JPH08219687A - 蓄熱式熱交換器 - Google Patents
蓄熱式熱交換器Info
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- JPH08219687A JPH08219687A JP7305794A JP30579495A JPH08219687A JP H08219687 A JPH08219687 A JP H08219687A JP 7305794 A JP7305794 A JP 7305794A JP 30579495 A JP30579495 A JP 30579495A JP H08219687 A JPH08219687 A JP H08219687A
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- Japan
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- heat storage
- heating surface
- heat exchanger
- arm
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28G—CLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
- F28G1/00—Non-rotary, e.g. reciprocated, appliances
- F28G1/16—Non-rotary, e.g. reciprocated, appliances using jets of fluid for removing debris
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28G—CLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
- F28G9/00—Cleaning by flushing or washing, e.g. with chemical solvents
- F28G9/005—Cleaning by flushing or washing, e.g. with chemical solvents of regenerative heat exchanger
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28G—CLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
- F28G15/00—Details
- F28G15/02—Supports for cleaning appliances, e.g. frames
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28G—CLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
- F28G15/00—Details
- F28G15/003—Control arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air Supply (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】環状横断面全体にわたって蓄熱体の加熱面を十
分集中的に吹き付け処理し、同時に加熱面の１平方メー
トルあたりの吹き付け剤のキログラムで表される吹き付
け剤の比消費量を、横断面全体にわたって一定に保持
し、且つ経済的な限界に保持するように蓄熱式熱交換器
のための浄化装置を改善する。 【解決手段】吹き付け管として形成された浄化装置の回
動アーム（１４）の自由端は、少なくとも二つの吹き付
けノズル（１９）を有し蓄熱体（３，４）の面に平行に
延びている屈曲部（１６）を備えて構成されている。
分集中的に吹き付け処理し、同時に加熱面の１平方メー
トルあたりの吹き付け剤のキログラムで表される吹き付
け剤の比消費量を、横断面全体にわたって一定に保持
し、且つ経済的な限界に保持するように蓄熱式熱交換器
