JPH08218776A - トンネルのインバート切削装置 - Google Patents

トンネルのインバート切削装置

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JPH08218776A
JPH08218776A JP7050504A JP5050495A JPH08218776A JP H08218776 A JPH08218776 A JP H08218776A JP 7050504 A JP7050504 A JP 7050504A JP 5050495 A JP5050495 A JP 5050495A JP H08218776 A JPH08218776 A JP H08218776A
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cutting
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Etsuo Noike
池 悦 雄 野
Toshio Takagi
木 敏 雄 高
Hiroyuki Hishida
田 博 之 菱
Yoshiharu Aoki
木 義 治 青
Jun Sugiyama
山 潤 杉
Osamu Takahashi
橋 理 高
Taizo Maki
泰 造 牧
Kinji Sawada
田 欽 次 澤
章 ▲吉▼池
Akira Yoshiike
Shoei Inoue
上 昭 栄 井
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Chiyuuden Koji Kk
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Chiyuuden Koji Kk
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネルのインバートを迅速かつ能率良く正
確に切削できるようにしたトンネルのインバート切削装
置を提供すること。 【構成】 走行手段5,6を介してトンネル1内を移動
可能な本体3,4と、トンネル1の円周方向に旋回可能
なカッタードラム31を有するカッター16を備える。
走行手段5,6を備えた前後部本体3,4を離間して配
設し、これら前後部本体3,4の間にラテラルガイドレ
ール15を架設する。ラテラルガイドレール15に沿っ
てカッター16をトンネル1の進行方向に移動可能にす
る。カッター16をトンネル1下部の円周方向に旋回さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネルのインバートを
迅速かつ能率良く正確に切削できるようにしたトンネル
のインバート切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば水力発電所では、河川の流れを取
水ダムで堰き止め、その取水口から導水路を介して発電
所の調圧水槽に水を導き、該水槽から水圧管で発電所へ
水を送るようにしている。上記導水路は、一般にコンク
リート製の暗きょまたは開きょの水路が採用され、その
取水口には異物フィルタが設けられるが、該フィルタを
摺り抜けて砂利が侵入することがあり、これが導水路の
内壁、特に底面を侵食して水流を乱し、流体摩擦増と流
量低下を招くとともに、暗きょ形の水路では土圧や上載
荷重に対する支持強度が低下するため、定期的に水路底
面の補修が必要になる。
【0003】従来、トンネル式導水路の底面の敷コンク
リート、つまりインバートの補修は、ジャイアントブレ
ーカまたはチッピングハンマ等によって、インバートを
切削し、またはこれを取り壊して、当該部をコンクリー
トで復元していた。
【0004】しかし、この従来の補修方法では、例えば
ジャイアントブレーカの場合、インバートの全部を壊し
てしまうため、工法的に無駄が多いばかりか、工事が大
掛かりになって工期の長期化と工費の上昇を助長する問
題があり、またチッピングハンマによる場合は、機械の
構造上、一回当たりの切削厚が浅いため能率が悪く、工
期が長期化する等の問題があった。
