が変形しようとしても、図3に示されるように、
鈎状に形成された嵌着部22,32どうしの係合によ
り、ズレ防止部23,33が形成される両側壁21,3
1の間隔が離れることなく維持されるため、当該ズレ防
止部23,33どうしの係合が解除されることがない。
この結果、保護カバ−1によれば、建物の外壁面に沿っ
て鉛直に設置された場合でも、蓋体3が下方にズレ落ち
るのを完全に防止できるため、冷媒管の完璧な保護と屋
外での長期使用を可能とすることができる。
【0019】ここで、前記実施例においてズレ防止部
は、嵌着部より上部の側壁に形成されてなるが、本発明
の保護カバ−にあってはこれに限らず、嵌着部より下部
の側壁に形成してもよい。尚、嵌着部より上部の側壁に
形成した場合にあっては、例えば、蓋体の側壁が熱変形
により下端から外方に開いたとしても、嵌着部より上方
では拡開が確実に防止されるため、ズレ防止部どうしの
係合をより強固に維持することができる。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の配管材の
保護カバ−にあっては、基台及び蓋体が互いに係合し合
う嵌着部により一体に組付けられた際、凹凸によるズレ
防止部が長手方向に相互に係合し合うことにより、建物
の外壁面に鉛直方向に設置された場合でも、基台が自重
又はその他外力により下方にズレ落ちるのを防止するこ
とができる。さらに嵌着部は、ズレ防止部が相対向して
形成される両側壁が離間するのを防止すべく鈎状に形成
されてなるため、太陽熱等により基台又は蓋体が変形し
ても当該ズレ防止部を互いに係合し合う状態に維持する
ことができ、配管材の完璧な保護と当該カバ−の屋外に
おける長期使用を実現可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る保護カバ−の基台と蓋体の組付
前の状態を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す保護カバ−の基台と蓋体とが組付
けられた状態を示す正面図である。
【図3】 図1に示す保護カバ−の基台に嵌着された蓋
体が熱により変形した状態を示す正面図である。
【図4】 従来の保護カバ−を示す斜視図である。
【図5】 図4に示す従来の保護カバ−の蓋体が熱によ
り変形した状態を示す正面図である。
【図6】 壁面に沿って鉛直に設置された図4に示す従
来の保護カバ−の蓋体が下方にズリ落ちた状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 保護カバ− 2 基台 3 蓋体 21 基台の側壁 22 基台の嵌着部 23 基台のズレ防止部 24 基台の膨出面 31 蓋体の側壁 32 蓋体の嵌着部 33 蓋体のズレ防止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂の押出し成形により長尺に形成
    される基台と蓋体とからなる配管材の保護カバ−であっ
    て、 基台及び蓋体は、両者を一体に組付けるべく互いに係合
    し合う嵌着部を備えるとともに、前記係合により一体に
    組付けられた際、長手方向に互いに係合し合う凹凸によ
    るズレ防止部が相対向する側壁面に形成されてなり、 前記嵌着部は、基台又は蓋体の変形によりズレ防止部ど
    うしの係合が解除されるのを防止するため、ズレ防止部
    が形成される両側壁が離間するのを阻止すべく鈎状に形
    成されてなることを特徴とする配管材の保護カバ−。
  2. 【請求項2】 基台及び蓋体のズレ防止部は、嵌着部上
    部の相対向する側壁面に形成されてなることを特徴とす
    る請求項1記載の配管材の保護カバ−。
  3. 【請求項3】 基台の嵌着部下部の側壁は、下方に向け
    て外方へ漸次膨出して形成されてなることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の配管材の保護カバ−。
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JP2002030798A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Sekisui Chem Co Ltd パイプシャフト
CN106288444A (zh) * 2016-08-11 2017-01-04 中国十七冶集团有限公司 一种太阳能一体化空调板

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