のための浄化装置を改善する。 【解決手段】吹き付け管として形成された浄化装置の回
動アーム（１４）の自由端は、少なくとも二つの吹き付
けノズル（１９）を有し蓄熱体（３，４）の面に平行に
延びている屈曲部（１６）を備えて構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、定置の、または回
転する蓄熱体と、蓄熱体に付設され、蓄熱体の環状横断
面に関して内側から外側へ、またはその逆の方向へ回動
可能な少なくとも一つの浄化装置とを備えた、熱交換状
態にあるガス状媒体のための蓄熱式熱交換器に関するも
のである。この場合蓄熱式熱交換器は、空気予熱（Luvo
s)のためにも、またガス予熱(Gavos)のためにも使用で
きる。
転する蓄熱体と、蓄熱体に付設され、蓄熱体の環状横断
面に関して内側から外側へ、またはその逆の方向へ回動
可能な少なくとも一つの浄化装置とを備えた、熱交換状
態にあるガス状媒体のための蓄熱式熱交換器に関するも
のである。この場合蓄熱式熱交換器は、空気予熱（Luvo
s)のためにも、またガス予熱(Gavos)のためにも使用で
きる。
【０００２】
【従来の技術】空気予熱器は、発電所及び工業用燃焼設
備において、燃焼空気を予熱するために利用される。ガ
ス予熱器は、排ガス浄化において、例えば触媒作用する
反応器においては排ガスを予熱するために、ガス洗浄の
際には再加熱するために使用される。
備において、燃焼空気を予熱するために利用される。ガ
ス予熱器は、排ガス浄化において、例えば触媒作用する
反応器においては排ガスを予熱するために、ガス洗浄の
際には再加熱するために使用される。
【０００３】蓄熱体の加熱面は、汚染しないように構成
されている必要がある。通常、加熱面はエナメル被覆さ
れた加熱面であり、場合によっては熱いほうの端部にエ
ナメル被覆した加熱面を使用し、冷たいほうの端部に高
価なプラスチック加熱面が使用される。しかし、種々の
理由から加熱面の汚染は避けがたい。露点を下回わると
降水するように、微粉炭燃焼装置から出る粘結性の微塵
が閉塞を進行させることは周知の通りである。このた
め、稼動中に煤煙吹除器を用いて周期的にクリーニング
を行なうことが知られている。持続的なクリーニング効
果を得るため、吹き付け装置は熱交換器の熱いほうの端
部と冷たいほうの端部に配置される。頑固な汚れ、例え
ば固まった汚れの場合には、化学的な方法と高圧噴射洗
浄方法が適用される。
されている必要がある。通常、加熱面はエナメル被覆さ
れた加熱面であり、場合によっては熱いほうの端部にエ
ナメル被覆した加熱面を使用し、冷たいほうの端部に高
価なプラスチック加熱面が使用される。しかし、種々の
理由から加熱面の汚染は避けがたい。露点を下回わると
降水するように、微粉炭燃焼装置から出る粘結性の微塵
が閉塞を進行させることは周知の通りである。このた
め、稼動中に煤煙吹除器を用いて周期的にクリーニング
を行なうことが知られている。持続的なクリーニング効
果を得るため、吹き付け装置は熱交換器の熱いほうの端
部と冷たいほうの端部に配置される。頑固な汚れ、例え
ば固まった汚れの場合には、化学的な方法と高圧噴射洗
浄方法が適用される。
【０００４】加熱面担持体が回転する型式の空気予熱器
またはガス予熱器の場合、煤煙吹除器と洗浄装置、また
は槍状の高圧ノズルを担持する担持装置は、固定した位
置を占めることができる。過熱蒸気、圧縮空気、洗浄
水、或いは化学溶液等の浄化媒体は、外周の１個所にだ
け供給されるにすぎない。なぜなら、加熱面担持体が回
転し、同時に煤煙吹除器が半径方向に変位するため、加
熱面全体が吹き付け流のなかに達するからである。定置
の加熱面担持体と、その代りに回転する回転フードとを
備えた空気予熱器またはガス予熱器をクリーニングする
ため、回転フードとともに回転する吹き付け装置が設け
られている。
またはガス予熱器の場合、煤煙吹除器と洗浄装置、また
は槍状の高圧ノズルを担持する担持装置は、固定した位
置を占めることができる。過熱蒸気、圧縮空気、洗浄
水、或いは化学溶液等の浄化媒体は、外周の１個所にだ
け供給されるにすぎない。なぜなら、加熱面担持体が回
転し、同時に煤煙吹除器が半径方向に変位するため、加
熱面全体が吹き付け流のなかに達するからである。定置
