JPH08223903A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH08223903A JPH08223903A JP7019375A JP1937595A JPH08223903A JP H08223903 A JPH08223903 A JP H08223903A JP 7019375 A JP7019375 A JP 7019375A JP 1937595 A JP1937595 A JP 1937595A JP H08223903 A JPH08223903 A JP H08223903A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- magnetic
- rotor
- shaft
- coupling
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動機内部の軸部に磁気カップリングを設
け、動力を伝達することにより騒音・振動の低減を図
る。また、速度制御を行うために前記磁気カップリング
の磁束変化を電動機内蔵の磁気センサで回転数信号を出
力できる電動機を提供する。 【構成】 電動機側の回転子の軸に圧入されたカップリ
ング用のマグネット３ａと負荷側の回転子の軸に圧入さ
れたカップリング用のマグネット３ｂを有し、その両マ
グネットは複数極着磁された磁気吸引力によって同期回
転する。また、速度制御を行うために電動機側の回転子
の軸に圧入されたカップリング用のマグネットによって
磁束変化を電動機内蔵の磁気センサ８で回転数信号を出
力できる構成となっている。
け、動力を伝達することにより騒音・振動の低減を図
る。また、速度制御を行うために前記磁気カップリング
の磁束変化を電動機内蔵の磁気センサで回転数信号を出
力できる電動機を提供する。 【構成】 電動機側の回転子の軸に圧入されたカップリ
ング用のマグネット３ａと負荷側の回転子の軸に圧入さ
れたカップリング用のマグネット３ｂを有し、その両マ
グネットは複数極着磁された磁気吸引力によって同期回
転する。また、速度制御を行うために電動機側の回転子
の軸に圧入されたカップリング用のマグネットによって
磁束変化を電動機内蔵の磁気センサ８で回転数信号を出
力できる構成となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電動機の構造に関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】近年、家電製品において低騒音・低振動
化へのニーズが高まり、電動機のセットとの取付部に起
こる共振音、あるいは軸と負荷（ファン）との共振音の
低減が強く叫ばれている。特に軸と負荷（ファン）との
共振音の低減のために、ファンボス部にゴムなどで電動
機の音源を低減させることは通例となっている。
化へのニーズが高まり、電動機のセットとの取付部に起
こる共振音、あるいは軸と負荷（ファン）との共振音の
低減が強く叫ばれている。特に軸と負荷（ファン）との
共振音の低減のために、ファンボス部にゴムなどで電動
機の音源を低減させることは通例となっている。
【０００３】一方、電動機において速度制御の要求が強
まり、回転子に設けた磁石を回転子とともに回転させ、
この磁束変化を磁気センサで検出して回転数信号を出力
し、外部回路によって速度制御を行うことが通例となっ
ている。
まり、回転子に設けた磁石を回転子とともに回転させ、
この磁束変化を磁気センサで検出して回転数信号を出力
し、外部回路によって速度制御を行うことが通例となっ
ている。
【０００４】以下に従来の電動機の構造について説明す
る。図４は従来の電動機の構造を示す側面断面図であ
る。図４において、軸１に圧入されたセンサマグネット
１２の着磁面に相対する位置に磁気センサ８を配置し回
転数信号を出力する構成となっている。
る。図４は従来の電動機の構造を示す側面断面図であ
る。図４において、軸１に圧入されたセンサマグネット
１２の着磁面に相対する位置に磁気センサ８を配置し回
転数信号を出力する構成となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電動機特有の磁気エネルギーが軸１を通じ
て直接負荷（ファン）に伝わるため負荷（ファン）を共
振し、騒音・振動の問題が発生するとともに電動機取付
部での振動も発生する。したがって、共振を低減させる
ために負荷（ファン）と電動機の軸との締結部周辺にゴ
ムなどを用いる必要がある。また、速度制御を行うため
に必要な回転数出力信号を作り出すために、センサマグ
ネット１２を取り付けなければならないという問題点を
有していた。
の構成では、電動機特有の磁気エネルギーが軸１を通じ
て直接負荷（ファン）に伝わるため負荷（ファン）を共
振し、騒音・振動の問題が発生するとともに電動機取付
部での振動も発生する。したがって、共振を低減させる
ために負荷（ファン）と電動機の軸との締結部周辺にゴ
ムなどを用いる必要がある。また、速度制御を行うため
に必要な回転数出力信号を作り出すために、センサマグ
ネット１２を取り付けなければならないという問題点を
有していた。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、負荷（ファン）の共振対策をすることなく低騒音化
・低振動化が実現でき、かつ回転数信号の出力が専用マ
グネットを使うことなくできる電動機を提供することを
目的とする。
で、負荷（ファン）の共振対策をすることなく低騒音化
・低振動化が実現でき、かつ回転数信号の出力が専用マ
グネットを使うことなくできる電動機を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電動機は、電動機内部の軸部に磁気カップリ
ングを設け、動力を伝達するとともに前記磁気カップリ
ングの磁束の変化を電動機内蔵の磁気センサで検出して
回転数信号の出力を行う構成を有している。
に本発明の電動機は、電動機内部の軸部に磁気カップリ
ングを設け、動力を伝達するとともに前記磁気カップリ
ングの磁束の変化を電動機内蔵の磁気センサで検出して
回転数信号の出力を行う構成を有している。
【０００８】
【作用】この構成によって、電動機内部の軸部に磁気カ
ップリングを有するので、電動機特有の磁気エネルギー
が遮断され負荷（ファン）との共振を防げることを特徴
とする。また、その磁気カップリングをセンサマグネッ
トとして用いることができる。
ップリングを有するので、電動機特有の磁気エネルギー
が遮断され負荷（ファン）との共振を防げることを特徴
とする。また、その磁気カップリングをセンサマグネッ
