JPH0821189A - トンネル掘進機のカッタヘッド装置 - Google Patents
トンネル掘進機のカッタヘッド装置Info
- Publication number
- JPH0821189A JPH0821189A JP18047694A JP18047694A JPH0821189A JP H0821189 A JPH0821189 A JP H0821189A JP 18047694 A JP18047694 A JP 18047694A JP 18047694 A JP18047694 A JP 18047694A JP H0821189 A JPH0821189 A JP H0821189A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- cutter head
- disc
- rotation
- vector
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- Pending
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ディスクカッタに加わる偏荷重を低減して、
これを支承する軸受けの寿命を向上させ、またディスク
カッタの片べりを防止する。 【構成】 カッタヘッド1の前面に、複数のディスクカ
ッタ2を回転自在に支承したトンネル掘進機において、
カッタヘッド1が回転したときにディスクカッタ2が掘
削する地山に接触して自転する際の回転軸ベクトル(右
ねじの方向にとる)をB、カッタヘッドの中心軸ベクト
ル(掘進機から切羽側に向かう方向にとる)をC、ディ
スクカッタ2の回転軸ベクトルBとカッタヘッドの中心
軸ベクトルCの両者に直交しカッタヘッド1の回転中心
軸1aからディスクカッタ2の回転軸2aに向かうベク
トルをEとするとき、EとBとの外積F=E×Bとカッ
タヘッドの中心軸ベクトルCとの内積F・C=(E×
B)・Cが正の値となるようにディスクカッタ2の回転
軸2aを配置する。
これを支承する軸受けの寿命を向上させ、またディスク
カッタの片べりを防止する。 【構成】 カッタヘッド1の前面に、複数のディスクカ
ッタ2を回転自在に支承したトンネル掘進機において、
カッタヘッド1が回転したときにディスクカッタ2が掘
削する地山に接触して自転する際の回転軸ベクトル(右
ねじの方向にとる)をB、カッタヘッドの中心軸ベクト
ル(掘進機から切羽側に向かう方向にとる)をC、ディ
スクカッタ2の回転軸ベクトルBとカッタヘッドの中心
軸ベクトルCの両者に直交しカッタヘッド1の回転中心
軸1aからディスクカッタ2の回転軸2aに向かうベク
トルをEとするとき、EとBとの外積F=E×Bとカッ
タヘッドの中心軸ベクトルCとの内積F・C=(E×
B)・Cが正の値となるようにディスクカッタ2の回転
軸2aを配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトンネルを掘削するト
ンネル掘進機のカッタヘッド装置に関する。
ンネル掘進機のカッタヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトンネル掘進機には、例えば実開
昭62−133792号公報や、特開昭62−2733
94号、実開昭63−171496号、実開平1−16
4394号公報、特開平2−217593号公報、特開
平3−115699号公報、特開平3−180690号
公報、特開平4−47096号公報、特開平4−646
91号公報にそれぞれ記載されているように、掘進機本
体の前部に回転自在に設けられたカッタヘッドの前面
に、複数のディスクカッタを回転自在に支承したものが
公知である。
昭62−133792号公報や、特開昭62−2733
94号、実開昭63−171496号、実開平1−16
4394号公報、特開平2−217593号公報、特開
平3−115699号公報、特開平3−180690号
公報、特開平4−47096号公報、特開平4−646
91号公報にそれぞれ記載されているように、掘進機本
体の前部に回転自在に設けられたカッタヘッドの前面
に、複数のディスクカッタを回転自在に支承したものが
公知である。
【0003】上記公報のうち例えば実開昭62−133
792号公報のものは、カッタ駆動軸に対して着脱自在
なカッタ装置の前面に、回転中心が上記カッタ駆動軸の
中心と交わるように複数のディスクカッタが回転自在に
取り付けられた構造となっている。
792号公報のものは、カッタ駆動軸に対して着脱自在
なカッタ装置の前面に、回転中心が上記カッタ駆動軸の
中心と交わるように複数のディスクカッタが回転自在に
取り付けられた構造となっている。
【0004】また実開昭63−171496号公報で
は、カッタホイールに回転自在に支承されたローラカッ
