JPH0823125A - 誘導電流発光防止装置内蔵表示灯用ledランプおよびその製作方法 - Google Patents

誘導電流発光防止装置内蔵表示灯用ledランプおよびその製作方法

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JPH0823125A
JPH0823125A JP15749094A JP15749094A JPH0823125A JP H0823125 A JPH0823125 A JP H0823125A JP 15749094 A JP15749094 A JP 15749094A JP 15749094 A JP15749094 A JP 15749094A JP H0823125 A JPH0823125 A JP H0823125A
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led
zener diode
induced current
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Toshihiko Yoshizawa
淑彦 吉澤
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    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/357Driver circuits specially adapted for retrofit LED light sources
    • H05B45/3574Emulating the electrical or functional characteristics of incandescent lamps
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/50Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED] responsive to malfunctions or undesirable behaviour of LEDs; responsive to LED life; Protective circuits
    • H05B45/59Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED] responsive to malfunctions or undesirable behaviour of LEDs; responsive to LED life; Protective circuits for reducing or suppressing flicker or glow effects
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/395Linear regulators

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ツェナーダイオードを組込み、半田を溶解さ
せず、LEDを劣化させない小型白熱球互換用の誘導電
流で発光を防止する表示灯用LEDランプを提供する。 【構成】 基台1に取付けた多数のLED2に直列に、
LEDが誘導電流で発光することを防止するツェナーダ
イオード8を連結し、ツェナーダイオードの入力側リー
ド線81に整流ダイオード7の出力(+)7aを、また
整流ダイオードの一方の入力71に抵抗9の一方のリー
ド線91を空中配線方式で、かつツェナーダイオードと
抵抗のリード線81,82,91の長さを調節して半田
付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はJISで形状が規定され
ている小型白熱球の互換用表示灯LEDランプが誘導電
流により発光しないように誘導電流発光防止装置を内蔵
した誘導電流発光防止装置内蔵表示灯用LEDランプお
よびその製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種小型白熱球の互換用表示灯
LEDランプには、図5に配線図を示すように、多数の
LED2に整流ブリッジSBと抵抗Rを半田付けしたも
のがあった。
【0003】また、小型白熱球の形状は、例えばJIS
C 7509 ラジオパネル用電球、JIS C 7516 配電盤用
電球に規定されている。それによれば、JIS C 7509
では外径10mmφで、全長が28mm、JIS C 7516 で
は外径13mmφで、全長が33mmの小さなものである。
【0004】そして小型白熱球の互換用表示灯LEDラ
ンプに取付けたケースの寸法は、ラジオパネル用電球で
は外径10mmφで、長さが約9mmとなり、配電盤用電球
では外径13mmφで、長さが約11mmとなる。
【0005】さらに、最近のこの業界では、LEDの発
光開始電圧が50Vの互換用表示灯LEDランプが要求
されているが、従来の小さなスペース内に大きな整流ブ
リッジSBと抵抗Rが収納できず、これまではその要求
に答えられなかった。
【0006】また、この種小型白熱球の互換用表示灯L
EDランプにエポキシ系ボンドと重炭酸カルシウムを粘
土状に混ぜて使用するものに、本発明の発明者が発明者
の1人となっている特開平4−41379号公報があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の図5に示すLE
Dの回路に何らかの原因で誘導電流が流れると、LED
が不測に発光してしまうという問題点があった。
【0008】この小さなスペース内に整流ブリッジS
B、抵抗Rの他に誘導電流によりLEDの発光を防止す
るツェナーダイオードを組込み、しかも発生する熱で半
田を溶解させず、LEDを劣化させないように配置する
ことは至難の技であった。
【0009】このツェナーダイオードを組込むことによ
り、どれだけ発光開始電圧を上げることができるかを調
べるために、以下の実測を行った。
【0010】図5に示す従来の回路で、AC・DC共用
のLED(黄緑)9個を使用すると、AC110V,消
費電流9.28mA,抵抗R=10kΩ(I2 R=0.
