JPH08226088A - インク除去組成物および方法 - Google Patents

インク除去組成物および方法

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JPH08226088A
JPH08226088A JP32758095A JP32758095A JPH08226088A JP H08226088 A JPH08226088 A JP H08226088A JP 32758095 A JP32758095 A JP 32758095A JP 32758095 A JP32758095 A JP 32758095A JP H08226088 A JPH08226088 A JP H08226088A
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alkyl group
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JP32758095A
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Jill Marie Jobbins
マリー ジョビンズ ジル
Gary Richard Asbrand Jr
リチャード アスブランド,ジュニア ゲイリー
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Rhone Poulenc Inc
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    • D21C5/00Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/005Treatment of cellulose-containing material with microorganisms or enzymes
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事務廃棄紙のインク除去法およびインク除去
剤を提供する。 【解決手段】 本発明の方法は、a)廃棄紙をパルプに
転化させる工程;b)約4〜約9のpHを有する水性媒
質中において前記パルプをインク除去剤に接触させる工
程、ここで、前記インク除去剤はi)約4〜約9のpH
で活性な酵素、および;ii)高級脂肪アルコールアル
コキシレート、脂肪酸アルコキシレート、高級芳香族ア
ルコールアルコキシレート、アルカノールアミンの脂肪
酸アミド、脂肪酸アミドアルコキシレート、プロピレン
グリコールアルコキシレート、エチレンオキシドおよび
プロピレンオキシドのブロック若しくはランダムコポリ
マー、高級アルコールポリエチレンポリプロピレンブロ
ック若しくはランダム付加物並びにそれらの混合物から
なる群より選ばれたノニオン界面活性剤を含む;c)前
記パルプからインクを除去する工程;を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に事務廃棄紙の
インク除去に関する。詳細には、本発明は中性媒質中に
おける使用に適切な事務廃棄紙のためのインク除去方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄紙は製紙のための原料繊維材料の供
給源として長期間にわたって機能してきた。様々な紙お
よび板紙製品の続いて行う製造のための部分または全原
料として再生紙繊維を用いることができるように、廃棄
紙を再生することが当業界で標準的に行われてきた。今
日、再生された繊維のより大きな利用性は再生製品の質
を上げる工程を行うためのインセンティブを提供してき
た。これらの工程は、ざら紙および高品質紙の製造にお
いて廃棄紙繊維を用いることができるように、廃棄紙繊
維からインクを効果的に除去する処理を含む。再生紙ビ
ジネスによる参加の増加に伴って、供給される事務廃棄
紙の量が増加してきた。事務廃棄紙は高品質セルロース
繊維であるから、事務用文房具のような優れた品質の高
い価値の製品が調製されうるので、効率的なインク除去
が特に望まれる。
【0003】従来の紙再生の順路において、インク除去
手順は、廃棄紙をパルプに転化させる工程および化学イ
ンク除去剤を含む水性アルカリインク除去媒質とこのパ
ルプを接触させる工程を含む。物理的なパルプ化および
水性媒質のアルカリ性はパルプ繊維から部分的にインク
を除去する。インク除去剤はこの除去を完了し、そして
インク粒子の水性懸濁液および/または分散液を製造す
る。得られた混合物は、次に、懸濁/分散されたインク
をパルプから分離するように処理される。この分離は当
業界で知られている浮上分離および/または洗浄技術に
よるものであることができる。
【0004】従来のインク除去薬品は、薬品、例えば、
水酸化ナトリウム、珪酸ナトリウム、キレート化剤、過
酸化水素、界面活性剤、分散剤、回収薬品および凝集薬
品の複雑な混合物を含む。一般に、多量のアルカリ材料
を含めることが当業界において標準的である。インク樹
脂の良好な鹸化および加水分解並びに繊維柔軟性の向上
のためにアルカリ材料が必要であると信じられる。イン
ク除去プロセスの間のpHは、通常、約9.5〜約11
である。セルロース繊維をこの程度のアルカリ性に暴露
すると、繊維を黄変させる傾向があり、その為、一般に
は、酸化若しくは還元漂白剤、例えば、過酸化物、ホル
ムアミジンスルフィン酸またはヒドロ亜硫酸ナトリウム
を加えることが必要である。この複雑で高アルカリの薬
品混合物は、インク除去プロセスから得られる溶液は大
きな環境上の廃棄問題を与えるので望ましくない。
【0005】若干酸性から若干アルカリ性または好まし
くは中性のpH条件下で操作し、且つ、単純な薬品の組
み合わせを用いるインク除去法が必要である。このよう
な方法は大きく廃棄問題が低減された廃液を生じること
ができる。従来の方法は事務廃棄紙に見られるゼログラ
フィー印刷紙およびレーザー印刷紙の特定の用途におい
て特に成功していなかった。これらの融着トナー紙(レ
ーザーおよびゼログラフィーで製造される)のインク除
去で見られた困難性は静電インク、特にバインダーの特
性に起因し、それは他の印刷法で用いられるものと根本
的に異なる。例えば、他のインクの一般的な油性または
樹脂バインダーとは異なり、静電インクバインダーは通
常、ポリマー材料、例えば、ポリスチレンおよびポリブ
タジエンであり、それは印刷プロセスの間に、圧力およ
び熱の適用により紙に定着される。複写機またはレーザ
ープリンターのインク融着作用は再パルプ化時に大きい
プレート状の構造体をもたらし、それは、通常、洗浄ま
たは浮上分離により除去するには大きすぎ、そしてスク
リーンおよびクリーナーにより除去するには平らすぎ
る。幾つかの化学会社がとったアプローチは、凝集が起
こるようにトナーフレークの表面を化学変性させること
である。この実質的に大きな粒子はスロッテッドプレッ
シャースクリーンおよびフォワードセントリーフューガ
ルクリーナーにより除去されるであろう。
【0006】米国特許第5,231,022 号および第5,318,90
5 号は廃棄新聞紙のインク除去における使用のための高
アルカリセルロース酵素の使用を教示している。酵素は
最適には約9.5〜約10.5のpHで作用する。
【0007】日本特許出願公開第56-9299 号は廃棄新聞
および雑誌印刷物のインク除去のための方法を教示して
いる。この方法は界面活性剤と酵素との組み合わせ使用
を含む。セルラーゼ酵素の使用が、特に、塩基性pH条
件(即ち、8.0〜11.5のpH)で有効に作用する
ものとして提案されている。この文献は、その教示が、
新聞紙および雑誌の印刷物において用いられるインクお
よび印刷物処理条件と全く異なる処理条件を用いる混合
事務廃棄紙のインク除去のために用いられることの開示
も示唆もしていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の教示にも係わら
ず、混合事務廃棄紙をインク除去するように有効に機能
し、且つ、若干酸性から若干中性のpHの水性環境で使
用可能な方法の必要性が当業界で明らかに存在する。
【0009】
【課題を解決するための手段】若干酸性(約4)から若
干アルカリ性(約9)のpHを有する媒質、または好ま
しくは中性の媒質における使用に適切なインク除去剤が
驚くべきことに発見された。このインク除去剤は、高程
度の汚れ除去および良好な白色度を有する再生パルプ繊
維を提供することにより、事務廃棄紙の処理において有
効である。このインク除去剤を用いて事務廃棄紙をイン
ク除去する方法は発見され、それは優れたインクおよび
汚れ除去並びに良好な白色度を提供する。このインク除
