JPH0822513A - カード装置 - Google Patents

カード装置

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JPH0822513A
JPH0822513A JP6179728A JP17972894A JPH0822513A JP H0822513 A JPH0822513 A JP H0822513A JP 6179728 A JP6179728 A JP 6179728A JP 17972894 A JP17972894 A JP 17972894A JP H0822513 A JPH0822513 A JP H0822513A
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JP
Japan
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card
card device
output
fixed station
signal
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Pending
Application number
JP6179728A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hasegawa
彰 長谷川
Masatoshi Ishikawa
雅敏 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKASAGO SEISAKUSHO KK
Technova Inc
Takasago Ltd
Original Assignee
TAKASAGO SEISAKUSHO KK
Technova Inc
Takasago Ltd
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Publication date
Application filed by TAKASAGO SEISAKUSHO KK, Technova Inc, Takasago Ltd filed Critical TAKASAGO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードに記録されたデータを非接触で伝送す
る装置で送信機と電池を不要とすると共にカードからの
受信データの信頼性を向上したカード装置。 【構成】 複数の周波数の電磁波を送信する送信機と、
カード上に設けられた、それぞれの周波数を受信する受
信部分と、この受信信号を全波整流して直流出力とデー
タ出力を得るとともに、整流出力の一部を変調して返送
し、この返送電波を受信してカードに記載された信号を
得るカード装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本装置は電磁波による非接触カー
ド装置であり、カードのデータを非接触で送出したり、
書き換えをする目的に使用でき、カード上の送信機と受
信機を簡略化でき、コストと消費電力を下げるととも
に、外部から与えられる電磁波エネルギーで動作できる
ので半永久的な使用が可能である。
【0002】
【従来の技術】カードの読み取り装置は磁気記録データ
を磁気的に読み取る接触方式が一般的である。しかし、
この方式はカードを磁気ヘッドに接触させる必要があっ
て利用に不便を生じたり、読み取り装置の機械的な磨耗
などのトラブルが生じる欠点がある。この欠点を除くた
め、カード上に送信機を設け、メモリーなどによる記録
データを電波で送る非接触方式も利用されている。この
方式は非接触でデータを送る特徴があるが、送信機を内
蔵するため、送信機などの部品によるコストや消費電力
が問題であった。さらに、カード上の送信機を簡略化す
るためにカード上で受信した高周波信号に変調をかけて
返送する反射方式もあるがカード上で作動電源にするよ
うな強い電波を送るとカードから返送される電波が強す
ぎて電波法の規格を上回る欠点もあったりマイクロ波帯
を利用すると遮蔽物によって送信波と反射波が二重に減
衰して遮蔽効果の影響が多くなる欠点もあった。さら
に、固定局からf1、f2の異なる周波数の電波を送信
し、カード上でこの周波数をミキサーで混合し、このヘ
テロダイン周波数に変調をかけてデータを返送する方式
もあるが、受信アンテナからヘテロダイン周波数の電波
も返送されて固定局側の受信を妨害するなどの欠点があ
