JPH08230669A - 摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体 - Google Patents

摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体

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JPH08230669A
JPH08230669A JP519396A JP519396A JPH08230669A JP H08230669 A JPH08230669 A JP H08230669A JP 519396 A JP519396 A JP 519396A JP 519396 A JP519396 A JP 519396A JP H08230669 A JPH08230669 A JP H08230669A
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ワジー・カンジョ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄道車両の台車の下心皿における潤滑の必要
頻度を減少させる摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体を提供
する。 【構成】 摩耗・潤滑兼用ライナ組立体10は、第1底
板部分16を含むほぼ円形の杯状の摩耗用ライナアセン
ブリ20を有する。第1開口18は、第1底板部分を貫
いて中央に形成される。第1直立壁部分22は、その底
部が第1底板部分の外周囲に接続される。潤滑用ライナ
アセンブリ30は、その底部表面が第1底板部分の上部
表面に接触して配設された実質的に平らな固体潤滑材2
4を有する。環状潤滑材26の外表面は、第1直立壁部
分の内表面に接触して配設される。保護カバー部材40
は、第2底板部分28を含む。第2開口32は、第2底
板部分を貫いて中央に形成される。第2直立壁部分34
は、その底部が第2底板部分の外周囲に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、鉄道車両
の台車のボルスターボウルの摩耗用ライナ構成部品やそ
の潤滑に関するもので、特に、本発明は、そのような台
車のボルスターボウルに使用されるための摩耗及び潤滑
兼用のライナ組立体に関するものである。
【0002】
【発明の背景】列車の運行中、台車構造体が遭遇するカ
ーブ(曲折路)を通り抜けるため、回転自在な接続が、
鉄道車両の車体部分と台車部分との間になされていなけ
ればならないことは、鉄道工業における保守及び設計工
学の両方から十分認識されている。この接続は、標準的
な鉄道車両において、長手方向の中心軸に沿って上記車
体の底部に固定された上心皿を使用して通常行われる。
そして、それらのボルスターボウルは、上記鉄道車両の
台車の上部に配設される。しかし、この回転自在な接続
は、実質的に半永久的な態様で一対の鉄道車両の隣接す
る端部を一緒に接続するのに用いられる関節式連結装置
においては、雌型の接続部材とボルスターボウルとの間
で行われる。
【0003】概して、上記回転自在な接続部の潤滑を行
うことは、相当に困難である。そのうえ、十分な潤滑剤
を適所に保つことは、遭遇する環境が非常に不良である
ため、更に困難である。例えば、暴風雨のなかにある列
車の運行中には、湿気が上記ボルスターボウルから使用
潤滑剤(潤滑材)を早期に洗い落としてしまう。この重
要部位の潤滑不足は、車両の構成要素に過度の摩擦摩耗
をもたらす場合があり、それによって、修繕費や保守費
が増加する。更に、鉄道工業にとっては非常に関わりの
ある上記潤滑不足は、最も過酷な場合に、脱線の発生に
つながる。明らかに、このことは、鉄道によって運ばれ
る積荷にとっての損傷あるいは損害になり、業務を行う
ための費用が相当増加する。
【0004】
【発明の概要】本発明は、鉄道車両の台車の上部表面に
配設されたボルスターボウルにおける摩耗を減少するた
めの摩耗及び潤滑兼用の改良型のライナ組立体を提供す
る。上記摩耗及び潤滑兼用のライナ組立体は、第1所定
外径と第1所定内径を有するほぼ円形の杯状の摩耗用ラ
イナアセンブリを含む。摩耗用ライナアセンブリは、第
1所定厚さを有するほぼ円形の第1底板部分を含む。中
央に位置する第1所定直径の第1開口は、上記第1底板
部分を貫いて形成されている。摩耗用ライナアセンブリ
はまた、上記第1所定厚さと第1所定高さとを有するほ
ぼ円筒形の第1直立壁部分を含み、第1直立壁部分の底
