JPH08218090A - 柑橘類の圧搾精油抽出装置 - Google Patents

柑橘類の圧搾精油抽出装置

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JPH08218090A
JPH08218090A JP7220495A JP7220495A JPH08218090A JP H08218090 A JPH08218090 A JP H08218090A JP 7220495 A JP7220495 A JP 7220495A JP 7220495 A JP7220495 A JP 7220495A JP H08218090 A JPH08218090 A JP H08218090A
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JP
Japan
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essential oil
main body
packing
rollers
roller
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JP7220495A
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English (en)
Inventor
Osamu Saito
修 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 柑橘類の外皮に含まれる精油を圧搾抽出する
際に、少ない材料からでもムダなく効率的に収集するた
め、装置の提供。 【構成】 上部本体は、水量調節槽5、材料入口6であ
る。溝付ローラー3は、ローラー軸受け用パッキンを介
して、2つのローラー軸受けにはさまれ固定され、ロー
ラー3の凸端頂には、ローラー回転用ギヤ7がギヤ空転
防止用針金、座金およびローラー・ギヤ固定用およびロ
ーラー回転用ボルト8で固定される。該本体上部はパッ
キンを介して下部本体9と連結され、9の側面にある圧
搾済の材料の取出口10は、圧搾済材料の取出口フタに
よって閉鎖されている。精油を取り出すための装置は、
シリコン栓にさしこまれた精油取出用注射針、吸引用注
射筒と針、弁用管ならびに精油ため用試験管とから構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は柑橘類の外皮に含まれ
る精油を家庭用や学校の実験用として、比較的小規模に
作成する場合を想定してなされたものである。空気中で
柑橘類の外皮を圧搾するとき、器具等に精油分が付着し
ロスが多い。本発明品では精油が水に浮く性質を利用
し、圧搾抽出のすべての過程を本体内に充てんした冷水
中で行うことによって、この問題を解決した。これによ
ってごくわずかの材料からでも貴少な精油をムダなく、
かつ効率的に収集することができるようになった。以下
にその詳細を述べる。
(イ) 請求項1で述べたとおりに本装置を組立て、内
部にすきまなく冷水を満たす。冷水に混ぜて氷を入れて
もよい。
(ロ) 柑橘類の外皮を材料入口(6)から入れる。同
時に下側のローラー・ギヤ固定用およびローラー回転用
ボルト(8)にとりつけた市販のハンドルをゆっくり回
す。外皮は2つのローラーの間で圧搾され、液がしぼり
出されるが、比重の小さい精油分は即座に細かい油滴と
なって水中を上昇し、フタ(1)の下に徐々にたまって
いく。
(ハ) 外皮の投入にともなって水量調節槽(5)の水
面が上昇するが、それはそのつどスポイド等ですいとっ
てすてる。
(ニ) フタ(1)の下に精油がたまったら、精油をと
り出すための装置(図4)を使って精油を集める。すな
わち、弁用管(29)のゴム管部分を指で強くつまむ
か、あるいは折りたたむかして管を閉じ、吸引用注射筒
(24)のピストンを引くと精油ため用試験管(23)
の中に精油が流れこんでくる。(24)のピストンを引
ききったら(29)を開いてピストンをおし戻す。この
操作をくり返せば連続して精油を収集できる。
(ホ) (23)が精油でいっぱいになったら、新たに
空の試験管ととりかえる。
(ヘ) 下部本体(圧搾済の材料を一時貯蔵する槽)
(9)が圧搾済の外皮でいっぱいになったら、一旦たま
った精油を(ニ)の要領ですべて(23)に収集し、そ
の後、圧搾済材料の取出口フタ(19)をはずして、圧
搾済の材料の取出口(10)から水とたまった外皮をと
り出し再び(19)をとりつける。
(ト) 再び(イ)の操作からくりかえす。
(チ) なお(23)に収められた精油中に混入した水
や浮遊物は、ろ過や遠心分離機にかけて除去する。(こ
れは本発明品の機能とは関係ない)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の全体の斜視図。ただし精油を取り出
すための装置は描いていない。
【図2】本発明品の主要部分を透視した全体の斜視図図
中の寸法は試作品のものであるが、実用化に際しては特
に制限はない。
【図3】縦断面の分解構造図
【図4】精油を取り出すための装置と使用例の平面図
【図5】図3とは向きを異にした主に本体上部の縦断面
と使用例の平面図
【図6】本体上部の透視した斜視図
【符号の説明】
1はフタ 2はフタ用パッキン 3は溝付ローラー 4は精油取出口 5は水量調節槽 6は材料入口 7はローラー回転用ギヤ 8はローラー・ギヤ固定用およびローラー回転用ボルト 9は圧搾済の材料を一時貯蔵する槽(下部本体) 10は圧搾済の材料の取出口 11は凸型ローラー軸
