JPH08215121A - 電気掃除機の通信方法 - Google Patents

電気掃除機の通信方法

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JPH08215121A
JPH08215121A JP2039695A JP2039695A JPH08215121A JP H08215121 A JPH08215121 A JP H08215121A JP 2039695 A JP2039695 A JP 2039695A JP 2039695 A JP2039695 A JP 2039695A JP H08215121 A JPH08215121 A JP H08215121A
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JP
Japan
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hand
motor
signal
circuit
vacuum cleaner
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Pending
Application number
JP2039695A
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English (en)
Inventor
Akitake Katou
昭偉 加藤
Hiroo Oshima
裕夫 大島
Akihiro Kitagawa
晃博 北川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気掃除機において、手元部から掃除機本体
に確実に信号伝送を行えるようにすることを目的とす
る。 【構成】 電気掃除機に内蔵された電動送風機2と、電
動送風機2の制御を行うモータ制御回路3と、本体受信
手段5と、手元部の手元送信手段6と、手元操作回路7
とで構成され、手元操作回路7からの信号を、手元部へ
の電源供給用の交流波形の半波に重畳させて通信を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機の通信方法
に関すものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機のモータ制御装置に
は、スイッチング半導体素子を用いた位相制御方式の回
路が多く用いられている。これは、IC回路や抵抗、コ
ンデンサ等からなる時定数回路により交流電源の零クロ
ス点より一定時間経過後にスイッチング素子を動作させ
ることにより、電動送風機への電力供給を制御するもの
である。
【0003】図5は、従来の電気掃除機の制御回路のブ
ロック図である。交流電源1は、掃除機本体9内のモー
タ内蔵の電動送風機2及びホース10の配線を介して手
元部11に供給される。手元部11の電源回路8により
交流電圧を降圧しさらに直流に変換し、手元操作回路7
等に電源が供給される。操作回路7には、電動送風機2
のON/OFFと吸い込み力等を選択するスイッチ等が
備えられ、使用者が任意に選択できるようになってい
る。使用者が選択したスイッチ情報は手元操作回路7で
処理され、さらにモータ位相制御情報に変換され本体9
へ送られる。本体9のモータ制御回路3によりモータ位
相制御情報が処理され電動送風機2が制御される。
【0004】従来、ホース10の内部の配線として、電
源供給線2本と、モータ制御信号線2本の計4本が使用
されていたが、最近、電源供給線にモータ制御信号を重
畳させ、ホース10内部の配線を2本に減少させた電気
掃除機が登場している。具体的には、ホース内部配線の
電圧が交流の場合と直流の場合とに分けられ、それぞれ
回路構成や手段が異なる。
【0005】例えば図4に示すように、交流半波に位相
時間aでH/Lするパルスを送信する方式(図4のアの
波形)、交流半波のピーク電圧値bを制限し、電圧値b
に対応しあらかじめ設定された位相制御量に変換する方
式(図4のイの波形)、直流の電圧値cを変化させ、電
圧値cに対応しあらかじめ設定された位相制御量に変換
する方式(図4のウの波形)等により手元部11と本体
9間の信号伝送を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成ならびに作用
により、従来の電気掃除機の通信方法は手元部11から
掃除機本体9へモータ制御信号をアナログ量として伝送
しているため、回路を構成する素子のばらつきや外乱の
影響により伝送する信号が変化し、常に正確な信号受信
ができない。最悪の場合、手元操作部からの操作で掃除
機が動作しない等の不具合が発生する。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するもので、
手元部から掃除機本体に確実に信号伝送を行う電気掃除
機の通信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の手段として、モータ内蔵の電動送風機と、電動
送風機への供給電力を変化させるモータ制御回路と、手
元部からの位相信号を検知しモータ制御回路に位相信号
を出力する本体受信手段と、電動送風機のON/OFF
と吸い込み力の選択スイッチを備えモータ位相制御量を
出力する手元操作回路と、手元操作回路から出力された
モータ位相制御量を変換する手元送信手段を設け、前述
の手元操作回路からの信号を手元部への電源供給用の交
流波形の半波のみに重畳させて手元送信手段から本体受
信手段へ送信するようにしたものである。
