JPH08209105A - 産業用材料及び製品の表面処理物 - Google Patents

産業用材料及び製品の表面処理物

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JPH08209105A
JPH08209105A JP7058319A JP5831995A JPH08209105A JP H08209105 A JPH08209105 A JP H08209105A JP 7058319 A JP7058319 A JP 7058319A JP 5831995 A JP5831995 A JP 5831995A JP H08209105 A JPH08209105 A JP H08209105A
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JP
Japan
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arbitrary
surface treatment
liq
industrial materials
extract
Prior art date
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Pending
Application number
JP7058319A
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English (en)
Inventor
Toshiyo Gotou
淑余 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koken Co Ltd
Original Assignee
Koken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 日常生活及び産業上の材料や製品の表面処理
を行う場合、より効果が現れ無公害で長期使用が出来る
表面処理物の提供。 【構成】 羽毛・羊毛・蜂の巣・くもの巣・みの虫の巣
・絹(生糸)・昆虫・魚類・貝類などの動物性蛋白質
を、単分子水で溶解して溶液或は粉体又は顆粒の抽出物
として任意液体と混合し、テフロン或は鉄・ニッケル・
コバルト・シリコン・アルミニウムの任意金属を単体或
は複合或は錯体更には化合物として混合したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業に用いられる材料や
産業によって生産された材料や製品の表面処理を行う産
業用材料及び製品の表面処理物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】科学技術の発達に伴い産業界の各分野に
て、より生活を豊かにするよう色々な物が研究開発され
て来ている。例えば自動車においても走行性が向上し乗
心地が良く安定した状態で走るようになって来ると共
に、安全性においてエアーバックを装着するようになっ
て来た。又、建築物においても空間を利用して室内を明
るくし居住性を改善し、より人の住み易い環境にするた
め色々な工夫がなされて外観の立派な建物とすることに
加えてより機能的な面をも取り入れたものが建てられて
来ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし自動車産業を含
む産業界において、金属の防銹には表面処理など種々開
発されて来ているが未だ充分でない。又建築産業界にお
いても火災に対して建築構造上からは良くなっているが
使用されている建築材料が防災・防煙に対しても不充分
である。更に野菜や果物などの収穫産業においても防虫
や防菌や防腐に対しても未だ改善の余地がある。このよ
うに各産業界らおいてそれなりに研究開発が進められ成
果は出ているが、それでも充分でなくより良い生活をし
て行く上において不都合を感じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解消するもので、羽毛・羊毛・蜂の巣・くもの巣・
絹(生糸)・みの虫の巣・昆虫・魚類・貝類など動物性
繊維(動物性蛋白質)を、植物の成長過程において内在
する水をアルコール等の有機溶剤で或は加圧・減圧で植
物より抽出するか、植物の葉茎等より発散する水を自然
に或は反強制的に捕集してなる単分子水で溶解して、液
状或は粉体又は顆粒の抽出物とし、水や油などの任意液
体と混合したものである。更に、テフロン(テトラフル
