JPH0821450B2 - 高速信号用コネクタ - Google Patents
高速信号用コネクタInfo
- Publication number
- JPH0821450B2 JPH0821450B2 JP62251265A JP25126587A JPH0821450B2 JP H0821450 B2 JPH0821450 B2 JP H0821450B2 JP 62251265 A JP62251265 A JP 62251265A JP 25126587 A JP25126587 A JP 25126587A JP H0821450 B2 JPH0821450 B2 JP H0821450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- coaxial
- ground
- speed signal
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/38—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
- H01R24/40—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
- H01R24/52—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency mounted in or to a panel or structure
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2103/00—Two poles
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえばコンピュータの高速ディジタル信
号等を中継する高速信号用コネクタの改良に関し、特
に、このコネクタ内でのグラウンディングを最短距離に
し、高速信号を伝達するのにより適した高速信号用コネ
クタに関するものである。
号等を中継する高速信号用コネクタの改良に関し、特
に、このコネクタ内でのグラウンディングを最短距離に
し、高速信号を伝達するのにより適した高速信号用コネ
クタに関するものである。
（従来の技術） 回路や機器の相互間を電気的に接続する手段として、
接続や取り外しの便等のために従来からコネクタがよく
使われている。このコネクタの一種として、たとえばコ
ンピュータ等の高速ディジタル信号を伝達する等、高速
信号の伝達を目的とする高速信号用コネクタがある。
接続や取り外しの便等のために従来からコネクタがよく
使われている。このコネクタの一種として、たとえばコ
ンピュータ等の高速ディジタル信号を伝達する等、高速
信号の伝達を目的とする高速信号用コネクタがある。
この高速信号用コネクタの例としては、たとえば特開
昭60−68570号公報に記載されたものがあり、以下この
例に沿って従来技術を説明する。
昭60−68570号公報に記載されたものがあり、以下この
例に沿って従来技術を説明する。
第５図は上記従来例の概略を示す図である。導電性の
板20,21を縦横に格子状に組み合わせ、多数の角柱状の
深溝22が形成されている。同軸ケーブルに接続され、周
囲がこの同軸ケーブルのグランド線と接続されて内部に
信号ピンが挿入される深穴を有する円筒状の同軸ピン
（第１図参照）が、図の上方から深溝22に挿入される。
これにより、この同軸ピンの外周は、接触部23に挾持さ
れる。一方、図の下方から孔24を通り同軸ピン内の深穴
内に信号ピンが挿入され、同軸ケーブルの信号線とこの
信号ピンが電気的に結合されるとともに、孔25からグラ
ンドピンが挿入され接触部26に挾持されて、同軸ケーブ
ルのグランド線とグランドピンとが板20の図に示した矢
印Ａの経路を経由して電気的に結合される。このように
して、図の上方から多数の同軸ピンが挿入されるととも
に、これに対応して図の下方から交互に配列された多数
の信号ピンとグランドピンが挿入され、各同軸ケーブル
の信号線とこれに対応した各信号ピンとが電気的に結合
されるとともに、各同軸ケーブルのグランド線とこれに
対応した各グランドピンとが電気的に結合され、高速信
号が伝達される。
板20,21を縦横に格子状に組み合わせ、多数の角柱状の
深溝22が形成されている。同軸ケーブルに接続され、周
囲がこの同軸ケーブルのグランド線と接続されて内部に
信号ピンが挿入される深穴を有する円筒状の同軸ピン
（第１図参照）が、図の上方から深溝22に挿入される。
これにより、この同軸ピンの外周は、接触部23に挾持さ