部は、第1底板部分の外周囲に接続される。上記摩耗及
び潤滑兼用のライナ組立体は更に、潤滑用ライナアセン
ブリを含む。上記潤滑用ライナアセンブリは、少なくと
も1つの実質的に固体である潤滑材を含み、同潤滑材
は、前記摩耗用ライナアセンブリの上記第1底板部分と
隣接しその上部表面に接触して位置する底部表面と、第
2所定高さを有して縦に配設された実質的に固体である
環状潤滑材とを有する。上記環状潤滑材の外表面は、摩
耗用ライナアセンブリの第1直立壁部分と隣接しその内
表面に接触して位置する。摩耗用ライナアセンブリは更
に、第2所定外径と第2所定内径を有する保護カバー部
材を含む。上記保護カバー部材は、第2所定厚さを有す
るほぼ円形の第2底板部分を含む。上記第2底板部分の
底部表面は、上記少なくとも1つの実質的に固体である
潤滑材と隣接しその上部表面に接触して位置する。保護
カバー部材は、第2底板部分を貫いて形成され第2直径
を有して中央に位置する第2開口を有する。上記第2所
定厚さと第3所定高さを有するほぼ円筒形の第2直立壁
部分は、その底部が、第2底板部分の外周囲に接続され
る。環状突出部分の隣接する内端は、第2直立壁部分の
上端に接続されている。この環状突出部分は、第2直立
壁部分の上記上端から外方に、かつ上記ボルスターボウ
ルの上部(頂部)表面に向けて下方に延びている。最後
に、環状隙間は、上記環状潤滑材の内表面と上記第2直
立壁部分の外表面との間に位置する。上記環状隙間の幅
は、あらかじめ決められている。
【0005】
【発明の目的】したがって、本発明の重要な目的の1つ
は、鉄道車両の台車の下心皿における潤滑の必要頻度を
減少させる摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体を提供するこ
とである。
【0006】本発明の別の目的は、取り付けが比較的に
簡単である摩耗及び潤滑兼用の改良型のライナ組立体を
提供することである。
【0007】本発明の更に別の目的は、一対の鉄道車両
の隣接する端部をいっしょに接続するのに使用される連
結装置に左右されずに用いることができる摩耗及び潤滑
兼用の改良型のライナ組立体を提供することである。
【0008】本発明の更に別の目的は、潤滑用ライナア
センブリが、同潤滑用ライナアセンブリと接触する湿気
及び/又は介在物から保護されている摩耗及び潤滑兼用
の改良型のライナ組立体を提供することである。
【0009】本発明の更に別の目的は、重合体型の固体
の潤滑材を有効に用いることができる摩耗及び潤滑兼用
の改良型のライナ組立体を提供することである。
【0010】本発明の更に別の目的は、車体の上心皿が
台車のボルスターボウルに配設された心皿部分にくっつ
くことによる脱線を減らす能力を有する摩耗及び潤滑兼
用の改良型のライナ組立体を提供することである。
【0011】本発明の更に別の目的は、いろいろな寸法
に容易に製造できる摩耗及び潤滑兼用の改良型のライナ
組立体を提供することである。
【0012】本発明の更に別の目的は、摩耗用ライナア
センブリと保護カバー部材が打ち抜き加工による単一部
材として製造でき、それによって、製造コストが節約さ
れる摩耗及び潤滑兼用の改良型のライナ組立体を提供す
ることである。
【0013】本発明の更に別の目的は、関節式連結装置
あるいは車体の下方に配設された鉄道車両の台車に用い
るために容易に改装することができる摩耗及び潤滑兼用
の改良型のライナ組立体を提供することである。
【0014】上記に幾分詳細に説明した本発明の数多の
利点及び目的に加えて、本発明の他の様々な利点及び目
的は、特に、添付図面及び特許請求の範囲に関してなさ
れる本発明の以下の詳細な説明から、鉄道車両の保守技
術分野における当業者にとっては更に容易に明確になる
だろう。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の更に詳細な説明をする前
に、同一の機能を有する同一の構成は、明快にするた
め、各図面を通して同一の参照数字で表されていること
を言及しておく。
【0016】次に、特に図1から図5を参照すると、鉄
道車両の台車(図示せず)の上部表面に配設されたボル
スターボウル12に必要量の潤滑を提供することに使用
するための、摩耗及び潤滑兼用の改良型のライナ組立体
(以下、摩耗・潤滑兼用組立体と称する)10の好適な
実施形態が示されている。
【0017】図2に最もよく示されているように、上記
摩耗・潤滑兼用組立体10は、第1所定外径と第1所定
内径を有するほぼ円形の杯状の摩耗用ライナアセンブリ
20を含む。上記第1所定外径及び第1所定内径は、上
