JPH08232647A - 電気加熱触媒装置 - Google Patents

電気加熱触媒装置

Info

Publication number
JPH08232647A
JPH08232647A JP5988595A JP5988595A JPH08232647A JP H08232647 A JPH08232647 A JP H08232647A JP 5988595 A JP5988595 A JP 5988595A JP 5988595 A JP5988595 A JP 5988595A JP H08232647 A JPH08232647 A JP H08232647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
central region
peripheral side
cell
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5988595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yanagawa
祐治 柳川
Kazuo Koga
一雄 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP5988595A priority Critical patent/JPH08232647A/ja
Publication of JPH08232647A publication Critical patent/JPH08232647A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気加熱触媒装置の中央部位から外周部位の
全域にわたって温度上昇速度が上昇せしめられることに
より、エンジンの始動時に敏速に対応して触媒による排
気ガスの浄化作用が可能となる電気加熱触媒装置を提供
する。 【構成】 担体170の、複数のセル20を含む所定面
積当たりのセル壁厚t面積を担体周縁側に比して中心域
側を小さくし、前記担体170に供給される電流の単位
長さ当たりの抵抗値が、担体周縁側に比して中心域が大
きくなるように、具体的には前記セル20の口径Lを担
体周縁側に比して中心域側を大きくしてもよく、又前記
セル20の数を担体周縁側に比して中心域側を少なくし
てもよく、更に、前記セル20の壁厚tを担体周縁側に
比して中心域側を薄肉にしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてエンジンの排
気通路中に設けられ、電熱により触媒金属が担持された
担体を加熱する電気加熱触媒装置に係り、特にモノリス
担体を用いた電気加熱触媒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンにおいて、エンジンの
始動直後に排出される未燃炭化水素等の有害物質を低減
するため、エンジンの始動直後に触媒を急速に加熱する
電気加熱触媒装置が提供されている。
【0003】図3に、かかる電気加熱触媒装置を備えた
自動車用エンジンの1例を示す。同図において、01は
エンジン、02はエンジンの燃焼室、03は排気通路、
04はマフラ、10は前記燃焼室02とマフラ04との
間の排気通路03中に設けられた電気加熱触媒装置であ
る。
【0004】前記電気加熱触媒装置10は、担体170
に触媒金属が担持された触媒17に、スイッチ12を介
してバッテリ電源13から電圧を印加して担体を急速加
熱し、担体17に担持された触媒金属を活性化させ、燃
焼室02から排出される排気ガス中のCO(一酸化炭
素)、HC(炭化水素)等の有害物質を除去するもので
ある。
【0005】かかる装置に組込まれる担体には、渦巻き
フォイルを用いたハニカム型の担体と、コージライト
(2MgO・Al23・5SiO2)を主成分とする略
円筒状セラミックに、軸線方向に多数の穴(セル)を穿
孔し、ハニカム状に形成したモノリス担体を用いるもの
等が存在する。
【0006】そしてかかるモノリス担体を用いた触媒
は、コージライトを主成分とするセラミック粘土を押出
し成型によりハニカム円筒形状に成型、乾燥させた後、
1400℃前後の温度で120時間前後焼成してモノリ
ス担体を形成し、次にこのようにして形成された担体の
表面にγ−アルミナをコーティングした後、パラジウ
ム、白金、白金ロジウム等の貴金属からなる触媒金属を
付着させて焼成する事によりセル壁面等に触媒金属が担
持されたモノリス触媒が形成できる。
【0007】そして前記モノリス触媒には、例えば図4
に示すように、円筒状のモノリス触媒17’内に、一種
の抵抗体からなるスリット21を縦方向に平行に上方と
下方より交互に延在させ、電極16より供給された電流
がジグザグ状に触媒17’内を流れるように構成され、
発熱の迅速化を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて、かかる装置にお
いては、排気通路03を構成する排気管内を流れる排気
ガスの流量は、流体摩擦の原理からも排気管の中央部で
多く外周部で少なくなっており、従って前記モノリス触
媒内を流れる際にも中心域で多く、周縁側で少ない流量
となる。
【0009】然るに、前記構成のモノリス触媒にあって