れる。一方、図の下方から孔24を通り同軸ピン内の深穴
内に信号ピンが挿入され、同軸ケーブルの信号線とこの
信号ピンが電気的に結合されるとともに、孔25からグラ
ンドピンが挿入され接触部26に挾持されて、同軸ケーブ
ルのグランド線とグランドピンとが板20の図に示した矢
印Ａの経路を経由して電気的に結合される。このように
して、図の上方から多数の同軸ピンが挿入されるととも
に、これに対応して図の下方から交互に配列された多数
の信号ピンとグランドピンが挿入され、各同軸ケーブル
の信号線とこれに対応した各信号ピンとが電気的に結合
されるとともに、各同軸ケーブルのグランド線とこれに
対応した各グランドピンとが電気的に結合され、高速信
号が伝達される。
（発明が解決しようとする問題点） 近年、コンピュータ等の超高速化が進み、これに伴い
高速信号用コネクタもより高速の信号（たとえばGHz以
上）を伝達できるものが求められてきた。
高速信号用コネクタもより高速の信号（たとえばGHz以
上）を伝達できるものが求められてきた。
上記従来例は、ある程度の高速信号を伝達するには優
れているが、接地電位を形成する導電部材が多数の板を
格子状に組み合わされて形成されているため、板と板の
接触部分において接触によるインピーダンスが生ずる、
また、同軸ピンの外周と接触する接触部23と、グランド
ピンと接触する接触部26との間が図に示した矢印Ａの経
路を経由して電気的に結合されており、両接触部間の導
電経路に距離がある等のことから、正しい波形で伝達で
きる周波数に限界があり、より高速な信号を伝達できる
コネクタが望まれていた。
れているが、接地電位を形成する導電部材が多数の板を
格子状に組み合わされて形成されているため、板と板の
接触部分において接触によるインピーダンスが生ずる、
また、同軸ピンの外周と接触する接触部23と、グランド
ピンと接触する接触部26との間が図に示した矢印Ａの経
路を経由して電気的に結合されており、両接触部間の導
電経路に距離がある等のことから、正しい波形で伝達で
きる周波数に限界があり、より高速な信号を伝達できる
コネクタが望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑み、より高速の信号を確実に
伝達することのできる高速信号用コネクタを提供するこ
とを目的とするものである。
伝達することのできる高速信号用コネクタを提供するこ
とを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、ハウジングおよび該ハウジングに保持され
た導電部材を具え、前記ハウジングの一方からは同軸ケ
ーブルに接続された同軸ピンを受容し、前記ハウジング
の他方からは前記同軸ケーブルの信号線に接続される信
号ピンと前記導電部材を介して前記同軸ピンの外周に接
続されるグランドピンとを受容する高速信号用コネクタ
において、 前記導電部材は、前記各ピンの挿入方向と略直角な方
向に延びる金属薄板で形成されると共に、該金属薄板を
切り起こして形成され前記同軸ピンに弾性的に接触する
同軸ピンコンタクトと、該同軸ピンコンタクトに近接し
た位置に前記金属薄板を切り起こして形成され前記グラ
ンドピンに弾性的に接触するグランドピンコンタクトと
を有することを特徴とするものである。
た導電部材を具え、前記ハウジングの一方からは同軸ケ
ーブルに接続された同軸ピンを受容し、前記ハウジング
の他方からは前記同軸ケーブルの信号線に接続される信
号ピンと前記導電部材を介して前記同軸ピンの外周に接
続されるグランドピンとを受容する高速信号用コネクタ
において、 前記導電部材は、前記各ピンの挿入方向と略直角な方
向に延びる金属薄板で形成されると共に、該金属薄板を
切り起こして形成され前記同軸ピンに弾性的に接触する
同軸ピンコンタクトと、該同軸ピンコンタクトに近接し
た位置に前記金属薄板を切り起こして形成され前記グラ
ンドピンに弾性的に接触するグランドピンコンタクトと
を有することを特徴とするものである。
（作用） 本発明の高速信号用コネクタは、上記導電部材が１枚
の金属薄板で形成されているため従来例のように多数の
板を格子状に組み合わせて導電部材を形成した場合と比
べ、この導電部材が同電位に保たれ易い。また、この１
枚の金属薄板を切り起こして同軸ピンコンタクトとグラ
ンドピンコンタクトを形成したため、同軸ピンの外周と
グランドピンとの間が電気的に最短経路で接続されるこ
ととなる。このようなことから、本発明の高速信号用コ
ネクタは、上記従来例と比較しより高速の信号を正しい
波形で確実に伝達することができることとなる。
の金属薄板で形成されているため従来例のように多数の
