JPH08223760A - 絶縁筒拡大治具 - Google Patents
絶縁筒拡大治具Info
- Publication number
- JPH08223760A JPH08223760A JP7051759A JP5175995A JPH08223760A JP H08223760 A JPH08223760 A JP H08223760A JP 7051759 A JP7051759 A JP 7051759A JP 5175995 A JP5175995 A JP 5175995A JP H08223760 A JPH08223760 A JP H08223760A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- insulation tube
- enlarging
- cylinder
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 絶縁筒軸方向の油圧で拡大することを可能と
し、小型化を実現し現場での使用に適した絶縁筒拡大治
具を提供する。 【構成】 ベース11上に設置した複動油圧シリンダ12の
外側に絶縁筒１内に挿入しこれを拡大する拡管パイプ２
を、その先端部にテーパ金具16を配置し、ピストン13先
端に設けた脱着可能な絶縁筒受け金具14と前記テーパ金
具16間に絶縁筒１を装着し、油圧ポンプ17を動作させる
ことによりピストン13が複動油圧シリンダ12本体中に入
ってゆき、これに伴い前記拡管パイプ２が絶縁筒１内に
挿入され、これを拡大する絶縁筒拡大治具。
し、小型化を実現し現場での使用に適した絶縁筒拡大治
具を提供する。 【構成】 ベース11上に設置した複動油圧シリンダ12の
外側に絶縁筒１内に挿入しこれを拡大する拡管パイプ２
を、その先端部にテーパ金具16を配置し、ピストン13先
端に設けた脱着可能な絶縁筒受け金具14と前記テーパ金
具16間に絶縁筒１を装着し、油圧ポンプ17を動作させる
ことによりピストン13が複動油圧シリンダ12本体中に入
ってゆき、これに伴い前記拡管パイプ２が絶縁筒１内に
挿入され、これを拡大する絶縁筒拡大治具。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＣＶケーブル（架橋ポリ
エチレン絶縁電力ケーブル）等のプラスチック電力ケー
ブルのプレハブ型接続部の形成において用いる絶縁筒の
拡大治具に関するものである。
エチレン絶縁電力ケーブル）等のプラスチック電力ケー
ブルのプレハブ型接続部の形成において用いる絶縁筒の
拡大治具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の一例として、実願平 4-44095号
（実開平6-2919号）「絶縁筒拡大治具」がある。図２は
このような絶縁筒拡大治具の構成図で、拡大治具が絶縁
筒内に挿入された状態の縦断面図である。図面に示すよ
うに、複数の連結シャフト21の両側に、２枚の連結板22
が相対向して、かつシリンダ23の作動により上記連結シ
ャフト21上を摺動可能に装着されている。そして、上記
連結板22にはそれぞれ絶縁筒１内に挿入し、これを拡大
する拡大金具２が相対向して設けられており、この拡大
金具２は絶縁筒１の内径より大きい外形を有しており、
先端に向かって縮径したテーパを有する鞘管24と、鞘管
24の先端部に位置する弾頭25を具えている。
（実開平6-2919号）「絶縁筒拡大治具」がある。図２は
このような絶縁筒拡大治具の構成図で、拡大治具が絶縁
筒内に挿入された状態の縦断面図である。図面に示すよ
うに、複数の連結シャフト21の両側に、２枚の連結板22
が相対向して、かつシリンダ23の作動により上記連結シ
ャフト21上を摺動可能に装着されている。そして、上記
連結板22にはそれぞれ絶縁筒１内に挿入し、これを拡大
する拡大金具２が相対向して設けられており、この拡大
金具２は絶縁筒１の内径より大きい外形を有しており、
先端に向かって縮径したテーパを有する鞘管24と、鞘管
24の先端部に位置する弾頭25を具えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の絶
縁筒拡大治具は、絶縁筒軸の外部より油圧で拡大する構
造となっており、ベースに大きな曲げモーメントがかか
るため強度が必要で、大型で重量が大きく、現地適用が
困難であった。
縁筒拡大治具は、絶縁筒軸の外部より油圧で拡大する構
造となっており、ベースに大きな曲げモーメントがかか
るため強度が必要で、大型で重量が大きく、現地適用が
困難であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、絶縁筒軸方向の油圧で拡大することを可能と
し、小型化を実現した絶縁筒拡大治具を提供するもの
で、その特徴は、ベース上に設置した複動油圧シリンダ
の外側に絶縁筒内に挿入しこれを拡大する拡管パイプ
を、その先端部にテーパ金具を配置し、ピストン先端に
設けた脱着可能な絶縁筒受け金具と前記テーパ金具の間