去剤は、殆どまたは全く変更することなく従来の浮上分
離インク除去装置および/または洗浄インク除去装置に
おいて用いられることもできる。更に、薬品の複雑な混
合物は、本発明のインク除去法およびインク除去剤を用
いるときに必要ない。
【0010】本発明は事務廃棄紙のインク除去法に関
し、この方法は、 a)廃棄紙をパルプに転化させる工程; b)約4〜約9のpHを有する水性媒質中において前記
パルプをインク除去剤に接触させる工程、ここで、前記
インク除去剤は i)約4〜約9のpHで活性な酵素、および; ii)高級脂肪アルコールアルコキシレート、脂肪酸ア
ルコキシレート、高級芳香族アルコールアルコキシレー
ト、アルカノールアミンの脂肪酸アミド、脂肪酸アミド
アルコキシレート、プロピレングリコールアルコキシレ
ート、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブ
ロック若しくはランダムコポリマー、高級アルコールポ
リエチレンポリプロピレンブロック若しくはランダム付
加物並びにそれらの混合物からなる群より選ばれたノニ
オン界面活性剤を含む; c)浮上分離、水洗または浮上分離と水洗との組み合わ
せにより、前記パルプからインクを除去する工程、を含
む。
【0011】本発明の目的は事務廃棄紙をインク除去す
る方法を提供することである。
【0012】本発明の更なる目的は新規のインク除去剤
を提供することである。
【0013】これらおよび他の目的は下記の好ましい態
様の詳細な説明および図面を参照して当業者により評価
されるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】好ましい態様を記載するときに、
明確化のために特定の用語は用いられるであろう。この
ような用語は引用した態様、並びに、同様の結果を得る
ために同様の目的で同様に作用する技術等価物を包含す
ることが意図される。
【0015】(a)定義 「アルキル」とは炭素含有鎖を意味し、それは直鎖、枝
分かれまたは環式であってよく;置換(モノまたはポリ
置換)または未置換であってよく;そして飽和または不
飽和であってよい。
【0016】「酵素」とは多酵素複合体および酵素混合
物を含む。
【0017】「脂肪アルコール」とは第一級、第二級お
よび第三級の、直鎖または枝分かれアルコールを含み、
好ましくは約8〜約30個の炭素原子を有する第一級の
直鎖アルコールである。使用に適切なアルコールはヤシ
脂肪アルコール、牛脂脂肪アルコールおよびそれらの混
合物を含む。また、ステアリル脂肪アルコール、オレイ
ル脂肪アルコール、パルミチル脂肪アルコールおよびア
ラキジル脂肪アルコールは個々にまたはブレンドで用い
られることができる。それらは合成的に調製され、また
は天然油から誘導されることができる。約C8 −約C22
アルキル基を有する直鎖の第一級アルコールは使用に好
ましい。
【0018】「事務廃棄紙」はゼログラフィー印刷紙お
よびレーザー印刷紙を含む使用済の紙を意味し、好まし
くはゼログラフィー印刷紙およびレーザー印刷紙が多量
(一般には約70%以上)を占め、より好ましくは全て
がゼログラフィー印刷紙およびレーザー印刷紙である使
用済の紙を意味する。
【0019】与えられた全ての百分率および比は特に指
示がないかぎり重量基準である。
【0020】b)本発明 本発明のインク除去法における使用のためのインク除去
剤は若干酸性(約4)から若干アルカリ性(約9)のp
H範囲で活性、好ましくは最適活性を有する酵素および
ノニオン界面活性剤を含む。
【0021】使用に適切な酵素は一般に約4〜約9で、
好ましくは約4〜約8で、より好ましくは約5.5〜約
7.5で、更により好ましくは約6〜約7で、そして最
も好ましくは約6.5〜約7のpHで活性(水性媒質中
で)である。酵素はセルロース物質またはセルロース結
合された物質を変性し、および/または分解する能力を
特徴とする。
【0022】適切な酵素の例は、動物、植物、バクテリ
アおよび菌類、例えば、菌類から製造されたもの、アス
ペルギラスニガー(Aspergillus niger) 、トリコデルマ
バーデ(Trichoderma virde) およびチエラチアテレスト
リス(Thielatia terrestris)、ヒューミコラ(Humicola)
およびバチルス(Bacillus)から誘導されたセルラーゼを
含む。使用に好ましい酵素はセルラーゼである。実質的
にセルラーゼである多酵素複合体も好ましい。
【0023】使用に好ましい市販製品は下記を含む。 a)DENIMAX (商標)(CAS 番号および名称:9012-54-
8、セルラーゼ) であって、NOVO NORDISK BIOINDUSTRIA
LS, INC. により製造され、それは非病原菌の液内発酵
により得られる安定化した液体エンドグルカナーゼであ
り、約100EGLU/ml(Novo Assay法、AF275 により測定し
て約80cmu/g)の活性並びに約3.8 〜約8 のpH範囲および
約6 〜約8 の最適pH範囲を有する。
【0024】b)SP 342(商標)(CAS 番号および名
称:9012-54-8、セルラーゼ) であって、NOVO NORDISK B
IOINDUSTRIALS, INC. により製造され、それは多酵素複
合体であって、セルラーゼが触媒活性の大半を占めるセ
ルラーゼおよびヘミセルラーゼの混合物である。この複
合体は約3.8 〜約8 のpH範囲で活性である。
【0025】使用に好ましい酵素は、Avicellase Assay
により測定してエンドセルラーゼ活性を殆どまたは全く
有しない( 約0.01μg/g 以下) 。このアッセイは当業界
で標準的であり、そして不溶性セルロース基剤に対する
活性の測定であり、ここで、活性はセルロース可溶化粉
末の量を示す。検出限界は約0.001 μg/g である。
【0026】使用に適切なノニオン界面活性剤は高級
(C8 を越える)脂肪アルコールアルコキシレート、脂
肪酸アルコキシレート、高級芳香族アルコールアルコキ
シレート、アルカノールアミンの脂肪酸アミド、脂肪酸
アミドアルコキシレート、プロピレングリコールアルコ
キシレート、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシ
ドのブロック若しくはランダムコポリマー、高級
(C8 )アルコールポリエチレンポリプロピレンブロッ
ク若しくはランダム付加物並びにそれらの混合物であ
る。
【0027】好ましいノニオン界面活性剤は、 1)約8〜約22の炭素数を有し、式(I)
【化31】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数を有する直鎖または
枝分かれアルキル基であり、xは1分子当たりのオキシ
エチレン基の数であり、それは約3〜約25の範囲であ
り、そしてyは1分子当たりのオキシプロピレン基の数
であり、それは約1〜約10の範囲である。)で表され
るエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドでアルコ
キシル化された脂肪アルコール;市販製品の例はRhone-
Poulenc Inc.によりInkMaster (商標)およびAntarox
(登録商標)で販売されている;
【0028】2)約8〜約22の炭素数を有し、式(I
I)
【化32】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数を有する直鎖または
枝分かれアルキル基であり、xおよびx’は同一であっ
てもまたは異なっていてもよく、1分子当たりのオキシ
エチレン基の数であり、それは約2〜約25の範囲であ
り、そしてyおよびy’は同一であってもまたは異なっ
ていてもよく、1分子当たりのオキシプロピレン基の数
であり、それは0〜約10の範囲である。)で表される
エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドでアルコキ
シル化された脂肪アルコール;市販製品の例はRhone-Po
ulenc Inc.によりInkMaster (商標)で販売されてい
る;
【0029】3)約8〜約22の炭素数を有し、式(I
II)
【化33】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数を有する直鎖または
枝分かれアルキル基であり、xは1分子当たりのオキシ
エチレン基の数であり、それは約3〜約25の範囲であ
り、そしてyは1分子当たりのオキシプロピレン基の数
であり、それは約2〜約15の範囲である。)で表され
るエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドでアルコ
キシル化された脂肪酸;市販製品の例はLion Industrie
s, Inc., Shell Oil Company, High Point Chemical Co
rp. およびEKA Nobel ABからそれぞれ販売されているLi
onsurf(登録商標)、Nonatell(登録商標)、Hipochem
(登録商標)およびBecell(登録商標)製品である;
【0030】4)約8〜約20の炭素数を有し、式(I
V)
【化34】 (式中、RおよびR’は独立にHであるかまたはアルキ
ル基であり、前記アルキル基は約8〜約20の炭素数を
有する直鎖または枝分かれアルキル基であり、そしてx
は1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、それは
約1〜約20の範囲である。)で表される、エチレンオ
キシドでアルコキシル化された、フェノールのような芳
香族アルコール;市販製品の例はRhone-Poulenc Inc.に
より販売されるInkMaster (商標)、Igepal(登録商
標)およびAlkasurf(登録商標)製品である;
【0031】5)式(V)
【化35】 (式中、R’およびR”は同一であってもまたは異なっ
ていてもよく、HであるかまたはCH2 CH2 OH若し
くはCH2 CH(CH3 )−OHであり、そしてRは約
8〜約20の炭素数を有する脂肪族アルキル基であ
る。)のアルカノールアミドの脂肪酸アミド;市販製品
の例はRhone-Poulenc Inc.により販売されるAlkamide
(登録商標)製品である;
【0032】6)式(VI)
【化36】 (式中、Rは約8〜約20の炭素数を有する脂肪族アル
キル基であり、そしてxは1分子当たりのオキシエチレ
ン基の数であり、それは約2〜約10の範囲である。)
のアルカノールアミドのアルコキシル化脂肪酸アミド;
市販製品の例はRhone-Poulenc Inc.により販売されるAl
kamide(登録商標)製品である;
【0033】7)式(VII)
【化37】 (式中、oおよびpは1分子当たりのオキシエチレン基
の数であり、それは約3〜約15の範囲であり、そして
mは1分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、そ
れは約25〜約40の範囲である。)のプロピレングリ
コールアルコキシレート;市販製品の例はRhone-Poulen
c Inc.により販売されているAntarox (登録商標)製品
およびPoloxamer のCTFA指定を有する製品である;
【0034】8)式(VIII)
【化38】 (式中、mおよびnは1分子当たりのオキシプロピレン
基の数であり、それは約10〜約25の範囲であり、そ
してpは1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、
それは約5〜約25の範囲である。)のエチレンオキシ
ドおよびプロピレンオキシドのブロック若しくはランダ
ムコポリマー;市販製品の例はRhone-Poulenc Inc.によ
り販売されているAntarox (登録商標)製品およびMero
xopol のCTFA指定を有する製品である;
【0035】9)式(IX)
【化39】 (式中、RはC8 を越える脂肪アルコールであり、R1
はC8 を越えるアルキルであるかまたはHであり、xは
1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、それは約
5〜約200の範囲である。)のエトキシル化脂肪酸グ
リコールおよび/またはポリエチレングリコールエステ
ル;市販製品の例はRhone-Poulenc Inc.により販売され
ているAlkamus (登録商標)製品およびPEG ヒマシ油CT
FA指定を有する製品である;
【0036】10)式(X)
【化40】 (式中、Rは脂肪アルコールであり、そしてxは1分子
当たりのオキシエチレン基の数であり、それは約1〜約
20の範囲である。)のエトキシル化脂肪アルコール;
市販の例はRhone-Poulenc Inc.により販売されているRh
odasurf (登録商標)製品である;からなる群より選ば
れる。
【0037】上記のクラスのノニオン界面活性剤のう
ち、いかなる特定の理論に固執したくないが、クラス8
の界面活性剤は他のクラスの界面活性剤ほど良好には作
用しないことが信じられる。
【0038】上記のクラスのうちでより好ましいノニオ
ン界面活性剤は下記を含む。 1)Rは約16〜20の炭素数を有する直鎖または枝分
かれアルキル基であり、xは1分子当たりのオキシエチ
レン基の数であり、それは約10〜約20の範囲であ
り、そしてyは1分子当たりのオキシプロピレン基の数
であり、それは約4〜約8の範囲である式(I)の界面
活性剤である。このようなノニオン界面活性剤の市販の
例はInkMaster (商標)750 である。または、Rは約8
〜14の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル基
であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の数であ
り、それは約3〜約12であり、そしてyは1分子当た
りのオキシプロピレン基の数であり、それは約1〜約6
の範囲である式(I)の界面活性剤である。このような
ノニオン界面活性剤の市販の例はRhone-Poulenc により
販売されているAntarox (登録商標)LA-EP-16である。
【0039】2)Rは約16〜約20の炭素数を有する
直鎖または枝分かれアルキル基であり、xおよびx’は
1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、それは約
4〜約10の範囲であり、そしてyおよびy’は1分子
当たりのオキシプロピレン基の数であり、それは約1〜
約5の範囲である式(II)の界面活性剤である。
【0040】3)Rは約12〜約18の炭素数を有する
直鎖または枝分かれアルキル基であり、xは1分子当た
りのオキシエチレン基の数であり、それは約3〜約25
の範囲であり、そしてyは1分子当たりのオキシプロピ
レン基の数であり、それは約2〜約15の範囲である式
(III)の界面活性剤である。このようなノニオン界
面活性剤の市販の例はHigh Point Chemicalsにより販売
されているHipochem(登録商標)である。
【0041】4)RおよびR’はHであるか、または、
約8〜約14の炭素数を有する直鎖または枝分かれアル
キル基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の
数であり、それは約8〜約12の範囲である式(IV)
の界面活性剤である。このようなノニオン界面活性剤の
市販の例はInkMaster (商標)730 である。
【0042】5)R’およびR”はHであるか、また
は、CH2 CH2 OH若しくはCH2 CH(CH3 )−
OHであり、そしてRは約8〜約14の炭素数を有する
脂肪族アルキル基である式(V)の界面活性剤である。
【0043】6)Rは約8〜約14の炭素数を有する脂
肪族アルキル基であり、xは1分子当たりのオキシエチ
レン基の数であり、それは約4〜約8の範囲である式
(VI)の界面活性剤である。
【0044】7)RはC8 を越える脂肪族アルコールで
あり、R1 はC8 を越えるアルキルであるか、またはH
であり、そしてxはオキシエチレン基の数であり、それ
は約8〜約30の範囲である式(IX)の界面活性剤で
ある。
【0045】8)Rは約12〜約18の炭素数を有する
脂肪アルコールであり、xは1分子当たりのオキシエチ
レン基であり、それは約5〜約15の範囲である式
(X)の界面活性剤である。このようなノニオン界面活
性剤の例はRhone-Poulenc Inc.により販売されているRh
odasurf (登録商標)BC720 である。
【0046】上記のうちで、次のクラスのノニオン界面
活性剤の使用が特に提案される;上記で規定された式
(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)、
(VI)および(X)の界面活性剤。
【0047】インク除去剤は、パルプの形態の廃棄紙、
即ち、最初に個々の繊維に実質的に分解された廃棄紙に
適用されるべきである。この為、本発明の方法における
第一工程は廃棄紙をパルプに転化させる工程である。パ
ルプ化はこの目的で設計された様々な従来の方法および
装置のいずれかを用いて行われることができる。最も便
利には、廃棄紙プロセス原料は、水中に繊維のスラリー
を製造する「ハイドロパルパー」として知られている装
置において処理される。好ましくは、パルプ化は中性媒
