JPH08211905A - 電気設備の制御方法 - Google Patents

電気設備の制御方法

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JPH08211905A
JPH08211905A JP7156766A JP15676695A JPH08211905A JP H08211905 A JPH08211905 A JP H08211905A JP 7156766 A JP7156766 A JP 7156766A JP 15676695 A JP15676695 A JP 15676695A JP H08211905 A JPH08211905 A JP H08211905A
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 家庭、事務所又は工場などの複数の電気設備
をグループ別に独立して、単一のコントローラで制御す
る。 【構成】 共通のデータパス52に接続された1種類以上
の複数の電気設備A1〜A3、B1〜B4は、単一のコ
ントローラ50からこの共通のデータパス上を伝送されて
くる信号をデコードするための手段を備えており、それ
ぞれ制御される設備から単一のコントローラ50に、設備
の種類識別コードb8 〜b23を含む識別データフレーム
を伝送し;コントローラ50が識別データフレームを受
け;コントローラ50が識別データフレームをデコード
し、単一のコントローラが、単一のコントローラ50の命
令メモリ55内に保持されて設備の種類識別コードb8
23によって識別される設備の種類に対応する命令のセ
ット56、57、58に従って設備A1〜A3、B1〜B4を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は限られた領域内、例えば
家庭、オフィスまたは工場といった環境における電気設
備の遠隔制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中央のコントローラとその他の電気設備
との間になんらかの信号伝送手段が備えられており、さ
らにそれぞれの電気設備が信号をデコードするための手
段を有してその信号に含まれる情報に従って動作するな
らば、電気設備は、中央のコントローラによって制御さ
れることができる。典型的な民生システム、つまり暖房
システムを考えれば、コントローラは、配電網上に供給
される商用電源電圧に比較的高周波数の電気信号を挿入
することによって暖房装置に信号を伝送する。これらの
電気信号は、そのような高い周波数における商用電源の
配電線の固有の損失のために遠くには電送されない。そ
れとは別に、赤外線リンク、無線伝送、または専用の低
損失ケーブル、例えばコントローラと設備とを連結する
ツイストペアまたは同軸ケーブルによってコントローラ
とその他の設備との間の信号伝送を行ってもよい。
【0003】各設備は特定のアドレスを割当てられてお
り、このアドレスはその設備専用のものである。伝送信
号は、設備の特定アドレス、信号がアドレスされる装置
の種類を示すコード(例えば暖房)、その装置に要求さ
れる動作(例えば「加熱」)を含まなければならない。
コントローラは、設備のそれぞれの種類について1セッ
トの命令を含み、この命令は個々の設備に伝送される前
にオン−オフ型の命令に分割されてもよい。あるいは、
より高度な設備であれば完全な命令、例えば「30℃まで
温度を上げよ」をデコードしてそれに従って動作しても
よい。
【0004】図1はそのような電気設備の制御に使用さ
れる典型的な信号のフォーマットを示している。最初の
8ビットb0 〜b7 の部分2は固定された情報を含み、
この固定された情報は信号を伝送する設備の製造者を示
す参照コードであってもよく、16ビットb8 〜b23の部
分4によって、アドレスされている設備の種類が表示さ
れ、残りのビットb24〜b255 は、目的とする設備の特
定アドレスおよびこの目的とする設備に対する命令の伝
送のために使用される。
【0005】16ビットb8 〜b23の部分4は通常以下の
ように使用される。つまり、アドレスされている設備の
種類を示す1つのビットを除いて全て1つの状態(0)
である。ビットb8 =1が暖房設備を示し、ビットb9
=1が照明器具を、ビットb10=1が調理用設備を、ビ
ット11=1が娯楽システムを示すなどとすることができ
る。設備の動作にフィードバックを行うためのセンサ
が、システムに含まれていてもよく、例えば、制御され
ている暖房設備によって暖房されている領域の温度のセ
ンサが挙げられる。暖房が関与することを示すためにビ
ットb8 が1に設定されるのに加えて、センサによって
フレームが伝送されたことを示すためにビットb23が1
に設定される。通常、1種類の設備についてただ1つの
センサが使用される。
【0006】そのようなセンサは、便利な商用電源を用
いずに離れた位置に置かれていてもよく、その場合、無
線、赤外線またはコントローラに内蔵された受信機にデ
ータフレームを送るその他の送信機を内蔵する電池式の
センサが使用されてもよい。別の方法としては、センサ
をコントローラまたはその他任意の設備に接続する特別
なケーブルを設けてもよい。これは、信号伝送媒体およ
び電源接続の両方として機能することもできる。
【0007】通常、コントローラは、その制御下にある
各設備に独自の特定のアドレスを割当て、さらにコント
ローラ自体のアドレスを割り当てる。システムに新規の
設備を加える場合には、設備が取り付けられてからコン
トローラにハンドシェイクメッセージを送る。このハン
ドシェイクメッセージは通常、ビットb0 〜b7 、つま
り部分2に製造者コード、加えて種類を表示するビット
