JPH08217241A - テーブルフィーダ - Google Patents

テーブルフィーダ

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JPH08217241A
JPH08217241A JP2016895A JP2016895A JPH08217241A JP H08217241 A JPH08217241 A JP H08217241A JP 2016895 A JP2016895 A JP 2016895A JP 2016895 A JP2016895 A JP 2016895A JP H08217241 A JPH08217241 A JP H08217241A
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純 小松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微粒子飼料でも粗粒子飼料でも良好に取扱う
ことができ、特に粗粒子飼料の破砕を防止できる、テー
ブルフィーダを提供すること。 【構成】 撹拌羽根33は、回転軸33aに対して表裏
いずれの状態でも取付け可能となっており、粗粒子飼料
を取扱う際の裏の状態では、特にブレード及びスクレー
パが貫通空間内の粉粒体に接触しないだけロータリーデ
ィスク32表面から離れている。ロータリーディスク3
2の貫通空間は、平面視U字形且つロータリーディスク
32の周縁に開放された形状のものであり、上縁にエッ
ジが形成されており、下開口の面積が上開口より大きな
縦断面末広がり形状のものである。分配器36は、配管
362が垂直な状態で、粉粒体輸送管35の鉛直下方に
て粉粒体輸送管35に連結して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば養魚槽に複数の
ノズルから飼料を散布する自動給餌機において用いら
れ、貯留槽内の粉粒体状の飼料を一定量ずつ取出してノ
ズルに繋がる輸送管へ供給するテーブルフィーダに関す
るものである。
【0002】
【従来技術及びその課題】テーブルフィーダは、一般
に、粉粒体の貯留槽と、貯留槽の下面に一部が貯留槽外
部に張出した状態で設けられ且つ多数の同じ大きさ及び
形状の粉粒体保持用の平面視円形の貫通空間を円周方向
等間隔に有する円板状のロータリーディスクと、貯留槽
の下面上で回転する撹拌羽根と、ロータリーディスクの
上記張出し部の上下に垂直に対向して設けられた輸送空
気供給管及び粉粒体輸送管とを備え、撹拌羽根により粉
粒体をロータリーディスクの貫通空間内に押し込み、粉
粒体を保持した貫通空間がロータリーディスクの回転に
伴なって輸送空気供給管と粉粒体輸送管との間に位置し
た時に輸送空気を供給して貫通空間内の粉粒体を粉粒体
輸送管へ送出するようになっている。図16は上述のロ
ータリーディスクの平面図であり、10は平面視円形の
貫通空間である。
【0003】ところで、例えば養魚槽に飼料を散布する
自動給餌機において用いられる従来のテーブルフィーダ
は、種苗生産において散布される700μm以下の微粒
子飼料のみを取扱い、後期育成において散布されるそれ
より大きな粗粒子飼料は取扱っていなかった。これは、
次の理由による。即ち、従来のテーブルフィーダによ
り、例えば2000μm以上の飼料を定量供給しようと
すると、平均粒径の80%以下の大きさに破砕された飼
料が25〜50%も発生した。これは、ロータリーディ
スクと撹拌羽根のスクレーパとの間のクリアランス、及
びロータリーディスクの上記張出し部の上に位置する貯
留槽のフランジとロータリーディスクとの間のクリアラ
ンスにおいて、飼料が破砕されることに因るものであっ
た。従って、粗粒子飼料を取扱うと破砕飼料が多く発生
し、水質悪化などの問題が生じる恐れがあるため、粗粒
子飼料は取扱っていなかった。一方、微粒子飼料は凝集
性があるが、撹拌羽根によって貯留槽内での飼料架橋が
防止されるので、円滑に定量供給される。
【0004】なお、例えば700〜1500μmの粗粒
子飼料を取扱うものとして、ブロースルーロータリーフ
ィーダがあるが、システム制御が複雑になって高価にな
ることから、1棟に数槽の養魚槽しかない小規模の栽培
施設には適用できなかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、微粒子飼料でも粗粒子飼料で
も、即ち、粒径の小さい粉粒体でも大きい粉粒体でも、
良好に取扱うことができ、特に大きい粉粒体の場合には
粉粒体の破砕を防止でき、例えば種苗生産から後期育成
の全てにおいて飼料を供給するための自動給餌機に適用
することができる、テーブルフィーダを提供することを