質中で行われる。最も好ましくは、それは化学添加剤の
使用なしに、即ち、水の使用のみで行われる。
【0048】パルプ化工程の後、得られた繊維はインク
除去剤を含む水性媒質と接触させられる。この接触工程
はパルプ化装置内で行われることができ、例えば、廃棄
紙をパルプ化するために用いる装置、例えば、ハイドロ
パルパーの水性スラリーに単にインク除去剤を加えるこ
とにより行われることができる。別法として、水性パル
プスラリーの攪拌および温度調節を提供する別個の処理
装置を用いて接触が行われてよい。
【0049】接触工程において、実質的に全てのパルプ
繊維(一般には約70%より多量、好ましくは約80%
より多量、そして最も好ましくは約90%より多量)が
酵素成分と接触するように効率的な攪拌速度を達成する
ために充分な量の酵素を用いる。充分な量を決定するこ
とは当業者により行われる。酵素の量は、パルプスラリ
ーの重量基準で、一般には約0.007%〜約0.05
6%であり、好ましくは約0.018%〜約0.029
%であり、そして最も好ましくは約0.020%〜約
0.027%である。
【0050】相乗効果を達成するように酵素との適切な
相互作用を達成するために充分な量のノニオン界面活性
剤が用いられる。充分な量を決定することは当業者によ
り行われる。その範囲はパルプスラリーの重量基準で、
一般に、約0.02%〜約0.25%であり、好ましく
は約0.035%〜約0.1%であり、そして最も好ま
しくは約0.04%〜約0.075%である。
【0051】インク除去剤の効率は接触工程の間のパル
プスラリーのpHにより大きく影響を受けることができ
る。pHの変動はインク除去剤の酵素成分の失活をもた
らしうる。インク除去剤の添加および活性化時間の間
に、パルプスラリーは約4〜約9、好ましくは約4〜約
8、より好ましくは約5.5〜約7.5、更により好ま
しくは約6〜約7、そして最も好ましくは約6.5〜約
7の範囲のpHを有することができる。中性pHは好ま
しい。パルプスラリーのpHは酵素の活性pH範囲と一
致すべきであり、酵素の最適活性pH範囲と一致すべき
である。適切なpHを維持するためにクエン酸ナトリウ
ムまたは燐酸ナトリウムのような緩衝剤材料を加えるこ
とは好ましい。
【0052】接触工程の間に適切なパルプスラリー温度
を維持することは重要である。この温度はインク除去剤
の酵素成分の活性温度範囲と一致すべきであり、好まし
くは最適活性温度範囲と一致すべきである。温度の変動
は酵素成分を失活/変性させうる。適切な温度範囲は当
業者により行われる。その範囲は一般には約40℃〜約
65℃であり、好ましくは約45℃〜約60℃であり、
そして最も好ましくは約52℃〜約58℃である。
【0053】インク除去剤の活性化時間はパルプスラリ
ー中の実質的に全ての紙繊維がインク除去剤と接触する
ことができるために必要な時間である。パルプスラリー
の希釈度および攪拌の使用のような条件は必要な時間に
影響を及ぼすことができる。適切な必要時間の決定は当
業者により行われる。一般に、活性化時間は約5〜約9
0分間であり、好ましくは約10〜約60分間であり、
そして最も好ましくは約15〜30分間である。
【0054】インク除去剤の酵素およびノニオン界面活
性剤は従来の手段により調製される。酵素およびノニオ
ン界面活性剤は水中でスラリー化しパルプ化された廃棄
紙への添加の前に混合することにより調合されるか、ま
たはそれらの成分はスラリー中にいずれかの順序で加え
られ、そして混合されることができる。
【0055】水、パルプおよびインク除去剤に加えて、
接触スラリーはインク除去法において従来から用いられ
ている物質、例えば、増白剤、溶剤、消泡剤および硬水
軟化剤を更に含んでよい。追加のインク除去剤は必要な
く、且つ、好ましくない。
【0056】インク除去法は、全体として、一般に、廃
棄紙のパルプ化または離解、および、浮上分離装置、水
洗装置または浮上分離/水洗装置の組み合わせによるイ
ンク除去を含む。スクリーニングまたは粗洗浄段階はガ
ラス、石、金属およびホッチキスのような汚染物を除去
するために用いられることができる。遠心分離洗浄段階
はプラスティックのような軽重量材料を除去するために
用いられることができる。典型的なインク除去法はFerg
usen, L.D.,"Deinking Chemistry : part 1",1992年7
月TAPPI Journal pp.75 〜83;Ferguson, L.D.,"Deinkin
g Chemistry :part 2", 1992 年8 月TAPPI Journal pp.
49 〜58; およびSpielbauer, J.L."Deinking System Ov
erview", Voith, Inc. Appleton, WI. pp.1〜9 におい
て記載されている。完成に必要な程度に、これらの文献
を参照により特に本明細書中に取り入れる。
【0057】本発明の好ましいインク除去法は(a)廃
棄紙をパルプに転化させる工程( 好ましくは、このと
き、乾燥重量基準でのパルプを約10%〜約14%を有
する水性媒質を用いる);(b)約4〜約9のpHを有
する水性媒質中の上記に規定のインク除去剤の充分な量
と前記パルプを接触させる工程;および(c)浮上分
離、水洗または浮上分離/水洗の組み合わせにより前記
パルプからインク(懸濁されまたは分散されている)を
除去する工程を含む。
【0058】接触工程の間に、パルプスラリーは、乾燥
重量基準でのパルプを、一般には約1.0%〜約6.0
%、好ましくは約1.5%〜約5.5%、より好ましく
は約2.5%〜約4.5%、そして最も好ましくは約
3.2%〜約3.8%含む。添加前に、パルプスラリー
のpHおよび温度を調べるべきであり、そして必要なら
ば、スラリーのpHおよび温度がインク除去成分の酵素
成分のpHおよび温度の活性範囲(好ましくは最適活性
範囲)であるように調整するべきである。好ましくは、
インク除去剤をパルプスラリーに加え、そして適切な活
性化時間が完了した後に、pHおよび/または温度は、
インク除去剤の酵素成分を変性するために充分な時間、
従来の手段により、例えば、緩衝剤の添加または熱の添
加により調整される。好ましくは、酵素成分を変性する
ためにpHは約9に、そして温度は約55℃に上げられ
る。9を越えるようにpHを増加させると、アルカリに
よる暗色化を生じることができ、そしてそれは避けられ
るべきである。
【0059】上記に示した通り、本発明のインク除去剤
は、廃棄紙が最初にパルプ化される水性溶液(例えば、
水)に加えられ、廃棄紙がパルプ化した後に生じる水性
パルプ中に加えられ、または浮上分離槽中に加えられて
よい。好ましくは、インク除去剤は廃棄紙がパルプ化さ
れた後に加えられる。
【0060】インク除去は追加の薬品の存在下で行われ
ることができるが、用いる薬品は本質的にインク除去
剤、緩衝剤および所望により浮上分離および/または洗
浄工程において補助するための追加の界面活性剤からな
ることが好ましい。過酸化物は所望ならば含まれること
ができるが、本発明の利点はそれが通常に必要なくそし
てそれ故、好ましくないことである。本発明は次の制限
しない実施例により更に説明される。
【0061】
【実施例】
例I 次の例は、本発明のインク除去剤を用いて、ゼログラフ
ィー印刷された紙を再生する実験室規模のインク除去法
の例である。
【0062】試料調製:パルパー中において均質なイン
ク濃度を提供するために、既知のインク濃度を有する紙
のシートをゼログラフィーで複数回複製する。その後、
同一のシートを機械紙シュレッダーに2回通過させる。
【0063】ハイドロパルピング:熱い水道水(50〜
54℃)をFormax(商標)1800H Adirondackハイドロパ
ルパーに加える。その後、ゼログラフィー紙を水性媒質
の全重量で14%のパルプ繊維のパルプコンシステンシ
ーに達するように加える。ゼログラフィー紙が完全に繊
維に分解するまでパルプ化を周囲pH(約9)で行う。
【0064】中間反応器:パルプ化後、多量の試料を約
3.5重量%のパルプコンシステンシーに希釈し、そし
て2リットルのジャケット付き反応器に加える。H2
4 の10%溶液を用いてpHを約6.5に調整する。
パルプスラリーの温度を約55℃に上げる。均質混合並
びに一定pHおよび温度の点で、乾燥繊維重量基準で
0.2重量%のInkMaster (商標)750 および190m
l/トンのNovo Nordisk酵素SP342 を加え、そして約2
0分間、一定速度で良好に混合する。混合後、酵素を変
性するために15.2%NaOH溶液でpHを9に調整
する。
【0065】浮上インク除去:1429gの3.5%コ
ンシステンシーのパルプを取り出し、そして熱い水道水
