JPH08227268A - マネキンユニット - Google Patents

マネキンユニット

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JPH08227268A
JPH08227268A JP7270788A JP27078895A JPH08227268A JP H08227268 A JPH08227268 A JP H08227268A JP 7270788 A JP7270788 A JP 7270788A JP 27078895 A JP27078895 A JP 27078895A JP H08227268 A JPH08227268 A JP H08227268A
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JP
Japan
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chest
mannequin
neck
extension structure
unit
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Application number
JP7270788A
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English (en)
Inventor
Ole B Kohnke
ビヨルン ケーンケ オレ
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AMUBUU INTERNATL AS
Ambu International AS
Original Assignee
AMUBUU INTERNATL AS
Ambu International AS
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Publication date
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B23/00Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes
    • G09B23/28Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine
    • G09B23/288Models for scientific, medical, or mathematical purposes, e.g. full-sized devices for demonstration purposes for medicine for artificial respiration or heart massage

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンパクトで取扱いやすく、保管しやすく、
運搬しやすいマネキンユニットを提供することである。 【解決手段】 換気および外部心臓マッサージを含む、
心肺機能回復法(CPR)の技術を教示するためのマネ
キンユニット1であって、少なくとも1つのマネキン6
6および胸部延長構造体2を備えたマネキンユニット。
マネキンが、口開口を有する頭部9と、頸部8と、胸部
手段3と、口開口と連通する喉手段と、喉手段と連通す
る肺手段とを備えており、胸部手段が、人間の胸部を模
すように形成された可撓性の前プレートと、後プレート
と、これらのプレートの間で圧縮される弾性圧縮手段と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心肺機能回復法
(CPR)の技術、すなわち人工呼吸および心臓マッサ
ージを教示するための器具として使用されるようになっ
たマネキンに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】CPRを教示するため
のマネキンであって、胸部、頸部、および頸部に対して
回動できる頭部を備え、マネキンの胸部領域に、圧縮可
能な心臓マッサージ手段および肺機能をシミュレートす
る気密バッグを備え、前記バッグの内部が頭部の顔面カ
バーの開口を通して周囲と連通するようにバッグが頸部
を貫通して頭部と連通しているマネキンが、欧州特許第
93200624号および米国特許第4984987号
に記載されている。訓練をより実際的にするために、マ
ネキンは、平均的な成人男性に近い寸法、そして少なく
とも平均的な成人男性の頭部と胸部に対応する寸法を備
えていなければならない。しかしながら、訓練と運搬の
際に使用できる空間が制限されているため、マネキンは