目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】本発明のテーブルフィー
ダは、粉粒体の貯留槽と、貯留槽の下面の凹部内に一部
が貯留槽外部に張出した状態で設けられ且つ多数の同じ
大きさ及び形状の粉粒体保持用の貫通空間を円周方向等
間隔に有する円板状のロータリーディスクと、貯留槽の
下面上で回転する撹拌羽根と、ロータリーディスクの上
記張出し部の上下に垂直に対向して設けられた輸送空気
供給管及び粉粒体輸送管とを備え、撹拌羽根により粉粒
体をロータリーディスクの貫通空間内に押し込み、粉粒
体を保持した貫通空間がロータリーディスクの回転に伴
なって輸送空気供給管と粉粒体輸送管との間に位置した
時に輸送空気によって貫通空間内の粉粒体を粉粒体輸送
管へ送出するようになっているテーブルフィーダにおい
て、撹拌羽根は複数の板状のブレードを有し、各ブレー
ドは板状のスクレーパを有しており、全てのブレード及
びスクレーパは垂直面に対して同じ円周方向側に同じ角
度だけ傾斜しており、撹拌羽根は、その回転軸に対して
表裏いずれの状態でも取付け可能となっており、表の状
態で取付けるとブレード及びスクレーパが回転に伴なっ
て粉粒体を下方へ押付け且つスクレーパがロータリーデ
ィスク表面に略当接した状態となり、裏の状態で取付け
るとブレード及びスクレーパが回転に伴なって粉粒体を
上方へ押上げ且つブレード及びスクレーパがロータリー
ディスクの貫通空間内の粉粒体に接触しないようロータ
リーディスク表面から離れた状態となるようになってお
り、ロータリーディスクの貫通空間は、平面視U字形且
つロータリーディスクの周縁に開放された形状のもので
あり、上縁の全部又は一部にエッジが形成されており、
下開口の面積が上開口より大きな縦断面末広がり形状の
ものであり、輸送される粉粒体を輸送空気と共に複数の
配管に分配する分配器が、配管が垂直な状態で、粉粒体
輸送管の鉛直下方にて粉粒体輸送管に連結して設けられ
ていることを特徴としている。
【0007】
【作用】微粒子飼料を取扱う場合において、撹拌羽根を
表の状態で取付けて使用すると、スクレーパが、ロータ
リーディスク表面に略当接しており、しかも、回転に伴
なって飼料を下方へ押付けるようになっているので、撹
拌作用が十分に発揮されるとともに、飼料は効率良く貫
通空間に充填される。
【0008】粗粒子飼料を取扱う場合において、撹拌羽
根を裏の状態で取付けて使用すると、スクレーパ及びブ
レードがロータリーディスクの貫通空間内の飼料に接触
しないだけロータリーディスク表面から離れているの
で、貫通空間内の飼料がスクレーパ及びブレードによっ
て破砕されることはない。しかも、スクレーパ及びブレ
ードが回転に伴なって飼料を上方へ押上げるようになっ
ているので、撹拌作用が十分に発揮されるとともに、飼
料がスクレーパ及びブレードによって下方へ押付けられ
ることはなく、飼料同士の衝突による飼料の破砕が防止
される。
【0009】貫通空間は平面視U字形であるので、従来
例である平面視円形の貫通空間10を有する同一寸法の
ロータリーディスク(図16)に比して、飼料が多量に
充填され、能力的に優位である。
【0010】貫通空間の上縁にエッジが形成されている
ので、粗粒子飼料はエッジにより瞬時に完全に剪断さ
れ、細かく粉砕されることはない。
【0011】貫通空間は下開口の面積が上開口より大き
な縦断面末広がり形状のものであるので、貫通空間内に
押込められた粗粒子飼料は大きな空隙率を有した状態に
ある。このため、ロータリーディスクが貯留槽のフラン
ジの下に潜り込んでいく際の粗粒子飼料の噛み込み時
に、飼料は貫通空間内に逃げ易い。また、飼料が貫通空
間から抜け落ち易くなり、飼料の粉粒体輸送管への送出
が促進される。
【0012】貫通空間はロータリーディスクの周縁に開
放された形状のものであるので、貫通空間に充填された
飼料は、貯留槽の下面の凹部の側壁に接触した状態にあ
り、ロータリーディスクの回転に伴なって貫通空間内で
動く。
【0013】貫通空間から粉粒体輸送管へ送出された飼
料は、そのままの状態で即ち粉粒体輸送管内で偏ること
なく、分配器に流入し、分配される。即ち、分配器の各
配管に均等に分配される。従って、分配器の前段に従来
のような分配・合流配管を設ける必要はない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明のテーブルフィーダが採用された自動
給餌機を示す構成図である。図1において、1は養魚
槽、2は養魚槽1の水面に飼料を散布するノズル、3は
ノズル2に粉粒体状の飼料を定量供給するテーブルフィ
ーダ、4は輸送空気を供給するブロワーである。この自
動給餌機では、テーブルフィーダ3により定量供給され