記ボルスターボウル12の内径と、鉄道車両の上心皿
(図示せず)の外径あるいはボルスターボウル12内に
乗っかる関節式連結装置の上心皿部分14の外径とに基
づいている。
【0018】摩耗用ライナアセンブリ20は、第1所定
厚さを有するほぼ円形の第1底板部分16を含む。中央
に位置する第1所定直径の第1開口18は、上記第1底
板部分16を貫いて形成されている。ほぼ円筒形の第1
直立壁部分22は、その底部が上記第1底板部分16の
外周囲に接続されている。第1直立壁部分22は、第1
所定高さを有すると共に、第1底板部分16とほぼ同じ
厚さである。好適には、上記第1直立壁部分22の高さ
は、余分な湿気を、上記摩耗用ライナアセンブリ20の
外表面とボルスターボウル12の内表面との間にある領
域に行かせるために、上記ボルスターボウル12の深さ
よりも大きいほうがよい。
【0019】好適には、上記第1直立壁部分22の第1
所定高さは、上記第1直立壁部分22の上端が上記ボル
スターボウル12の上部表面の上方まで延びていること
を許容されるのに、少なくとも十分であるほうがよい。
このことは、この表面(上部表面)上の余分な湿気及び
/又は介在物が、摩耗・潤滑兼用組立体10の外表面と
ボルスターボウル12の内表面との間に流れていくこと
を許容する。加えて、上記第1底板部分16と第1直立
壁部分22は、単一部材の摩耗用ライナアセンブリ20
として、例えば打ち抜き加工(プレス加工)によって形
成されていることが好ましい。
【0020】摩耗・潤滑兼用組立体10のもう1つの必
須構成要素は、潤滑用ライナアセンブリ30である。上
記潤滑用ライナアセンブリ30は、少なくとも1つの実
質的に平らな固体潤滑材24を含む。上記固体潤滑材2
4の底部表面は、摩耗用ライナアセンブリ20の第1底
板部分16と隣接しその上部表面に接触して位置する。
潤滑用ライナアセンブリ30は、また、第2所定高さを
有する縦に配設された実質的に固体の環状潤滑材26を
含む。好適には、上記環状潤滑材26の第2所定高さ
は、摩耗用ライナアセンブリ20の上記第1直立壁部分
22の第1所定高さよりも低いほうがよい。上記環状潤
滑材26の外表面は、摩耗用ライナアセンブリ20の第
1直立壁部分22と隣接しその内表面に接触して位置す
る。
【0021】好適には、上記固体潤滑材は、重合体型の
潤滑材である。潤滑用ライナアセンブリ30が平らなた
った1つの固体潤滑材24を有する場合は常に、それを
貫いて形成され中央に位置する第3開口がある。中央に
位置する上記第3開口は、第1底板部分16を貫いて形
成された上記第1所定直径と本質的に同じ直径を有す
る。あるいはその代わりに、第1底板部分16と第2底
板部分28との間に、平らな複数個の固体の固体潤滑材
が使用されていてもよい。このことは、万一、固体潤滑
材が変形しても、複数の同固体潤滑材の間の空間にあふ
れ出ることができるという利点を提供する。平らな複数
個の固体潤滑材は、いろいろな形状のうちのどのような
1形状で供給されてもよく、例えば、少なくとも2つの
実施形態を提供するための図7及び図8にそれぞれ示さ
れるように、半円形部分30Aあるいは略パイ形部分3
0Bであってもい。難無く明白なことであるが、望まれ
れば、その他の形状の態様が利用されてもよい。
【0022】図4にもっともよく示されるように、摩耗
・潤滑兼用組立体10は更に、保護カバー部材40を含
んでいる。上記保護カバー部材40は、第2所定外径と
第2所定内径を有する。上記保護カバー部材40は、第
2所定厚さを有するほぼ円形の第2底板部分28を含ん
でいる。第2底板部分28の底部表面は、上記少なくと
も1つの実質的に平らな固体潤滑材24の上部表面と、
好適には摺動自在に隣接及び接触して位置する。第2所
定直径を有する中央に位置する第2開口32は、保護カ
バー部材40の第2底板部分28を貫いて形成されてい
る。ほぼ円筒形の第2直立壁部分34は、その底部が第
2底板部分28の外周囲に接続されている。上記第2直
立壁部分34は、第2所定厚さと第3所定高さを有す
る。上記保護カバー部材40の最後に挙げる必須構成要
素は、環状突出部分36であり、同環状突出部分36の
隣接する内端は、第2直立壁部分34の上端に接続され
ている。上記環状突出部分36は、上記第2直立壁部分
34の上端から外方に、かつ上記ボルスターボウル12
の上部(頂部)表面に向けて下方に延びている。好適に
は、保護カバー部材40は更に、第2底板部分28に形
成された第2開口32に隣接した同第2底板部分28部
分から所定長さ下方に延びる突出部分48を含む。上記
所定長さは、好適には、最小でも約6.35mm(0.