の加熱面担持体と、その代りに回転する回転フードとを
備えた空気予熱器またはガス予熱器をクリーニングする
ため、回転フードとともに回転する吹き付け装置が設け
られている。
【０００５】中型の大きさの空気予熱器の場合、回転可
能な十字ノズルを有する吹き付け装置または浄化装置が
従来技術として挙げられる。十字ノズルは、回転フード
が回転するたびに、複数のピンを備えている制御ホイー
ルと、定置のケーシングに移動可能に配置されているタ
ペットとにより、ピン位置の回りで回転を続ける。これ
にたいして大型の空気予熱器は、回転可能な十字ノズル
の代わりに、半径方向に移動可能な吹き付け管を備えて
いる。吹き付け管にたいしては、制御ホイールの回転運
動とクランク駆動部とにより半径方向の運動が発生せし
められる。他の実施態様では、空気予熱器は、回転弁に
よって制御されるセクションファンを備えている。この
場合吹き付け媒体の供給は、制御ホイールの回転運動に
より回転弁を介して調節され、リング状に配置された加
熱面をセクションファンが交互に付勢する（本出願人で
あるローテミューレのパンフレット「蓄熱式空気予熱
器」第１９頁を参照）。
能な十字ノズルを有する吹き付け装置または浄化装置が
従来技術として挙げられる。十字ノズルは、回転フード
が回転するたびに、複数のピンを備えている制御ホイー
ルと、定置のケーシングに移動可能に配置されているタ
ペットとにより、ピン位置の回りで回転を続ける。これ
にたいして大型の空気予熱器は、回転可能な十字ノズル
の代わりに、半径方向に移動可能な吹き付け管を備えて
いる。吹き付け管にたいしては、制御ホイールの回転運
動とクランク駆動部とにより半径方向の運動が発生せし
められる。他の実施態様では、空気予熱器は、回転弁に
よって制御されるセクションファンを備えている。この
場合吹き付け媒体の供給は、制御ホイールの回転運動に
より回転弁を介して調節され、リング状に配置された加
熱面をセクションファンが交互に付勢する（本出願人で
あるローテミューレのパンフレット「蓄熱式空気予熱
器」第１９頁を参照）。
【０００６】蓄熱式熱交換器の筒状のケーシング内に、
即ち加熱面担持体のなかに組み込まれている加熱面は、
通常は周期的にクリーニングされ、例えば８時間ごとに
クリーニングされる。すなわち吹き付け処理される。こ
の場合、システムの構成上リング横断面が内側から外側
へ向けて拡大しているので、加熱面の全体を均一にクリ
ーニングすることは必ずしも容易でない。また、吹き付
けノズルと加熱面とが一義的に関係づけられておらず、
及び吹き付け媒体の供給が十分でないために、特定の領
域は不完全にしかクリーニングできず、或いはほとんど
クリーニングできない。これは、とりわけ、吹き付け体
と加熱面とがクリーニング中に相対運動状態にあること
に関係している。中央部の回転速度は回転数が一定であ
るために通常は変化しないが、加熱面担持体の加熱面の
円環横断面の内側領域と外側領域とでは周速が異なって
いる。実際には、吹き付けを頻繁にしかも長時間行なう
ことによりこれらの問題を解決しようと試みられる。し
かし、部分的な成果しか得られないのが通常であり、そ
れゆえ吹き付け剤の消費量を不経済なオーダーまで上昇
させることにもなる。
即ち加熱面担持体のなかに組み込まれている加熱面は、
通常は周期的にクリーニングされ、例えば８時間ごとに
クリーニングされる。すなわち吹き付け処理される。こ
の場合、システムの構成上リング横断面が内側から外側
へ向けて拡大しているので、加熱面の全体を均一にクリ
ーニングすることは必ずしも容易でない。また、吹き付
けノズルと加熱面とが一義的に関係づけられておらず、
及び吹き付け媒体の供給が十分でないために、特定の領
域は不完全にしかクリーニングできず、或いはほとんど
クリーニングできない。これは、とりわけ、吹き付け体
と加熱面とがクリーニング中に相対運動状態にあること
に関係している。中央部の回転速度は回転数が一定であ
るために通常は変化しないが、加熱面担持体の加熱面の
円環横断面の内側領域と外側領域とでは周速が異なって
いる。実際には、吹き付けを頻繁にしかも長時間行なう
ことによりこれらの問題を解決しようと試みられる。し
かし、部分的な成果しか得られないのが通常であり、そ
