JPH08231444A - 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法 - Google Patents
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法Info
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- JPH08231444A JPH08231444A JP7065159A JP6515995A JPH08231444A JP H08231444 A JPH08231444 A JP H08231444A JP 7065159 A JP7065159 A JP 7065159A JP 6515995 A JP6515995 A JP 6515995A JP H08231444 A JPH08231444 A JP H08231444A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C19/00—Acyclic saturated compounds containing halogen atoms
- C07C19/08—Acyclic saturated compounds containing halogen atoms containing fluorine
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/23—Preparation of halogenated hydrocarbons by dehalogenation
Abstract
(57)【要約】
【構成】 2,3−ジクロロ−1,1,1,3,3−ペ
ンタフルオロプロパンを、水素化触媒の存在下に大気圧
以上の圧力下で気相反応により水素によって還元する工
程Aと、前記工程Aの全生成物を冷却凝縮器へ導き、非
凝縮成分としての水素及び塩化水素からなる成分と、凝
縮成分としての1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンからなる成分とを得るか、或いは、非凝縮成分と
しての水素からなる成分と、凝縮成分としての塩化水素
及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンから
なる成分とを得る工程Bと、前記工程Bの非凝縮成分か
ら水素を分離し、前記工程Aへリサイクルする工程C
と、前記工程Bの凝縮成分から1,1,1,3,3−ペ
ンタフルオロプロパンを分離する工程Dとからなる、
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方
法。 【効果】 工業的に効率良くかつ経済的に1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンを得る製造プロセスに
基づく製造方法を提供することができる。
ンタフルオロプロパンを、水素化触媒の存在下に大気圧
以上の圧力下で気相反応により水素によって還元する工
程Aと、前記工程Aの全生成物を冷却凝縮器へ導き、非
凝縮成分としての水素及び塩化水素からなる成分と、凝
縮成分としての1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンからなる成分とを得るか、或いは、非凝縮成分と
しての水素からなる成分と、凝縮成分としての塩化水素
及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンから
なる成分とを得る工程Bと、前記工程Bの非凝縮成分か
ら水素を分離し、前記工程Aへリサイクルする工程C
と、前記工程Bの凝縮成分から1,1,1,3,3−ペ
ンタフルオロプロパンを分離する工程Dとからなる、
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方
法。 【効果】 工業的に効率良くかつ経済的に1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンを得る製造プロセスに
基づく製造方法を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒、発泡剤、洗浄剤
として使用されているCFCやHCFCの代替化合物と
なりえる有用な化合物である、1,1,1,3,3−ペ
ンタフルオロプロパンの製造方法に関するものである。
として使用されているCFCやHCFCの代替化合物と
なりえる有用な化合物である、1,1,1,3,3−ペ
ンタフルオロプロパンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンの製造方法としては、2,3−ジクロロ−1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン、2,2,3
−トリクロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンを原料として、活性炭等に担持されたパラジウム
触媒で水素還元を行う方法が知られている(特開平6−
256235号参照)。
ロパンの製造方法としては、2,3−ジクロロ−1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン、2,2,3
−トリクロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンを原料として、活性炭等に担持されたパラジウム
触媒で水素還元を行う方法が知られている(特開平6−
256235号参照)。
【0003】しかしながら、上記の公知の文献では、工
業的に効率良くかつ経済的に1,1,1,3,3−ペン
タフルオロプロパンを得る製造プロセスについては触れ
られていない。
業的に効率良くかつ経済的に1,1,1,3,3−ペン
タフルオロプロパンを得る製造プロセスについては触れ
られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、工業
的に効率良くかつ経済的に1,1,1,3,3−ペンタ
フルオロプロパンを得る製造プロセスに基づく製造方法
を提供することにある。
的に効率良くかつ経済的に1,1,1,3,3−ペンタ
フルオロプロパンを得る製造プロセスに基づく製造方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、1,1,
1,3,3−ペンタフルオロプロパンの工業的で効率が
良くかつ経済的な製造方法について鋭意検討した結果、
2,3−ジクロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオ
ロプロパンを原料として、水素化触媒の存在下に大気圧
より高い圧力下で、気相反応により水素によって還元し
て得られた反応生成物を凝縮器へ導き、非凝縮成分とし
て水素及び塩化水素からなる成分を、凝縮成分として
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる
成分を得、この凝縮成分から1,1,1,3,3−ペン
タフルオロプロパンを分離することにより高収率で1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンが得られるこ
とを見出し、更に、非凝縮成分として得られた水素及び
塩化水素からなる成分から水素を分離し、この水素を上
記の還元反応へリサイクルすることにより、水素のロス
がなくなり、経済性が大きく向上することを見出し、本
発明を完成させた。
1,3,3−ペンタフルオロプロパンの工業的で効率が
良くかつ経済的な製造方法について鋭意検討した結果、
2,3−ジクロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオ
ロプロパンを原料として、水素化触媒の存在下に大気圧
より高い圧力下で、気相反応により水素によって還元し
て得られた反応生成物を凝縮器へ導き、非凝縮成分とし
て水素及び塩化水素からなる成分を、凝縮成分として
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる
成分を得、この凝縮成分から1,1,1,3,3−ペン
タフルオロプロパンを分離することにより高収率で1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンが得られるこ
とを見出し、更に、非凝縮成分として得られた水素及び
塩化水素からなる成分から水素を分離し、この水素を上
記の還元反応へリサイクルすることにより、水素のロス
がなくなり、経済性が大きく向上することを見出し、本
発明を完成させた。
【0006】即ち、本発明は、2,3−ジクロロ−1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを、水素化触
媒の存在下に大気圧以上の圧力下で気相反応により水素
によって還元する工程Aと、前記工程Aの全生成物を冷
却凝縮器へ導き、非凝縮成分としての水素及び塩化水素
からなる成分と、凝縮成分としての1,1,1,3,3
−ペンタフルオロプロパンからなる成分とを得るか、或
いは、非凝縮成分としての水素からなる成分と、凝縮成
分としての塩化水素及び1,1,1,3,3−ペンタフ
ルオロプロパンからなる成分とを得る工程Bと、前記工
程Bの非凝縮成分から水素を分離し、前記工程Aへリサ
イクルする工程Cと、前記工程Bの凝縮成分から1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを分離する工
程Dとからなる、1,1,1,3,3−ペンタフルオロ
プロパンの製造方法に係るものである。
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを、水素化触
媒の存在下に大気圧以上の圧力下で気相反応により水素
によって還元する工程Aと、前記工程Aの全生成物を冷
却凝縮器へ導き、非凝縮成分としての水素及び塩化水素
からなる成分と、凝縮成分としての1,1,1,3,3
−ペンタフルオロプロパンからなる成分とを得るか、或
いは、非凝縮成分としての水素からなる成分と、凝縮成
分としての塩化水素及び1,1,1,3,3−ペンタフ
ルオロプロパンからなる成分とを得る工程Bと、前記工
程Bの非凝縮成分から水素を分離し、前記工程Aへリサ
イクルする工程Cと、前記工程Bの凝縮成分から1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを分離する工
程Dとからなる、1,1,1,3,3−ペンタフルオロ
