JPH08216025A - 軽量投射材使用ブラスト装置 - Google Patents
軽量投射材使用ブラスト装置Info
- Publication number
- JPH08216025A JPH08216025A JP5332195A JP5332195A JPH08216025A JP H08216025 A JPH08216025 A JP H08216025A JP 5332195 A JP5332195 A JP 5332195A JP 5332195 A JP5332195 A JP 5332195A JP H08216025 A JPH08216025 A JP H08216025A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw conveyor
- blast
- lightweight
- recovery chamber
- projected material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Screw Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の背丈を高くすることなく投射材を安定
して遠心投射機へ送給することができる軽量投射材使用
のブラスト装置を提供することを目的とする。 【構成】 投射材回収チャンバ−5に吸引回収した軽量
投射材を移送するスクリュ−コンベヤ6に対し、オ−バ
−フロ−口6Aと投射材回収チャンバ−5とをオ−バ−
フロ−パイプ9を介して連通し、もってスクリュ−コン
ベヤ6内に基部からオ−バ−フロ−口6A側に向けて流
れる空気流を発生させるようにした軽量投射材使用ブラ
スト装置
して遠心投射機へ送給することができる軽量投射材使用
のブラスト装置を提供することを目的とする。 【構成】 投射材回収チャンバ−5に吸引回収した軽量
投射材を移送するスクリュ−コンベヤ6に対し、オ−バ
−フロ−口6Aと投射材回収チャンバ−5とをオ−バ−
フロ−パイプ9を介して連通し、もってスクリュ−コン
ベヤ6内に基部からオ−バ−フロ−口6A側に向けて流
れる空気流を発生させるようにした軽量投射材使用ブラ
スト装置
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナイロンショット等の
軽量投射材を使用して合成樹脂製品のバリ取り等を行な
うブラスト装置に関する。
軽量投射材を使用して合成樹脂製品のバリ取り等を行な
うブラスト装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来軽量の投射材を使用するブラ
スト装置においてはキャビネット底部に溜められた投射
材は、キャビネット上方に設けた吸引ブロア−付投射材
回収チャンバ−へ吸引回収管を介して吸い上げ回収し、
回収チャンバ−に溜められた投射材はスクリュ−コンベ
ヤを介して遠心投射機に送られて再び使用されるように
なっている。しかし投射材が回収チャンバ−からスクリ
ュ−コンベヤ、遠心投射機へと送給される間に吸引ブロ
ア−の吸引作用を受けてスクリュ−コンベヤから回収チ
ャンバ−へ逆流する空気流が発生することがあり、この
空気流により投射材の送給が乱されて、安定した投射材
量を得ることができないという問題があった。
スト装置においてはキャビネット底部に溜められた投射
材は、キャビネット上方に設けた吸引ブロア−付投射材
回収チャンバ−へ吸引回収管を介して吸い上げ回収し、
回収チャンバ−に溜められた投射材はスクリュ−コンベ
ヤを介して遠心投射機に送られて再び使用されるように
なっている。しかし投射材が回収チャンバ−からスクリ
ュ−コンベヤ、遠心投射機へと送給される間に吸引ブロ
ア−の吸引作用を受けてスクリュ−コンベヤから回収チ
ャンバ−へ逆流する空気流が発生することがあり、この
空気流により投射材の送給が乱されて、安定した投射材
量を得ることができないという問題があった。
【0003】上記のような問題を解決するものとして回
収チャンバ−、とスクリュ−コンベヤとの間にロ−タリ
−バルブ等を介在させて逆方向の空気流を発生させない
ようにする方法等が考えられるがロ−タリ−バルブを設
置することによりブラスト装置全体の背丈が高くなると
共に設備費が高価になる等の新たな問題がある。本発明
は上記の問題に鑑みて成されたもので装置の背丈を高く
することなく投射材を安定して遠心投射機へ送給するこ
とができる軽量投射材使用ブラスト装置を提供すること
を目的とする。
収チャンバ−、とスクリュ−コンベヤとの間にロ−タリ
−バルブ等を介在させて逆方向の空気流を発生させない
ようにする方法等が考えられるがロ−タリ−バルブを設
置することによりブラスト装置全体の背丈が高くなると
共に設備費が高価になる等の新たな問題がある。本発明
は上記の問題に鑑みて成されたもので装置の背丈を高く
することなく投射材を安定して遠心投射機へ送給するこ
とができる軽量投射材使用ブラスト装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本発明における軽量投射材使用ブラスト装置は、遠心投
射機を備えたブラストキャビネットと、該ブラストキャ
ビネットの上方に配設された吸引ブロア−付投射材回収
チャンバ−と、該投射材回収チャンバ−の底部に連通し
て設けたスクリュ−コンベヤと、該スクリュ−コンベヤ
に設けられて前記遠心投射機に対応連通する投射材導入
管と、前記ブラストキャビネットの内底部と前記投射材