ったり、ヘテロダイン周波数から復調信号を得るための
具体的な回路方法の提案がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、カード上
の送信機と受信機の部品によるコストと消費電力を下
げ、しかもカードで受信したエネルギーを有効に利用す
る必要がある。さらに反射波を電波法の規定内に減衰さ
せる簡単な方法も望まれていると同時にカードから返送
された弱い電波を正確に受信する方法が望まれていた。
【0004】
【作用】送信機の周波数として、移動体認識用に許容さ
れている2.4GHz帯で空中線電力300mWを利用
すると仮定すると。送信アンテナ利得を20dB、効率
90%の場合、アンテナから30cmの距離の電界強度
は121V/mとなる。ここにカードを置きフオールデ
ットダイポール・アンテナで受信すると実効値で4.7
8V、76.3mWの電力が得られる。この電力をショ
ツトキーダイオードのような損失の少ないダイオードで
整流すると、この電力に相当する直流電力が得ることが
でき、カードの動作電力とすることができる。
【0005】しかし、この受信アンテナから放射される
電波の電界強度はこのアンテナの相対利得を1として
も、カードから3mの距離で12.8V/mとなって電
波法で規定されている35μV/mと比較すると5×1
5 倍も強い電界強度となる。カードから返送される電
波は固定局の送信機から送られる電波と異なって指向性
も少なく、予期しない方向にも輻射され、障害の起きる
可能性もある。したがって、固定局で変調をかけたり、
このカード上で返送電波に変調をかけるとその占有する
帯域では他の装置に対する障害を防ぐために反射電波を
意図的に減衰させるか変調に工夫をしないと問題の起き
る可能性が高い。しかも、従来の反射型と呼ばれるカー
ドで受信した信号に直接変調をかける方式ではカードか
ら反射される電波の強度を制御することは難しく、固定
局からカードに対して信号を送っている場合でもカード
から不要な電波が反射され、近傍にある他の装置に混信
を与える可能性もある。
【0006】このように、受信した電波から電力を得
て、この電力で作動電源に利用する目的の場合、カード
で受信する電波の強度は非常に大きいので、受信アンテ
ナから返送される信号を意図的に減衰させると同時に、
カード上のFLT1から送信アンテナに接続される途中
ににスイッチをもうけ、不要な期間は送信アンテナから
の電波の輻射をOFFすることによって不要な混信を防
ぐことが可能となる、この方法は従来の反射型では得ら
れない大きな特徴となる。
【0007】この方法は、固定局側の送信機からf1、
f2の二つの周波数を同時に送信しf1、f2の差が1
/10以下となるように選び、しかもカード上の受信ア
ンテナをフオルデッド・ダイポールアンテナのような低
い周波数でインピーダンスの低下する特性を持つアンテ
ナで受信し、このアンテナ出力を全波整流して動作用の
直流出力を得る。
【0008】この方法によると、カード上の受信アンテ
ナから放射されるf2−f1を基本波とする信号に対し
ては、受信アンテナが低いインピーダンスとなって信号
レベルを下げ、受信アンテナから直接返送される不要な
電波を大幅に減衰できるので、送信側の指令で任意のカ
ードの送信を正確に停止することができ、複数のカード
の混信を防ぐことができる。
【0009】しかも、全波整流回路の出力でf1やf2
だけを減衰させるフイルタを通すと、そのままf2−f
1の周波数帯で復調出力を得ることが可能となる。さら
に、この出力に変調をかけ、送信アンテナから信号を送
ることも可能となる。このときの送信アンテナはカード
上のアンテナでは波長に比較して充分な長さ、がないの
で利得が少なくアンテナの長さを調整して電波法の規定
以下の電界強度以下に調整可能である。
【0010】この結果、通常の通信方式の制限を越えた
自由な型の通信が可能となる。このカードでは全波整流
によって発生したf2−f1の整数倍の周波数を持つ高
調波を利用することができ、この電圧に変調をかけるこ
とによってf2−f1の整数倍の周波数帯に拡散した信
号を得ることができる。
【0011】この高調波は次数が上がるほどレベルは下
がるが、等価的なアンテナの実効長も上がってカードか
ら輻射される電力の低下を防ぐように動作する。すなわ
ち、全波整流によって、f2−f1の基本波の成分はf
1、f2のレベルの42%となり、フイルタによって高
調波成分が減衰しない場合を仮定するとその整数倍の高