通常、人体の下部すなわち下半身に相当する部分を備え
ていない。訓練時の操作において、マネキンを摺動さ
せ、回転させ、横揺れさせることがある。現実の状態に
近似した訓練状態をつくり出すために、マネキンは、或
る程度動くようにするべきであり、したがって、マネキ
ンを固定することは認められない。一方、マネキンを短
くし軽量の材料で作ると、訓練状態を現実的なものにす
るのに十分な安定性を得るのが困難となる。
【0003】しかしながら、心肺機能回復法の技術を教
示するためのマネキンは通常、運搬および取扱いを容易
にするために、比較的軽量の材料で作られている。した
がって、このようなマネキンの使用時の安定性は相対的
に悪く、このことは、マネキンの使用者にとってマネキ
ンが意図しない動きをするおそれがあることを意味して
いる。しかしながら、マネキンを長くすることによって
安定させようとする解決策は、運搬および保管の観点か
ら見て不利であり、多くのマネキンを同時に使用する必
要がある教室内で訓練を実施するときには不便である。
本発明の目的は、導入部に記載した型式のマネキンユニ
ットであって、現状のマネキンと比較して、コンパクト
で取扱いやすく、保管しやすく、運搬しやすいマネキン
ユニットを提供することである。本発明の別の目的は、
現実的な訓練状態をつくり出すのに適した安定性を示す
マネキンユニットを提供することである。本発明のさら
に別の目的は、訓練状態において極めて効率的な空間利
用を可能にするマネキンユニットを提供することであ
る。本発明のさらに別の目的は、保管位置から使用位置
に、或いは使用位置から保管位置に容易に変換できるマ
ネキンユニットを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】これは、本発明によるマ
ネキンユニット、すなわち、実質的に水平な面に平らに
置かれるようになっていて、少なくとも1つのマネキン
および胸部延長構造体を備えたマネキンユニットであっ
て、前記マネキンが、口開口を有する頭部手段と、頭部
手段に連結された頸部手段と、近位端および遠位端を有
し、前記近位端によって前記頸部手段に連結された胸部
手段と、前記口開口と連通する喉手段と、喉手段と連通
する肺手段とを備えており、前記胸部手段が、人間の胸
部を模すように形成された可撓性の前プレートと、後プ
レートと、前プレートと後プレートとの間で付勢力を提
供するため、これらのプレートの間で圧縮される弾性圧
縮手段とを備えており、前記胸部延長構造体が、胸部延
長構造体が前記胸部手段から長さ方向に延び、使用時に
生じやすい回転および横揺れ運動をしないようにマネキ
ンを安定させるように作用する使用位置と、マネキンユ
ニットの占める空間長さを減少させるため、前記胸部延
長構造体が使用位置から遠去かる方へ回動される保管位
置との間で、前記胸部手段を横断する方向に延びた回動
軸線を中心として胸部手段を回動させる回動手段によっ
て、前記胸部手段の遠位端に連結されていることを特徴
とするマネキンユニットによって達成される。
【0005】使用の際、本発明によるマネキンユニット
は、胸部手段および胸部延長構造体を略水平に配置した
状態で水平な支持体の上に配置される。使用の後、胸部
延長構造体は、マネキンを具合よく保管し運搬すること
ができる保管位置まで、胸部手段に対して略90°回動
される。好適な実施の形態は、前記胸部延長構造体が、
第1および第2の回動軸線を構成する第1および第2の
回動手段を備えており、回動手段が各々、それぞれのマ
ネキンの胸部手段との回動連結を提供することによって
特徴付けられ、好ましくは、前記胸部延長構造体が、前
記胸部手段の各々が使用位置から前記両方の胸部手段が
互いに略平行に延びた保管位置まで略90°回動する距
離、前記第1および第2の回動軸線が互いに間隔を隔て
るように構成された前記第1および第2の回動手段を備
えていることによって特徴付けられる。この実施の形態
では、胸部手段は、背中合わせに、或いは胸部を合わせ
て配置される。このように折り畳まれたユニットは、バ
ランスのとれたパッケージを形成し、胸部延長構造体に
備えられた或いは取付けられたハンドルで持ち上げて運
搬することができる。
【0006】このことは、各マネキンが別体であるとき
と比較して、保管時に多くのマネキンの1ユニットとし
て一体にコンパクトに包装することが可能になり、か
つ、使用時に空間の効率的な利用が可能になる。マネキ
ンユニットを広げて使用位置にすると、ユニットのマネ
キンは、極めて好都合な方法で互いに安定性を保つ。か
くして、訓練状態においてマネキンに必然的に力が加え
られる際、本発明によるユニットの一部であるマネキン
は、突出した胸部延長構造体によって安定性を保たれ、
したがって、同じ重量の従来の短いマネキンよりも、遙
