JPH08215840A - 横向溶接方法および装置 - Google Patents

横向溶接方法および装置

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JPH08215840A
JPH08215840A JP3195495A JP3195495A JPH08215840A JP H08215840 A JPH08215840 A JP H08215840A JP 3195495 A JP3195495 A JP 3195495A JP 3195495 A JP3195495 A JP 3195495A JP H08215840 A JPH08215840 A JP H08215840A
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welding
current
groove
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electrogas
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JP3195495A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Otoguro
黒 盈 昭 乙
Kazuo Nagatomo
友 和 男 長
Toshio Aoki
木 俊 雄 青
Nobuyuki Aoki
木 信 行 青
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Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横向ガスシ−ルドア−ク溶接に際し、アンダ
−カットのない良好な裏,表ビ−ドを形成する。溶込み
不良のない健全な溶接部を得る。溶接能率の向上。 【構成】 横向姿勢のガスシ−ルドア−ク溶接に際し、
〔1〕上母材と下母材とで形成された開先に対し、裏側
に固形バッキング材を当接させ、初層は溶接電流を大電
流と小電流とを周期的に繰り返して溶接する電流変化溶
接法により溶接して初層ビ−ドを形成し、残る開先部を
表側に摺動銅当金を当接させて溶接ト−チを上母材,下
母材の板厚方向に揺動してエレクトロガス溶接法により
仕上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚板のガスシ−ルド横
向溶接法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、横向き姿勢の片面溶接方法は、上母
材と下母材とでI型またはI型に近いレ型に形成された
溶接開先に対し、裏側に銅当金あるいは固形セラミツク
材を当接させ、母材と裏当材とで囲まれた開先内にシ−
ルドガスを供給すると共に溶接ワイヤを送給して行って
いるが、横向き姿勢のため重力による溶接金属の垂れ落
ちが生じ易く、そのために表,裏ビ−ドにアンダ−カッ
トが発生したり、溶込み不良等の溶接欠陥が発生しやす
いのが現状である。
【0003】これに対し、特公昭51−32584号公
報には、横向き姿勢で連続大電流を使用する場合の溶融
金属の垂れ下がり、又これにより生ずる融合不良を防止
するため、溶接電流を大電流と小電流に周期的に変化さ
せて溶融金属の凝固を促進することにより、横向き姿勢
で良好な溶接ビ−ドを溶着すると共に、溶接ト−チを溶
接方向と交差する方向(板厚方向)に往復動させて溶接
ビ−ドを開先内に沿って順次積重ねて、1回の台車走行
で全板厚の溶着を完了する方法が開示されている。しか
しながら、該方法は大電流と小電流を周期的に繰り返
し、溶接ト−チを板厚方向に往復動させて積層するもの
で溶接能率が低い問題がある。
【0004】一方、特公昭61−39151号公報に
は、横向エレクトロガス溶接における、開先内での溶融
金属の先行流れによる融合不良,ガス抜き不良によるブ
ロ−ホ−ルなどの溶接欠陥の発生,ビ−ド外観の不揃い
などの問題を解決して溶接欠陥を生じることなく1パス
