JPH08219280A - 変速機操作用倍力装置 - Google Patents

変速機操作用倍力装置

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JPH08219280A
JPH08219280A JP2361995A JP2361995A JPH08219280A JP H08219280 A JPH08219280 A JP H08219280A JP 2361995 A JP2361995 A JP 2361995A JP 2361995 A JP2361995 A JP 2361995A JP H08219280 A JPH08219280 A JP H08219280A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • F16H61/28Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
    • F16H61/30Hydraulic or pneumatic motors or related fluid control means therefor
    • F16H2061/301Hydraulic or pneumatic motors or related fluid control means therefor for power assistance, i.e. servos with follow up action

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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両への組付けを容易化し、出力伝達ピンの
脱落をなくす。 【構成】 連結機構40を介してシフト操作軸4の入力
レバー5に連係させた中空の出力ロッド22と、圧力室
28a,28bに選択的に圧縮空気を供給する切換弁3
0を操作するために出力ロッド22の内周に摺動自在に
嵌合させた操作ロッド33とを備え、連結機構40に
は、出力ロッド22及び操作ロッド33に形成した切欠
き24,34に嵌入されたスリーブ42と、該スリーブ
42内に嵌入された球面部47を有し該球面部を中心に
して揺動可能な出力伝達ピン46と、スリーブ42が切
欠き24,34から抜け出るのを阻止するとともに球面
部47がスリーブ内から抜け出るのを阻止するホルダ5
1を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変速機操作用倍力装置
に関し、特に変速機のシフト操作軸に連結される倍力装
置の連結機構の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変速機操作は一般的にセレクト操作に比
較してシフト操作に大きな力を必要とする。このため、
特に大型の変速機を有するバスやトラックなどでは、図
14に示すように、変速機操作装置に倍力装置1が組み
付けられ、軽い力で円滑なシフト操作をすることができ
るようになっている。
【0003】従来の変速機操作用倍力装置としては、図
15に示すようなものがある。この変速機操作用倍力装
置1は、中空の出力ロッド2と、該出力ロッド2の内周
に摺動自在に嵌合させた操作ロッド3とに切欠きを形成
するとともに、シフト操作軸4の入力レバー5に出力伝
達ピン6をトランスミッション7の外表面に対し垂直方
向に沿って取付け、該出力伝達ピン6の先端を両ロッド
2,3の切欠きに臨ませており、車両に組付ける時に、
出力伝達ピン6に刻設してある雄ねじ6aに螺合するナ
ット8を回し締付けて、該出力伝達ピン6を入力レバー
5に取付けてある。
【0004】そして、変速機操作用倍力装置1は、ハウ
ジング9内のシリンダ室を2つの圧力室に画成するピス
トンを有する出力ロッド2が連結機構10を介してシフ
ト操作軸4の入力レバー5に連係し、上記2つ圧力室に
選択的に圧縮空気を供給する内部の切換弁を操作するた
めの操作ロッド3が図14に示すリンク機構13を介し
てチェンジレバー14に連結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の変
速機操作用倍力装置は、図15において、ナット8を締
付ける時に、入力レバー5と近傍のトランスミッション
7との間の狭いスペースを利用して作業しなければなら