に安定性が良い。
【0007】好適な実施の形態は、頭部が取外し可能で
あり、頸部が胸部に対して回動可能であり、そして、取
り外された頭部と頸部が胸部の内部に受け入れられ胸部
の内部に固定されるように胸部が設計されていることに
よって、特徴付けられる。この実施の形態は、頭部を
(任意的には、頸部も)取外し、収容する十分な容量が
ある各胸部の内部に配置することによって、ユニットの
パッケージ容量がさらに減少するという発見に基づいて
いる。本発明の好適な実施の形態によるユニットは、2
つ、3つ、又は4つのマネキンを備えている。2つ又は
4つの胸部手段を備えたユニットの実施の形態では、好
適には、実質的に矩形又は正方形の構造体すなわちプレ
ートの形態をした胸部延長構造体が設けられている。3
つのマネキンを備えたユニットの実施の形態では、好適
には、実質的に三角形の構造体すなわちプレートの形態
をした胸部延長構造体が設けられている。胸部延長構造
体のプレートには好適には、スタンドが設けられてい
る。
【0008】好適には、胸部延長構造体は、ユニットを
運搬するためのハンドルを備えている。胸部延長構造体
がプレートの形態であるとき、前記ハンドルは、プレー
トに開口を設け、プレートの縁部を指で把持することに
よって実現される。好適には、胸部手段は、回動手段に
よって胸部延長構造体に固定されている。或いは、胸部
手段の胸部延長構造体との回動連結は、可撓性のストラ
ップによって行われる。好適には、胸部手段は、胸部手
段が胸部延長構造体に固定されている箇所のところで胸
部手段の長さ方向軸線と直交して延びた回動軸線を中心
として90°回動できる。前記90°回動した際の2つ
の終端位置では、胸部手段の長さ方向軸線は、胸部延長
構造体の面と平行な面内において胸部延長構造体のそれ
ぞれと直交して配置されている。ここで、最初に言及し
た位置が使用位置であり、後者の位置が保管位置であ
る。本発明の好適な実施の形態は、頭部が頸部から取外
し可能であり、頸部の遠位端が胸部手段の近位端に回動
可能に固定されており、胸部手段の内部を頸部を回動さ
せることができるように胸部手段が設計されていること
によって特徴付けられる。 ここで語「近位」は、頭部
に近接した部分のことを意味し、語「遠位」は、頭部か
ら離れた部分のことを意味する。頸部に隣接した頭部の
部分は、頭部の下端と称する。
【0009】別の実施の形態では、頭部ならびに頸部は
取り外され、一緒に或いは別々に胸部の内部に配置され
ている。好適には、取り外された要素は、胸部の内部の
位置に、たとえば適所にスナップ係止することによって
固定される。頸部の内部には好適には、気密バッグの頸
部との連結用の手段を備えたアダプタが設けられてい
る。このアダプタは、たとえば管状片から成る。好適に
は、頭部は、その下端に、頸部に固定される手段をもつ
突出した管のスピゴットを備えている。前記固定手段
は、たとえば、対応する管のスピゴットを受け入れるた
めのソケットの形態をしており、スピゴットと係合させ
てスピゴットを係合状態に維持するファスナクリップを
備えている。このような固定手段は通常、スナップ係止
装置と呼ばれている。別の適当な固定手段の例には、他
の型式のスナップ係止装置が含まれる。心臓マッサージ
は好適には、膨張するベローズ又はばね(たとえば、圧
縮ばねやコイルばね)の形態をしている。好適には、胸
部は、ポリエチレンなどの熱可塑性材料のような可撓性
材料で形成された人体の形状を模した外殻から成る。
【0010】気密バッグは好適には、ポリ塩化ビニルや
ポリエチレンなどの溶着したプラスチックフィルムで構
成されている。バッグは、胸部の隆起を模すため膨張時
に胸部の側部を内側に引っ張って胸部の中央部を持ち上
げるために、胸部の両側に取付けられている。本発明
は、添付図面を参照して、以下の好適な実施の形態の詳
細な説明から、十分に理解できるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】全ての図面は、本発明によるユニ
ットの基礎をなす原理を明瞭にするのに必須の部分のみ
を示した概略図であり、他の部分は、明瞭にするため、
図面から省略されている。図面は必ずしも縮尺通りでは
ない。説明全体を通じて、同じ参照番号が、同一または
同様な要素に使用されている。図1には、本発明の第1
の実施の形態によるユニット1が示されているが、ユニ
ット1は、胸部延長構造体2と、それぞれの軸線65を
中心として回動されるように回動手段6によって胸部延
長構造体2に連結された2つのマネキン66とを備えて
いる。マネキン66は各々、一般的に、頭部9と、頸部
8と、胸部手段3とを備えている。胸部延長構造体2
は、実質的に矩形のプレートの形態をしており、ユニッ
ト1を支持するためのハンドルとして使用される、縁部