オロエチレンCの重合体で商品名)或は鉄・ニッ
ケル・コバルト・シリコン・アルミニウムの任意金属を
単体又は複合或は錯体更には化合物として混合するよう
にしたものである。
【0005】
【作用】この抽出物を単独で或はテフロンや任意金属を
更に水や油などの任意液体と混入して表面処理物とし、
産業用材料や製品に含浸又は塗布の表面処理を行うこと
によって、防銹・防炎・防煙・防臭・防虫・防菌・防ア
レルギー・有害物質付着防止などが出来る。
【0006】
【実施例】以下本発明を具体的に使用する実施例につい
て説明する。 (実施例1)図中Aは船全体を示し、1は鋼板を溶接に
て継ぎ合わせた箱形の船体であって、該船体1の外側部
2下方に吃水線3を設けている。4は羽毛・羊毛・蜂の
巣・くもの巣・みの虫の巣・絹・昆虫・魚類・貝類など
の動物性蛋白質を単分子水で溶解して抽出した抽出物に
テフロン或は鉄・ニッケル・コバルト・シリコン・アル
ミニウムの任意金属を単体又は混合或は錯体や化合物と
して混合し、更に油と混合してなる塗料であって、前記
船体1外側部2より底部5の表面に塗付し塗付層Bを設
けている。使用に当たっては従来と同じように船体とし
て用いる。このようにして用いると、塗付層Bによって
船体1が海水に接する外側部2の銹を押さえ、有害軟体
動物の貝類の付着を防止し船体1の寿命を長持ちさせる
と共に走行性の低下を防ぐ。
【0007】(実施例2)図中Cは、積層化粧板全体を
示し、6は乾燥したラワン材からなる芯板であって、二
枚を並列にしラワンベニヤからなる化粧板7にてサンド
イッチ状に挾んで積層化粧板を形成している。8は羽毛
・羊毛・蜂の巣・くもの巣・みの虫の巣・絹・昆虫・魚
類・貝類などの動物性蛋白質を単分子水で溶解して抽出
した抽出物に、テフロン或は鉄・ニッケル・コバルト・
シリコン・アルミニウムの任意金属を単体或は複合又は
錯体や化合物として混合し、更に油と混合してなる塗料
であって、前記芯板6及び化粧板7の表面に塗付して塗
付層Dを設けている。使用に当たって、従来通りの化粧
材として用いる。この様にして用いると、火災時には塗
付層Dによって積層化粧板Cが覆われているため、着火
温度が高くなって燃えにくゝなり、燃えた状態でも煙の
発生が少なく消火消臭を容易とし、煙に巻かれて命を無
くすることが少ない。
【0008】(実施例3)図中Eは熱や音の遮断板材全
体を示し、9はポリウレタンからなり発泡剤にて発泡さ
せた遮断板本体であって、前記動物性蛋白質を単分子水
で溶解した抽出物に、テフロン或は鉄・ニッケル・コバ
ルト・シリコン・アルミニウムの任意金属を単体或は複
合又は錯体や化合物として混合し、更に水と混合してな
る混合液10を、前記遮断板本体9に含浸して含浸層F
を設けている。使用に当たっては従来通りの発泡材とし
て用いれば良い。このようにして用いると含浸層Fによ
って遮断板本体Eが覆われているため着火温度が高くな
り、火災時でも燃えにくゝ煙の発生が少なく消火が容易
である。
【0009】(実施例4)図中Gは化学繊維のズボン全
体を示し、11は生地であって、縦糸12と横糸13を
組合わせている。14は羽毛・羊毛・蜂の巣・くもの巣
・みの虫の巣・絹・昆虫・魚類・貝類などの動物性蛋白
質を単分子水で溶解して抽出した抽出物に、鉄・ニッケ
ル・コバルト・シリコンなどの任意金属を単体又は複合
或は錯体や化合物として混合し、更に水と混合してなる
混合液であって、生地11表面に含浸させ含浸層Hを設
けている。使用に当たっては従来品と同じ織物として用
いる。このようにして用いると、含浸層Hによって製品
Gが覆われているため、着火温度が高くなって火災時で
もすぐには燃えず、仮に燃えても煙の発生が少なく消火
を容易とすると共に、風合いが良く被服として着用した
場合、肌触りが良く快的に着ることが出来る。
【0010】(実施例5)図中Jは鋼材からなる腕時計
全体を示し、15は腕時計本体であって、裏面にステン
レス鋼の裏蓋16を設け両端にクロムメッキを施したバ
ンド17を設けている。18は羽毛・羊毛・蜂の巣・く
もの巣・みの虫の巣・絹・昆虫・魚類・貝類などの動物
性蛋白質を単分子水で溶解して抽出した抽出物と、テフ
ロン或は鉄・ニッケル・コバルト・シリコン・アルミニ
ウムの任意金属を単体或は複合又は錯体や化合物として
混合し、更に油と混合してなる塗料であって、裏蓋16
の表面やバンド17の裏面に塗付して塗付層Kを設けて
いる。このようにして用いると、塗付層Kによって人肌
と接触する腕時計Jの面が覆われているため、塗付層K
にて接触を遮断し金属やメッキによるアレルギーの発生