1ランで溶接可能な横向エレクトロガス溶接方法を提供
せんとする方法が開示され、更に特公平3−16222
号公報には、溶接ア−クを略板厚方向に揺動する横向エ
レクトロガス溶接方法において、溶接ア−ク揺動の往路
および/または復路の母材板厚中央近傍でア−クを継続
したまま揺動を一旦停止せしめることにより、板厚中央
におけるア−クの吹き付け力による溶融金属の押し上げ
量を増大させ、中央部における溶込み量を増大させるよ
うにした横向エレクトロガス溶接法が開示されている。
しかしながら、該方法はいずれも開先を1パス1ランで
溶接しようとするものであり、表,裏ビ−ドの両者を良
好な状態でしかも同時に形成しつつ溶接する方法のた
め、溶接ワイヤの狙い位置を絶えず監視しながら適正位
置に維持する必要がある上、開先ギャップ変動の多い現
場溶接では更に溶接作業者の負担は大きいという問題が
ある。
【0005】この問題を解決する手段として、特開昭6
2−234667号公報には、溶接ア−ク光の検出によ
る開先倣い方法が開示されているが、揺動しているア−
ク光と開先エッジと検出器との最適位置調整が困難な
上、開先エッジのガス切断ノッチや切断面の酸化膜(凝
固酸化物)が溶接中に剥離して溶接ア−クを遮蔽してし
まう等の問題があり、実用的に課題が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決し、横向姿勢のガスシ−ルドア−ク溶接に際し、アン
ダ−カットのない良好な裏,表ビ−ドを形成すると共
に、溶込み不良のない健全な溶接部を得る溶接能率のよ
い横向ガスシールドア−ク溶接法を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、横向姿勢のガ
スシ−ルドア−ク溶接に際し、 〔1〕上母材と下母材とで形成された開先に対し、裏側
に固形バッキング材を当接させ、初層は溶接電流を大電
流と小電流とを周期的に繰り返して溶接する電流変化溶
接法により溶接して初層ビ−ドを形成し、残る開先部を
表側に摺動銅当金を当接させて溶接ト−チを上母材,下
母材の板厚方向に揺動してエレクトロガス溶接法により
仕上げる。
【0008】〔2〕溶接電流を大電流と小電流とを周期
的に繰り返して溶接する電流変化溶接法により初層ビ−
ドを形成する初層溶接と、残る開先部をエレクトロガス
溶接法により仕上げるに際し、同一溶接電源,同一ワイ
ヤ送給装置および同一溶接ト−チを使用して溶接する。
【0009】〔3〕溶接電流を大電流と小電流に周期的
に繰り返し切り替える切替タイマと、電流変化溶接法と
エレクトロガス溶接法を切り替える切替器と、溶接電流
を検出する検出器,基準電流設定器,前記溶接電流と基
準電流とを比較する比較器を備え、該比較器の出力を受
けて溶接チップと溶接金属プ−ル面との距離を略一定に
保つように溶接速度を制御する回路と、溶接線と略直角
方法で母材板厚方向に溶接ト−チを揺動する揺動回路
と、上母材および下母材の少くとも一方の開先エッジを
検出する検出器,該検出器の出力によって開先エッジに
対する溶接ト−チ位置の開先倣い制御を行う開先倣い制
御回路と、を有する。
【0010】
【作用】以下、図によって本発明方法を詳細に説明す
る。図1は上母材と下母材とで形成された横向レ型開先
に対し、裏側に固形バッキング材を当接させ、溶接電流
を大電流と小電流とを周期的に繰り返して溶接する電流
変化溶接法による初層ビ−ドの形成を示す横断面図
(a)および縦断面図(b)である。下母材2と上母材
1および固形バッキング材3とで囲まれた横向レ型開先
に対し略垂直に溶接ワイヤ7を挿入し、溶接電流を大電
流と小電流に周期的に繰り返し返換えて溶接することに
よって、溶融金属の垂れ落ちを防止して良好なビ−ド4
を形成する。
【0011】すなわち、大電流時に下母材2および上母
材1のコ−ナ−部を溶融して溶接ワイヤ7と共に溶融金
属を形成し固形バッキング材3の表面も溶融する。この
状態で大電流を継続すると横向き姿勢のため溶融金属は
重力によって垂れ落ちが生じ初層溶接が不可能となる。
