JPH0821279A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置

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JPH0821279A
JPH0821279A JP15110894A JP15110894A JPH0821279A JP H0821279 A JPH0821279 A JP H0821279A JP 15110894 A JP15110894 A JP 15110894A JP 15110894 A JP15110894 A JP 15110894A JP H0821279 A JPH0821279 A JP H0821279A
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太 西岡
Tetsushi Hosogai
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Hiromasa Ishino
弘昌 石野
Kenji Oka
憲児 岡
Tetsuo Okano
哲男 岡野
Shuji Terao
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標空燃比をエンジンの運転状態に応じて変
更する際、簡単な構成で、空燃比検出手段の応答遅れに
起因する過度のフィードバック補正の発生を防ぐ。 【構成】 ECU20は、運転状態に応じて複数種の目
標空燃比を設定し、この目標空燃比とリニアO2センサ
14により検出される空燃比との偏差に基づいて燃料噴
射弁13による燃料噴射量のフィードバック制御を行う
とともに、上記目標空燃比の変更直後所定期間は、それ
以外の期間に比べてフィードバック補正量の変化を制限
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの運転状態に
応じて目標空燃比を変更するエンジンの空燃比制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの燃費を向上させる手段
として、燃焼室内の成層化や燃料噴射時期の調整による
燃料の気化・霧化の促進を行って燃焼性を高めながら、
特定運転領域において理論空燃比よりもリーン側の空燃
比で希薄燃焼を行うものが知られている。さらに近年
は、エンジンの運転状態に応じて複数種の目標空燃比を
設定し、この目標空燃比と酸素センサの検出結果(すな
わち実際の空燃比)との偏差に基づきフィードバック制
御する装置も数々提供されるに至っている。
【0003】ところが、このように酸素センサ等を用い
て燃料フィードバック制御を行う装置では、目標空燃比
が例えば図8の実線80に示すようにリーン側からリッ
チ側へ瞬時に変化するのに伴って燃料噴射量を増加させ
ても、酸素センサの出力には、同図一点鎖線82に示す
ようなむだ時間要素(燃料噴射量を増加させたことが酸
素センサに影響を及ぼすまでのロスタイムにかかる要
素;期間A1)と、一次遅れ要素(上記影響が酸素セン
サに及んでからこれに酸素センサが反応して実際に出力
が変化するまでのロスタイムにかかる要素;期間A2)
とによる応答遅れが発生するため、この期間中に上記酸
素センサ出力を拾うとこれに基づいて過多のフィードバ
ック補正量を設定することになり、図8二点鎖線84に
示すように実際の空燃比を余分にリッチ側へはみ出させ
てしまうおそれがある。このような過度のフィードバッ
ク補正を回避する手段として、フィードバックゲインを
小さく設定することが考えられるが、このようにフィー
ドバックゲインを設定すると、目標空燃比が一定の通常
状態におけるフィードバック応答性を害してしまうおそ
れが生じる。
【0004】そこで、特開昭62−251441号公報
には、原目標空燃比に、上記酸素センサ等を含むフィー
ドバック制御系の一次遅れ要素を加味するための応答遅
れ処理を施し、このように処理を施した後の空燃比を実
際の目標空燃比として設定するようにしたものが示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の装置におい
て、上記フィードバック制御系の一次遅れ特性はエンジ
ンの運転状態に応じて大きく変動し、また、酸素センサ
のばらつきや経年変化によっても変動するものであるた
め、このような一次遅れ特性を的確に加味して常に適切
な目標空燃比を定めることは事実上困難である。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、エンジ
ンの空燃比制御装置において、簡単な構成で、空燃比検