れゆえ吹き付け剤の消費量を不経済なオーダーまで上昇
させることにもなる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特に
環状横断面全体にわたって蓄熱体の加熱面を十分集中的
に吹き付け処理し、同時に加熱面の１平方メートルあた
りの吹き付け剤のキログラムで表される吹き付け剤の比
消費量を、横断面全体にわたって一定に保持し、且つ経
済的な限界に保持するように、冒頭で述べた種類の蓄熱
式熱交換器のための浄化装置を改善することである。
環状横断面全体にわたって蓄熱体の加熱面を十分集中的
に吹き付け処理し、同時に加熱面の１平方メートルあた
りの吹き付け剤のキログラムで表される吹き付け剤の比
消費量を、横断面全体にわたって一定に保持し、且つ経
済的な限界に保持するように、冒頭で述べた種類の蓄熱
式熱交換器のための浄化装置を改善することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、吹き付け管として形成された浄化装置の回
動アームの自由端が、少なくとも二つの吹き付けノズル
を有し蓄熱体の面に平行に延びている屈曲部を備えて構
成されていることを特徴とするものである。
決するため、吹き付け管として形成された浄化装置の回
動アームの自由端が、少なくとも二つの吹き付けノズル
を有し蓄熱体の面に平行に延びている屈曲部を備えて構
成されていることを特徴とするものである。
【０００９】回動アームと同一の面内にある、屈曲した
自由端により、高価な吹き付け剤を目標とする実効性で
使用することができ、径が異なっているために内側から
外側へ変化する横断面比に対応した、均一な加熱面の比
付勢力を自動的に達成することができる。なぜなら、加
熱面担持体の内側領域においては、一つの加熱面リング
につきただ一つのノズルが有効であるのにたいし、加熱
面リングが外側へ向けて大きくなっていることに対応し
て、二つまたは三つ或いはそれ以上の吹き付けノズルが
存在するからである。これらの吹き付けノズルは、それ
ぞれの加熱面リングを、または蓄熱体の対応する表面を
吹き付け剤で付勢する。吹き付けノズルの数量は加熱面
担持体の内径及び外径に応じて設定され、例えばこの比
率が１：４であれば、回動アームの自由端の屈曲部には
四つの吹き付けノズルを設けると効果的である。
自由端により、高価な吹き付け剤を目標とする実効性で
使用することができ、径が異なっているために内側から
外側へ変化する横断面比に対応した、均一な加熱面の比
付勢力を自動的に達成することができる。なぜなら、加
熱面担持体の内側領域においては、一つの加熱面リング
につきただ一つのノズルが有効であるのにたいし、加熱
面リングが外側へ向けて大きくなっていることに対応し
て、二つまたは三つ或いはそれ以上の吹き付けノズルが
存在するからである。これらの吹き付けノズルは、それ
ぞれの加熱面リングを、または蓄熱体の対応する表面を
吹き付け剤で付勢する。吹き付けノズルの数量は加熱面
担持体の内径及び外径に応じて設定され、例えばこの比
率が１：４であれば、回動アームの自由端の屈曲部には
四つの吹き付けノズルを設けると効果的である。
【００１０】本発明の有利な実施態様によれば、吹き付
けノズルが、蓄熱体の環状横断面に関して、回動アーム
の内側への位置調整の際には互いにほぼ半径方向に配置
され、回動アームの外側への位置調整の際には互いにほ
ぼ接線方向に配置されるように回動アーム自由端の屈曲
部が形成されている。このようにして、吹き付けノズル
は加熱面担持体の内側の中心領域においては半径方向に
整列して延びるように、そして加熱面担持体の外側領域
においては接線方向に整列して延びることが達成でき
る。従って、内側の加熱面リングはただ一つの吹き付け
ノズルにより効果的に付勢されるが、外側の加熱面リン
グは回転方向に相前後しているすべての吹き付けノズル
により効果的に付勢される。中間領域には二つまたは三
つの吹き付けノズルが存在し、蓄熱体の浄化されるべき
表面を付勢する。このように、十分集中的な加熱面浄化
のために、加熱面リング一つにつき多すぎもしないが少
なすぎもしない浄化剤が提供され、横断面比が変化して
いるにもかかわらず、均一な比付勢が達成される。
けノズルが、蓄熱体の環状横断面に関して、回動アーム