る飼料が、ブロワー4からの輸送空気により、輸送管2
a内を輸送されてノズル2から養魚槽1に散布されるよ
うになっている。
【0015】図2はテーブルフィーダ3の縦断面図であ
る。テーブルフィーダ3は、飼料の貯留槽31、円板状
のロータリーディスク32、撹拌羽根33、輸送空気供
給管34、粉粒体輸送管35、分配器36、及びモータ
37等により構成されている。
【0016】モータ37はサポート37aに支持された
状態でケーシング38内に配設されている。ケーシング
38の上部にはベースユニット39が固定されており、
貯留槽31はベースユニット39上に設置されている。
貯留槽31は下端縁外周に一体形成されたフランジ31
aにてベースユニット39上にボルト固定されており、
貯留槽31の下面はベースユニット39が構成してい
る。31bは貯留槽31の空気抜き管である。
【0017】撹拌羽根33は、貯留槽31内のベースユ
ニット39上に回転自在に設けられている。撹拌羽根3
3の回転軸33aは、ベースユニット39を貫通して下
方に延び、モータ37の駆動軸37bに連結している。
33bは軸受である。
【0018】ロータリーディスク32は、ベースユニッ
ト39の上面に形成された平面視円形の凹部内に、表面
がベースユニット39の表面と同一高さとなるよう且つ
回転自在に設けられている。また、ロータリーディスク
32は、一部が貯留槽31外部に張出した状態で設けら
れている。即ち、該張出し部はフランジ31aとベース
ユニット39とに挾まれた状態となっている。ロータリ
ーディスク32の回転軸32aはベースユニット39を
貫通して下方に延びている。32bは軸受である。回転
軸33aと回転軸32aとは、プーリ33c及びプーリ
32cを介してベルト33dにより、連動するようにな
っている。
【0019】輸送空気供給管34はフランジ31aに垂
直状態で固定されており、粉粒体輸送管35はベースユ
ニット39に垂直状態で固定されており、両管34,3
5はロータリーディスク32を挾んで対向している。分
配器36は、粉粒体輸送管35の鉛直下方にて粉粒体輸
送管35に連結して設けられている。分配器36は、ノ
ズル2へ繋がる輸送管2aに連結されている。
【0020】図3はロータリーディスク32の平面図で
ある。ロータリーディスク32には多数の同じ大きさ及
び形状の貫通空間321が円周方向等間隔に形成されて
いる。図4は貫通空間321の平面拡大図、図5は図4
のV矢視図である。貫通空間321は、平面視U字形で
あり、ロータリーディスク32の周縁322に開放され
た形状のものである。貫通空間321の上縁の全部には
エッジ323が形成されている。また、貫通空間321
は、下開口324の面積が上開口325より大きな縦断
面末広がり形状のものである。
【0021】図6は撹拌羽根33の斜視図、図7は同じ
く平面図、図8は図7のVIII−VIII断面図、図9は図7
のIX−IX断面図である。撹拌羽根33は十字に配置され
た4枚のブレード331と各ブレード331に取付けら
れたスクレーパ332とで構成されている。ブレード3
31及びスクレーパ332は、縦断面平行四辺形の、矩
形の平板である。そして、全てのブレード331及びス
クレーパ332は、図9に示すように共に垂直面に対し
て同じ円周方向側に同じ角度だけ傾斜している。
【0022】撹拌羽根33は、回転軸33aに対して着
脱自在となっており、表裏いずれの状態でも取付け可能
となっている。図2及び図6ないし図11は撹拌羽根3
3を表の状態で取付けた状態を示し、図12及び図13
は裏の状態で取付けた状態を示す。図10ないし図13
は模式図であり、図11は図10のXI−XI断面図、
図13は図12のXIII−XIII断面図である。撹拌羽根
33は、表の状態で取付けると、図10及び図11に示
すように、ブレード331及びスクレーパ332が回転
に伴なって飼料を下方へ押付け且つスクレーパ332が
ロータリーディスク32表面に略当接した状態となり、
裏の状態で取付けると、図12及び図13に示すよう
に、ブレード331及びスクレーパ332が回転に伴な
って飼料を上方へ押上げ且つブレード331及びスクレ
ーパ332がロータリーディスク32の貫通空間321
内の飼料に接触しないだけ(図12のH)ロータリーデ
ィスク32表面から離れた状態となるようになってい
る。なお、表の状態における撹拌羽根33の回転方向は
図11の矢印A方向であり、裏の状態における撹拌羽根
33の回転方向は図13の矢印B方向であり、撹拌羽根
33の表裏を取替た場合には、回転方向を逆に設定す
る。
【0023】図14は図2の分配器36のXIV−XIV断
面図である。この分配器36は、入口管361と入口管
361から分岐した3本の配管362とを有しており、