出手段の応答遅れに起因する過度のフィードバック補正
の発生を防ぐことができるエンジンの空燃比制御装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、運転状態に応じて複数種の目
標空燃比を設定し、この目標空燃比に基づいて燃料噴射
量の制御を行うエンジンの空燃比制御装置において、実
際の空燃比に対応する値を検出する空燃比検出手段と、
この空燃比検出手段により検出される空燃比と上記目標
空燃比との偏差に基づいて燃料噴射量のフィードバック
制御を行う空燃比制御手段とを備えるとともに、上記目
標空燃比の変更直後所定期間はフィードバック補正量の
変化を制限するように上記空燃比制御手段を構成したも
のである(請求項1)。
【0008】上記空燃比制御手段としては、目標空燃比
の変更後上記空燃比検出手段により検出される空燃比と
上記目標空燃比との偏差が所定値以上にある期間内で上
記フィードバック補正量の変化を制限するものが好適で
ある(請求項2)。
【0009】より具体的には、上記フィードバック補正
量に少なくとも積分要素を含ませるとともに、この積分
要素の加算値を予め設定された範囲でクリップするもの
が好適である(請求項3)。
【0010】また本発明は、運転状態に応じて複数種の
目標空燃比を設定し、この目標空燃比に基づいて燃料噴
射量の制御を行うエンジンの空燃比制御装置において、
実際の空燃比に対応する値を検出する空燃比検出手段
と、この空燃比検出手段により検出される空燃比と上記
目標空燃比との偏差に基づいて燃料噴射量のフィードバ
ック制御を行う空燃比制御手段とを備えるとともに、上
記目標空燃比の変更直後所定期間は上記目標空燃比の増
減方向と同方向へのフィードバック補正量の増減を制限
するように上記空燃比制御手段を構成したものである
(請求項4)。
【0011】より具体的には、上記目標空燃比をリーン
側に変更した直後は上記フィードバック補正量の減量を
制限し、上記目標空燃比をリッチ側に変更した直後は上
記フィードバック補正量の増量を制限するように上記空
燃比制御手段を構成したものが好適である(請求項
5)。
【0012】ここで、上記燃料噴射量の制限量として上
記目標空燃比の変更時に設定されたフィードバック補正
量を用いるように上記空燃比制御手段を構成すること
が、より好ましい(請求項6)。
【0013】また、上記空燃比制御手段としては、目標
空燃比の変更後上記空燃比検出手段により検出される空
燃比と上記目標空燃比との偏差が所定値以上にある期間
内で上記フィードバック補正量の増減を制限するものが
好適である(請求項7)。
【0014】
【作用】請求項1記載の装置によれば、空燃比検出手段
により検出される実際の空燃比と目標空燃比との偏差に
基づいて燃料噴射量がフィードバック制御されるととも
に、上記目標空燃比の変更直後所定期間はフィードバッ
ク補正量が制限されることにより、上記空燃比検出手段
の応答遅れに起因する過度のフィードバック補正が防が
れる。しかも、目標空燃比が変更されてからしばらくし
た後はフィードバック補正量の制限が解除されるので、
目標空燃比が一定の通常状態における燃料フィードバッ
ク特性は良好に維持される。
【0015】ここで、請求項2記載の装置では、目標空
燃比が変更された後、上記空燃比検出手段により検出さ
れる空燃比と上記目標空燃比との偏差が所定値以上にあ
る期間内で上記フィードバック補正量が制限され、この
期間の経過後はフィードバック補正量の制限が解除され
る。
【0016】より具体的に、請求項3記載の装置では、
上記フィードバック補正量の積分要素の加算値が予め設
定された範囲でクリップされることにより、フィードバ
ック補正量が有効に制限される。
【0017】一方、請求項4記載の装置によれば、空燃
比検出手段により検出される実際の空燃比と目標空燃比
との偏差に基づいて燃料噴射量がフィードバック制御さ
れるとともに、上記目標空燃比の変更直後所定期間は上
記目標空燃比の増減方向と同方向への上記フィードバッ
ク補正量の増減を制限することにより、上記空燃比検出
手段の応答遅れに起因する過度のフィードバック補正
(すなわち目標空燃比の増減方向と同方向への過度のフ
ィードバック補正)が防がれる一方、上記目標空燃比の
変更直後であっても、上記目標空燃比の増減方向と逆方
向へのフィードバック補正量の増減は制限されないの
で、上記空燃比検出手段の応答遅れとは関係のない方向
へのフィードバック補正は実行される。また、目標空燃
比が変更されてからしばらくした後はフィードバック補
正量の制限が解除されるため、目標空燃比が一定の通常
状態における燃料フィードバック特性も良好に維持され
る。
【0018】より具体的に、請求項5記載の装置では、