プロパンの製造方法に係るものである。
【0007】本発明の製造方法において、工程Aにおけ
る水素化触媒としては、水素化能力のある公知の触媒を
用いることが可能であるが、パラジウムからなる触媒が
好ましい。
る水素化触媒としては、水素化能力のある公知の触媒を
用いることが可能であるが、パラジウムからなる触媒が
好ましい。
【0008】パラジウムからなる触媒としては、パラジ
ウム単独で触媒として用いてもよいし、耐酸性向上やシ
ンタリング防止などを目的として他種金属を添加しても
よい。こうした添加金属としては、銀、金、銅、テル
ル、亜鉛、クロム、レニウム、コバルト、ニッケル、イ
リジウム、ルテニウム、ロジウム、タンタル、ニオブ、
モリブデン、オスミウム及びタングステンからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種の金属等が例示される。
ウム単独で触媒として用いてもよいし、耐酸性向上やシ
ンタリング防止などを目的として他種金属を添加しても
よい。こうした添加金属としては、銀、金、銅、テル
ル、亜鉛、クロム、レニウム、コバルト、ニッケル、イ
リジウム、ルテニウム、ロジウム、タンタル、ニオブ、
モリブデン、オスミウム及びタングステンからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種の金属等が例示される。
【0009】これらの添加金属の割合は、パラジウムに
対して0.01〜100 重量%、好ましくは 0.1〜30重量%で
ある。
対して0.01〜100 重量%、好ましくは 0.1〜30重量%で
ある。
【0010】調製法としては、従来の水素化触媒調製法
が適用可能であり、例えば、触媒成分を含む塩の水溶液
や塩酸を加えた水溶液を担体に含浸させた後、乾燥さ
せ、水素等により還元する方法がある。
が適用可能であり、例えば、触媒成分を含む塩の水溶液
や塩酸を加えた水溶液を担体に含浸させた後、乾燥さ
せ、水素等により還元する方法がある。
【0011】本発明に用いる水素化触媒の担体として
は、活性炭、アルミナ、シリカゲル、酸化チタン及びジ
ルコニアのうちから選ばれた少なくとも一種が選ばれる
が、特に活性炭が担体として好ましい。
は、活性炭、アルミナ、シリカゲル、酸化チタン及びジ
ルコニアのうちから選ばれた少なくとも一種が選ばれる
が、特に活性炭が担体として好ましい。
【0012】また、担体の粒径については反応にほとん
ど影響を及ぼさないが、好ましくは0.1〜100mm が好適
である。
ど影響を及ぼさないが、好ましくは0.1〜100mm が好適
である。
【0013】触媒の担持濃度としては0.05〜30重量%と
幅広いものが使用可能であるが、通常0.05〜10重量%、
好ましくは 0.5〜5重量%担持品が推奨される。
幅広いものが使用可能であるが、通常0.05〜10重量%、
好ましくは 0.5〜5重量%担持品が推奨される。
【0014】気相反応温度は、通常 100〜350 ℃、好ま
しくは 200〜300 ℃である。
しくは 200〜300 ℃である。
【0015】気相反応の方式としては、固定床型気相反
応、流動床型気相反応等の方式をとることができる。
応、流動床型気相反応等の方式をとることができる。
【0016】2,3−ジクロロ−1,1,1,3,3−
ペンタフルオロプロパンの水素還元反応において、水素
と原料の割合は、水素が2,3−ジクロロ−1,1,
1,3,3−ペンタフルオロプロパンに対して化学量論
量以上であれば、大幅に変動させ得る。
ペンタフルオロプロパンの水素還元反応において、水素
と原料の割合は、水素が2,3−ジクロロ−1,1,
1,3,3−ペンタフルオロプロパンに対して化学量論
量以上であれば、大幅に変動させ得る。
【0017】しかしながら、通常、化学量論量の 1.5〜
5倍の水素、つまり2,3−ジクロロ−1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンに対し3〜10倍モル、
好ましくは3〜6倍モルの水素を使用して水素化を行
う。出発物質の全モルに対して、化学量論量よりかなり
多い量、例えば10モル又はそれ以上の水素を使用し得
る。
5倍の水素、つまり2,3−ジクロロ−1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンに対し3〜10倍モル、
好ましくは3〜6倍モルの水素を使用して水素化を行
う。出発物質の全モルに対して、化学量論量よりかなり
多い量、例えば10モル又はそれ以上の水素を使用し得
る。
【0018】反応の圧力は大気圧以上であれば特に限定
されないが、好適な圧力範囲は0〜25Kg/cm2Gである。
この範囲以上でも反応することは可能であるが、高い圧
力に耐え得る装置が必要となり、設備費が高くなる。
されないが、好適な圧力範囲は0〜25Kg/cm2Gである。
この範囲以上でも反応することは可能であるが、高い圧
力に耐え得る装置が必要となり、設備費が高くなる。
【0019】接触時間は、通常 0.1〜300 秒、特には1
〜30秒である。
〜30秒である。
【0020】原料である2,3−ジクロロ−1,1,
1,3,3−ペンタフルオロプロパンは公知の化合物で
あって、パークロロプロペンのフッ素化反応により得ら
れる(E. T. McBEE, ANTHONY TRUCHAN, R. O. BOLT, J.