タのチップに対向するように回転検出器を設けて、この
回転検出器で検出された信号により表示灯を点灯させる
ようにしたもので、各ローラカッタの回転中心はカッタ
ホイールの回転中心と交わるように配置されている。
は、カッタホイールに回転自在に支承されたローラカッ
タのチップに対向するように回転検出器を設けて、この
回転検出器で検出された信号により表示灯を点灯させる
ようにしたもので、各ローラカッタの回転中心はカッタ
ホイールの回転中心と交わるように配置されている。
【0005】実開平1−164394号公報のものは、
カッタをそのカッタの軸線方向一端部で支持する軸を、
チャンバ側になるにつれて開口部側から外方へ拡がるよ
うに傾斜して取り付けたもので、この公報のカッタも回
転中心がカッタディスクの回転中心と交わるように配置
されている。実開平2−93390号公報では、カッタ
ヘッドの前面に設けられたディスクカッタの回転軌跡上
に個々に位置させ、かつカッタヘッドの回転方向に伴い
交互に土砂を開口部へ取り込むように、カッタヘッド前
面に半径方向に等間隔に、また円周方向には任意間隔を
おいて、多数のビットを設けたもので、この公報も、デ
ィスクカッタの回転中心がカッタヘッドの回転中心と交
わるように各ディスクカッタが配置されている。
カッタをそのカッタの軸線方向一端部で支持する軸を、
チャンバ側になるにつれて開口部側から外方へ拡がるよ
うに傾斜して取り付けたもので、この公報のカッタも回
転中心がカッタディスクの回転中心と交わるように配置
されている。実開平2−93390号公報では、カッタ
ヘッドの前面に設けられたディスクカッタの回転軌跡上
に個々に位置させ、かつカッタヘッドの回転方向に伴い
交互に土砂を開口部へ取り込むように、カッタヘッド前
面に半径方向に等間隔に、また円周方向には任意間隔を
おいて、多数のビットを設けたもので、この公報も、デ
ィスクカッタの回転中心がカッタヘッドの回転中心と交
わるように各ディスクカッタが配置されている。
【0006】その他の何れの公報においても、図1に示
すようにカッタヘッドcの前面に回転自在に設けられた
ディスクカッタaの回転中心軸bは、カッタヘッドcの
回転中心軸dと交わるように配置されていて、カッタヘ
ッドcの回転に伴い、自転しながら切羽を掘削するよう
に構成されている。
すようにカッタヘッドcの前面に回転自在に設けられた
ディスクカッタaの回転中心軸bは、カッタヘッドcの
回転中心軸dと交わるように配置されていて、カッタヘ
ッドcの回転に伴い、自転しながら切羽を掘削するよう
に構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のディスク
カッタaでは、図2に示すようにカッタヘッドcが矢印
d方向へ回転するのに伴い、ディスクカッタaが矢印e
方向へ転動して行く際に、ディスクカッタaの前半分は
回転の内側へ入って行こうとし、また後半分は回転の外
側へ出て行こうとする。このためディスクカッタaの前
半分は内周側から、そして後半分は外周側から横向きの
荷重を受けることになる。
カッタaでは、図2に示すようにカッタヘッドcが矢印
d方向へ回転するのに伴い、ディスクカッタaが矢印e
方向へ転動して行く際に、ディスクカッタaの前半分は
回転の内側へ入って行こうとし、また後半分は回転の外
側へ出て行こうとする。このためディスクカッタaの前
半分は内周側から、そして後半分は外周側から横向きの
荷重を受けることになる。
【0008】しかしディスクカッタaの前半分(図2の
斜線部分)は掘削対象地山と接して掘削しているが、後
半分は既にディスクカッタaの前半分が掘削した溝内を
進行するため、地山とほとんど接触していない。従って
ディスクカッタaの前半分は内周側より大きな横荷重を
受けるが、後半分はほとんど横荷重を受けることがな
く、ディスクカッタaの横荷重分布は図2の右側の線図
のようになる。すなわちトンネル掘進中はディスクカッ
タaの前半分に、常に内周側より大きな偏荷重が作用す
ることになり、その結果ディスクカッタaの軸を支承す
る軸受けの寿命が早期に低下する不具合がある。
斜線部分)は掘削対象地山と接して掘削しているが、後
半分は既にディスクカッタaの前半分が掘削した溝内を
進行するため、地山とほとんど接触していない。従って
ディスクカッタaの前半分は内周側より大きな横荷重を
受けるが、後半分はほとんど横荷重を受けることがな
く、ディスクカッタaの横荷重分布は図2の右側の線図
のようになる。すなわちトンネル掘進中はディスクカッ
タaの前半分に、常に内周側より大きな偏荷重が作用す
ることになり、その結果ディスクカッタaの軸を支承す
る軸受けの寿命が早期に低下する不具合がある。
【0009】またディスクカッタaは内周面側から大き
な横荷重を受けながら地山によってこじられ、ディスク
