JPH08210821A - 対象物測定装置 - Google Patents

対象物測定装置

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Publication number
JPH08210821A
JPH08210821A JP7017269A JP1726995A JPH08210821A JP H08210821 A JPH08210821 A JP H08210821A JP 7017269 A JP7017269 A JP 7017269A JP 1726995 A JP1726995 A JP 1726995A JP H08210821 A JPH08210821 A JP H08210821A
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JP
Japan
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light
distance
light receiving
ccd
angle
Prior art date
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Application number
JP7017269A
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English (en)
Inventor
Tomoharu Maeda
智治 前田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象物までの距離及びその形状を精度よく求
める。 【構成】 レーザ発光源30から発光されたスリット光
を角速度ωで回転するスキャンミラー34により車両後
部の車両進行方向と交差する方向に走査する。スリット
光は障害物100で反射し、該反射光は鉛直方向及び水
平方向に2次元的かつ連続的に配置されたCCDに受光
レンズ38を介して結像する。コンパレータはCCDか
ら出力された電圧としきい値とを比較して、該CCDに
反射光が結像したか否かを判断する。ROM18には反
射光のレンズ38への入射角度φが記憶されており、マ
イコン14は時間を計数することによりスリット光の照
射角度θを得る。そして、ミラー36及びレンズ38間
距離d、照射角度θ及び入射角度φに基づいて、三角測
量法により、反射点までの距離Lを算出すると共にモニ
ター44a、44bに対象物の水平及び鉛直方向の形状
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物測定に係り、よ
り詳しくは、対象物までの距離や対象物の形状を測定す
る対象物測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に対象物測定装置には、対象物に向
けて光や超音波を発射しその反射波が帰ってくるまでの
時間を計測することにより対象物までの距離を検出する
アクティブ方式と、対象物の像をレンズを介してイメー
ジセンサで捉え、三角測量法によって対象物までの距離
を検出するパッシブ方式とがある。
【0003】前述したアクティブ方式を用いた対象物測
定装置としては例えば、5個のレーザ発光源と該レーザ
発光源から発光され対象物から反射された光を受光する
5個の受光素子等を備えた自動車用レーザ装置が提案さ
れている(特開昭62−184385号公報)。この自
動車用レーザ装置は、5個のレーザ発光源の各々を所定
周期で順次発光させる。また、5個の受光素子を各々
を、5個々のレーザ発光源のレーザ発光と同期させて、
レーザ発光源の所定周期で順次受光可能としている。こ
こで、所定距離内に障害物が存在すればレーザ発光源か
ら発光され障害物で反射されたレーザ光を受光素子のい
ずれかが受光することとなる。そこで、この自動車用レ
ーダー装置は、レーザ発光源からレーザ光が発光された
ときから障害物で反射されたレーザ光を受光素子が受光
するときまでの時間に基づいて自車両から障害物までの
距離を求めている。
【0004】また、上記パッシブ方式を用いた対象物測
定装置としては例えば、第1のイメージセンサの中央位
置に先行車両を結像させる基準ミラーと、基準ミラーか
ら所定距離離れ、かつ、所定回転速度で往復回転し先行
車両を第2のイメージセンサに決像させるスキャンミラ
ーとを備えた車間距離測定装置が提案されている(特開
昭64−910115号公報)。この車間距離測定装置
では、先行車両が第1のイメージのセンサ及び第2のイ