そのため該垂れ落ちの発生する前に溶接電流を大電流か
ら小電流にして溶融金属の凝固を促進させる。大電流と
小電流とはたとえば大電流0.5秒,小電流1.0秒と
いったタイミングで切り替える。こうして溶融,凝固を
周期的に繰り返すことによって溶融金属の垂れ落ちのな
い良好な初層溶接ができる。5は溶接ト−チのシ−ルド
ガスノズル、6はチップである。
【0012】また、図2は前述の初層溶接後の残る開先
部を表側に摺動銅当金9を当接させて仕上げ溶接するエ
レクトロガス溶接法を示す横断面図(a)および縦断面
図(b)である。エレクトロガス溶接では、下母材2,
上母材1,初層ビ−ド4および摺動銅当金9で囲まれた
開先内に、カ−ブドチップ11によって案内された溶接
ワイヤ7を挿入し、摺動銅当金9のシ−ルドガス供給口
10にシ−ルドガスを供給して仕上げ溶接を行なう。こ
のとき溶接ト−チを溶接母材の板厚方向に揺動して溶融
金属をア−ク力で保持させるが、横向き姿勢の開先を1
パスでエレクトロガス溶接する場合に比べて開先断面積
は初層ビ−ド4の断面積分だけ小さいため、その表面張
力が強く、溶融金属の垂れ落ちのない良好な仕上げビ−
ド8が形成できる。
【0013】しかしながら、開先断面積の変動等が生じ
ると溶融金属の垂れ落ちが発生する場合があるため、溶
接電流を検出してカ−ブドチップ11と溶融金属面との
距離が一定となるように溶接速度を制御する。走行速度
の自動制御の詳細は後述する。
【0014】また、初層溶接,仕上げ溶接において、下
母材または上母材で形成される開先に対し、表側の下母
材または上母材の開先エッジを検出して開先の上下方向
で溶接ト−チの位置が該開先エッジに対して一定距離に
保たれるように溶接ト−チ位置の倣い制御を行なうこと
により、開先変動が生じた場合でも該開先に沿った溶け
込み不良およびアンダ−カットのない良好な溶接ビ−ド
が得られる。
【0015】次に溶接ト−チについて説明する。図3は
同一溶接ト−チを使用して、電流変化溶接法とエレクト
ロガス溶接法を行う溶接ト−チ先端部の説明図であり、
図3の(a)は溶接ト−チ12の銃身13先端に、オリ
フィス14,チップ6,シ−ルドノズル5を装着し、溶
接ト−チ12に溶接ワイヤおよびシ−ルドガスを供給し
て電流変化溶接を行なう。
【0016】図3の(b)は、図3の(a)のオリフィ
ス14,チツプ6,シ−ルドノズル5を取り外し、チッ
プジョイント15,袋ナット16,カ−ブドチップ11
を装着して溶接ト−チ12に溶接ワイヤを供給してエレ
クトロガス溶接を行う態様を示す。この時シ−ルドガス
は、図4の摺動銅当金9のシ−ルドガス供給口10に供
給する。
【0017】図4は、水冷式摺動銅当金9を示す。冷却
水給水口17および冷却水排水口18により、水冷式摺
動銅当金9内に冷却水を循還させる。図4は、溶接ビ−
ドに当接する面側から見た斜視図で、背面には当金押付
装置64(図8)の先端に引掛けるための溝(図示しな
い)がつけられている。
【0018】
【実施例】次に本発明装置の一実施例を詳細に説明す
る。図5は本発明装置の一実施例の主に電気要素の組合
せを示すブロック図であり、機構要素の組合せは図8に
示す。図5において溶接電源32は定電圧特性の直流ア
−ク溶接機である。図5の大電流設定器19,小電流設
定器20,電流切替器21,大電圧設定器27,小電圧
設定器28,電圧切替器29,切替タイマ26および走
行速度設定器33は、溶接電流を大電流と小電流とに周
期的に繰り返して溶接する際に使用するものであり、ワ
イヤ送給速度設定器22,電圧設定器30,溶接電流検
出器34および走行速度自動制御回路35は、エレクト
ロガス溶接に使用するものである。また、切替器23,
31および36は、溶接電流を大電流と小電流に周期的
に繰り返し切換えて溶接する場合とエレクトロガス溶接
を行う場合との切り替えを行うもので、ワイヤ送給制御
回路24,溶接電源32および台車走行制御回路37に
対する入力信号の切り替えを同時に行うものである。
【0019】揺動速度設定器39,揺動停止設定器4