8 〜b23、つまり部分4を含む。コントローラが新規
の設備に特定のアドレスを割当て、これを制御下に組み
込む。コントローラは1種類のみ、または複数の種類、
あるいは全ての種類の設備を制御するように構成される
ことができる。
【0008】図2は2つの簡単なシステムを示すもの
で、この図では、第1のコントローラ20がデータパス21
を介して第1の暖房器具のグループ22、24、26に接続さ
れている。第2のコントローラ30はデータパス31を介し
て第2の暖房器具のグループ32、34、36、38に接続され
ている。コントローラ20は第1の暖房器具のグループ2
2、24、26を制御して第1の領域を暖房するのに使用さ
れており、第2のコントローラ30は第2の暖房器具のグ
ループ32、34、36、38を制御して第2の領域を暖房する
のに使用されている。第1のコントローラ20は、これと
組み合わされたセンサ40からの情報を受ける。第2のコ
ントローラ30は、これと組み合わされたセンサ42からの
情報を受ける。この情報と各コントローラの命令メモリ
内に記憶された命令に従って、第1のコントローラが暖
房器具22、24、26に命令を送り、第1の領域を暖房した
り暖房を停止して温度を下げる。この決定は単一のセン
サ40からのデータに基づいて行われる。第1の領域内で
の部分的な温度差はコントローラによって考慮されな
い。
【0009】制御は、ビットb8 =1が暖房を示す図1
に示すフォーマットを有するコマンドまたは命令とメッ
セージ内で各暖房設備に特有のアドレスとを発信するコ
ントローラ20によって行われる。暖房設備はコマンドま
たは命令を送り返し、コントローラに特有のアドレスを
発信することによって応答する。これはそれぞれの設備
について別々に繰り返されるか、あるいは、同じ種類の
全ての設備をアドレスするために、特別なコード(例え
ば特定のアドレス「1111」)が使用されてもよい。
【0010】しかしながら、第2の暖房器具のグループ
32、34、36、38が、組み合わされた独自のフィードバッ
ク用のセンサ42を含み、独自のコマンドまたは命令のセ
ットによって第1のグループとは独立に制御される必要
がある場合には、それらを動作させるために、命令メモ
リを備えた第2のコントローラ30を使用しなければなら
ない。これは例えば、高層ビルの異なるフロアまたは工
場の異なる領域の場合にあてはまる。このように、第2
の暖房器具のグループ32、34、36、38およびセンサ42
は、完全に独立に、上記のような第1のグループと同じ
方法で動作する。
【0011】コントローラ20、30はそれぞれ、組み合わ
されたセンサ40、42から、各システムによって暖房され
る領域の温度に関する情報を受ける。コントローラ20、
30はそれによって各暖房器具を制御する。この実施にお
いて、2つの独立したコントローラが、2つのグループ
の同じ種類の設備を独立に制御する。各コントローラは
1つまたは複数の種類の装置を制御してもよいが、同じ
種類の設備は全て、単一のセンサからのフィードバック
情報に従って、同じ命令の組に由来する命令を受ける。
同じ種類の設備の2つ以上のグループを独立に制御する
ためには、複数のコントローラ20、30が必要である。
【0012】この種のシステムには幾つかの欠点があ
る:例えば、システム内の全ての暖房器具の動作に関す
るフィードバックを行うために1つのセンサしか使用で
きない;暖房器具の時間および温度設定が包括的に行わ
れる、すなわち、同じコントローラに接続された全ての
暖房器具は同時に起動または停止され、さらに全てが同
一の命令のセットに由来する命令を受ける;異なる領域
間でのばらつき、例えば暖房される領域内の場所による
ばらつきを単一のコントローラ内で考慮することができ
ない;同じ種類の設備の2つ以上のグループを独立に制
御する必要が生じた場合2つ以上のシステムを使用する
ことが必要となり、2つ以上のシステムは別々のコント
ローラを備え、それに伴い、システムの柔軟性が損なわ
れ、取り付け時間およびコストがかかり、多くの共通の
機能が重複する複数のコントローラにかかるコストとい
った欠点を有する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、それぞれの
種類の設備を複数のグループに分割して、これらのグル
ープのそれぞれを、それ以外のグループの状態および存
在する設備の種類とは独立して制御し、全てのグループ
を単一のコントローラで制御することを可能にする制御
方法を提供することによって、従来技術の問題点を解決
することを目的としている。複数のフィードバックセン
サ、設備のそれぞれのグループにつき少なくとも1個、
を設置して、設備の各グループを独立に制御およびフィ
ードバックして、暖房する領域内での温度のばらつきを
考慮できるようにしてもよい。
【0014】
【課題を解決するための手段】簡潔に言えば、本発明
は、不揮発性メモリ内にグループと個々の設備の特定の
アドレスとの間の連絡のリストを記憶した単一のコント
ローラを提供するものである。コントローラのメモリに
含まれるのは、多数の命令のセットであって、そのひと
つ1つが、それぞれの種類のそれぞれの設備のグループ
のためのものである。これらの命令は、関連するグルー
プの設備にのみ送られるコマンドを発生し、命令のセッ
トは全て互いに完全に独立であってもよい。各グループ
についての命令のセットは、それぞれグループ識別コー
ドを用いて識別される。
【0015】
【作用】ある設備の特有のアドレスをとり、対応するグ
ループ識別コードを見出すことによって、関連する命令
のセットがメモリ内に見出されて、そのグループ用の命
令のセットに従って個々の設備にコマンドが送られる。