板を格子状に組み合わせて導電部材を形成した場合と比
べ、この導電部材が同電位に保たれ易い。また、この１
枚の金属薄板を切り起こして同軸ピンコンタクトとグラ
ンドピンコンタクトを形成したため、同軸ピンの外周と
グランドピンとの間が電気的に最短経路で接続されるこ
ととなる。このようなことから、本発明の高速信号用コ
ネクタは、上記従来例と比較しより高速の信号を正しい
波形で確実に伝達することができることとなる。
（実 施 例） 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
る。
第１図は、本発明の高速信号用コネクタの一実施例の
断面図である。この断面図の右半分および左半分は、そ
れぞれ同軸ピン３と信号ピン７が挿入される位置、およ
びグランドピン８が挿入される位置の断面を示してい
る。
断面図である。この断面図の右半分および左半分は、そ
れぞれ同軸ピン３と信号ピン７が挿入される位置、およ
びグランドピン８が挿入される位置の断面を示してい
る。
この高速信号用コネクタ１は、多数の同軸ケーブル２
にそれぞれ接続された多数の同軸ピン３が図の上方から
挿入される多数の深孔４を有する同軸ピン受容ハウジン
グ５、多数の同軸ピン３に対応して基板６に植設された
多数の信号ピン７および多数のグランドピン８をそれぞ
れ受容する多数の孔９および多数の孔10を有する信号ピ
ンおよびグランドピン受容ハウジング11、および各ピン
の挿入方向と略直角な方向に延び、両ハウジング5,11に
挾持された１枚の金属薄板12から構成されている。
にそれぞれ接続された多数の同軸ピン３が図の上方から
挿入される多数の深孔４を有する同軸ピン受容ハウジン
グ５、多数の同軸ピン３に対応して基板６に植設された
多数の信号ピン７および多数のグランドピン８をそれぞ
れ受容する多数の孔９および多数の孔10を有する信号ピ
ンおよびグランドピン受容ハウジング11、および各ピン
の挿入方向と略直角な方向に延び、両ハウジング5,11に
挾持された１枚の金属薄板12から構成されている。
金属薄板12は、多数の同軸ピン３が上方から同軸ピン
受容ハウジング５の深孔４に挿入されたときこの同軸ピ
ン３の先端3aが金属薄板12を横切る各位置において、図
に示すように同軸ピン３が挿入される方向に金属薄板12
が切り起こされ、この切り起こされた切り起こし片13に
より所定の位置まで挿入された同軸ピン３の外周のくぼ
み3bが弾性的に保持されるように構成されている。ま
た、この切り起こし片13の中央には孔14が設けられてお
り、同軸ピン３の先端3aが金属薄板12を突き抜けた状態
に保持されるように構成されている。このようにして、
各同軸ピン３に対応して同軸ピンコンタクタ17が形成さ
れている。
受容ハウジング５の深孔４に挿入されたときこの同軸ピ
ン３の先端3aが金属薄板12を横切る各位置において、図
に示すように同軸ピン３が挿入される方向に金属薄板12
が切り起こされ、この切り起こされた切り起こし片13に
より所定の位置まで挿入された同軸ピン３の外周のくぼ
み3bが弾性的に保持されるように構成されている。ま
た、この切り起こし片13の中央には孔14が設けられてお
り、同軸ピン３の先端3aが金属薄板12を突き抜けた状態
に保持されるように構成されている。このようにして、
各同軸ピン３に対応して同軸ピンコンタクタ17が形成さ
れている。
同軸ピン受容ハウジング５の深孔４は、同軸ピン３が
なめらかに挿入される程度に径が狭く設けられており、
また図に示すように切り起こし片13の高さと比較して、
４倍以上もの深い孔に構成されている。深孔４をこのよ
うに構成することにより、同軸ピン３は切り起こし片13
の中央に図の上方から垂直に挿入され、切り起こし片13
との相対位置がずれたまま挿入されたり、斜めに挿入さ
れたりすることがなく、切り起こし片13を損傷すること
がない。したがって、同軸ピン３を深孔４に挿入する
と、同軸ピン３の外周と切り起こし片13とが確実に接触
し、また同軸ピン３が切り起こし片13により確実に保持
される。
なめらかに挿入される程度に径が狭く設けられており、
また図に示すように切り起こし片13の高さと比較して、
４倍以上もの深い孔に構成されている。深孔４をこのよ
うに構成することにより、同軸ピン３は切り起こし片13
の中央に図の上方から垂直に挿入され、切り起こし片13
との相対位置がずれたまま挿入されたり、斜めに挿入さ
れたりすることがなく、切り起こし片13を損傷すること
がない。したがって、同軸ピン３を深孔４に挿入する
と、同軸ピン３の外周と切り起こし片13とが確実に接触
し、また同軸ピン３が切り起こし片13により確実に保持