メージセンサの中央位置に結像し、第1のイメージセン
サの出力と第2のイメージセンサの出力が一致したと
き、すなわち、先行車両、基準ミラーの中心位置、スキ
ャンミラーの中心位置からなる三角形が形成されたと
き、基準ミラー及びスキャンミラーの中心を結ぶ直線と
両ミラーへの先行車両からの入射光とのなす角及び両ミ
ラー間距離に基づいて、先行車両との車間距離を求めて
いる。
【0005】以上説明した自動車用レーザ装置及び車間
距離測定装置は対象物までの距離を測定しているが、こ
のように対象物までの距離を測定すると共に、対象物を
カメラで検出して対象物を判定する対象物測定装置とし
て、赤外線を検出するカメラに基づいて歩行者を判定
し、かつ、超音波センサを用いて超音波を送出したとき
から歩行者からされた反射波を入射したときまでの時間
に基づいて、歩行者までの距離を算出する車両周囲監視
装置が提案されている(特開昭62−273475号公
報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記自動車
用レーザ装置(特開昭62−184385号公報)は、
所定のクロック信号のカウント値に基づいて測定された
レーザ光の往復時間に基づいて障害物までの距離を求め
ている。従って、障害物が近距離に存在する場合には上
記レーザ光の往復時間が短いため、この往復時間を正確
に測定するためにはクロック信号を出力する周期を短く
する必要がある。しかしながら、近距離に存在する障害
物までの光の往復時間を正確に測定するようにクロック
信号を短い周期で出力することは困難である。従って、
該往復時間を正確に測定することが困難であり、障害物
を正確に測定することは困難である。また、この自動車
用レーダー装置は障害物までの距離のみを測定している
ことから、その障害物がいかなる形状であるかを認識す
ることができない。
【0007】また、上記車間距離測定装置(特開昭64
−910115号公報)は、太陽光が先行車両から反射
した光をイメージセンサに結像させているため、自然環
境に弱く、夕方を過ぎ周囲が暗くなすると車間距離を正
確に求めることができない。また、この車間距離測定装
置は、車間距離だけのみを求めていることから、先行車
両がいかなる形状であるかを認識することができない。
【0008】更に、上記車両周囲監視装置(特開昭62
−273475号公報)は、歩行者であるか否かを判断
すると共に歩行者までの距離を算出するために、赤外線
を検出するカメラ及び超音波センサを用いているため、
装置が複雑になる。また、赤外線に基づいて歩行者であ
ると判定しているのみであるので、歩行者の形状を認識
することができない。
【0009】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、対象物までの距離及びその形状を精度よく求めるこ
とができる対象物測定装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、所定方向に伸びるスリット光を照射
して前記所定方向と交差する方向に走査するスリット光
走査手段と、2次元状に配列された複数の受光部を備え
かつ前記走査によって対象物から反射した反射光を該複
数の受光部によって分割して受光する受光手段と、前記
スリット光走査手段と前記受光手段とを結ぶ直線に対す
る前記複数の受光部の各々に受光された前記反射光の角
度を前記複数の受光部の各々と対応して記憶する記憶手
段と、前記直線に対する前記スリット光の照射角度を検
出する角度検出手段と、前記角度検出手段により検出さ
れた照射角度、前記記憶手段に記憶された前記角度、及
び前記スリット光走査手段及び前記受光手段間の距離に
基づいて、前記対象物までの距離を算出する距離算出手
段とを備えている。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記算出された距離及び前記記憶手段に記
憶された前記角度に基づいて、前記対象物の形状を表示
する表示手段を更に備えるようにしている。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、前記受光部をCCD素子を含
んで構成している。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、スリット光走査手段
は、所定方向に伸びるスリット光を照射して前記所定方
向と交差する方向に走査する。
【0014】ここで、スリット光走査手段は、例えば、
所定方向に伸びるスリット光を発光するスリット光発光
