JPH08217375A - 消波ブロック撤去方法及び撤去用グラブバケット - Google Patents

消波ブロック撤去方法及び撤去用グラブバケット

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JPH08217375A
JPH08217375A JP4643395A JP4643395A JPH08217375A JP H08217375 A JPH08217375 A JP H08217375A JP 4643395 A JP4643395 A JP 4643395A JP 4643395 A JP4643395 A JP 4643395A JP H08217375 A JPH08217375 A JP H08217375A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グラブバケットの重量より少ない直巻き能力
のクレーンを使用し、しかも、グラブバケットの掴み力
を保持して行うようにした消波ブロック撤去方法及び撤
去用グラブバケットを提供する。 【構成】 バケット本体10のアッパーフレーム11の
上面に複数の吊支用シーブ18,19を配設し、吊支用
シーブ18,19とクレーン27の先端に設けた複数の
シーブ28との間で支持ワイヤー12及び開閉ワイヤー
13をそれぞれ配索し、支持ワイヤー12の端部をアッ
パーフレーム11に連結する一方、アッパーフレーム1
1の下面とロワーフレーム15の上面にそれぞれ複数、
かつ、同数のシーブ20からなる上部シーブブロック2
1及び下部シーブブロック26を配設し、上部シーブブ
ロック21と下部シーブブロック26間に開閉ワイヤー
13を順次捲回し、開閉ワイヤー13の端部をアッパー
フレーム11又はロワーフレーム15に連結して構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消波ブロック撤去方法及
び撤去用グラブバケットに関し、特には港湾や河川の内
外に設置した各種消波ブロックの撤去を作業船等のクレ
ーンに吊支したグラブバケットを使用して行うに際し、
グラブバケットの重量より少ない直巻能力のクレーンを
使用し、しかも、グラブバケットの掴み力を保持して行
うようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】港湾や河川の内外に設置したテトラポッ
ド等の各種消波ブロックは、港湾整備、埋め立て、新規
構造物の構築等に際して、若しくは風水害によって損傷
した場合等において、撤去する必要がある。
【0003】従来、水中における消波ブロックの撤去作
業は、潜水夫が消波ブロックの一つ一つにワイヤーを掛
け回す玉掛けをしながら作業船のクレーンで吊り上げ撤
去している。しかしながら、潜水夫の玉掛け作業は、外
海に面する水域では常に波浪があり、その波浪により常
時水中が濁っているから消波ブロックの確認ができない
ために手探りで作業を行うとともに、潜水夫が消波ブロ
ックに激突したり、消波ブロック間に挟まれたりするな
どの危険が伴い、玉掛け作業が著しく制約されるために
施工及び安全面から困難性が多く、作業効率も悪い。
【0004】そこで、潜水作業を伴うことなく消波ブロ
ックの撤去作業を行えることが斯界の強い要望となって
いる。そのため、テトラポッド撤去用として特別に工夫
されたグラブバケット状の掴み装置が提供されている。
これは図7に示すように、テトラポッド1の形態の特異
性に鑑みて、その4本の角(つの)1bを突出させてい
る略球形の胴部1aを掴むための3本のアーム3をそれ
ぞれ油圧シリンダー4にて開閉可能に配置してなるグラ
ブバケット状の装置5であって、図8に示すように、作
業船又は岸壁6に配設したクレーン7で吊支してテトラ
ポッド1を掴持し吊り上げ撤去するものである。
【0005】しかしながら、この装置によれば、水中に
あるテトラポッドを黙視確認して掴み作業を行うもので
はないから、水中にあるテトラポッドの位置探索と、テ
トラポッド1の角1bを探索して胴部1aを掴むための
アーム3の開閉操作が、全てオペレーターの勘に頼らざ
るを得ないことになり、したがって経験と熟練を要して
結局作業能率が著しく向上するとは言い難い。さらに、
テトラポッド撤去専用として作成されたものであるか
ら、テトラポッド以外の対象物の場合には使用できない
し、その分不経済である。