上記目標空燃比をリーン側に変更した直後は上記フィー
ドバック補正量の減量を制限し、上記目標空燃比をリッ
チ側に変更した直後は上記フィードバック補正量の増量
を制限することにより、空燃比検出手段の応答遅れに起
因する過度のフィードバック補正が防がれる。
【0019】ここで、請求項6記載の装置では、上記フ
ィードバック補正量の制限量として上記目標空燃比の変
更時に設定されたフィードバック補正量を用いることに
より、目標空燃比変更時よりも大きなフィードバック補
正量が設定されることが防止され、よって過度のフィー
ドバック補正が防がれる。
【0020】また、請求項7記載の装置では、目標空燃
比が変更された後、上記空燃比検出手段により検出され
る空燃比と上記目標空燃比との偏差が所定値以上にある
期間内で上記フィードバック補正量が制限され、この期
間の経過後はフィードバック補正量の制限が解除され
る。
【0021】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図6に基づいて
説明する。
【0022】図1に示すエンジンは、その本体1に複数
の気筒を有し、各気筒の燃焼室2には、吸気ポート4お
よび排気ポート5が開口している。吸気ポート4及び排
気ポート5にはこれを開閉する吸気弁6および排気弁7
が設けられ、上記燃焼室2の頂部には点火プラグ8が設
けられている。
【0023】このエンジンの吸気通路9は上記吸気ポー
ト4に通じ、この吸気通路9には吸入空気量を検出する
エアフローメータ11、アクセル操作に応じて作動する
スロットル弁12、及び燃料噴射弁13が設けられてい
る。
【0024】排気ポート5には排気通路10が通じてい
る。この排気通路10には触媒装置15が設けられ、そ
の上流に、空燃比検出手段としてリニアO2 センサ14
が設けられている。このリニアO2 センサ14は、空燃
比に対応する排気ガス中の酸素濃度に応じて出力が略リ
ニアに変化するものである。
【0025】上記点火プラグ8には、ディストリビュー
タ16および点火コイル17が接続され、上記ディスト
リビュータ16には、クランク角センサ18及び気筒判
別センサ19が設けられている。上記クランク角センサ
18は一定クランク角毎にクランク角信号を出力し、気
筒判別センサ19は上記クランク角センサ18の出力の
オンオフと一定の相対関係を保ってオンオフするように
構成されており、これらのセンサ18,19の出力によ
り気筒判別が可能とされ、またクランク角センサ18の
出力からエンジン回転数が検出可能とされている。
【0026】上記エアフローメータ11をはじめとする
各センサ類の出力信号は、マイクロコンピュータ等から
なるECU(エンジン制御用のコントロールユニット;
空燃比制御手段)20に入力されるようになっている。
このECU20は、各気筒の燃料噴射弁13に噴射パル
ス信号を出力し、そのパルス幅に相当する時間だけ燃料
噴射弁13を開弁させるように構成されており、従って
この噴射パルスのパルス幅が燃料噴射量に対応し、噴射
パルス出力のタイミングが噴射タイミングとなってい
る。
【0027】より具体的に、上記ECU20は、図1に
示すような要求噴射量演算手段21、トレーリング噴射
可能量演算手段22、判別手段23、及び燃料噴射制御
手段24を備えている。
【0028】上記要求噴射量演算手段21は、運転状態
に応じた要求燃料噴射量、例えばエアフローメータ11
および回転数センサ19等からの信号に基づいて所定空
燃比が得られるような噴射量を演算する。この実施例で
は、図5に示すように、エンジン回転数Ne及びエンジ
ン負荷Peがそれぞれ一定値N1,P1未満の低速低負
荷領域(例えばアイドル領域)では目標空燃比を理論空
燃比(第2の空燃比)とし(すなわち空気過剰率λを1
とし)、エンジン回転数Neが一定値N2(>N1)以
上もしくはエンジン負荷Peが一定値P2(>P1)以
上の高速または高負荷領域では、目標空燃比を理論空燃
比よりも低い第3の空燃比とし(すなわち空気過剰率λ
を1よりも小さくし)、上記第2の領域と第3の領域と
に挾まれた中間領域では、目標空燃比を上記理論空燃比
よりも高い第1の空燃比とする(すなわち空気過剰率λ
を1よりも大きくする)とともに、この目標空燃比と上
記リニアO2 センサ14により検出される実際の空燃比
との偏差に基づいてフィードバック補正することにより
要求燃料噴射量を求めるように構成されている。なお、
その具体的な演算動作については後述する。
【0029】トレーリング噴射可能量演算手段22は、
後に詳述するようにトレーリング側噴射タイミングによ
る噴射可能な量を演算するものである。両演算手段2
1,22による演算は、リーディング側噴射タイミング