に絶縁筒を装着し、油圧ポンプを動作させることにより
ピストンが複動油圧シリンダ本体内に入ってゆき、これ
に伴い前記拡管パイプが絶縁筒内に挿入され、これを拡
大することにある。
解消し、絶縁筒軸方向の油圧で拡大することを可能と
し、小型化を実現した絶縁筒拡大治具を提供するもの
で、その特徴は、ベース上に設置した複動油圧シリンダ
の外側に絶縁筒内に挿入しこれを拡大する拡管パイプ
を、その先端部にテーパ金具を配置し、ピストン先端に
設けた脱着可能な絶縁筒受け金具と前記テーパ金具の間
に絶縁筒を装着し、油圧ポンプを動作させることにより
ピストンが複動油圧シリンダ本体内に入ってゆき、これ
に伴い前記拡管パイプが絶縁筒内に挿入され、これを拡
大することにある。
【０００５】
【作用】上述した本発明の絶縁体拡大治具においては、
電動もしくは手動で油圧ポンプを動作させることによ
り、ピストンが複動油圧シリンダ本体中に入ってゆき、
それに伴い、ピストンの外側に装着されている絶縁筒も
降下し、テーパ金具で順次拡径されて拡管パイプ上に挿
入され、拡大される。
電動もしくは手動で油圧ポンプを動作させることによ
り、ピストンが複動油圧シリンダ本体中に入ってゆき、
それに伴い、ピストンの外側に装着されている絶縁筒も
降下し、テーパ金具で順次拡径されて拡管パイプ上に挿
入され、拡大される。
【０００６】前記において、絶縁筒の拡管パイプへの挿
入を容易にするため、絶縁筒内面、拡管パイプ、テーパ
金具の外面には潤滑用のシリコン油を塗布しておくのが
好ましい。この際、ベース部はシリコン油が流れ落ちて
床面を汚さないように、外周を上方に張出した受け皿形
状にしておく。
入を容易にするため、絶縁筒内面、拡管パイプ、テーパ
金具の外面には潤滑用のシリコン油を塗布しておくのが
好ましい。この際、ベース部はシリコン油が流れ落ちて
床面を汚さないように、外周を上方に張出した受け皿形
状にしておく。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の絶縁筒拡大治具の具体例の一
部縦断面をあらわした構成図である。図面に示すよう
に、地上に設置可能なベース11上に、複動油圧シリンダ
12を設置し、その外側に絶縁筒１の内径より大きい外径
を有しこれを拡管する拡管パイプ２を、又先端部にはテ
ーパ金具16を配置する。上記複動油圧シリンダ12のピス
トン13の外周には絶縁筒１を装着し、この絶縁筒１はピ
ストン13の先端部にナット15により脱着可能に設けた絶
縁筒受け金具14と、前記テーパ金具16のテーパ部により
保持される。
部縦断面をあらわした構成図である。図面に示すよう
に、地上に設置可能なベース11上に、複動油圧シリンダ
12を設置し、その外側に絶縁筒１の内径より大きい外径
を有しこれを拡管する拡管パイプ２を、又先端部にはテ
ーパ金具16を配置する。上記複動油圧シリンダ12のピス
トン13の外周には絶縁筒１を装着し、この絶縁筒１はピ
ストン13の先端部にナット15により脱着可能に設けた絶
縁筒受け金具14と、前記テーパ金具16のテーパ部により
保持される。
【０００８】ベース11は、絶縁筒１の挿入を容易にする
ため、絶縁筒１の内面及び拡管パイプ２やテーパ金具16
の外周面に塗布した潤滑用のシリコン油が流れ落ちて床
面を汚さないように外周を上方に張出した11a 受け皿形
状にしておく。又ベース11にはねじ込み式もしくは折り
畳み式か、差し込み式の三脚18を設け、運搬時には取外
すか別の位置に取付けることで小型化を図る。17は複動
シリンダ12を動作させる油圧ポンプである。
ため、絶縁筒１の内面及び拡管パイプ２やテーパ金具16
の外周面に塗布した潤滑用のシリコン油が流れ落ちて床
面を汚さないように外周を上方に張出した11a 受け皿形
状にしておく。又ベース11にはねじ込み式もしくは折り
畳み式か、差し込み式の三脚18を設け、運搬時には取外
すか別の位置に取付けることで小型化を図る。17は複動
シリンダ12を動作させる油圧ポンプである。
【０００９】前記拡管パイプ２は半割れ形状をなし、こ
の半割れパイプはあらかじめ両端に形状保持用のキャッ
プを被せた後、熱収縮チューブを被せて中央部より収縮
させてある程度収縮したら両端のキャップを取外し、全
体を収縮させて収縮チューブの不要部をカッター等で除
去し、拡管パイプとして一体化しておく。
の半割れパイプはあらかじめ両端に形状保持用のキャッ
プを被せた後、熱収縮チューブを被せて中央部より収縮
させてある程度収縮したら両端のキャップを取外し、全
体を収縮させて収縮チューブの不要部をカッター等で除
去し、拡管パイプとして一体化しておく。
【００１０】図１の状態で、電動もしくは手動で油圧ポ
ンプ17を動作させることにより、ピストン13が複動油圧
シリンダ12の本体内に入ってゆく。それに伴い絶縁筒１
がテーパ金具16で順次拡管されて拡管パイプ２の外周上
に挿入され拡大される。挿入終了後は絶縁筒受け金具14
を取外し、拡管パイプ２が挿入された絶縁筒１を取出
し、ケーブルに挿入して接続作業を行う。図１の構成は