手段と、スリット光発光手段により発光されたスリット
光を所定方向と交差する方向に走査する走査手段とによ
り構成してもよく、また、所定方向と交差する方向でか
つ、所定方向と交差する方向における異なる方向にスリ
ット光を各々照射する複数の照射手段と、スリット光に
より所定方向と交差する方向に走査されるように複数の
照射手段を順次照射させる制御手段とにより構成しても
よい。
【0015】そして、角度検出手段は、スリット光走査
手段と受光手段とを結ぶ直線に対する上記スリット光の
照射角度を検出する。
【0016】ここで、例えば、スリット光走査手段によ
りスリット光が走査される範囲に、対象物(例えば、縁
石、後続車等)が存在し、スリット光走査手段が所定方
向に伸びるスリット光を所定方向と交差する方向に走査
すると、2次元状に配列された複数の受光部を備えた受
光手段は、該走査によって対象物から反射した反射光を
該複数の受光部によって分割して受光する。なお、この
受光部を、請求項3記載の発明のように、CCD素子を
含んで構成してもよい。
【0017】この場合、対象物から反射した反射光を該
複数の受光部によって分割して受光することから、対象
物から反射した反射光のある反射点と該反射光を受光し
た受光部とは1対1に対応し、スリット光走査手段と受
光手段とを結ぶ直線に対する反射光の角度は、各受光部
毎に定まる。
【0018】そこで、記憶手段は上記直線に対する複数
の受光部の各々に受光された反射光の角度を複数の受光
部の各々と対応して記憶している。
【0019】また、スリット光走査手段と受光手段との
距離も予め分かる。このように、上記直線に対するスリ
ット光の照射角度、上記直線に対する反射光の角度及び
スリット光走査手段と受光手段との距離が分かることか
ら、例えば、三角測量法により、対象物までの距離を算
出することができる。
【0020】すなわち、図1に示すように、スリット光
走査手段が点Qに位置し、スリット光走査手段による走
査によって対象物で反射した反射光が点Rに位置する受
光部に受光され、かつ、反射光の反射点が点Pに位置し
ているとする。
【0021】角度検出手段によりスリット光走査手段と
受光手段とを結ぶ基準線Mに対するスリット光の反射点
Pへの照射角度θが検出される。例えば、スリット光走
査手段がスリット光を所定方向と交差する方向に角速度
ωで走査し、スリット光の照射方向が所定方向(照射角
度が0の方向)に到達したときからの時間tを測定すれ
ば、基準線Mに対するスリット光の反射点Pへの照射角
度θ(=ωt)が検出される。
【0022】また、記憶手段には基準線Mに対する複数
の受光部の各々に受光された反射光の角度を複数の受光
部の各々と対応して記憶していることから、点Rに位置
する受光部に受光された反射点Pから反射した反射光の
角度φが分かる。そして、スリット光走査手段と受光手
段との距離dも予め分かる。
【0023】よって、三角測量法により、対象物までの
距離、例えば、上記基準線M及反射点P間の距離Lは、
次式(1)から得られる。
【0024】
【数1】 そこで、距離算出手段は、検出手段により検出された照
射角度θ、記憶手段に記憶された角度φ、及びスリット
光走査手段と受光手段との距離dに基づいて、対象物ま
での距離Lを算出する。
【0025】このように、上記直線(基準線M)に対す
る反射光の角度は予め記憶されていることから上記照射
角度を測定すれば、対象物までの距離が求めら、上記照
射角度を精度よく測定することが可能であることから、
対象物が近距離に存在する場合であっても、対象物まで
の距離を精度よく測定することができる。
【0026】なお、スリット光走査手段は、スリット状
のレーザ光により走査するようにすれば、あたりが暗く
なるような自然環境に拘らず対象物までの距離を精度よ
く求めることができる。
【0027】ここで、対象対象物までの距離L及び記憶
手段に記憶された角度φから、例えば、スリット光走査
手段や受光部に対する反射点Pの位置が分かることか
ら、スリット光走査手段や受光部に対する対象物の位置
も分かる。
【0028】そこで、請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明において、表示手段は、算出された距離と
記憶手段に記憶された角度とに基づいて、対象物の形状
を表示する。
【0029】このように、算出された距離と記憶手段に
記憶された角度とに基づいて、対象物の形状を表示する
ことから、スリット光走査手段及び受光手段の簡易な構
成要素により、対象物までの距離及び形状を測定するこ
とができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、本実施例は、対象物測定装置を車両
に取付け、車両周辺に存在する対象物までの距離及び形
状を測定して、車両周辺を監視するようにしたものであ
る。
【0031】図2に示すように、対象物測定装置は、車
両10内のインストルパネルのドライバーから見える所
定位置に表示器44を備えている。この表示器44は、
車両10の後方に存在する障害物(例えば、縁石等。)
100の所定の高さにおける水平方向Xの形状を表示す
るためのモニタ44a及び該障害物100の所定の位置
の鉛直方向Zの形状を表示するためのモニタ44bを備
えている(図3参照)。また、本実施例では、この対象
物測定装置の発光受光部12を後部バンパー11の上部
所定位置に設けている。
【0032】この発光受光部12は、図3に示すよう
に、レーザ光を鉛直方向Zに伸びる(縦方向に面状に広
がる)スリット光として照射するレーザ発光源30を備
えている。レーザ発光源30は、例えば、レーザ光を発
光する半導体レーザ、該半導体レーザから発光されたレ
ーザ光を平行光線束として射出するコリメートレンズ及
びコリメートレンズから射出した平行光線束を円柱軸と
同一の方向にスリット状に照射させる円柱形状となって
いるロッドレンズから構成されている。
【0033】また、この発光受光部12は、レーザ発光
源30から照射されたスリット光を入射しかつ所定の角
速度ωで回転するスキャンミラー(例えば、ガルバノメ
ータミラー、レゾナントスキャナ等。)34を備えてい
る。更に、この発光受光部12は、受光レンズ38とC
CDアレイ40を備えている。ここで、レーザ発光源3
0と受光レンズ38の中心とを結ぶ直線を基準線M(水
平方向Xと平行)とする。
【0034】このCCDアレイ40は、図4に示すよう
に、16行20列のマトリックス状に合計320個のC
CD素子(以下、CCDijと称する。)を備えている。
なお、iは行番号(1〜16)を、jは列番号(1〜2
0)を表している。このCCDアレイ40の各CCDij
の受光面は、車両10の進行方向Yと交差するX−Y平
面と平行となっている(図1及び図3参照)。また、C
CDアレイ40の中心位置に配置されたCCD8 10と受
光レンズ38の中心位置とを結ぶ直線は光軸とされ、こ
れは、車両10の進行方向Yと平行となっている。
【0035】次に対象物測定装置の制御系を図3及び図
5を参照して説明する。本制御系はマイクロコンピュー
タ14を備えている。このマイクロコンピュータ14
は、CPU16、ROM18、RAM20、入力ポート
22、出力ポート24を備え、これらはバス26を介し
て相互に接続可能となっている。出力ポート24には、
前述した表示器44、レーザ発光源30、スキャンドラ
イバ32が接続されている。スキャンドライバ32は、
マイクロコンピュータ14の制御によって、軸36を介
してスキャンミラー34を所定の角速度ωで回転するよ
うになっている。これにより、レーザ発光源30から発
光されたスリット光は、スキャンミラー34の回転によ
って車両10後部の車両進行方向Yと交差する水平方向
Xに走査される。また、出力ポート24は、コンパレー
タ群42に接続されている。
【0036】次に、コンパレータ群42の構成を説明す
る。コンパレータ群42は、図6に示すように、前述し
たCCDアレイ40の各CCDijと1対1に対応し、か
つ、対応するCCDijの出力がプラス(+)入力に接続
されたコンパレータ56ijを備えている。このコンパレ
ータのマイナス(−)入力には、マイクロコンピュータ
14から、所定のしきい値(所定電圧値)thが入力さ
れるようになっている。また、各コンパレータ56ij
出力端は切換器54に接続されており、切換器54は、
16本の接続線を介して入力ポート22に接続されてい
る。切換器54は、マイクロコンピュータ14から、ス
キャンドライバ32の制御によるスリット光が所定角度
Δθ(=ωΔt)移動する毎に、すなわち、所定時間Δ
t毎にクロック信号ckが入力される。
【0037】次に、マイクロコンピュータ14から出力
されるしきい値thについて説明する。前述したよう
に、レーザ発光源30から発光されたスリット光は、ス
キャンミラー34の回転によって、車両10後部の車両
進行方向Yと交差する水平方向Xに走査される。そし
て、照射されたスリット光が障害物100から反射した
ときの反射光は、受光レンズ38を介してCCDijに入
射する。従ってCCDijは、電荷を蓄積することにな
る。ここで、スリット光が反射した障害物100上のあ