86W)で発光開始電圧は13Vであった。
【0011】次に、ツェナー電圧が24Vの東芝製シリ
コン拡散接合形1ZC24のツェナーダイオードを使っ
た図4に示す回路で、前記したAC・DC共用のLED
(黄緑)9個を使用する。
【0012】すると、AC110V,消費電流9.65
mA,抵抗R=7.5kΩ(I2 R=0.69W)で発
光開始電圧は31Vであった。
【0013】この実測例からも判るように、ツェナーダ
イオードを組込めば、発光開始電圧のアップが可能で、
抵抗I2 Rも小さくなる。
【0014】そこで、ツェナー電圧が異なる種々のツェ
ナーダイオードから、適当なものを選択し、抵抗Rと消
費電流を考慮して設計すれば、発光開始電圧を大きく、
抵抗I2 Rを1W又は1/2Wにすることが可能とな
る。
【0015】即ち、図5に示す回路では、消費電流をL
EDで通常使われている16mA前後にすれば、I2
からどうしても抵抗I2 R=2Wを必要とし、消費電流
から抵抗I2 Rが決定されていた。
【0016】例えば、図5に示す従来の回路で、AC1
10V,消費電流16.25mA,抵抗R=5.6kΩ
(I2 R=1.47W)とすると、抵抗I2 Rは2Wを
必要とし、発光開始電圧は13Vと変わらない。
【0017】しかし、図4に示す回路では、ツェナーダ
イオードを1ZC51に変え、抵抗R=3kΩとする
と、実測消費電流15.91mAで、抵抗I2 R=0.
76Wとなり、抵抗Rは1Wでよい。また、発光開始電
圧も51Vとアップする。
【0018】このように、ツェナーダイオードのツェナ
ー電圧の大きなものと交換することによって、抵抗I2
Rを常に1W又は1/2Wにすることができ、同時に発
光開始電圧をアップすることができる。
【0019】このことはあらゆる製品、特に小型製品に
適用すると、これまで不可能とされていた製品も製作す
ることができるようになる。要はツェナーダイオードを
利用して容積の小さな1W又は1/2Wの抵抗を使用す
ることができるようにしたことが重要なことである。こ
の抵抗とツェナーダイオードが発する熱で半田を溶解し
ないか、LEDを劣化させることがないかで、抵抗とツ
ェナーダイオードのリード線の長さが決定される。この
ことが小型の表示灯用LEDランプの製作を可能にし
た。
【0020】そして、一般にこのような製品を製作する
場合、基盤を用いて製作し、基盤には配線を容易にした
り、部品を固定化する長所はあるが、小さなスペース内
に前記した各種の部品と基盤を収納することは、事実上
不可能であった。
【0021】そこで前記した公報のエポキシ系ボンドと
重炭酸カルシウムを粘土状に混ぜて使用するものを利用
して、従来のLEDの接続部の補強とLEDの使用期間
の判定以外に、本発明ではこれを前記した基盤の代わり
に使えるように工夫した。
【0022】最終的に、本発明は誘導電流による発光を
防止するツェナーダイオードを組込み、半田を溶解させ
ず、LEDを劣化させないようにした誘導電流発光防止
装置内蔵表示灯用LEDランプおよびその製作方法を提
供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は多数のLEDを取付ける基台と、基台を差
し込むケースおよびケース基部を差し込む口金とからな
るJISで形状が規定された小型白熱球の互換用表示灯
LEDランプであって;前記した基台に取付けた多数の
LEDに直列にLEDが誘導電流により発光することを
防止するツェナーダイオードを連結する。
【0024】そして、整流ブリッジの出力に、LEDが
誘導電流により発光することを防止するツェナーダイオ
ードと前記した基台に取付けた多数のLEDを、また整
流ブリッジの入力の一方に抵抗を空中配線方式で半田付
けする。
【0025】そのときツェナーダイオードと抵抗のリー
ド線の長さを調節して、LED、ツェナーダイオードお
よび抵抗の発する熱で半田を溶解させないように、かつ
LEDを劣化させないようにする。
【0026】次に、前記した整流ブリッジの入力側を口
金に半田付けし、基台をケースに挿嵌し、基台とケース
およびケースと口金を接着すると共に、整流ブリッジ、
ツェナーダイオードおよび抵抗の各部品と、この各部品
とケース間とを接着する。
【0027】また、接着剤としてエポキシ系ボンドと重
炭酸カルシウムを粘土状に混ぜて利用し、口金の先端内
部に塗り、ケースの口金挿入部に切込みを成形してこの
口金挿入部を口金内に差込み、次にLEDに電源を導通
して点灯する。
【0028】
【作用】基台1に取付けた多数のLED2に直列にLE
Dが誘導電流により発光することを防止するツェナーダ