によって構成された開口4を有している。この実施の形
態によるユニットは、他方のマネキンとの回動連結を取
り外し、他方のマネキンを取り外すことによって、1つ
だけのマネキンが胸部延長構造体に連結されたユニット
に修正することができる。かかる修正は、明白であると
思われるので、別個に図示することはしない。
【0012】図2は、本発明の第2の実施の形態による
ユニット60を示しており、ユニット60は、第2の実
施の形態による胸部延長構造体62と、それぞれの軸線
65を中心として回動される3つのマネキンとを備えて
いる。この実施の形態の胸部延長構造体62は、頂点部
が切り取られた三角形のプレートの形態をしており、円
形の開口4を有している。ユニット60を支持するため
のハンドルとして役立つハンドルバー5が、円形の開口
4の中心を通り開口4を横断して設けられている。図3
は、本発明の第3の実施の形態によるユニット61を示
しており、ユニット61は、第3の実施の形態による胸
部延長構造体63と、それぞれの軸線65を中心として
回動される4つのマネキンとを備えている。この実施の
形態の胸部延長構造体63は、開口4を備えた正方形の
プレートの形態をしている。図1〜図3に示されている
マネキンの胸部手段3は全て、回動手段6によってそれ
ぞれの胸部延長構造体2、62、63に固定されてお
り、各マネキンには更に、頸部8と頭部9が設けられて
いる。図4は、第1の実施の形態によるユニット1を示
しており、ユニット1は、胸部延長構造体2と、2つの
マネキンとを備えている。胸部延長構造体2は、矩形の
プレート20と、プレート20の各隅部に配置された4
つの脚部を有するスタンド21とからなる。
【0013】胸部手段3は、回動手段6によって胸部延
長構造体2に固定されており、胸部手段3には各々、頸
部8および頭部9が設けられている。胸部手段3は、ポ
リエチレンなどの可撓性プラスチック材料の人体の形状
を模した外殻22と、横断壁23と、2つの側壁24と
を備えており、側壁24は、下方にテーパし、外殻22
の側縁から見て、胸部手段の中央の方へ傾斜し、底部片
26をもつ中央配置された垂直管状ケーシング25に合
致している。マネキンを背中を平らにして置くと、マネ
キンは、底部片26、スタンド21および後頭部のとこ
ろで支持体に当接する。かかる当接は、使用の際、マネ
キンの安定した位置決めを確保する。管状ケーシング2
5の内部には、心臓マッサージの訓練のための圧縮ばね
27が設けられており、圧縮ばね27は、底部片26の
ばね台28に載っている。側壁24と管状ケーシング2
5は一体片で成形され、ポリプロピレンのような剛性熱
可塑性材料で形成されている。さらに、胸部3の内部に
は、ポリエチレンなどの溶着プラスチックフィルムで形
成されたバッグの形態をした気密肺手段29が配置され
ている。バッグ29は、膨張時に外殻22の側部を引っ
張って外殻22の中間部を持ち上げるように、外殻22
の側部に吊るされている。バッグ29は、開口を備えて
おり、この開口にばね27が配置されている。
【0014】ヒンジ30が、鎖骨領域において、頸部8
の遠位端を外殻22の近位端の中央に固定している。頸
部8には、頭部9が頸部8に対して回動できるように2
つの回動手段32によって頸部壁に吊るされたアダプタ
31が設けられている。バッグ29の頸部部分33が、
頸部8の内部に導入され、連結パイプ34の形態をした
アダプタ31の端部に密封状態に取付けられている。頭
部9は、頭部片35と、取外し可能な顔面カバー36と
から構成されている。頭部片35の下端は、頸部8の近
位端に当接している。頭部片35は、下端に管のスピゴ
ット51を有しており(図5)、スピゴット51は、顔
面カバー36の口開口64を介し頭部片35の内部ダク
ト(図示せず)の形態の喉手段を通して周囲と連通して
いる。内部ダクトの構造は、当業者には明白であると思
われるので、ここでは詳細な説明は行わない。外側管状
溝52を有する頭部片35の管のスピゴット51は、ス
ピゴットに嵌まってスピゴットを保持するように合致す
るソケット37の形態をしたアダプタ31の近位端に挿
入される。
【0015】頭部片35のソケット37とスピゴット5
1を互いに係合させると、これらは、ソケット37の円
形横断面に対する割線を形成するようにソケット37の
両側のスロットに2つの脚部が配置されている弾性U形
ファスナクリップによって固定される。U形クリップ
は、外側から頸部壁の開口を通して接近することができ
る。頭部片35は、スピゴット51をソケット37に挿
入し、弾性U形クリップ38をまず別々に押付け、次い
でスピゴット51の凹部52内に曲げ戻して頭部片35
をこの位置に固定することによって、頸部8に固定され
る。マネキンを使用位置から保管位置に切り換えるため