ないため、作業が容易でなく、入力レバー5に取付けら
れる前の段階で、出力伝達ピン6がブーツ15から脱落
し易いという欠点があった。
【0006】本発明は、かかる従来の欠点にかんがみな
されたものであって、その目的は、車両への組付けが容
易で、出力伝達ピンの脱落を確実に防止できる変速機操
作用倍力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シリンダ室を2つの圧力室に画成するピ
ストンを有し連結機構を介してシフト操作軸の入力レバ
ーに連係させた中空の出力ロッドと、前記圧力室に選択
的に圧縮空気を供給する切換弁を操作するために前記出
力ロッドの内周に摺動自在に嵌合させた操作ロッドとを
備え、前記出力ロッドに対して前記操作ロッドを軸方向
に相対変位させて前記切換弁を作動させ、前記圧力室の
一方に圧縮空気を供給して前記出力ロッドを作動させ、
前記連結機構を介して前記シフト操作軸を回動させる変
速機操作用倍力装置において、前記連結機構には、前記
出力ロッド及び操作ロッドに形成した切欠きに嵌入され
たスリーブと、該スリーブ内に嵌入された球面部を有し
該球面部を中心にして揺動可能な出力伝達ピンと、前記
スリーブが前記切欠きから抜け出るのを阻止するととも
に前記球面部が前記スリーブ内から抜け出るのを阻止す
る抜け止め部材とを設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、連結機構を構成するものとして、出
力ロッド及び操作ロッドに形成した切欠きに嵌入された
スリーブと、該スリーブ内に嵌入された球面部を有し該
球面部を中心にして揺動可能な出力伝達ピンと、前記ス
リーブが前記切欠きから抜け出るのを阻止するとともに
前記球面部が前記スリーブ内から抜け出るのを阻止する
抜け止め部材とを設けたことにより、車両への組付けを
容易化し、抜け止め部材で出力伝達ピンの脱落を確実に
防止し、低コスト化を図れる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例に係る変速機操作用倍力装置
について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は
本発明の第1の実施例に係る変速機操作用倍力装置を示
す縦断面図、図2は図1のX−X線に沿った断面図、図
3は図1の要部を示す平面図である。
【0010】この倍力装置1Aは、ハウジング9がハウ
ジング主部18とシリンダケース19とによって構成さ
れている。シリンダケース19は、ハウジング主部18
に螺合して、該ハウジング主部18との間にシリンダ室
20を形成している。
【0011】ハウジング主部18とシリンダケース19
には、軸芯を一致させて中心孔18a,19aが形成さ
れている。そして、これらの中心孔18a,19aには
中空の出力ロッド22が挿通されている。
【0012】出力ロッド22は、外周にピストン23を
備え、該ピストン23がシリンダ室20内に配置され、
該シリンダ室20を2つの圧力室28a,28bに画成
している。
【0013】この出力ロッド22内には、切換弁30が
配装されている。該切換弁30の出力圧室31a,31
bは、出力ロッド22の壁に形成した孔32a,32b
を介してそれぞれ対応する圧力室28a,28bに連通
している。
【0014】また、この出力ロッド22内周には、操作
ロッド33が軸方向に摺動自在な状態にて嵌合してい
る。そして、操作ロッド33は、径方向ピン29で連結
されていて一部が管状の連結ロッド35を介してリフタ
36,37に係合している。リフタ36,37はそれぞ
れの対応する弁体38,39に対向配置されている。
【0015】一方、出力ロッド22は、連結機構40に
よってシフト操作軸4の入力レバー5に連結されてい
る。そして、出力ロッド22及び操作ロッド33は、対
応する位置に切欠き24,34を形成してある。出力ロ
ッド22に形成した切欠き24は上側を貫通する円形孔
状をなしている。操作ロッド33の切欠き34は、軸線
の位置まで達し上側半分を出力ロッド22の切欠き24
の直径よりも長い範囲に亘り切除して形成てあり、平ら
な底面34a及び両端面34bを有している。
【0016】連結機構40は、出力ロッド22及び操作
ロッド33に形成した切欠き24,34にスリーブ42
を嵌入してあり、該スリーブ42内に嵌入された球面部
47を有する出力伝達ピン46と、スリーブ42が切欠
き24,34から抜け出るのを阻止するとともに球面部