【0005】このようなインバートの補修は、従来のト
ンネル切削装置においても不可能ではない。例えば、ト
ンネル内壁面切削装置(特開平6ー81586号)に
は、カッタードラムを取付けた旋回アームをトンネルの
円周方向に旋回し、トンネルのアーチ部と側壁部、およ
びインバートを切削するようにしている。
【0006】しかし、この従来の切削装置は、トンネル
のアーチ部と側壁部、およびインバートを切削可能にす
るため、トンネルの内壁面全面を円周方向に切削してお
り、インバートのコーナー部が円弧状に切削されて、補
修を必要としない側壁部まで切削することになり、当該
部を確実に切削することができず、しかも一回のセット
で切削できる範囲が狭いため、施工速度が遅い等の問題
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、トンネルのインバートを迅速かつ能率良く
正確に切削できるとともに、インバートのコーナー部を
角形に切削できるようにした、トンネルのインバート切
削装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のトン
ネルのインバート部切削装置は、走行手段を介してトン
ネル内を移動可能な本体と、トンネルの円周方向に旋回
可能なカッタードラムを有するカッターを備えたトンネ
ルのインバート切削装置において、走行手段を備えた前
後部本体を離間して配設し、これら前後部本体の間にラ
テラルガイドレールを架設し、該レールに沿ってカッタ
ーをトンネルの進行方向に移動可能にするとともに、該
カッターをトンネル下部の円周方向に旋回させて、構成
が簡潔で低廉なインバート専用の切削装置を実現すると
ともに、1工程当たりの切削範囲を広く確保できるよう
にしている。本発明は、カッターをラテラルガイドレー
ルと直交方向に移動可能にし、カッターをトンネルの幅
方向に移動可能にしている。本発明は、上下動可能なカ
ッターアームの下端に一対のカッタードラムを回転可能
に支持し、インバートのコーナ部の切削に好適にしてい
る。本発明は、前後部本体にラテラルガイドレールの一
端を支持する前後部支持枠を設け、該支持枠を水平方向
に回動可能に設け、トンネルの曲進部に切削装置を搬入
可能にしている。本発明は、カッタードラムを円錐形ま
たは円錐台形に形成し、インバートの曲率に合わせて切
削できるようにしている。本発明は、切削装置を前後方
向の中心線と平行に分割可能にし、種々の幅のインバー
トの切削に対応可能にしている。本発明は、切削装置を
前後方向の中心線と平行に分割し、その各接合部の間に
スペーサを介挿して連結し、幅広なインバート部の切削
に対応させている。本発明は、カッターをラテラルガイ
ドレールと直交方向に移動可能に支持するクロスガイド
レールを設け、該クロスガイドレールを分割不可能に構
成し、各種長さのクロスガイドレールを選択的に使用し
て、各種幅のインバートの切削に対応させるとともに、
カッターの円滑な移動を可能にしている。
【0009】
【作 用】請求項1の発明は、走行手段を備えた前後部
本体を離間して配設し、これら前後部本体の間にラテラ
ルガイドレールを架設し、該レールに沿ってカッターを
トンネルの進行方向に移動可能にするとともに、該カッ
ターをトンネル下部の円周方向に旋回させて、構成が簡
潔で低廉なインバート専用の切削装置を実現し、また1
工程当たりの切削範囲を広く確保する。請求項2の発明
は、カッターをラテラルガイドレールと直交方向に移動
可能にし、カッターをトンネルの幅方向に移動可能にす
る。請求項3の発明は、上下動可能なカッターアームの
下端に一対のカッタードラムを回転可能に支持し、イン
バートのコーナ部の切削に好適にしている。請求項4の
発明は、前後部本体にラテラルガイドレールの一端を支
持する前後部支持枠を設け、該支持枠を水平方向に回動
可能に設け、トンネルの曲進部に切削装置を搬入可能に
し、種々のトンネルに適用可能にする。請求項5の発明
は、カッタードラムを円錐形または円錐台形に形成し、
インバートの曲率に合わせた切削を可能にする。請求項
6の発明は、切削装置を前後方向の中心線と平行に分割
