JPH0822707B2 - 紙巻取ロールの巻端テープ貼着方法 - Google Patents
紙巻取ロールの巻端テープ貼着方法Info
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- JPH0822707B2 JPH0822707B2 JP63294200A JP29420088A JPH0822707B2 JP H0822707 B2 JPH0822707 B2 JP H0822707B2 JP 63294200 A JP63294200 A JP 63294200A JP 29420088 A JP29420088 A JP 29420088A JP H0822707 B2 JPH0822707 B2 JP H0822707B2
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Description
ロールの巻端へテープを自動的に貼付ける巻端テープ貼
着方法に関する。
す。)により形成された巻取ロールは、その巻終わり部
分(以下、巻端と記す。)を巻取ロールの幅方向に全幅
にわたって切断したうえでワインダより転出させるが、
この巻端が後々の工程において巻取ロールの取扱い時に
支障とならないように、巻端部を予め粘着テープにて巻
取ロールに固定する必要がある。この粘着テープの貼付
けを自動化することを提案し実現化した例として、特開
昭60−128155号および実開昭60−145149号がある。
と、第2図において、巻取ロール1はワインダの巻取ド
ラム21,22上からダンプバー23により蹴り出され、かつ
この際に紙切ナイフ24によって巻端部を切断され、その
全幅方向に巻端25を形成する。次いで巻取ロール1が回
転ロール5,9より構成されるロール回転装置3上へ転入
すると、テープ貼りユニット26を支持しているクロスビ
ーム27が、その待機位置28より下降して、同ユニット26
に設けられた紙押さえ29で巻取ロール1の表面に押さえ
ながら、同時に回転ロール5を回転させると、巻取ロー
ル1が矢印7の方向に回転し、巻端25の位置をテープ貼
りを行うべき位置4(図示例では、巻取ロール1の12時
の位置)へ移動させる。クロスビーム27は巻取ロール1
の全幅にわたる長さを有している。
に沿ってテープ貼りユニット26を走行させながら、粘着
テープ2を巻取ロール1上へ自動的に貼付けていく。前
記テープ貼りユニット26としては、例えば前述の実開昭
60−145149号に開示されたものが実用上も有効なもので
あるので、以下同考案に基づいて実現化されたテープ貼
りユニットにつき第3図により説明する。
ってクロスビーム27に支持されており、モータ31によっ
て巻取ロール1の全幅にわたって移動可能となってい
る。粘着テープの巻体32は、その回転がブレーキ装置33
によって制御されており、そこから送り出されたテープ
2はロール34を介して前部テープ押さえ35まで延びてい
る。この前部テープ押さえ35はエアシリンダ36により、
支点37を中心として揺動可能であり、テープ貼りを開始
するにあたっては第4図に実線で示す如く下降し、テー
プ2を巻取ロール1上へ押しつける。この状態でテープ
貼りユニット26が矢印38の方向へ移動することにより、
テープ2は巻取ロール1上へ貼付けられていき、やがて
このテープ2を後部テープ押さえ39が押さえ始めたとこ
ろで、前部テープ押さえ35を第4図に一点鎖線40で示す
位置まで上昇させ、それ以後はテープ2が破線の位置41
を通りながら、後部テープ押さえ39で押さえられなが
ら、巻取ロール1上へ貼付いていく。
1のスリット位置42に到達したところで、一旦テープ2
を切断しなければならないが、これはナイフ43をエアシ
リンダ44の作動にて突出させることにより行う。その
後、再び前部テープ押さえ35を第4図に示す位置まで下
降させる。このとき、テープガイド45の下部に支点46を
中心に揺動可能なテープ押さえ板47が設けてあるため、
切断されたテープ2は前部テープ押さえ35が下降するに
際して48の位置にて保持され、前部テープ押さえ35が下
降してきたところで、テープ切断端49が前側テープ押さ
え35と巻取ロール表面49との間に挟まれるようにされ
る。以後は、上述したと同様の手順によりテープ2を巻
端25と巻取ロール1の表面に同時に貼付けていく。
が終了したところで、テープ2をナイフ43により切断
し、テープ貼りが完了する。テープ貼り完了時の巻取ロ
ール1の状態は第5図の如くであり、テープ2は巻取ロ
ール1の巻端25に沿って一直線状に、かつ各スリット位
置42で断続して貼付けられている。この状態で巻取ロー
ル1はロールプッシャ13を矢印14方向へ移動させること
により押し出され、ロール回転装置3上より転出し、さ
らに後工程に向かう。
行う場合、 (1) 前後部テープ押さえ35,39の押付け力は、せい
ぜい2〜3kg/cm2程度にとどまるため、テープ2を巻取
ロール1の全幅にわたって均一かつ完全に貼付けること
ができないことがある。
印字がある場合、例えば第1図の如く、ある定位置にて
スタンプ17を押す自動作業を考えると、ロール回転装置
3からスタンプ17までの転動距離16は常に一定ではある
ものの、巻取ロール1の直径は多様の大きさとなるの
で、テープが貼りつけてある位置20がスタンプ17に対し
てどの位置となるか特定できない。特に粘着テープとし
てクラフトテープを用いるときは、クラフトテープの粘
着面の反対側の面にはインクが付き難いので、スタンプ
位置19はテープ位置20を避けなければならず、これをス
タンプ位置19を可変とすることで解決しようとすると、
スタンプ側の機構が極めて複雑になる。
端のテープ貼りを確実かつ完全になすと共に、後工程に
おける支障を回避する方法を提案しようとするものであ
る。
た紙巻取ロールを圧接ロールをもつ回転装置に送り、巻
取ロールの巻端をロール表面に固定すべく前記回転装置
上にて粘着テープを自動的に貼着させる方法において、
テープ貼着後、テープ貼着部が巻取ロールと回転装置と
のニップ間を通過するに十分な角度だけ前記巻取ロール
を巻取方向に回転させ、しかる後に巻取ロールを回転装
置から転出させることを構成とし、これを上記課題の解
決手段とするものである。
ル回転装置上より押し出すまでの間に、巻取ロールをそ
の絞り勝手(巻取り時と同じ回転方向)に回転させて、
テープ貼り位置を巻取ロールとロール回転装置との間の
ニップを通過させ、その後さらに任意の角度回転させ
て、しかる後に巻取ロールをロール回転装置より転出さ
せるものである。
に回転させることにより、巻取ロールとロール回転装置
のロールとの間のニップを通過した巻取ロールの最外層
には、ニップにより発生するテンション(ニップ力が加