の内側への位置調整の際には互いにほぼ半径方向に配置
され、回動アームの外側への位置調整の際には互いにほ
ぼ接線方向に配置されるように回動アーム自由端の屈曲
部が形成されている。このようにして、吹き付けノズル
は加熱面担持体の内側の中心領域においては半径方向に
整列して延びるように、そして加熱面担持体の外側領域
においては接線方向に整列して延びることが達成でき
る。従って、内側の加熱面リングはただ一つの吹き付け
ノズルにより効果的に付勢されるが、外側の加熱面リン
グは回転方向に相前後しているすべての吹き付けノズル
により効果的に付勢される。中間領域には二つまたは三
つの吹き付けノズルが存在し、蓄熱体の浄化されるべき
表面を付勢する。このように、十分集中的な加熱面浄化
のために、加熱面リング一つにつき多すぎもしないが少
なすぎもしない浄化剤が提供され、横断面比が変化して
いるにもかかわらず、均一な比付勢が達成される。
【００１１】本発明の他の構成によれば、屈曲部は、回
動アームにたいし、蓄熱体の外側の環状横断面の曲率半
径に適合した屈曲角で延びている。これにより、所望の
効果を得るために吹き付けのノズルの使用を最適化する
ことができる。
動アームにたいし、蓄熱体の外側の環状横断面の曲率半
径に適合した屈曲角で延びている。これにより、所望の
効果を得るために吹き付けのノズルの使用を最適化する
ことができる。
【００１２】回動アームの位置調整は、無段階または段
階的に行なうことができ、例えば、連続的に増減する所
望の位置調整ステップを可能にするようなプロセス制御
を導入して無段階または段階的に行なうことができる。
いずれにしても、吹き付けノズルの配置またはその相互
の間隔及び（または）回動アームの位置調整は、吹き付
けられない個所が残らずに、できるだけ継ぎ目のない移
行部が保証されているように選定すべきである。この場
合、吹き付け流がわずかにオーバーラップしても、吹き
付けられない個所が残るよりも不都合は少ない。また、
均等な比付勢力が保証されるように選定すべきである。
一方ノズルの径は同一であってもよく、もちろんノズル
の径は吹き付け流の所望の吹き付け効果及び進入深さに
応じて設計され、且つ加熱面の吹き付け能に適合してい
るべきである。
階的に行なうことができ、例えば、連続的に増減する所
望の位置調整ステップを可能にするようなプロセス制御
を導入して無段階または段階的に行なうことができる。
いずれにしても、吹き付けノズルの配置またはその相互
の間隔及び（または）回動アームの位置調整は、吹き付
けられない個所が残らずに、できるだけ継ぎ目のない移
行部が保証されているように選定すべきである。この場
合、吹き付け流がわずかにオーバーラップしても、吹き
付けられない個所が残るよりも不都合は少ない。また、
均等な比付勢力が保証されるように選定すべきである。
一方ノズルの径は同一であってもよく、もちろんノズル
の径は吹き付け流の所望の吹き付け効果及び進入深さに
応じて設計され、且つ加熱面の吹き付け能に適合してい
るべきである。
【００１３】
【実施例】図１によれば空気予熱器として構成された蓄
熱式熱交換器（以下、単に熱交換器と記す）１には、熱
い排ガスＧが図示していない蒸気発生器からダクト２を
介して供給される。従って排ガスＧは、上方から熱交換
器１に流入する。熱交換器１は、その中央部分におい
て、定置の蓄熱体３と４から構成されている。蓄熱体３
と４の両側には、それぞれ一つの分節状のフード５，６
が設けられている。フード５，６は、垂直軸線７の回り
を一緒に回転する。フード５，６は連続的に回転し、そ
の際回転運動により常に蓄熱体の別の部分が熱い排ガス
Ｇにさらされる。この場合、蓄熱体３，４は排ガスＧに
よって加熱される。その際排ガスＧは冷却され、熱交換
器１の下端からダクト８を介して排出される。熱交換器
１の下端からは、フード６に管９が接続されている。管
９により、冷たい燃焼空気Ｌが排ガスＧにたいする逆流
として、図２によれば回転方向１０に回転しているフー
ド６を介して、排ガスＧによって加熱された蓄熱体３，
４に供給される。燃焼空気Ｌは熱吸収により蓄熱体３，
４を冷却し、フード６の合同状態で回転する上部フード
５（図１を参照）を介して熱い空気としてダクト１１を