25インチ)である。
【0023】本発明の現在好適な実施形態では、上記第
2底板部分28、第2直立壁部分34及び環状突出部分
36は、単一部材の保護カバー部材40として、例えば
打ち抜き加工によって形成されている。更に、保護カバ
ー部材40の第2直立壁部分34の第3所定高さは、摩
耗用ライナアセンブリ20の第1直立壁部分22の第1
所定高さよりも高い。
【0024】最後に、摩耗・潤滑兼用組立体10は、好
適には、上記環状潤滑材26の内表面と保護カバー部材
40の第2直立壁部分34の外表面との間に位置する環
状隙間38を含んでいる。上記環状隙間の幅は、あらか
じめ決められている。環状潤滑材26の内表面と保護カ
バー部材40の第2直立壁部分34の外表面との間に位
置する上記環状隙間(の幅)は、大体、約0.635m
m(0.025インチ)から約2.413mm(0.0
95インチ)の間にある。
【0025】本発明の現在好適な実施形態によれば、摩
耗・潤滑兼用組立体10は更に、第1底板部分16の外
周囲と上記第1直立壁部分22の底端部との間に位置す
る丸み部分42を含む。上記丸み部分42は、好適には
約0.762mm(0.03インチ)から約8.255
mm(0.325インチ)の間の第1所定半径を有す
る。更に、この実施形態では、第2底板部分28の外周
囲と保護カバー部材40の第2直立壁部分34の底端部
との間に、別の丸み部分44がある。丸み部分44は、
好適には、丸み部分42(の半径)より大きな第2所定
半径を有する。摩耗・潤滑兼用組立体10は、第2直立
壁部分34の上端と保護カバー部材40の環状突出部分
36の内端との間に位置するもう1つの丸み部分46を
有する。丸み部分46は、好適には、約3.81mm
(0.15インチ)から約5.08mm(0.20イン
チ)の間の第3所定半径を有する。
【0026】現在好適な実施形態では、第1底板部分1
6を貫いて形成された上記第1開口18の第1所定直径
は、第2底板部分28を貫いて形成された上記第2開口
32の第2所定直径よりも大きく、そして、上記摩耗用
ライナアセンブリ20の第1所定厚さは、上記保護カバ
ー部材40の第2所定厚さよりも厚い。それは、上記第
2所定厚さが、約1.778mm(0.07インチ)か
ら約2.032mm(0.08インチ)の間に実質的に
あると共に、上記第1所定厚さは、約3.81mm
(0.15インチ)から約3.175mm(0.125
インチ)の間に実質的にあることが、概して望ましい。
【0027】摩耗及び潤滑兼用の改良型のライナ組立体
の現在好適な多数の実施形態については、上に詳細に説
明してきたが、鉄道技術分野における当業者には、特許
請求の範囲の精神と範囲を逸脱することなく、本発明の
他の種々の改変及び応用実施形態が可能であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現在好適な実施形態の部分的な断面
の側面図である。
【図2】 図1に示される現在好適な摩耗用ライナアセ
ンブリの断面図である。
【図3】 図1及び図2に示される現在好適な摩耗用ラ
イナアセンブリの平面図である。
【図4】 図1に示される現在好適な保護カバー部材の
断面図である。
【図5】 図1及び図4に示される保護カバー部材の平
面図である。
【図6】 本発明の摩耗及び潤滑兼用の改良型のライナ
組立体の直立壁部分を通る拡大断面図であって、潤滑用
ライナアセンブリの環状潤滑材と保護カバー部材の第2
直立壁部分との中間に位置する現在好適な環状隙間が示
されている。
【図7】 摩耗用ライナアセンブリの第1底板部分の上
部表面上に配設された一対の半円形の潤滑用ライナ部材
を示す平面図である。
【図8】 摩耗用ライナアセンブリの第1底板部分の上
部表面上に円形の配列で配設された複数の略パイ形の潤
滑用ライナ部材を示す平面図である。
【符号の説明】
10…摩耗・潤滑兼用ライナ組立体(摩耗及び潤滑兼用
ライナ組立体)、12…ボルスターボウル、16…第1
底板部分、18…第1開口、20…摩耗用ライナアセン
ブリ、22…第1直立壁部分、24…固体潤滑材、26
…環状潤滑材、28…第2底板部分、30…潤滑用ライ