わることより一旦厚さ方向に潰されたウエブが、ニップ
から解放されることにより再び厚さ方向に膨らもうとし
て、ウエブの巻取方向に発生するテンション)が作用
し、その1枚内側の層との間に弛みを生じさせない。
付けられたテープ自体を、巻取ロールの回転により巻取
ロールとロール回転装置の間のニップを通過させると、
テープは巻取ロールの自重により幅方向にほぼ均一かつ
大きなニップ力を受け、巻取ロールへのテープの貼着を
確実にする。
ロールへの印字位置までの距離は通常一定であり、巻取
ロールの直径が既知であれば、その距離を転動する巻取
ロールの回転角で知ることができる。巻取ロールの直径
は巻取過程において随時求められているので、この値を
もとに予めロール回転装置上で巻取ロールを適切な角度
だけ回転させておき、印字装置での巻取ロールのテープ
位置とスタンプの位置が合致しないように任意に制御す
る。
回転装置部分を示し、テープ貼り終了時における巻取ロ
ール1上での粘着テープ2の位置は、ロール回転装置3
上にて図示の如き12時の位置4にある。この状態で回転
ロール5を矢印6の方向へ回転させると、巻取ロール1
は矢印7の方向に回転し、この時の回転方向は巻取ロー
ル1の絞り勝手、すなわち、巻取ロール1が巻取られた
と同じ方向であるから、巻取ロール1の最外層8が弛む
ことはない。
1と回転ロール9からなるニップ10を通過することにな
り、この位置では巻取ロール1の自重により大きなニッ
プ力が発生しているので、テープ2は確実に巻取ロール
1上へ押し付けられる。
プ位置11が適切な角度12となったところで回転を止め、
ロールプッシャ13を矢印14方向へ移動させて、巻取ロー
ル1とロール回転装置3上より押出し、転出させる。こ
の適切な角度12は、後工程となる印字装置15までの距離
16と巻取ロール1の直径によって決定される。本発明と
直接関係しないので、ここでは印字装置の説明は省く
が、例えば図示の如き位置にスタンプ17が固定されてお
り、矢印18方向へのみ可動であるとすると、印字位置19
とテープ位置20との関係は、ロール回転装置3上から巻
取ロール1が転出する際のテープ2の位置1によって決
定される。したがって、希望する印字位置19とテープ位
置20との関係より、転出前にテープ2があるべき適切な
角度12を決定することができる。
めることができ、更にはテープ貼り終了後に回転ロール
5を適切な角度だけ回転させ、その後ロール回転装置3
上より転出させる一連の手順についても公知のモータ、
スイッチ、タイマ等並びに制御装置により容易に実現可
能であるので、ここではその内容については省略する。
プ貼着方法によると、巻取ロール最外層の弛みが防止さ
れると共に、テープ貼付け状態の確実化、さらには後工
程の例えば自動印字装置を設けた場合の印字位置とテー
プ位置との関係を、印字装置側の機構を複雑にすること
なく、明確化することが可能となり、ワインダ作業の完
全自動化が量られ、省力化、作業の安全性向上が実現さ
れ、かつ自動運転の精度向上に貢献できる。
説明図、第2図は巻端自動テープ貼りの作用説明図、第
3図はテープ貼りユニットの機構図、第4図は前側テー
プ押さえの作動説明図、第5図はテープ貼り終了時の巻
取ロールの状態を示す立体図である。 図の主要部分の説明 1……巻取ロール 2……粘着テープ 3……回転装置、 5,9……回転ロール
Claims (1)
- 【請求項1】巻取部で所定の巻量に巻上げられた紙巻取
ロールを圧接ロールをもつ回転装置に送り、巻取ロール
の巻端をロール表面に固定すべく前記回転装置上にて粘
着テープを自動的に貼着させる方法において、テープ貼
着後、テープ貼着部が巻取ロールと回転装置とのニップ
間を通過するに十分な角度だけ前記巻取ロールを巻取方
向に回転させ、しかる後に巻取ロールを回転装置から転
出させることを特徴とする紙巻取ロールの巻端テープ貼
着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63294200A JPH0822707B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 紙巻取ロールの巻端テープ貼着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63294200A JPH0822707B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 紙巻取ロールの巻端テープ貼着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138062A JPH02138062A (ja) | 1990-05-28 |
JPH0822707B2 true JPH0822707B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=17804613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63294200A Expired - Lifetime JPH0822707B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 紙巻取ロールの巻端テープ貼着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822707B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102653351A (zh) * | 2011-03-01 | 2012-09-05 | 美卓造纸机械公司 | 处理幅材辊的装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2543616B1 (en) * | 2011-07-05 | 2014-01-01 | Metso Paper, Inc. | Arrangement in a slitter-winder for a fiber web machine |
-
1988
- 1988-11-21 JP JP63294200A patent/JPH0822707B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102653351A (zh) * | 2011-03-01 | 2012-09-05 | 美卓造纸机械公司 | 处理幅材辊的装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02138062A (ja) | 1990-05-28 |
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