JPH08221987A - アドレス遷移検知回路 - Google Patents

アドレス遷移検知回路

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Publication number
JPH08221987A
JPH08221987A JP7029698A JP2969895A JPH08221987A JP H08221987 A JPH08221987 A JP H08221987A JP 7029698 A JP7029698 A JP 7029698A JP 2969895 A JP2969895 A JP 2969895A JP H08221987 A JPH08221987 A JP H08221987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
delay
address
logic state
mos transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7029698A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Oki
哲夫 大木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATD回路のトランジスタ素子数の減少、パ
ターン面積の縮小を図ること。 【構成】 アドレスが第1の論理状態「1」から第2の
論理状態「0」に遷移したことを受けて遅延時間を生じ
させる第1の遅延回路(2)と、アドレスが第2の論理
状態「0」から第1の論理状態「1」に遷移したことを
受けて遅延時間を生じさせる第2の遅延回路(3)と、
第1及び第2の遅延回路の出力信号を演算処理して一定
のパルスを発生するナンド回路(4)とを具備し、前記
パルスの幅が遅延回路に含まれるMOSトランジスタの
オン抵抗によって調節されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DRAM,SRAM等
の半導体メモリ装置に内蔵されるアドレス遷移検知回
路、いわゆるATD回路(Address Transition Detecto
r)に関する。一般に、ATD回路は、外部端子に入力さ
れるアドレス信号の論理状態の遷移を検知して、一定の
パルスを発生させるための回路であり、そのパルスに基
づいてDRAM等のリード動作またはライト動作が行わ
れる。
【0002】本発明は、従来に比べて素子数を削減し、
パターン面積の小さいATD回路を提供することを目的
とする。
【0003】
【従来の技術】従来のアドレス遷移検知回路は、図3に
示すように、基本的には一対のクロックドインバータ
(21)(22)から構成され、その共通接続点からA
TD信号e’が取り出されている。クロックドインバー
タ(21)のPチャネル型トランジスタ(23),Nチ
ャネル型トランジスタ(24)は、アドレス入力端子
(25)がLレベルのときにオンとなり、他方のクロッ
クドインバータ(22)のPチャネル型トランジスタ
(24),Nチャネル型トランジスタ(27)は、アド
レス入力端子(25)がHレベルのときにオンとなるよ
うに、各ゲートに逆相のアドレス信号a’,b’が入力
されている。
【0004】さらに、クロックドインバータ(21)の
Pチャネル型トランジスタ(28),Nチャネル型トラ
ンジスタ(29)の各ゲートには、第1の遅延用インバ
ータ(30)の出力c’が接続され、他方のクロックド
インバータ(22)のPチャネル型トランジスタ(3
1),Nチャネル型トランジスタ(32)の各ゲートに
は、第2の遅延用インバータ(31)の出力d’が接続
されており、第1及び第2の遅延用インバータ(30,
33)には、それぞれ逆相のアドレス信号a’,b’が
入力されている。
【0005】上記のATD回路の動作は、図4に示すよ
うに、アドレス信号a’の立ち下がりを受けて、クロッ
クドインバータ(21)が活性化し、第1の遅延用イン
バータ(30)の出力c’のHレベルを反転して、AT
D信号e’が立ち下がる。その後、アドレス信号a’が
遅延されて、第1の遅延用インバータ(30)の出力
c’が立ち下がり、これを受けてATD信号e’が立ち
上がる。
【0006】このように、アドレス信号a’の遷移によ
って、一定のパルス幅のATD信号が発生する。なお、
アドレス信号a’が立ち上がる場合も、ATD信号が発
生するが、動作は同様なので説明は省略する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の動作から明らか
なように、ATD信号のパルス幅は、第1及び第2の遅
延用インバータ(30,33)の遅延時間で決まるた
め、その調節はそのインバータの段数を増減することで
行っている。しかしながら、これではトランジスタ素子
数が多くなり、パターン面積が増大するという問題があ
った。
【0008】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、素子数を大幅に削減したATD回路を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のアドレス遷移検
知回路は、図1に示すように、アドレスが第1の論理状
態「1」から第2の論理状態「0」に遷移したことを受
けて遅延時間を生じさせる第1の遅延回路(2)と、ア
ドレスが第2の論理状態「0」から第1の論理状態
「1」に遷移したことを受けて遅延時間を生じさせる第
2の遅延回路(3)と、第1及び第2の遅延回路の出力
信号を演算処理して一定のパルスを発生するナンド回路
(4)とを具備し、前記パルスの幅が遅延回路に含まれ
るMOSトランジスタのオン抵抗によって調節されるも
のである。
【0010】
【作用】本発明によれば、図2のタイミング図に示すよ
うに、アドレスが「1」から「0」に変化すると、第2
の遅延回路(3)の出力eは、Pチャネル型MOSトラ
ンジスタ(11)がオンすることで、すみやかに「0」
から「1」に変化する。一方、第1の遅延回路(2)の
出力gは、MOSトランジスタ(6)よって遅延されて
「1」から「0」変化する。したがって、ナンド回路
(4)は、その遅延時間に応じたパルスを出力する(図
中のh)。
【0011】アドレスが逆に「0」から「1」に変化す
ると、第1の遅延回路(2)の出力gは、Pチャネル型
MOSトランジスタ(7)がオンすることで、すみやか
