JPH0822664B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

車両用乗員保護装置

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JPH0822664B2
JPH0822664B2 JP2324787A JP32478790A JPH0822664B2 JP H0822664 B2 JPH0822664 B2 JP H0822664B2 JP 2324787 A JP2324787 A JP 2324787A JP 32478790 A JP32478790 A JP 32478790A JP H0822664 B2 JPH0822664 B2 JP H0822664B2
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JP
Japan
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acceleration sensor
control circuit
circuit
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sensor unit
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泰男 斉藤
紳一郎 鶴島
悟 松森
佳主悌 金
国広 金子
克司 大根田
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株式会社カンセイ
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は車両の衝突時に乗員を保護する車両用乗員
保護装置に関するものである。
【従来の技術】
従来の車両用乗員保護装置としては例えば第5図に示
すようなものがある。図において、1は車両の加速度信
号を検出する加速度センサユニットで、この加速度セン
サユニット1で検出された加速度信号を制御回路ユニッ
トを構成する2段に直列接続された完全積分回路2,3で
二重積分し、その積分出力が所定レベルを越えたことを
比較器4により判定したときに乗員保護装置本体である
エアバッグシステム、シートベルト緊張装置などの点火
装置(図示せず)を駆動し、エアバッグを膨脹させた
り、シートベルトを緊張させたりして乗員を保護してい
た。 しかして、この従来の車両用乗員保護装置は加速度セ
ンサユニット1からの信号からある一定以上の信号波形
を取り出し、さらにその取り出した信号波形を制御回路
ユニットにおける積分回路2,3を通して、その積分値が
比較器4に設定された所定レベルを越えたときに乗員保
護装置本体であるエアバッグシステムなどの点火装置を
駆動し、エアバッグを膨脹させたり、シートベルトを緊
張させたりして乗員を保護していた。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用乗員保護装置
にあっては加速度センサユニットからの加速度信号を制
御回路ユニットで設定された基準電圧(ゼロGに相当す
る)に基づいて増幅したり、比較したりしていたので、
オフセット調整されないまま増幅してしまい、基準電圧
変動誤動作を起こすという問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、加速度センサユニット側に基準電位を設
け、かつその基準電圧を、加速度センサユニットと制御
回路ユニットとで共通化してオフセットをなくし、シス
テムの誤動作を防止するようにした車両用乗員保護装置
を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、加速度センサ
ユニット(5)において、出力段に単電源用差動増幅器
(5d)を有し、その差動増幅器の一方の入力端子に加速
度センサ(5a)からの検出出力を入力し、かつ他方の入
力端子に電源電圧を分割した電圧を基準電圧として入力
し、この基準電圧は制御回路ユニット(13)の基準電位
として供給されるようにしたものである。
【作用】
この発明における車両用乗員保護装置は加速度センサ
ユニットおよび制御回路ユニットの基準電位を共通化し
てオフセットをなくしたうえで、この基準電位を基準に
して単電源用増幅器等により増幅や比較をするようにし
たものである。
【実施例】
以下、この発明を図面に基づいて詳細に説明する。 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
る。 まず構成を説明すると、図において、5は車両の加速
度を検出する加速度センサユニットで、この加速度セン
サユニット5は第2図に示すように構成されている。6
は雑音を除去するローパスフィルタ、7は時定数T1を有
し、ローパスフィルタ6から出力されるアナログ信号を
積分する第1不完全積分回路である速度演算積分回路、
8は速度演算積分回路7と同一機能を有し、速度演算積
分回路7からの不完全積分出力を再度不完全積分する第
2不完全積分回路である変位演算積分回路で、この変位
演算積分回路8の時定数T2は速度演算積分回路7の時定
数T1と同一である。9はローパスフィルタ6から出力さ
れるアナログ信号に第1係数を付加する第2減衰器から
なる第1係数回路、10は減衰率がKである第2減衰器か
らなる第2係数回路で、この第2係数回路10は速度演算
積分回路7の積分出力に第2係数を付加する。そして、
上記第1係数回路9の減衰率は第2係数回路10の減衰率
Kの2乗の1/2である。なお、上記減衰率Kは後述の点
火装置に点火電流が供給されてからエアバッグの膨脹が
完了するまでに必要な時間tdに等しい。11は加算回路
で、この加算回路11は上記変位演算積分回路7、第1係
数回路8および第2係数回路9のそれぞれからの出力を
加算してその結果を出力する。12は加算回路11よりの加
算結果が所定のレベルを越えているか否かを判定する比
較回路で、上記ローパスフィルタ6、速度演算積分回路
7、変位演算積分回路8、第1係数回路9、第2係数回
路10、加算回路11および比較回路12により第3図に示す
ような制御回路ユニット13を構成する。そして、上記加
速度センサユニット5および制御回路ユニット13のそれ
ぞれの基準電位は共通化されている。 そして、上記加速度センサユニット5の基準電位は電
源(+V)を抵抗R1,R2により分圧し、その基準値を中
心にして変化する電圧を加速度信号として出力するよう
に構成したものである。また上記制御回路ユニット13の
基準電位は加速度センサユニット5により得られた基準
電位を用い、同一にすることにより加速度センサユニッ
ト5の基準電圧と制御回路ユニット13の基準電位とを共
通化し、オフセットをなくしている。なお、加速度検出
ユニット5と制御回路ユニット13との間の基準電圧ライ
ンにはバッファ用増幅器(図示せず)が介挿されてい
る。 次に動作について説明する。 車両の走行に伴って車両には種々の加速度が作用す
る。いま、車両が一定速度Vtで走行しているときに例え
ば衝突により、車両の前後方向に大きな加速度が発生