トとして用いることができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例における電動機の
側面半断面図、図２は本発明の一実施例における電動機
側の回転子の側面半断面図、図３は本発明の一実施例に
おける負荷側の回転子の側面半断面図である。
側面半断面図、図２は本発明の一実施例における電動機
側の回転子の側面半断面図、図３は本発明の一実施例に
おける負荷側の回転子の側面半断面図である。
【００１１】図１において本発明の実施例について説明
する。固定子鉄心の各スロットを絶縁し巻線をほどこし
た固定子５を半軸出側のブラケット６に圧入固定したの
ち、電動機側の回転子を挿入する。電動機側の回転子は
図２に示すとおり、軸１ａに回転子４，軸受装置２ａを
組み込み、また磁気カップリング用のマグネット３ａは
軸１ａに圧入固定され複数極着磁されている。さらに、
軸出側のブラケット７を固定したのち負荷側の回転子を
挿入しハウジングカバー１１によって固定する。負荷側
の回転子は図３に示すとおり、軸１ｂに軸受装置２ｂを
組み込み、また磁気カップリング用のマグネット３ｂは
軸１ｂに圧入固定され、磁気カップリング用のマグネッ
ト３ａと同数極着磁されている。
する。固定子鉄心の各スロットを絶縁し巻線をほどこし
た固定子５を半軸出側のブラケット６に圧入固定したの
ち、電動機側の回転子を挿入する。電動機側の回転子は
図２に示すとおり、軸１ａに回転子４，軸受装置２ａを
組み込み、また磁気カップリング用のマグネット３ａは
軸１ａに圧入固定され複数極着磁されている。さらに、
軸出側のブラケット７を固定したのち負荷側の回転子を
挿入しハウジングカバー１１によって固定する。負荷側
の回転子は図３に示すとおり、軸１ｂに軸受装置２ｂを
組み込み、また磁気カップリング用のマグネット３ｂは
軸１ｂに圧入固定され、磁気カップリング用のマグネッ
ト３ａと同数極着磁されている。
【００１２】以上の構成によって本実施例による電動機
は、電動機側の回転子と負荷側の回転子が分離独立さ
れ、磁気カップリングによって同一ギャップを保ちつつ
磁気吸引力によって回転するため、固定子５から電動機
側の回転子に伝わる電動機特有の磁気エネルギーが負荷
側の回転子に伝達されず、軸と負荷（ファン）との共振
音、あるいは電動機のセットとの取付部に起こる共振音
の低減が可能となり、騒音・振動の原因が遮られる。
は、電動機側の回転子と負荷側の回転子が分離独立さ
れ、磁気カップリングによって同一ギャップを保ちつつ
磁気吸引力によって回転するため、固定子５から電動機
側の回転子に伝わる電動機特有の磁気エネルギーが負荷
側の回転子に伝達されず、軸と負荷（ファン）との共振
音、あるいは電動機のセットとの取付部に起こる共振音
の低減が可能となり、騒音・振動の原因が遮られる。
【００１３】なお、磁気カップリング用のマグネット３
ａの着磁面に相対する位置に磁気センサ８を配置し、回
転数信号を出力できる構成となっている。
ａの着磁面に相対する位置に磁気センサ８を配置し、回
転数信号を出力できる構成となっている。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は、電動機内部の軸
部に磁気カップリングを設け、動力を伝達することによ
り騒音・振動の低減が図れる。また、速度制御を行うた
めに磁気カップリングの磁束変化を電動機内蔵の磁気セ
ンサで回転数信号を出力できる優れた電動機を実現でき
るものである。
部に磁気カップリングを設け、動力を伝達することによ
り騒音・振動の低減が図れる。また、速度制御を行うた
めに磁気カップリングの磁束変化を電動機内蔵の磁気セ
ンサで回転数信号を出力できる優れた電動機を実現でき
るものである。
【図１】本発明の一実施例における電動機の側面半断面
図
図
【図２】本発明の一実施例における電動機側の回転子の
側面半断面図
側面半断面図
【図３】本発明の一実施例における負荷側の回転子の側
面半断面図
面半断面図
【図４】従来の電動機の側面断面図
１，１ａ，１ｂ 軸 ２ａ，２ｂ 軸受装置 ３ａ，３ｂ 磁気カップリング用のマグネット ４ 回転子 ５ 固定子 ６，７ ブラケット ８ 磁気センサ １１ ハウジングカバー １２ センサマグネット
Claims (2)
- 【請求項１】電動機内部の軸部に磁気カップリングを設
け、動力を伝達することを特徴とする電動機。 - 【請求項２】速度制御を行うために回転数信号を出力で
きることを特徴とする請求項１記載の電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7019375A JPH08223903A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7019375A JPH08223903A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08223903A true JPH08223903A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=11997584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7019375A Pending JPH08223903A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08223903A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998021807A1 (en) * | 1996-11-12 | 1998-05-22 | Alliedsignal Inc. | Magnet brake |
| JP2012244706A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Asmo Co Ltd | ロータ、モータ、及び電動パワーステアリング用モータ |
-
1995
- 1995-02-07 JP JP7019375A patent/JPH08223903A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998021807A1 (en) * | 1996-11-12 | 1998-05-22 | Alliedsignal Inc. | Magnet brake |
| JP2012244706A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Asmo Co Ltd | ロータ、モータ、及び電動パワーステアリング用モータ |
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