通って燃焼部に流れる。
熱式熱交換器（以下、単に熱交換器と記す）１には、熱
い排ガスＧが図示していない蒸気発生器からダクト２を
介して供給される。従って排ガスＧは、上方から熱交換
器１に流入する。熱交換器１は、その中央部分におい
て、定置の蓄熱体３と４から構成されている。蓄熱体３
と４の両側には、それぞれ一つの分節状のフード５，６
が設けられている。フード５，６は、垂直軸線７の回り
を一緒に回転する。フード５，６は連続的に回転し、そ
の際回転運動により常に蓄熱体の別の部分が熱い排ガス
Ｇにさらされる。この場合、蓄熱体３，４は排ガスＧに
よって加熱される。その際排ガスＧは冷却され、熱交換
器１の下端からダクト８を介して排出される。熱交換器
１の下端からは、フード６に管９が接続されている。管
９により、冷たい燃焼空気Ｌが排ガスＧにたいする逆流
として、図２によれば回転方向１０に回転しているフー
ド６を介して、排ガスＧによって加熱された蓄熱体３，
４に供給される。燃焼空気Ｌは熱吸収により蓄熱体３，
４を冷却し、フード６の合同状態で回転する上部フード
５（図１を参照）を介して熱い空気としてダクト１１を
通って燃焼部に流れる。
【００１４】筒状の加熱面担持体１２（図３の実施例に
よればリングセクターＩないしＶに分割されている）の
なかに密に配置されている蓄熱体３の加熱面を浄化する
ため、蓄熱体３には回動アーム１４が付設されている。
回動アーム１４は、適当なアクチュエーター駆動部１３
により無段階にまたは段階的に位置調整可能であり、図
の例では吹出し管として構成されている。なお図３で
は、回動アーム１４を複数の中間位置で示した。回動軸
１５から離れている、回動アーム１４の自由端は、回動
アーム面内に延びている屈曲部１６を備えて構成されて
いる。即ち屈曲部１６は、回動アーム１４にたいして、
蓄熱体３または加熱面担持体１２の外側のリング横断面
の曲率半径１７に適合した屈曲角１８を成すように延び
ている。屈曲部１８は、図３の実施例によれば四つの吹
き付けノズル１９から成っているノズル群を備えてい
る。回動アーム１４を段階的に一様に位置調整する場合
のために、吹き付けノズル１９は異なる間隔２０で互い
に配置されており、しかも間隔２０は屈曲部１６の前端
から後端のほうへ大きくなっている。
よればリングセクターＩないしＶに分割されている）の
なかに密に配置されている蓄熱体３の加熱面を浄化する
ため、蓄熱体３には回動アーム１４が付設されている。
回動アーム１４は、適当なアクチュエーター駆動部１３
により無段階にまたは段階的に位置調整可能であり、図
の例では吹出し管として構成されている。なお図３で
は、回動アーム１４を複数の中間位置で示した。回動軸
１５から離れている、回動アーム１４の自由端は、回動
アーム面内に延びている屈曲部１６を備えて構成されて
いる。即ち屈曲部１６は、回動アーム１４にたいして、
蓄熱体３または加熱面担持体１２の外側のリング横断面
の曲率半径１７に適合した屈曲角１８を成すように延び
ている。屈曲部１８は、図３の実施例によれば四つの吹
き付けノズル１９から成っているノズル群を備えてい
る。回動アーム１４を段階的に一様に位置調整する場合
のために、吹き付けノズル１９は異なる間隔２０で互い
に配置されており、しかも間隔２０は屈曲部１６の前端
から後端のほうへ大きくなっている。
【００１５】回動アーム１４の自由端の屈曲部１６に吹
き付けノズル１９を配置することにより、吹き付けノズ
ル１９は加熱面担持体１２の中心内側領域においてほぼ
半径方向に整列するように延在し、外側領域においては
ほぼ接線方向に互いに整列する。従って蓄熱体３の、リ
ングセクターＩに配置されている表面は、その表面積が
小さいので、それぞれ一つの吹き付けノズル１９の作用
を受けるにすぎない。これにたいしてリングセクターＶ
に配置されている蓄熱体３の加熱面は、４倍大きな表面
積に応じて四つの吹き付けノズル１９のすべての作用を
受ける。従って蓄熱体３の表面は、加熱面担持体１２の
それぞれの横断面比率に応じた等しい比付勢力で浄化媒
体の供給を受ける。
き付けノズル１９を配置することにより、吹き付けノズ
ル１９は加熱面担持体１２の中心内側領域においてほぼ
半径方向に整列するように延在し、外側領域においては