イオード8を連結したから、LED2が誘導電流により
不測に発光することがない。
【0029】また、ツェナーダイオード8を連結したこ
とにより、前記したように、電源と整流ブリッジ7の入
力側に介在する抵抗9の抵抗値が従来の略半分で済むよ
うに設計することができる。
【0030】エポキシ系ボンドと重炭酸カルシウムを使
用し、基盤を使用せず、空中配線方式で整流ブリッジ7
の出力に、基台1に取付けた多数のLED2とツェナー
ダイオード8をこのリード線81,82の長さを調節し
て半田付けする。
【0031】また、同様に基盤を使用せず、空中配線方
式で整流ブリッジ7の入力側に抵抗9をこのリード線9
1,91の長さを調節して半田付けするから、ケース5
の内部スペースが小さくても容易に組込める。
【0032】そうすることにより、前記ツェナーダイオ
ード8および抵抗9の発する熱で、半田を溶解させず、
LED2を劣化させないような配置が可能となる。
【0033】また、整流ブリッジ7の入力側を口金6に
半田付けし、基台1をケース5に挿嵌し、ケース5と基
台1および口金6を接着すると共に、整流ブリッジ7、
ツェナーダイオード8および抵抗9を接着するから、部
品の固定化ができる。
【0034】また、前記接着に使用する接着剤としてエ
ポキシ系ボンドと重炭酸カルシウムを粘土状に混ぜて口
金6の先端内部に塗り、ケース5の口金挿入部54に切
込み55を成形して差込むから、粘土状の接着剤は切込
み55にも入り込む。
【0035】次にLED2に電源を導通して点灯するか
ら、粘土状の接着剤はLED2、ツェナーダイオード8
および抵抗9の熱により溶け、ケース5、口金6、整流
ブリッジ7、ツェナーダイオード8および抵抗9、各リ
ード線間に流れ込む。
【0036】そして各部に流れ込んだ粘土状の接着剤は
そのまま点灯を続けるか、電源の導通を絶ち、自然乾燥
することにより固まり、重炭酸カルシウムは石灰であ
り、人力で割れない強固なものになるから、特別に各部
品を接着する必要がない。
【0037】また、粘土状の接着剤が口金挿入部54の
切込み55にも入り込んで固まるため、ケース5と口金
6は回転せず、永久に抜けることがなく、本発明の誘導
電流発光防止装置内蔵表示灯用LEDランプはLED2
と同等の寿命を有する。
【0038】このように、エポキシ系ボンドと重炭酸カ
ルシウムを粘土状に混ぜた接着剤は、塗布後加熱溶融す
ることにより、ケース5と口金6との固定の外に、前記
した基盤の働きをするものである。
【0039】
【実施例】以下に本発明実施の一例を示した添付図面に
基づいて詳細に説明する。
【0040】図1は本発明の誘導電流発光防止装置内蔵
表示灯用LEDランプの側面図を示すものである。図2
は基台に取付けた多数のLEDへ整流ブリッジと、抵抗
およびツェナーダイオードを半田付けした実際の配線状
態を示す側面図である。
【0041】図3はケースのみを示す側面図で、図4は
本発明の誘導電流発光防止装置内蔵表示灯用LEDラン
プの配線図を示すもので、図5は従来の小型白熱球の互
換用表示灯LEDランプの配線図を示すものである。
【0042】本発明はLEDが誘導電流で発光するのを
防止するため、整流ブリッジ7の出力に多数のLED2
と直列にツェナーダイオード8を連結したから、電源と
整流ブリッジ7の入力間に介在する抵抗9の抵抗値が従
来の略半分で済む。
【0043】このことは、本件出願の発明者が実測によ
り確かめたことで、例えばAC・DC共用で、110V
用を製作する場合に、従来は2W(=I2 R)の抵抗を
必要としたものが、1Wで済むことになる。
【0044】それによって、抵抗9の寸法は従来5mmφ
×11mmであったのが、本発明では3mmφ×9.5mmの
寸法で済み、ケース5の小さなスペースにも収容し易く
なる。
【0045】図1および図2に示す符号1は基台で、ポ
リカーボネート製で、110Vの場合に、一例として中
央に1個、周囲に8個の合計9個のLED(発光ダイオ
ード)2の基部を挿嵌する孔21を穿設したものであ
る。
【0046】この他に、LEDの個数は図5の抵抗Rを
調整することによって、4個,5個,6個,8〜21個
まで現在製作されている。
【0047】そして、この孔21に各二本のリード線
3,4を挿通する孔31,41を穿設したものである。
【0048】次に、JIS C 7509 のラジオパネル用電
球では外径10mmφで、長さが約9mm、JIS C 7516
の配電盤用電球では外径13mmφで、長さが約11mmの
ポリカーボネート製のケース5を形成する。
【0049】このケース5の先端部51に前記した基台
1を挿嵌する挿入孔52を設け、ケース5の基部53に