ナアセンブリ、30A…半円形部分(半円形潤滑材)、
30B…略パイ形部分(略パイ形潤滑材)、32…第2
開口、34…第2直立壁部分、36…環状突出部分、3
8…環状隙間、40…保護カバー部材、42…丸み部分
(第1丸み部分)、44…丸み部分(第2丸み部分)、
46…丸み部分(第3丸み部分)。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道車両の台車の上部表面上に配設され
    るボルスターボウルのための摩耗及び潤滑兼用ライナ組
    立体において、 (a) 第1所定外径及び第1所定内径を有するほぼ円
    形の杯状の摩耗用ライナアセンブリであって、(i)
    第1所定厚さを有するほぼ円形の第1底板部分と、(i
    i) 前記第1底板部分を貫いて形成され、第1所定直
    径を有し中央に位置する第1開口と、(iii) 前記第1
    所定厚さ及び第1所定高さを有するほぼ円筒形の第1直
    立壁部分であり、該第1直立壁部分の第1底部で前記第
    1底板部分の外周囲に接続された前記第1直立壁部分
    と、を含む摩耗用ライナアセンブリと、 (b) 潤滑用ライナアセンブリであって、(i) 前
    記摩耗用ライナアセンブリの前記第1底板部分と隣接し
    その上部表面に接触して位置する第1底部表面を各々が
    有する実質的に平らな複数の固体潤滑材と、(ii) 第
    2所定高さを有し縦に配設された実質的に固体である環
    状潤滑材であり、該環状潤滑材の外表面が前記摩耗用ラ
    イナアセンブリの前記第1直立壁部分と隣接しその内表
    面に接触して配設される前記環状潤滑材と、を含む前記
    潤滑用ライナアセンブリと、 (c) 第2所定外径及び第2所定内径を有する保護カ
    バー部材であって、(i) ほぼ円形の第2底板部分で
    あり、該第2底板部分の第2底部表面が実質的に少なく
    とも1つの前記固体潤滑材の上部表面と隣接及び接触し
    て位置する前記第2底板部分と、(ii) 前記第2底板
    部分を貫いて形成され、第2所定直径を有し中央に位置
    する第2開口と、(iii) 前記第2所定厚さ及び第3所
    定高さを有するほぼ円筒形の第2直立壁部分であり、該
    第2直立壁部分の第2底部が前記第2底板部分の外周囲
    に接続された前記第2直立壁部分と、(iv) 自身の内
    端近くで前記第2直立壁部分の上端に接続され、前記第
    2直立壁部分の前記上端から外方にかつ前記ボルスター
    ボウルの頂部表面に向けて下方に延びる環状突出部分
    と、を含む保護カバー部材と、 (d) 前記環状潤滑材の内表面と前記第2直立壁部分
    の外表面との間に位置する環状隙間であり、該環状隙間
    の幅があらかじめ決められている前記環状隙間と、から
    構成される摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体。
  2. 【請求項2】 第1所定半径を有し、前記第1底板部分
    の前記外周囲と前記第1直立壁部分の前記第1底部との
    間に位置する第1丸み部分を含む請求項1に記載の摩耗
    及び潤滑兼用ライナ組立体。
  3. 【請求項3】 第2所定半径を有し、前記第2底板部分
    の前記外周囲と前記第2直立壁部分の前記第2底部との
    間に位置する第2丸み部分を含む請求項1に記載の摩耗
    及び潤滑兼用ライナ組立体。
  4. 【請求項4】 第3所定半径を有し、前記第2直立壁部
    分の前記上端と前記第1環状突出部分の前記内端との間
    に位置する第3丸み部分を含む請求項3に記載の摩耗及
    び潤滑兼用ライナ組立体。
  5. 【請求項5】 前記第1底板部分を貫いて形成された前
    記第1開口の前記第1所定直径は、前記第2底板部分を
    貫いて形成された前記第2所定直径よりも大きい請求項
    1に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体。