可能にし、種々の幅のインバートの切削に対応する。請
求項7の発明は、切削装置を前後方向の中心線と平行に
分割し、その各接合部の間にスペーサを介挿して連結
し、幅広なインバートの切削に対応させる。請求項8の
発明は、カッターをラテラルガイドレールと直交方向に
移動可能に支持するクロスガイドレールを設け、該クロ
スガイドレールを分割不可能に構成し、各種長さのクロ
スガイドレールを選択的に使用して、各種幅のインバー
ト部の切削に対応させるとともに、カッターの円滑な移
動を図る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図1乃至図5おいて1は水路式発電の導水路であ
るトンネルで、アーチ部1aと側壁部1bとインバート
1cとで構成され、その内部に切削装置2が移動可能に
搬入されている。切削装置2は前後に前後部本体3,4
を備え、これらの本体3,4には架枠3a,4aを介し
て、走行手段である左右一対の走行用クローラ5,6が
設けられている。上記クローラ5,6は、走行方向と直
角方向に揺動可能に支持され、走行面の曲率に応じて接
地可能にされ、また前後部本体3,4の内側端部上に
は、ターンテーブル7,8が水平方向に回動可能に取付
けられ、該テーブル7,8上に前後部支持枠9,10が
立設されている。
【0011】図中、11,12はターンテーブル7,8
の回動角度を調整可能な調整シリンダ、13,14は前
後部支持枠9,10の前後端部に取付けられた左右一対
のサイドジャッキで、側方に伸縮可能にされている。
【0012】前後部支持枠9,10の間には、左右一対
のラテラルガイドレール15が架設され、該レール15
に沿ってカッター16が移動可能に設けられている。す
なわち、カッター16は左右一対の架台17を備え、該
架台17はガイド溝15aに沿って走行可能な複数の走
行車輪18を有し、これらの架台17,17がクロスガ
イドレール19で連結されている。この場合、カッター
16の移動手段として、例えば走行モータを介して架台
17を自走させるか、または移動ジャッキを介して架台
17を移動させる方法が採られる。
【0013】クロスガイドレール19は矩形断面に形成
され、該レール19に略逆U字形断面のカッターボデー
20が摺動可能に嵌合され、該ボデー20の下部に、カ
ッター横移動用の油圧モータ等のアクチュエータ21が
設けられ、その駆動ギヤ22が、クロスガイドレール1
9の下端面に突設したラック23に噛合している。カッ
ターボデー20の上部には、カッターアーム旋回用の油
圧モータ等のアクチュエータ24が設けられ、その駆動
ギヤ25がカッターアーム旋回用リングギヤ26に噛合
している。
【0014】カッターアーム旋回用リングギヤ26は、
カッターボデー20の後部に回動可能に取付けられ、該
リングギヤ26にアームホルダ27が固定されている。
アームホルダ27は中空の四角柱状に構成され、該ホル
ダ27の内部にカッターアーム28が上下方向に摺動可
能に嵌合し、かつトンネル1の下部、つまりインバート
1cの円周方向に旋回可能にされている。
【0015】カッタアーム28の上部内には、駆動モー
タ29と減速機30とが設けられ、その動力を左右一対
のカッタードラム31に伝えている。カッタードラム3
1は、カッターアーム28の下端部の両側に回転可能に
支持され、これは図示のように円錐台形状若しくは円錐
形をしていて、インバート1cの曲率に合わせて切削可
能にしている。図中、32はインバート1cの敷コンク
リートである。
【0016】アームホルダ27の後部上端には、カッタ
ーアーム昇降ジャッキ33が上向きに取付けられ、その
ピストンロッド34の上端が、カッタアーム28の上端
に突設したブラケット35に回動可能に連結されてい
て、敷コンクリート32に対するカッタードラム31の
切削量hおよび曲率を設定可能にしている。
【0017】前記カッター16は後述のコンピュータに
よって作動を制御され、その自動切削を可能にしてい
る。すなわち、コンピュータは後述の電気制御装置に設
置され、該コンピュータにはインバート1cの切削位置
に応じたカッターアーム28の旋回角度と、クロスガイ