【0006】そのため、浚渫作業等に用いるグラブバケ
ットをクレーンで吊支した作業船等で撤去作業を行うこ
とが簡便容易な方法であると考えられるが、浚渫作業に
用いられるグラブバケットはグラブの数が多くて、しか
もグラブ3間に隙間がないためにテトラポッド1を掴む
のに適しているとは言い難く、そのままでは使用できな
い面がある。しかし、グラブバケットの中には、土砂を
掴むのでなく岩石等の固形物を掴むことを目的として作
成されたオレンジピールバケットがある。
【0007】従来におけるオレンジピールバケットは、
図9に示すように、バケット本体10のアッパーフレー
ム11に2本の支持ワイヤー12がそれぞれ連結されて
クレーン40に吊支され、かつ、クレーン40から垂下
した2本の開閉ワイヤー13が4枚のシーブ14からな
る上部シーブブロック8と下部シーブブロック9間に巻
回されてそれらの端部はロワーフレーム15に係止41
されている。シーブブロック8,9は左右二つに分割さ
れている。ロワーフレーム15はその周方向へ等間隔で
配設された6本のグラブ16をそれぞれ回動可能に軸支
し、このグラブ16とアッパーフレーム11が6本のリ
ンクロッド17を介して回動可能に連結されている。
【0008】したがって、支持ワイヤー12を上げ下げ
することによりバケット本体10を昇降させることがで
きるとともに、開閉ワイヤー13を同時に等長で上げ下
げすることにより、グラブ16が開閉する。そのため、
バケット本体10をテトラポッド1が設置されている水
中に下降させグラブ16を開いて一つ一つ掴むことがで
きる。なお、この場合のグラブバケット自重(W)の閉
め力(F)の計算は以下のようである。 ワイヤーロープ1本の張力=W/2 アッパーフレーム巻掛け数=8 F=W/2×8=4W
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グラブ
バケットを吊支する作業船のクレーンは支持ロープの自
重プラス消波ブロックを吊り上げる直巻能力が要求され
る。また、グラブバケットの掴み力はクレーンの吊り荷
重となる。
【0010】そこで、グラブバケットの自重を容量の大
きい、自重の重いものを使用すればそれに応じてクレー
ンの直巻能力を増大させなければならない。そうする
と、クレーン及び作業船の大型化を招来させることにな
り、これでは急遽的な対応ができず、また、経済的負担
が大きくなる。
【0011】さらには、クレーンをリースする場合にお
けるリース料も大きく増加せざるを得ない。例えば、直
巻能力20tのクレーンの1日当たりのリース料が略5
0万円とすると、直巻能力40tのものでは略100万
円となる。
【0012】そこで、本発明は港湾や河川の内外に設置
した各種消波ブロックの撤去を作業船等のクレーンに吊
支したグラブバケットを使用して行うことを前提とし
て、グラブバケットの重量より少ない直巻き能力のクレ
ーンを使用し、しかもグラブバケットの掴み力を保持し
て行うようにした消波ブロック撤去方法及び撤去用グラ
ブバケットを提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の消波ブロック撤去方法は、港湾や河川の内
外に設置した各種消波ブロックの撤去を作業船等のクレ
ーンに吊支したグラブバケットを使用して行うに際し、
グラブバケットの重量より少ない直巻能力のクレーンを
使用し、しかも、グラブバケットの掴み力を保持して行
うことを特徴とする。
【0014】また、本発明の消波ブロック撤去用グラブ
バケットは、グラブバケットのアッパーフレームの上面
に複数の吊支用シーブを配設し、該吊支用シーブとクレ
ーン先端に設けた複数のシーブとの間で支持ワイヤー及
び開閉ワイヤーをそれぞれ配索し、該支持ワイヤーの端
部をアッパーフレームに連結する一方、アッパーフレー
ムの下面と該アッパーフレームとリンクロッド及びグラ
ブで連結されたロワーフレームの上面にそれぞれ複数、
かつ、同数のシーブを配設し、該複数、かつ、同数のシ
ーブ間に前記開閉ワイヤーを順次捲回し、該開閉ワイヤ
ーの端部をアッパーフレーム又はロワーフレームに連結
することにより、グラブバケットの重量より少ない直巻
能力のクレーンにてグラブバケットを吊支可能としたこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成の本発明によれば、クレーンから吊支
