JPH08207362A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH08207362A
JPH08207362A JP7036207A JP3620795A JPH08207362A JP H08207362 A JPH08207362 A JP H08207362A JP 7036207 A JP7036207 A JP 7036207A JP 3620795 A JP3620795 A JP 3620795A JP H08207362 A JPH08207362 A JP H08207362A
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Yasushi Kawakami
泰 川上
Shoji Sakuragi
章二 桜木
Akihiko Niwa
明彦 丹羽
Kazumi Kanda
一己 神田
Masahiko Hashimoto
雅彦 橋本
Shiyousaku Tawara
祥作 田原
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Max Co Ltd
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Brother Industries Ltd
Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字行方向に直線状に並ぶ複数のブロックの
少なくとも1つのブロック長として自動的に自動モード
を設定して、印字媒体の印字対象区画の全体を有効に活
用すること。 【構成】 全体書式設定キー操作して全体書式の設定画
面を表示し、この画面においてブロック長設定処理を選
択しカーソル下移動キーを操作すると、モード調整処理
が実行され、現在ブロック長を設定するブロックのブロ
ック長が「自動」ではなく且つ総ブロック数Nが複数の
ときには(S120 ・S121 : No) 、全ブロックのブロッ
ク長が検索され(S122 )、「自動」に設定されたブロ
ックが存在しないときには(S123 : No)モード調整フ
ラグがセットされ(S124 )、ブロック長設定処理に戻
り、現在のブロック長が「自動」に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に関し、
特に印字するテキストデータを印字行方向に列設した複
数のブロックに分割して印字する際に、ブロック毎のブ
ロック長設定を改良するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、会社名、住所、その他種
々の文字列を印刷する為のラバー製のスタンプに代わる
スタンプとして、特開平4─226778号において、
スタンプユニットと、このスタンプユニットの感熱性孔
版原紙からなる印面部に穿孔印字する加熱印字装置とか
らなるスタンプ装置を提案した。前記スタンプユニット
は、把持部と、本体ケースと、テープ状の感熱性孔版原
紙を供給して巻き取る供給リール及び巻取りリールと、
穿孔された感熱性孔版原紙に接触させたインクパッドと
からなる。
【0003】加熱印字装置は、スタンプユニットを着脱
自在に装着する為の印字用装着部と、感熱性孔版原紙を
送る送り機構と、感熱性孔版原紙に穿孔印字するサーマ
ルヘッドと、キーボードと、入力文字列を感熱性孔版原
紙に穿孔するように、送り機構とサーマルヘッドを制御
する制御装置とで構成され、スタンプユニットの印面部
に所望の文字列のパターンを穿孔印字後には、インクパ
ッドから印面部にインクが供給される為、多数回に亙っ
てスタンプ印刷可能である。
【0004】更に、本願出願人は、前記スタンプ装置に
おけるスタンプユニットに改良を加え、スタンプユニッ
トの印面部を、インク含浸体と、その表面を固定的に覆
う感熱性孔版原紙とで構成した改良型スタンプユニット
を実用化しつつある。この改良型スタンプユニットは、
把持部と、その下端に固定されたスタンプ部と、このス
タンプ部の下面の印面部(インク含浸体と感熱性孔版原
紙とを含む)とを備えている。
【0005】一方、本願出願人は、特開平5─1779
05号公報において、名札、帳簿の背表紙に貼るテープ
状ラベル等の種々のラベルを作成する為に、キーボー
ド、ディスプレイ、印字媒体であるテープに印字する印
字機構、制御装置等からなるテープ印刷装置を提案して
既に商品化している。ここで、前記スタンプ装置やテー