される。
孔14内に挿入され切り起こし片13に保持された各同軸
ピン３内に、孔９を経由して各信号ピン７が各同軸ピン
３の先端3aから挿入され、同軸ケーブル２の信号線と信
号ピン７とが電気的に接続される。
ピン３内に、孔９を経由して各信号ピン７が各同軸ピン
３の先端3aから挿入され、同軸ケーブル２の信号線と信
号ピン７とが電気的に接続される。
信号ピン７が孔９に挿入されると同時に孔10にはグラ
ンドピン８が挿入される。このグランドピン８が挿入さ
れる各位置に対応して、グランドピン８が挿入される方
向に金属薄板12が切り起こされ、この切り起こされた切
り起こし片15によりグランドピンコンタクト18が形成さ
れ、グランドピンがこの切り起こし片15に弾性的に保持
される。またこの切り起こし片15の中央には孔16が設け
られており、グランドピン８の先端8aが金属薄板12を突
き抜けた状態に保持される。
ンドピン８が挿入される。このグランドピン８が挿入さ
れる各位置に対応して、グランドピン８が挿入される方
向に金属薄板12が切り起こされ、この切り起こされた切
り起こし片15によりグランドピンコンタクト18が形成さ
れ、グランドピンがこの切り起こし片15に弾性的に保持
される。またこの切り起こし片15の中央には孔16が設け
られており、グランドピン８の先端8aが金属薄板12を突
き抜けた状態に保持される。
この金属薄板12は、切り起こし片13,15が充分な弾性
力を持ってピンを保持できるものであるとともに、高周
波に対し良好な導電性をもつものであることが必要であ
り、たとえばステンレスに金メッキを施した板が用いら
れる。
力を持ってピンを保持できるものであるとともに、高周
波に対し良好な導電性をもつものであることが必要であ
り、たとえばステンレスに金メッキを施した板が用いら
れる。
尚、本実施例においては、同軸ピン３の先端3aが金属
薄板12に設けられた孔14を下方に突き抜けた状態に保持
されるが、先端3aが孔14より上方にある状態で保持さ
れ、信号ピン７が孔14を上方に突き抜けて同軸ピン３内
に挿入されるように構成してもよい。また、本実施例
は、金属薄板12に孔16を設け、図の下方から挿入された
グランドピン８が金属薄板12を図の上方に貫通するよう
に構成されているが、グランドピン８の長さを短くして
その先端8aが金属薄板12よりも図の下方となるように
し、孔16を設けないように構成することもできる。さら
に、本実施例では、切り起こし片13および切り起こし片
15はそれぞれ同軸ピン３が挿入される方向およびグラン
ドピン８が挿入される方向に金属薄板を切り起こして形
成されているが、切り起こす方向はこの方向に限られ
ず、各々本実施例とは逆方向に切り起こして形成するこ
ともでき、また図の上方または下方の同一方向に切り起
こして両切り起こし片13,15を形成することもできる。
切り起こす方向に対応して、両ハウジング5,11の形状、
各ピンの形状、長さ等は変更される。
薄板12に設けられた孔14を下方に突き抜けた状態に保持
されるが、先端3aが孔14より上方にある状態で保持さ
れ、信号ピン７が孔14を上方に突き抜けて同軸ピン３内
に挿入されるように構成してもよい。また、本実施例
は、金属薄板12に孔16を設け、図の下方から挿入された
グランドピン８が金属薄板12を図の上方に貫通するよう
に構成されているが、グランドピン８の長さを短くして
その先端8aが金属薄板12よりも図の下方となるように
し、孔16を設けないように構成することもできる。さら
に、本実施例では、切り起こし片13および切り起こし片
15はそれぞれ同軸ピン３が挿入される方向およびグラン
ドピン８が挿入される方向に金属薄板を切り起こして形
成されているが、切り起こす方向はこの方向に限られ
ず、各々本実施例とは逆方向に切り起こして形成するこ
ともでき、また図の上方または下方の同一方向に切り起
こして両切り起こし片13,15を形成することもできる。
切り起こす方向に対応して、両ハウジング5,11の形状、
各ピンの形状、長さ等は変更される。
第２図は、第１図に示した実施例の主要部を示した断
面斜視図であり、第１図と同一の部材には同一の番号を
付してある。
面斜視図であり、第１図と同一の部材には同一の番号を
付してある。
第２図に示すように同軸ピンコンタクト17とグランド
ピンコンタクト18は交互に互いに近接した位置に配置さ
れ、同軸ピン３の外周とグランドピンとが最短距離で電
気的に接続されるように構成されている。
ピンコンタクト18は交互に互いに近接した位置に配置さ
れ、同軸ピン３の外周とグランドピンとが最短距離で電