を抑え快的な状態で使用することが出来る。
【0011】
【発明の効果】上述の如く本発明は、動物性蛋白質を単
分子水で溶解して抽出した抽出物に任意金属を混合し、
更に任意液体を混合したものを、塗付或は含浸などの表
面処理に用いると、金属類の防銹・防止アレルギーや貝
類などの有害軟体動物の付着を防ぎ、着火温度を高め木
材や繊維などの有機高分子材料の防炎・防煙・防臭にて
公害問題等を解決することが出来、且つ防虫防菌更には
繊維製品においての肌触りが良くなって着心地が最良と
なる等多くの特長を有し、産業利用上非常に優れた発明
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の正面図である。
【図2】本発明実施例1の部分断面拡大図である。
【図3】本発明実施例2の一部を破断した斜視図であ
る。
【図4】本発明実施例2の部分断面拡大図である。
【図5】本発明実施例3の一部を破断した斜視図であ
る。
【図6】本発明実施例3の部分断面拡大図である。
【図7】本発明実施例4の一部を破断した斜視図であ
る。
【図8】本発明実施例4の部分断面拡大図である。
【図9】本発明実施例5の腕時計の裏面図である。
【図10】本発明実施例5の腕時計の部分断面拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 船体 2 外側部 3 吃水線 4 塗料 5 底部 6 芯板 7 化粧板 8 塗料 9 遮断板本体 10 混合液 11 生地 12 縦糸 13 横糸 14 混合液 15 腕時計本体 16 裏蓋 17 バンド 18 塗料 A 船 B 塗付層 C 積層化粧板 D 塗付層 E 遮断板材 F 含浸層 G 洋服 H 含浸層 J 腕時計 K 塗付層
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の効果】上述の如く本発明は、動物性蛋白質を単
分子水で溶解して抽出した抽出物に任意金属を混合し、
更に任意液体を混合したものを、塗付或は含浸などの表
面処理に用いると、金属類の防銹・防止アレルギーや貝
類などの有害軟体動物の付着を防ぎ、着火温度を高め木
材や繊維などの有機高分子材料の防炎・防煙・防臭にて
公害問題等を解決することが出来、且つ防虫防菌更には
繊維製品においての肌触りが良くなって着心地が最良と
なり、更に静電気の発生を防ぐ等多くの特長を有し、産
業利用上非常に優れた発明である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽毛・羊毛・蜂の巣・くもの巣・みの虫
    の巣・絹(生糸)・昆虫・魚類・貝類などの動物性蛋白
    質を、単分子水で溶解して溶液或は粉体又は顆粒の抽出
    物とし、任意液体と混合したことを特徴とする産業用材
    料及び製品の表面処理物。
  2. 【請求項2】 テフロン(テトラフルオロエチレンC
    の重合体で商品名)或は鉄・ニッケル・コバルト・
    シリコン・アルミニウムの任意金属を単体又は複合或は
    錯体更には化合物として混合してなる請求項1記載の産
    業用材料及び製品の表面処理物。
  3. 【請求項3】 任意液体として水を用いて水溶液とした
    請求項1記載の産業用材料及び製品の表面処理物。
  4. 【請求項4】 任意液体として油を用いて塗料とした請
    求項1記載の産業用材料及び製品の表面処理物。
JP7058319A 1995-02-08 1995-02-08 産業用材料及び製品の表面処理物 Pending JPH08209105A (ja)

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JP7058319A Pending JPH08209105A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 産業用材料及び製品の表面処理物

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JP (1) JPH08209105A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021201103A1 (ja) * 2020-04-01 2021-10-07 Spiber株式会社 難燃性材料及びその製造方法

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