で最終体積の約5リットルに希釈することによりパルプ
を約1重量%に希釈する。その後、5リットルの容量を
有するDenver Flotation Cell,Model D-1(浮上槽)に
加える。その後、pHを約8.8〜9.2にNaOHで
調整する。InkMaster (商標)750 である式(I)の範
囲に入るノニオン界面活性剤を約0.2%(重量基準)
を浮上槽に加え、約2100rpmの攪拌速度デ約2分
間予備混合する。3リットル/分で空気を導入し、そし
てその速度を約3分間続ける。一定領域において堰の平
面に沿って泡をスキミングすることにより浮上槽から浮
上槽リジェクトを回収する。収率計算のためにリジェク
トを保存する。浮上槽に残っているスラリーを空気を用
いずに約30秒間混合し、そして浮上槽アクセプトとし
て用いる。
【0066】サンプリングポイント:Canadian Standar
d Freeness測定のための試料を中間反応器混合時間の最
後に取る。ハンドシート調製用試料を中間反応器の混合
後に取り( 浮上槽フィード試料) 、そして浮上分離後(
浮上槽アクセプト試料を取る。各試料から3種のシート
を調製し、汚れ計数を分析する。調製された3試料のう
ちの2試料については、白色度を分析する。残りのシー
トを引張強さを測定するために用いる。
【0067】ハンドシート調製:TAPPI 試験法T 205 om
-88 に記載の通り、スターラーを具備したTAPPI スタン
ダード159mm 直径シートフォーマー、TAPPI スタンダー
ドコーチロールおよびTAPPI スタンダードコーチプレー
トを用いて、ハンドシートを製造する。この試験法に従
うが、次の例外を有する。上記の手順を用いて紙を繊維
分解する。ゲージを有する空気式プレス機を用いて、約
1.5 分間約50psi(345kPa) でハンドシートをプレスす
る。シートをリングスタックにおいて一定温度および一
定湿度で一晩乾燥する。
【0068】試験:Canadian Standard Freeness試験を
TAPPI 法 T 228 os-58に従って行う。白色度試験をTech
nidyne Handbright 白色度計( 約457nm の% 光反射率を
基準とする) を用いて同様に行う。各々のハンドシート
を7 つの等しいパイ形状のスライスに切断し、その後、
互いにワイヤーサイドを上にして積み重ねる。上部スラ
イスの中央部分を測定し、その後、スタックの底に置
く。全てのスライスを測定するまで次のスライスを測定
する。各試料の最終の白色度の値を14個の値(試料毎
に2シートまたはシート毎に7個の値)の平均により決
定する。14個の値の標準偏差は通常約0.30〜約
0.75の範囲である。
【0069】画像分析装置を用いて、ハンドシートのイ
ンク量を評価する。約35mm2 /フィールドの面積を
有する50のランダムフィールドをシート毎に評価し、
それにより、評価される全面積は約1750mm2 /シ
ートである。Leco 2001 画像分析装置を用いて分析を行
う。ppmでの汚れ計数を、約0.0025mm2 より
大きな粒子について決定する。
【0070】幾つかの変更を加えて、TAPPI スタンダー
ド試験法 T494 om-88 , "Tensile Breaking properties
of Paper and Paperboad"( 紙および板紙の引張破断特
性)を用いてハンドシートを評価する。試験まで、一定
温度および湿度のチャンバーにハンドシートを保存す
る。その後、各シートを約15mmx110mmの7つ
のストリップに切断する。その後、各ストリップをイン
ストロン引張強さ(Instron Tensile Strength)試験機を
用いて評価し、そして平均引張指数を測定する。
【0071】これらの試験の結果を表I に示す。
【0072】例II 酵素または界面活性剤を中間反応器に加えないという例
外を有して、例I の手順を繰り返す。これはSP342 酵素
を用いる実験のための対照試料を提供する。表I に結果
を示す。
【0073】例III 約63ml/トンのSP342 を中間反応器に加えるという
例外を有して、例I の手順を繰り返す。界面活性剤を中
間反応器に加えない。結果を表I に示す。
【0074】例IV 約190ml/トンのSP342 を中間反応器に加えるとい
う例外を有して、例Iの手順を繰り返す。界面活性剤を
中間反応器に加えない。結果を表I に示す。
【0075】例V 約450ml/トンのSP342 を中間反応器に加えるとい
う例外を有して、例Iの手順を繰り返す。界面活性剤を
中間反応器に加えない。結果を表I に示す。
【0076】例VI 中間反応器のpHを約7.0に調整し、そして約253
ml/トンのDenimaxL を添加酵素として置き換えると
いう例外を有して、例I の手順を繰り返す。InkMaster
(商標)750 も約0.2%で中間反応器に加える。結果
を表I に示す。
【0077】例VII 中間反応器のpHを約7.0に調整し、そして界面活性
剤または酵素を加えないという例外を有して、例I の手
順を繰り返す。これはDenimax L 酵素を用いる実験の対
照実験を提供する。結果を表I に示す。
【0078】例VIII 中間反応器のpHを約7.0に調整し、そして約63m
l/トンのDenimax L酵素を加えるという例外を有し
て、例I の手順を繰り返す。界面活性剤を中間反応器に
加えない。結果を表I に示す。
【0079】例IX 中間反応器のpHを約7.0に調整し、そして約253
ml/トンのDenimaxL を加えるという例外を有して、
例I の手順を繰り返す。界面活性剤を中間反応器に加え
ない。結果を表I に示す。
【0080】例X 中間反応器のpHを約7.0に調整し、そして約450
ml/トンのDenimaxL を加えるという例外を有して、
例I の手順を繰り返す。界面活性剤を中間反応器に加え
ない。結果を表I に示す。
【0081】例XI 次は本発明のパイロットスケールのインク除去法の例で
ある:InkMaster(商標)750 を含むNovo Nordisk酵素SP
342 対 対照( 界面活性剤なし;InkMaster(商標)750
のみ) を用いてパイロットスケールの試験を行い、実験
室で観測されたように、向上した汚れ除去をこのスケー
ルで達成することができるかどうかを決定する。この実
験は、約70%ゼログラフィー含有率を有する混合事務
廃棄紙を約10%のパルプコンシステンシーで約30分
間、周囲pH(約7.88)および約50℃の温度で再
パルプ化することを含む。その後、原料を約3.5%パ
ルプコンシステンシーに希釈し、そしてpHおよび温度
をぞれぞれ約6.5および約55℃に調整した。このポ
イントで、約2ポンド/トン(0.907kg/to
n)のInkMaster (商標)750 を対照実験( 例I)につい
て加え、そして約2ポンド/トン(0.907kg/t
on)のInkMaster (商標)750 および190ml/ト
ンのSP342 を酵素実験( 例II) について加える。各実験
において、このスラリーを約20分間混合させる。その
後、スラリーを約1%のパルプコンシステンシーに希釈
し、そして追加の1ポンド/トン(0.454kg/t
on)のInkMaster (商標)750 を浮上分離の前に加
え、そして混合する。その後、原料をVoith インク除去
浮上槽を通して6パスで回す。6パス後、浮上槽アクセ
プトをサイドヒルスクリーンで濃縮する。浮上槽フィー
ド、半時間および全時間での浮上槽アクセプトおよびサ
イドスクリーンアクセプトで取った試料から白色度パッ
ドを製造した。白色度測定を3回行い、そして酵素 対
対照で2ポイントの増加を示す。Canadian Standard
Freenessを約3.5%コンシステンシーの工程の次の浮
上槽フィードで2回行う。値は356mlでの両方の実
験と同等である。ハンドシートは汚れ計数測定のための
白色度パッドと同一の原料からハンドシートを製造する
(5シート/試料)。汚れ計数を測定し、そして%汚れ
除去 対プロセス段階を評価する。酵素および界面活性
剤処理を用いる実験は半時間浮上槽アクセプトおよび全
時間浮上槽アクセプト段階の両方に関して、汚れ除去対
対照において26%の増加を示す。サイドヒルアクセ
プト段階での酵素処理対 対照で、31%の汚れ除去の
増加を観測する。これらの試験の結果を表Iに示し、そ
して図1 〜3 に例示する。
【0082】
【表1】
【0083】
【表2】
【0084】例XII 中間反応器および浮上槽の容積を4リットルおよび10
リットルにそれぞれ上げ、中間反応器および浮上分離工
程において0.05%のInkMaster (商標)730 を用
い、そしてサンプリングポイントを浮上分離の間の0.