6,揺動制御回路41,開先検出器43,演算回路44
および倣い制御回路45は、溶接電流を大電流と小電流
に周期的に繰り返して切換えて溶接する場合およびエレ
クトロガス溶接する場合のいずれにもまたはいずれか一
方に使用する。
【0020】ワイヤ送給制御回路24は、電流切替器2
1またはワイヤ送給速度設定器22からの信号を受けて
ワイヤ送給モ−タ25を駆動する。溶接電源32は定電
圧特性の直流ア−ク溶接電源であり、電圧切替器29ま
たは電圧設定器30からの信号を受けて溶接に必要な電
力を供給する。台車走行制御回路37は、走行速度設定
器33または走行速度自動制御回路35の信号を受けて
台車走行モ−タ38を駆動する。揺動制御回路41は、
揺動速度設定器39および揺動停止設定器40の信号を
受けて揺動モ−タ42を駆動し、溶接ト−チを開先内で
板厚方向に揺動する。開先検出器43の出力信号は、演
算回路44に入力され該演算回路44の出力は倣い制御
回路45に入力され倣いモ−タ46を駆動する。次に倣
い制御の詳細を説明する。
【0021】図6の(a)は、レ−ザ距離計を用いた開
先検出器43で開先を検出する方法の原理図である。上
母材1と下母材2および固形バッキング材3とで囲まれ
た開先に対し、母材表面の略垂直方向で開先検出器43
を開先幅方向Aに揺動する。この時の開先検出器43の
位置と出力電圧との関係を、図6の(b)に示す。該図
のように、出力電圧は母材表面では一定値を示すが、開
先位置(上母材および下母材の開先エッジ)で急激に変
化する。溶接中に開先の変動があると検出器位置に対す
る電圧の急激に変化する点が変動する。この、下母材ま
たは上母材の開先エッジで急激に変化する点の、検出器
位置に対するずれ量を演算してずれ量が0になるように
倣いモ−タを制御することにより開先倣い制御が行われ
る。
【0022】溶接電流を大電流と小電流に周期的に繰り
返し切換えて溶接する場合を説明する。大電流,小電流
は、それぞれ大電流設定器19,小電流設定器20に設
定する。該設定と同様に大電流溶接に見合った適正大電
圧を大電圧設定器27に、小電流溶接に見合った小電圧
を小電圧設定器28に設定する。該大電流と小電流およ
び大電圧と小電圧はそれぞれ電流切替器21および電圧
切替器29で同時に切り替える。切り替えのタイミング
は、切替タイマ26により、たとえば大0.5秒,小
1.0秒のようなタイミングで切り替える。該電流切替
器21の出力は切替器23を通ってワイヤ供給回路24
に入力されワイヤ送給モ−タ25を駆動し、電圧切替器
29の出力は切替器31を通って溶接電源32に入力さ
れて溶接電力を供給する。走行速度設定器33の出力
は、切替器36を通って台車走行制御回路37に入力さ
れ速度設定値に見合った速度で台車走行モ−タ38を駆
動する。
【0023】次にエレクトロガス溶接について説明す
る。ワイヤ送給速度設定器22の出力は切替器23を通
ってワイヤ供給制御回路24に入力されワイヤ送給モ−
タ25を駆動し、電圧設定器30の出力は切替器31を
通って溶接電源32に入力されて溶接電力を供給する。
溶接電流検出器34の出力が走行速度自動制御回路35
に入力され、該走行速度自動制御回路35の出力が切替
器36を通って台車走行制御回路37に入力されて台車
走行モ−タ38を駆動する。これにより台車が走行す
る。
【0024】走行速度自動制御回路35の構成を図7に
示す。回路35においては、溶接電流検出器34の検出
電圧を増幅回路47で増幅し、該増幅回路47の出力は
溶接電流の基準電流設定器49の設定電圧と加算され比
例積分回路50に入力される。すなわち、加算点48で
基準電流設定器49の設定電圧と溶接電流検出器34で
検出した実際の溶接電流に対応する検出電圧との差が求
められ比例積分回路50に入力される。該比例積分回路
50の出力は増幅回路51で増幅され切替器36を通っ
て台車走行制御回路37に入力されて台車走行モ−タ3
8を駆動する。しかして溶接電流の実際値が基準電流設
定値に等しくなるように台車走行速度を制御する。すな
わち、開先断面積が大きい時速度は遅くなり、逆に開先