した支持ワイヤー及び開閉ワイヤーを巻き上げ降ろしし
てグラブバケットを昇降させることにより水中に没せし
め、消波ブロックを探索し、開閉ワイヤーを操作してグ
ラブを開閉して消波ブロックを掴み、再び支持ワイヤー
を巻き上げて消波ブロックを掴持したグラブバケットを
水中から取り出して撤去する。これにより、グラブバケ
ットの重量より少ない直巻能力のクレーンを使用でき、
しかも、グラブバケットの掴み力を保持して行うことが
できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づき説明する。
図1に示すように、バケット本体10は、アッパーフレ
ーム11,リンクロッド17,ロワーフレーム15及び
グラブ16とからなり、公知のオレンジピールバケット
を改良して作成される。グラブ16は、オレンジピール
バケットとしては通例6本であるが、本発明ではグラブ
16間に隙間を形成できるように3本とし、ロワーフレ
ーム15の周方向へ等間隔で回動可能に配設されてい
る。
【0017】アッパーフレーム11の上面に一対の吊支
用シーブ18,19がそれぞれ回転自在に軸支され、ま
た、アッパーフレーム11の下面にシーブ20の複数個
を回転自在に軸支してなる上部シーブブロック21が配
設されている。吊支用シーブ18,19は、図2に示す
ように、上部シーブブロック21の上でアッパーフレー
ム11に固定したブラケット22にそれぞれ回動可能に
支持されている。23は支持ワイヤー12の端部を止着
するソケットである。
【0018】下部シーブブロック26は、図4に示すよ
うに、4個のシーブ20を同軸で回転自在に軸支した二
つのブロック25,25からなり、この二つのブロック
25,25は平面略V字形に配置されている。このよう
な配置を採ることにより、開閉ワイヤー13の捩れやも
つれを解消できる。なお、この二つのブロック25,2
5を直線状に配置してもよい。即ち開閉ワイヤー13に
捩れやもつれを生じない配置形状であればどのような配
置であってもよい。
【0019】アッパーフレーム11には図3に示すよう
に、4個のシーブ20が同軸で回転自在に軸支された二
つのブロック24,24からなる上部シーブブロック2
1が配設されている。この二つのブロック24,24は
支持軸が一直線状に配置されている。なお、この二つの
ブロック24,24を平面略V字形に配置してもよい。
即ち開閉ワイヤー13に捩れやもつれを生じない配置形
状であればどのような配置であってもよい。
【0020】なお、シーブ20,20の個数は設定する
バケットの掴み力に応じてその個数を設定するものであ
り、上記の8個のものの他、4個,6個等のものを設定
することができ、その個数には限定がない。また、シー
ブ20,20が6個以上のときは上部シーブブロック2
1及び下部シーブブロック26をそれぞれ二つのブロッ
ク24,25に分割し、その分割した二つのブロック2
4,25が平面略V字形に配置するのが開閉ワイヤー1
3に捩れやもつれを生じさせないために適当である。一
方、シーブ20,20が5個以下のときはブロック2
4,25をそれぞれ一つのものとして直線上に配置する
のが開閉ワイヤー13に捩れやもつれを生じさせないた
めに適当である。
【0021】吊支用シーブ19には、図5に示すよう
に、支持ワイヤー12が捲回され、支持ワイヤー12の
一端部はアッパーフレーム11に連結されており、これ
によりバケット本体10は上げ下げ可能に吊支されてい
る。支持ワイヤー12はクレーン27の先端に回転自在
に軸支した一対のシーブ29の外側の一方から吊支用シ
ーブ19に捲回され、吊支用シーブ18からクレーン2
7の内側のシーブ29を経てアッパーフレーム11に至
ってそこで係止30されている。
【0022】吊支用シーブ18には開閉ワイヤー13が
捲回され、開閉ワイヤー13はクレーン27の先端に回
転自在に軸支した他の一対のシーブ28を経て上部シー
ブブロック21及び下部シーブブロック26を順次捲回
した後、その端部がロワーフレーム15の上面に係止3
1されてグラブ16を開閉自在にしてある。なお、開閉
ワイヤー13の端部はアッパーフレーム11に係止して
もよい(図6参照)。即ち、開閉ワイヤー13の端部の
係止はアッパーフレーム11又はロワーフレーム15の
どちらかを選択して係止すればよいものである。
【0023】開閉ワイヤー13の捲回は、図6に示すよ
うに、係止31から下部シーブブロック26と上部シー