【0009】第2の手段として、手元操作回路からの信
号をディジタル信号化し、前述のディジタル信号をパル
ス波形として電源供給用の交流波形に重畳させて、手元
送信手段から本体受信手段へ送信するようにしたもので
ある。
【0010】第3の手段として、手元操作回路から出力
されたモータ位相制御量が小さいほど、手元送信手段か
ら出力される送信内容に大きな数値を割り付け、前述の
手元操作回路からのモータ位相制御量をディジタル化し
た数値を通信番号とし、通信番号の下位桁から順に手元
送信手段から本体受信手段へ送信するようにしたもので
ある。
【0011】第4の手段として、前述の通信番号を複数
個の交流半波成分に分けて送信するようにしたものであ
る。
【0012】
【作用】第1の手段によれば、手元操作回路に備えられ
たスイッチ等を使用者が操作すると、その操作に応じた
信号が手元操作回路から手元送信手段へ送られる。ここ
で、手元回路への交流電源供給線の半波成分に前述の信
号が重畳され、本体受信手段へ送信される。本体受信手
段では、手元からの信号に応じて、モータ制御回路を動
作させ、電動送風機を制御する。従って、手元−本体間
の配線を2本とすることができる。
【0013】第2の手段によれば、手元送信手段から本
体受信手段への信号をディジタル化することによって、
アナログ量を送信する方法よりも回路素子のばらつきや
外乱に強く、エラーが少ない伝送が行える。
【0014】第3の手段によれば、手元送信手段から本
体受信手段へ送信するディジタル信号を、モータ位相制
御量に対応した通信番号とし、さらにこの通信番号を下
位桁から順に送信する。この通信番号には、モータ位相
制御量が小さいほど大きな数値を割り付ける。つまり、
通信途中で信号の欠落が生じた場合、モータ位相制御量
が大きくなるため、電動送風機への電力供給量が減少す
る。
【0015】第4の手段によれば、手元回路への電源供
給線の交流半波成分に通信信号を複数個に分けて重畳さ
せる。これは、半波成分に多くのパルス波を重畳させる
と、回路素子のばらつきや外乱によって通信信号のエラ
ー発生が多くなり、さらに回路構成が複雑化するためで
ある。
【0016】
【実施例】以下に本発明の第1の実施例を図1、図2を
参照し説明する。
【0017】交流電源1は、掃除機本体4の電動送風機
2と電源回路4、手元部11の電源回路8に接続されて
いる。電動送風機2は、モータ制御回路3によって制御
されるよう構成されている。さらに、手元部11は、使
用者が任意に電動送風機2を制御できるスイッチ等が備
えられている手元操作回路7、手元操作回路7からの信
号を受け取り本体4へと信号を送信する手元送信手段
6、手元操作回路7と手元送信手段6に電源を供給する
電源回路8によって構成されている。
【0018】使用者が手元操作回路7のスイッチ等を操
作すると、それに応じた信号が手元操作回路7から手元
送信手段6へと送られる。手元送信手段6では、本体9
からの電源供給線の交流波形の半波成分に送信信号を重
畳させる(図2のウ)。ここで、交流波形の送信信号の
重畳方法には、フォトカプラによる半波成分のON/O
FF等の手段がある。送信信号が重畳した波形は、ホー
ス10を介し、本体9の本体受信手段5で受信される。
さらに、本体受信手段5では、交流波形の半波成分から
送信信号のみを分離する。ここで、交流波形から送信信
号を分離する方法は、フォトトランジスタによる波形の
分離がある。そして、送信信号をモータ位相制御信号に
変換し、モータ制御回路3を動作させ、電動送風機2を
制御する(図2のオ)。
【0019】第2の手段によれば、第1の手段の送信信
号をディジタル化する。例えば、従来の位相制御方式で
はアナログ量によって電動送風機2を制御していたが、
本発明では手元送信手段6から本体受信手段5の間で位
相制御時間を数値化して送受信を行う。これにより、回
路素子の定数ばらつきによる位相時間の進み、遅れが少
なくなり、また、ノイズによる誤動作も減少できる。
【0020】第3の手段によれば、手元送信手段6にお
いて、操作に応じた通信番号を割り付ける(表1)。こ
の際、モータ位相制御量が小さい(電動送風機の消費電
力が大きくなる)ほど、大きな番号を割り付ける。例え
ば、下記に示す(表1)より、消費電力770Wに対応
する通信番号は、「312」となる。送信順序は、通信
番号の下位桁から順に行うため、2、1、3の順に送信
する。
【0021】
【表1】
【0022】ここで、外乱により送信に欠落が生じた場
合について図3をもとに説明する。例えば、使用者の操
作によって電動送風機の消費電力770Wを選択したと
する。選択された情報は手元部11の手元送信手段6に
おいて通信番号「312」に変換される。さらに、通信
番号はパルス波形に変換され、手元部11の電源供給線
の半波成分に重畳される(図3の波形ア)。しかし、前
述の波形がホース10を伝わる際に、外乱が加わる場合
がある。例として第3波目に外乱が加わると、図3の波
形イのようになる。この結果、本体9には図3のウに示
す波形が現れる。従って、本体受信手段5によって波形
ウから通信番号「012」が出力され、この通信番号
「012」より電動送風機の消費電力260W(表1)
に対応する位相制御量がモータ制御回路3に送られ、電
動送風機2を制御する。つまり、外乱が加わり、通信番
号の欠落が発生した場合、モータ位相制御量が大きく
(電動送風機2の消費電力が小さく)なり、電動送風機
2の回転数増加による種々の不具合が防止できる。
【0023】さらに第4の手段によれば、、通信番号を
複数個のパルス波形で構成された複数個のブロックに分
け(図1の波形イ)、手元部への電源供給線の各交流半
