JPH08215092A - 浴槽用循環口 - Google Patents

浴槽用循環口

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JPH08215092A
JPH08215092A JP7047945A JP4794595A JPH08215092A JP H08215092 A JPH08215092 A JP H08215092A JP 7047945 A JP7047945 A JP 7047945A JP 4794595 A JP4794595 A JP 4794595A JP H08215092 A JPH08215092 A JP H08215092A
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JP
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bathtub
circulation
pipe connector
hot water
port
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JP7047945A
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Yukihiro Inoue
幸弘 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱循環回路に微細気泡発生回路またはジェ
ットエア回路を組み合わせる風呂装置路を、一の循環口
で共通化できるものを提供する。 【構成】 浴槽Bを挟んでパッキンを介してねじ込み一
体とする押え金具201と、浴槽B外側で下部に一の接
続口212を、上部には二つの接続口222、232を
突設してなる循環パイプ接続器202と、循環パイプ接
続器202の内部には上部の二つの循環口222、23
2に密着して内部を三つの流路に分割しノズル204、
206に繋げる内体203を押し込むようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加熱循環風呂装置の
浴槽用循環口に関するもので、詳しくは、その流路に浄
化機能を備えた加熱循環回路とジェットエア回路や気泡
回路あるいは微細気泡発生回路というように二つの循環
回路を備えながら一つの循環口を浴槽に設けるのみで足
りる風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴槽の湯を循環させたり、循環過程にお
いて空気を混入し気泡や微細気泡を浴槽内に噴出させた
り、浴槽内に噴出する湯のスピードを上げてジェットエ
アバスとするような場合は、実開昭59-48628号公報、実
開昭62-127458 号公報に示すように浴槽に複数の取付穴
を穿設して湯の吸入口、吐出口、気泡の噴出口などを設
けるようにしていた。すなわち、一般的には浴槽の底に
近い箇所に湯の吸入口を浴槽の上部に湯の吐出口を設け
るようにしていた。更に、ジェットエアを噴出させる場
合は浴槽側壁に別途ジェットエア用のノズルを設けた
り、気泡や微細気泡を浴槽内に供給するには同じく浴槽
の側壁やあるいは底部に気泡の噴出のためのノズルや開
口を設けることが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、浴槽に複数の
穴を設けることは、配管が複雑になり施工に手間がかか
る、ノズルが複数必要になりコスト高になる、故障の要
因が増える、浴槽の体裁を損なう等の問題が生じること
から必要最小限の穴を設けることが望ましかった。しか
し、実際には上記した従来例からも明らかなように、こ
れまでの風呂装置である、例えば、主に浄化と加熱を循
環によって行うだけの装置、あるいは、浄化せずに加熱
とジェットエア若しくは微細気泡発生を行う装置、さら
には、ジェットエアだけを発生させる装置においては、
浴槽に複数のノズルや開口を設けざるを得なかった。そ
こで、この発明は、加熱循環回路と微細気泡発生回路、
加熱循環回路とジェットエア回路のように加熱循環と気
泡導入回路を組み合わせた風呂装置であっても、一つの
循環口で吸い込み、吐出ができるようにし、しかも、微
細気泡発生回路とジェットエア回路に共通する浴槽用循
環口を提供して微細気泡発生回路とジェットエア発生回
路に適するノズルを交換するのみで部品の共通化を図る
ことができるようにしたものであり、しかも、浴槽に一