輸送されてきた飼料を入口管361を通した後に3本の
配管362に分配するものである。配管362は入口管
361の中心に対して均等に且つ相互に平行に配置され
ている。分配器36は、配管362が垂直な状態で、粉
粒体輸送管35の鉛直下方にて粉粒体輸送管35に入口
管361を連結して設けられている。各配管362はそ
れぞれ輸送管2aに連結されている。
【0024】上記構成のテーブルフィーダ3の作動につ
いて説明する。図2において、貯留槽31内の飼料は、
モータ37により回転される撹拌羽根33により撹拌さ
れると共にロータリーディスク32の貫通空間321内
に押し込められる。一方、ロータリーディスク32は、
ベルト33dを介して撹拌羽根33と連動して回転して
おり、貫通空間321内に押し込められた飼料をそのま
ま保持した状態で回転する。貫通空間321が輸送空気
供給管34と粉粒体輸送管35との間に来ると、輸送空
気供給管34からの輸送空気により貫通空間321に保
持されている飼料が粉粒体輸送管35内へ送出される。
粉粒体輸送管35内へ送出された飼料は、分配器36に
より3本の配管362に分配され、それぞれが輸送管2
aを通ってノズル2に供給され、散布される。
【0025】700μm以下の微粒子飼料を取扱う場合
には、撹拌羽根33は表の状態で取付けて使用する。上
記作動において、撹拌羽根33が表の状態で取付けられ
ている場合には、図10及び図11に示すように、スク
レーパ332が、ロータリーディスク32表面に略当接
しており、しかも、矢印A方向への回転に伴なって飼料
を下方へ押付けるようになっているので、微粒子飼料の
架橋が防止されて撹拌作用が十分に発揮されるととも
に、微粒子飼料は効率良く貫通空間321に充填され
る。
【0026】一方、粗粒子飼料を取扱う場合には、撹拌
羽根33は裏の状態で取付けて使用する。上記作動にお
いて、撹拌羽根33が裏の状態で取付けられている場合
には、図12及び図13に示すように、スクレーパ33
2及びブレード331がロータリーディスク32の貫通
空間321内の飼料に接触しないだけ(図12のH)ロ
ータリーディスク32表面から離れているので、貫通空
間321内の飼料がスクレーパ332及びブレード33
1によって破砕されることはない。しかも、スクレーパ
332及びブレード331が矢印B方向への回転に伴な
って飼料を上方へ押上げるようになっているので、撹拌
作用が十分に発揮されるとともに、飼料がスクレーパ3
32及びブレード331によって下方へ押付けられるこ
とはなく、飼料同士の衝突による飼料の破砕が防止され
る。従って、十分な撹拌作用が得られるとともに、粗粒
子飼料の破砕が防止される。なお、図12のHは、粗粒
子飼料の平均粒径の例えば2.5倍程度に設定する。
【0027】このように、撹拌羽根33を表の状態と裏
の状態とに使い分けることにより、微粒子飼料に対して
も粗粒子飼料に対しても、撹拌作用が十分発揮され、飼
料が貫通空間321へ効率良く充填される。そして、粗
粒子飼料に対しては、飼料の破砕が防止される。即ち、
上記構成のテーブルフィーダ3では、微粒子飼料でも粗
粒子飼料でも良好に取扱われることとなる。
【0028】また、上記作動において、貫通空間321
には飼料が充填されるが、貫通空間321は平面視U字
形であるので、従来例である平面視円形の貫通空間10
を有する同一寸法のロータリーディスク(図16)に比
して、飼料が多量に充填される。従って、粗粒子飼料を
取扱う場合でも十分な供給能力が得られる。
【0029】また、貫通空間321に粗粒子飼料が充填
される際において、貫通空間321の上縁の角度が鈍い
と、飼料は上縁にて押し潰されて粉砕される。この粉状
飼料は後期育成における摂餌対象とはならず、養魚槽の
水質を悪化させるだけである。ところが、上記構成のテ
ーブルフィーダ3のロータリーディスク32では、貫通
空間321の上縁にエッジ323が形成されているの
で、粗粒子飼料はエッジ323により瞬時に大きく剪断
され、細かく粉砕されることはない。従って、粗粒子飼
料を取扱った場合における粉状飼料の発生が無く、養魚
槽の水質悪化が防止され、飼料の無駄使いも防止され
る。
【0030】また、貫通空間321は下開口324の面
積が上開口325より大きな縦断面末広がり形状のもの
であるので、貫通空間321内に押込められた粗粒子飼
料は大きな空隙率を有した状態にある。このため、ロー
タリーディスク32がフランジ31aの下に潜り込んで
いく際の粗粒子飼料の噛み込み時に、飼料は貫通空間3
21内に逃げ易い。従って、この点からも、粗粒子飼料
の粉砕が防止される。また、飼料は貫通空間321から
抜け落ち易くなり、飼料の粉粒体輸送管35への送出が
促進される。