口金6の先端部61に挿嵌する口金挿入部54を成形
し、この口金挿入部54の先端部に二箇所に切込み55
を設ける。
【0050】図2における符号7は1.0AのDIP形
の整流ブリッジ(東芝製 IJ4B42 )で、その寸法は縦
6.8mm×横6.5mm×高さ2.5mmを有するものであ
る。
【0051】また、整流ブリッジ7としては、スーパー
ミニダイオード(東芝製ISS181とISS184)を組合せ、超
小型の整流ブリッジとすることもできるが、パワー的に
十分でなく、この種ランプとして使用するには危険であ
り、不適当である。
【0052】また、ツェナーダイオード8は周知のよう
に、逆バイアス領域に非常に鋭い電圧降伏現象を持つ、
二端子の半導体接合素子で、この素子は主として電圧安
定回路に用いられる。このツェナーダイオード8は東芝
製のシリコン拡散接合形 1ZCのツェナー電圧を異にする
ものを各種用い、寸法は2.5mmφ×3mmである。
【0053】なお、ツェナーダイオード8として、東芝
製のシリコンエピタキシャルプレーナ形を使用すると、
超小型であり、好都合であるが、パワーがなく、この種
使用に当たり危険であり、これも不適当である。
【0054】このツェナーダイオード8を9個のLED
2と直列に挿入したことにより、このLED2の回路に
発生する誘導電流を定電圧化し、LED2が誘導電流位
の低電圧で発光しないように発光開始電圧をアップする
ことができる。
【0055】符号9は電源と前記した整流ブリッジ7の
入力側に介在させた1Wの抵抗で、福島双葉電機(株)
製の酸化皮膜抵抗器を使用し、その寸法は3mmφ×9.
5mmである。
【0056】図2に示す符号10は通気孔で、前記した
中央に1個、周囲に8個のLED2の基部を挿嵌する孔
21の間に4個設けたもので、ケース内で発生する熱を
外部に放出するものである。
【0057】次に前記した各部品を9個のLEDを取付
けた基台1に半田付けするに当たっては、ツェナーダイ
オード8と抵抗9とのリード線81,82、91,91
をできるだけ長く、現寸のまま又は少し切断して使用す
る。
【0058】その場合、例えば図2に示すように、ツェ
ナーダイオード8はツェナーダイオード8とリード線8
1,82をS字形にして入力側のリード線81を整流ブ
リッジ7の出力(+)7aと半田付けする。
【0059】また、ツェナーダイオード8の出力側のリ
ード線82を直列に連結した9個のLED2の始端のリ
ード線3aに半田付けする。
【0060】さらに、抵抗9は一方のリード線91を抵
抗9とU字形を形成するようにして整流ブリッジ7の一
方の入力71と半田付けし、他方のリード線91と整流
ブリッジ7の他方の入力72とを口金6に半田付けす
る。
【0061】そして、直列に連結した9個LED2の終
端のリード線4aと整流ブリッジ7の出力(−)7bを
半田付けする。
【0062】それから、各部品を半田付けした基台1の
周囲に接着剤としてエポキシ系ボンドと重炭酸カルシウ
ムを粘土状に混ぜて塗布し、基台1をケース5の先端部
51に形成した挿入孔52に挿嵌する。
【0063】次に、口金6の先端部61の内面にエポキ
シ系ボンドと重炭酸カルシウムを粘土状に混ぜて塗布
し、ケース5の口金挿入部54を口金6の先端部61に
挿嵌して、口金挿入部54の切込み55に粘土状の接着
剤を入れ込む。
【0064】さらに、多数のLED2に電源を導通し、
このLED2、ツェナーダイオード8と抵抗9の発する
熱で前記した粘土状の接着剤を溶かし、各所に流れ込ま
せ、点灯のまま乾燥させるか、或いは電源を切って自然
乾燥させる。
【0065】
【発明の効果】本発明は多数のLED2と直列として小
さなケース5の中にツェナーダイオード8を挿入したか
ら、JIS準拠の小型白熱球の互換用表示灯LEDラン
プにおけるLEDの欠点である誘導電流で発光してしま
うことを防止できる。
【0066】即ち、最近のこの業界において要求されて
いる、LEDの発光開始電圧が50Vの互換用表示灯L
EDランプを容易に提供することができる。
【0067】また、ツェナーダイオード8を挿入するこ
とによって、電源と整流ブリッジ7の入力側に介在する
抵抗9が従来の抵抗値の略半分に設計可能となるため、
抵抗9自体の寸法が大幅に小さくなり、小さなケース5
の中にも挿入できる。
【0068】本発明の方法を2号型電話交換球などに採
用すれば、これまでLEDで不可能とされていた60
V,110Vの製作も可能となる。
【0069】また、本発明の方法は配電盤用電球とし
て、全国で大量に使用されている、ホーロー(Follow)抵
抗により使用する18V,0.11A球、24V,0.