5分間隔であり、そして汚れ計数測定によるインク除去
測定のみを評価するという例外を有して、例I の手順を
繰り返す。インク除去結果を表IIに示す。
【0085】例XIII 中間反応器に酵素を加えず、それにより、対照実験を提
供するという例外を有して、例XII の手順を繰り返す。
インク除去結果を表IIに示す。
【0086】例XIV 中間反応器および浮上槽の容積をそれぞれ4リットルお
よび10リットルに上げ、中間反応器および浮上分離工
程において0.025%のAlkamide(登録商標)DC-212
/Sを用い、そしてサンプリングポイントを浮上分離の間
の0.5分間隔であり、そして汚れ計数測定によるイン
ク除去測定のみを評価するという例外を有して、例I の
手順を繰り返す。インク除去結果を表IIに示す。
【0087】例XV 中間反応器に酵素を加えず、それにより、対照実験を提
供するという例外を有して、例XIV の手順を繰り返す。
インク除去結果を表IIに示す。
【0088】例XVI 中間反応器および浮上槽の容積をそれぞれ4リットルお
よび10リットルに上げ、中間反応器および浮上分離工
程において0.05%のAlkamide(登録商標)C-5 を用
い、そしてサンプリングポイントを浮上分離の間の0.
5分間隔であり、そして汚れ計数測定によるインク除去
測定のみを評価するという例外を有して、例I の手順を
繰り返す。インク除去結果を表IIに示す。
【0089】例XVII 中間反応器に酵素を加えず、それにより、対照実験を提
供するという例外を有して、例XVI の手順を繰り返す。
インク除去結果を表IIに示す。
【0090】
【表3】
【0091】例XVIII 中間反応器および浮上槽の容積をそれぞれ4リットルお
よび12リットルに上げ、中間反応器および浮上分離工
程において0.03%のRhodasurf(登録商標)BC720 を
用い、そしてサンプリングポイントを浮上分離の間の
0.5分間隔であり、そして汚れ計数測定によるインク
除去測定のみを評価するという例外を有して、例I の手
順を繰り返す。インク除去結果を表III に示す。
【0092】例XIX 中間反応器に酵素を加えず、それにより、対照実験を提
供するという例外を有して、例XVIII の手順を繰り返
す。インク除去結果を表III に示す。
【0093】例XX 中間反応器および浮上槽の容積をそれぞれ4リットルお
よび12リットルに上げ、中間反応器および浮上分離工
程においてそれぞれ0.2%および0.055%のHipo
chem( 登録商標)DI-600を用い、そしてサンプリングポ
イントを浮上分離の間の0.5分間隔であり、そして汚
れ計数測定によるインク除去測定のみを評価するという
例外を有して、例I の手順を繰り返す。インク除去結果
を表IIIに示す。
【0094】例XXI 中間反応器に酵素を加えず、それにより、対照実験を提
供するという例外を有して、例XXの手順を繰り返す。イ
ンク除去結果を表III に示す。
【0095】例XXII 中間反応器および浮上槽の容積をそれぞれ4リットルお
よび12リットルに上げ、中間反応器および浮上分離工
程においてそれぞれ0.05%および0.055%のAn
tarox(登録商標)LA-EP-16を用い、そしてサンプリング
ポイントを浮上分離の間の0.5分間隔であり、そして
汚れ計数測定によるインク除去測定のみを評価するとい
う例外を有して、例I の手順を繰り返す。インク除去結
果を表III に示す。
【0096】例XXIII 中間反応器に酵素を加えず、それにより、対照実験を提
供するという例外を有して、例XXIIの手順を繰り返す。
インク除去結果を表III に示す。
【0097】
【表4】
【0098】例示の目的で、好ましい態様を上記に詳細
に説明してきた。請求項に記載された本発明の範囲を逸
脱することなく上記の例に様々な変更を行うことができ
ることは当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】例XIで用いた方法のダイアグラムである。
【図2】InkMaster (商標)750 単独と、InkMaster
(商標)750 とSP 342との組み合わせを、それぞれイン
ク除去剤として用いたときに得られた結果の比較グラフ
である。
【図3】InkMaster (商標)750 単独と、InkMaster
(商標)750 とSP 342との組み合わせを、それぞれイン
ク除去剤として用いたときに得られた結果の比較グラフ
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー リチャード アスブランド,ジ ュニア アメリカ合衆国,ニュージャージー 08620,トレントン,ウォルン ロード アールアール ナンバー2 83

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事務廃棄紙をインク除去する方法であっ
    て、 a)廃棄紙をパルプに転化させる工程; b)約4〜約9のpHを有する水性媒質中において前記
    パルプをインク除去剤に接触させる工程、ここで、前記
    インク除去剤は i)約4〜約9のpHで活性な酵素、および; ii)高級脂肪アルコールアルコキシレート、脂肪酸ア
    ルコキシレート、高級芳香族アルコールアルコキシレー
    ト、アルカノールアミンの脂肪酸アミド、脂肪酸アミド
    アルコキシレート、プロピレングリコールアルコキシレ
    ート、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブ
    ロック若しくはランダムコポリマー、高級アルコールポ
    リエチレンポリプロピレンブロック若しくはランダム付
    加物並びにそれらの混合物からなる群より選ばれたノニ
    オン界面活性剤を含む; c)前記パルプからインクを除去する工程;を含む方
    法。
  2. 【請求項2】 前記酵素が約4〜約8のpHで活性であ
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ノニオン界面活性剤が、 a)約8〜約22の炭素数、好ましくは約16〜約20
    の炭素数を有し、式(I) 【化1】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約16
    〜約20の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約3〜約25、好ましくは約10〜20の
    範囲であり、そしてyは1分子当たりのオキシプロピレ
    ン基の数であり、それは約1〜約10、好ましくは約4
    〜約8の範囲である。)のエチレンオキシドおよびプロ
    ピレンオキシドでアルコキシル化された脂肪アルコー
    ル; b)約8〜約22の炭素数、好ましくは約16〜約20
    の炭素数を有し、式 【化2】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約16
    〜約20の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xおよびx’は同一であってもまたは異なっ
    ていてもよく、1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約2〜約25、好ましくは約4〜約10の
    範囲であり、そしてyおよびy’は同一であってもまた
    は異なっていてもよく、1分子当たりのオキシプロピレ
    ン基の数であり、それは0〜約10、好ましくは約1〜
    約5の範囲である。)のエチレンオキシドおよびプロピ
    レンオキシドでアルコキシル化された脂肪アルコール; c)約8〜約22の炭素数、好ましくは約12〜約18
    の炭素数を有し、式 【化3】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約12
    〜約18の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約3〜約25の範囲であり、そしてyは1
    分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、それは約
    2〜約15の範囲である。)のエチレンオキシドおよび
    プロピレンオキシドでアルコキシル化された脂肪酸; d)約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜約14の
    炭素数のアルキル鎖を有し、式 【化4】 (式中、RおよびR’はHであるかまたはアルキル基で
    あり、前記アルキル基は約8〜約20の炭素数、好まし
    くは8〜約14の炭素数を有する直鎖または枝分かれア
    ルキル基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基
    の数であり、それは約1〜約20、好ましくは約8〜約
    12の範囲である。)のエチレンオキシドでアルコキシ
    ル化された芳香族アルコール; e)式 【化5】 (式中、R’およびR”はHであるかまたはCH2 CH
    2 OH若しくはCH2 CH(CH3 )−OHであり、そ
    してRは約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜約1
    4の炭素数を有する脂肪族アルキル基である。)のアル
    カノールアミドの脂肪酸アミド; f)式 【化6】 (式中、Rは約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜
    約14の炭素数を有する脂肪族アルキル基であり、そし
    てxは1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、そ
    れは約2〜約10、好ましくは約4〜約8の範囲であ
    る。)のアルカノールアミドのアルコキシル化脂肪酸ア
    ミド; g)式 【化7】 (式中、oおよびpは1分子当たりのオキシエチレン基
    の数であり、それは約3〜約15の範囲であり、そして
    mは1分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、そ
    れは約25〜約40の範囲である。)のプロピレングリ
    コールアルコキシレート; h)式 【化8】 (式中、mおよびnは1分子当たりのオキシプロピレン
    基の数であり、それは約10〜約25の範囲であり、そ
    してpは1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、
    それは約5〜約25の範囲である。)のエチレンオキシ
    ドおよびプロピレンオキシドのブロック若しくはランダ
    ムコポリマー; i)式 【化9】 (式中、RはC8 を越える脂肪アルコールであり、R1
    はC8 を越えるアルキルであるかまたはHであり、xは
    1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、それは約
    5〜約200、好ましくは約8〜約30の範囲であ
    る。)のエトキシル化脂肪酸グリコールおよびポリエチ
    レングリコールエステル;および、 j)式 【化10】 (式中、Rは脂肪アルコールであり、好ましくは約12
    〜約18の炭素数を有する直鎖若しくは枝分かれアルキ
    ル基であり、そしてxは1分子当たりのオキシエチレン
    基の数であり、それは約1〜約20、好ましくは約5〜
    約15の範囲である。)のエトキシル化脂肪アルコー
    ル;からなる群より選ばれる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 酵素がセルラーゼである請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 浮上分離、水洗または浮上分離および水
    洗の組み合わせによりインクをパルプから除去する請求
    項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 ノニオン界面活性剤が式(I)(式中、
    Rは約8〜約14の炭素数の直鎖若しくは枝分かれアル
    キル基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の
    数であり、それは約3〜約12の範囲であり、そしてy
    は1分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、それ
    は約1〜約6の範囲である。)により表される請求項3
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 事務廃棄紙をインク除去するための方法
    であって、 a)得られる水性媒質が本質的に約10%〜約14%の
    乾燥重量基準でのパルプおよび残部の水からなるように
    事務廃棄紙をパルプに転化させる工程; b)水性媒質が本質的に約1%〜約6%の乾燥重量基準
    でのパルプおよび残部の水からなるように前記水性媒質
    を水で希釈する工程、 c)前記水性媒質を充分な時間、充分な量のインク除去
    剤と接触させる工程、ここで、前記インク除去剤は i)約4〜約9のpHで活性な酵素;および、 ii)高級脂肪アルコールアルコキシレート、脂肪酸ア
    ルコキシレート、高級芳香族アルコールアルコキシレー
    ト、アルカノールアミンの脂肪酸アミド、脂肪酸アミド
    アルコキシレート、プロピレングリコールアルコキシレ
    ート、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブ
    ロック若しくはランダムコポリマー、高級アルコールポ
    リエチレンおよびポリプロピレンブロック若しくはラン
    ダム付加物およびそれらの混合物からなる群より選ばれ
    たノニオン界面活性剤を含み、ここで、前記水性媒質は
    約4〜約9のpHおよび酵素が最適活性となる温度を有
    する; d)前記酵素を変性させるようにpHまたは温度を調節
    する工程; e)浮上分離、水洗または浮上分離および水洗の組み合
    わせにより水性媒質からインクを除去する工程;を含む
    方法。
  8. 【請求項8】 酵素が約4〜約8のpHで活性である請
    求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 ノニオン界面活性剤が、 a)約8〜約22の炭素数、好ましくは約16〜約20
    の炭素数を有し、式(I) 【化11】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約16
    〜約20の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約3〜約25、好ましくは約10〜20の
    範囲であり、そしてyは1分子当たりのオキシプロピレ
    ン基の数であり、それは約1〜約10、好ましくは約4
    〜約8の範囲である。)のエチレンオキシドおよびプロ
    ピレンオキシドでアルコキシル化された脂肪アルコー
    ル; b)約8〜約22の炭素数、好ましくは約16〜約20
    の炭素数を有し、式 【化12】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約16
    〜約20の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xおよびx’は同一であってもまたは異なっ
    ていてもよく、1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約2〜約25、好ましくは約4〜約10の
    範囲であり、そしてyおよびy’は同一であってもまた
    は異なっていてもよく、1分子当たりのオキシプロピレ
    ン基の数であり、それは0〜約10、好ましくは約1〜
    約5の範囲である。)のエチレンオキシドおよびプロピ
    レンオキシドでアルコキシル化された脂肪アルコール; c)約8〜約22の炭素数、好ましくは約12〜約18
    の炭素数を有し、式 【化13】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約12
    〜約18の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約3〜約25の範囲であり、そしてyは1
    分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、それは約
    2〜約15の範囲である。)のエチレンオキシドおよび
    プロピレンオキシドでアルコキシル化された脂肪酸; d)約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜約14の
    炭素数のアルキル鎖を有し、式 【化14】 (式中、RおよびR’はHであるかまたはアルキル基で
    あり、前記アルキル基は約8〜約20の炭素数、好まし
    くは8〜約14の炭素数を有する直鎖または枝分かれア
    ルキル基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基
    の数であり、それは約1〜約20、好ましくは約8〜約
    12の範囲である。)のエチレンオキシドでアルコキシ
    ル化された芳香族アルコール; e)式 【化15】 (式中、R’およびR”はHであるかまたはCH2 CH
    2 OH若しくはCH2 CH(CH3 )−OHであり、そ
    してRは約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜約1
    4の炭素数を有する脂肪族アルキル基である。)のアル
    カノールアミドの脂肪酸アミド; f)式 【化16】 (式中、Rは約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜
    約14の炭素数を有する脂肪族アルキル基であり、そし
    てxは1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、そ
    れは約2〜約10、好ましくは約4〜約8の範囲であ
    る。)のアルカノールアミドのアルコキシル化脂肪酸ア
    ミド; g)式 【化17】 (式中、oおよびpは1分子当たりのオキシエチレン基
    の数であり、それは約3〜約15の範囲であり、そして
    mは1分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、そ
    れは約25〜約40の範囲である。)のプロピレングリ
    コールアルコキシレート; h)式 【化18】 (式中、mおよびnは1分子当たりのオキシプロピレン
    基の数であり、それは約10〜約25の範囲であり、そ