ほぼ接線方向に互いに整列する。従って蓄熱体３の、リ
ングセクターＩに配置されている表面は、その表面積が
小さいので、それぞれ一つの吹き付けノズル１９の作用
を受けるにすぎない。これにたいしてリングセクターＶ
に配置されている蓄熱体３の加熱面は、４倍大きな表面
積に応じて四つの吹き付けノズル１９のすべての作用を
受ける。従って蓄熱体３の表面は、加熱面担持体１２の
それぞれの横断面比率に応じた等しい比付勢力で浄化媒
体の供給を受ける。
【００１６】図４は、回転する回転フードと位置固定の
加熱面担持体１２とを備えた、図２の蓄熱式熱交換器の
下面を図示したものである。図を簡単にするため、加熱
面担持体１２はその輪郭だけを図示したが、リングセク
ターとそのなかに配置されている蓄熱体４（図３を参
照）は図示した。加熱面担持体１２の蓄熱体に付設さ
れ、周囲をフード６で取り囲まれている回動軸１５に支
持された回動アーム１４は、この実施例では、自由端に
形成された屈曲部１６に三つの吹出しノズル１９を有し
ている。回動アーム１４の位置調整運動の際、吹き付け
ノズル１９は加熱面担持体１２を内側から外側へ、或い
はその逆の方向へ該加熱面担持体１２をなでるように走
行し、蓄熱体４（図５を参照）に浄化媒体を作用させ
る。図４の吹き付け形成体２１ａないし２１ｆからわか
るように、蓄熱体の表面は、内側から外側へ大きくなっ
ているサイズ（加熱面の大きさ）に対応しており、即ち
加熱面担持体の横断面比の変化に適合しており、外側へ
いくほど吹き付けノズル１９の作用を受ける。回動アー
ム１４には、供給管２２を介して、蓄熱体３の加熱面を
クリーニングするために浄化蒸気が供給され、且つ無段
階に位置調整するため、管２３を介して制御蒸気が供給
される（図５を参照）。上述した吹き付け媒体による位
置調整の代わりに、機械的な位置調整装置を使用しても
よい。
加熱面担持体１２とを備えた、図２の蓄熱式熱交換器の
下面を図示したものである。図を簡単にするため、加熱
面担持体１２はその輪郭だけを図示したが、リングセク
ターとそのなかに配置されている蓄熱体４（図３を参
照）は図示した。加熱面担持体１２の蓄熱体に付設さ
れ、周囲をフード６で取り囲まれている回動軸１５に支
持された回動アーム１４は、この実施例では、自由端に
形成された屈曲部１６に三つの吹出しノズル１９を有し
ている。回動アーム１４の位置調整運動の際、吹き付け
ノズル１９は加熱面担持体１２を内側から外側へ、或い
はその逆の方向へ該加熱面担持体１２をなでるように走
行し、蓄熱体４（図５を参照）に浄化媒体を作用させ
る。図４の吹き付け形成体２１ａないし２１ｆからわか
るように、蓄熱体の表面は、内側から外側へ大きくなっ
ているサイズ（加熱面の大きさ）に対応しており、即ち
加熱面担持体の横断面比の変化に適合しており、外側へ
いくほど吹き付けノズル１９の作用を受ける。回動アー
ム１４には、供給管２２を介して、蓄熱体３の加熱面を
クリーニングするために浄化蒸気が供給され、且つ無段
階に位置調整するため、管２３を介して制御蒸気が供給
される（図５を参照）。上述した吹き付け媒体による位
置調整の代わりに、機械的な位置調整装置を使用しても
よい。
【図１】回転する回転フードを備えた蓄熱式熱交換器の
構成図である。
構成図である。
【図２】図１の蓄熱式熱交換器を、空気進入面内におい
て空気供給側からみた横断面図である。
て空気供給側からみた横断面図である。
【図３】加熱面本体部の部分図であり、回動アームが付
設され、該回動アームの自由端が屈曲部を有し、この屈
曲部のなかに吹き付けノズルが設けられている前記加熱
面本体部の部分図である。
設され、該回動アームの自由端が屈曲部を有し、この屈
曲部のなかに吹き付けノズルが設けられている前記加熱
面本体部の部分図である。
【図４】定置の蓄熱体と回転する回転フードにより作動
する蓄熱式熱交換器の底面図であり、加熱面をクリーニ
ングするために下部回転フードに固定された回動アーム
であって、前部自由端に吹き付けノズルを備えた屈曲部
を有する回動アームをも併せて図示した底面図である。
する蓄熱式熱交換器の底面図であり、加熱面をクリーニ
ングするために下部回転フードに固定された回動アーム
であって、前部自由端に吹き付けノズルを備えた屈曲部