回収チャンバ−とを連通させる吸収回収管と、前記スク
リュ−コンベヤのオバ−ロ−口と前記投射材回収チャン
バ−とを連通させるオ−バ−フロ−パイプと、を具備し
たことを特徴とするものである。
本発明における軽量投射材使用ブラスト装置は、遠心投
射機を備えたブラストキャビネットと、該ブラストキャ
ビネットの上方に配設された吸引ブロア−付投射材回収
チャンバ−と、該投射材回収チャンバ−の底部に連通し
て設けたスクリュ−コンベヤと、該スクリュ−コンベヤ
に設けられて前記遠心投射機に対応連通する投射材導入
管と、前記ブラストキャビネットの内底部と前記投射材
回収チャンバ−とを連通させる吸収回収管と、前記スク
リュ−コンベヤのオバ−ロ−口と前記投射材回収チャン
バ−とを連通させるオ−バ−フロ−パイプと、を具備し
たことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明は上記のような解決手段を採用すること
により、軽量投射材は吸引ブロア−の吸引作用により回
収チャンバ−に回収され、スクリュ−コンベアを介して
遠心投射機に供給される間は吸引ブロア−の作用により
スクリュ−コンベヤのオ−バ−ロ−口側に吸引作用がは
たらき、これに伴ってスクリュ−コンベヤ内には回収チ
ャンバ−側からオ−バ−フロ−口側に流れる(軽量投射
材の送り方向と同じ方向に流れる)空気流が発生されて
軽量投射材が安定して遠心投射機へ送給される。
により、軽量投射材は吸引ブロア−の吸引作用により回
収チャンバ−に回収され、スクリュ−コンベアを介して
遠心投射機に供給される間は吸引ブロア−の作用により
スクリュ−コンベヤのオ−バ−ロ−口側に吸引作用がは
たらき、これに伴ってスクリュ−コンベヤ内には回収チ
ャンバ−側からオ−バ−フロ−口側に流れる(軽量投射
材の送り方向と同じ方向に流れる)空気流が発生されて
軽量投射材が安定して遠心投射機へ送給される。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1においてブラストキャビネット1内に
は、被処理品を移送するベルトコンベヤ2が設けられて
いると共に該ブラストキャビネット1の上部位置には遠
心投射機3.3が設けられている。該ブラストキャビネ
ット1の一側寄り上方には吸引ブロア−4付の投射材回
収チャンバ−5が配置されており、該投射材回収チャン
バ−5の下部にはスクリュ−コンベヤ6がその基端上部
を連通させて設けられている。
説明する。図1においてブラストキャビネット1内に
は、被処理品を移送するベルトコンベヤ2が設けられて
いると共に該ブラストキャビネット1の上部位置には遠
心投射機3.3が設けられている。該ブラストキャビネ
ット1の一側寄り上方には吸引ブロア−4付の投射材回
収チャンバ−5が配置されており、該投射材回収チャン
バ−5の下部にはスクリュ−コンベヤ6がその基端上部
を連通させて設けられている。
【0007】該スクリュ−コンベヤ6には図示されない
流量調整ゲ−トを付設した投射材導入管7.7が前記遠
心投射機3.3に対応連通させて配管されている。さら
に前記ブラストキャビネット1の内底部には前記投射材
回収チャンバ−5に連通する吸引回収管8が挿入して連
通されている。また前記スクリュ−コンベヤ6の先端部
には軽量投射材のオ−バ−フロ−口6Aが設けられてい
ると共に該オ−バ−ロ−口6Aはオ−バ−フロ−パイプ
9を介して前記投射材回収チャンバ−5に連通されてい
る。
流量調整ゲ−トを付設した投射材導入管7.7が前記遠
心投射機3.3に対応連通させて配管されている。さら
に前記ブラストキャビネット1の内底部には前記投射材
回収チャンバ−5に連通する吸引回収管8が挿入して連
通されている。また前記スクリュ−コンベヤ6の先端部
には軽量投射材のオ−バ−フロ−口6Aが設けられてい
ると共に該オ−バ−ロ−口6Aはオ−バ−フロ−パイプ
9を介して前記投射材回収チャンバ−5に連通されてい
る。
【0008】このように構成されたものは、図1の状態
でベルトコンベヤ2を作動させて被処理品を移送させな
がら遠心投射機3.3、吸引ブロア−4、及びスクリュ
−コンベヤ6を作動させてブラスト処理を始める。遠心
投射機3.3から投射され、ブラスト処理をした軽量投
射材は、ブラストキャビネット1の底部に溜められると
吸引ブロア−4の吸引作用を受けて吸引回収管8を介し
て投射材回収チャンバ−5に回収される。回収された軽
量投射材は、スクリュ−コンベヤ6に落下して移送され
るがこの際スクリュ−コンベヤ6内はオ−バ−フロ−パ
イプ9を介してオ−バ−フロ−口6Aに吸引作用がはた
らき、スクリュ−コンベヤ6の基端(チャンバ−5)側
からオ−バ−フロ−口6Aに向けて流れる空気流が発生
していてスクリュ−コンベヤ6により移送される軽量投
射材の移送を助ける。このようにして支障なく移送され
た軽量投射材は、投射材導入管7.7から遠心投射機
3.3に落下供給され再び投射される。一方2つの投射
材導入管7.7には落下せずにオ−バ−フロ−した軽量
投射材はオ−バ−フロ−口6Aに達しオ−バ−フロ−パ
イプ9を介して投射材回収チャンバ−5に吸引回収され
る。
でベルトコンベヤ2を作動させて被処理品を移送させな
がら遠心投射機3.3、吸引ブロア−4、及びスクリュ
−コンベヤ6を作動させてブラスト処理を始める。遠心
投射機3.3から投射され、ブラスト処理をした軽量投
射材は、ブラストキャビネット1の底部に溜められると
吸引ブロア−4の吸引作用を受けて吸引回収管8を介し
て投射材回収チャンバ−5に回収される。回収された軽