連絡のリストはコントローラの連絡メモリに全て含まれ
ていてもよく、あるいは設備内のメモリに一部または全
て記憶されていてもよい。ある設備の特定のグループへ
の割当は連絡メモリ内で行われる。この操作は、備え付
けのキーパッド、一時的に接続可能なキーボード、無線
または赤外線リモートコントローラを用いて設備の方か
ら行われてもよく、あるいは、好ましくは、設備がイン
ストールされる前に、コントローラが、新規な設備を全
て特定のグループに受け入れるように適合されていても
よい。この割当は、後に、コントローラまたは変更すべ
き設備側で変更されてもよい。
【0016】本発明は、共通のデータパスに接続された
1種類または複数の種類の複数の電気設備を制御するた
めの方法に関するものである。各設備は、単一のコント
ローラからこの共通のデータパス上を伝送されてくる信
号をデコードするための手段を備えている。この方法は −それぞれ制御される設備からコントローラに、設備の
種類識別コードを含む識別データフレームを伝送し、 −コントローラが識別データフレームを受け、 −コントローラが識別データフレームをデコードし、 −コントローラが、コントローラの命令メモリ内に保持
されて設備の種類識別コードによって識別される設備の
種類に対応する命令のセットに従って、設備を制御する
方法であって、 −同じ種類の電気設備をグループに分け、 −データのフレーム内のグループ識別コードを、各設備
とコントローラとの間のいずれかの方向に伝送し、 −コントローラが受信したグループ識別コードをデコー
ドして、 −コントローラが、コントローラの命令メモリ内に記憶
されている設備の種類のうちの設備のグループに対応す
る命令のサブセットに従って、設備を制御する段階を含
む。
【0017】本発明の一態様によれば、 −単一のコントローラが1つの設備に特定のアドレスを
割当て、 −この設備に割り当てられたアドレスと、この設備が含
まれるグループに対応するグループ識別コードとの間の
連絡を、連絡メモリ内に登録する段階を含む。本発明の
別の態様によれば、 −それぞれの設備から単一のコントローラに、インスト
ール時にのみ、グループ識別コードが伝送され、 −コントローラが、この設備に、特定のアドレスを割当
て、 −この設備に割り当てられたアドレスとグループ識別コ
ードとの間の連絡を、連絡メモリ内に登録する段階を含
む。
【0018】さらに、本発明の方法は、1個以上のフィ
ードバックセンサとの通信を含んでもよく、この通信は
以下、 −単一のコントローラによりセンサを制御し、 −このセンサを設備のグループに割当てて、 −センサからコントローラに伝送されたデータフレーム
内に含まれる情報に従って、このセンサに対応する設備
のグループの命令を変更する段階を含む。
【0019】これらの態様はいずれも、新規にインスト
ールされた設備とグループ識別コードとの連絡、単一の
コントローラから新規にインストールされた設備へ伝送
されるか、または新規にインストールされた装置自体か
らインストール時に伝送される連絡をコントローラ内に
記録する操作を含んでいてもよい。データのフレームは
電源電圧に電源電圧よりも高い周波数で挿入された電気
信号、またはは無線伝送、以上2つの組み合わせ、その
他任意の適当な手段によって伝送されてもよい。以下本
発明のいくつかの実施例を説明する。
【0020】
【実施例】図3を参照すると、本発明は、ここでは暖房
器である同じ種類の設備の複数のグループA、Bを独立
に制御するための単一のコントローラ50を備える。第1
のグループであるグループAは暖房器A1、A2、A3
およびセンサSA を含み、グループBは4個の暖房器B
1、B2、B3、B4およびセンサSB を含む。2個を
越えるグループを定義することも可能である。共通のデ
ータパス52がシステム内の全ての設備を連結している。
一般に、これは商用電源の配電網である。センサSA
よびSB のそれぞれが、各暖房器のグループによって暖
房される領域内の温度をモニターする。コントローラ50
が、それぞれの暖房器のグループA、Bを、他方のグル
ープに対して行われている制御とは独立に制御する。
【0021】コントローラ50は、古典的に、データパス
52に接続されて設備との間でデータをやり取りするため
の受信回路53を備えている。コントローラ50はさらに、
不揮発性メモリ55内に記憶された命令に従ってデータを
処理するための論理回路54を備えている。論理回路54ま
たは受信回路53はデータをデコードすることが可能で、
これは選択される構成によって異なる。論理回路54は一
般に、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ
を含むことができる。
【0022】本発明によれば、命令メモリ55は、同じ種
類の設備の各グループに対する異なる命令のセットを記
憶するための領域56、57、58を有する。コントローラ50
はさらに、グループと設備との間の連絡およびグループ
と命令メモリ領域56、57、58との間の連絡を記憶するた
めの不揮発性連絡メモリ59を有する。設備に特定のアド
レスとグループを割り当てるには、複数の方法が可能で
あり、例えば以下のような方法がある: (i) 新しい設備をインストールしようとする時、コント
ローラに、全ての新規の設備を特定のグループ、例えば
グループAに配置するように命令する。新規な設備がイ
ンストールされると、この設備がコントローラにその識
別フレームを送る。コントローラは、グループA用の識
別コードと、特定のアドレスと、このアドレスがその新
規の設備に割当てられた特定のアドレスであるという内
容の新規な設備へのコマンドとを含むフレームで応答す
る。設備は、自らのグループ識別コードと割り当てられ