断面積が小さい時速度は速くなって実際の溶接電流が基
準溶接電流値を保つように制御される。
【0025】この時、定電圧特性の溶接電源を使用して
いるので、溶接電流はワイヤ送給速度および溶接チップ
と溶融金属プ−ル面との距離によって支配されるが、ワ
イヤ送給速度は一定に保たれているため、開先断面積の
変化に対応して基準溶接電流値を保つように台車走行速
度を制御することによって、溶接チップと溶融金属プ−
ル面との距離は略一定に保たれる。
【0026】次に本発明の一実施例の溶接装置の主に機
構部を図8を主に参照して説明する。なお、図8の機構
には、図5の電気回路要素が組合わさっている。図8に
おいて、走行レ−ル53上を走行する走行台車52に
は、当金押付装置64および倣い装置62が搭載され、
該倣い装置62には揺動装置63および開先検出装置6
5が取付けられ、溶接ト−チ12および開先検出装置6
5は倣い装置62により溶接開先55の上下方向に移動
する。該開先検出装置65には、図示しない開先検出器
43(図5,図6)を開先幅方向に揺動する揺動機構が
組み込まれている。
【0027】溶接に際し、まず被溶接物の上母材で溶接
開先55に対し平行に走行レ−ル53をとりつける。該
走行レ−ル53に走行台車52を装着し、クラッチ摘子
57を操作して走行台車52を手動で走行させて溶接開
始位置に合わせる。
【0028】溶接電流を大電流と小電流とを周期的に繰
り返して溶接する電流変化法による初層の溶接は、図8
の摺動銅当金9を取り外し、図3の(b)に示す溶接ト
−チ12のカ−ブドチップ11,袋ナット16およびチ
ップジョイント15を取り外し、図3の(a)に示すオ
リフィス14,チップ6およびシ−ルドガスノズル5に
交換して、摺動銅当金9に供給していたシ−ルドガスを
溶接ト−チ12に接続して供給し溶接する。
【0029】溶接中の溶接条件の調整は、図5において
ワイヤ送給速度の調整は、大電流,小電流それぞれを大
電流設定器19および小電流設定器20で行い、溶接電
圧の調整は大電圧,小電圧それぞれを大電圧設定器27
および小電圧設定器28で行ない、溶接速度の調整は走
行速度設定器33で行う。
【0030】次にエレクトロガス溶接による仕上げ溶接
は、図8のシ−ルドガス供給口を具備した摺動銅当金9
の溶接開先55に対する開先幅方向の位置合わせを上下
調整摘子58で行なった後、当金押付摘子60により被
溶接物母材表面に摺動銅当金9を押し付ける。次にカ−
ブドチップ11を装着した溶接ト−チ12を揺動装置6
3の図示しないト−チホルダに挟持し、摺動銅当金9と
の溶接線方向の位置合わせを左右調整摘子56によりな
う。更に、開先検出器43の溶接開先55に対する開先
幅方向の位置合わせを検出器上下調整摘子59で行う。
溶接中の溶接条件の調整は、図5において、ワイヤ送給
速度の調整はワイヤ送給速度設定器22で行い、溶接電
圧の調整は電圧設定器30で行い、揺動速度および揺動
停止時間の調整は揺動速度設定器39および揺動停止設
定器40で行う。次に本発明の実施効果を具体的に示
す。
【0031】−実施例1− 供試材: ワイヤ: JIS Z 3313 YFW-C50DM 1.6mmφ, 鋼板: SM490B 板厚 25mm, 初層用裏当材:セラミックス系固形バッキング材 (溝幅:18mm、溝深さ:2mm), 表面層用摺動銅当金:溝幅:35mm、溝深さ3mm, シ-ルドガス:100%CO2 25l/min を用い、溶接電源は定電圧特性の直流ア−ク溶接機、図
3に示した溶接ト−チを用いて、裏側の開先間隙を7mm
とし、表面側の開先間隙を12mmとしたレ型開先で溶接
長1mの試験板を作製し、走行レ−ルに対して試験板の
開先線を溶接開始点と溶接終了点で溶接の進行に伴って
レ−ルに近づく方向で5mmずらした状態で、以下に示す
溶接条件により、初層溶接を電流変化溶接で行った後、
残りの開先部をエレクトロガス溶接で表面層溶接を行っ
た。
【0032】 以上の条件による溶接の結果、開先線5mmのずれに対し
て±0.5mm以内で追従し、表,裏ビ−ド共アンダ−カッ
