JPH08209996A - 施錠装置 - Google Patents

施錠装置

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Publication number
JPH08209996A
JPH08209996A JP3615295A JP3615295A JPH08209996A JP H08209996 A JPH08209996 A JP H08209996A JP 3615295 A JP3615295 A JP 3615295A JP 3615295 A JP3615295 A JP 3615295A JP H08209996 A JPH08209996 A JP H08209996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vibration
lock
unlocking
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP3615295A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiki Maruyama
永樹 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP3615295A priority Critical patent/JPH08209996A/ja
Publication of JPH08209996A publication Critical patent/JPH08209996A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地震等による過大な振動に対して鍵による解
錠と別個に施錠を解除して緊急時に収納物の取出しなど
が自由に行なえるようにした施錠装置を得ることを目的
とする。 【構成】 扉と扉の支持枠内に設けられ、互いを連係さ
せることにより開放を阻止する施錠装置で、支持枠或い
は扉の一方に錠本体を設け、他方のいずれかに箱枠を設
けて、箱枠に係合される係止体の係合を一定値を超える
振動加速度に応じて動作する振動検出器により解除させ
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば物置などの錠
付扉の緊急解除手段を備えた施錠装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種物置などの扉は、盗難防止
のため錠を備えて錠により開くことができるようにして
いた。このため、扉に錠本体部を設け、支持枠としての
フレーム部側に係止部を設けて、互いを単に鍵のみによ
りロックさせていたものである。
【0003】また、この鍵はいわゆる鋸歯状の凹凸を設
けた板状の鍵や、通称 電磁ロックと呼ばれる電気的な
施錠手段など種々の方式が用いられているが解錠には鍵
自体、または暗証番号を入力する必要があり紛失や失念
に対して対応できないものであった。また、特に火災、
地震などの異常事態に於いては鍵を使用したり、暗証番
号を入力することが困難で特に地震時においては、正常
な使用が出来ないことが予測された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
場合に対応する手段としてマスターキーの使用、電源の
入・切、パスワードの入力などの対応が図られるが、い
ずれにしても何等かの外部要因によって解錠する必要が
あり、異常事態に対して自動的に解錠されることが必要
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、この発明は地震等による過大な振動が生じた
場合、振動加速度を振動検出器により検出して施錠を解
除するものである。そのために、振動検出器を一定の振
動加速度を超えた場合、変位するようにして変位量をト
リガーとして被操作対象を動作させるようにしたもので
ある。
【0006】
【作用】これにより、地震などにより与えられる過大な
振動に対して、正規な解錠手段を用いることなく施錠を
解くことができ、緊急の場合に鍵を探したり、面倒な暗
証番号の入力を行なうことなく、自由状態となった扉を
開くことが可能であり、収容物の取出しが行なえたり、
室内、室外への移動が自由に行なえるものである。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に実施例について説明する。
図1は、この発明による物置を示してあり本体1の前面
などに扉2を設けて開閉させ、内部に物品を保管させ
る。3は扉2の把手、4は扉2の支持枠であり図示以外
にも扉はスライド方式、引き込み方式などの取付けが考
慮できる。
【0008】5は屋根、6は外壁、7は底壁である。ま
た、支持枠4は外壁6の端縁を折曲げて枠状としてあ
り、この支持枠4内に位置させて、錠本体8を錠穴9を
外面に臨ませて取付けてある。
【0009】図2は、施錠装置部を説明する図面であ
り、11は錠本体8のシリンダー12内に鍵13により
回動可能に設けられる回転子(図示せず)に連設した操
作板である。14は係止体であり、途中部を軸15によ
り回動自在に支持され、その先端部には、後記する箱枠
に係合する掛板16を設け、他方の先端部には前記の操
作板11と連動する爪板17と留金18を形成してあ
る。また、爪板17は操作板11に凹設した操作溝18
に臨ませてあり、操作板11を鍵13により回動操作さ
せた場合、該溝18の縁により案内され、図示例では押
し下げられ、係止体14を扉2との係合を解除するよう
に回動させる。50は、箱枠であり扉2の縁に設けられ
外部から係止体14が差し込まれる孔51を形成してあ
る。
【0010】19は、係止体14を扉2との係合を行な
うように附勢させるスプリングである。20は、引金で
あり途中を軸21により回動自在に支持され、途中部に
係止体の留金78を掛止めするフック22を形成し、更
にその先端は、操作板11の周縁部に近接させてある。
また、引金20は他の一方を振動検出器23に連係させ
ている。
【0011】この振動検出器23は、実施例として図2
に示すとおり、支持枠4に同体的に取付けた基台24上
に揺動自在に載置された錘25と錘25の傾斜に伴って
上方に引き上げられる作動杆26を有し、錘25が図3
に示すように地震等の一定振動加速度を受けて、傾斜し
た場合、作動杆26をその質量によって引き上げ引金2
0を軸21を中心に回転させる。27は、錘25の周辺
の基台24に形成した突条であり、錘25の水平方向の
移動時に滑動を阻止し、錘25が傾斜される。
【0012】29は、引金20を通常時に振動検出器2
3に対して臨ませるスプリング、33は、作動杆26の
鍔で錘25と該錘25を取付けたケース34内に位置さ
れる。35は、操作板11に形成した案内縁で錠による
回動時に引金20の一方の端部を押し下げ、通常時はク
リアランス36を有する位置関係となるように引金20
の端部が臨ませられる。
【0013】図4について、37は電磁ソレノイドであ
り、引金20に該ソレノイド37のプランジャー38を
連係させてあり、通電動作時にプランジャー38を引き
込み、引金20を回動させ係止体14を自由状態とさせ
る。また、電磁ソレノイド37は、振動検出器23の作
動により動作するようにスイッチ39を作動杆26に対
設させ電源40を通断電制御させる。
【0014図5に
ついて、41はワイヤーであり、可撓性を有し、外装箱
42にユニットとして内装された振動検出器23の錘2
5が傾斜することにより上昇する作動杆26により緊張
されて、係止体14を回動させる。そして、この振動検
出23は、建物の外壁、室内など外部からの不法な操作
を防止できる位置に取付けられる。尚、説明では実施例
として支持枠に錠本体を組込んだ例を示しているが、こ
れらを扉側に組込んだ場合でも構成、作用は同じであ
る。 【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、地震等の不可
抗力の事態に際して扉の施錠を自由状態に解除するので
鍵を紛失したケースでも不自由ないものであり、扉の施
錠と装置のセット、リセットは鍵により通常の操作と何
等変わることなく行なえ、面倒な作業が不要となる。
【0016】また、振動検出器の動作をリモート操作に
より錠に伝えることにより、検出器の取付けを不用な振
動を検出しない強固な壁面や、不法な行為を防止する位
置に設置でき信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を物置に実施した説明図
【図2】この発明の要部構成を示す説明図
【図3】図2において要部構成を平面から見た説明図
【図4】図2において振動検出器の動作状態を示す説明
【図5】振動検出器の実施例として電磁ソレノイドを用
いた説明図
【図6】図1において振動検出器を別の位置に取付けた
実施例の説明図
【図7】係止体を錠により回動させた状態を示す説明図
【符号の説明】
2 扉 4 支持枠 8 錠本体 13 鍵 14 係止体 20 引金 23 振動検出器 25 錘 26 作動杆