る反射点を考えた場合、この反射点を物点としたときの
像点に対応するCCD ijの蓄積電荷量は、他のCCDkl
(kはi以外の1〜16の行番号を、lはj以外の1〜
20の列番号を表している。)の蓄積電荷量よりも多く
なる。そこで、反射点を物点としたときの像点に対応す
るCCDijの蓄積電荷量よりも若干小さい値をしきい値
thとしている。従って、コンパレータ56ijは、CC
ijからの蓄積電荷に対応する電圧と上記しきい値th
に対応する電圧とを比較し、CCDijからの電圧が大き
い場合、パルスを出力する。よってコンパレータ56ij
からパルスが出力された場合、このコンパレータ56ij
に対応するCCDijを像点とした場合の物点に反射光の
反射点があると判断することができる。
【0038】次に、照射されたスリット光が障害物10
0から反射した時の反射光の受光レンズ38への入射角
φij(図3参照)について説明する。CCDijの配置位
置と受光レンズ38の配置位置とから、CCDijが前述
の像点とした場合の物点に対応する反射点は1点に定ま
る。従って、CCDijが前述の像点とした場合の物点に
対応する反射点からの反射光の受光レンズ38への入射
角φij(反射点と受光レンズ38の中心とを結ぶ直線と
基準線Mとのなす角)は予め定まる。また、この入射角
φijは各CCDij毎に予め定まる。そこで、各CCDij
に対応した入射角φijを各CCDijと対応してROM1
8に記憶している。
【0039】次に、本実施例の作用を、制御ルーチンを
示したフローチャート(図7)及び図8に示したタイミ
ングチャートを参照して説明する。ここで、レーザ発光
源30からは常時スリット光が照射される。また、スキ
ャンミラー34を所定の角速度ωで回転させている。従
って、スキャンミラー34の回転によってレーザ発光源
30から照射されたスリット光が車両10後部の車両進
行方向Yと交差する水平方向Xに走査される。そして、
スキャンミラー34の回転によってスリット光が所定の
照射角度θ0 となったときに本ルーチンがスタートす
る。なお、照射角度θ0 は、ωt0 であり、t0 は、ス
リット光の照射角度が0のときから該照射角度がθ0
なるまでに要する時間であり、この時間t0 は図示しな
いソフトタイマーにより計数される。
【0040】まず、ステップ102で、前述した列を表
す変数jを0に初期化し、ステップ104で変数jを1
インクリメントする。ステップ106で、クロック信号
ckを出力する(図8(a)参照)。次のステップ10
8で前述した行を表す変数iを0に初期化し、ステップ
110で変数iを1インクリメントする。
【0041】ここで、車両10後部の車両進行方向Yに
障害物100が存在すれば、スリット光は障害物100
で反射し、受光レンズ38によってCCDアレイ40の
所定列のCCD(反射点を物点とした場合の像点に対応
するCCD)に結像される。
【0042】一方、所定時間Δt経過する毎にクロック
信号ckがコンパレータ群42の切換器54に出力され
〔図8(a)参照、ck1、ck2、ck3・・・ck
20〕、この切換器54は、クロック信号ckをカウン
トし、該カウント値に対応する列のコンパレータ56ij
からの出力を出力線を介してマイクロコンピュータの入
力ポート22に出力させる〔図8(b)、t0 〜t1
3 〜t4 、・・・t 38〜t39参照〕。
【0043】従って、車両10の後部に障害物100が
存在すれば、障害物100から反射した反射光が受光レ
ンズ38によりCCDアレイ40に結像し、所定時間Δ
t毎に出力されるクロック信号ckによって、CCDか
らの出力と前述したしきい値thとの比較結果を入力ポ
ート22に出力するコンパレータ群42の各列のコンパ
レータ56ijが所定時間Δt経過する毎に、j列目のコ
ンパレータ56ij、j+1列目のコンパレータ5
ij+1、j+2列目のコンパレータ56ij+2、・・・の
ように1列毎に移動する。
【0044】このように、車両10の後部に障害物10
0が存在すれば、スリット光が照射され障害物100で
反射した反射光は、反射点を物点とした場合の像点に対
応するCCDに結像する。このCCDからの出力は、こ
のCCDに接続されているコンパレータで、しきい値t
hと比較され、このCCDからの出力はしきい値thよ
り大きいので、このコンパレータからパルスが切換器5
4に入力される。一方、切換器54は、入力したクロッ
ク信号ckをカウントし、該カウント値に対応する列の
コンパレータから出力されたパルスを入力ポート22に
出力することになる。従って、入力ポート22にパルス