調波は8.5%、3.6%、2%、1.3%、0.89
%・・・・となって高い次数になるほど急激に減衰する
が、波長に比べて充分に短いアンテナからの輻射強度
は、アンテナの実効長を考慮すると17%、11%、8
%、7%、5%・・・・となり高調波次数によってもそ
の強度はあまり変化しなくなり、本来通信では不要な輻
射とされていた高調波を逆に利用することができる。
【0012】この特性を利用して拡散周波数とレベルの
固定した疑似的なスペクトラム拡散通信が可能となった
り、MCA(Multi Channel Acces
s)のように混信の少ない任意の高調波に相当するチヤ
ンネルを選び、カードからの電波を受信できる。電波法
の規定では322MHz以下の周波数では3mの距離に
おける電界強度が500μV/mと制限値が大きくなり
周波数を下げるとカードからの返送電波を強くすること
ができるので都合が良い。
【0013】またf2−f1の基本波が低すぎて、デー
タの伝送速度が遅くなる場合も適当な次数の高調波を選
んで周波数を上げ、データの伝送速度を上げることがで
きる。さらに、f2とf1の周波数間隔を狭い周波数間
隔にしてもカードからのデータ伝送に高調波を利用する
方法によって問題を解決できるので、送信周波数f1と
f2を選択する自由度が大幅に増すことができる。
【0014】
【実施例】固定局には複数の送信機または単一の送信機
からf1とf2の電波を発射し、どちらか一方にON、
OFFのパルス変調をかけて固定局側から信号を送る。
変調はパルス変調としてマークとスペースを送信し、1
/(f2−f1)の期間を1ビットの単位として変調を
かけると都合が良い。また、ON、OFFのタイミング
はf1、f2両者の信号を加算し、この信号がゼロにな
った瞬間を選ぶとカード側の信号の復調が容易となり、
カードから返送されるスプリアスも減少する。
【0015】カード側では、図1に示すようにフオール
デット・ダイポールアンテナのようにアンテナが閉ルー
プとなっていて、周波数が低下するとインピーダンスの
低下する特性のあるアンテナ1をカード上にもうけ、こ
のアンテナの出力を整流器2によって全波整流する。二
個のアンテナをもうけたり、タップのあるアンテナを利
用してセンタ・タップ型の整流をしても良い。ここで整
流器によって整流した出力をインダクタンス3とコンデ
ンサ7によるフイルタFLT2によって直流出力を得
る。このフイルタの定数はf1およびf2の周波数と出
力電流で臨界値以上の値になるように選ぶ。インダクタ
ンス値や負荷電流が少なく、臨界値に達しない場合は、
インダクタンス3に直列にダイオードを付加し、コンデ
ンサ3の電圧が整流器側に逆流しないようにする。もち
ろん、FLT2はLCフイルタに限定する必要はなく、
薄いカードに実装する目的で直流成分の通過する特性の
あるアクテイブ・フイルタ一を利用しても良い。一方、
整流器2の出力はf1、f2だけを阻止するフイルタ4
(FLT1)に加える。フイルタ4もLCフイルタなど
が利用できるが簡単なコンデンサインプット型フイルタ
でも実用可能であり、周波数が高い場合は整流器の電極
間容量で代用して部品の数を減らすこともできる。この
フイルタ4の出力は変調器5によって変調をかけ、送信
アンテナ6から変調された電波を返送する。このとき、
フイルタ4の出力をクリップするなどして意識的に歪ま
せて高調波成分を増加させると高い次数の高調波を増強
できる。8はデータ処理装置でデータの解読や書き込み
を行ったり変調器の信号も発生する。このときの変調も
1/(f2−f1)の期間を一ビットとしてFLT1の
出力電圧の瞬時値がゼロに近づいた瞬間をON、OFF
のタイミングとして選ぶと固定局側の受信機で復調する
信号波形が整って都合が良い。またFLT1に任意の次
数の高調波に対してトラップをもうけると、カードから
特定のIDを変調信号として送らなくても受信側で返送
された高調波の成分を見てカードのIDを認識すること
もできる。
【0016】カードから返送された電波はf2−f1の
基本波またはこの高調波を受信してカードから送られた
信号を復調する。この場合、各高調波の次数のチャンネ
ルを同時に受信し、それぞれのチャンネルの受信信号の
相関によって受信信号を得ると信頼性を上げることがで
きる。また、混信のある次数のチヤンネルの受信を停止
したり、f1、またはf2を変移させてもっとも混信の
少ない周波数を選ぶ方法を取り、さらに信頼性の高い受