47がスリーブ42内から抜け出るのを阻止する抜け止
め部材としてのホルダ51とを設けてある。
【0017】スリーブ42は、出力ロッド22の切欠き
24に適合し且つ操作ロッド33の切欠き34よりも小
径の円筒形をなし、上端が出力ロッド22の切欠き24
から上向きに突出しており、下端面が操作ロッド33の
切欠き34の底面34aに摺接し、操作ロッド33の切
欠き34の両端面34bとの間に間隙を空けて配置され
ていて、出力ロッド22と共にその軸方向に移動する。
【0018】出力伝達ピン46は、球面部47よりも小
径の首部48を介在させて出力取出部49を一体に有
し、首部48がスリーブ42の上端の位置に対応するよ
うに配置されており、出力取出部49に雄ねじ49aを
設けて、図2に二点鎖線で示すトランスミッション7の
表面に対し平行な姿勢にて雄ねじ49aに螺合するナッ
ト8をもって入力レバー5に取付けられ、スリーブ42
内に嵌入された球面部47を中心にして揺動可能であ
り、球面部47が出力ロッド22と共にその軸方向に移
動可能である。
【0019】抜け止め部材としてのホルダ51は、出力
ロッド22の外周に嵌合する筒形をなし、スリーブ42
の上端の上方まで上向きに突出させて突出部52を設
け、該突出部52の上端に抜け止め板53を一体に備え
ている。そして、ホルダ51は、図1において出力ロッ
ド22及び操作ロッド33の右端部側から組み込んで所
定位置に装着され、出力ロッド22に止め輪55をもっ
て位置決めし抜け止めしてある。
【0020】抜け止め板53は、図3に示すように、両
ロッド22,33の軸線方向に沿った平行端縁54aを
有するU字形切欠き54を設け、該U字形切欠き54の
平行端縁54a,54a間の寸法をスリーブ42の内径
及び球面部47の外形よりも小さく首部48の外径より
も大きくなるように設定してある。これにより、ホルダ
51は、スリーブ42が切欠き24,34から抜け出る
のを阻止するとともに出力伝達ピン46の球面部47が
スリーブ42内から抜け出るのを阻止する。なお、上記
抜け止め板53は、樹脂にて型成形すれば、製作容易で
ある。
【0021】本発明の上記第1の実施例に係る変速機操
作用倍力装置の動作について説明する。図14におい
て、まず、チェンジレバー14をセレクト方向に操作す
ると、その操作力がリンク機構17を介して、シフト操
作軸4のシフトレバー16に伝達され、このシフトレバ
ー16がシフト操作軸4の軸方向Pに沿って変位し、所
定のセレクト操作がなされる。
【0022】次いで、チェンジレバー14をシフト方向
に操作すると、倍力装置1Aが動作する。すなわち、シ
フト用操作ロッド33が図1において矢印Qで示す右方
向に移動して出力ロッド22に対し相対変位すると、リ
フタ37によって弁体39が開成され、それに伴って、
切換弁30が作動し圧縮空気が圧力室28bに供給され
る。この圧縮空気は、ピストン23を右方向に圧送す
る。従って、出力ロッド22は右方向に移動する。
【0023】出力ロッド22が右方向へ移動すると、ス
リーブ42を介して球面部47が右方向へ押されて移動
し、入力レバー5が図1において矢印Rの方向に倍力さ
れた操作力にてシフト操作軸4を中心に回動する。これ
に伴い、シフト操作軸4はその軸線を中心に入力レバー
5と共にニュートラル位置から所定角度だけ回動し、こ
れにより所定のシフト操作(ギヤシフト)がなされる。
【0024】また、操作ロッド33を図1において左方
向に移動させると、リフタ36によって弁体38が開か
れ、それに伴って圧力室28aに圧縮空気が供給され
る。この圧縮空気は、ピストン23を左方向に圧送す
る。したがって、出力ロッド22は左方向へ移動する。
【0025】出力ロッド22が左方向へ移動すると、出
力伝達ピン46の球面部47が左方向へ押されて移動
し、入力レバー5が図1において矢印Rと反対の方向に
回動する。入力レバー5のこの回動によって、シフト操
作軸4も回動し、シフト操作がなされる。
【0026】上記第1の実施例に係る倍力装置1Aは、
筒形のホルダ51を抜け止め部材として採用し、該ホル
ダ51の抜け止め板53に両ロッド22,33の軸線方
向に沿った平行端縁54aを有するU字形切欠き54を
設け、出力ロッド22の軸端部側からこのホルダ51を
組み込むだけでよく、該U字形切欠き54の部分でスリ
ーブ42及び出力伝達ピン46の球面部47を確実に抜
け止めすることができ、出力伝達ピン46の出力取出部
49を上向きにし、トランスミッション7の表面と平行