Amer. Chem. Soc., vol. 70,2023〜2024(1948)参
照)。
1,3,3−ペンタフルオロプロパンは公知の化合物で
あって、パークロロプロペンのフッ素化反応により得ら
れる(E. T. McBEE, ANTHONY TRUCHAN, R. O. BOLT, J.
Amer. Chem. Soc., vol. 70,2023〜2024(1948)参
照)。
【0021】本発明の製造方法では、工程Aは連続的に
実施可能である。
実施可能である。
【0022】また、工程Bにおける凝縮器の温度は反応
の条件等により最適のものを取り得るが、−40℃〜80
℃、好ましくは−20℃〜60℃、更に好ましくは−10℃〜
40℃の温度を採用できる。
の条件等により最適のものを取り得るが、−40℃〜80
℃、好ましくは−20℃〜60℃、更に好ましくは−10℃〜
40℃の温度を採用できる。
【0023】工程Bの圧力としては、工程Aの圧力をそ
のまま保つことも可能であるし、必要に応じてコンプレ
ッサー等で昇圧した後、工程Bへ導くことも可能であ
る。
のまま保つことも可能であるし、必要に応じてコンプレ
ッサー等で昇圧した後、工程Bへ導くことも可能であ
る。
【0024】工程Bにおいては、通常、非凝縮成分は凝
縮器の上部からガスの状態で、凝縮成分は凝縮器の下部
から液の状態で抜き出すことができる。
縮器の上部からガスの状態で、凝縮成分は凝縮器の下部
から液の状態で抜き出すことができる。
【0025】工程Bも連続的に実施可能である。
【0026】また、工程Cにおける水素の分離方法とし
ては様々な方法が適応可能である。工程Bで得られる非
凝縮成分が水素からなる成分である場合には、工程Aへ
そのままリサイクルすることも可能であるし、少量含ま
れている塩化水素をアルカリ水による洗浄等により除去
した後に乾燥させ、工程Aへリサイクルすることもでき
る。
ては様々な方法が適応可能である。工程Bで得られる非
凝縮成分が水素からなる成分である場合には、工程Aへ
そのままリサイクルすることも可能であるし、少量含ま
れている塩化水素をアルカリ水による洗浄等により除去
した後に乾燥させ、工程Aへリサイクルすることもでき
る。
【0027】また、工程Bで得られる非凝縮成分が水素
及び塩化水素からなる成分である場合には、含まれてい
る塩化水素をアルカリ水による洗浄等により除去した後
に乾燥させ、分離された水素を工程Aへリサイクルする
こともできるし、塩化水素を冷却等により凝縮させ、水
素を非凝縮成分として得た後、工程Aへリサイクルする
こともできる。
及び塩化水素からなる成分である場合には、含まれてい
る塩化水素をアルカリ水による洗浄等により除去した後
に乾燥させ、分離された水素を工程Aへリサイクルする
こともできるし、塩化水素を冷却等により凝縮させ、水
素を非凝縮成分として得た後、工程Aへリサイクルする
こともできる。
【0028】工程Cも連続的に実施可能である。
【0029】更に、工程Dにおいて、工程Bの凝縮成分
から1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを分
離する方法としては、精留により分離する方法が一般的
に採用可能であり、バッチ的にも、連続的にも実施可能
である。
から1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを分
離する方法としては、精留により分離する方法が一般的
に採用可能であり、バッチ的にも、連続的にも実施可能
である。
【0030】
【発明の作用効果】本発明の製造方法は、2,3−ジク
ロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
を、水素化触媒の存在下に大気圧以上の圧力下で気相反
応により水素によって還元する工程Aと、前記工程Aの
全生成物を冷却凝縮器へ導き、非凝縮成分としての水素
及び塩化水素からなる成分と、凝縮成分としての1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分
とを得るか、或いは、非凝縮成分としての水素からなる
成分と、凝縮成分としての塩化水素及び1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分とを得る
工程Bと、前記工程Bの非凝縮成分から水素を分離し、
前記工程Aへリサイクルする工程Cと、前記工程Bの凝
縮成分から1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパ
ンを分離する工程Dとからなるので、工業的に効率良く