【0031】更に、従来例である平面視円形の貫通空間
10を有するロータリーディスク(図16)では、貫通
空間10内で粗粒子飼料が噛み合って動かなくなり閉塞
してしまう恐れがあったが、上記構成のテーブルフィー
ダ3のロータリーディスク32では、貫通空間321は
ロータリーディスク32の周縁322に開放された形状
のものであるので、貫通空間321に充填された飼料
は、ロータリーディスク32が設けられているベースユ
ニット39の凹部の側壁に接触した状態にあり、ロータ
リーディスク32の回転に伴なって貫通空間321内で
動く。従って、貫通空間321内での粗粒子飼料の閉塞
は防止され、飼料は貫通空間321から抜け落ち易くな
り、貫通空間321が輸送空気供給管34と粉粒体輸送
管35との間に来た時の、飼料の粉粒体輸送管35への
送出が促進される。
【0032】また、従来では、図15に示すように、分
配器50の前段に分配・合流配管60を設ける必要があ
った。これは、分配器50より上流側の輸送管の設置状
況によって分配器50に流入する飼料の流れに偏りがあ
り、分配が均等に行なわれない恐れがあるため、分配・
合流配管60を経ることにより、分配器50に流入する
飼料の流れの偏りを解消する必要があったからである。
しかし、上記構成のテーブルフィーダ3では、分配器3
6は、配管362が垂直な状態で、粉粒体輸送管35の
鉛直下方にて粉粒体輸送管35に入口管361を連結し
て設けられているので、貫通空間321から粉粒体輸送
管35内に送出された飼料はそのまま即ち偏りのないま
ま入口管361に流入し、均等に分配される。このた
め、従来のような分配・合流配管60を設ける必要はな
い。従って、分配・合流配管60による飼料の破砕が防
止され、また、コスト的にも有利となる。また、従来で
は、上記理由から、分配器50の設置場所が養魚槽周辺
のグレージングや側溝に限定され、設置や撤去作業が面
倒であったが、上記構成のテーブルフィーダ3ではその
ようなことはない。
【0033】なお、上記実施例では、エッジ323を貫
通空間321の上縁の全部に形成しているが、一部に形
成するだけでもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のテーブルフィー
ダによれば、次のような効果を奏する。 (1)撹拌羽根33を表の状態(図10及び図11)と
裏の状態(図12及び図13)とに使い分けることがで
き、微粒子飼料に対しては表の状態で用いることによっ
て、撹拌作用を十分に発揮できるとともに飼料を効率良
く貫通空間321内に充填することができ、粗粒子飼料
に対しては裏の状態で用いることによって、撹拌作用を
十分に発揮できるとともに飼料を効率良く貫通空間32
1内に充填することができ、更に飼料の破砕を防止でき
る。従って、本発明のテーブルフィーダ3は、微粒子飼
料でも粗粒子飼料でも良好に取扱うことができる。
【0035】(2)貫通空間321を平面視U字形とし
たので、粗粒子飼料を取扱う場合でも十分な供給能力を
得ることができる。
【0036】(3)貫通空間321の上縁にエッジ32
3を形成したので、粗粒子飼料が細かく粉砕されるのを
防止できる。従って、粗粒子飼料を取扱った場合におけ
る粉状飼料の発生が無く、養魚槽の水質悪化を防止で
き、飼料の無駄使いも防止できる。
【0037】(4)貫通空間321を下開口324の面
積が上開口325より大きな縦断面末広がり形状のもの
としたので、ロータリーディスク32がフランジ31a
の下に潜り込んでいく際の粗粒子飼料の噛み込み時にお
ける粗粒子飼料の粉砕を防止できる。また、飼料の粉粒
体輸送管35内への送出も促進できる。
【0038】(5)貫通空間321をロータリーディス
ク32の周縁322に開放された形状のものとしたの
で、貫通空間321内での粗粒子飼料の閉塞を防止で
き、飼料の粉粒体輸送管35内への送出を促進できる。
【0039】(6)分配器36を、配管362が垂直な
状態で、粉粒体輸送管35の鉛直下方にて粉粒体輸送管
35に入口管361を連結して設けているので、飼料を
偏りのないまま入口管361に流入させて均等に分配す
ることができる。このため、従来のような分配・合流配
管60を不要にでき、従って、分配・合流配管60によ
る飼料の破砕を防止でき、また、コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のテーブルフィーダが採用された自動
給餌機を示す構成図である。
【図2】 テーブルフィーダの縦断面図である。
【図3】 ロータリーディスクの平面図である。
【図4】 貫通空間の平面拡大図である。
【図5】 図4のV矢視図である。
【図6】 撹拌羽根の斜視図である。