し、その加速度信号a(t)がブリッジ方式の加速度セ
ンサ5aによって検出されると、この加速度センサ5aによ
って検出された加速度信号a(t)は、加速度センサ5a
の2出力端子間の出力を差動増幅器5bで増幅し、その後
コンデンサ5cで直流分を取り除き、制御回路ユニット13
と共通の基準電圧を基準にした差動増幅器5dによりさら
に増幅して、加速度センサユニット5から出力される。
この出力された信号は、ローパスフィルタ6を介して、
前記基準電圧が供給される速度演算積分回路7に供給さ
れると共に、第1係数回路9に供給される。そして、速
度演算積分回路7においてローパスフィルタ6より出力
された加速度信号をオフセットなしに積分する。また、
ローパスフィルタ6よりのアナログ信号は第1係数回路
9により第1係数を付加される。上記速度演算積分回路
7の積分出力は変位演算積分回路8によりオフセットな
しに積分され、また第2係数回路10により第2係数を付
加する。そして、変位演算積分回路8の積分出力と第1
係数回路9の出力と第2係数回路10の出力とを加算回路
11により加算し、この加算結果が、前記基準電圧を基に
作成される閾値を越えているか否かを比較回路12により
判定し、閾値を越えた場合にはトリガ信号を出力する。 次に、加速度センサユニット5としては第2図に示し
たものの外に第4図に示したものもある。すなわち、第
4図に示した加速度センサユニットは電源の電圧(+
V)を抵抗R1,R2により分圧して基準電位を得ると共
に、この基準電位をバッファ用増幅器5eを介して電流増
幅して加速度センサユニット5の基準電圧aとして出力
するようにした構成である。なお、この加速度センサユ
ニット5を構成する加速度センサ5fからの出力は、フィ
ルタ5gにより、前記基準電圧5aを中心にして加速度信号
が変化するように作成され、バッファ用増幅器5hを介し
て出力端子bから出力される。 また、上記実施例では加速度センサユニット5から基
準電圧を出力する構成としたが、制御回路ユニット13か
ら出力する構成にしてもよい。
【発明の効果】
以上説明してきたようにこの発明によれば、その構成
を、加速度センサにより車両の加速度を検出する加速度
センサユニットと、この加速度センサユニットからの検
出信号を受けて車両の衝突を判断し、乗員保護装置本体
を作動させるためのトリガ信号を出力する制御回路ユニ
ットとを備えた車両用乗員保護装置において、上記加速
度センサユニットは、出力段に単電源用差動増幅器を有
し、その差動増幅器の一方の入力端子に上記加速度セン
サからの検出出力を入力し、かつ他方の入力端子に電源
電圧を分割した電圧を基準電圧として入力し、該基準電
圧は上記制御回路ユニットの基準電位として供給され、
かつ上記加速度センサから出力される加速度信号は、こ
の制御回路ユニットの基準電位を基準としてプラス側及
びマイナス側に振動して制御回路ユニットで信号処理さ
れることを特徴とする車両用乗員保護装置としたため
に、加速度センサユニット内の電源電圧の分割比が多少
ずれても、それが全体回路の基準電圧になるので、細か
なオフセット調整が不要となり、またオフセット調整が
不充分でも誤動作がなくなり、信頼性を向上できるとい
う効果が得られる。また、加速度センサユニットの基準
電圧が変動しても、制御回路ユニットの基準電圧も同量
変動するので、誤差が吸収され、誤動作しないという効
果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による車両用乗員保護装置
を示すブロック図、第2図は加速度センサユニットの一
例を示す回路図、第3図は制御回路ユニットの一例を示
す回路図、第4図は加速度センサユニットの他の例を示
す回路図、第5図は従来の車両用乗員保護装置の一例を
示す回路図である。 5……加速度センサユニット、6……ローパスフィル
タ、7……速度演算積分回路、8……変位演算積分回
路、9……第1係数回路、10……第2係数回路、11……
加算回路、12……比較回路、13……制御回路ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 佳主悌 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地 関東 精器株式会社内 (72)発明者 金子 国広 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地 関東 精器株式会社内 (72)発明者 大根田 克司 埼玉県大宮市日進町2丁目1910番地 関東 精器株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−158445(JP,A) 特開 昭63−41280(JP,A) 特公 昭50−14772(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加速度センサ(5a)により車両の加速度を
    検出する加速度センサユニット(5)と、この加速度セ
    ンサユニットからの検出信号を受けて車両の衝突を判断
    し、乗員保護装置本体を作動させるためのトリガ信号を
    出力する制御回路ユニット(13)とを備えた車両用乗員
    保護装置において、上記加速度センサユニット(5)
    は、出力段に単電源用差動増幅器(5d)を有し、その差
    動増幅器の一方の入力端子に上記加速度センサ(5a)か
    らの検出出力を入力し、かつ他方の入力端子に電源電圧
    を分割した電圧を基準電圧として入力し、該基準電圧は
    上記制御回路ユニット(13)の基準電位として供給さ
    れ、かつ上記加速度センサ(5a)から出力される加速度
    信号は、この制御回路ユニット(13)の基準電位を基準
    としてプラス側及びマイナス側に振動して制御回路ユニ
    ット(13)で信号処理されることを特徴とする車両用乗
    員保護装置。
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DE4128230A DE4128230C2 (de) 1990-08-24 1991-08-26 Steuersystem für einen in einem Kraftfahrzeug angebrachten Airbag
US08/311,741 US5787377A (en) 1990-08-24 1994-09-23 Air-bag control circuit
US09/064,850 US6125313A (en) 1990-08-24 1998-04-23 Air-bag control circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5014772A (ja) * 1973-06-09 1975-02-17
JPS6341280A (ja) * 1986-08-06 1988-02-22 Toyota Motor Corp パワ−ステアリング制御装置

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