ドレール19上におけるカッターボデー20の位置と、
該アーム28の設定長との相関情報が記憶され、これら
の情報に基づいて、実際に切削すべきトンネル1とイン
バート1cとの断面形状と、切削開始位置、切削量hお
よび切削速度、トンネル1の軸方向に沿う切削距離等の
入力を条件に、アクチュエータ21,24の回動角度お
よび回転数と、カッターアーム昇降ジャッキ33の伸縮
量と、走行モータ若しくは移動用ジャッキの作動量を演
算し、それらに演算結果を制御信号として出力可能にし
ている。
【0018】図中、36は被切削部であるインバート1
cの敷コンクリート32に形成した切削溝、37はラテ
ラルガイドレール15の前後部下端に装着したアウトリ
ガーで、上下方向に伸縮可能にされている。38は前部
本体3上に設けた運転席、39はコンピュータを装備し
た電気制御装置、40は後部本体4上に設けた油圧装
置、41,42は前後部支持枠9,10の内側端面に固
定した略逆U字形の連結枠で、ラテラルガイドレール1
5の前後端部を連結している。
【0019】一方、前後部本体3,4と架枠3a,4
a、および前後部支持枠9,10と連結枠41,42
は、切削装置2の前後方向の中心線Lを境に二分可能に
され、それらの接合端面は締付ボルト等のネジ締結手段
を介して連結されていて、それらの間に単一のスペーサ
43〜46を介挿して、左右一対の前後部本体3,4等
の間隔を調整可能にしている。
【0020】この場合、クロスガイドレール19は左右
分割不可能に構成され、前記ラテラルガイドレール1
5,15の間隔変化に対し、それらの寸法に対応する種
々の長さのものが用意され、かつそれらの断面形状は同
形に形成されていて、カッターボデー20の摺動の円滑
化と共用化を図るとともに、該ボデー20に固定したア
ームホルダ27と、カッターアーム28との共用化を図
っている。
【0021】各スペーサ43〜46は同厚に形成され、
それらの形状は介挿すべき前後部本体3,4、架枠3
a,4a、前後部支持枠9,10、連結枠41,42の
各断面形状と同形状に形成されていて、それらに複数の
ボルト挿通孔(図示略)を設けている。なお、前後部本
体3,4と架枠3a,4a、および前後部支持枠9,1
0と連結枠41,42の間に、単一のスペーサ43〜4
6を介挿する代わりに、各間に複数のスペーサ43〜4
6を介挿してもよく、そのようにすることでスペーサ4
3〜46の小型軽量化を図れ、その着脱作業が容易にな
る。
【0022】このように構成したトンネルのインバート
切削装置は、後述のようにインバート部専用の切削装置
であるから、アーチ部1aや側壁1bの切削を兼ねる従
来の切削装置に比べて、カッターアーム28の短小化と
アクチュエータ21,24の小能力化を図れ、この種切
削装置の小型化と製造コストの低廉化を図れる。
【0023】次に上記切削装置を使用して、トンネル1
の損傷したインバート1cを切削する場合は、クローラ
5,6を駆動して切削装置2をトンネル1内に搬入し、
これが所定位置に移動したところで、上記装置2を停止
する。この後、各アウトリガー37を伸長作動し、切削
装置2をインバート1c上にジャッキアップし、また各
サイドジャッキ14を伸長作動して、切削装置2をトン
ネル1内に保持する。
【0024】この場合、トンネル1が図2のように平面
的に曲進しているときは、切削装置2を停止し、一方ま
たは両方の調整シリンダ11,12を作動し、その伸縮
量を適宜加減して、該シリンダ11,12に連係するタ
ーンテーブル7,8を所定方向へ適宜回動する。
【0025】このようにすると、前後部支持枠9,10
がターンテーブル7,8と同動し、これにラテラルガイ
ドレール15,15が同動して、該ガイドレール15,
15が前後部本体3,4と平面的に屈曲し、トンネル1
の多様な曲線に対応して、切削装置2を搬入かつ移動可
能にする。
【0026】この後、電気制御装置39に装備したコン
ピュータに、切削すべきトンネル1とインバート1cと
の断面形状、切削開始位置、実施例ではインバート1c
のコーナー部1dの位置と、切削量h、切削速度、トン