プ印刷装置は、入力した文字列のデータを処理して印字
出力するので、ワードプロセッサや電子タイプライタ等
と同様に、一種の文書処理装置に相当するものである。
【0006】そこで、本願の発明者達は、文書処理装置
であるテープ印刷装置により、例えば、ビデオテープや
そのケースに貼付するラベルを作成する場合に、「録画
内容のタイトル」を第ブロックのデータとし、「録画時
間」や「録画日」を第2ブロックのデータとしてテープ
に印字したり、或いは文書処理装置であるスタンプ装置
により、例えば、「商品名」を第1ブロックのデータと
し、「商品番号」を第2ブロックとしてスタンプユニッ
トの印面部に穿孔印字する場合に、複数のブロックの各
々について、ブロック長を夫々設定して、各ブロックデ
ータの印字開始位置が揃うようにして印字することに着
想した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、本願
の発明者達が着想したように、複数のブロックの各々に
ついて、ブロック長を夫々設定して、テープやスタンプ
ユニットの印面部に印字する場合、テープについては、
テープ供給用リールに巻装されているので、印字行方向
の長さに制限はなく、複数ブロックのブロック長の合計
に制限されることはない。しかし、スタンプユニットの
印面部については、印面部の印字行方向幅の寸法が決ま
っていることから、ブロック長の合計が印面部の印字行
方向幅寸法より大きいときには、文字列の末尾部が途切
れた使用不可能なスタンプを製作することになり、また
ブロック長の合計が印面部の印字行方向幅寸法より小さ
いときには、印面部の全体を有効に活用できず、小型の
スタンプしか製作できないという問題がある。
【0008】本発明の目的は、印字行方向に直列状に並
ぶ複数のブロックの少なくとも1のブロック長として自
動的に自動モードに設定して、印字媒体の印字対象区画
の全体を有効に活用して印字し得るような文書処理装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る文書処理
装置は、文字や記号及び種々の指令を入力する為の入力
手段と、入力されたテキストのテキストデータであって
テキストを複数のブロックに区分するブロック指定デー
タを含むテキストデータ及びテキストデータを印字する
為に設定される印字書式データを記憶するデータ記憶手
段と、ディスプレイを含む表示手段と、印字媒体の印字
行方向幅と高さが予め設定された印字対象区画にテキス
トを印字する印字手段とを備えた文書処理装置におい
て、各ブロック毎に設定されるモードであって、各ブロ
ックの印字行方向のブロック長を自動設定する自動モー
ドと入力設定する手動モードとに択一的に切換える為の
モード切換え手段と、手動モードとされた各ブロックの
ブロック長を入力設定する為の手動設定手段と、印字行
方向に直列状に並ぶ複数のブロックにおいて、自動モー
ドとされた各ブロックのブロック長を、印字対象区画の
印字行方向幅と入力設定済みのブロック長とに基づいて
自動設定する自動設定手段と、印字行方向に直列状に並
ぶ複数のブロックのうちの少なくとも1つのモードが自
動モードとなるように、モードを調整するモード調整手
段とを備えたものである。
【0010】請求項2に係る文書処理装置は、請求項1
の発明において、前記印字媒体が、感熱性孔版原紙から
なる印面部を有するスタンプユニットであり、前記印字
対象区画がスタンプユニットの印面部であり、前記印字
手段がスタンプユニットの印面部に加熱穿孔印字するよ
うに構成されたものである。
【0011】
【作用】請求項1に係る文書処理装置においては、モー
ド切換え手段により、各ブロックの印字行方向のブロッ
ク長を入力設定する手動モードが設定されたときには、
手動設定手段により、手動モードとされた各ブロックの
ブロック長が入力設定され、またモード切換え手段によ
り、各ブロックの印字行方向のブロック長を自動設定す
る自動モードが設定されたときには、自動設定手段は、
印字行方向に直列状に並ぶ複数のブロックにおいて、自
動モードとされた各ブロックのブロック長を、印字対象
区画の印字行方向幅と入力設定済みのブロック長とに基
づいて自動設定する。そして、モード調整手段は、印字
行方向に直列状に並ぶ複数のブロックのうちの少なくと
も1つのモードが自動モードとなるように、モードを調
整する。
【0012】即ち、印字行方向に直列状に並ぶ複数のブ
ロックの全てについて、ブロック長が入力設定されてい