は、セル20(穴)の通気面積及びセル20間の壁厚t
は中心域から周縁側まで均一であるため、中心域から周
縁側まで電気抵抗は同一でとなり、このため電極16か
らの通電による発熱量も中心域、周縁側とも同一であ
る。従って、前記のように中心域の排気ガス流量が周縁
側よりも多いため、中心域での触媒担体17’の発熱量
は、周縁側よりも大きいことが要求されるが、従来のも
のにあっては中央、周縁側において発熱量が略同一であ
るため、後記に示すように中心域での温度上昇が迅速で
なく、また、周縁側の加熱効率も低い。従って触媒装置
全体の温度上昇速度が小さく、立ち上げ時(エンジン始
動時)の触媒の活性化が遅れ気味にならざるを得ない。
【0010】かかる欠点を解消する為に、前記図4(特
開平6ー33745号参照)に開示されているように、
抵抗体からなるスリット21の間隔を中央付近で細かく
且つスリット21本数を多くして中央付近の発熱量を多
くする技術、又前記触媒の下面側を円錐状に削成し、触
媒の高さを中央部で低くすることにより中央付近の発熱
量を多くする技術が夫々開示されている。
【0011】しかしながらコージライトを主成分とする
セラミック粘土を押出し成型により成型/乾燥/焼成す
るものにおいて、スリット本数を多くする事は強度性の
低下につながる。また、前記担体の下面側を円錐状に削
成することは押出し成型後のセラミック粘土体の下面側
を削成する行程が必要なことや、乾燥時若しくは焼成時
における欠損が生じやすい。
【0012】本発明の目的は、セラミック粘土の成型/
乾燥/焼成時における欠損や強度低下が生じる事なく、
触媒の中心域から周縁側の全域にわたって温度上昇速度
が均等に上昇せしめられることにより、更には中央側の
温度上昇触媒の活性化が迅速化され、エンジンの始動時
に敏速に対応して触媒による排気ガスの浄化作用が可能
となる電気加熱触媒装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、排気ガスが通
過する多数の格子状セル群を具え、電極より供給される
電流により発熱する担体と、該担体に担持され加熱によ
り活性化する電気加熱触媒金属からなり、該触媒金属に
より前記セル群内を通過する排気ガスの浄化を行う電気
加熱触媒装置に適用されるものである。そして本発明の
特徴とするところは、図1及び図2に示すように、前記
担体170の、複数のセル20を含む所定面積当たりの
セル壁厚t面積を担体周縁側に比して中心域側を小さく
し、前記担体170に供給される電流の単位長さ当たり
の電気抵抗値が、担体周縁側に比して中心域が大きくな
るように構成したことにある。
【0014】ここでセル壁厚t面積を複数のセル20を
含む所定面積当たりとした理由は、単数のセル20の口
径以下のミクロの面積で判断すると、セル交叉部等や各
辺で壁厚tが異なり正しい判断が不可なことによる。
【0015】そして複数のセルを含む所定面積当たりの
セル壁厚t面積を担体周縁側に比して中心域側を小さく
するための具体的な手段としては、図1及び図2拡大図
に示すように前記セル20の口径Lを担体周縁側に比し
て中心域側を大きくしてもよく(L1<L2)、又図1に
示すように前記セル20の数を担体周縁側に比して中心
域側を少なくしてもよく、更に図2に示すように、前記
セル20の壁厚tを担体周縁側に比して中心域側を薄肉
(t1>t2)にしてもよい。
【0016】尚、本発明の場合、周縁側から中心域に至
る排気ガスの流量分布に対し、周縁側から中心域に至る
担体の電気抵抗分布を凸になるように、前記複数のセル
20を含む所定面積当たりのセル壁厚t面積を担体周縁
側に比して中心域側を小さく設定するか、若しくは所定
面積当たりのセル20の排気ガス通過面積が担体周縁側
に比して中心域側を大きくすることにより、単位流量当
たりの発熱量を中心域側の方を大に設定するのがよい。
【0017】
【作用】図5に基づいて本発明の作用を説明する。担体
内では、周縁側から中心域に至る排気ガスの流量分布は
上に凸の凸型二次曲線となる。これに対し、(A)に示
すようにモノリス触媒のセル20の通気面積及びセル2
0間の壁厚tを中心域から周縁側まで均一に設定した場
合、周縁側から中心域に至る担体の抵抗分布は水平直線
状の為に、単位流量当たりの発熱量は中心域側の方が小
の下に凸の凹型二次曲線となる。従って中心域での温度
上昇が遅延化し、また周縁側の加熱効率も低い為に、触
媒全体の温度上昇速度が小さく、立ち上げ時(エンジン
始動時)の触媒の活性化が遅れ気味にならざるを得な
い。
【0018】一方本発明では前記複数のセル20を含む
所定面積当たりのセル20壁厚t面積を担体周縁側に比
して中心域側を小さく設定することにより、(B)に示
すように担体の電気抵抗分布を、排気ガスの流量分布に
対応させた凸型二次曲線とする事により、言換えれば周
縁側に比して中心域の抵抗値が大きくなるように構成す
ることにより、前記流量分布に対応して中心域の発熱量
が周縁側よりも大きくなる。
【0019】而も本発明によれば、所定面積当たりのセ
ル20壁厚t面積を担体周縁側に比して中心域側を小さ
くすることは、逆にいえば所定面積当たりのセル20の
排気ガス通過面積が担体周縁側に比して中心域側を大き
くすることとなり、これにより同図(B)の点線で示す