信が可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明によってアンテナと全波整流回路
にわずかの部品を付けることでカード上で電波のエネル
ギーをカードに能率良く直流電力に変換できるだけでな
く、データを受信して簡単に復調したり、カードからデ
ータを送ったりすることが可能となる。さらに、受信ア
ンテナから返送される不要な電力も大幅に減衰させるこ
とができ、他の装置に混信を起こす可能性が少なくな
り、受信アンテナから不要な信号も入りにくい。しか
も、カードからの返送電力はカード上の送信アンテナの
長さで任意に調整でき、電波法の規定内の電界強度でデ
ータの返送が可能である。
【0018】さらに、カードから返送される電波には多
くの高調波が含まれていて、MCAのように最も受信条
件の良い周波数を選んだり、スペクトラム拡散通信と似
た受信方法によつて混信や雑音の影響を受けない受信が
可能となる。
【0019】また、カードから返送される電波は周波数
が下がり、固定局側からの送信周波数と異なって指向性
も少なく、隠蔽物によって電波が減衰することも少なく
なり、受信アンテナの位置も送信アンテナと同一な位置
に置く必要もないので受信アンテナの一を設置する位置
の自由度も上がる。さらに、それぞれ同期を取った信号
を発生する複数の送信アンテナを各所にもうけ、カード
からの返送電波をカード読み取り位置付近に張り巡らせ
た一組のアンテナと受信装置によって受信して、カード
の方向や位置に関係なく、正確な読み取りや書き込みが
がを可能にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード装置の原理図である。
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】しかも、全波整流回路の出力でf1やf2
だけを減衰させるフイルタを通すと、そのままf2−f
またはこの整数倍の周波数帯で復調出力を得ることが
可能となる。さらに、この出力に変調をかけ、送信アン
テナから信号を送ることも可能となる。このときの送信
アンテナはカード上のアンテナでは波長に比較して充分
な長さがないので利得が少なくアンテナの長さを調整し
て電波法の規定以下の電界強度以下に調整可能である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】この結果、通常の通信方式の制限を越えた
自由な型の通信が可能となる。このカードでは全波整流
によって発生したf2−f1またはこの2倍を基本波と
する高調波を利用することができ、この電圧に変調をか
けることによってf2−f1の整数倍の周波数帯に拡散
した信号を得ることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この高調波は次数が上がるほどレベルは下
がるが、等価的なアンテナの実効長も上がってカードか
ら輻射される電力の低下を防ぐように動作する。すなわ
ち、全波整流によって、f2−f1の周波数が全波整流
されると整流された波形の基本波はf2−f1の2倍と
なり、この成分はf1、f2のレベルの42%となり、
フイルタによって高調波成分が減衰しない場合を仮定す
るとその整数倍の高調波は8.5%、3.6%、2%、
1.3%、0.89%・・・・となって高い次数になる
ほど急激に減衰するが、波長に比べて充分に短いアンテ
ナからの輻射強度は、アンテナの実効長を考慮すると1
7%、11%、8%、7%、5%・・・・となり高調波
次数によってもその強度はあまり変化しなくなり、本来
通信では不要な輻射とされていた高調波を逆に利用する
ことができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、カードから返送される電波は周波数
が下がり、固定局側からの送信周波数と異なって指向性
も少なく、遮蔽物によって電波が減衰することも少なく
なり、受信アンテナの位置も送信アンテナと同一な位置
に置く必要もないので受信アンテナを設置する位置の自
由度も上がる。さらに、それぞれ同期を取った信号を発
生する複数の送信アンテナを各所にもうけ、カードから
の返送電波をカード読み取り位置付近に張り巡らせた一
組のアンテナと受信装置によって受信して、カードの方
向や位置に関係なく、正確な読み取りや書込みを可能
することもできる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定局からそれぞれの周波数の差が少な