が入力された場合には、切換器54を介してパルスを出
力したコンパレータに接続されたCCDを像点とした場
合の物点位置に、反射光の反射点(障害物100上の
点)が存在することになる。
【0045】そこで、ステップ112で、i番目のポー
トにパルスが入力されたか否かを判断する。このよう
に、i番目のポートにパルスが入力されたか否かを判断
しているのは、切換機54と接続している16本の接続
線が接続する入力ポート22の各ポートは、前述した行
番号(i=1〜16)に対応するからである。すなわ
ち、1番目のポートにはj列のコンパレータ561jの出
力が入力され、以下同様となっており、16番目のポー
トはj列のコンパレータ5616 jの出力が入力されるこ
とから、i番目のポートにパルスが入力された場合に
は、コンパレータ56 ijからパルスが出力されたこと、
すなわち、該コンパレータ56ijに接続されているCC
ijに受光レンズ38によって障害物100から反射し
た反射光が結像されたと判断できるからである。
【0046】そこで、i番目のポートにパルスが入力さ
れていない場合にはステップ122に進む。一方、i番
目のポートにパルスが入力された場合には、ステップ1
14で入射角φijを取込み、ステップ116で距離Lij
を演算する。すなわち、時間tによりスリット光の照射
角度θ(=ω・t)が分かり、かつ、ステップ114に
より入射角φijが分かる。更に、スキャンミラー34の
中心位置から受光レンズの中心位置までの距離dは予め
分かっている。そこで、前述したように、三角測量法に
より、式(1)から距離Lijが求められる。
【0047】次のステップ118で、変数iが8である
か否かを判断する。該判断が否定された場合にはステッ
プ122に進み、該判断が肯定された場合にはステップ
120で、距離Lijと入射角φijとに基づいて表示器4
4のモニター44a(図3参照)にプロットする。
【0048】ここで、該処理(ステップ120)を図9
を参照して詳細に説明する。前述したように、受光レン
ズ38の中心O1 とCCD8 10とを結ぶ直線が光軸Cと
なっており、この8行目のCCD8jが反射光を受光して
いる場合には、この光軸C及び8行目のCCD8jを含む
平面H1上に障害物100上をスリット光が反射した反
射点D1 が存在することになる。この場合、ステップ1
14では入射角φ8jが取り込まれており、ステップ11
6では距離L8jが演算されている。従って、反射点D1
が車両10に対して如何なる位置にあるかを計算するこ
とができる。そこで、本処理では、入射角φ8j及び距離
8jにより定まる反射点D1 の位置を計算してモニター
44aにプロットする。これにより、モニター44aに
は、障害物100のある高さ(本実施例では光軸Cの高
さ)における水平方向Xの形状が表示される。
【0049】次のステップ122で、変数iが16以上
であるか否かを判断する。該判断が否定された場合に
は、前述のj列における全ての行(i=1〜16)のデ
ータを処理していないことから、ステップ110に戻
り、以上の処理(ステップ110〜ステップ122)を
繰り返し、ステップ122の判断が肯定された場合に
は、j列の全ての行(i=1〜16)のデータを処理し
たことから、ステップ124に進む。なお、j列の全て
の行(i=1〜16)のデータを処理するのに要する時
間はT時間必要となる〔図8(c)、t1 〜t2 (=
T)、t4 〜t5 (=T)、・・・t39〜t40(=T)
参照〕。
【0050】ステップ124で、変数jが10であるか
否かを判断する。該判断が否定された場合にはステップ
128に進み、該判断が肯定された場合には、ステップ
126で、距離Li(i=1...16) 、すなわち、距離L1 10
〜L16 10 に基づいて表示器44のモニター44bにプ
ロットする。
【0051】ここで、該処理(ステップ126)を、図
10を参照して説明する。i行10列のCCDi10 が反
射光を受光している場合には、前述した光軸C及び10
列目のCCDi10 を含む平面H2(平面H1と交差して
いる。)上に反射点D2 が存在することになる。この場
合、入射角φi10 は90°であり、かつ、ステップ11
6では距離Li10 が演算されている。また、前述したよ
うに、CCDi10 を像点とする物点(反射点D2 )は1
点に定まる。従って、CCDi10 の配置位置と受光レン
ズ38の配置位置とから反射点D2の高さ情報hi10
定まる。そこで、本処理(ステップ126)では、距離
i10 とCCDi10 (CCD1 10〜CCD16 10 )に基