た特定のアドレスとを記憶する。
【0023】(ii)新しい設備をインストールしようとす
る時、コントローラに、全ての新しい器具をある特定の
グループ、例えばグループAに配置するように命令す
る。新規な器具がインストールされると、それが自身の
識別フレームをコントローラに送る。コントローラは、
特定のアドレスと、このアドレスがその新規な設備に割
当てられた特定のアドレスであるという内容の新規な設
備へのコマンドを含むフレームで応答する。設備は、そ
の特定のアドレスを記憶する。特定のアドレスとグルー
プとの間の連絡は、コントローラのメモリにのみ記憶さ
れる。
【0024】(iii) 新しい設備がインストールされる
時、備え付けのキーパッドまたは一時的に接続可能なキ
ーボードを用いて、その新規な設備にグループが割当て
られる。新規な設備に割当てられたグループを知らせる
ために、コントローラ上のボタンを使用してもよい。新
規な設備は、そのハンドシェークメッセージ内に、関連
するグループ識別コードを含む。コントローラが割当て
られたグループを知り、特定のアドレスを割当てて、そ
のメモリ内に連絡を記憶する。コントローラは、この設
備に、グループ識別コード、割当てられた特定のアドレ
ス、および伝送されたアドレスが割当てられたという内
容の設備に対するコマンドを含むフレームを伝送する。
設備はこのアドレスを記憶する。
【0025】(iv)新規にインストールされた設備が、そ
の識別フレームをコントローラに伝送する。コントロー
ラは、割当てられた特定のアドレスと、このアドレスを
記憶せよというコマンドで応答する。グループの割当て
は設備側で行われ、設備はコントローラにこの情報を伝
送しない。アドレスとグループとの間の連絡は設備内の
メモリにのみ記憶される。
【0026】コントローラと制御される設備との間で交
換されるデータフレームに含まれなければならない情報
は、上記のいずれの方法を採用するかによって変化す
る。そのようなシステムを動作させるためには、コント
ローラと制御される設備との間で伝送されるデータフレ
ームの定義を変えなければならない。
【0027】図4から6までは、最初に述べたアドレス
とグループの割当て方法において使用されるデータフレ
ームを示している。ここでは、それぞれのフレームに、
特定のアドレスおよびグループ識別コードの両方が含ま
れている。
【0028】図4(a) は、コントローラからグループA
の暖房設備に伝送されるデータフレームを示している。
ビットb0 〜b23、つまり部分2および4は上記のよう
に使用される。つまり、ビットb0 〜b7 「製造者」に
は製造者コードを含み、ビットb8 〜b23「設備の種
類」には設備の種類が含まれている。ビットb24〜b27
は、制御すべきグループのグループ識別コード「グルー
プ」を伝送するために使用される。この図では、識別コ
ード0010はグループAを示すものとして使用されて
いる。そのような4ビットのグループ識別コードを用い
ることによって、同じ種類の設備内で16個のグループを
規定することが可能である。ビットb28〜b32は、アド
レスされている設備に特有のアドレス「目的アドレス」
を含み、この場合は10001であるが、特別のアドレ
ス、例えば11111が、特定されたグループの全ての
設備を表示するために使用されてもよい。ビットb
8 は、暖房器具がアドレスされていることを示すため
に、1に設定されてもよい。ビットb33〜b36は、フレ
ームの種類を示す4ビットのコードを含む。この場合、
4ビットコードは0011であって、コマンドフレーム
を示す。特定のコマンドまたは命令はビットb37〜b
255 にコード化されており、この場合、命令「hea
t」である。
【0029】図4(b) は、アドレスされたグループの暖
房器からの一般的な応答データフレームである。前述の
ように、ビットb8 は、暖房設備が関係することを示す
ために1に設定されてもよい。ビットb24〜b27はグル
ープAの識別コードを含み、ビットb28〜b32は目的ア
ドレス、この場合はコントローラのアドレス00001
を含み、ビットb33〜b36は、コマンドが受信されたこ
とを示すコード(4ビットのコード1100の確認フレ
ーム)を含み、ビットb37〜b255 で、コントローラに
よるエラーチェックのためのコマンド、つまり「hea
t」を繰り返す。応答フレームにはさらに、このフレー
ムを発信する設備に特有のアドレス「A1」が含まれ
る。メッセージの翻訳を曖昧にしないためには、発信と
目的の両方のアドレスが必要である。
【0030】図5(a) は、グループBの全ての暖房器を
停止するために伝送される広域コマンドと呼ばれるフレ
ームを示している。この場合、ビットb8 は、暖房設備
が関連することを示すために1に設定されてもよいが、
ビットb24〜b27は、ここではグループB用の識別コー
ド「0100」を含む。アドレスビットb28〜b32のア
ドレス「1111」は、「グループ内の全ての器具へ」
を意味している。ビットb33〜b36は、広域コマンドを
意味するフレームタイプコード0100を含む。ビット
37〜b255 のコマンドは単に、「OFF」である。
【0031】図5(b) は、グループBの暖房器具の1つ
が図5(a) の命令フレームを受け取った時点でコントロ
ーラに伝送するデータフレームを示している。暖房の種
類の識別コードb8 とグループのアドレスb24〜b
27が、メッセージをグループBの暖房器具からのものと
して確認し、ビットb28〜b32は目的アドレス、この場
合はコントローラのアドレスを含み、ビットb33〜b36
は、図4(b) と同様に、コマンドが受信されたことを示
すためのコード1100を含み、ビットb37〜b255