    してpは1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、
    それは約5〜約25の範囲である。)のエチレンオキシ
    ドおよびプロピレンオキシドのブロック若しくはランダ
    ムコポリマー; i)式 【化19】 (式中、RはC8 を越える脂肪アルコールであり、R1
    はC8 を越えるアルキルであるかまたはHであり、xは
    1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、それは約
    5〜約200、好ましくは約8〜約30の範囲であ
    る。)のエトキシル化脂肪酸グリコールおよびポリエチ
    レングリコールエステル;および、 j)式 【化20】 (式中、Rは脂肪アルコールであり、好ましくは約12
    〜約18の炭素数を有する直鎖若しくは枝分かれアルキ
    ル基であり、そしてxは1分子当たりのオキシエチレン
    基の数であり、それは約1〜約20、好ましくは約5〜
    約15の範囲である。)のエトキシル化脂肪アルコー
    ル;からなる群より選ばれる請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 酵素がセルラーゼである請求項7記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 接触工程の水性媒質が約40℃〜約6
    5℃の温度を有し、且つ、インク除去剤が約5分間〜約
    90分間水性媒質と接触されたままにされる請求項7記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 ノニオン界面活性剤が式(I)(式
    中、Rは約8〜約14の炭素数の直鎖若しくは枝分かれ
    アルキル基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン
    基の数であり、それは約3〜約12の範囲であり、そし
    てyは1分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、
    それは約1〜約6の範囲である。)により表される請求
    項7記載の方法。
  13. 【請求項13】 i)約4〜約9のpHで活性な酵素;
    および、 ii)高級脂肪アルコールアルコキシレート、脂肪酸ア
    ルコキシレート、高級芳香族アルコールアルコキシレー
    ト、アルカノールアミンの脂肪酸アミド、脂肪酸アミド
    アルコキシレート、プロピレングリコールアルコキシレ
    ート、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブ
    ロック若しくはランダムコポリマー、高級アルコールポ
    リエチレンポリプロピレンブロック若しくはランダム付
    加物並びにそれらの混合物からなる群より選ばれたノニ
    オン界面活性剤;を含む事務廃棄紙のためのインク除去
    剤。
  14. 【請求項14】 酵素が約4〜約8、より好ましくは約
    5.5〜約7.5、最も好ましくは約6〜約7のpHで
    活性である請求項13記載のインク除去剤。
  15. 【請求項15】 酵素がセルラーゼ酵素である請求項1
    3記載のインク除去剤。
  16. 【請求項16】 ノニオン界面活性剤が、 a)約8〜約22の炭素数、好ましくは約16〜約20
    の炭素数を有し、式(I) 【化21】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約16
    〜約20の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約3〜約25、好ましくは約10〜20の
    範囲であり、そしてyは1分子当たりのオキシプロピレ
    ン基の数であり、それは約1〜約10、好ましくは約4
    〜約8の範囲である。)のエチレンオキシドおよびプロ
    ピレンオキシドでアルコキシル化された脂肪アルコー
    ル; b)約8〜約22の炭素数、好ましくは約16〜約20
    の炭素数を有し、式 【化22】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約16
    〜約20の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xおよびx’は同一であってもまたは異なっ
    ていてもよく、1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約2〜約25、好ましくは約4〜約10の
    範囲であり、そしてyおよびy’は同一であってもまた
    は異なっていてもよく、1分子当たりのオキシプロピレ
    ン基の数であり、それは0〜約10、好ましくは約1〜
    約5の範囲である。)のエチレンオキシドおよびプロピ
    レンオキシドでアルコキシル化された脂肪アルコール; c)約8〜約22の炭素数、好ましくは約12〜約18
    の炭素数を有し、式 【化23】 (式中、Rは約8〜約22の炭素数、好ましくは約12
    〜約18の炭素数を有する直鎖または枝分かれアルキル
    基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基の数で
    あり、それは約3〜約25の範囲であり、そしてyは1
    分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、それは約
    2〜約15の範囲である。)のエチレンオキシドおよび
    プロピレンオキシドでアルコキシル化された脂肪酸; d)約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜約14の
    炭素数のアルキル鎖を有し、式 【化24】 (式中、RおよびR’はHであるかまたはアルキル基で
    あり、前記アルキル基は約8〜約20の炭素数、好まし
    くは8〜約14の炭素数を有する直鎖または枝分かれア
    ルキル基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン基
    の数であり、それは約1〜約20、好ましくは約8〜約
    12の範囲である。)のエチレンオキシドでアルコキシ
    ル化された芳香族アルコール;e)式 【化25】 (式中、R’およびR”はHであるかまたはCH2 CH
    2 OH若しくはCH2 CH(CH3 )−OHであり、そ
    してRは約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜約1
    4の炭素数を有する脂肪族アルキル基である。)のアル
    カノールアミドの脂肪酸アミド; f)式 【化26】 (式中、Rは約8〜約20の炭素数、好ましくは約8〜
    約14の炭素数を有する脂肪族アルキル基であり、そし
    てxは1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、そ
    れは約2〜約10、好ましくは約4〜約8の範囲であ
    る。)のアルカノールアミドのアルコキシル化脂肪酸ア
    ミド; g)式 【化27】 (式中、oおよびpは1分子当たりのオキシエチレン基
    の数であり、それは約3〜約15の範囲であり、そして
    mは1分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、そ
    れは約25〜約40の範囲である。)のプロピレングリ
    コールアルコキシレート; h)式 【化28】 (式中、mおよびnは1分子当たりのオキシプロピレン
    基の数であり、それは約10〜約25の範囲であり、そ
    してpは1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、
    それは約5〜約25の範囲である。)のエチレンオキシ
    ドおよびプロピレンオキシドのブロック若しくはランダ
    ムコポリマー; i)式 【化29】 (式中、RはC8 を越える脂肪アルコールであり、R1
    はC8 を越えるアルキルであるかまたはHであり、xは
    1分子当たりのオキシエチレン基の数であり、それは約
    5〜約200、好ましくは約8〜約30の範囲であ
    る。)のエトキシル化脂肪酸グリコールおよびポリエチ
    レングリコールエステル;および、 j)式 【化30】 (式中、Rは脂肪アルコールであり、好ましくは約12
    〜約18の炭素数を有する直鎖若しくは枝分かれアルキ
    ル基であり、そしてxは1分子当たりのオキシエチレン
    基の数であり、それは約1〜約20、好ましくは約5〜
    約15の範囲である。)のエトキシル化脂肪アルコー
    ル;からなる群より選ばれる請求項13記載のインク除
    去剤。
  17. 【請求項17】 ノニオン界面活性剤が式(I)(式
    中、Rは約8〜約14の炭素数の直鎖若しくは枝分かれ
    アルキル基であり、xは1分子当たりのオキシエチレン
    基の数であり、それは約3〜約12の範囲であり、そし
    てyは1分子当たりのオキシプロピレン基の数であり、
    それは約1〜約6の範囲である。)により表される請求
    項13記載のインク除去剤。
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