るときでも、少なくとも1つのモードが必ず自動モード
となるように調整されるので、この自動モードに設定さ
れたブロックのブロック長として、印面部の印字行方向
幅から入力設定された全てのブロック長の合計を引き算
した残りの長さとるように自動設定され、文字列の末尾
部が途切れることなく、しかも印字媒体の印字対象区画
の全体を有効に活用して、見栄えく且つ印字対象区画全
体に極力大きく印字することができる。
【0013】請求項2に係る文書処理装置においては、
請求項1と同様の作用を奏するが、前記印字媒体が、感
熱性孔版原紙からなる印面部を有するスタンプユニット
であり、前記印字対象区画がスタンプユニットの印面部
であり、前記印字手段がスタンプユニットの印面部に加
熱穿孔印字するので、文字列の末尾部が途切れることな
く、しかもスタンプユニットの印面部の全体を有効に活
用して、見栄えく且つ印面部全体に極力大きく穿孔印字
することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。本実施例は、スタンプユニットと、この
スタンプユニットの印面部に加熱穿孔印字する為のスタ
ンプユニット用加熱印字装置とからなるスタンプ装置
に、本発明を適用した場合の一例である。前記スタンプ
ユニットは、インク含浸体と感熱性孔版原紙からなる印
面部を有し、その印面部に所望の文字列をドットパター
ンで加熱穿孔後、通常のラバー製のスタンプと同様に使
用する為のものである。
【0015】以下、スタンプユニット10、加熱印字装
置30の順に説明する。先ず、図1〜図3に示すよう
に、スタンプユニット(印字媒体に相当する)10は、
手で握る為の把持部11と、この把持部11に固定され
たスタンプ部12と、スタンプ部12の外周側を覆う昇
降自在のスカート部材15と、スタンプ部12に着脱自
在に装着される保護キャップ(図示略)とで構成されて
いる。前記把持部11の頂部には、このスタンプユニッ
ト10でサンプル印字したラベルを貼付する凹部16が
形成され、把持部11の前後両面の下部には、ガイド溝
17が形成され、前面には係合凹部18が形成され、左
側壁19には係合穴20が形成されている。
【0016】前記スタンプ部12は、スタンプ部本体1
3と、このスタンプ部本体13が下方より挿入固定され
る外周保持部材14とからなり、この外周保持部材14
は、把持部11の前壁と後壁とから延びた2対の係合爪
21を介して、把持部11に固定されている。前記スタ
ンプ部本体13の基部材22の下面側の浅い凹部23に
は、油性インクを含浸させた含浸体24が装着され、含
浸体24の下面と基部材22の外周側を覆う感熱性孔版
原紙25は、接着剤で基部材22の外周面に接着されて
いる。
【0017】前記含浸体24は、合成樹脂材料の弾力性
のある発泡体又は不織布製で、油性インクが飽和状態に
含浸されている。前記感熱性孔版原紙25は、熱可塑性
フィルムと、多孔性支持膜と、これらを接着する接着剤
層とで構成されている。前記含浸体24の表面に密着し
た感熱性孔版原紙25の部分が印面部(印字対象区画に
相当する)26を構成し、印面部26は、スタンプ部1
2の下面のほぼ全域にわたっている。
【0018】前記スカート部材15の中央部の突出部2
7と把持部11の上壁間に装着された圧縮スプリング2
8により、スカート部材15は下方へ弾性付勢され、突
出部27には、スカート部材15を上限位置にしたとき
に、係合穴20と水平直列状に対向する係合穴29が形
成されている。前記保護キャップは、スタンプ部本体1
3の下端側を着脱自在に覆う為のもので、この保護キャ
ップは、スカート部材15の外周壁部に内嵌支持され
る。
【0019】前記印面部26に、所望の文字列やマーク
や枠取り等の印刷対象パターンのミラー文字の印刷対象
パターン(ドットパターン穿孔)を、加熱印字装置30
のサーマルヘッド36により形成すると、前記印刷対象
パターンを印刷可能なスタンプになるので、通常のラバ
ー製の印面部のスタンプと同様に、例えば約1000回
にも亙って前記印刷対象パターンを印刷することができ
る。前記印面部26を構成する感熱性孔版原紙25に穿
孔する場合には、スタンプユニット10を、加熱印字装
置30の印字用装着部34にセットし、その装置のガイ
ドバーを、係合穴20、29に亙って挿通させて、スカ
ート部材15を上限位置に保持して穿孔を行ない、ま
た、不使用時には、保護キャップを装着し、また、印刷
する際には、図3に示すように、保護キャップを取外
し、用紙の表面の印刷すべき位置にスカート部材15を