カッタaの刃先と地山の間には、相対的な横すべり運動
が生じるので、ディスクカッタaは内周側と外周側とで
摩耗が均等ではなくなり、いわゆる片べりが発生する。
この片べりによりディスクカッタaの寿命が短いと共
に、このような現象はカッタヘッドcの中心付近に設け
られた回転半径の小さなディスクカッタaに顕著に現れ
る。外周側のディスクカッタaは、直線掘削に近い状態
になるため、偏荷重による片べりは発生しにくい。
な横荷重を受けながら地山によってこじられ、ディスク
カッタaの刃先と地山の間には、相対的な横すべり運動
が生じるので、ディスクカッタaは内周側と外周側とで
摩耗が均等ではなくなり、いわゆる片べりが発生する。
この片べりによりディスクカッタaの寿命が短いと共
に、このような現象はカッタヘッドcの中心付近に設け
られた回転半径の小さなディスクカッタaに顕著に現れ
る。外周側のディスクカッタaは、直線掘削に近い状態
になるため、偏荷重による片べりは発生しにくい。
【0010】この発明はかかる事情に鑑みなされたもの
で、ディスクカッタの回転中心軸をカッタヘッドの回転
中心軸よりずらす(オフセットする)ことによりディス
クカッタに作用する偏荷重を低減させたトンネル掘進機
のディスクカッタ装置を提供して、ディスクカッタの寿
命向上を図ることを目的とするものである。
で、ディスクカッタの回転中心軸をカッタヘッドの回転
中心軸よりずらす(オフセットする)ことによりディス
クカッタに作用する偏荷重を低減させたトンネル掘進機
のディスクカッタ装置を提供して、ディスクカッタの寿
命向上を図ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、掘進機本体の前部に回転自在に設けられ
たカッタヘッドの前面に、複数のディスクカッタを回転
自在に支承したトンネル掘進機において、上記カッタヘ
ッドが回転したときにディスクカッタが掘削する地山に
接触して自転する際の回転軸ベクトル(右ねじの方向に
とる)をB、カッタヘッドの中心軸ベクトル(掘進機側
から切羽側に向かう方向にとる)をC、ディスクカッタ
の回転軸ベクトルBとカッタヘッドの中心軸ベクトルC
の両者に直交しカッタヘッドの中心軸からディスクカッ
タの回転軸に向かうベクトルをEとするとき、EとBと
の外積F=E×Bとカッタヘッドの中心軸ベクトルCと
の内積F・C=(E×B)・Cが正の値となるように少
なくとも1つ以上のディスクカッタの回転軸を配置する
ようにしたものである。
成するために、掘進機本体の前部に回転自在に設けられ
たカッタヘッドの前面に、複数のディスクカッタを回転
自在に支承したトンネル掘進機において、上記カッタヘ
ッドが回転したときにディスクカッタが掘削する地山に
接触して自転する際の回転軸ベクトル(右ねじの方向に
とる)をB、カッタヘッドの中心軸ベクトル(掘進機側
から切羽側に向かう方向にとる)をC、ディスクカッタ
の回転軸ベクトルBとカッタヘッドの中心軸ベクトルC
の両者に直交しカッタヘッドの中心軸からディスクカッ
タの回転軸に向かうベクトルをEとするとき、EとBと
の外積F=E×Bとカッタヘッドの中心軸ベクトルCと
の内積F・C=(E×B)・Cが正の値となるように少
なくとも1つ以上のディスクカッタの回転軸を配置する
ようにしたものである。
【0012】
【作用】上記構成によりディスクカッタの内側に加わる
横荷重が減少し、かつ内側と外側で横荷重がほぼバラン
スすると共に、分布する荷重自体の大きさも小さくなる
ため、横荷重によりディスクカッタを支承する軸受けが
早期に破損したり、ディスクカッタに片べりが発生する
のを防止することができる。
横荷重が減少し、かつ内側と外側で横荷重がほぼバラン
スすると共に、分布する荷重自体の大きさも小さくなる
ため、横荷重によりディスクカッタを支承する軸受けが
早期に破損したり、ディスクカッタに片べりが発生する
のを防止することができる。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を図3以下に示す図面を
参照して詳述する。図3はトンネル掘進機の正面図で、
この図で1は図示しない掘進機本体の前部に矢印A方向
へ回転自在に設けられたカッタヘッド、2はカッタヘッ
ド1の前面に回転自在に支承された複数のディスクカッ
タを示す。
参照して詳述する。図3はトンネル掘進機の正面図で、
この図で1は図示しない掘進機本体の前部に矢印A方向
へ回転自在に設けられたカッタヘッド、2はカッタヘッ
ド1の前面に回転自在に支承された複数のディスクカッ
タを示す。
【0014】これらディスクカッタ2は、外周部がほぼ
山形に形成されたソロバン玉状をなしていて、カッタヘ
ッド1の前面に次のように配置されている。すなわち図
4及び図5に示すように、カッタヘッド1が矢印A方向