の取付穴を設ければ足りるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ためこの発明による浴槽用循環口は、浴槽側壁に一の取
付穴を穿孔し、この取付穴に加熱装置、ジェットエア発
生装置、微細気泡発生装置からの湯を浴槽に循環供給す
る循環口であって、浴槽を挟んでパッキンを介してねじ
込み一体とする押え金具と、浴槽外側の三つの接続口を
突設してなる循環パイプ接続器からなり、循環パイプ接
続器は、下部に一の吸入路用接続口を、上部には微細気
泡用、吐出路用接続口或はジェット気泡用の二つの接続
口を設けるようにしたことを特徴とするものである。ま
た、前述の循環口において、循環パイプ接続器の上部の
二つの接続口に密着し、循環パイプ接続器の内部を三つ
の流路に分割し、ノズル及び浴槽側吸入口に繋げる内体
を浴槽側から押し込むようにしたことを特徴とするもの
である。さらに、前述の浴槽用循環口において、循環パ
イプ接続器内部の両側及び循環パイプ接続器の内部を三
つの流路に分割する内体の両側に、互いにスライドする
突条及び凹条を設けるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0005】
【実施例】以下図面に示す実施例に即してこの発明の内
容を説明する。図1はこの発明に係る浴槽用循環口2を
用いた微細気泡発生回路を備えた加熱循環風呂の概略図
である。浴槽Bの側壁に一の取付穴1を穿孔し、ここに
湯の吸入口21、下向きの微細気泡吐出口22及び上向
きの湯の吐出口23を設けてなる浴槽用循環口2を水密
に取り付けるようにし、加熱循環回路3と微細気泡発生
回路4を浴槽用循環口2に繋げるようにしてなるもので
ある。湯の吸入口21は吐出口22、23の周縁から加
熱循環回路3に向かって引き込まれるようにしてある。
【0006】加熱循環回路3は浴槽用循環口2の湯の吸
入口21から湯の吐出口23の間に循環パイプ31をも
って繋げるようにしてあり、途中に加熱器5、ろ過槽
6、循環ポンプ7、活性化槽8、再度加熱器5を経て最
後に流量切替弁9を順次接続してなり、ろ過槽6と循環
ポンプ7の間に空気取入用電磁弁10を備えたオゾン発
生機11により循環パイプ31にオゾンエアを注入する
ようにしてある。加熱器5はニクロム線をモールドして
なるヒータをアルミダイキャスト製の熱交換器に貫通さ
せるようにしたものや、ガス燃焼ヒータ、ジルコニア系
セラミックを使用した電気ヒータなど適宜の手段を採用
することができる。加熱器5に二度通すのは無駄なく熱
交換するためである。
【0007】ろ過槽6は内部にポリプロピレン等のマイ
クロフィルタなどのろ過布61が複数層になるように構
成してあり、ろ過布61によって人毛、垢、髪やゴミな
どを物理的に捕捉しろ過された湯水が中央に直立された
パイプ62から下方に排出されるようになっている。ろ
過槽6と循環ポンプ7の間に循環パイプ31に接続する
オゾン発生機11によってオゾンエアを循環する湯に供
給し、ろ過された湯水の雑菌の殺菌、脂肪などの分解、
脱臭を行う。図示の例ではオゾン発生機11により殺菌
を行うようにしたが、紫外線殺菌装置であってもよく、
また殺菌処理は加熱循環回路3の適宜の箇所でなせば良
いので例えば湯の吐出口23や湯の吸入口21に近い箇
所などに配置するようにしてもよい。
【0008】活性化槽8はその内部に麦飯石、硫黄石、
黒曜石、流紋岩、未風化真珠岩などの活性石81が一種
又は二種以上混合し取扱便宜のためにネット82に充填
しているもので、下部から湯水を導入し、上部から排出
するようにして導入された湯が万遍なく活性石81に接
触するようにしてある。この活性化槽8では石の表面に
発生するバクテリアで生物的に浄化処理するもので、有
機物、例えばアンモニアを分解し、生物学的に浄化する
ものである。同時に鉄、マグネシウム、カルシウム、ナ
トリウム、亜鉛などの有効成分が湯中に溶解し、水素イ
オン濃度は中性程度に中和されることになり無機化学的
に処理される。
【0009】流量切替弁9は、図示の例では、弁胴91
内の循環パイプ31と接続する流路92と直交する弁室
93を設け、弁室93の流路92側にダイアフラム94
を配し、流路92にはオリフィス95を設けるととも
に、ダイアフラム94の密着する側辺を備えた減流板9
6をはめ込むようにしたもので、加熱循環回路3をなす
循環パイプ31の微細気泡用オリフィス14の手前から
の分岐パイプ97を弁室93に接続するように構成して
なるものである。そこで、加熱循環回路3のみを作動す
るとオリフィス95及びダイアフラム94と減流板96
の間から湯の吐出口23に噴出することになるが、微細
気泡発生回路4を作動させると湯が分岐パイプ97から
