JPH08222486A - アルミ電解コンデンサのタブ端子の製造方法 - Google Patents

アルミ電解コンデンサのタブ端子の製造方法

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Publication number
JPH08222486A
JPH08222486A JP7022753A JP2275395A JPH08222486A JP H08222486 A JPH08222486 A JP H08222486A JP 7022753 A JP7022753 A JP 7022753A JP 2275395 A JP2275395 A JP 2275395A JP H08222486 A JPH08222486 A JP H08222486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tab
tab terminals
rolling
round bar
terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7022753A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Okasaka
圭藏 岡坂
Hideo Nakajima
秀郎 中島
Yoshiro Maruhashi
▲吉▼郎 丸橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7022753A priority Critical patent/JPH08222486A/ja
Publication of JPH08222486A publication Critical patent/JPH08222486A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結線が不要となって、材料コストの低減が
図れるアルミ電解コンデンサのタブ端子の製造方法を提
供することを目的とする。 【構成】 アルミ丸棒部11aと、このアルミ丸棒部1
1aを圧延してなる圧延部11bと、前記アルミ丸棒部
11aに接続されたリード部11cとからなるタブ端子
11を複数本備え、これらのタブ端子11の圧延部11
b同士を接続して複数本のタブ端子11を一体化し、こ
の一体化された複数本のタブ端子11における圧延部1
1bを化成し、この後、前記圧延部11bを所定の形状
に切断して複数本のタブ端子11を個片化するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に利用さ
れるアルミ電解コンデンサのタブ端子の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアルミ電解コンデンサに
おいては、図6に示すように、アルミニウム材からなる
アルミ丸棒部1aと、このアルミ丸棒部1aに圧延され
た圧延部1bと、前記アルミ丸棒部1aに溶接により接
続されたリード部1cとによりタブ端子1を構成してい
た。そしてこのタブ端子1を化成する場合、従来におい
ては、例えば特開昭59−41823号公報に示されて
いるように、すなわち、図7に示すように、1本の連結
線2に複数本のタブ端子1をリード部1cの端部付近で
溶接手段などにより等間隔に固着して、まずタブ端子連
を構成し、そしてこのタブ端子連を図8(a)(b)に
示すような化成装置に通すことにより化成を行ってい
た。すなわち、図8(a)に装置の正面断面と(b)に
平面とを示すように、化成槽3の両端の上部空間に位置
した第1歯車4と第4歯車5によりタブ端子1を水平移
送する手段を構成し、かつ第1歯車4と第4歯車5との
間に位置した第2歯車6と第3歯車7により、タブ端子
1を吊り下げて化成槽3内の化成液8中を移送させる手
段を構成し、そして化成電源9の陽極側は連結線2に直
接的あるいは第1歯車4を介して間接的に接続し、一
方、陰極側は化成槽3または電極板(図示せず)を介し
て化成液8に接続し、化成電流を化成電源9の陽極側か
ら連結線2、複数本のタブ端子1および化成液8を介し
て化成電源9の陰極側に流すことにより化成を行って、
タブ端子1の少なくとも圧延部1bの表面に酸化被膜を
形成するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のアルミ電解コンデンサにおいては、タブ端子1
を化成する場合、複数本のタブ端子1を等間隔にかつ連
続的に連結するために連結線2を設けているために、材
料コストが高くなるという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、連結線が不要となって、材料コストの低減が図れる
アルミ電解コンデンサのタブ端子の製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアルミ電解コンデンサ用タブ端子の製造方
法は、アルミ丸棒部と、このアルミ丸棒部を圧延してな
る圧延部と、前記アルミ丸棒部に接続されたリード部と
からなるタブ端子を複数本備え、これらのタブ端子の圧
延部同士を直接接続して複数本のタブ端子を一体化し、
この一体化された複数本のタブ端子における圧延部を化
成し、この後、前記圧延部の一部を接続部分を含め所定
の形状に切り落として複数本のタブ端子を個片化するよ
うにしたものである。
【0006】
【作用】上記した製造方法によれば、アルミ丸棒部と、
アルミ丸棒部を圧延してなる圧延部と、前記アルミ丸棒
部に接続されたリード部とからなるタブ端子を複数本備
え、これらのタブ端子の圧延部同士を接続して、複数本
のタブ端子を一体化しているため、従来のように複数本
のタブ端子を等間隔にかつ連続的に連結するための連結
線は不要となり、これにより、材料コストの低減が図れ
るものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1(a)(b)(c)は本発明の一実
施例におけるアルミ電解コンデンサのタブ端子を示した
もので、この図1(a)(b)(c)において、11は
タブ端子で、このタブ端子11は、アルミ丸棒部11a
と、このアルミ丸棒部11aを圧延してなる圧延部11
bと、前記アルミ丸棒部11aに接続されたリード部1
1cとからなっている。図1(a)がその個片の平面図
である。そして前記タブ端子11は製造の際、図1
(b)(c)に平面、正面図を示すように複数本接続さ
れており、この複数本のタブ端子11は、圧延部を図1
(c)に示すような形状に所定の金型で成形し、そして
これらの圧延部11b同士を図1(b)(c)に示すよ
うに組み合わせ、この組み合わせ部分を溶接などの接続
手段により接続して、複数本のタブ端子11を一体化し
ている。これにより、複数本のタブ端子11は等間隔に
かつ連続的に互いに固着されるものである。