ブブロック21の一方のブロック24,25との間で順
次巻回して上部シーブブロック21のブロック24,2
4間で橋架して他方のブロック24,25との間で順次
捲回して下部シーブブロック26のブロック25からク
レーン27に至っている。なお、図6は開閉ワイヤー1
3の端部をアッパーフレーム11に係止した場合を示し
ている。
【0024】次に上記実施例の作用を説明すると、バケ
ット本体10の上げ下げ操作は、クレーン27のシーブ
29を介して支持ワイヤー12の巻き上げ巻き下ろしに
より行う。この場合、クレーン27の一対のシーブ29
と吊支用シーブ19を介してバケット本体10の揚重力
は1/3で済む。
【0025】そしてグラブ16の開閉操作はクレーン2
7のシーブ28を介して開閉ワイヤー13の巻き上げ及
び巻き下ろしにより行う。この場合、上部及び下部シー
ブブロック21,26のシーブ20は複数、かつ、同数
であるから、グラブ16の掴持力が向上する。
【0026】したがって、クレーン27で吊支したバケ
ット本体10を、撤去すべき消波ブロックのある水中に
降下させ、グラブ16を開いて消波ブロックを探索し、
消波ブロックの角間にグラブ16を進入させてこれを閉
じて消波ブロックを掴持し、バケット本体10を吊り上
げれば、潜水夫の玉掛け作業なくして消波ブロックを撤
去することができる。
【0027】なお、バケット本体の自重(W)による閉
める力(F)の計算は、次のようである。 ワイヤロープ1本の張力=W/3 アッパーフレーム巻き掛け数=16(シーブ及び機構の
効率を入れて増やす) F=W/3×16=5.3W サイクルタイムの計算は以下のようである。 巻き上げ速度=57m/min 巻き下げ速度=80m
/min 旋回速度=1.0rpm 計算の条件 10m巻き上げ,90度旋回,20m巻き下げ,全閉,
20m巻き上げ,90度旋回,10m巻き下げ,全開 開閉ストロークに対するロープ長=0.902×17=
15.3m サイクルタイム=(10×3/57×60+15+20
×3/80×60+15.3/57×60+20×3/
57×60+15+10×3/80×60+15.3/
80×60)/60=3.7≒4(分)
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、バケット
本体のアッパーフレームにシーブを配し、クレーンのシ
ーブ先端のシーブとの間に複数のシーブを配して、支持
ワイヤー及び開閉ワイヤーを配索することにより、グラ
ブバケットの重量より少ない直巻能力のクレーンにてグ
ラブバケットが吊支可能となる。即ち、クレーンの直巻
能力を超える重量のグラブバケットの使用が可能とな
る。
【0029】また吊支用シーブを介し、3本掛けとする
ことにより、クレーン直巻の3倍の重量(グラブバケッ
ト+消波ブロック)の吊上げが可能となるが、グラブの
掴み力が1/3となるため、上部シーブブロックと下部
シーブブロックの数を増加させることにより、掴み力が
1/3となってしまうことを防止することができる。
【0030】さらに、上部シーブブロックと下部シーブ
ブロックの間を1本の開閉ワイヤーが巻回しているの
で、ワイヤーが捩れたり、損傷しない。また、グラブが
3本のオレンジピールバケットを用いることにより、テ
トラポッド等の消波ブロックの掴持が容易となる、等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部省略正面図。
【図2】吊支用シーブの断面正面図。
【図3】上部フレームの底面図(A)及び正面図
(B)。
【図4】下部フレームの平面図(A)及び正面図
(B)。
【図5】図1の配索図。
【図6】上部シーブブロックと下部シーブブロックの配
索詳細図。
【図7】従来の消波ブロック掴持装置の正面図(A)及
び一部省略平面図(B)。
【図8】消波ブロック撤去状況の説明図。
【図9】オレンジピールバケットの説明図。
【符号の説明】
10…バケット本体 11…アッパーフレーム 12…支持ワイヤー 13…開閉ワイヤー 15…ロワーフレーム 16…グラブ 17…リンクロッド 18,19…吊支用シーブ 21…上部シーブブロック 24,25…ブロック 26…下部シーブブロック 27…クレーン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 港湾や河川の内外に設置した消波ブロッ
    クの撤去を作業船等のクレーンに吊支したグラブバケッ