かつ経済的に1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロ
パンを得ることができる。
ロロ−1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン
を、水素化触媒の存在下に大気圧以上の圧力下で気相反
応により水素によって還元する工程Aと、前記工程Aの
全生成物を冷却凝縮器へ導き、非凝縮成分としての水素
及び塩化水素からなる成分と、凝縮成分としての1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分
とを得るか、或いは、非凝縮成分としての水素からなる
成分と、凝縮成分としての塩化水素及び1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分とを得る
工程Bと、前記工程Bの非凝縮成分から水素を分離し、
前記工程Aへリサイクルする工程Cと、前記工程Bの凝
縮成分から1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパ
ンを分離する工程Dとからなるので、工業的に効率良く
かつ経済的に1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロ
パンを得ることができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
【0032】例1(工程A、Bについて) 中央に目皿を備え、熱電対温度計用の内管を備えた内径
20mm、長さ 400mmのSUS316製反応管に、活性炭に
3重量%濃度で担持されたパラジウム触媒5.12gを充填
し、窒素を40cc/minで2時間流通させた。その後、窒素
を水素に替え、同流量で流しながら、電気炉にて 250℃
に加熱し、2時間保持した。
20mm、長さ 400mmのSUS316製反応管に、活性炭に
3重量%濃度で担持されたパラジウム触媒5.12gを充填
し、窒素を40cc/minで2時間流通させた。その後、窒素
を水素に替え、同流量で流しながら、電気炉にて 250℃
に加熱し、2時間保持した。
【0033】水素 80cc/min 、2,3−ジクロロ−1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン 20cc/min を
大気圧下で反応管に流通させた。反応温度が 250℃を保
つように外部からの加熱を制御した。
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン 20cc/min を
大気圧下で反応管に流通させた。反応温度が 250℃を保
つように外部からの加熱を制御した。
【0034】大気圧下の反応管出口ガスを、−5℃に冷
却した凝縮器に導いたところ、非凝縮成分として水素と
塩化水素を含む成分を、凝縮成分として1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分を得た。
却した凝縮器に導いたところ、非凝縮成分として水素と
塩化水素を含む成分を、凝縮成分として1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分を得た。
【0035】反応管出口ガスをガスクロマトグラフィに
より分析した結果、転化率 100%、選択率97.5%であっ
た。
より分析した結果、転化率 100%、選択率97.5%であっ
た。
【0036】例2(工程A、Bについて) 活性炭に3重量%の濃度でパラジウムが担持された触媒
を、銀がパラジウムに対して金属成分として10重量%と
なるように硝酸銀を溶解させた水溶液に含浸した。減圧
下で水分を除去した後、更に 120℃で5時間乾燥させ
た。
を、銀がパラジウムに対して金属成分として10重量%と
なるように硝酸銀を溶解させた水溶液に含浸した。減圧
下で水分を除去した後、更に 120℃で5時間乾燥させ
た。
【0037】次に、SUS316製反応管に触媒を充填
し、窒素気流下にて 300℃で5時間更に乾燥させた後、
この温度で水素を導入し、5時間保持し、触媒の還元を
行った。
し、窒素気流下にて 300℃で5時間更に乾燥させた後、
この温度で水素を導入し、5時間保持し、触媒の還元を
行った。
【0038】このようにして得られた触媒5.10gを用い
て、反応の圧力を2Kg/cm2Gとし、例1と同様に反応を
行った。反応管出口ガスを2Kg/cm2Gの圧力を保ったま
ま、0℃に冷却した凝縮器に導いたところ、非凝縮成分
として水素と塩化水素を含む成分を、凝縮成分として