【図7】 撹拌羽根の平面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII断面図である。
【図9】 図7のIX−IX断面図である。
【図10】 表の状態で取付けられた撹拌羽根を示す縦
断面模式図である。
【図11】 図10のXI−XI断面図である。
【図12】 裏の状態で取付けられた撹拌羽根を示す縦
断面模式図である。
【図13】 図12のXIII−XIII断面図である。
【図14】 図2の分配器のXIV−XIV断面図である。
【図15】 従来の分配・合流配管及び分配器を示す縦
断面図である。
【図16】 平面視円形の貫通空間を有する従来のロー
タリーディスクの平面図である。
【符号の説明】
3 テーブルフィーダ 31 貯留槽 32 ロータリーディスク 321 貫通空間 322 周縁 323 エッジ 324 下開口 325 上開口 33 撹拌羽根 331 ブレード 332 スクレーパ 34 輸送空気供給管 35 粉粒体輸送管 36 分配器 362 配管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】ところで、例えば養魚槽に飼料を散布する
自動給餌機において用いられる従来のテーブルフィーダ
は、種苗生産において散布される700μm以下の微粒
子飼料のみを取扱い、中間育成において散布されるそれ
より大きな粗粒子飼料は取扱っていなかった。これは、
次の理由による。即ち、従来のテーブルフィーダによ
り、例えば2000μm以上の飼料を定量供給しようと
すると、平均粒径の80%以下の大きさに破砕される飼
料が25〜50%も発生する。これは、ロータリーディ
スクと撹拌羽根のスクレーパとの間のクリアランス、及
びロータリーディスクの上記張出し部の上に位置する貯
留槽のフランジとロータリーディスクとの間のクリアラ
ンスにおいて、飼料が噛み込まれることに因るものであ
った。従って、粗粒子飼料を取扱うと破砕飼料が多く発
生し、水質悪化などの問題が生じる恐れがあるため、粗
粒子飼料は取扱っていなかった。一方、微粒子飼料は凝
集性があるが、撹拌羽根によって貯留槽内での飼料架橋
が防止されるので、円滑に定量供給される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】なお、本願出願人は、既に、種苗生産期に
使用される平均粒径100〜1500μm程度の飼料全
般を取扱うことのできる自動給餌システムを開発してい
る(特開平5−76256)。このシステムでは、粒径
100〜700μmの微粒子飼料に適用できるテーブル
フィーダと粒径700〜1500μmの粗粒子飼料に適
用できるロータリーフィーダの、2種類の供給機が搭載
されており、これらを使い分けることにより、広範な粒
径の飼料を供給することができる。しかし、このシステ
ムによれば、制御が複雑化して高価となり、数十槽の養
魚槽を有する大規模な種苗生産施設に対してはコスト的
に充分適用可能であるが、数槽の養魚槽しか有さない小
規模な施設に対しては適用することが困難である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の目的】本発明は、強い凝集性や付着性を有した
微粒子飼料及び粒径の大きな粗粒子飼料でも、一種類の
供給機で一括して取扱うことができ、種苗生産に使用さ
れる100〜1500μmの飼料だけでなく、中間育成
に使用される700〜3000μmの飼料にも適用する
ことができ、特に、1000μmを超える粒状飼料の破
砕や粉化を抑制でき、数槽の養魚槽に飼料を散布でき、
小規模の種苗生産施設にも安価に適用できる、自動給餌
機として利用可能なテーブルフィーダを提供することを
目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】粗粒子飼料を取扱う場合において、撹拌羽
根を裏の状態で取付けて使用すると、スクレーパ及びブ
レードがロータリーディスクの貫通空間内の飼料に接触
しないだけロータリーディスク表面から離れているの
で、貫通空間内の飼料がスクレーパ及びブレードによっ
て破砕されることはない。しかも、スクレーパ及びブレ
ードが回転に伴なって飼料を上方へ押上げるようになっ
ているので、撹拌作用が十分に発揮されるとともに、飼
料がスクレーパ及びブレードによって下方へ押付けられ
ることはなく、飼料同士の押付け摩擦による飼料の破砕
や粉化が抑制される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】貫通空間は下開口の面積が上開口より大き
な縦断面末広がり形状のものであるので、貫通空間内に
押込められた粗粒子飼料は大きな空隙率を有した状態に
ある。このため、ロータリーディスクが貯留槽のフラン