    トを使用して行うに際し、グラブバケットの重量より少
    ない直巻能力のクレーンを使用し、かつ、グラブバケッ
    トの掴み力を保持して行うことを特徴とする消波ブロッ
    ク撤去方法。
  2. 【請求項2】 グラブバケットを吊支用の単索で上げ下
    げ可能にクレーンに吊支するとともに、グラブバケット
    のアッパーフレームとロワーフレームにそれぞれ複数、
    かつ、同数のシーブを配設し、該シーブ間にクレーンか
    ら吊支された開閉用の単索を捲回してグラブを開閉可能
    にしたことを特徴とする消波ブロック撤去用グラブバケ
    ット。
  3. 【請求項3】 グラブバケットのアッパーフレームの上
    面に複数の吊支用シーブを配設し、該吊支用シーブとク
    レーン先端に設けた複数のシーブとの間で支持ワイヤー
    及び開閉ワイヤーをそれぞれ配索し、該支持ワイヤーの
    端部をアッパーフレームに連結する一方、アッパーフレ
    ームの下面と該アッパーフレームとリンクロッドで連結
    されたロワーフレームの上面にそれぞれ複数、かつ、同
    数のシーブを配設し、該複数、かつ、同数のシーブ間に
    前記開閉ワイヤーを順次捲回し、該開閉ワイヤーの端部
    をアッパーフレーム又はロワーフレームに連結すること
    により、グラブバケットの重量より少ない直巻能力のク
    レーンにてグラブバケットを吊支可能としたことを特徴
    とする消波ブロック撤去用グラブバケット。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記グラブバ
    ケットはオレンジピールバケットのグラブを3本として
    アッパーフレームに周方向へ等間隔で開閉可能に配設し
    て該グラブ間に消波ブロックを掴持すべき隙間を形成で
    きる消波ブロック撤去用グラブバケット。
  5. 【請求項5】 請求項2,3又は4において、アッパー
    フレームとロワーフレームにそれぞれ回転可能に軸支さ
    れた複数、かつ、同数のシーブは、アッパーフレームの
    下部に軸支された上部シーブブロックと、ロワーフレー
    ムの上部に軸支されたシーブブロックとからなる消波ブ
    ロック撤去用グラブバケット。
  6. 【請求項6】 請求項5において、シーブが6個以上の
    ときは上部シーブブロック及び下部シーブブロックをそ
    れぞれ二つのブロックに分割し、その分割した二つのブ
    ロックが平面略V字形に配置されている消波ブロック撤
    去用グラブバケット。
  7. 【請求項7】 請求項5において、シーブが5個以下の
    ときは上部シーブブロック及び下部シーブブロックがそ
    れぞれ一つのブロックとして直線上に配置されている消
    波ブロック撤去用グラブバケット。
JP4643395A 1995-02-10 1995-02-10 消波ブロック撤去方法及び撤去用グラブバケット Expired - Lifetime JP2603208B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1293468A1 (en) * 2001-08-30 2003-03-19 Sociedad Anonima Trabajos y Obras (SATO) Grab for the recovery of blocks for use under water
KR100825300B1 (ko) * 2001-11-14 2008-04-28 주식회사 포스코 언로드 버킷 크로스 와이어 쳐짐 방지장치
JP2009107740A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Nishimuragumi:Kk バケット及びこれを用いたブロック回収方法

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JP2009107740A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Nishimuragumi:Kk バケット及びこれを用いたブロック回収方法

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