での噴射量を演算するリーディング側噴射量演算時に行
われ、上記要求燃料噴射量とトレーリング噴射可能量と
の大小が判別手段23により判別される。
【0030】燃料噴射制御手段24は、リーディング側
およびトレーリング側の2回の噴射タイミングを設定す
るとともに、各噴射タイミングでの燃料噴射量を制御す
るものであり、特に、上記要求燃料噴射量が上記噴射可
能量以下のときにはトレーリング側噴射タイミングによ
る燃料噴射のみ行い、上記要求燃料噴射量が上記噴射可
能量より大きいときにはリーディング側噴射タイミング
とトレーリング側噴射タイミングとに分割して燃料噴射
を行う。
【0031】次に、このECU20の行う具体的な空燃
比制御動作を説明する。
【0032】図3のフローチャートに示すように、まず
各種信号を取込み(ステップS1)、吸入空気量等に応
じて要求噴射量Taを演算する(ステップS2)。この
要求噴射量Taは、前記図5に示した目標空燃比が理論
上得られるような基本噴射量にフィードバック補正を施
すことにより求められ、そのフィードバック補正量は、
上記目標空燃比と、リニアO2センサにより検出される
実際の空燃比との偏差に基づいて算出される。その演算
内容については後に詳述する。
【0033】次に、トレーリング噴射可能量Tapを演算
する(ステップS3)。このトレーリング噴射可能量T
apは、予め設定されているトレーリング側噴射の噴射開
始角C1および許容最大噴射終了角C2と、クランク角
180°毎のクランク角信号の周期Tsgとから、クラン
ク角によるトレーリング噴射可能な期間(C2−C1)を
パルス幅(時間)に換算し、かつバッテリー電圧に応じ
た無効噴射時間Tvを減じることにより求める。すなわ
ち、このトレーリング噴射可能量Tapは次式で与えられ
る。
【0034】
【数1】Tap=Tsg×(C2−C1)/180−Tv 次に、リーディング要求噴射量Talを演算する(ステッ
プS4)。このリーディング要求噴射量Talは、上記要
求噴射量Taからトレーリング噴射可能量Tapを差し引
いた量(Ta−Tap)と0とのうちの大きい方を選択す
る。つまり、上記要求噴射量Taがトレーリング噴射可
能量Tapより大きい場合はその差をリーディング要求噴
射量Talとし、上記要求噴射量Taがトレーリング噴射
可能量Tapより小さい場合はリーディング要求噴射量T
alを0とする。
【0035】このリーディング要求噴射量Talが0より
大きい場合(ステップS5でYES)、リーディング要
求噴射量Talに無効時間Tvを加えた値をリーディング
噴射のパルス幅Tilとし(ステップS6)、リーディング
側噴射タイミングを燃料噴射時期に設定する。上記リー
ディング要求噴射量Talが0の場合(ステップS5でN
O)は、リーディング噴射のパルス幅Tilを0とする
(ステップS7)。
【0036】次に、トレーリング要求噴射量Tatを求め
る(ステップS8)。このトレーリング要求噴射量Tat
は、要求噴射量Taからリーディング要求噴射量Talを
減じた値である。従って、要求噴射量Taがトレーリン
グ噴射可能量Tapより小さいとき(Til=0とすると
き)には要求噴射量Taをトレーリング要求噴射量Tat
とし、要求噴射量Taがトレーリング噴射可能量Tapよ
り大きいときはトレーリング噴射可能量Tapをトレーリ
ング要求噴射量Tatとする。
【0037】このトレーリング要求噴射量Tatが前記ト
レーリング噴射可能量Tapより小さい場合(ステップS
9でYES)には、トレーリング要求噴射量Tatに無効
時間Tvを加えた値をトレーリング側噴射のパルス幅T
itとし(ステップS10)、トレーリング要求噴射量Tat
が前記トレーリング噴射可能量Tap以上の場合(ステッ
プS9でNO)には、トレーリング噴射可能量Tapに無
効時間Tvを加えた値をトレーリング側噴射のパルス幅
Titとする(ステップS10´)。
【0038】以上の内容をタイムチャートに示すと図4
のようになる。なお、本発明ではこのように燃料噴射時
期を2回に分割するものに限らず、1回で全必要量を噴
射するものであってもよい。
【0039】次に、上記ステップS2におけるフィード
バック補正量の演算内容を図6のフローチャートに基づ
いて説明する。なお、同図においてKはサンプル番号で
あり、このサンプル番号Kは所定のサンプリング周期が
経過する度に1ずつ更新される。
【0040】まず、エンジンの運転状態に基づいて設定
される目標空燃比 caf(K)と、リニアO2センサ14によ
り検出される空燃比 lafs(K)との偏差daf(K)(= caf
(K)−lafs(K))を演算する(ステップS11)。
【0041】次に、上記偏差daf(K)に基づき、フィード