量投射材は、スクリュ−コンベヤ6に落下して移送され
るがこの際スクリュ−コンベヤ6内はオ−バ−フロ−パ
イプ9を介してオ−バ−フロ−口6Aに吸引作用がはた
らき、スクリュ−コンベヤ6の基端(チャンバ−5)側
からオ−バ−フロ−口6Aに向けて流れる空気流が発生
していてスクリュ−コンベヤ6により移送される軽量投
射材の移送を助ける。このようにして支障なく移送され
た軽量投射材は、投射材導入管7.7から遠心投射機
3.3に落下供給され再び投射される。一方2つの投射
材導入管7.7には落下せずにオ−バ−フロ−した軽量
投射材はオ−バ−フロ−口6Aに達しオ−バ−フロ−パ
イプ9を介して投射材回収チャンバ−5に吸引回収され
る。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
投射材回収チャンバ−に吸引回収した軽量投射材を移送
するスクリュ−コンベヤに対し、オ−バ−フロ−口と投
射材回収チャンバ−とをオ−バ−フロ−パイプを介して
連通して、スクリュ−コンベヤ内に基部からオ−バ−フ
ロ−口側に向けて流れる空気流を発生させる構成にした
からブラスト装置の背丈を高くすることなく簡単な配管
を施すだけで移送される軽量投射材の流れを乱すことな
く安定して送給できるようになりその効果は著大であ
る。
投射材回収チャンバ−に吸引回収した軽量投射材を移送
するスクリュ−コンベヤに対し、オ−バ−フロ−口と投
射材回収チャンバ−とをオ−バ−フロ−パイプを介して
連通して、スクリュ−コンベヤ内に基部からオ−バ−フ
ロ−口側に向けて流れる空気流を発生させる構成にした
からブラスト装置の背丈を高くすることなく簡単な配管
を施すだけで移送される軽量投射材の流れを乱すことな
く安定して送給できるようになりその効果は著大であ
る。
【図1】本発明の実施例を示す模式図である。
1 ブラストキャビネット 3 遠心投射機 5 投射材回収チャンバ− 6 スクリュ−コンベヤ 6A オ−バ−フロ−口 7 投射材導入管 8 吸引回収管 9 オ−バ−フロ−パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 遠心投射機3.3を備えたブラストキャ
ビネット1と、該ブラストキャビネット1の上方に配設
された吸引ブロア−4付投射材回収チャンバ−5と、該
投射材回収チャンバ−5の底部に連通して設けたスクリ
ュ−コンベヤ6と、該スクリュ−コンベヤ6に設けられ
て前記遠心投射機3.3に対応連通する投射材導入管
7.7と、前記ブラストキャビネット1の内底部と前記
投射材回収チャンバ−5とを連通させる吸引回収管8
と、前記スクリュ−コンベヤ6のオ−バ−フロ−口6A
と前記投射材回収チャンバ−5とを連通させるオ−バ−
フロ−パイプ9と、を具備したことを特徴とする軽量投
射材使用ブラスト装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332195A JPH08216025A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 軽量投射材使用ブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5332195A JPH08216025A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 軽量投射材使用ブラスト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08216025A true JPH08216025A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12939466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5332195A Pending JPH08216025A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 軽量投射材使用ブラスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08216025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005110680A1 (ja) * | 2004-05-19 | 2005-11-24 | Sintokogio, Ltd. | 投射処理装置 |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP5332195A patent/JPH08216025A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005110680A1 (ja) * | 2004-05-19 | 2005-11-24 | Sintokogio, Ltd. | 投射処理装置 |
KR100860424B1 (ko) * | 2004-05-19 | 2008-09-25 | 신토고교 가부시키가이샤 | 투사처리장치 |
US7832243B2 (en) | 2004-05-19 | 2010-11-16 | Sintokogio, Ltd. | Apparatus for a shot peening treatment |
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