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉と扉の支持枠内に設けられ互いを連係
    させることにより開放を阻止する施錠装置であり、該支
    持枠或いは扉の一方には鍵により回動を規制される錠本
    体を設け、扉或いは支持枠の他方には箱枠を設けて、錠
    に連設されて箱枠に係合される係止体の係合を、一定値
    を超える振動加速度に応じて動作する振動検出器の出力
    を受けて解除させることを特徴とする施錠装置。
  2. 【請求項2】 扉或いは支持枠内のいずれか一方に設け
    られた錠本体の回動に伴って回動する操作板によりセッ
    トされ且つ係止体は、通常時自由状態とし操作板の回動
    に伴って解錠状態に変位させるようにして成る特許請求
    の範囲第1項記載の施錠装置。
  3. 【請求項3】 係止体の係合を解除する振動検出器を、
    可撓性ワイヤーを介して係止体と連結させたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の施錠装置。
  4. 【請求項4】 扉或いは支持枠の一方に鍵により回動を
    規制される錠本体を設け、扉或いは支持枠のいずれか他
    方に箱枠を設けて、錠に連設された係止体により箱枠と
    の係合を行なう施錠装置において、強制的に回動させる
    磁気ソレノイドを係止体に連設し、該電磁ソレノイドを
    振動検出器の作動に伴って電磁ソレノイドに通電させて
    成る特許請求の範囲第1項記載の施錠装置。
JP3615295A 1995-01-31 1995-01-31 施錠装置 Pending JPH08209996A (ja)

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JP3615295A JPH08209996A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 施錠装置

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JP3615295A JPH08209996A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 施錠装置

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JPH08209996A true JPH08209996A (ja) 1996-08-13

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ID=12461818

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JP (1) JPH08209996A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010242447A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Kokuyo Co Ltd 収納什器
JP2010242448A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Kokuyo Co Ltd 施錠装置
JP2014101731A (ja) * 2012-11-22 2014-06-05 Yoshimasa Fujiwara 振動検知型錠解除装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010242447A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Kokuyo Co Ltd 収納什器
JP2010242448A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Kokuyo Co Ltd 施錠装置
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