位置決めすることで、スタンプ部12の印面部26を位
置決めしてから、把持部11を下方へ押圧して印刷す
る。
【0020】次に、前記スタンプ装置の加熱印字装置
(印字手段に相当する)30について説明する。図1〜
図2に示すように、加熱印字装置30は、本体フレーム
31と、本体フレーム31の前部に設けられたキーボー
ド(入力手段に相当する)32及び液晶ディスプレイ3
3と、本体フレーム31の後部に設けた加熱印字機構
(図示略)と、本体フレーム31内に設けられた制御ユ
ニット40(図4参照)等で構成されている。
【0021】前記キーボード32には、仮名キーとアル
ファベットキー兼用の複数の文字キーと複数の数字や記
号のキーとを含む文字記号キー、種々の機能キー(上下
左右のカーソル移動キー、スペースキー、変換キー、改
行キー、縦改ブロックキー、横改ブロックキー、実行キ
ー、取消しキー、一括指定キー、シフトキー、小文字ス
イッチ、文字種設定スイッチ、印字指令キー、印面レイ
アウト作成キー、全体書式設定キー、行書式設定キー、
文字サイズキー、装飾キー、書体キー、罫線書込みキ
ー、レイアウト表示キー、全消去キー、等)、電源スイ
ッチが設けられている。前記液晶ディスプレイ33は、
2行分の文字列を表示可能であり、種々のメッセージ、
入力されたテキストデータ、印字状態のレイアウトイメ
ージ等を表示する為のものである。
【0022】次に、前記加熱印字機構について簡単に説
明すると、この加熱印字機構は、サーマルヘッド36
(図4参照)と、このサーマルヘッド36が搭載され印
面部26の最大長さ以上に移動可能なキャリッジと、こ
のキャリッジを印面部26の長さ方向に往復駆動可能な
キャリッジ駆動機構などで構成されている。前記サーマ
ルヘッド36は、サーマルプリンタのサーマルヘッドと
同様のもので、このサーマルヘッド36には、例えば9
6個の発熱素子が前後方向向きに1列に設けられてい
る。前記キャリッジ駆動機構は、キャリッジ送りモータ
37(図4参照)でキャリッジを移動駆動する。
【0023】回動式の開閉蓋35を開いてから、スタン
プユニット10を開口から印字用装着部34に挿入し、
スタンプユニット10の把持部11の前後1対のガイド
溝17に、前後1対のガイド部を係合させることで、ス
タンプユニット10が1対のガイド部で支持され、把持
部11の凹部18に係合ローラを係合させることで、ス
タンプユニット10の位置が確定され、開閉蓋35を閉
じた状態において、加熱印字機構による穿孔印字が実行
される。尚、ダミースタンプユニットを印字用装着部3
4に装着し、ダミースタンプユニットの下面に装着した
感熱紙に加熱印字することもできる。
【0024】次に、加熱印字機構と液晶ディスプレイ3
3とを駆動制御する制御ユニット40を含む制御系につ
いて説明する。図4に示すように、制御ユニット40に
は、キーボード32と、液晶ディスプレイ33と、サー
マルヘッド36と、キャリッジ送りモータ37と、スタ
ンプユニット10の有無とタイプとを検知する為の2つ
の近接スイッチ41,42及びダミースタンプユニット
を検知する為の近接スイッチ43とが夫々接続されてい
る。
【0025】前記制御ユニット40には、CPU44
と、ROM45と、RAM46と、印字用CG−ROM
47と、ディスプレイ33への表示の為の表示用CG−
ROM48と、キーボード32及び近接スイッチ41〜
43に接続された入力インターフェース49と、出力イ
ンターフェース50とが設けられ、これらはバス51に
より相互に接続されている。制御ユニット40には、出
力インターフェース50に夫々接続されたディスプレイ
コントローラ52、ヘッド駆動回路53、モータ駆動回
路54が設けられている。
【0026】前記ROM45には、この加熱印字装置3
0の全体の作動を制御する制御プログラムを記憶したプ
ログラムメモリ45aと、多数の定型書式の印面レイア
ウトのデータを分類して格納した印面情報メモリ45b
と、仮名・漢字変換等の為の辞書メモリ45c等が設け
られている。ところで、このスタンプ装置で作成可能な
スタンプユニット10の為の印面レイアウト分類とし
て、住所や会社名を罫線枠で枠取りして印字する「枠住
所印字」、住所や会社名を枠取りしないで印字する「住
所印字」、郵便番号を伴って宛て名を印字する「宛名印
字」、・・などの複数種類に分類され、更に各印面レイ
アウト分類には、用途に応じた複数の印面レイアウトが
設けられている。
【0027】即ち、この印面情報メモリ45bには、図