エラーチェックのためのコマンドまたは命令の繰り返し
と発信源である装置の特有のアドレス、この場合はB1
を含む。
【0032】図6は、グループAの暖房設備によって暖
房される領域の室温を検出するセンサーSA より伝送さ
れるデータフレームを示している。このセンサは、その
ようなデータを、所定の間隔で、例えば1分間に1回送
信するか、あるいはコントローラから要求された時に送
るか、あるいは測定された基準の値に応じて送信しても
よい。ビットb23は、このデータフレームがセンサから
のものであることを示すために1に設定され、ビットb
8 は、センサが暖房設備をモニタしていることを示すた
めに1に設定され、ビットb24〜b28は、グループAの
ためにグループ識別コード「0010」を含み、ビット
28〜b32は目的アドレス「00001」を示している。
ビットb33〜b36は、センサ出力フレームを示すフレー
ムタイプコード1010を含んでいる。最後のビットb
37〜b255 は、データと発信源である設備のアドレス、
この場合は「センサSA ;温度T=22℃」を含む。さら
に、センサは補足的なコマンドを伝送してもよい。例え
ば、測定された温度が所定の限界値、例えば50℃を越え
ている場合、センサはコントローラに全ての暖房器具を
オフにするように要求してもよい。
【0033】センサによって供給される情報を利用し
て、コントローラは、センサによってモニタされるグル
ープへのコマンドを、その他のグループの器具に与えら
れる命令とは完全に独立して変更するように決定するこ
とができる。1つのグループあたり2個以上のセンサの
組を使用してもよい。そのような場合は、センサの組
と、それらセンサに応じた暖房器との連絡もまた、コン
トローラの連絡メモリ59内に記憶されなければならな
い。個々の暖房器は、最も近いセンサからのフィードバ
ックまたはセンサの組の平均値によって制御される。
【0034】それぞれ多くのグループに分割された異な
る種類の電気設備を制御するこの方法は、アドレシング
マップによってメモリ内に都合良く表示される。図7
は、図3のコントローラ50の連絡メモリ59として機能す
る典型的なアドレスマップを示す。この場合、数種類の
設備のそれぞれに4つのグループA、B、C、Dまでが
規定されている。暖房、照明および調理という設備は、
各種類ごとに一組のページ72、74、76を有する。例とし
て暖房装置をとれば、各グループA、B、Cがそれぞ
れ、メモリ内でページアドレス66、68、70を割当てられ
たベージ60、62、64を有しており、このページアドレス
66、68、70はそれぞれのグループ識別コードでもある。
各ページ内に、コントローラは、このグループに属する
各設備に特有のアドレスを記憶している。ぺージ60は設
備A1のアドレス10001、A2のアドレス1101
0、A3のアドレス10011を含み、一方ページ62は
グループBの設備のアドレス、つまりB1のアドレス1
0100、B2のアドレス10110、B3のアドレス
10101、B4のアドレス10111を含み、同様に
ページ64はグループCの設備のアドレス、つまりC1の
アドレス10010、C2のアドレス11000、C3
のアドレス11001を含む。このマッピングシステム
は、あるグループに向けた命令が送られる必要がある場
合はいつでも、コントローラがこのグループにむけた命
令を、それぞれがグループ内のある特定の器具に送られ
る命令の組にまで分解できるよう使用されること可能で
ある。
【0035】従ってグループ命令は個々に伝送されて、
同一グループ内の2つ以上のセンサから送られてくる情
報を、1つのグループ内で、温かい領域よりも冷たい領
域をより強く暖房するように使用することができる。窓
に近いセンサが20℃と測定して、電気器具に近い別のセ
ンサが27℃と測定することが当然あり得る。その場合、
個々の暖房器具は、「30℃に暖めよ」という命令に従う
あるグループによって暖房される領域全体の温度を均一
にするように制御されてもよい。
【0036】連絡メモリ内の別の場所に位置するもう1
組のページ74は、同様の方法で、照明設備のグループを
表すページを含み、もう1つのページの組76は、調理機
器のグループを表すページを含む。これによって、コン
トローラは異なる種類およびグループの設備を個々に、
独立して制御することが可能となる。実際、図7のメモ
リマップは、ページを規定するメモリロケーションのア
ドレスを用いてメモリ領域内に配置されてもよい。
【0037】図8を参照すると、そのような構成は、メ
モリアドレスを、論理回路54からアドレスバス80を介し
て連絡メモリ59へ供給することによって実現されてもよ
い。これらのアドレスによって、連絡メモリ59内のロケ
ーションがアクセスされ、その内容が出力データ82上に
出力される。これらの内容は装置に特有なアドレスであ
ってもよい。アドレスバス80上のアドレスは、特定の種
類の設備の特定のグループに属する複数または全ての器
具のアドレスが、出力バス82上に順番に印加されるとい
うようなものであってもよい。
【0038】図9は、連絡メモリを、上述の一組の暖房
のページを含むように構成する方法を示している。左の
列には、メモリ内のワードの13ビットのアドレスが並べ
て示されている。右側の列には、メモリ内のこれらのワ
ードの内容が含まれている。これらのワードそれぞれの
内容は、システム内の1つの設備に特有のアドレスであ
る。左側の列に示されたアドレスを、図8のアドレスバ
ス80に印加することによって、対応する内容(ある設備
に特有のアドレス)が出力バス82上に出力される。
【0039】それぞれのメモリワードアドレスの最初の
ビットはセンサタイプビットb23であって、メモリワー