に、頸部8の外側からクリップ38の弧状の架橋部分3
9に圧力を及ぼし、脚部40を別々に動かして頭部片3
5のスピゴット51の凹部52から出すことによって、
頭部片35は頸部8のところで外される。頭部片35
は、頸部8から外されると、外殻22、ばね27を備え
た管状ケーシング25、横断壁23および側壁24によ
って構成される胸部3の内部の空間に配置される。テー
パし、すなわち傾斜している側壁24と頭部片35は、
頭部片が前記空間の適所にスナップ嵌めされ保持される
ように、構成されている。
【0016】ヒンジ30は、頸部8が胸部3の内側に配
置されるように、頸部8を胸部3に対して90°回動さ
せる。バッグ29は、折り畳むことによって、この回動
に適応する。最後に、ピボット6は、2つの胸部手段3
の側壁24が互いに隣接して配置されるように、2つの
胸部手段3の各々を胸部延長構造体に対して90°回動
させる。かかる位置が図5に示されている。保管位置で
は、胸部手段3の背中側の遠位部分50がスタンド21
の脚部に当接し、胸部手段3が更に回動するのを阻止す
る。胸部延長構造体の回動軸線は、2つの胸部手段3が
ぶつからずに実質的に平行になるまで90°回動させる
ほどに間隔を隔てているのが都合が良い。上述の段階を
逆の順序に実施することによって、マネキンユニット
は、保管位置から使用位置に切り換えられる。第1の実
施の形態について説明した切り換え手順は、変形実施の
形態のいずれにも適用できる。本発明の特定の実施の形
態について説明してきたが、この実施の形態は、本発明
の単なる例示にすぎず、添付の特許請求の範囲によって
専ら定められる本発明の範囲を限定することを意図する
ものではない。特定の文脈において種々の構成要素につ
いて説明されているが、これは、個々の構成要素につい
て、他の組合せが適当であることを排除するものではな
く、或いは独立して特許性を有することを排除するもの
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるユニットの平
面図であって、2つのマネキンが使用位置にある状態を
示したものである。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるユニットの平
面図であって、3つのマネキンが使用位置にある状態を
示したものである。
【図3】本発明の第3の実施の形態によるユニットの平
面図であって、4つのマネキンが使用位置にある状態を
示したものである。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるユニットの使
用位置における側面を示した図であって、一方のマネキ
ンの胸部および頸部の長さ方向の断面が示されている図
である。
【図5】図4に示したユニットが保管位置にある状態を
示した図である。
【符号の説明】
1、60、61 ユニット 2、62、63 胸部延長構造体 3 胸部手段 8 頸部 9 頭部 31 アダプタ 65 軸線 66 マネキン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気および外部心臓マッサージを含む、
    心肺機能回復法(CPR)の技術を教示するためのマネ
    キンユニットであって、実質的に水平な面に平らに置か
    れるようになっていて、少なくとも1つのマネキンおよ
    び胸部延長構造体を備えたマネキンユニットにおいて、 前記マネキンが、口開口を有する頭部手段と、該頭部手
    段に連結された頸部手段と、近位端および遠位端を有
    し、前記近位端によって前記頸部手段に連結された胸部
    手段と、前記口開口と連通する喉手段と、該喉手段と連
    通する肺手段とを備えており、 前記胸部手段が、人間の胸部を模すように形成された可
    撓性の前プレートと、後プレートと、前プレートと後プ
    レートとの間で付勢力を提供するため、これらのプレー
    トの間で圧縮される弾性圧縮手段とを備えており、 前記胸部延長構造体が、胸部延長構造体が前記胸部手段
    から長さ方向に延び、使用時に生じやすい回転および横
    揺れ運動をしないようにマネキンを安定させるように作
    用する使用位置と、マネキンユニットの占める空間長さ
    を減少させるため、前記胸部延長構造体が使用位置から
    遠去かる方へ回動される保管位置との間で、前記胸部手
    段を横断する方向に延びた回動軸線を中心として胸部手
    段を回動させる回動手段によって、前記胸部手段の遠位
    端に連結されている、ことを特徴とするマネキンユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記胸部延長構造体が、胸部延長構造体