ように、担体内の排気ガスの流れが、中心域に集中し、
排気ガスの保有している熱により担体の温度上昇が周縁
側よりはやくなり、この結果、担体の電気加熱のみなら
ず排気ガスによる加熱の相乗効果により中心域側での担
体の温度上昇が周縁側より数段はやくなり、この結果中
央側より触媒活性化が一層速やかに始り、そしてこの中
央側が基点となって周縁側の触媒の活性化にも波及し、
中心域から周縁側に亘る全域においてエンジンの始動に
対して触媒が敏速に反応し、排気ガスの浄化効率が向上
する。
【0020】又本発明はスリット21本数を多くしたり
又前記担体の下面側を円錐状に削成することなく、セル
20の口径Lや壁厚tを中心側と周縁側で異ならすだけ
であるから押出し成型時の押出し金型の形状を前記のよ
うに設定すれば、容易に押出し成型が可能であり、而も
担体の形状を何等異ならせる事なく本発明を実施できる
ために、既存の装置への適用が容易である。又強度的に
も下面側を削成したり、スリット21本数を多くしたり
する必要がないために強度的にも充分な担体の製造が可
能となる。
【0021】
【実施例】以下、図1〜4を参照して本発明の実施例に
つき詳しく説明する。但し、この実施例に記載されてい
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置などは特
に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれの
みに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図
1には、本発明の実施例に係る電気加熱触媒装置の排気
ガス流路の直角方向の断面図が示され、図1の拡大図に
は担体の中心域と周縁域の帯部材の拡大形状が示されて
いる。図1において、15a、15bはコーディライト
や耐熱合金からなる断面長円筒状の内側基筒と外側基
筒、19は前記内側、外側基筒15a、15b間に介装
された断熱材、16は外周部に設けられた電極で、触媒
17と電気的に接触しており、そして該電極16は、図
3に示すようにスイッチ12を介してバッテリ電源13
に接続されている。
【0022】17は基筒15a、15b内に収納された
モノリス触媒であり、コージライトを主成分とするセラ
ミック粘土を押出し成型によりハニカム断面長円筒形状
に成型した後、一種の抵抗体からなるスリット21を、
縦方向に平行に上方と下方より交互に延在するように挿
設して、電極16より担体に供給された電流がジグザグ
状に触媒内を流れるように構成した担体170を乾燥さ
せた後、1400℃前後の温度で120時間前後焼成し
て形成する。次にこのようにして形成された担体170
の表面にγ−アルミナをコーティングした後、パラジウ
ム、白金、白金ロジウム等の貴金属からなる触媒金属を
付着させて焼成する事によりセル20壁面等に触媒金属
が担持されたモノリス触媒17が形成できる。
【0023】そして本発明の図1に示す第1実施例にお
いては、前記担体170周縁側より中心域側に向けて徐
々に担体170の前記セル20口径Lが大きくなるよう
に構成している。即ち図1の拡大図に示すように、中心
域側のセル20群と周縁側のセル20群は、セル20間
の壁厚tは一定であるが、セル20の各辺を1.3〜
1.5倍程度に設定し、その開口面積はほぼ2倍以上に
なるように設定されている。(L1<L2) この結果、前記担体170の中心域側のセル20群と周
縁側のセル20群の、セル20の数も担体170周縁側
に比して中心域側を少なくすることが出来、結果として
複数のセル20を含む所定面積(例えば図1で示す円形
の中の面積)当たりのセル20壁厚t面積は、担体17
0周縁側に比して中心域側を小さくすることが出来る。
(t1>t2
【0024】この結果、前記電極16より担体170に
供給される電流は前記スリット21を迂回しながら前記
セル20壁を通ってジグザグ状に流れるが、その単位長
さ当たりの電気抵抗値は前記壁厚t面積に比例して、担
体170周縁側に比して中心域が大きくなる。
【0025】図2は本発明の他の実施例にかかる断面円
筒形のモノリス触媒で、本実施例の場合は、前記担体1
70周縁側より中心域側のセル20密度は一定である
が、前記担体170周縁側より中心域側に向けて徐々に
前記各セル20の壁厚tを薄肉に設定している。(t1
>t2
【0026】この結果、前記実施例と同様に、結果とし
て複数のセル20を含む所定面積(例えば図1で示す円
形の中の面積)当たりのセル20壁厚t面積は、担体1
70周縁側に比して中心域側を小さくすることが出来
る。したがって、本実施例も前記電極16より担体17
0に供給される電流は前記スリット21を迂回しながら
前記セル20壁を通ってジグザグ状に流れるが、その単
位長さ当たりの電気抵抗値は前記壁厚t面積に比例し
て、担体170周縁側に比して中心域が大きくなる。又
セル20密度が同一で、中心側の壁厚tが薄肉であるこ
とはセル20の口径Lも担体170周縁側に比して中心
域側が大きくなる。(L1 <L2
【0027】しかして前記エンジンの運転始動により、
エンジン01からの排気ガスは排気通路03を通って電
気加熱触媒装置10に導入された場合、前記いずれの実
施例も単位長さ当たりの電気抵抗値は担体170周縁側