ドアドレスの続く4ビットは、設備の種類を表すビット
8〜b22の2進インタープリテーションである。(こ
れらの15ビットのうち一時にアクティブなのはただ1つ
である。4つのアドレスビットはxの値を含み、ここ
で、ビットbn を表すためにはx=n-7である。従って
ビットb8 =1はx=1、つまり「0001」によって
表され、ビットb22=1はx=15、つまり「1111」
で表される)。次の4ビットはグループ識別コードであ
って、アドレスの最後の4ビットが、それぞれの種類の
各グループについてインクリメントする。設備の特有の
アドレスを含まないメモリワードはいずれも「000
0」を含む。設備の種類およびグループの識別コードに
よって識別されるメモリワードの内容は、そのグループ
に属する設備の特有のアドレスである。
【0040】例えば、グループAの全ての暖房器具をア
ドレスするには、コントローラはまず始めに、アドレス
0 0001 0010 0001をアドレスバス80に
配置し、そのグループの最初の器具の特有のアドレスが
データバス82上に出力される。コントローラが、アドレ
スバス上に印加されたアドレスを0 0001 001
0 0010にインクリメントし、グループAの次の器
具の特有のアドレスを得る。これが、このグループに割
当てられた設備がそれ以上ないことを示す特別のアドレ
ス00000が返されるまで続く。
【0041】照明設備用のメモリマップは、メモリワー
ドアドレスに、照明設備自体のための最初の5ビット
「0 0010」を有し、加えて、フィードバックセン
サ用の「1 0010」を有し、これは壊れた白熱電球
の検出器であってもよい。このメモリ構成を用いること
によって、最大16個のグループを規定できる可能性が保
持され、1つのグループについて複数のセンサをインス
トールできる可能性が含まれる。1グループあたりに可
能な設備の数はアドレスの長さによって限られる。この
例では、4ビットで、1グループあたり16個の設備を設
けることができる。余分の使用可能なアドレシングビッ
トを用いるならば、1グループあたり32個の設備が可能
である。
【0042】他のメモリの構成方法も可能である。例え
ば、付加アドレシングを用いてメモリをアドレスする、
つまり固定されたスタートアドレスをとり、データフレ
ームの内容の幾つかまたは全てを加えて必要なメモリロ
ケーション、これは関連する設備の特有のアドレスを含
む、をアドレスするといった方法が可能である。
【0043】以下の例によって本発明の利点がより明ら
かとなろう。暖房システムが高層ビル内に設置され、各
フロアの設備がそれぞれ異なるグループに属すると仮定
しよう。配電線を用いてデータ伝送を行い、余計な配線
設備は必要ないのが好ましい。単一のコントローラを建
物内の管理室に配置する。例えば6階の暖房設備をイン
ストールする前に、コントローラを手動で、例えば備え
付けのキーパッドによって、新規にインストールされる
全ての暖房器はグループAであることを指示する。暖房
器がインストールされたならば、それぞれが上記のよう
に、コントローラに識別フレームを送る。識別フレーム
は、ビットb33〜b36の特定のコードを用いて識別され
てもよい。1つあるいは複数のセンサのインストールが
同様に行われる。それぞれの識別フレームを受信した時
点で、コントローラが、フレームのビットb33〜b255
の特別なコマンドとフレームタイプコードを用いて、識
別フレームを発信した設備に対してアドレスを割当て、
与えられたアドレスとグループAとの間の連絡が、この
場合も適当なフレームタイプコードを用いて、コントロ
ーラのメモリに記憶される。必要な命令はいずれも、例
えば赤外線または無線トランスミッタなどの適当な任意
の遠隔制御装置によって伝送される。
【0044】6階の暖房器具が全てインストールされた
ならば、コントローラが同様に、それ以降の新規な設備
は全てグループBに配置するように指示される。次の暖
房器具のグループ、例えば7階の暖房器具のインストー
ルが開始される。インストール、アドレス割当ておよび
アドレスとグループとの間の連絡の記憶は上記の方法で
行われる。続いてそれ以外のフロアおよびグループにつ
いて同様の操作が行われる。その後、コントローラを、
設備の各グループについて、実行すべき命令のセットで
プログラムする。
【0045】これらの命令に由来するコマンドは、上記
のように、グループ内の器具に特有のアドレスを識別す
るためのメモリ内のページを用いて、関係するグループ
の器具へと伝送される。その後グループA用のコマンド
が個々に設備アドレス10001、11010、101
1に伝送される。センサからのフィードバック信号は、
センサの特有のアドレスおよびグループ識別コードか、
または1グループに1個のセンサのみが使用されている
場合に限りグループ識別コードを含んでいてもよい。1
グループについて2個以上のセンサが使用されている場
合には特有のアドレスを使用しなければならない。
【0046】この方法では、コントローラと設備との間
でグループ識別コードを伝送する必要がない。個々の設
備は、設備自体の場所に出向かなくとも、コントローラ
であるグループから別のグループへと変更することがで
きる。これは、個々の暖房器具へのアクセスが困難な、
共同の暖房を備えたフラット式共同住宅のような用途に
おいて有効である。
【0047】そのようなシステムでは、それぞれの種類
の設備について最大16個のグループが許容され(4ビッ
トのグループ識別コードを用いて)、5ビットのアドレ
スを用いて、1つのグループについて全部で最大30個の
設備が可能である(上記のようにアドレス00000と
11111は別の目的のために使用される)。これより