トのない良好なビ−ド外観及び溶込み不良のない溶接部
が得られた。
【0033】−実施例2− 供試材: ワイヤ:JIS Z 3313 YFW-C50DM 1.6mmφ, 鋼板:SM490B 板厚 25mm, 初層用裏当材:セラミックス系固形バッキング材 (溝幅:18mm、溝深さ:2mm), 表面層用摺動銅当金:溝幅:35mm、溝深さ3mm, シ-ルドガス:100%CO2 25l/min を用い、溶接電源は定電圧特性の直流ア-ク溶接電源、
図3に示した溶接ト−チを用いて、開先間隙を10mmと
したI型開先で溶接長1mの試験板を作製し、走行レ−
ルに対して試験板の開先線を溶接開始点と溶接終了点で
溶接の進行に伴ってレ−ルから遠ざかる方向に10mmず
らした状態で、以下に示す溶接条件により、初層溶接を
電流変化溶接で行った後、残りの開先部をエレクトロガ
ス溶接で表面層溶接を行った。
【0034】 以上の条件による溶接の結果、開先線10mmのずれに対
して±0.5mm以内で追従し、表,裏ビ−ド共アンダ−カ
ットのない良好なビ−ド外観及び溶込み不良のない溶接
部が得られた。
【0035】 また、ワイヤ: JIS Z 3313 YFW-A50DM 1.6mmφ, シ−ルドガス :80%Ar-20%CO2 25l/min に変えて、実施例1及び実施例2のそれぞれの条件を用
いて溶接した結果、同様に表,裏ビ−ドともアンダ−カ
ットのない良好なビ−ド外観及び溶込み不良のない良好
な溶接部が得られた。
【0036】更に溶接ワイヤを JIS Z 3313 YGL-4G該当
1.6mmφ に変えて、実施例1及び実施例2のそれぞれ
の条件を用いて溶接した結果、同様に表、裏ビ−ドとも
アンダ−カットのない良好なビ−ド外観及び溶込み不良
のない良好な溶接部が得られた。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、横向
姿勢のガスシ−ルドア−ク溶接に際し、アンダ−カット
のない良好な裏,表ビ−ドを形成すると共に溶込み不良
のない健全な溶接部を得る溶接能率のよい横向ガスシ−
ルド溶接法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開先断面図であり、(a)は電流変化溶接法
による初層ビ−ドを示す横断面図、(b)は縦断面図で
ある。
【図2】 エレクトロガス溶接法による仕上げビ−ドを
示す開先断面図であり、(a)は横断面図、(b)は縦
断面図である。
【図3】 本発明の一実施例で用いる溶接ト−チの先端
部を示す、管半分は外観を、残り半分は縦断面を示す断
面図であり、(a)は電流変化溶接法を実施するときの
溶接ト−チ先端部を示し、(b)はエレクトロガス溶接
法を実施するときの溶接ト−チ先端部を示す。
【図4】 本発明の一実施例で用いる摺動銅当金9の外
観を示す斜視図である。
【図5】 本発明装置の一実施例の電気要素の組合せを
示すブロック図である。
【図6】 (a)は開先の横断面図であり、図5に示す
開先検出器43の開先に対する相対位置を示す。(b)
は開先検出器43を開先を横切る方向に走査駆動したと
きの、検出器位置と検出器出力電圧の関係を示すグラフ
である。
【図7】 図5に示す走行速度自動制御回路35の構成
概要を示すブロック図である。
【図8】 図5に示す電気要素と組合された溶接装置機
構を示す平面図である。
【符号の説明】
1:上母材 2:下母材 3:固形バッキング材 4:初層ビ−ド 5:シ−ルドガスノズル 6:チップ 7:溶接ワイヤ 8:仕上げビ−
ド 9:摺動銅当金 10:シ−ルドガ
ス供給口 11:カ−ブドチップ 12:溶接ト−
チ 13:銃身 14:オリフィ
ス 15:チップジョイント 16:袋ナット 17:冷却水給水口 18:冷却水排
水口 19:大電流設定器 20:小電流設
定器 21:電流切替器 22:ワイヤ送
給速度設定器 23:切替器 24:ワイヤ送
給制御回路 25:ワイヤ送給モ−タ 26:切替タイ
マ 27:大電圧設定器 28:小電圧設
定器 29:電圧切替器 30:電圧設定