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる
成分を得た。
て、反応の圧力を2Kg/cm2Gとし、例1と同様に反応を
行った。反応管出口ガスを2Kg/cm2Gの圧力を保ったま
ま、0℃に冷却した凝縮器に導いたところ、非凝縮成分
として水素と塩化水素を含む成分を、凝縮成分として
1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる
成分を得た。
【0039】反応管出口ガスをガスクロマトグラフィに
より分析した結果、転化率99%、選択率96%であった。
より分析した結果、転化率99%、選択率96%であった。
【0040】例3(工程Cについて) 例1で得られた水素と塩化水素からなる非凝縮成分を水
洗塔へ導き、更に10%NaOH水溶液を用いたアルカリ
水洗塔へ導き、塩化水素を除去した。得られた水素を塩
化カルシウム、引き続いてモレキュラーシーブを充填し
た乾燥管へ導き、乾燥させた。
洗塔へ導き、更に10%NaOH水溶液を用いたアルカリ
水洗塔へ導き、塩化水素を除去した。得られた水素を塩
化カルシウム、引き続いてモレキュラーシーブを充填し
た乾燥管へ導き、乾燥させた。
【0041】この回収された水素を用いて、不足分の水
素を新たに追加し、工程Aを実施したところ、なんら問
題なく反応は進行した。
素を新たに追加し、工程Aを実施したところ、なんら問
題なく反応は進行した。
【0042】例4(工程Dについて) 例1で得られた1,1,1,3,3−ペンタフルオロプ
ロパンからなる凝縮成分をオールダーショウ型精留塔
(15段)にて大気圧下で精留した。コンデンサーの温度
は−10℃とした。沸点12℃の1,1,1,3,3−ペン
タフルオロプロパンが得られた。
ロパンからなる凝縮成分をオールダーショウ型精留塔
(15段)にて大気圧下で精留した。コンデンサーの温度
は−10℃とした。沸点12℃の1,1,1,3,3−ペン
タフルオロプロパンが得られた。
【0043】例5 例1と同様の反応を反応圧力を5Kg/cm2Gとして行っ
た。反応管出口ガスを5Kg/cm2Gの圧力を保ったまま、
−70℃に冷却した凝縮器に導いたところ、非凝縮成分と
して水素を含む成分を、凝縮成分として塩化水素と1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分
を得た。
た。反応管出口ガスを5Kg/cm2Gの圧力を保ったまま、
−70℃に冷却した凝縮器に導いたところ、非凝縮成分と
して水素を含む成分を、凝縮成分として塩化水素と1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分
を得た。
【0044】反応管出口ガスをガスクロマトグラフィに
より分析した結果、転化率98.5%、選択率95.5%であっ
た。
より分析した結果、転化率98.5%、選択率95.5%であっ
た。
Claims (5)
- 【請求項1】 2,3−ジクロロ−1,1,1,3,3
−ペンタフルオロプロパンを、水素化触媒の存在下に大
気圧以上の圧力下で気相反応により水素によって還元す
る工程Aと、 前記工程Aの全生成物を冷却凝縮器へ導き、非凝縮成分
としての水素及び塩化水素からなる成分と、凝縮成分と
しての1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンか
らなる成分とを得るか、或いは、非凝縮成分としての水
素からなる成分と、凝縮成分としての塩化水素及び1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンからなる成分
とを得る工程Bと、 前記工程Bの非凝縮成分から水素を分離し、前記工程A
へリサイクルする工程Cと、 前記工程Bの凝縮成分から1,1,1,3,3−ペンタ
フルオロプロパンを分離する工程Dとからなる、1,
1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法。 - 【請求項2】 水素を2,3−ジクロロ−1,1,1,
3,3−ペンタフルオロプロパンに対して3〜10倍モル
用いる、請求項1に記載した製造方法。 - 【請求項3】 水素化触媒としてパラジウムからなる触
媒を用いる、請求項1に記載した製造方法。 - 【請求項4】 各種担体へのパラジウム触媒の担持濃度
を0.05〜10重量%とする、請求項3に記載した製造方
法。 - 【請求項5】 反応を 100〜350 ℃の温度範囲で行う、
請求項1に記載した製造方法。
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