ネル1の軸方向の切削距離等の情報を入力する。
【0027】コンピュータは、予め記憶したインバート
1cの切削位置に応じたカッターアーム28の旋回角度
と、クロスガイドレール19上におけるカッターボデー
20の位置と、該アーム28の設定長との相関情報に基
いて、上記入力情報を条件に、アクチュエータ21,2
4の回動角度および回転数と、カッターアーム昇降ジャ
ッキ33の伸縮量と、走行モータ若しくは移動用ジャッ
キの作動量を演算し、その演算結果をそれらに制御信号
として出力する。
【0028】このうち、上記制御信号がアクチュエータ
21に入力されると、該アクチュエータ21が駆動し、
その駆動ギヤ22が回動して、該ギヤ22がこれと噛合
するラック23に沿って移動し、アクチュエータ21が
これに同動する。このため、アクチュエータ21と一体
のカッターボデー20が、クロスガイドレール19に沿
って移動し、これが制御信号相当分移動したところで停
止する。
【0029】また、アクチュエータ24に上記制御信号
が入力されると、該アクチュエータ24が駆動し、その
駆動ギヤ25が回動して、該ギヤ25と噛合するカッタ
ーアーム旋回用リングギヤ26が回動し、該ギヤ26と
一体のアームホルダ27がこれに同動する。
【0030】このため、アームホルダ27に嵌合したカ
ッターアーム28が、トンネル1の円周方向に旋回し、
これが制御信号相当分移動したところで、つまり切削開
始位置に対応する位置に旋回したところで、停止する。
この状況は図3のようで、一方のカッタードラム31の
先端がインバート部1cのコーナ部1dに位置付けられ
る。
【0031】更に、カッターアーム昇降ジャッキ33に
制御信号が入力されると、該ジャッキ33が伸縮作動
し、そのピストンロッド34を介してカッターアーム2
8が制御信号分昇降して、該アーム28の下端のカッタ
ードラム31の切削量hを設定したところで、停止す
る。この場合、上記昇降ジャッキ33への信号入力と前
後して、駆動モータ29と減速機30に駆動信号が入力
され、これらが駆動して、その動力をカッタードラム3
1,31に伝え、該ドラム31,31を同期回転させて
切削可能にする。
【0032】そして、このような状況の下で走行モータ
若しくは移動用ジャッキ(図示略)に制御信号が入力さ
れると、これが駆動して一対の架台17がガイド溝15
aに沿って移動し、これにカッター16が同動して切削
を開始する。すなわち、カッター16は、一方のカッタ
ドラム31を切削開始位置であるインバート1cのコー
ナー部1dに位置付け、前記設定した切削量hとカッタ
ーアーム28の旋回角度を維持して、トンネル1の軸方
向に設定速度で移動し、これが所定距離移動したところ
で、実施例では走行車輪18が前後部支持枠41,42
に当接する直前位置までの最大移動距離を限度に移動し
て、停止する。
【0033】この場合の切削状況は、インバート1cの
コーナー部1dを起点にして、カッタードラム31,3
1による切削溝36,36が、トンネル1の円周方向に
離間して形成され、かつこれらの溝36,36がトンネ
ル1の軸方向に所定距離形成されていて、このうちコー
ナー部1dに位置する切削溝36の内面は、インバート
1cの凹状曲面と法線方向に形成される。
【0034】こうしてカッター16の移動が停止する
と、当該部の切削が終了し、その信号がコンピュータに
入力される。コンピュータは、この後カッターアーム昇
降ジャッキ33に制御信号を送り、該ジャッキ33を伸
長作動させてカッターアーム28を引き上げ、カッター
ドラム31,31を切削溝36,36から引き抜く。
【0035】次にコンピュータは、アクチュエータ2
1,24に制御信号を送り、このうちアクチュエータ2
1を駆動して駆動ギヤ22を回動し、該ギヤ22をこれ
と噛合するラック23に沿って移動させ、アクチュエー
タ21とカッターボデー20を、クロスガイドレール1
9に沿って図3上左方へ移動させ、これらを制御信号相
当、つまり1ピッチ分移動させて停止する。
【0036】また、アクチュエータ24を駆動して駆動
ギヤ25を回動し、該ギヤ25と噛合するカッターアー
ム旋回用リングギヤ26を回動させて、該ギヤ26と一