長いアドレスを使用してより多くの設備を制御すること
も可能である。
【0048】別の方法としては、コントローラが、新規
の設備それぞれに、特定のアドレスとグループ識別コー
ドの両方を知らせてもよい。特定のアドレスとグループ
識別コードは、次いで、コントローラと制御される設備
の両方に記憶される。これによってシステムの柔軟性が
低下する一方、それぞれの種類について最大16個のグル
ープが、最大30個の器具を含むことが可能となる。各フ
レームには、適当なフレームタイプコードが含まれて、
各フレームが正しく翻訳されるようになされよう。
【0049】別の方法では、それぞれの設備において、
一時的に接続可能なキーボード、または設備に備え付け
のキーパッドを、小型のコントローラおよび設備内のメ
モリに記憶されたプログラムと共に用いてグループの割
当を行う。キーパッドまたは一時的に接続可能なキーボ
ードの代わりに、設備に情報を伝送するための例えば赤
外線または電波を用いた任意の適当な遠隔制御装置を使
用してもよい。この場合、コントローラの場所まで出向
く必要はない。新規にインストールされた設備があるグ
ループに割当てられたならば、この設備がコントローラ
に、4ビットのグループ識別コードを含むハンドシェイ
ク信号を送る。その後コントローラがその設備に固有の
アドレスを割り当てる。
【0050】コントローラは、個々のアドレスとそのメ
モリ内のグループとの間の連絡を記憶する。グループ全
体または個々の設備のいずれかが、上記のように適当な
フレームタイプコードに加えて、グループ識別コード
と、設備に特有のアドレスまたはグループ内のすべての
設備が命令に従わなけばならないことを示すコードとを
含む命令を伝送されることによってアドレスされてもよ
い。特定のアドレスを割り当てるために、センサは、使
用されているメモリの構成およびアドレス割当て方法に
応じて、グループ識別コードのみ、またはグループ識別
コードおよび個々のアドレス、または個々のアドレスの
みを含むデータフレームを伝送してもよい。
【0051】この態様でも、それぞれの種類の装置につ
いて最大16個のグループが可能となり、これらのグルー
プそれぞれについて最大30個の設備が可能となる。グル
ープ割当ては設備によって選択および変更され、例え
ば、高層住宅などにおいて、最大16個の暖房プログラム
が可能となる。
【0052】第3のインスタレーション方法では、それ
ぞれの設備においてグループの割当てを行い、グループ
と個々のアドレスとの間の連絡がそれぞれの設備内に保
持される。割当ては作り付けのキーパッド、一時的に接
続可能なキーボードまたは、赤外線あるい電波のような
適当な伝送媒体を用いる遠隔制御装置によって行われ
る。コントローラは、特定のアドレスに組織的に「プロ
ンプト」信号を伝送し、アドレスされた設備がそのグル
ープと共にこの特定のアドレスに応答し、コントローラ
がその後関連する命令を伝送してもよい。この方法もま
た1種類の設備の数を最大30に制限する。この方法はさ
らに、コントローラの場所に出向かずに特定の設備の割
当ての変更を可能にするものである。この方法も、前記
の例と同様に、ユーザがグループ割当ての変更を許され
ているような状況において有効である。ここでも、各フ
レームの翻訳を曖昧にしないために、適当なフレームタ
イプコードを使用する必要がある。
【0053】上記の態様のいずれかによれば、1種類の
設備は多数のグループに分割され、各グループに、コン
トローラのメモリに記憶された一組の命令が与えられ、
そのような命令は、設備のそれぞれのグループおよびそ
れぞれの種類について独立である。このことによって、
種類の異なる設備のさまざまな要求に応じて、中央のコ
ントローラから制御が行うことができる。ここでは一例
として暖房器具に限って説明を行ったが、同様の方法
が、その他のホームオートメーション機器、例えば建物
内の異なるフロアあるいは異なる場所の照明のようなも
のについても適用可能で、さらに共通のコントローラに
よって制御されてもよく、加えて、さらに大きな規模で
のビル管理機能、例えばさまざまな情景を必要とする大
規模な食品製造のための調理、さらには適当なデコーデ
ィングおよびインターフェース回路を含む軽工業工作機
械にも適用可能である。
【0054】各種のメモリアドレシング技術、および特
定のアドレスを割当てるための各種の方法、長さの異な
る特定のアドレスを用いて、1種類の設備について規定
されるグループの数および設備の合計数のいずれかまた
は両方を増加させてもよい。以上、特定の具体例につい
て本発明の説明を行ったが、当業者には多数の変形およ
び具体例が可能であることを明らかである。特に、上記
のコントローラは、必ずしも民生分野または軽工業分野
だけでなく、任意の装置を制御するために使用すること
ができ、コントローラと制御される設備との間のデータ
伝送は任意の媒体上で行われることができ、設備のグル
ープは必ずしも2個以上の器具を含んでいなくともよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の制御システムで使用されるデータのフレ
ームを示す。
【図2】従来の制御システムを示す。
【図3】本発明に従って制御される電気設備のシステム
を示す。
【図4】本発明に従って制御されるシステムの各設備に
よって伝送されるデータフレームを示す。
【図5】本発明に従って制御されるシステムの各設備に
よって伝送されるデータフレームを示す。
【図6】本発明に従って制御されるシステムの各設備に
よって伝送されるデータフレームを示す。
【図7】本発明に従って電気設備のシステムを制御する
ために使用されるメモリマップを示す。
【図8】図7のメモリマップに従ったメモリアドレシン