気的に接続されるように構成されている。
第３図は、第１図，第２図に示した本発明の一実施例
の全体の外観を同軸ピン３が挿入される深孔４を上方に
して示す斜視図であり、図の一点鎖線は同一構造の深孔
４が並んでいることを示している。
の全体の外観を同軸ピン３が挿入される深孔４を上方に
して示す斜視図であり、図の一点鎖線は同一構造の深孔
４が並んでいることを示している。
この図に示すように、多数設けられた深孔４に対応し
て多数の同軸ピンが図の上方から挿入されるとともにこ
の同軸ピンと同数の信号ピン、グランドピンが図の下方
から挿入され、前述したように各々電気的に結合され
る。
て多数の同軸ピンが図の上方から挿入されるとともにこ
の同軸ピンと同数の信号ピン、グランドピンが図の下方
から挿入され、前述したように各々電気的に結合され
る。
また、本実施例は、この第３図に示すように４つのブ
ロックI,II,III,IVに分けられている。これはハウジン
グ5,11の波形の誤差および金属薄板12の切り起こし、孔
あけ等の加工誤差により、たとえば同軸ピン３が切り起
こし片13の中央に挿入されなくなる等の不良を防止する
ためのものである。ブロックに分けず金属薄板12も長尺
の連続したものとすると、上記誤差が累積されてコネク
タ１の一部で上記のような不良が生ずるおそれがある。
そこで、本実施例のように複数のブロックに分け、この
ブロックに対応して金属薄板12の寸法も短かくすること
により、上記のような不良を防止することができる。本
実施例では４つのブロックに分割したが、この数は４つ
に限定されるものではなく、上記誤差および必要な取付
精度等により求められる長さより１つのブロックの長さ
が短かくなるようにすればいくつでもよい。
ロックI,II,III,IVに分けられている。これはハウジン
グ5,11の波形の誤差および金属薄板12の切り起こし、孔
あけ等の加工誤差により、たとえば同軸ピン３が切り起
こし片13の中央に挿入されなくなる等の不良を防止する
ためのものである。ブロックに分けず金属薄板12も長尺
の連続したものとすると、上記誤差が累積されてコネク
タ１の一部で上記のような不良が生ずるおそれがある。
そこで、本実施例のように複数のブロックに分け、この
ブロックに対応して金属薄板12の寸法も短かくすること
により、上記のような不良を防止することができる。本
実施例では４つのブロックに分割したが、この数は４つ
に限定されるものではなく、上記誤差および必要な取付
精度等により求められる長さより１つのブロックの長さ
が短かくなるようにすればいくつでもよい。
第４図は、本発明の他の実施例の、金属薄板の一部の
みを描いた断面図である。
みを描いた断面図である。
第４図の金属薄板12′は、同軸ピンを受容する位置に
おいて、切り起こされた切り起こし片13′により同軸ピ
ンを弾性的に保持するとともに、この切り起こし片13′
の中央に同軸ピンと信号ピンとを接続するための孔14′
を有する同軸ピンコンタクト17′と、グランドピンを受
容する位置において、切り起こされた切り起こし片15′
によりグランドピンを弾性的に保持するとともに、この
切り起こし片15′の中央にはグランドピンを貫通させる
孔16′を有するグランドピンコンタクト18′を有してい
る。
おいて、切り起こされた切り起こし片13′により同軸ピ
ンを弾性的に保持するとともに、この切り起こし片13′
の中央に同軸ピンと信号ピンとを接続するための孔14′
を有する同軸ピンコンタクト17′と、グランドピンを受
容する位置において、切り起こされた切り起こし片15′
によりグランドピンを弾性的に保持するとともに、この
切り起こし片15′の中央にはグランドピンを貫通させる
孔16′を有するグランドピンコンタクト18′を有してい
る。
ここで切り起こし片13′の上部の一部がさらに切り起
こされ、爪部13a′が形成されている。第１図の金属薄
板12を第４図の金属薄板12′に置き換えると、第１図に
示す同軸ピン３の外面のくぼみ3bに金属薄板12′の爪部
13a′がはいり込み、この同軸ピン３を強く引き抜かな
い限りこのコネクタ１から引き抜くことができなくな
る。すなわち、このように爪部13a′を設けることによ
り、この爪部3a′を設けない場合と比べて一旦挿入され
保持された同軸ピン３が抜け落ちてしまうことがより確
実に防止されるとともに、引き抜く必要があるときは容
易に引き抜くことができることとなる。
こされ、爪部13a′が形成されている。第１図の金属薄
板12を第４図の金属薄板12′に置き換えると、第１図に
示す同軸ピン３の外面のくぼみ3bに金属薄板12′の爪部
13a′がはいり込み、この同軸ピン３を強く引き抜かな