にしてあるので、取付けに際して、ナット8による締付
けが容易であるという利点がある。
【0027】図4は本発明の第2の実施例に係る倍力装
置の連結機構を示す縦断面図、図5はそのY−Y線断面
図であり、第1の実施例と同一部分に同一符号を付けて
示してある。この倍力装置1Bの連結機構40の場合、
出力ロッド22には切欠き24に対応する位置で軸線方
向に対し垂直な横向きに貫通する貫通孔22a,22a
を両側に開け、この貫通孔22aに対応する位置におい
て、図6に示すように、スリーブ42に下部孔42aを
開け、これに加えて該スリーブ42に上部孔42bを開
けてあり、出力伝達ピン46の球面部47の下端を切除
し、これに対応して操作ロッド33の切欠き34の深さ
を浅くしてあり、抜け止め部材として、ピン56及びス
トッパ58を用いる点が第1の実施例と異なっている。
【0028】ピン56は、出力ロッド22の下側を取り
巻く半輪状のピン本体56aと、両上端をほぼ直角に内
向きに曲げて一体形成した抜け止め端部56b,56b
とを備え、該抜け止め端部56b,56bを出力ロッド
22の貫通孔22a,22a及びスリーブ42の下部孔
42a,42aに挿入して該スリーブ42を抜け止めし
ている。
【0029】ストッパ58は、図7に示すように、細径
部58aとその両端に左右対称に抜け止め突起58b,
58bとをゴムによって一体成形し、孔へ挿入し易くす
るために抜け止め突起58bの先端を山形に尖らせると
ともに、抜け止め突起58bの細径部側部分にスリーブ
42の上部孔42bよりも大径の平らな抜け止め面58
cを形成してあり、一方の抜け止め突起58bを該上部
孔42bに通し、該抜け止め突起58bが内面側に突出
した状態にてスリーブ42の上部に装着され、これによ
り、球面部47を抜け止めする。
【0030】上記第2の実施例に係る倍力装置1Bで
は、抜け止め部材として、ピン56及びストッパ58を
用いるので、第1の実施例の場合よりも連結機構40の
軽量化と構造の簡素化を図れるという利点がある。
【0031】図8は本発明の第3の実施例に係る倍力装
置の連結機構を示す縦断面図、図9はそのZ−Z線断面
図、図10は図8の要部を示す平面図であり、第2の実
施例と同一部分に同一符号を付けて示してある。この倍
力装置1Cの連結機構40は、抜け止め部材として出力
ロッド22の上方に配置した下側ピン61及び上側ピン
63を使用する。
【0032】下側ピン61は、出力ロッド22の上方か
ら側方までを斜めに取り巻く半輪状のピン本体61a
と、両下端を内向きに曲げて形成した抜け止め端部61
b,61bとを一体に有し、出力ロッド22の貫通孔2
2a及びスリーブ42の下部孔42aに抜け止め端部6
1bを挿入してスリーブ42を抜け止めする。
【0033】上側ピン63は、スリーブ42の上部半周
を取り巻く半輪状のピン本体63aと、両端を内向きに
曲げて形成した抜け止め端部63b,63bとを一体に
有し、先端が内側に突出する状態にて該抜け止め端部6
3bをスリーブ42の上部孔42bに挿通して球面部4
7の抜け止めを行うものである。このような倍力装置1
Cの連結機構40でも、第2の実施例の場合と同様の効
果が得られる。
【0034】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、図11〜図13は本発
明の第1の実施例に係る抜け止め部材としてのホルダの
変形例を示し、第1の実施例に対応する部分に同一符号
を付けてある。このホルダ51は、間隔を置いて互いに
平行な2つのリング65,66と突出部52の上端の両
抜け止め板53,53とを一体に有し、U字形切欠き5
4の延長上の箇所における一方のリング66の部分を切
除してここにスリーブ42の上部を通過させることが可
能な切欠き67を形成してある。
【0035】そして、この変形例の場合のホルダ51
は、2つのリング65,66が出力ロッド22の外周に
嵌合した状態にて装着され、抜け止め板53,53の長
手方向の中央で鈍角状に曲げることにより該抜け止め板
53を中央下がりにして装着し易くするとともに、両中
央部53aでスリーブ42の上端を押さえるようにして
ある。また、操作ロッド33の切欠き34は、図12に
示すように、スリーブ42の外周に対し間隙を置くよう
な大きさの円形穴状をなしている。
【0036】
【発明の効果】本発明は、出力ロッド及び操作ロッドに
形成した切欠きに嵌入されたスリーブと、該スリーブ内