波に各ブロックのパルス波を重畳させる(図1のウ)。
本実施例では、1個の半波成分には最大3個のパルスが
重畳した。
【0024】本体9内の本体受信手段4では、まず手元
部11の電源供給線の半波成分に重畳されたパルス波形
を分離し(図1の波形ウ)、パルス波形を通信番号に復
元する。次に、各通信番号に対応するモータ位相制御量
に変換する。つまり、通信番号「312」より電動送風
機の消費電力770Wに対応するモータ位相制御量を出
力する。そして、この位相制御量を用いて、モータ制御
回路3が電動送風機2を制御する(図1の波形オ)。
【0025】ここで、通信番号を複数個に分けた理由
は、第3の手段に示すように外乱による信号の欠落の際
のに有利性がある。さらに、1つの半波成分に多くのパ
ルスを重畳させると、パルス波形の立ち上がりに急峻性
が要求され、そのために回路が複雑化する。以上の理由
により、商用電源の周波数にパルス波形を重畳させる限
度は4パルス以内と考えられ、より多くの情報を送信す
るためには複数個の半波にパルス波形を重畳させる必要
がある。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明は以下のような効果がある。
【0027】第1の手段によれば、手元部への電力供給
と電動送風機の制御を、ホース配線2本のみで行い、さ
らに、電源供給線の交流半波成分のみにモータ位相制御
情報を重畳させているため、手元部への安定的な電源供
給と、信頼性の高いモータ位相制御情報の送信を行うこ
とができる。
【0028】第2の手段によれば、制御情報を番号(デ
ィジタル)化したため、回路素子のばらつきや外乱に強
く、安定した通信を行うことができる。
【0029】第3の手段によれば、通信番号の割り付け
と送信順序を考慮した結果、送信中に通信番号の欠落が
発生した場合、電動送風機の消費電力を低下させる方向
となり、電動送風機の暴走やそれに起因する危険が回避
される。
【0030】第4の手段によれば、通信番号を複数個の
半波に分散させたため、回路素子のばらつきや外乱に強
く安定した制御を行うことができる。さらに、回路精度
を高く設計する必要がないため、回路構成が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の制御
回路のブロック図
【図2】同制御回路での信号波形の変化と動作の説明図
【図3】同制御回路での外乱が途中で加わった際の信号
変化の説明図
【図4】従来の電気掃除機の信号伝送の波形図
【図5】従来の電気掃除機の制御回路のブロック図
【符号の説明】
3 モータ制御回路 5 本体受信手段 6 手元送信手段 7 手元操作回路 9 掃除機本体 10 ホース 11 手元部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ内蔵の電動送風機と、電動送風機
    への供給電力を変化させるモータ制御回路と、手元部か
    らの位相信号を検知しモータ制御回路に位相信号を出力
    する本体受信手段と、電動送風機のON/OFFと吸い
    込み力の選択スイッチを備えモータ位相制御量を出力す
    る手元操作回路と、手元操作回路から出力されたモータ
    位相制御量を変換する手元送信手段を設け、前述の手元
    操作回路からの信号を手元部への電源供給用の交流波形
    の半波のみに重畳させて手元送信手段から本体受信手段
    へ送信することを特徴とする電気掃除機の通信方法。
  2. 【請求項2】 手元操作回路からの信号をディジタル信
    号化し、ディジタル信号をパルス波形として電源供給用
    の交流波形に重畳させて、手元送信手段から本体受信手
    段へ送信することを特徴とした請求項1記載の電気掃除
    機の通信方法。
  3. 【請求項3】 手元操作回路から出力されたモータ位相
    制御量が小さいほど、手元送信手段から出力される送信
    内容に大きな数値を割り付け、前述の手元操作回路から
    のモータ位相制御量をディジタル化した数値を通信番号
    とし、通信番号の下位桁から順に手元送信手段から本体
    受信手段へ送信することを特徴とする請求項1または2
    記載の電気掃除機の通信方法。
  4. 【請求項4】 通信番号を複数個の交流半波に分けて送
    信することを特徴とする請求項3記載の電気掃除機の通
    信方法。
JP2039695A 1995-02-08 1995-02-08 電気掃除機の通信方法 Pending JPH08215121A (ja)

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JP2039695A JPH08215121A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 電気掃除機の通信方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543468A (ja) * 2005-06-24 2008-12-04 フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハー 掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543468A (ja) * 2005-06-24 2008-12-04 フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハー 掃除機

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