縦型であるが、シリンダを横向きにした横型とすること
も可能である。
ンプ17を動作させることにより、ピストン13が複動油圧
シリンダ12の本体内に入ってゆく。それに伴い絶縁筒１
がテーパ金具16で順次拡管されて拡管パイプ２の外周上
に挿入され拡大される。挿入終了後は絶縁筒受け金具14
を取外し、拡管パイプ２が挿入された絶縁筒１を取出
し、ケーブルに挿入して接続作業を行う。図１の構成は
縦型であるが、シリンダを横向きにした横型とすること
も可能である。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の絶縁筒拡
大治具によれば、絶縁筒軸方向の油圧で拡大するため小
型化を実現できる。従って、現場でのＣＶケーブル等の
プラスチック電力ケーブルのプレハブ型接続部の施工に
利用すると効果的である。
大治具によれば、絶縁筒軸方向の油圧で拡大するため小
型化を実現できる。従って、現場でのＣＶケーブル等の
プラスチック電力ケーブルのプレハブ型接続部の施工に
利用すると効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の絶縁筒拡大治具の具体例の一部縦断面
をあらわした構成図である。
をあらわした構成図である。
【図２】従来の絶縁筒拡大治具の一例の構成図で、拡大
治具が絶縁筒内に挿入された状態の縦断面図である。
治具が絶縁筒内に挿入された状態の縦断面図である。
１ 絶縁筒 ２ 拡管パイプ 11 ベース 12 複動油圧シリンダ 13 ピストン 14 絶縁筒受け金具 15 ナット 16 テーパ金具 17 油圧ポンプ 18 三脚
Claims (1)
- 【請求項１】 ベース上に設置した複動油圧シリンダの
外側に絶縁筒内に挿入しこれを拡大する拡管パイプを、
その先端部にテーパ金具を配置し、ピストン先端に設け
た脱着可能な絶縁筒受け金具と前記テーパ金具の間に絶
縁筒を装着し、油圧ポンプを動作させることによりピス
トンが複動油圧シリンダ本体中に入ってゆき、これに伴
い前記拡管パイプが絶縁筒内に挿入され、これを拡大す
ることを特徴とする絶縁筒拡大治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05175995A JP3435879B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 絶縁筒拡大治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05175995A JP3435879B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 絶縁筒拡大治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08223760A true JPH08223760A (ja) | 1996-08-30 |
| JP3435879B2 JP3435879B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=12895883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05175995A Expired - Fee Related JP3435879B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 絶縁筒拡大治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3435879B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007312595A (ja) * | 2007-06-11 | 2007-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 遮水型常温収縮性チューブの製造方法 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP05175995A patent/JP3435879B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007312595A (ja) * | 2007-06-11 | 2007-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 遮水型常温収縮性チューブの製造方法 |
| JP4495193B2 (ja) * | 2007-06-11 | 2010-06-30 | 古河電気工業株式会社 | 遮水型常温収縮性チューブの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3435879B2 (ja) | 2003-08-11 |
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