体のアームホルダ27を同動させ、カッターアーム28
をトンネル1の円周方向に図3上時計方向へ旋回し、こ
れを制御信号相当分旋回させ、次期切削開始位置に位置
付けて停止する。
【0037】実施例では、カッタードラム31,31を
トンネル1の円周方向中央側へ、上記ドラム31の略1
個幅相当分移動し、一方のカッタードラム31を切削溝
36,36の間の未切削部の直上に位置させ、他方のカ
ッタードラム31を中央側の切削溝36の隣接位置直上
に位置付ける。
【0038】この後、カッターアーム昇降ジャッキ33
を縮小作動し、そのピストンロッド34を介して、カッ
ターアーム28を制御信号分引き下げ、カッタードラム
31の切削量を前述と同量hに設定して、停止する。こ
の場合、駆動モータ29と減速機30とは駆動を続行し
ていて、カッタードラム31の切削が可能である。
【0039】そして、このような状況の下でコンピュー
タは走行モータ若しくは移動用ジャッキ(図示略)を逆
転駆動し、カッター16を復動させて切削を開始する。
すなわち、カッター16は、一方のカッタドラム31で
切削溝36,36間の未切削部を切削し、他方のカッタ
ードラム31で中央側の切削溝36の隣接位置を切削
し、これが原位置に移動したところで停止する。
【0040】この場合の切削状況は、切削溝36,36
間の未切削部が切削され、また中央側の切削溝36の隣
接位置が切削されて、トンネル1の円周方向がカッター
ドラム31の4個幅相当分切削され、かつこの切削溝3
6がトンネル1の軸方向に形成される。
【0041】こうして、カッター16が原位置に復帰し
て移動を停止すると、コンピュータは前述と同様に、カ
ッターアーム昇降ジャッキ33と、アクチュエータ2
1,24の作動を制御し、カッタードラム31,31を
次期切削位置に位置付け、カッター16を往動させてイ
ンバート1cを切削する。以後、これらの作動を繰り返
して、インバート1cの全面を切削する。
【0042】このように、この切削装置はインバート1
cのみを切削する専用機であるから、トンネル1のアー
チ部1aと側壁1bまたは全周面を切削する装置に比べ
て、コンピュータによる各部の位置設定や位置調整が迅
速かつ容易で、コンピュータを駆使した自動切削に好適
であるとともに、カッター16をトンネル1の軸方向に
広範囲に移動して切削しているから、これをトンネル1
の円周方向に切削する場合に比べて、1工程当たりの切
削範囲を広く設定でき、切削速度の高速化と工期の短縮
化を図れる。
【0043】また、円錐台形のカッタードラム31を使
用しているから、円筒形のカッタードラムに比べて、一
般に凹状曲面を呈するインバート1cの切削に馴染み易
く、その種々の曲率の切削に容易に応じられる。しか
も、上記カッタードラム31の切削量を適宜設定して切
削量を調整し得るから、従来のジャイアントブレーカー
のように被切削部を全部取り壊してしまう工法に比べ
て、工事が大掛かりにならずに済み、また従来のチィッ
ピングハンマのように切削厚を大きく取れない工法に比
べて、切削能率が良く工期の短縮化を図れる。
【0044】こうして、インバート1cの全面を切削
後、上記切削部に敷コンクリート32を打ち込めば、一
連の補修作業が終了する。この場合、前述のようにイン
バート1cのコーナー部1d,1dに位置する切削溝3
6の内面が、インバート部表面と法線方向に正確に形成
されているから、円筒形のカッタードラムをトンネル1
の円周方向に切削する従来の切削法に比べ、コーナー部
1d,1dをトンネル力学的に有効な角形に成形する後
作業を要しない。
【0045】そして、上記コンクリート32の固化後、
インバート1cに作用するトンネル1の円周方向に作用
する応力、つまり軸応力に十分耐えられ、これがすべり
を生じない強固なインバート1cを形成する。
【0046】なお、トンネル1が大断面でインバート1
cの幅が広い場合は、例えば切削装置2の搬入前に、運
転席38や電気制御装置39および油圧装置40を取外
し、前後部本体3,4の上面を開放した後、通しボルト
等の締付けボルトを緩めて、左右一対の前後部本体3,