に比して中心域が大きくなる為に、単位流量当たりの発
熱量が中心域から周縁側に向けて担体170の温度上昇
が迅速になされ、エンジン立上がり初期時より充分な触
媒反応がなされる。
【0028】又セル20の口径Lが担体170周縁側に
比して中心域側が大きくなる為に、モノリス触媒中心域
の通気抵抗が周縁側に比して大幅に低減し、排気ガスの
流量分布が一層中心域側に集中し、これにより排気ガス
の持つ熱が中心域に集中し、担体170の昇温が一層早
くなる。この結果、中心域近傍の高温の担体170が基
筒内の触媒活性化の基点となって周縁側の触媒の活性化
にも波及し、殊にエンジンの始動時において触媒装置1
0の中心域から周縁側の全域に亘って触媒が敏速に反応
し、高い排気ガスの浄化効率が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上記載した如く本発明によれば、エン
ジンの排気ガス浄化用の電気加熱式の触媒装置におい
て、前記担体の複数のセルを含む所定面積あたりのセル
壁厚面積を前記担体周縁側に比して中心域側を小さくす
るか、もしくは所定面積あたりの排気ガス通過面積が前
記担体周縁側に比して中心域側を大きく設定して、前記
担体に供給される電流の単位長さ当たりの抵抗値が、担
体周縁側に比して中心域が大きくなるように構成した為
に、触媒装置の中心域における発熱量が周縁側よりも大
きくなる。
【0030】これにより、排気ガスの流量が多い中心域
での担体の温度上昇が迅速に行なわれ、ここが触媒活性
化の基点となって周縁側の触媒の活性化にも波及し、中
心域から周縁側に亘る全域においてエンジンの始動に対
して触媒が敏速に反応し、排気ガスの浄化効率が向上す
る。
【0031】又本発明によれば、セルの口径Lや壁厚t
を中心側と周縁側で異ならすだけであるから押出し成型
時の押出し金型の形状を前記のように設定すれば、容易
に押出し成型が可能であり、而も担体の形状を何等異な
らせる事なく本発明を実施できるために、強度的に不安
が生じる事なく既存の装置への適用が容易である。等の
種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るモノリス触媒を示す
全体平面図と拡大図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るモノリス触媒を示す
全体平面図と拡大図である。
【図3】自動車用エンジンの排気系統図。
【図4】従来の電気加熱触媒装置の図1応当図。
【図5】従来技術と本発明の担体の抵抗分布/流量分布
/発熱分布を示すグラフ図である。
【符号の説明】
01 エンジン 03 排気通路 10 電気加熱触媒装置 16 電極 17 触媒 170 担体 20 セル t セル壁厚 L セル口径 21 スリット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガスが通過する多数の格子状セル群
    を具え、電極より供給される電流により発熱する担体
    と、該担体に担持され加熱により活性化する電気加熱触
    媒金属からなり、該触媒金属により前記セル群内を通過
    する排気ガスの浄化を行う電気加熱触媒装置において、 前記担体の、複数のセルを含む所定面積当たりのセル壁
    厚面積を担体周縁側に比して中心域側を小さくし、前記
    担体に供給される電流の単位長さ当たりの電気抵抗値
    が、担体周縁側に比して中心域が大きくなるように構成
    したことを特徴とする電気加熱触媒装置。
  2. 【請求項2】 前記セルの口径を担体周縁側に比して中
    心域側を大きくした請求項1記載の電気加熱触媒装置。
  3. 【請求項3】 前記セルの数を担体周縁側に比して中心
    域側を少なくした請求項1記載の電気加熱触媒装置。
  4. 【請求項4】 前記セルの壁厚を担体周縁側に比して中
    心域側を薄肉にした請求項1記載の電気加熱触媒装置。
  5. 【請求項5】 前記担体の周縁側から中心域に至る排気
    ガスの流量分布に対し、周縁側から中心域に至る担体の
    電気抵抗分布が凸になるように、前記所定面積当たりの
    セル壁厚面積を担体周縁側に比して中心域側を小さく設
    定し、単位流量当たりの発熱量を中心域側の方を大に設
    定したこと特徴とする請求項1記載の電気加熱触媒装
    置。
  6. 【請求項6】 排気ガスが通過する多数の格子状セル群
    を具え、電極より供給される電流により発熱する担体
    と、該担体に担持され加熱により活性化する電気加熱触
    媒金属からなり、該触媒金属により前記セル群内を通過
    する排気ガスの浄化を行う電気加熱触媒装置において、 前記担体の、複数のセルを含む所定面積当たりのセルの
    排気ガス通過面積が、担体周縁側に比して中心域側を大
    きくしたことを特徴とする電気加熱触媒装置。