ジの下に潜り込んでいく際の粗粒子飼料の噛み込み時
に、飼料は貫通空間内に逃げ易い。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】貫通空間はロータリーディスクの周縁に開
放された形状のものであるので、貫通空間に充填された
飼料は、貯留槽の下面の凹部の側壁に接触した状態にあ
り、ロータリーディスクの回転に伴なって貫通空間内で
動き、飼料が貫通空間から抜け落ち易くなり、飼料の粉
粒体輸送管への送出が促進される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】モータ37はサポート37aに支持された
状態でケーシング38内に配設されている。ケーシング
38の上部にはベースプレート39が固定されており、
貯留槽31はベースプレート39上に設置されている。
貯留槽31は下端縁外周に一体形成されたフランジ31
aにてベースプレート39上にボルト固定されており、
貯留槽31の下面はベースプレート39が構成してい
る。31bは貯留槽31の空気抜き管である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】撹拌羽根33は、貯留槽31内のベースプ
レート39上に回転自在に設けられている。撹拌羽根3
3の回転軸33aは、ベースプレート39を貫通して下
方に延び、モータ37の駆動軸37bに連結している。
33bは軸受である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ロータリーディスク32は、ベースプレー
ト39の上面に形成された平面視円形の凹部内に、表面
がベースプレート39の表面と同一高さとなるよう且つ
回転自在に設けられている。また、ロータリーディスク
32は、一部が貯留槽31外部に張出した状態で設けら
れている。即ち、該張出し部はフランジ31aとベース
プレート39とに挾まれた状態となっている。ロータリ
ーディスク32の回転軸32aはベースプレート39を
貫通して下方に延びている。32bは軸受である。回転
軸33aと回転軸32aとは、プーリ33c及びプーリ
32cを介してベルト33dにより、連動するようにな
っている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】輸送空気供給管34はフランジ31aに垂
直状態で固定されており、粉粒体輸送管35はベースプ
レート39に垂直状態で固定されており、両管34,3
5はロータリーディスク32を挾んで対向している。分
配器36は、粉粒体輸送管35の鉛直下方にて粉粒体輸
送管35に連結して設けられている。分配器36は、ノ
ズル2へ繋がる輸送管2aに連結されている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】一方、粗粒子飼料を取扱う場合には、撹拌
羽根33は裏の状態で取付けて使用する。上記作動にお
いて、撹拌羽根33が裏の状態で取付けられている場合
には、図12及び図13に示すように、スクレーパ33
2及びブレード331がロータリーディスク32の貫通
空間321内の飼料に接触しないだけ(図12のH)ロ
ータリーディスク32表面から離れているので、貫通空
間321内の飼料がスクレーパ332及びブレード33
1によって破砕されることはない。しかも、スクレーパ
332及びブレード331が矢印B方向への回転に伴な
って飼料を上方へ押上げるようになっているので、撹拌
作用が十分に発揮されるとともに、飼料がスクレーパ3
32及びブレード331によって下方へ押付けられるこ
とはなく、飼料同士の押付け摩擦による飼料の破砕や粉
化が抑制される。従って、十分な撹拌作用が得られると
ともに、粗粒子飼料の破砕や粉化が抑制される。なお、
図12のHは、粗粒子飼料の平均粒径の例えば2.5倍
程度に設定する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、貫通空間321に粗粒子飼料が充填
される際において、貫通空間321の上縁の角度が鈍い
と、飼料は上縁にて押し潰されて粉砕される。この粉状
飼料は後期育成における摂餌対象とはならず、養魚槽の
水質を悪化させるだけである。ところが、上記構成のテ
ーブルフィーダ3のロータリーディスク32では、貫通
空間321の上縁にエッジ323が形成されているの
で、粗粒子飼料はエッジ323により瞬時に大きく剪断
され、細かく粉砕されることはない。従って、粗粒子飼
料を取扱った場合における粉状飼料の発生が少なく、養
魚槽の水質悪化が抑制され、飼料の無駄使いも防止され