弁室93に至りダイアフラム94を押圧して減流板96
の側辺に密着してオリフィス95のみから浴槽Bに吐出
されることになり流路92を絞ることになる。
【0010】このような構成の流量切替弁9を用いると
加熱循環回路3を停止することなく湯量を絞って、同時
に供給される微細気泡を攪拌して消滅させるのを防止す
ることができる。このような構成の流量切替弁9を用い
ると、構造が簡単で耐久性があり、作動が確実で簡単に
修理を行える利点がある。しかし、従来より用いられて
いる電磁弁を用いてもよい。
【0011】このように、加熱器5により湯温が保たれ
循環ポンプ7により循環される湯はろ過槽6による物理
処理、オゾン発生機11による殺菌処理、活性化槽8に
よる生物処理によって完全に清浄化処理されることにな
る。このように処理された湯水は流量切替弁9を経て、
湯の吐出口23から浴槽Bに戻される。
【0012】微細気泡発生回路4は、加熱循環回路3の
ろ過槽6の出口に循環パイプ41を接続して微細気泡吐
出口22に至るまで繋げるようにしてなるもので、循環
パイプ41に順次微細気泡用ポンプ12、空気分離タン
ク13、微細気泡用オリフィス14を介在させ、微細気
泡用ポンプ12の手前に空気取入用電磁弁15を接続す
るとともに、空気分離タンク13にて溶解しなかった空
気を微細気泡用ポンプ12に再度供給するように戻りパ
イプ16を設けるようにしてある。ろ過槽6から分岐さ
せるようにすれば微細気泡発生回路4に垢や人毛などが
入り込んで故障の原因となることを防ぐことができる。
【0013】微細気泡用ポンプ12で湯を吸引すると空
気取入用電磁弁15が解放されるようにし、空気が循環
パイプ41内に巻き込まれて吸入され、空気が混入され
た状態で微細気泡用ポンプ12に至りポンプ12内部で
加圧され、この加圧によって湯水に空気が溶解されるこ
とになり、微細気泡用オリフィス14を通過することに
よって加圧状態から一気に圧力が解放されるとともにオ
リフィスにより流速が早くなるなどして流速が変化する
ことにより湯水に溶け込んでいた空気は放出され、この
空気によって微細な気泡が生じることになる。この微細
気泡は、気泡の直径が10μ程度で非常に細かいものであ
るために浮上速度が遅く、浴槽の湯水中に数分間滞留し
て湯水を乳白色に染めることになる。
【0014】微細気泡用ポンプ12と微細気泡用オリフ
ィス14の間に空気分離タンク13を設けて溶解しなか
った余剰空気を分離し、微細気泡発生回路4に戻して新
規の空気とともに微細気泡用ポンプ12に供給するよう
にしてある。この空気分離タンク13を設けないと微細
気泡吐出口22から大きな気泡となって排出されること
になってしまう。なお、余剰空気をそのまま大気に放出
するように構成することもできる。この微細気泡は入浴
者の体の表面を包み込むことになり、湯の体感温度を実
際よりも数度低くすることになり、入浴時の血圧上昇を
抑えるばかりでなく、身体の表面に付着した汚れや垢を
包み込んで取り除くことになるのである。17、17は
加熱循環回路3及び微細気泡発生回路4に設けた逆止弁
である。
【0015】加熱循環回路3は湯の浄化作用と温度を保
つものであるため、24時間連続して作動させるように
してもよいが、夜間の入浴する可能性のない時間帯は、
湯の温度検知(図示せず)によって断続的に作動するよ
うにしてもよい。入浴直前又は入浴するときに微細気泡
発生回路4を作動させると同時に、流量切替弁9により
加熱循環回路3から浴槽の湯に還流される湯を絞ること
によって、吸入口21から吸引された湯を加熱循環回路
3と微細気泡発生回路4のそれぞれに好適に分配する。
これによって湯の吐出口23からの湯量を減少させ微細
気泡の浴槽内での滞留時間を伸ばすようにするのであ
る。
【0016】また、微細気泡吐出口22を下向きに、湯
の吐出口23を上向きにすることにより吐出方向が反対
となるため、湯の吐出口23からの水流の影響が少なく
なり、さらに、微細気泡が浴槽の底に向かって吐き出さ
れることになるため、より一層微細気泡の滞留時間を伸
ばすことができることになる。加熱循環回路3の湯の吐
出口23の近くに図示しない電気式の流量切替弁を設け
て、微細気泡用ポンプ12を作動させたときに流量を絞
るように構成してもよいが、実施例のように構成すると
部品点数が減少して構成が簡単となるばかりか、作動が
確実であるという点で優れるものといえる。
【0017】ここで、この発明に係る浴槽用循環口2に
ついて図2をもとに説明する。浴槽用循環口2は、基本
的には浴槽Bを挟んでパッキンを介してねじ込み水密に
一体とする浴槽内側からの押え金具201と浴槽外側の