に嵌入された球面部を有し該球面部を中心にして揺動可
能な出力伝達ピンと、スリーブが切欠きから抜け出るの
を阻止するとともに球面部がスリーブ内から抜け出るの
を阻止する抜け止め部材とを設けたことにより、車両へ
の組付けを容易化し、抜け止め部材で出力伝達ピンの脱
落を確実に防止することが可能となり、コスト低減を図
ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る変速機操作用倍力
装置を示す縦断面図である。
【図2】図1のX−X線に沿った断面図である。
【図3】図1の要部を示す平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る倍力装置の連結機
構を示す縦断面図である。
【図5】図4のY−Y線断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係るスリーブを示す斜
視図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る抜け止め部材を構
成するストッパを示す側面図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係る倍力装置の連結機
構を示す縦断面図である。
【図9】図8のZ−Z線断面図である。
【図10】図8の要部を示す平面図である。
【図11】本発明の第1の実施例に係る抜け止め部材と
してのホルダの変形例を示す斜視図である。
【図12】図11のホルダを装着した状態における平面
図である。
【図13】図11のホルダを装着した状態における横断
面図である。
【図14】倍力装置が適用される変速機操作装置を概念
的に示した斜視図である。
【図15】従来の変速機操作用倍力装置の要部を示す断
面図である。
【符号の説明】 1A 倍力装置(第1の実施例) 1B 倍力装置(第2の実施例) 1C 倍力装置(第1の実施例) 4 シフト操作軸 5 入力レバー 8 ナット 20 シリンダ室 22 出力ロッド 23 ピストン 24 出力ロッドの切欠き 28a,28b 圧力室 30 切換弁 33 操作ロッド 34 操作ロッドの切欠き 40 連結機構 42 スリーブ 46 出力伝達ピン 47 球面部 49 出力取出部 51 ホルダ(第1の実施例の抜け止め部材) 53 抜け止め板 54 U字形切欠き 56 ピン(第2の実施例の抜け止め部材) 58 ストッパ(第2の実施例の抜け止め部材) 61,63 ピン(第3の実施例の抜け止め部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ室を2つの圧力室に画成するピ
    ストンを有し連結機構を介してシフト操作軸の入力レバ
    ーに連係させた中空の出力ロッドと、前記圧力室に選択
    的に圧縮空気を供給する切換弁を操作するために前記出
    力ロッドの内周に摺動自在に嵌合させた操作ロッドとを
    備え、前記出力ロッドに対して前記操作ロッドを軸方向
    に相対変位させて前記切換弁を作動させ、前記圧力室の
    一方に圧縮空気を供給して前記出力ロッドを作動させ、
    前記連結機構を介して前記シフト操作軸を回動させる変
    速機操作用倍力装置において、前記連結機構には、前記
    出力ロッド及び操作ロッドに形成した切欠きに嵌入され
    たスリーブと、該スリーブ内に嵌入された球面部を有し
    該球面部を中心にして揺動可能な出力伝達ピンと、前記
    スリーブが前記切欠きから抜け出るのを阻止するととも
    に前記球面部が前記スリーブ内から抜け出るのを阻止す
    る抜け止め部材とを設けたことを特徴とする変速機操作
    用倍力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013029721A1 (de) * 2011-08-26 2013-03-07 Hoerbiger Automotive Komfortsysteme Gmbh Schaltkraftunterstützungseinrichtung

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CN103765057A (zh) * 2011-08-26 2014-04-30 贺尔碧格汽车舒适系统有限责任公司 换挡力支持装置

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