11A球の互換用表示灯LEDランプの製作を始めて可
能とすることができる。
【0070】本発明の方法はこの他の小型LEDランプ
の製作をも容易に可能とする。
【0071】さらに、粘土状の接着剤が口金挿入部54
の切込み55にも入り込んで固まり、ケース5と口金6
は永久に抜けることがなく、誘導電流発光防止装置内蔵
表示灯用LEDランプはLEDと同等の寿命を有し、メ
ンテナンスフリーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導電流発光防止装置内蔵表示灯用L
EDランプの側面図である。
【図2】基台に取付けた多数のLEDへ整流ブリッジ
と、抵抗およびツェナーダイオードを半田付けした実際
の配線状態を示した拡大側面図である。
【図3】ケースのみの拡大側面図である。
【図4】本発明の誘導電流発光防止装置内蔵表示灯用L
EDランプの配線図である。
【図5】従来の小型白熱球の互換用表示灯LEDランプ
の配線図である。
【符号の説明】
1 基台 2 LED 3,4 リード線 5 ケース 6 口金 7 整流ブリッジ 8 ツェナーダイオード 9 抵抗 10 通気孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のLEDを取付ける基台とこの基台
    を差し込むケースおよびこのケース基部を差し込む口金
    とからなり、JISで形状が規定されている小型白熱球
    の互換用表示灯LEDランプであって、前記した基台に
    取付けた多数のLEDに直列にLEDが誘導電流により
    発光することを防止するツェナーダイオードを連結する
    ことを特徴とする誘導電流発光防止装置内蔵表示灯用L
    EDランプ。
  2. 【請求項2】 多数のLEDを取付ける基台とこの基台
    を差し込むケースおよびこのケース基部を差し込む口金
    とからなり、JISで形状が規定されている小型白熱球
    の互換用表示灯LEDランプであって、整流ブリッジの
    出力に、LEDが誘導電流により発光することを防止す
    るツェナーダイオードと前記した基台に取付けた多数の
    LEDを、また整流ブリッジの入力の一方に抵抗を、ツ
    ェナーダイオードと抵抗のリード線の長さを調節して空
    中配線方式で半田付けし、LED、ツェナーダイオード
    および抵抗の発する熱で半田を溶解させないように、か
    つLEDを劣化させないようにし、前記した整流ブリッ
    ジの入力側を口金に半田付けし、基台をケースに挿嵌
    し、基台とケースおよびケースと口金を接着すると共
    に、整流ブリッジ、ツェナーダイオードおよび抵抗の各
    部品を接着することを特徴とする誘導電流発光防止装置
    内蔵表示灯用LEDランプの製作方法。
  3. 【請求項3】 接着剤としてエポキシ系ボンドと重炭酸
    カルシウムを粘土状に混ぜて口金の先端内部に塗り、ケ
    ースの口金挿入部に切込みを成形してケースを口金内に
    差込み、次にLEDに電源を導通して点灯することを特
    徴とする請求項2記載の誘導電流発光防止装置内蔵表示
    灯用LEDランプの製作方法。
JP15749094A 1994-07-08 1994-07-08 誘導電流発光防止装置内蔵表示灯用ledランプおよびその製作方法 Pending JPH0823125A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0890894A1 (en) * 1997-07-08 1999-01-13 Korry Electronics Co. Incandescent bulb luminance matching led circuit
KR100520721B1 (ko) * 1999-12-14 2005-10-11 가부시키가이샤 다키온 전원장치 및 led 램프장치
GB2397943B (en) * 2003-01-18 2006-04-05 Alan Broadbent High output energy efficient LED lamp

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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