に「0」から「1」に変化する。一方、第2の遅延回路
(3)の出力eは、MOSトランジスタ(10)よって
遅延されて「1」から「0」変化する。したがって、ナ
ンド回路(4)は、同様にその遅延時間に応じたパルス
を出力する(図中のh)。
【0012】このように、本発明によれば、ATD信号
のパルス幅をMOSトランジスタのオン抵抗によって調
節しているので、従来例に比して素子数が少なく、パタ
ーン面積も大幅に縮小することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例に係るアドレス遷移検
知回路(ATD回路)を図1及び図2に基づいて説明す
る。図1に示すATD回路は、アドレス入力端子(1)
において、アドレスが第1の論理状態「1」から第2の
論理状態「0」に遷移したことを受けて遅延時間を生じ
させる第1の遅延回路(2)と、アドレスが第2の論理
状態「0」から第1の論理状態「1」に遷移したことを
受けて遅延時間を生じさせる第2の遅延回路(3)と、
第1及び第2の遅延回路の出力信号を演算処理して一定
のパルスを発生するナンド回路(4)とを具備し、その
パルスの幅が遅延回路に含まれるMOSトランジスタの
抵抗によって調節されるものである。
【0014】第1の遅延回路(2)は、アドレス信号を
受けるインバータ(5)と、インバータ(5)の出力に
ソースが接続されたNチャネル型MOSトランジスタ
(6)と、Nチャネル型MOSトランジスタ(6)のド
レインと電源Vccとの間に接続されたPチャネル型M
OSトランジスタ(7)とを具備し、それらのMOSト
ランジスタのゲートがアドレス信号によって制御されて
いる。
【0015】第2の遅延回路(2)も同様な構成である
が、入力されるアドレス信号の位相が反転されている点
が異なる。以下、上記のATD回路の動作を図2を参照
しながら説明する。まず、アドレスが「1」から「0」
に変化すると、インバータ(8)の出力cも「1」から
「0」に変化し、Nチャネル型MOSトランジスタ(1
0)はオフ状態となるが、Pチャネル型MOSトランジ
スタ(11)がオンすることで、第1の遅延回路(3)
の出力eは、すみやかに「0」から「1」に変化する。
【0016】一方、第1の遅延回路(2)において、逆
にNチャネル型MOSトランジスタは(6)オン状態と
なり、Pチャネル型MOSトランジスタ(7)がオフす
ることにより、その出力gは、MOSトランジスタ
(6)よって遅延されて「1」から「0」変化する。し
たがって、ナンド回路(4)は、その遅延時間に応じた
パルスとしてATD信号を出力する(図中のh)。
【0017】アドレスが逆に「0」から「1」に変化す
ると、第1の遅延回路(2)の出力gは、Pチャネル型
MOSトランジスタ(7)がオンすることで、すみやか
に「0」から「1」に変化する。一方、第2の遅延回路
(3)の出力eは、MOSトランジスタ(10)よって
遅延されて「1」から「0」変化する。したがって、ナ
ンド回路(4)は、同様にその遅延時間に応じたパルス
をATD信号として出力する。
【0018】このように、本発明によれば、ATD信号
のパルス幅はMOSトランジスタのオン抵抗によって決
定される。したがって、パルス幅は、トランジスタのチ
ャネル長を長くしたり、短くしたりすることにより調節
できるので、従来例に比して素子数が少なく、パターン
面積も大幅に縮小することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ATD信号のパルス幅をMOSトランジスタで調節して
いるので、素子数が少なく、パターン面積の小さいアド
レス遷移検知回路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るアドレス信号遷移回路を
説明する回路図である。
【図2】本発明の実施例に係るアドレス信号遷移回路の
動作を説明する波形図である。
【図3】従来例に係るアドレス信号遷移回路を説明する
回路図である。
【図4】従来例に係るアドレス信号遷移回路の動作を説
明する波形図である。
【符号の説明】
(1) アドレス入力端子 (2) 第1の遅延回路 (3) 第2の遅延回路 (4) ナンド回路 (5)(8)(9) インバータ (6)(10) Nチャネル型MOSトランジスタ (7)(11) Pチャネル型MOSトランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレスが第1の論理状態から第2の論
    理状態に遷移したことを受けて遅延時間を生じさせる第
    1の遅延回路と、アドレスが第2の論理状態から第1の
    論理状態に遷移したことを受けて遅延時間を生じさせる
    第2の遅延回路と、第1及び第2の遅延回路の出力信号
    を演算処理して一定のパルスを発生する論理回路とを具
    備し、前記パルスの幅が遅延回路に含まれるMOSトラ
    ンジスタのオン抵抗によって調節されることを特徴とし
    たアドレス遷移検知回路。
  2. 【請求項2】 前記遅延回路は、アドレス信号を受ける
    インバータと、インバータの出力にソースが接続された
    第1のMOSトランジスタと、第1のMOSトランジス
    タのドレインと電源との間に接続された第2のMOSト
    ランジスタとを具備し、前記第1及び第2のMOSトラ
    ンジスタのゲートがアドレス信号によって制御されて成
    ることを特徴とする請求項1記載のアドレス遷移検知回
    路。
JP7029698A 1995-02-17 1995-02-17 アドレス遷移検知回路 Pending JPH08221987A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309466B1 (ko) * 1999-05-21 2001-09-26 김영환 메모리의 어드레스천이검출제어장치
KR100503958B1 (ko) * 1998-03-26 2005-09-30 주식회사 하이닉스반도체 어드레스 천이 검출 회로

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100503958B1 (ko) * 1998-03-26 2005-09-30 주식회사 하이닉스반도체 어드레스 천이 검출 회로
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