バック補正量の比例要素cfbp(K)=Kp×daf(K)を演算す
る(ステップS12)。ここでKpは比例ゲインであ
る。
【0042】次に、上記偏差daf(K)に基づき、フィード
バック補正量の積分要素 cfbi(K)=cfbi(K-1)+Ki×cl
ip(daf(K),−α,α)を演算する(ステップS1
3)。ここで、Kiは積分ゲイン、「clip(daf(K),−
α,α)」はdaf(K)を下限値−α(α>0)及び上限値
αでクリップした値であり、具体的にdaf(K)>αの場合
にはclip(daf(K),−α,α)=α、−α≦daf(K)≦αの
場合にはclip(daf(K),−α,α)=daf(K)、clip(daf
(K),−α,α)=daf(K)<−αの場合には−αとなる。
すなわち、この積分要素は偏差に応じた値を前回値に加
算することにより求められ、しかもこの実施例では、上
記加算値が所定の範囲でクリップされる。
【0043】次に、上記偏差daf(K)に基づき、フィード
バック補正量の微分要素(偏差の変化に応じた値)cfbd
(K)=Kd×(daf(K)−daf(K-1))を演算する(ステップS
14)。ここでKdは微分ゲインである。
【0044】そして、上記ステップS12〜14で求め
られた各要素に基づき、最終的なフィードバック補正量
cfb(K)=cfbp(K)+cfbi(K)+cfbd(K)を求める(ステッ
プS15)。以上の演算動作をサンプル番号Kが更新さ
れる度に(すなわち一定のサンプリング周期が経過する
度に)行い、これによって求めたフィードバック補正量
cfb(K)を基本噴射量に加算することにより、燃料の要求
噴射量のフィードバック補正を実行する。
【0045】以上のように、この装置では、エンジンの
運転状態に基づいて設定される目標空燃比 caf(K)と、
リニアO2センサ14により検出される空燃比 lafs(K)
との偏差daf(K)に基づいて要求噴射量のフィードバック
制御を行う際、そのフィードバック補正量の積分要素cf
bi(K)の加算値に対応する偏差daf(K)を制限値−α,α
でクリップしているため、運転状態に応じて目標空燃比
が瞬時に変更された後、上記偏差daf(K)が−α≦daf(K)
≦αの範囲に収まるまでの期間は上記クリップの分だけ
フィードバック補正量cfb(K)が制限されることになる。
このため、上記目標空燃比変更の際にリニアO2センサ
14の出力に前記図8の一点鎖線82で示したような応
答遅れが生じても、これに起因して同図二点鎖線84に
示すように過度のフィードバック補正がなされることが
防がれ、簡単な構成で、より適切な燃料フィードバック
制御が実現される。しかも、上記偏差daf(K)が−α≦da
f(K)≦αの範囲に収まった後はフィードバック補正の制
限が解除されるため、この期間では従来と同様に良好な
フィードバック特性が確保される。
【0046】なお、この実施例では、フィードバック補
正を制限する「所定期間」として、偏差daf(K)が一定以
上である期間を設定しているが、これに代え、目標空燃
比が変更されてから予め定められた一定期間が経過した
後にフィードバック補正の制限を解除するようにしても
よい。ただし、上記のように偏差daf(K)が一定以上の期
間だけフィードバック補正の制限を行うようにすれば、
目標空燃比の度合に応じたフィードバック補正制限期間
を設定することができる利点がある。
【0047】次に、第2実施例を説明する。
【0048】この実施例では、前記図6に示したフロー
チャートに代え、図7のフローチャートに示されるよう
なフィードバック補正量cfb(K)の演算が実行される。
【0049】まず、前記第1実施例のステップS1と同
様、目標空燃比 caf(K)とリニアO2センサ14による検
出空燃比 lafs(K)との偏差daf(K)(= caf(K)−lafs
(K))を演算する(ステップS21)。
【0050】次に、目標空燃比 caf(K)に基づき、リニ
アO2センサ14の出力のモデル値(理論的に推測され
る値)を演算する(ステップS22)。このモデル値は
次に示すモデル式を用いて演算する。
【0051】
【数2】 cafm(K)=Km×cafm(K-1)+(1−Km)・caf(K-7) ここで、Kmは0<Km<1の範囲で予め設定されたフィ
ルタ定数である。この式は、理論空燃比の変更に伴うリ
ニアO2センサ14の応答についてのむだ時間がサンプ
リング周期のほぼ7倍に相当することを前提とし、7回
前に設定されている理論空燃比caf(K-7)と前回求めたモ
デル値cafm(K-1)とを適当な配分で加算することによ
り、今回のモデル値cafm(K)を求めんとするものであ
る。
【0052】そして、上記目標空燃比caf(K)と、上記出