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】更に、従来例である平面視円形の貫通空間
10を有するロータリーディスク(図16)では、貫通
空間10内で粗粒子飼料が噛み合って動かなくなり閉塞
してしまう恐れがあったが、上記構成のテーブルフィー
ダ3のロータリーディスク32では、貫通空間321は
ロータリーディスク32の周縁322に開放された形状
のものであるので、貫通空間321に充填された飼料
は、ロータリーディスク32が設けられているベースプ
レート39の凹部の側壁に接触した状態にあり、ロータ
リーディスク32の回転に伴なって貫通空間321内で
動く。従って、貫通空間321内での粗粒子飼料の閉塞
は防止され、飼料は貫通空間321から抜け落ち易くな
り、貫通空間321が輸送空気供給管34と粉粒体輸送
管35との間に来た時の、飼料の粉粒体輸送管35への
送出が促進される。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のテーブルフィー
ダによれば、次のような効果を奏する。 (1)撹拌羽根33を表の状態(図10及び図11)と
裏の状態(図12及び図13)とに使い分けることがで
き、微粒子飼料に対しては表の状態で用いることによっ
て、撹拌作用を十分に発揮できるとともに飼料を効率良
く貫通空間321内に充填することができ、粗粒子飼料
に対しては裏の状態で用いることによって、撹拌作用を
十分に発揮できるとともに飼料を効率良く貫通空間32
1内に充填することができ、更に飼料の破砕や粉化を抑
制できる。従って、本発明のテーブルフィーダ3は、微
粒子飼料でも粗粒子飼料でも良好に取扱うことができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体の貯留槽と、貯留槽の下面の凹部
    内に一部が貯留槽外部に張出した状態で設けられ且つ多
    数の同じ大きさ及び形状の粉粒体保持用の貫通空間を円
    周方向等間隔に有する円板状のロータリーディスクと、
    貯留槽の下面上で回転する撹拌羽根と、ロータリーディ
    スクの上記張出し部の上下に垂直に対向して設けられた
    輸送空気供給管及び粉粒体輸送管とを備え、撹拌羽根に
    より粉粒体をロータリーディスクの貫通空間内に押し込
    み、粉粒体を保持した貫通空間がロータリーディスクの
    回転に伴なって輸送空気供給管と粉粒体輸送管との間に
    位置した時に輸送空気によって貫通空間内の粉粒体を粉
    粒体輸送管へ送出するようになっているテーブルフィー
    ダにおいて、 撹拌羽根は複数の板状のブレードを有し、各ブレードは
    板状のスクレーパを有しており、全てのブレード及びス
    クレーパは垂直面に対して同じ円周方向側に同じ角度だ
    け傾斜しており、撹拌羽根は、その回転軸に対して表裏
    いずれの状態でも取付け可能となっており、表の状態で
    取付けるとブレード及びスクレーパが回転に伴なって粉
    粒体を下方へ押付け且つスクレーパがロータリーディス
    ク表面に略当接した状態となり、裏の状態で取付けると
    ブレード及びスクレーパが回転に伴なって粉粒体を上方
    へ押上げ且つブレード及びスクレーパがロータリーディ
    スクの貫通空間内の粉粒体に接触しないようロータリー
    ディスク表面から離れた状態となるようになっており、 ロータリーディスクの貫通空間は、平面視U字形且つロ
    ータリーディスクの周縁に開放された形状のものであ
    り、上縁の全部又は一部にエッジが形成されており、下
    開口の面積が上開口より大きな縦断面末広がり形状のも
    のであり、 輸送される粉粒体を輸送空気と共に複数の配管に分配す
    る分配器が、配管が垂直な状態で、粉粒体輸送管の鉛直
    下方にて粉粒体輸送管に連結して設けられていることを
    特徴とするテーブルフィーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US11976415B2 (en) 2019-06-18 2024-05-07 Seiko Epson Corporation Fiber transport apparatus

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JP2010202302A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Aishin Nano Technologies Co Ltd 粉体の定量フィーダ装置
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