づいて定まる高さ情報hi10 とに基づいて、モニター4
4bにプロットする。これにより、モニター44bに
は、障害物100の平面H2が交差する位置の鉛直方向
Zの形状が表示される。
【0052】次のステップ128で、変数jが20以上
であるか否かを判断する。該判断が否定された場合に
は、全てのCCDからの出力に基づくデータを処理して
いないことから、ステップ130で、クロック信号を出
力したとき(ステップ106)から、所定時間Δt経過
したか否かを判断し、該判断が肯定された場合には、ク
ロック信号ckに合わせてj+1列に結像している反射
光について処理を実行するため、ステップ104に戻
り、以上の処理(ステップ104〜ステップ130)を
繰り返す。一方、ステップ128の判断が肯定された場
合には、全てのCCDからのデータを処理したことから
本処理を終了する。なお、本処理が終了するまでに要す
る時間は、20・Δt(t0 〜t41)となっている。
【0053】以上説明したように本実施例によれば、入
射角度φは予めROM記憶されていることからスリット
光の照射角度θ、すなわち、時間Δtを測定すれば、反
射点までの距離が求めら、上記時間Δt(なお、角速度
ωを小さくすればΔtを長くすることができる。)は、
例えば、車両及び近距離に存在する障害物間の光の往復
時間よりも長いことから該時間Δtを精度よく測定する
ことが可能である。従って、対象物が近距離に存在する
場合であっても、対象物までの距離を精度よく測定する
ことができる。
【0054】なお、本実施例では、スリット状のレーザ
光により走査しているので、あたりが暗くなるような自
然環境に拘らず対象物までの距離を精度よく求めること
ができる。
【0055】また、前述した実施例では、算出された距
離Lij及び入射角度φijに基づいて対象物の形状を表示
することから、レーザ発光源、スキャンミラー、受光レ
ンズ及びCCDアレイの簡易な構成で対象物までの距離
及び形状を測定することができる。
【0056】更に、前述した実施例では、CCDを用い
て反射光を受光するようにしているため、解像度よく反
射光を受光できる。
【0057】加えて、前述した実施例では、対象物の形
状を車両内のインストルパネルのドライバーから見える
所定位置に配置した表示器に表示するようにしているこ
とから、車両周囲を精度よく監視することができ、ドラ
イバーの死角を無くすことができる。
【0058】なお、カメラ座標でなく実世界の次元で障
害物の位置、形状を把握しているので、レーザ発光源、
スキャンミラー、受光レンズ及びCCDアレイを容易に
配置することができる。
【0059】以上説明した実施例では、レーザ発光源、
スキャンミラーを備えて、レーザ発光源から発光された
スリット光をスキャンミラーの回転によって車両後部の
車両進行方向Yと交差する水平方向Xに走査させている
が、これ限定するものでなく、例えば、図11に示すよ
うに、スリット光を発光する7個のレーザ発光源30 a1
〜30a7を、各レーザ発光源30a1〜30a7から発光さ
れるスリット光の照射方向を各々異なる方向に設定して
配置し、マイクロコンピュータ14の制御に応じてドラ
イバー30b は、各レーザ発光源30a1〜30a7から発
光されたスリット光により、車両後部の車両進行方向Y
と交差する水平方向Xに走査されるように、点灯制御す
るようにしてもよい。
【0060】また、前述した実施例では、CCDアレイ
の鉛直方向Z中央位置に対応するCCD8jに対応する高
さにおける障害物100の水平方向Xの形状を表示する
ようにしているが、これ限定するものでなく、CCDア
レイの鉛直方向Zの中間、例えば、CCD2j、CC
4j、CCD6j、CCD8jに基づいて、CCD2j、CC
4j、CCD6j、CCD8jに対応する各々の高さにおけ
る障害物100の水平方向Xの形状を表示するようにし
てもよく、また、表示された形状の各々の位置までの距
離も表示するようにしてもよい。例えば、40〔c
m〕、60〔cm〕、80〔cm〕のように、地表に対
して同一高さの部分の障害物の形状及び該距離を表示す
るようにしてもよい。
【0061】更に、前述した実施例では、CCDアレイ
の水平方向X中央位置に対応するCCDi10 に基づい
て、障害物100の鉛直方向Zの形状を表示するように
しているが、これ限定するものでなく、CCDアレイの
水平方向X中間、例えば、CCDi8、CCDi10 、CC
i12 に基づいて、CCDi8、CCDi10 、CCDi12
に対応する障害物100の鉛直方向Zの形状を表示する
ようにしてもよく、また、表示された形状の各々の位置