    を前記実質的に水平な支持面上で支持するようになった
    スタンドを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のマネキンユニット。
  3. 【請求項3】 2つのマネキンを備えており、前記胸部
    延長構造体が、第1および第2の回動軸線を構成する第
    1および第2の回動手段を備えており、該回動手段が各
    々、それぞれのマネキンの胸部手段との回動連結を提供
    することを特徴とする請求項1に記載のマネキンユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記胸部延長構造体が、前記胸部手段の
    各々が使用位置から前記両方の胸部手段が互いに略平行
    に延びた保管位置まで略90°回動する距離、前記第1
    および第2の回動軸線が互いに間隔を隔てるように構成
    された前記第1および第2の回動手段を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のマネキンユニット。
  5. 【請求項5】 3つのマネキンを備えており、前記胸部
    延長構造体が、3つの異なる回動軸線を構成する回動手
    段を備えており、それぞれのマネキンの胸部手段が、前
    記回動軸線の各々を中心として回動されるように連結さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のマネキンユ
    ニット。
  6. 【請求項6】 4つのマネキンを備えており、前記胸部
    延長構造体が、4つの異なる回動軸線を構成する回動手
    段を備えており、それぞれのマネキンの胸部手段が、前
    記回動軸線の各々を中心として回動されるように連結さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のマネキンユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 前記頸部が、前記胸部手段の近位端に回
    動可能に連結され、前記頸部手段が前記胸部手段の略長
    さ方向に延びた使用位置と、マネキンユニットの占める
    空間長さを減少させるため前記頸部手段が使用位置から
    遠去かる方へ回動される保管位置との間で回動されるよ
    うになっていることを特徴とする請求項1に記載のマネ
    キンユニット。
  8. 【請求項8】 前記頭部手段が前記頸部手段から取外し
    可能であり、前記胸部手段が、前記頭部手段が取外され
    たときに、頭部手段を受入れ保持するようになってお
    り、前記頸部手段が、それぞれの保管位置に回動される
    ことを特徴とする請求項1に記載のマネキンユニット。
  9. 【請求項9】 前記胸部延長構造体が、胸部延長構造
    体、頸部手段および頭部を全てそれぞれの保管位置に配
    置した際に、前記マネキンユニットを運搬するのに使用
    されるようになったハンドルを形成する手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のマネキンユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】 前記胸部手段が、前記頭部手段および
    前記頸部手段をそれぞれの保管位置に配置したとき、頭
    部手段および頸部手段を固定するようになっていること
    を特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のマネ
    キンユニット。
  11. 【請求項11】 前記肺手段が可撓性のバッグを備えて
    おり、前記頸部手段が、内部に、前記バッグの頸部部分
    との連結用の手段を有するアダプタを備えていることを
    特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のマネ
    キンユニット。
  12. 【請求項12】 前記頭部手段が管のスピゴットを備え
    ており、前記頸部手段が、前記スピゴットと合致して受
    け入れるようになったソケットと、互いに係合を維持す
    るようにスピゴットをソケット内に固定するようになっ
    た取外し可能なファスナ手段とを備えていることを特徴
    とする請求項1に記載のマネキンユニット。
JP7270788A 1994-10-19 1995-10-19 マネキンユニット Pending JPH08227268A (ja)

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