【0008】図2(a)(b)は圧延部11b同士が接
続されて一体化された複数本のタブ端子11における圧
延部11bの化成を行う装置の正面断面と平面図とを示
したもので、この図2(a)(b)において、12は化
成槽で、この化成槽12には化成液13が貯えられてい
る。そして一体化された複数本のタブ端子11における
圧延部11bは化成槽12の両端の上部空間に位置した
第1のガイド14と第2のガイド15上に載置され、か
つ一体化された複数本のタブ端子11は、前記第1およ
び第2のガイド14,15の上方に配置された第1の送
りローラー16a,16b間および第2の送りローラー
17a,17b間に圧延部11bが挟まれて移送される
ものである。この移送により、複数本のタブ端子11が
化成槽12を通過する場合、タブ端子11の圧延部11
bの全体とアルミ丸棒部11aの半分程度が化成槽12
内の化成液13に浸漬される。18は化成電源で、この
化成電源18の陽極側は第1のガイド14に直接的に接
続され、かつ陰極側は化成槽12に接続されている。
【0009】上記装置において、圧延部11b同士が接
続されて一体化された複数本のタブ端子11における圧
延部11bの化成を行う場合、図2(a)(b)に示す
ように、化成電流を化成電源18の陽極側から第1のガ
イド14と、前記圧延部11b同士が接続されて一体化
された複数本のタブ端子11および化成液13を介して
化成電源18の陰極側に流すことにより、化成液13に
浸漬されたタブ端子11の圧延部11bの表面には良質
な酸化被膜が形成される。
【0010】そして図3(a)の右端部に示すように前
記酸化被膜が形成されたタブ端子11の圧延部11bを
所定の形状19に切断して複数本のタブ端子11を図3
(b)のように個片化するようにしている。
【0011】図4および図5は本発明の他の実施例を示
したもので、この実施例は、図4(a)に平面図、図4
(b)に正面図を示すごとく、圧延部11b同士が接続
されて一体化された複数本のタブ端子11をあらかじめ
回転ドラム20に巻き取り、その後、図5に示すよう
に、前記回転ドラム20を位置決め台21に載置して化
成槽22内の化成液23に前記複数本のタブ端子11の
圧延部11bを浸漬することにより、タブ端子11の圧
延部11bに化成を行うようにしたものである。そして
この実施例においては、化成電流が化成電源24の陽極
側からタブ端子11のリード部11c、圧延部11bお
よび化成液23を介して化成電源24の陰極側に流れて
タブ端子11の圧延部11bの化成が行われる。
【0012】上記実施例においては、圧延部11b同士
が接続されて一体化された複数本のタブ端子11をあら
かじめ回転ドラム20に巻き取り、そしてこの回転ドラ
ムを利用して化成槽22内でタブ端子11の圧延部11
bの化成を行い、その後、回転ドラム20に巻き取られ
ている化成済みの一体化された複数本のタブ端子11を
個片化するために回転ドラム20より引き出すようにし
ているもので、この場合、回転ドラム20に巻き取られ
る複数本のタブ端子11は、圧延部11b同士を接続し
て一体化した部分が下で、かつリード部11cが上にな
るようにして回転ドラム20に巻き取られるようにして
いるため、化成済みの一体化された複数本のタブ端子1
1を個片化するために回転ドラム20より引き出す際
に、タブ端子11のリード部11c同士がからんだり、
変形することもなく、スムーズな引き出しが行えるもの
である。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明のアルミ電解コンデ
ンサのタブ端子の製造方法によれば、アルミ丸棒部と、
アルミ丸棒部を圧延してなる圧延部と、前記アルミ丸棒
部に接続されたリード部とからなるタブ端子を複数本備
え、これらのタブ端子の圧延部同士を接続して、複数本
のタブ端子を一体化しているため、従来のように複数本
のタブ端子を等間隔にかつ連続的に連結するための連結
線は不要となり、これにより、材料コストの低減が図れ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例におけるアルミ電解コ
ンデンサのタブ端子個片を示す平面図 (b)同タブ端子の圧延部同士を接続して複数本のタブ
端子を一体化した状態を示す平面図 (c)同複数本のタブ端子を一体化した状態を示す正面
【図2】(a)同複数本のタブ端子における圧延部の化
成を行う装置を示す正面断面図 (b)同装置の平面図
【図3】(a)同タブ端子の圧延部を所定の形状に切断
して複数本のタブ端子を個片化する前の状態を示す平面
図 (b)同複数本のタブ端子を個片化した状態を示す平面
【図4】(a)本発明の他の実施例におけるアルミ電解
コンデンサの一体化された複数本のタブ端子をあらかじ
め回転ドラムに巻き取る状態を示す平面図 (b)同正面図
【図5】本発明の他の実施例における回転ドラムを化成
槽内の位置決め台に載置してタブ端子の圧延部に化成を
行う装置を示す正面図
【図6】従来のアルミ電解コンデンサのタブ端子を示す
平面図
【図7】同タブ端子を複数本連結線に固着した状態を示
す平面図
【図8】(a)同複数本のタブ端子における圧延部の化
成を行う装置を示す正面断面図 (b)同装置の平面図
【符号の説明】
11 タブ端子 11a アルミ丸棒部 11b 圧延部 11c リード部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ丸棒部と、このアルミ丸棒部を圧
    延してなる圧延部と、前記アルミ丸棒部に接続されたリ
    ード部とからなるタブ端子を複数本備え、これらのタブ
    端子の圧延部同士を接続して複数本のタブ端子を一体化
    し、この一体化された複数本のタブ端子における圧延部
    を化成し、この後、前記圧延部を所定の形状に切断して
    複数本のタブ端子を個片化するようにしたアルミ電解コ
    ンデンサのタブ端子の製造方法。
JP7022753A 1995-02-10 1995-02-10 アルミ電解コンデンサのタブ端子の製造方法 Pending JPH08222486A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022116967A (ja) * 2021-01-29 2022-08-10 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 電極板および二次電池

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022116967A (ja) * 2021-01-29 2022-08-10 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 電極板および二次電池

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