い限りこのコネクタ１から引き抜くことができなくな
る。すなわち、このように爪部13a′を設けることによ
り、この爪部3a′を設けない場合と比べて一旦挿入され
保持された同軸ピン３が抜け落ちてしまうことがより確
実に防止されるとともに、引き抜く必要があるときは容
易に引き抜くことができることとなる。
（発明の効果） 本発明の高速信号用コネクタは、同軸ピンの外周とグ
ランドピンとの間に介在する導電部材を１枚の金属薄板
で形成し、この１枚の金属薄板を切り起こして同軸ピン
コンタクトとグランドピンコンタクトを形成したため、
この導電部材全体が同一の電位に保持され易く、また同
軸ピンの外周とグランドピンとの間が電気的に最短経路
で接続され、より高速の信号を確実に伝達することがで
きる。
ランドピンとの間に介在する導電部材を１枚の金属薄板
で形成し、この１枚の金属薄板を切り起こして同軸ピン
コンタクトとグランドピンコンタクトを形成したため、
この導電部材全体が同一の電位に保持され易く、また同
軸ピンの外周とグランドピンとの間が電気的に最短経路
で接続され、より高速の信号を確実に伝達することがで
きる。
第１図は、本発明の高速信号用コネクタの一実施例の断
面図、 第２図は、第１図に示した実施例の主要部を示した断面
斜視図、 第３図は、第１図，第２図に示した本発明の一実施例の
全体の外観を示す斜視図、 第４図は、本発明の他の実施例の金属薄板のみを描いた
断面図、 第５図は、従来例の概略を示す図である。 １……高速信号用コネクタ ２……同軸ケーブル ３……同軸ピン 5,11……ハウジング ７……信号ピン ８……グランドピン 12……金属薄板 17……同軸ピンコンタクト 18……グランドピンコンタクト
面図、 第２図は、第１図に示した実施例の主要部を示した断面
斜視図、 第３図は、第１図，第２図に示した本発明の一実施例の
全体の外観を示す斜視図、 第４図は、本発明の他の実施例の金属薄板のみを描いた
断面図、 第５図は、従来例の概略を示す図である。 １……高速信号用コネクタ ２……同軸ケーブル ３……同軸ピン 5,11……ハウジング ７……信号ピン ８……グランドピン 12……金属薄板 17……同軸ピンコンタクト 18……グランドピンコンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 克彦 神奈川県鎌倉市梶原５―２―Ａ４―303 (56)参考文献 実開 平１−80770（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】ハウジングおよび該ハウジングに保持され
た導電部材を具え、前記ハウジングの一方からは同軸ケ
ーブルに接続された同軸ピンを受容し、前記ハウジング
の他方からは前記同軸ケーブルの信号線に接続される信
号ピンと前記導電部材を介して前記同軸ピンの外周に接
続されるグランドピンとを受容する高速信号用コネクタ
において、 前記導電部材は、前記各ピンの挿入方向と略直角な方向
に延びる金属薄板で形成されると共に、該金属薄板を切
り起こして形成され前記同軸ピンに弾性的に接触する同
軸ピンコンタクトと、該同軸ピンコンタクトに近接した
位置に前記金属薄板を切り起こして形成され前記グラン
ドピンに弾性的に接触するグランドピンコンタクトとを
有することを特徴とする高速信号用コネクタ。
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| JP62251265A JPH0821450B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 高速信号用コネクタ |
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| EP88116472A EP0311041B1 (en) | 1987-10-05 | 1988-10-05 | Connector suitable for high-speed transmission of signals |
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| JP62251265A JPH0821450B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 高速信号用コネクタ |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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