へ回転したときディスクカッタ2が掘削する地山に接触
して自転する際の回転軸ベクトル(右ねじの方向にと
る)をB、カッタヘッド1の中心軸ベクトル(掘進機側
から切羽に向う方向にとる)をC、ディスクカッタ2の
回転軸ベクトルBとカッタヘッドの中心軸ベクトルCの
両者に直交しカッタヘッド1の中心軸1aからディスク
カッタ2の回転中心軸2aに向うベクトルをEとすると
き、EとBの外積F=E×Bとカッタヘッド1の中心軸
ベクトルCとの内積F・C=(E×B)・Cが正の値と
なるようにディスクカッタ2の回転中心軸2aが配置さ
れている。
山形に形成されたソロバン玉状をなしていて、カッタヘ
ッド1の前面に次のように配置されている。すなわち図
4及び図5に示すように、カッタヘッド1が矢印A方向
へ回転したときディスクカッタ2が掘削する地山に接触
して自転する際の回転軸ベクトル(右ねじの方向にと
る)をB、カッタヘッド1の中心軸ベクトル(掘進機側
から切羽に向う方向にとる)をC、ディスクカッタ2の
回転軸ベクトルBとカッタヘッドの中心軸ベクトルCの
両者に直交しカッタヘッド1の中心軸1aからディスク
カッタ2の回転中心軸2aに向うベクトルをEとすると
き、EとBの外積F=E×Bとカッタヘッド1の中心軸
ベクトルCとの内積F・C=(E×B)・Cが正の値と
なるようにディスクカッタ2の回転中心軸2aが配置さ
れている。
【0015】すなわち図3に示すようにカッタヘッド1
の回転中心軸1aにディスクカッタ2の回転中心軸2a
が交わらないよう回転方向Aに対して後方へαだけオフ
セットされて図示しない軸受けに回転自在に支承されて
いる。ここでオフセット量αはカッタヘッド1の中心軸
1aを通る直線とディスクカッタ2の回転中心軸2aを
通る直線の間の最短距離であり、ディスクカッタ2の回
転軸ベクトルBとカッタヘッド1の中心軸ベクトルCの
両者に直交しカッタヘッド1の中心軸1aからディスク
カッタ2の回転中心軸2aに向かうベクトルEの長さに
等しい。このオフセット量αは大きくするほどディスク
カッタの内側に作用する横荷重は減少し、外側の横荷重
は増加する。従って左右横荷重をバランスさせるため、
ディスクカッタ2の外径をDとした場合、0.01≦α
/D≦0.2程度(αを外径Dの1%〜20%とする)
が最適である。
の回転中心軸1aにディスクカッタ2の回転中心軸2a
が交わらないよう回転方向Aに対して後方へαだけオフ
セットされて図示しない軸受けに回転自在に支承されて
いる。ここでオフセット量αはカッタヘッド1の中心軸
1aを通る直線とディスクカッタ2の回転中心軸2aを
通る直線の間の最短距離であり、ディスクカッタ2の回
転軸ベクトルBとカッタヘッド1の中心軸ベクトルCの
両者に直交しカッタヘッド1の中心軸1aからディスク
カッタ2の回転中心軸2aに向かうベクトルEの長さに
等しい。このオフセット量αは大きくするほどディスク
カッタの内側に作用する横荷重は減少し、外側の横荷重
は増加する。従って左右横荷重をバランスさせるため、
ディスクカッタ2の外径をDとした場合、0.01≦α
/D≦0.2程度(αを外径Dの1%〜20%とする)
が最適である。
【0016】次に作用を説明すると、カッタヘッド1を
矢印A方向へ回転させながら掘進すると、カッタヘッド
1の回転中心軸1aと交わらないようディスクカッタの
回転中心軸2aが回転方向Aに対して後方へαだけオフ
セットされていることにより、図6に示すようにディス
クカッタ2の内側(カッタヘッド1の中心側)に加わる
横荷重が減少すると共に、内側と外側とで横荷重がほぼ
バランスする。図6の右側にディスクカッタ2が受ける
横荷重の分布を示してあるが、図1に示す従来のものに
比べて横荷重の絶対値が小さくなっていると共に、横荷
重が左右両側でバランスしている。これによって偏荷重
によりディスクカッタ2が片べりしたり、軸受けが早期
に破損するのを防止することができる。
矢印A方向へ回転させながら掘進すると、カッタヘッド
1の回転中心軸1aと交わらないようディスクカッタの
回転中心軸2aが回転方向Aに対して後方へαだけオフ
セットされていることにより、図6に示すようにディス
クカッタ2の内側(カッタヘッド1の中心側)に加わる
横荷重が減少すると共に、内側と外側とで横荷重がほぼ
バランスする。図6の右側にディスクカッタ2が受ける
横荷重の分布を示してあるが、図1に示す従来のものに
比べて横荷重の絶対値が小さくなっていると共に、横荷
重が左右両側でバランスしている。これによって偏荷重
によりディスクカッタ2が片べりしたり、軸受けが早期
に破損するのを防止することができる。
【0017】図7はディスクカッタ2の刃先部に作用す
る横荷重の分布を、オフセットしたとき(本発明)と、
オフセットしないとき(従来のもの)とを比較した線
図、また図8はディスクカッタ2をオフセットしたこと