5に示すように、これら複数の印面レイアウト名の各々
について、印面レイアウト印字の為の印面レイアウト固
有情報の先頭アドレスと印面レイアウト名テーブルの先
頭アドレスとを記憶したインデックステーブルと、各印
面レイアウト毎の固有データを記憶した印面レイアウト
固有情報テーブルと、複数の印面レイアウト名を表示す
る表示データを記憶した印面レイアウト名テーブルと、
各印面レイアウトに設けられた複数の入力指示メッセー
ジの表示データを記憶した入力指示メッセージテーブル
とが設けられている。
【0028】更に、複数の印面レイアウト固有データの
各々には、図6に示すように、印面レイアウト印字に関
する全体書式情報、メッセージテーブルの先頭アドレ
ス、カーソル表示位置のデータ、入力指示メッセージの
項目数のデータと各項目毎の入力可能な設定文字数のデ
ータ、各入力指示メッセージの入力指示メッセージテー
ブルにおける先頭アドレスに加えて、印面レイアウト印
字に供する入力データを印字する為の印字用書式情報と
して、各ブロックデータ毎の各行の行書式データが、改
行コード又は改ブロックコードで区切られた印字用行書
式情報が格納されている。但し、罫線枠付きの印面レイ
アウトについては、その罫線枠の為の罫線表示データが
固有データに含まれている。
【0029】前記RAM46のテキストメモリ(データ
記憶手段に相当する)46aには、行の印字書式データ
や改ブロックコードと共にテキストデータが記憶され
る。書式情報メモリ46bには、全体書式情報が記憶さ
れる。印面サイズメモリ46cには、設定された印面サ
イズが記憶される。ブロック数メモリ46dには、テキ
ストメモリ46aのテキストデータに含まれるブロック
数が記憶される。ブロック長メモリ46eには、「自
動」を含み、各ブロック毎に設定されたブロック長のデ
ータが記憶される。印字領域メモリ46fには、ブロッ
ク長の設定可能な最大値BLが格納される。フラグメモ
リ46gには、取消しフラグCFと、ブロック長として
最適な均等割付け値を表示する均等割付け値表示フラグ
DFと、「自動」を設定するモード調整フラグJFとの
フラグデータが記憶される。印字データバッファ46h
には、テキストデータに対応する印字用ドットパターン
データが展開して格納される。更に、RAM46には、
演算された表示データを記憶する表示データバッファや
その他や種々のメモリやカウンタ用メモリやレジスタが
設けられている。
【0030】前記印字用CG−ROM47には、印字対
象となる多数の文字のドットパターンデータがコードデ
ータと対応付けて記憶され、また、表示用CG−ROM
48には、穿孔対象となる多数の文字や記号やマーク等
の表示用ドットパターンデータがコードデータと対応付
けて記憶されている。
【0031】ここで、前記スタンプユニット10の印面
部26に所望の文字列を穿孔印字して、スタンプとして
使用可能なスタンプユニット10にする場合、加熱印字
装置30のキーボード32及びディスプレイ33を介し
て、所望の印面レイアウト名を選択し、その印面レイア
ウト名に付随して設けられた入力指示メッセージに応じ
た所望の文字列を順次入力し、穿孔印字指示すること
で、制御ユニット40において入力文字列の鏡像(ミラ
ー文字)の印字用ドットパターンデータが作成されて記
憶される。その後、ダミースタンプユニットの感熱紙に
試験的に正像で印字して確認後、スタンプユニット10
を印字用装着部34にセットした状態において、制御ユ
ニット40と加熱印字機構により、印面部26に穿孔印
字する。こうして、印面部26に印面レイアウトを穿孔
印字後には、含浸体24のインクが滲み出すため、通常
のラバー製のスタンプと同様に、多数回に亙ってその文
字列をスタンプ印刷することができる。
【0032】次に、制御ユニット40により、テキスト
入力モードで実行されるテキスト入力制御のルーチンの
概要について、図7〜図18のフローチャートを参照し
つつ説明するが、図中符号Si(i=10,11,1
2,・・・)は各ステップを示す。キーボード3上の電
源キーの操作により電源が投入されてテキスト入力モー
ドが設定されるのに伴ってこの制御が開始され、先ず印
面サイズ設定が実行される(S10)。即ち、この印面サ
イズ設定にいては、スタンプユニット10の印面部26
の大きさが4種類設けられていることから、この4種類
の印面サイズから所望の1つが選択して設定され、この
選択された印面サイズが印面サイズメモリ46cに格納
される。
【0033】次に、テキストを入力する入力画面がディ