までの距離も表示するようにしてもよい。
【0062】また、前述した実施例では、CCDアレイ
を用いるようにしているが、これ限定するものでなく、
フォトダイオードアレイを用いるようにしてもよい。
【0063】更に、前述した実施例では、後部バンパー
11の上部所定位置に1個の発光受光部12を備えるよ
うにしているが、これ限定するものでなく、複数備えた
り、後部パンハー11部だけでなく、車両前部、車両側
部に設けて、車両周辺を監視するようにしてもよい。
【0064】また、前述した実施例では、対象物測定装
置を車両に取付けるようにしているが、これ限定するも
のでなく、列車、船等に取付け、周辺を監視するように
してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、対象物から反射光の受光部への入射角度は予め記憶
されていることからスリット光の照射角度を測定すれ
ば、反射光が反射した対象物までの距離が求めら、上記
照射角度を精度よく測定することが可能であることか
ら、対象物が近距離に存在する場合であっても、対象物
までの距離を精度よく測定することができる、という効
果を有する。
【0066】請求項2記載の発明は、算出された距離と
反射光を受光した受光部と対応して記憶手段に記憶され
た入射角度とに基づいて、対象物の形状を表示すること
から、スリット光走査手段及び受光手段の簡易な構成に
より、対象物までの距離及び形状を測定することができ
る、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】三角測量法を説明する説明図である。
【図2】本実施例の表示器及び発光受光部の車両への取
付け位置を説明するための説明図である。
【図3】本実施例のブロック図である。
【図4】CCDアレイの構成を示す概略図である。
【図5】本実施例の制御系のブロック図である。
【図6】コンパレータ群の構成を示す概略図である。
【図7】本実施例の制御ルーチンを示すフローチャート
である。
【図8】本実施例の制御ルーチンにおけるタイミングチ
ャートである。
【図9】障害物100の水平方向の形状をモニターにプ
ロットするための説明図である。
【図10】障害物100の鉛直方向の形状をモニターに
プロットするための説明図である。
【図11】本実施例の走査系の変形例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 車両 12 発光受光部(スリット光走査手段) 14 マイクロコンピュータ(距離算出手段) 18 ROM(記憶手段) 30 レーザ発光源(スリット光走査手段) 30a1〜30a7 レーザ発光源(スリット光走査手
段) 32 スキャンドライバ(スリット光走査手段) 34 スキャンミラー(スリット光走査手段) 38 受光レンズ(受光手段) 40 CCDアレイ(受光手段) 42 コンパレータ群(受光手段) 44 表示部(表示手段) 44a、44b モニター(表示手段) 100 障害物(対象物)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に伸びるスリット光を照射して
    前記所定方向と交差する方向に走査するスリット光走査
    手段と、 2次元状に配列された複数の受光部を備えかつ前記走査
    によって対象物から反射した反射光を該複数の受光部に
    よって分割して受光する受光手段と、 前記スリット光走査手段と前記受光手段とを結ぶ直線に
    対する前記複数の受光部の各々に受光された前記反射光
    の角度を前記複数の受光部の各々と対応して記憶する記
    憶手段と、 前記直線に対する前記スリット光の照射角度を検出する
    角度検出手段と、 前記角度検出手段により検出された照射角度、前記記憶
    手段に記憶された前記角度、及び前記スリット光走査手
    段及び前記受光手段間の距離に基づいて、前記対象物ま
    での距離を算出する距離算出手段と、 を備えた対象物測定装置。
  2. 【請求項2】 前記算出された距離及び前記記憶手段に
    記憶された前記角度に基づいて、前記対象物の形状を表
    示する表示手段を更に備えた請求項1記載の対象物測定
    装置。
  3. 【請求項3】 前記受光部をCCD素子を含んで構成し
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の対象物
    測定装置。
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