力モデル値cafm(K)との偏差 dcaf(K)=caf(K)−cafm(K)
を演算する(ステップS23)。
【0053】このモデル偏差dcaf(K)が予め設定された
上限値α(>0)よりも大きい場合(ステップS24で
YES)、すなわち、出力モデル値cafm(K)が目標空燃
比caf(K)に対して一定以上の度合でリッチ気味にある場
合には、フィードバック補正量の増加を制限するべくフ
ィードバック補正量ホールドタイマcfbhld(K)を正の整
数(フローチャート例では+5)に設定する(ステップ
S25)。逆に、上記偏差dcaf(K)が予め設定された下
限値−αよりも大きい場合(ステップS26でYE
S)、すなわち、出力モデル値cafm(K)が目標空燃比caf
(K)に対して一定以上の度合でリーン気味にある場合に
は、フィードバック補正量の減少を制限するべくフィー
ドバック補正量ホールドタイマcfbhld(K)を負の整数
(フローチャート例では−5)に設定する(ステップS
27)。
【0054】従って、目標空燃比を増加方向に変更した
直後は原則として上記ステップS24に該当し、逆に目
標空燃比を増加方向に変更した直後は原則として上記ス
テップS26に該当することになる。
【0055】フィードバック補正量ホールドタイマ cfb
hld(K)を正の整数(フローチャート例では+5)に設定
した場合において、上記モデル偏差dcaf(K)が一定値β
(0<β<α)まで低下した場合には(ステップS28
でYES)、上記フィードバック補正量ホールドタイマ
cfbhld(K)を1ずつ減少させる(ステップS29)。逆
に、フィードバック補正量ホールドタイマ cfbhld(K)を
負の整数(フローチャート例では−5)に設定した場合
において、上記モデル偏差dcaf(K)が一定値−βまで増
加した場合には(ステップS30でYES)、上記フィ
ードバック補正量ホールドタイマcfbhld(K)をサンプリ
ング周期経過毎に1ずつ増加させる(ステップS3
2)。すなわち、モデル偏差dcaf(K)が−β以上β以下
の範囲内に収まるまではフィードバック補正量ホールド
タイマcfbhld(K)を初期値に維持し、上記範囲内に収ま
った時点からフィードバック補正量ホールドタイマcfbh
ld(K)の絶対値を1ずつカウントダウンする。
【0056】そして、このフィードバック補正量ホール
ドタイマcfbhld(K)が正でかつ実際の偏差 daf(K)が0以
上である場合、あるいは、フィードバック補正量ホール
ドタイマcfbhld(K)が負でかつ実際の偏差 daf(K)が0以
下である場合には(ステップS33)、今回のフィード
バック補正量cfb(K)を前回のフィードバック補正量cfb
(K-1)に維持し、それ以上フィードバック補正値cfb(K)
を増減させないようにする(ステップS34)。これに
対し、フィードバック補正量ホールドタイマcfbhld(K)
が切れて0である場合、または、フィードバック補正量
ホールドタイマcfbhld(K)が0より大きくても実際の偏
差 daf(K)が負である場合、あるいはフィードバック補
正量ホールドタイマcfbhld(K)が0より小さくても実際
の偏差 daf(K)が正である場合には(ステップS33で
NO)、次式に基づいてフィードバック補正量cfb(K)を
演算する(ステップS35)。
【0057】
【数3】cfbp(K)=Kp×daf(K) cfbi(K)=cfbi(K-1)+Ki・dcaf(K) cfbd(K)=Kd×(daf(K)−daf(K-1)) cfb(K)=cfbp(K)+cfbi(K)+cfbd(K) 以上のように、この実施例では、目標空燃比の変更によ
り偏差がプラス方向に一定以上大きくなった場合(すな
わち目標空燃比がリーン側に変更された場合)、その後
所定期間(フィードバック補正量ホールドタイマcfbhld
(K)が0までカウントダウンされていない間)は噴射量
を減少させる方向のフィードバック補正量の増加を規制
し、逆に目標空燃比の変更により偏差がマイナス方向に
一定以上大きくなった場合(すなわち目標空燃比がリッ
チ側に変更された場合)には、しばらくの間は噴射量を
増加させる方向のフィードバック補正量の増加を規制し
ているので、前記第1実施例と同様、応答遅れに起因し
て過度のフィードバック補正が実行されるのを防ぐこと
ができる。しかも、上記目標空燃比の増減方向と逆方向
に偏差が発生した場合には、フィードバック補正を規制
することなく、適正な制御を確保することができる。ま
た、フィードバック補正量ホールドタイマcfbhld(K)が
切れた後はフィードバック補正の制限を解除するので、
従来と同様の良好なフィードバック制御特性を確保する