4と架枠3a,4a、および前後部支持枠9,10と連
結枠41,42を分割し、それらの間にインバート1c
の幅に対応する所要長さの各スペーサ43〜46を介挿
し、これらを締付けボルトで連結後、前後部本体3,4
の上面に運転席38、電気制御装置39および油圧装置
40を取付ける
【0047】この場合、寸法変更後のラテラルガイドレ
ール15,15の間隔に応じて、当該間隔に対応する長
さのクロスガイドレール19を用意し、その両端に架台
17,17を取付ける。
【0048】そして、上記架台17,17をガイド溝1
5a,15aに収容するとともに、架台17,17の間
に連結したクロスガイドレール19にカッターベース2
0を装着し、該ベース20にカッターホルダ27、カッ
ターアーム28、カッタードラム31等のカッター16
の主要部を組み付ける。これらのカッター16の構成部
材は、クロスガイドレール19を除いて共用している。
【0049】こうして組み付けた切削装置2は図5のよ
うで、左右一対の前後部本体3,4と架枠3a,4a、
および前後部支持枠9,10と連結枠41,42とが、
スペーサ43〜46の介在分幅広になり、左右一対のク
ローラ5,6やサイドジャッキ14、アウトリガー37
等の間隔も幅広になる。また、これに伴って長尺なクロ
スガイドレール19が使用され、該レール19に沿うカ
ッター16の移動範囲が広がることで、幅広なインバー
ト1cの切削に応じられる。
【0050】
【発明の効果】本発明のトンネルのインバート切削装置
は以上のように、走行手段を備えた前後部本体を離間し
て配設し、これら前後部本体の間にラテラルガイドレー
ルを架設し、該レールに沿ってカッターをトンネルの進
行方向に移動可能にするとともに、該カッターをトンネ
ル下部の円周方向に旋回させたから、構成が簡潔で低廉
なインバート専用の切削装置を提供できるとともに、被
切削部の全部を取り壊わす従来のジャイアントブレーカ
に比べて、工事が大掛かりにならずに済み工費を低減で
きる一方、切削量が浅い従来のチッピングハンマに比べ
て、切削量の増量を図れ、しかも1工程当たりの切削範
囲を広く確保することができる。また、本発明は、カッ
ターをラテラルガイドレールと直交方向に移動可能にし
たから、カッターをトンネルの幅方向に移動することが
できる。更に、本発明は、上下動可能なカッターアーム
の下端に一対のカッタードラムを回転可能に支持したか
ら、インバートのコーナ部を確実に形成することがで
き、このための後切削を省略することができる。本発明
は、前後部本体にラテラルガイドレールの一端を支持す
る前後部支持枠を設け、該支持枠を水平方向に回動可能
に設けたから、トンネルの曲進部に切削装置を搬入で
き、種々の曲線のトンネルに適用することができる。ま
た、本発明は、カッタードラムを円錐形または円錐台形
に形成したから、インバートの種々の曲率に合わせて切
削することができる。更に、本発明は、切削装置を前後
方向の中心線と平行に分割可能にしたから、種々の幅の
インバート部の切削に対応することができる。本発明
は、切削装置を前後方向の中心線と平行に分割し、その
各接合部の間にスペーサを介挿して連結したから、幅広
なインバート部の切削に対応することができる。しか
も、本発明は、カッターをラテラルガイドレールと直交
方向に移動可能に支持するクロスガイドレールを設け、
該クロスガイドレールを分割不可能に構成し、各種長さ
のクロスガイドレールを選択的に使用したから、各種幅
のインバートの切削に対応できるとともに、カッターの
円滑な移動を図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図で、トンネル内
に搬入した状況を示している。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明によるインバートの切削開始状況を示す
断面図である。
【図4】本発明によるインバートの切削中途状況を示す
断面図である。
【図5】本発明を幅広のインバートの切削に適用した断
面図である。
【符号の説明】