グスキームを示す。
【図9】図7のメモリマップに従ったメモリアドレシン
グスキームを示す。
【符号の説明】
20、30、50 コントローラ 21、31、52 データパス 22、24、26、32、34、36、38 暖房器具 40、42 SA 、SB センサ 53 受信回路 54 論理回路 55 命令メモリ 56、57、58 命令 59 連絡メモリ 80 アドレスバス 82 出力データバス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 13/00 351 J 7368−5E H04Q 9/00 321 E

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通のデータパス(52)に接続された1種
    類または複数の種類の複数の電気設備(A1〜A3、B
    1〜B4)を制御するための方法であって、各設備が、
    単一のコントローラ(50)からこの共通のデータパス上を
    伝送されてくる信号をデコードする手段を備え、 −それぞれ制御される設備からコントローラ(50)に、設
    備の種類識別コード(4) を含む識別データフレームを伝
    送し、 −コントローラ(50)が識別データフレームを受け、 −コントローラ(50)が識別データフレームをデコード
    し、 −コントローラ(50)が、コントローラ(50)の命令メモリ
    (55)内に保持されて設備の種類識別コード(4) によって
    識別される設備の種類に対応する命令のセット(56 、5
    7、58) に従って、設備( A1〜A3、B1〜B4)を
    制御する方法であって、 −同じ種類の電気設備をグループ(A、B、C、D)に
    分け、 −データのフレーム内のグループ識別コード(b24〜b
    27)を、各設備とコントローラ(50)との間のいずれかの
    方向に伝送し、 −コントローラ(50)が受信したグループ識別コードをデ
    コードして(53、54)、 −コントローラ(50)が、コントローラ(50)の命令メモリ
    (55)内に記憶されている設備の種類のうちの設備のグル
    ープ(A、B、C、D)に対応する命令のサブセット
    (56、57、58)に従って、設備を制御する段階を含むこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 −コントローラ(50)が1つの設備に特定のアドレスを割
    当て、 −この設備に割り当てられたアドレスと、この設備が含
    まれるグループに対応するグループ識別コード(66、6
    8、70)との間の連絡を、連絡メモリ(59)内に登録する
    段階を含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、 −それぞれの設備からコントローラ(50)に、インストー
    ル時にのみ、グループ識別コードが伝送され、 −コントローラ(50)が、この設備に、特定のアドレスを
    割当て、 −この設備に割り当てられたアドレスとグループ識別コ
    ードとの間の連絡を、連絡メモリ(59)内に登録する段階
    を含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
    法において、 −コントローラ(50)によりセンサ(SA 、SB )を制御
    し、 −このセンサを設備のグループに割当てて、 −センサからコントローラに伝送されたデータフレーム
    内に含まれる情報に従って、このセンサに対応する設備
    のグループの命令(56、57、58)を変更する段階を含む
    ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方
    法において、各データのフレームが、フレームタイプ識
    別コードを含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方
    法において、 −新規にインストールされた設備とグループ識別コード
    との間で、インストール時に、新規にインストールされ
    た設備から伝送される連絡を、コントローラ内に記録す
    る(59)段階を含むことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方
    法において、 −新規にインストールされた1台の器具とグループ識別
    コードとの間で、インストール時に、コントローラから
    新規にインストールされた器具へ伝送される連絡を、コ
    ントローラ内に記録する(59)段階を含むことを特徴とす
    る方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の方
    法において、 −データのフレームが、電源電圧に電源電圧の周波数よ
    りも高い周波数で挿入された電気信号手段(52)によって
    伝送されることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の方
    法において、 −データのフレームが無線伝送によってコントローラ(5
    0)へと送られることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の
    方法において、 −データのフレームが赤外線伝送によってコントローラ
    (50)へと送られることを特徴とする方法。
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