により横荷重の合力が減少したことを示す線図であり、
図8で横軸はオフセット量とディスク径の比、縦軸はオ
フセットしないときの値で正規化した横荷重の平均を示
し、ディスクカッタ2の径が305mm、切込み深さ8
mmの場合を示してある。この図8から明らかなように
ディスクカッタ2のオフセット量αを適切に設定するこ
とにより横荷重の平均をほぼ0にできる上、横荷重の最
大値も低減することができる。
る横荷重の分布を、オフセットしたとき(本発明)と、
オフセットしないとき(従来のもの)とを比較した線
図、また図8はディスクカッタ2をオフセットしたこと
により横荷重の合力が減少したことを示す線図であり、
図8で横軸はオフセット量とディスク径の比、縦軸はオ
フセットしないときの値で正規化した横荷重の平均を示
し、ディスクカッタ2の径が305mm、切込み深さ8
mmの場合を示してある。この図8から明らかなように
ディスクカッタ2のオフセット量αを適切に設定するこ
とにより横荷重の平均をほぼ0にできる上、横荷重の最
大値も低減することができる。
【0018】なお上記実施例ではディスクカッタ2の全
てをオフセットしたが、一部でも勿論よく、特に片べり
が発生しやすいカッタヘッド1の中心側のディスクカッ
タ2をオフセットさせて取付け、外周側のディスクカッ
タ2は従来通りオフセットさせずに取付けてもよい。
てをオフセットしたが、一部でも勿論よく、特に片べり
が発生しやすいカッタヘッド1の中心側のディスクカッ
タ2をオフセットさせて取付け、外周側のディスクカッ
タ2は従来通りオフセットさせずに取付けてもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、カッタ
ヘッドの前面に、カッタヘッドの回転中心軸とディスク
カッタの回転中心軸が交わらないようオフセットさせて
ディスクカッタを回転自在に取付けたことから、ディス
クカッタの内側に加わる横荷重が減少すると共に、内側
と外側で横荷重がほぼバランスする上、分布する荷重の
大きさ自体も小さくなる。これによってディスクカッタ
を回転自在に支承する軸受けが偏荷重により早期に破損
するのを防止することができると共に、ディスクカッタ
が片べりすることも少ないので、ディスクカッタの寿命
も向上する。また軸受けやディスクカッタの交換回数が
少なくできるため、交換に要する時間や労力の低減が図
れると共に、掘進機の稼働率が上るため、工期の短縮な
ども図れるようになる。
ヘッドの前面に、カッタヘッドの回転中心軸とディスク
カッタの回転中心軸が交わらないようオフセットさせて
ディスクカッタを回転自在に取付けたことから、ディス
クカッタの内側に加わる横荷重が減少すると共に、内側
と外側で横荷重がほぼバランスする上、分布する荷重の
大きさ自体も小さくなる。これによってディスクカッタ
を回転自在に支承する軸受けが偏荷重により早期に破損
するのを防止することができると共に、ディスクカッタ
が片べりすることも少ないので、ディスクカッタの寿命
も向上する。また軸受けやディスクカッタの交換回数が
少なくできるため、交換に要する時間や労力の低減が図
れると共に、掘進機の稼働率が上るため、工期の短縮な
ども図れるようになる。
【図1】従来のトンネル掘進機の正面図である。
【図2】従来のディスクカッタの作用説明図である。
【図3】この発明の一実施例になるトンネル掘進機の正
面図である。
面図である。
【図4】この発明の一実施例になるディスクカッタ装置
のベクトル定義の説明図であり、トンネル掘進機の正面
(切羽側)から見た図である。
のベクトル定義の説明図であり、トンネル掘進機の正面
(切羽側)から見た図である。
【図5】この発明の一実施例になるディスクカッタ装置
のベクトル定義の説明図であり、図4のG−G線断面図
である。
のベクトル定義の説明図であり、図4のG−G線断面図
である。
【図6】この発明の一実施例になるディスクカッタ装置
の作用説明図である。
の作用説明図である。
【図7】この発明の一実施例になるディスクカッタと従
来のディスクカッタの各部に作用する横荷重を比較した
線図である。
来のディスクカッタの各部に作用する横荷重を比較した
線図である。
【図8】この発明の一実施例になるディスクカッタの横
荷重の平均を示す線図である。
荷重の平均を示す線図である。
1 カッタヘッド 1a 回転中心軸 2 ディスクカッタ 2a 回転中心軸 α オフセット量 B ディスクカッタの回転軸ベクトル C カッタヘッドの中心軸ベクトル D ディスクカッタの外径 E カッタヘッドの回転中心軸からディスクカッタの回
転軸に向かうベクトル F EとBとの外積
転軸に向かうベクトル F EとBとの外積
Claims (2)
- 【請求項1】 掘進機本体の前部に回転自在に設けられ
たカッタヘッド1の前面に、複数のディスクカッタ2を