    くとも一桁以上低くなるような異なる二つの周波数f1
    とf2を出力する単一または複数の送信機によって電波
    を発射し、この電波をカードに設けたフオールデット・
    ダイポール・アンテナのような低い周波数に対してイン
    ピータンスの低くなる特性を持つアンテナで検出し、こ
    のアンテナの出力を全波整流回路で整流した後、周波数
    f1およびf2に対して平滑特性を持つ平滑回路FLT
    2とf2−f1の低い周波数に対しても平滑特性を持つ
    FLT1の二つの平滑回路に加え、平滑回路FLT2に
    よって得られる直流出力を作動電源として利用し、平滑
    回路FLT1の出力によってf2−f1の基本周波数を
    持つ信号を得た後、この信号に変調をかけ、送信アンテ
    ナによって外部に送信し、固定局側でこの基本波または
    高調波を受信してカードからのデータを読み取るととも
    に、カード側ではFLT1の信号から周波数f1または
    f2の一方にかけられた変調信号を復調して固定局側か
    らのデータを読み取ったり、データを書き込んだりし
    て、カードと固定局の通信を可能としたカード装置。
  2. 【請求項2】 請求項1によるカード装置で、カード装
    置から返送されるf2−f1の整数倍の高調波を固定局
    側で受信してカードから返送されたデータを読み取る場
    合、固定局側の送信機の送信を一時停止して、f2−f
    1の整数倍の各高調波に相当するチヤンネルを受信し、
    混信のある次数の高調波チャンネルの受信を停止して混
    信を防いだカード装置。
  3. 【請求項3】 請求項1によるカード装置で、カード装
    置から返送されるf2−f1の整数倍の高調波を固定局
    側で受信してカードから返送されたデータを読み取る場
    合、f2−f1の整数倍の高調波の各次数における周波
    数の受信信号の相関を取った出力でデータを得て、混信
    や雑音によって信号が劣化することを防いだカード装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1によるカード装置で、カード装
    置から返送されるf2−f1の整数倍の高調波を固定局
    側で受信する場合、固定局側の送信機の送信を一時停止
    して、f2−f1の整数倍の各高調波チヤンネルの信号
    を受信して各チャンネルの電波強度を測定し、この出力
    が受信に影響がない値になるようにf2−f1の基本波
    とその高調波に相当するチャンネルの周辺を連動してサ
    ーチし、混信による受信出力が少ない周波数帯を選び、
    この周波数に一致するようにf1またはf2を決定して
    電波を送信し、混信や雑音の影響を防いだカード装置。
  5. 【請求項5】 請求項1によるカード装置で、カード装
    置側のFLT1の後に特定の次数の高調波に対して任意
    の組み合わせの次数に対してトラップ回路を入れ、カー
    ドから返送されるf2−f1の整数倍の各次数に対する
    受信信号の有無またレベルによってカードを認識するよ
    うにしたカード装置。
  6. 【請求項6】 請求項1によるカード装置で、カード装
    置側で整流器から変調器、送信アンテナと信号の流れる
    途中にスイッチをもうけ、カード上の送信アンテナから
    不要な期間に電波の輻射をOFFするようにして不要な
    混信を減らせたカード装置。
JP6179728A 1994-07-08 1994-07-08 カード装置 Pending JPH0822513A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016540485A (ja) * 2013-12-12 2016-12-22 オハイオ ステート イノベーション ファウンデーション Rf−dc整流効率の改善のための高調波ハーベスタ

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016540485A (ja) * 2013-12-12 2016-12-22 オハイオ ステート イノベーション ファウンデーション Rf−dc整流効率の改善のための高調波ハーベスタ
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