器 31:切替器 32:溶接電源 33:走行速度設定器 34:溶接電流
検出器 35:走行速度自動制御回路 36:切替器 37:台車走行制御回路 38:台車走行
モ−タ 39:揺動速度設定器 40:揺動停止
設定器 41:揺動制御回路 42:揺動モ−
タ 43:開先検出器 44:演算回路 45:倣い制御回路 46:倣いモ−
タ 47:増幅回路 48:加算点 49:基準電流設定器 50:比例積分
回路 51:増幅回路 52:走行台車 53:走行レ−ル 54:開先検出
装置 55:溶接開先 56:左右調整
摘子 57:クラッチ摘子 58:上下調整摘
子 59:検出器上下調整摘子 60:当金押付摘
子 61:台車走行装置 62:倣い装置 63:揺動装置 64:当金押付
装置 64:開先検出装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【作用】以下、図によって本発明方法を詳細に説明す
る。図1は上母材と下母材とで形成された横向レ型開先
に対し、裏側に固形バッキング材を当接させ、溶接電流
を大電流と小電流とを周期的に繰り返して溶接する電流
変化溶接法による初層ビ−ドの形成を示す横断面図
(a)および縦断面図(b)である。下母材2と上母材
1および固形バッキング材3とで囲まれた横向レ型開先
に対し略垂直に溶接ワイヤ7を挿入し、溶接電流を大電
流と小電流に周期的に繰り返し換えて溶接することに
よって、溶融金属の垂れ落ちを防止して良好なビ−ド4
を形成する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】溶接電流を大電流と小電流に周期的に繰り
返し切換えて溶接する場合を説明する。大電流,小電流
は、それぞれ大電流設定器19,小電流設定器20に設
定する。該設定と同様に大電流溶接に見合った適正大電
圧を大電圧設定器27に、小電流溶接に見合った小電圧
を小電圧設定器28に設定する。該大電流と小電流およ
び大電圧と小電圧はそれぞれ電流切替器21および電圧
切替器29で同時に切り替える。切り替えのタイミング
は、切替タイマ26により、たとえば大0.5秒,小
1.0秒のようなタイミングで切り替える。該電流切替
器21の出力は切替器23を通ってワイヤ送給制御回路
24に入力されワイヤ送給モ−タ25を駆動し、電圧切
替器29の出力は切替器31を通って溶接電源32に入
力されて溶接電力を供給する。走行速度設定器33の出
力は、切替器36を通って台車走行制御回路37に入力
され速度設定値に見合った速度で台車走行モ−タ38を
駆動する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】次にエレクトロガス溶接について説明す
る。ワイヤ送給速度設定器22の出力は切替器23を通
ってワイヤ送給制御回路24に入力されワイヤ送給モ−
タ25を駆動し、電圧設定器30の出力は切替器31を
通って溶接電源32に入力されて溶接電力を供給する。
溶接電流検出器34の出力が走行速度自動制御回路35
に入力され、該走行速度自動制御回路35の出力が切替
器36を通って台車走行制御回路37に入力されて台車
走行モ−タ38を駆動する。これにより台車が走行す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】次に本発明の一実施例の溶接装置の主に機
構部を図8を主に参照して説明する。なお、図8の機構
には、図5の電気回路要素が組合わさっている。図8に
おいて、走行レ−ル53上を走行する走行台車52に
は、当金押付装置64および倣い装置62が搭載され、
該倣い装置62には揺動装置63および開先検出装置
が取付けられ、溶接ト−チ12および開先検出装置
は倣い装置62により溶接開先55の上下方向に移動
する。該開先検出装置54には、図示しない開先検出器
43(図5,図6)を開先幅方向に揺動する揺動機構が
組み込まれている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】更に溶接ワイヤを JIS Z 3325 YGL-4G該当