受け(パッキン付) 12はローラー軸受け用パッキン 13は凹型ローラー軸受け(パッキン付) 14はギ
ヤ空転防止用針金 15は座金 16はボルト 17はナット 18は精油取出口用シリコン栓 19は圧搾済材料の
取出口フタ 20は圧搾済材料の取出口フタ用パッキン 21は精
油取出用注射針 22はシリコン栓 23は精油ため用試験管 24は吸引用注射筒と針 25は材料誘導用ツメ 26は圧搾済材料まきこみ防止用ツメ 27はひっか
かり防止用ツメ 28は材料(柑橘類の外皮) 29は弁用管 30
は上部本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.本体上部の構造 (図3.図2.図
    6参照) (イ) 上部本体(30)に凸型ローラー軸受け(パッ
    キン付)(11)をはめこみ、ボルト(16)とナット
    (17)で固定する。シリコン製のローラー軸受け用パ
    ッキン(12)を(11)の凸部分にとりつける。 (ロ) すべり止め用かつ圧搾の効果増加用の溝を切っ
    た一組のステンレス製の溝付ローラー(3)のそれぞれ
    の凹端を(イ)で(30)に固定した(11)の凸部分
    にはめこむ。この時(3)の凹内に、潤滑剤として白色
    ワセリンをぬっておく。 (ハ) (3)の凸部分にも白色ワセリンを塗り、それ
    ぞれにパッキン(12)を装着する。そして凹型ローラ
    ー軸受け(パッキン付)(13)を2つの(3)の凸部
    分にとおしながら、(30)にはめこみ、これもボルト
    (16)とナット(17)で固定する。 (ニ) 次いで(3)の凸部頂にそれぞれローラー回転
    用ギヤ(7)をのせ、それぞれにギヤ空転防止用針金
    (14)と座金(15)をとりつけ、ローラー・ギヤ固
    定用およびローラー回転用ボルト(8)を(3)の凸部
    頂中央にあるネジ穴にねじこみ、(7)、(14)、
    (15)ごと(8)で(3)に固定する。 (ホ) 2つのローラー(3)の間隔は、(11)、
    (13)の軸受け部分の間隔を異にしたものを数組用意
    しておくことによって変える。 B.本体下部の構造 (図3.図2参照) (ヘ) 下部本体(圧搾済の材料を一時貯蔵する槽)
    (9)に、圧搾済材料の取出口フタ用のパッキン(2
    0)をはさんで圧搾済材料の取出口フタ(19)をとり
    つけ、ボルト(16)とナット(17)で固定する。 C.本体上部と本体下部の組立て (図3.図2参
    照) (ト) パッキンをはさんで本体上部と本体下部とを合
    わせ、ボルト(16)とナット(17)で固定する。 D.精油を取出すための装置 (図4参照) (チ) シリコン栓(22)に精油取出用注射針(2
    1)・吸引用注射筒(24)・弁用管(29)を取りつ
    け、(22)に精油ため用試験管(23)をはめこむ。
    (21)は精油取出口用シリコン栓(18)にさしこま
    れる。 E.使用にあたっての準備 (リ) 上部本体(30)に、フタ用パッキン(2)を
    はさんでフタ(1)をパチンととりつける。 (ヌ) 精油を取り出すための装置(D)は、精油取出
    口(4)に(18)がはめこまれることによって本体と
    連結される。 (ル) 水量調節槽(5)と材料入口(6)から本体内
    部に冷水を注ぎこむ。このとき、本体を傾けることによ
    って、上部フタ(1)のところまで完全に水を入れるこ
    とができる。 (ヲ) 2つのローラー・ギヤ固定用およびローラー回
    転用ボルト(8)のうち、下側の方に市販のハンドルを
    取りつけて準備完了。 F.その他 (図5参照) (ワ) 上部本体(30)の内部には材料をスムーズに
    移動させるために、材料誘導用ツメ(25)・圧搾済材
    料まきこみ防止用ツメ(26)・ひっかかり防止用ツメ
    (27)がそれぞれ3列づつ設けてある。 (カ) 上部本体(30)と下部本体(9)、フタ
    (1)、両ローラー軸受け(11)・(13)、および
    (19)のフタはすべて透明なプラスチック板でできて
    いる。
JP7220495A 1995-02-14 1995-02-14 柑橘類の圧搾精油抽出装置 Pending JPH08218090A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI571297B (zh) * 2014-12-29 2017-02-21 建國科技大學 柑橘類精油冷壓萃取機
JP2018016693A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 株式会社 沖縄リサーチセンター 精油及びポリメトキシフラボノイド含有固形物の製造方法
CN108251217A (zh) * 2018-01-29 2018-07-06 蔡素真 一种橘皮精油生产用机械压榨工艺处理系统
CN114228235A (zh) * 2021-12-20 2022-03-25 江西高安建发油脂有限公司 一种榨油机
CN114686304A (zh) * 2020-12-29 2022-07-01 江苏彪发化妆品有限公司 一种化妆品植物精油提取装置

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