ことができる。
【0058】なお、この第2実施例では、目標空燃比が
リーン側に変更された場合には燃料噴射量減少方向への
フィードバック補正を制限し、かつ、目標空燃比がリッ
チ側に変更された場合には燃料噴射量増加方向へのフィ
ードバック補正を制限するようにしたものを示している
が、例えばリーン側への過剰フィードバック補正の方が
リッチ側への過剰フィードバック補正よりも不都合が生
じやすいエンジンの場合には、リーン側へのフィードバ
ック補正のみ制限するようにしてもよい。また、逆の場
合には、リッチ側へのフィードバック補正のみ制限する
ようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次の効果
を得ることができる。
【0060】請求項1記載の装置では、空燃比検出手段
により検出される実際の空燃比と目標空燃比との偏差に
基づいて燃料噴射量をフィードバック制御するととも
に、上記目標空燃比の変更直後所定期間はフィードバッ
ク補正量の変化を制限するようにしているので、簡単な
構成で、上記空燃比検出手段の応答遅れに起因する過度
のフィードバック補正を容易に防ぐことができる一方、
目標空燃比を変更してからしばらくした後はフィードバ
ック補正量の制限を解除することにより、目標空燃比が
一定の通常状態における燃料フィードバック特性は良好
に維持することができる効果がある。
【0061】ここで、請求項2記載の装置では、目標空
燃比変更直後、上記空燃比検出手段により検出される空
燃比と上記目標空燃比との偏差が所定値以上にある期間
内で上記フィードバック補正量の変化を制限するように
しているので、フィードバック補正の制限期間を実際の
目標空燃比の変更度合に応じた期間に合せることができ
る効果がある。
【0062】より具体的に、請求項3記載の装置では、
上記フィードバック補正量の積分要素の加算値を予め設
定された範囲でクリップするだけの簡単な構成で、フィ
ードバック補正量を有効に制限することができる効果が
ある。
【0063】一方、請求項4記載の装置では、空燃比検
出手段により検出される実際の空燃比と目標空燃比との
偏差に基づいて燃料噴射量をフィードバック制御すると
ともに、上記目標空燃比の変更直後所定期間は上記目標
空燃比の増減方向と同方向への上記フィードバック補正
量の増減を制限するようにしたものであるので、上記空
燃比検出手段の応答遅れに起因する過度のフィードバッ
ク補正(すなわち目標空燃比の増減方向と同方向への過
度のフィードバック補正)を防ぐ一方、上記目標空燃比
の変更直後であっても、上記目標空燃比の増減方向と逆
方向へのフィードバック補正量の増減は制限しないこと
により、上記空燃比検出手段の応答遅れとは関係のない
方向へのフィードバック制御は維持してより適正な空燃
比のフィードバック制御を行うことができる。また、目
標空燃比が変更されてからしばらくした後はフィードバ
ック補正量の制限を解除することにより、目標空燃比が
一定の通常状態における燃料フィードバック特性も良好
に維持することができる。
【0064】より具体的に、請求項5記載の装置では、
上記目標空燃比をリーン側に変更した直後は上記フィー
ドバック補正量の減量を制限し、上記目標空燃比をリッ
チ側に変更した直後は上記フィードバック補正量の増量
を制限するようにしているので、空燃比検出手段の応答
遅れに起因する過度のフィードバック補正をより確実に
防ぐことができる効果がある。
【0065】ここで、請求項6記載の装置では、上記フ
ィードバック補正量の制限量として上記目標空燃比の変
更時に設定されたフィードバック補正量を用いるように
しているので、目標空燃比変更時よりも大きなフィード
バック補正量が設定されることをより確実に防止し、過
度のフィードバック補正を防ぐことができる。
【0066】また、請求項7記載の装置では、目標空燃
比が変更された後、上記空燃比検出手段により検出され
る空燃比と上記目標空燃比との偏差が所定値以上にある
期間内で上記フィードバック補正量の増減を制限するよ
うにしているので、フィードバック補正の制限期間を実
際の目標空燃比の変更度合に応じた期間に合せることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるエンジンの全体構
成図である。
【図2】上記エンジンに装備されたECUの機能構成を
示すブロック図である。
【図3】上記ECUにより行われる要求噴射量演算動作
を示すフローチャートである。
【図4】上記要求噴射量の設定内容を説明するためのタ
イムチャートである。
【図5】上記ECUにより設定される目標空燃比とエン
ジンの運転領域との関係を示すグラフである。
【図6】上記ECUにより行われるフィードバック補正