を有する回動アームをも併せて図示した底面図である。
【図５】回動アームを詳細に図示した、図４の線Ｖ−Ｖ
による断面図である。
による断面図である。
１ 蓄熱式熱交換器 ３，４ 蓄熱体
５，６ フード １４ 回動アーム １６ 屈曲部 １
９ 吹き付けノズル
５，６ フード １４ 回動アーム １６ 屈曲部 １
９ 吹き付けノズル
Claims (6)
- 【請求項１】 定置の、または回転する蓄熱体と、蓄熱
体に付設され、蓄熱体の環状横断面に関して内側から外
側へ、またはその逆の方向へ回動可能な少なくとも一つ
の浄化装置とを備えた、熱交換状態にあるガス状媒体の
ための蓄熱式熱交換器において、 吹き付け管として形成された浄化装置の回動アーム（１
４）の自由端が、少なくとも二つの吹き付けノズル（１
９）を有し蓄熱体（３，４）の面に平行に延びている屈
曲部（１６）を備えて構成されていることを特徴とする
蓄熱式熱交換器。 - 【請求項２】 吹き付けノズル（１９）が、蓄熱体
（３，４）の環状横断面に関して、回動アーム（１４）
の内側への位置調整の際には互いにほぼ半径方向に配置
され、回動アーム（１４）の外側への位置調整の際には
互いにほぼ接線方向に配置されるように屈曲部（１６）
が形成されていることを特徴とする、請求項１に記載の
蓄熱式熱交換器。 - 【請求項３】 屈曲部（１６）が、回動アーム（１４）
にたいし、蓄熱体（３，４）の外側の環状横断面の曲率
半径（１７）に適合した屈曲角（１８）で延びているこ
とを特徴とする、請求項１または２に記載の蓄熱式熱交
換器。 - 【請求項４】 吹き付けノズル（１９）が、回動アーム
（１４）の位置調整態様に応じて互いに等間隔または異
なった間隔（２０）を有することを特徴とする、請求項
１から３までのいずれか１つに記載の蓄熱式熱交換器。 - 【請求項５】 回動アーム（１４）を無段階に位置調整
することを特徴とする、請求項１から４までのいずれか
１つに記載の蓄熱式熱交換器。 - 【請求項６】 回動アーム（１４）を段階的に位置調整
することを特徴とする、請求項１から４までのいずれか
１つに記載の蓄熱式熱交換器。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4442055A DE4442055A1 (de) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | Regenerativ-Wärmetauscher |
| DE4442055:2 | 1994-11-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219687A true JPH08219687A (ja) | 1996-08-30 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7305794A Pending JPH08219687A (ja) | 1994-11-25 | 1995-11-24 | 蓄熱式熱交換器 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5875833A (ja) |
| EP (1) | EP0714010B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08219687A (ja) |
| KR (1) | KR960018511A (ja) |
| CN (1) | CN1089431C (ja) |
| CZ (1) | CZ286097B6 (ja) |
| DE (2) | DE4442055A1 (ja) |
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- 1995-11-24 CZ CZ19953105A patent/CZ286097B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1995-11-24 JP JP7305794A patent/JPH08219687A/ja active Pending
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