三つの循環パイプ31、41を接続する循環パイプ接続
器202とからなり、実際の組み立て品としては、循環
パイプ接続器202内に三つの流路を構成するために押
し込み固定する内体203、ノズル本体204(又はジ
ェット用ノズル206)及びキャップ205を備えるよ
うにする。
【0018】押え金具201は浴槽の内側から取付ける
もので、基本的には筒状をなし、取付穴1の周縁に掛け
止める鍔211を備え、外周におねじ221を内周にめ
ねじ231を設けたもので、浴槽Bの内側から鍔211
にパッキン241、ライナー251を介して止めるもの
である。循環パイプ接続器202は、浴槽Bの外側に取
り付けるもので、循環パイプ31、31、41の接続口
212、222、232を有し、これら接続口212〜
の外周には接続するためにおねじ242を設けるように
してあり、浴槽側の内周にはめねじ252を設けるよう
にしてある。この循環パイプ接続器202は、浴槽Bの
間にパッキン262を介して浴槽Bの取付穴1の外周に
当てがい、前述の押え金具201のおねじ221を循環
パイプ接続器202の内周のめねじ252にねじ込んで
水密に取りつけるようにする。
【0019】循環パイプ接続器202の接続口212、
222、232は下方にひとつ、上方に二つ設けるよう
にしてなり、浴槽B側の接続口222は高い位置となる
ようにしてある。そして、この循環パイプ接続器202
の突き当たりにはボス272を突設してめねじ282を
設けるようにしてある。さらに、循環パイプ接続器20
2の内面の両側及び上部には突条292を設けてある。
【0020】内体203は、循環パイプ31の戻り管及
び微細気泡を供給する循環パイプ41を接続する上方の
接続口222、232に密着し、循環パイプ接続器20
2内を三つの流路すなわち、湯の還流路213、微細気
泡流路223及び吸込路233に分けノズル本体204
に接続するもので、ゴム又はプラスチックの成形品から
なるものである。そして、この内体203外面には前記
循環パイプ接続器202の突条292に嵌まる凹条24
3を設け、循環パイプ接続器202の接続口222、2
32に密着する箇所には水膨張パッキン253を介して
水漏れを防ぐようにする。この内体203を循環パイプ
接続器202に挿入した後に止めねじ263を循環パイ
プ接続器202のめねじ282にねじ込むことにより確
実に止めるようにすることも出来る。ただし、後述する
キャップ205により止着出来るので、止めねじ263
は必要に応じて用いれば足りる。
【0021】ノズル本体204は、図1図2に示すよう
に循環パイプ接続器202内を内体203にて三つの流
路に分割したものを浴槽B内に連通するもので、浴槽B
への上向きの還流吐出口214及び下向きの微細気泡吐
出口224の二つの通路を備え、還流吐出口214を構
成するパイプを長くして湯の還流路213への差込体2
34としてなるものである。
【0022】キャップ205は、浴槽B内壁に近接する
周縁に湯の導入溝を形成する凹部215を多数形成し、
中央に還流吐出口214及び微細気泡吐出口224が貫
通する筒部225を設けてなり、筒部225には押え金
具201の内周のめねじ231にねじ込むねじ部235
を所定の間隔で三箇所突設してある。このねじ部235
の端にはねじ部を有しないストッパー235aを形成し
て凹部215が浴槽B内壁との間に隙間を有するように
してある。ねじ部235を有しない隙間により浴槽B内
の湯が循環パイプ接続器202の接続口212に通じて
加熱循環回路3に導入される。そこで、キャップ205
はねじ込むことにより固定され、かつ、内体203の微
細気泡流路223及び吸込路233を封止する。キャッ
プ205の筒部225の前面にはめねじ部225aを設
けてあり、シール245びノズル押えねじ255をねじ
込むことによりノズル本体204が固定される。
【0023】図7及び図8は、浄化機能付の加熱循環回
路3と気泡を導入することが出来るようにしたものを示
す。浄化機能付の加熱循環回路3は先に説明したものと
ほぼ同一であるので同一箇所は同一符号を付して説明を
省略する。気泡導入は加熱循環回路3が作動していると
きに、図示しないスイッチにより開放する電磁弁を備え
た空気導入パイプ18を循環パイプ接続器202の接続
口222に繋げるようにしてなす。内体203は、前述
のものとほぼ同一の構造であるが接続口232に続く湯
の還流路213の出口を段差をもって広く形成してあ
る。ジェット用ノズル206は内部ノズル207及び前
面の噴射口ノズル208とからなるものである。内部ノ
ズル207は内体203の湯の還流路213に差し込み