1.6mmφ に変えて、実施例1及び実施例2のそれぞれ
の条件を用いて溶接した結果、同様に表、裏ビ−ドとも
アンダ−カットのない良好なビ−ド外観及び溶込み不良
のない良好な溶接部が得られた。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1:上母材 2:下母材 3:固形バッキング材 4:初層ビ−ド 5:シ−ルドガスノズル 6:チップ 7:溶接ワイヤ 8:仕上げビ−
ド 9:摺動銅当金 10:シ−ルドガ
ス供給口 11:カ−ブドチップ 12:溶接ト−
チ 13:銃身 14:オリフィ
ス 15:チップジョイント 16:袋ナット 17:冷却水給水口 18:冷却水排
水口 19:大電流設定器 20:小電流設
定器 21:電流切替器 22:ワイヤ送
給速度設定器 23:切替器 24:ワイヤ送
給制御回路 25:ワイヤ送給モ−タ 26:切替タイ
マ 27:大電圧設定器 28:小電圧設
定器 29:電圧切替器 30:電圧設定
器 31:切替器 32:溶接電源 33:走行速度設定器 34:溶接電流
検出器 35:走行速度自動制御回路 36:切替器 37:台車走行制御回路 38:台車走行
モ−タ 39:揺動速度設定器 40:揺動停止
設定器 41:揺動制御回路 42:揺動モ−
タ 43:開先検出器 44:演算回路 45:倣い制御回路 46:倣いモ−
タ 47:増幅回路 48:加算点 49:基準電流設定器 50:比例積分
回路 51:増幅回路 52:走行台車 53:走行レ−ル 54:開先検出
装置 55:溶接開先 56:左右調整
摘子 57:クラッチ摘子 58:上下調整
摘子 59:検出器上下調整摘子 60:当金押付
摘子 61:台車走行装置 62:倣い装置 63:揺動装置 64:当金押付
装置
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 9/173 8315−4E B23K 9/173 B 37/06 37/06 F (72)発明者 青 木 信 行 東京都中央区築地三丁目5番4号 日鐵溶 接工業株式会社研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横向姿勢のガスシ−ルドア−ク溶接にお
    いて、上母材と下母材とで形成された開先に対し、裏側
    に固形バッキング材を当接させ、初層は溶接電流を大電
    流と小電流とを周期的に繰り返して溶接する電流変化溶
    接法により溶接して初層ビ−ドを形成し、残る開先部を
    表側に摺動銅当金を当接させて溶接ト−チを上母材,下
    母材の板厚方法に揺動してエレクトロガス溶接法により
    仕上げることを特徴とする横向溶接方法。
  2. 【請求項2】 溶接電流を大電流と小電流とを周期的に
    繰り返して溶接する電流変化溶接法により初層ビ−ドを
    形成する初層溶接と、残る開先部をエレクトロガス溶接
    法により仕上げるに際し、同一溶接電源,同一ワイヤ送
    給装置および同一溶接ト−チを使用して溶接することを
    特徴とする請求項1記載の横向溶接方法。
  3. 【請求項3】溶接電流を大電流と小電流に周期的に繰り
    返し切り替える切替タイマと、 電流変化溶接法とエレクトロガス溶接法とを切り替える
    切替器と、 溶接電流を検出する検出器,基準電流設定器,前記溶接
    電流と基準電流とを比較する比較器を備え、該比較器の
    出力を受けて溶接チップと溶融金属プ−ル面との距離を
    略一定に保つように溶接速度を制御する回路と、 溶接線と略直角方向で母材板厚方向に溶接ト−チを揺動
    する揺動回路と、 上母材および下母材の少くとも一方の開先エッジを検出
    する検出器,該検出器の出力によって開先エッジに対す
    る溶接ト−チ位置の開先倣い制御を行う開先倣い制御回
    路と、を有することを特徴とする横向溶接装置。
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