回転自在に支承したトンネル掘進機において、上記カッ
タヘッド1が回転したときにディスクカッタ2が掘削す
る地山に接触して自転する際の回転軸ベクトル(右ねじ
の方向にとる)をB、カッタヘッドの中心軸ベクトル
(掘進機側から切羽側に向かう方向にとる)をC、ディ
スクカッタ2の回転軸ベクトルBとカッタヘッドの中心
軸ベクトルCの両者に直交しカッタヘッド1の回転中心
軸1aからディスクカッタ2の回転軸2aに向かうベク
トルをEとするとき、EとBとの外積F=E×Bとカッ
タヘッドの中心軸ベクトルCとの内積F・C=(E×
B)・Cが正の値となるように少なくとも1つ以上のデ
ィスクカッタ2の回転軸2aを配置することを特徴とす
るトンネル掘進機のカッタヘッド装置。 - 【請求項2】 カッタヘッド1の中心軸1aを通る直線
とディスクカッタ2の回転中心軸2aを通る直線の間の
最短距離をディスクカッタ2の外径Dの1%〜20%と
してなる請求項1記載のカッタヘッド装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18047694A JPH0821189A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | トンネル掘進機のカッタヘッド装置 |
| TW84106598A TW283184B (ja) | 1994-07-11 | 1995-06-26 | |
| KR1019950019809A KR0175171B1 (ko) | 1994-07-11 | 1995-07-06 | 터널 굴진기의 커터헤드장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18047694A JPH0821189A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | トンネル掘進機のカッタヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821189A true JPH0821189A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16083893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18047694A Pending JPH0821189A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | トンネル掘進機のカッタヘッド装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821189A (ja) |
| KR (1) | KR0175171B1 (ja) |
| TW (1) | TW283184B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7474849B2 (en) | 2005-11-30 | 2009-01-06 | Hitachi, Ltd. | Camera having power-saving mode |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101339828B1 (ko) * | 2013-04-26 | 2013-12-11 | 한국건설기술연구원 | 토사지반 터널 시공용 전단면 터널굴착기의 커터헤드 설계방법 |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP18047694A patent/JPH0821189A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-26 TW TW84106598A patent/TW283184B/zh active
- 1995-07-06 KR KR1019950019809A patent/KR0175171B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7474849B2 (en) | 2005-11-30 | 2009-01-06 | Hitachi, Ltd. | Camera having power-saving mode |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW283184B (ja) | 1996-08-11 |
| KR0175171B1 (ko) | 1999-02-18 |
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