接続すると共に、周囲に穿った通孔217により接続口
222からの空気導入路に接続するようになっている。
内部ノズル207は絞り込み部227を備えて還流して
くる湯のスピードを上げて通孔217より空気を引き込
み湯中に気泡として巻き込み浴槽中に噴出させるように
してある。噴射口ノズル208は、内部ノズル207と
キャップ205の筒部225内面との間を塞ぐ栓218
とスプリング228により前面側に押圧して外周を弧状
に形成した噴射口ノズル本体238とからなるものであ
り、シール245を介しノズル押えねじ255をノズル
の角度が帰られる状態でねじ込むことにより固定され
る。
【0024】
【発明の効果】浴槽に一の取付穴を設け、ここに、浴槽
用循環口2を配置することにより加熱循環浴槽と気泡浴
槽を一体とした風呂装置を提供できるものであり、浴槽
に必要最小限の加工をすれば足りるので、配管が複雑に
なるのを防ぎ、施工を簡素化できる。またコストをおさ
え故障の原因を減らすことができ、浴槽内壁の美観を損
なうことがないのである。循環パイプ接続器内及び内体
に互いに嵌まり合う突条及び凹条を設けるようにすれば
挿入するのみで確実に密封されることになる。さらに、
ノズルを交換すれば気泡の種類を変えることが簡単に出
来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る浴槽用循環口を用いた加熱循環
風呂装置の要部を示す概略図である。
【図2】この発明に係る浴槽用循環口の要部断面図であ
る。
【図3】浴槽用循環口の側面図である。
【図4】浴槽用循環口の正面図である。
【図5】循環パイプ接続器と内体の斜視図である。
【図6】押え金具と循環パイプ接続器の断面図である。
【図7】この発明に係る循環口を用いた気泡混入器付加
熱循環風呂装置の概略図である。
【図8】この発明に係る循環口の要部断面図である。
【符号の説明】
B 浴槽 1 取付穴 2 浴槽用循環口 21 吸入口 22 気泡吐出口 23 吐出口 3 加熱循環回路 4 微細気泡発生回路 201 押え金具 202 循環パイプ接続器 203 内体 204 ノズル本体 205 キャップ 206 ジェット用ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽側壁に一の取付穴を穿孔し、この取
    付穴に固定する循環口であって、浴槽を挟んでパッキン
    を介してねじ込み一体とする押え金具と、浴槽外側に配
    置し三つの接続口を突設してなる循環パイプ接続器から
    なり、循環パイプ接続器は、下部に一の接続口を、上部
    には二つの接続口を設け、循環パイプ接続器の内部に
    は、上部の二つの接続口に密着して内部を三つの流路に
    分割しノズルに繋げる内体を押し込むようにしたことを
    特徴とする浴槽用循環口。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の浴槽用循環口において、
    循環パイプ接続器内及び内体に、互いに嵌まり合う突条
    及び凹条を設けるようにしたことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 浴槽を挟んでパッキンを介してねじ込み
    水密一体とする浴槽内側から押え金具と浴槽外側の三つ
    の接続口を備えた循環パイプ接続器と、 循環パイプ接続器内の二つの循環口に密着し、浴槽内部
    への三つの流路を構成するゴム又はプラスチックの成型
    品からなる内体と、 内体に差し込んで循環する湯や空気を浴槽に供給するノ
    ズル本体、 浴槽内壁に近接する周縁に湯の導入溝を形成する凹部を
    多数形成し、中央にノズル本体が貫通する筒部を設けて
    なり、筒部には押え金具の内周のめねじにねじ込むねじ
    部を突設して浴槽内の湯を循環パイプ接続器の一の循環
    口に導くようにしたキャップとからなることを特徴とす
    る浴槽用循環口。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070664A (ja) * 2001-08-31 2003-03-11 Cleanup Corp 循環式浴槽の吸込口構造
JP2007159669A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Matsushita Electric Works Ltd 水流噴出装置
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