量の演算動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例において行われるフィード
バック補正量の演算動作を示すフローチャートである。
【図8】従来の空燃比制御装置における目標空燃比の変
化とリニアO2センサの出力信号と実際の空燃比との関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン本体 2 燃焼室 13 燃料噴射弁 14 リニアO2センサ 20 ECU(空燃比制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 憲児 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 岡野 哲男 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 寺尾 秀志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転状態に応じて複数種の目標空燃比を
    設定し、この目標空燃比に基づいて燃料噴射量の制御を
    行うエンジンの空燃比制御装置において、実際の空燃比
    に対応する値を検出する空燃比検出手段と、この空燃比
    検出手段により検出される空燃比と上記目標空燃比との
    偏差に基づいて燃料噴射量のフィードバック制御を行う
    空燃比制御手段とを備えるとともに、上記目標空燃比の
    変更直後所定期間はフィードバック補正量の変化を制限
    するように上記空燃比制御手段を構成したことを特徴と
    するエンジンの空燃比制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジンの空燃比制御装
    置において、目標空燃比の変更後上記空燃比検出手段に
    より検出される空燃比と上記目標空燃比との偏差が所定
    値以上にある期間内で上記フィードバック補正量の変化
    を制限するように上記空燃比制御手段を構成したことを
    特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のエンジンの空燃比制御装
    置において、上記フィードバック補正量に少なくとも積
    分要素を含ませるとともに、この積分要素の加算値を予
    め設定された範囲でクリップするように上記空燃比制御
    手段を構成したことを特徴とするエンジンの空燃比制御
    装置。
  4. 【請求項4】 運転状態に応じて複数種の目標空燃比を
    設定し、この目標空燃比に基づいて燃料噴射量の制御を
    行うエンジンの空燃比制御装置において、実際の空燃比
    に対応する値を検出する空燃比検出手段と、この空燃比
    検出手段により検出される空燃比と上記目標空燃比との
    偏差に基づいて燃料噴射量のフィードバック制御を行う
    空燃比制御手段とを備えるとともに、上記目標空燃比の
    変更直後所定期間は上記目標空燃比の増減方向と同方向
    へのフィードバック補正量の増減を制限するように上記
    空燃比制御手段を構成したことを特徴とするエンジンの
    空燃比制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のエンジンの空燃比制御装
    置において、上記目標空燃比をリーン側に変更した直後
    は上記フィードバック補正量の減量を制限し、上記目標
    空燃比をリッチ側に変更した直後は上記フィードバック
    補正量の増量を制限するように上記空燃比制御手段を構
    成したことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載のエンジンの空燃
    比制御装置において、上記燃料噴射量の制限量として上
    記目標空燃比の変更時に設定されたフィードバック補正
    量を用いるように上記空燃比制御手段を構成したことを
    特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載のエンジ
    ンの空燃比制御装置において、目標空燃比の変更後上記
    空燃比検出手段により検出される空燃比と上記目標空燃
    比との偏差が所定値以上にある期間内で上記フィードバ
    ック補正量の増減を制限するように上記空燃比制御手段
    を構成したことを特徴とするエンジンの空燃比制御装
    置。
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