  6. 【請求項6】 前記保護カバー部材が、前記第2開口に
    隣接する前記第2底板部分から所定長さ下方に延びる第
    2突出部分を含む請求項5に記載の摩耗及び潤滑兼用ラ
    イナ組立体。
  7. 【請求項7】 前記所定長さが少なくとも約6.35m
    m(0.25インチ)である請求項6に記載の摩耗及び
    潤滑兼用ライナ組立体。
  8. 【請求項8】 前記摩耗用ライナアセンブリの前記第1
    所定厚さが前記保護カバー部材の前記第2所定厚さより
    も厚い請求項1に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組立
    体。
  9. 【請求項9】 前記実質的に平らな複数の固体潤滑材
    は、一対の半円形潤滑材からなる請求項1に記載の摩耗
    及び潤滑兼用ライナ組立体。
  10. 【請求項10】 前記実質的に平らな複数の固体潤滑材
    は、円形の配列に並んで配設された複数の略パイ形潤滑
    材からなる請求項1に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組
    立体。
  11. 【請求項11】 前記第1底板部分と前記第1直立壁部
    分とが単一部材の摩耗用ライナとして形成されている請
    求項1に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体。
  12. 【請求項12】 前記第2底板部分、前記第2直立壁部
    分及び前記環状突出部分は、単一部材の保護カバー部材
    として形成されている請求項11に記載の摩耗及び潤滑
    兼用ライナ組立体。
  13. 【請求項13】 前記第1直立壁部分の前記第1所定高
    さは、該第1直立壁部分の上端が前記ボルスターボウル
    の前記頂部表面の上方まで延びることを許容するのに少
    なくとも十分である請求項1に記載の摩耗及び潤滑兼用
    ライナ組立体。
  14. 【請求項14】 前記環状突出部分の外縁は、前記ボル
    スターボウルの前記頂部表面と接触している請求項13
    に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体。
  15. 【請求項15】 前記環状潤滑材の前記内表面と前記第
    2直立壁部分の前記外表面との間に位置する前記環状隙
    間は、約0.635mm(0.025インチ)から約
    2.413mm(0.095インチ)の間に実質的にあ
    る請求項1に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体。
  16. 【請求項16】 前記第1所定厚さは、約3.81mm
    (0.15インチ)から約3.175mm(0.125
    インチ)の間に実質的にある請求項1に記載の摩耗及び
    潤滑兼用ライナ組立体。
  17. 【請求項17】 前記第2所定厚さは、約1.778m
    m(0.07インチ)から約2.032mm(0.08
    インチ)の間に実質的にある請求項16に記載の摩耗及
    び潤滑兼用ライナ組立体。
  18. 【請求項18】 固体潤滑材は、重合体型の潤滑材であ
    る請求項1に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体。
  19. 【請求項19】 前記第1直立壁部分の前記第1所定高
    さが、前記第2直立壁部分の前記第3所定高さよりも低
    い請求項1に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体。
  20. 【請求項20】 前記第1直立壁部分の前記第1所定高
    さが、前記環状潤滑材の前記第2所定高さよりも高い請
    求項19に記載の摩耗及び潤滑兼用ライナ組立体。
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