JP5988595A 1995-02-23 1995-02-23 電気加熱触媒装置 Withdrawn JPH08232647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5988595A JPH08232647A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 電気加熱触媒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5988595A JPH08232647A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 電気加熱触媒装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08232647A true JPH08232647A (ja) 1996-09-10

Family

ID=13126038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5988595A Withdrawn JPH08232647A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 電気加熱触媒装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08232647A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041875A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Toyota Motor Corp 触媒コンバータ装置
JP2012202396A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Toyota Motor Corp 触媒コンバータ装置
WO2013057792A1 (ja) 2011-10-18 2013-04-25 トヨタ自動車株式会社 電気加熱式触媒

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012041875A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Toyota Motor Corp 触媒コンバータ装置
JP2012202396A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Toyota Motor Corp 触媒コンバータ装置
WO2013057792A1 (ja) 2011-10-18 2013-04-25 トヨタ自動車株式会社 電気加熱式触媒
US9181833B2 (en) 2011-10-18 2015-11-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrically heated catalyst

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5261256B2 (ja) 通電発熱用ハニカム体及びその製造方法
US5259190A (en) Heated cellular structures
USRE35134E (en) Resistance adjusting type heater and catalytic converter
EP1348843B1 (en) Ceramic honeycomb filter and exhaust gas-cleaning method
US5533167A (en) Honeycomb heater element having front region adapted to heat quickly
JP5261257B2 (ja) 通電加熱型ハニカム体の制御システム
JP2818473B2 (ja) 自動車排ガス浄化用触媒コンバーター装置及び自動車排ガスの浄化方法
JPH09222009A (ja) 内燃機関の排気微粒子浄化装置
US5651088A (en) Resistive honeycomb heater having locally quickly heated regions for use in an exhaust gas purification system
JP2006090185A (ja) 排気ガス浄化装置
JP3058995B2 (ja) ハニカムヒーター
JP4011184B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JPH0211287B2 (ja)
JP3210508B2 (ja) ハニカムヒーター
JP2015090139A (ja) 触媒コンバーター
JP2590943Y2 (ja) 排気ガス浄化装置
JPH08232647A (ja) 電気加熱触媒装置
JPH0540251Y2 (ja)
JP2012200625A (ja) ハニカム構造体
JP2006189027A (ja) 排ガス浄化フィルタ
JP2843426B2 (ja) 触媒コンバーターの操作方法
JP3122919B2 (ja) 電気加熱触媒装置
JP2011121030A (ja) ハニカム触媒体
EP2368621B1 (en) Honeycomb structure
JP5193922B2 (ja) 排ガス浄化処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507