1 トンネル 1c インバート 2 切削装置 3 前部本体 4 後部本体 5,6 走行手段(クローラ) 9 前部支持枠 10 後部支持枠 15 ラテラルガイドレール 16 カッター 19 クロスガイドレール 28 カッターアーム 31 カッタードラム 43〜46 スペーサ L 中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高 木 敏 雄 岐阜県本巣郡糸貫町数屋852 (72)発明者 菱 田 博 之 岐阜県羽島市竹鼻町狐穴1237−1 (72)発明者 青 木 義 治 埼玉県加須市馬内541−3 (72)発明者 杉 山 潤 岐阜県羽島郡笠松町県町30−1 (72)発明者 高 橋 理 東京都昭島市中神町1282ー2ー203 (72)発明者 牧 泰 造 三重県四日市市桜花台1ー52ー8 (72)発明者 澤 田 欽 次 愛知県名古屋市中川区鳶元町2ー62 (72)発明者 ▲吉▼池 章 愛知県春日井市中央台7−14−10 (72)発明者 井 上 昭 栄 愛知県春日井市藤山台10−12−2

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行手段を介してトンネル内を移動可能
    な本体と、トンネルの円周方向に旋回可能なカッタード
    ラムを有するカッターを備えたトンネルのインバート切
    削装置において、走行手段を備えた前後部本体を離間し
    て配設し、これら前後部本体の間にラテラルガイドレー
    ルを架設し、該レールに沿ってカッターをトンネルの進
    行方向に移動可能にするとともに、該カッターをトンネ
    ル下部の円周方向に旋回させたことを特徴とするトンネ
    ルのインバート切削装置。
  2. 【請求項2】 カッターをラテラルガイドレールと直交
    方向に移動可能にした請求項1記載のトンネルのインバ
    ート切削装置。
  3. 【請求項3】 上下動可能なカッターアームの下端に一
    対のカッタードラムを回転可能に支持した請求項1記載
    のトンネルのインバート切削装置。
  4. 【請求項4】 前後部本体にラテラルガイドレールの一
    端を支持する前後部支持枠を設け、該支持枠を水平方向
    に回動可能に設けた請求項1記載のトンネルのインバー
    ト切削装置。
  5. 【請求項5】 カッタードラムを円錐形または円錐台形
    に形成した請求項1記載のトンネルのインバート切削装
    置。
  6. 【請求項6】 切削装置を前後方向の中心線と平行に分
    割可能にした請求項1記載のトンネルのインバート切削
    装置。
  7. 【請求項7】 切削装置を前後方向の中心線と平行に分
    割し、その各接合部の間にスペーサを介挿して連結した
    請求項6記載のトンネルのインバート切削装置。
  8. 【請求項8】 カッターをラテラルガイドレールと直交
    方向に移動可能に支持するクロスガイドレールを設け、
    該クロスガイドレールを分割不可能に構成し、各種長さ
    のクロスガイドレールを選択的に使用した請求項6記載
    のトンネルのインバート切削装置。
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WO2002050401A1 (fr) * 2000-12-19 2002-06-27 Oishi International Syscom Co., Ltd. Tete de coupe et excavatrice de roche
JP2009024443A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Tokyu Construction Co Ltd 掘削機付インバート桟橋

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JPH04108999A (ja) * 1990-08-29 1992-04-09 Tokyu Constr Co Ltd トンネル修復用切削装置

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