スプレイ33に表示される(S11)。そして、文字キ
ー、数字キー、記号キー、改行キーや改ブロックキーな
どの印字可能キーが操作されたときには(S12・S13:
Yes )、その入力されたキーに対応するコードデータが
テキストデータ(文書データ)としてテキストメモリ4
6aに格納され(S16)、S11によりその文書データが
ディスプレイ33に表示される。例えば、図19に示す
ように、テキストメモリ46aには、第1ブロックのデ
ータとして入力された文字列「検査日 横改ブロックコ
ード」、第2ブロックのデータとして入力された文字列
「平成 年 月 日 横改ブロックコード」、第2
ブロックのデータとして入力された文字列「合格 横改
ブロックコード」が夫々格納されるとともに、各テキス
ト行には、その行専用の印字用行書式データが夫々格納
されている。
【0034】次に、印字の為の全体書式を設定する為
に、全体書式設定キーが操作されたときには(S12:Ye
s 、S13:No、S14:Yes )、全体書式設定処理制御
(図8参照)が実行される(S17)。この制御が開始さ
れると、文書データの表示に代えて、「ブロック長設
定」、「文字間設定」、「ブロック長設定」、・・など
の複数の書式設定項目の各々について設定値を設定する
全体書式設定画面がディスプレイ33に表示される(S
20)。これら複数の全体書式設定項目の各々には、予め
デフォルト用の設定値が設定されており、最初の書式設
定画面には、各デフォルトの設定値が表示される。例え
ば、図20(a)に示すように、全体書式設定項目の最
初の2つの設定項目を表示する全体書式設定画面が表示
される。
【0035】次に、カーソル下移動キー又はカーソル上
移動キーが操作されたときには(S21・S22:Yes )、
ブロックカーソルBKを、次の(下側の)書式設定項目
に移動して表示し、或いは前の(上側の)書式設定項目
に移動して表示する書式設定項目表示処理が実行され
(S26)、S20に戻る。また、カーソル右移動キー又は
カーソル左移動キーが操作されたときには(S21:Yes
、S22:No、S23:Yes)、ブロックカーソルBKが表
示されている書式設定項目の設定値が、次の設定値に変
更して、或いは前の設定値に変更して表示する設定値表
示処理が実行され(S27)、S20に戻る。
【0036】ここで、書式設定項目「ブロック長設定」
について、カーソル右移動キーやカーソル左移動キーが
操作される毎に、その設定値は、「自動」→「する」→
「自動」・・・と順次その設定値がサイクリックに変更
される。ところで、前記設定値「自動」とは、設定され
た印面サイズの印面部26の印字行方向幅を、印字行方
向に直列状に並ぶ各ブロックで均等割付けしたときのブ
ロック長を自動的に設定するものである。例えば、図2
0(a)に示すように、カーソル右移動キーとカーソル
下移動キーの操作により、書式設定項目「ブロック長設
定」の設定値として「する」が設定される。
【0037】一方、実行キーが操作されたときに(S2
1:Yes 、S22〜S23:No、S24:Yes )、書式設定項
目「ブロック長設定」の設定値が「自動」のときには
(S28:Yes )、これら複数の書式設定項目とその設定
値とが書式情報メモリ46bに格納され(S31)、この
制御を終了して、テキスト入力制御のS11にリターンす
る。しかし、書式設定項目「ブロック長設定」の設定値
が「する」のときには(S28:No)、文書データに設定
された各ブロックについて、ブロック長(ブロックデー
タを印字する為の印字長さ)を設定するブロック長設定
処理制御(図9参照)が実行される(S29)。
【0038】この制御が開始されると、先ずブロック設
定初期処理制御(図12参照)が実行される(S40)。
この制御が開始されると、先ずテキストメモリ46aの
文書データに基づいて、横改ブロックコード数から、印
字行方向に直列状に並ぶ総ブロック数Nが求められ、そ
の総ブロック数Nがブロック数メモリ46dに格納され
る(S80)。そして、ブロック長メモリ46eには、こ
の総ブロック数Nに対応して、第1ブロック〜第Nブロ
ック分のブロック設定領域が設けられ、各ブロック設定
領域の各々には、ブロック番号とそのブロック長として
初期値「自動」が対応付けて設定され、更にこの総ブロ
ックの各々について、ブロック長が「自動」に設定され
ているブロック数ANが求められる(S81)。
【0039】次に、これら総ブロックNの全てについて
検索され、全てのブロックの設定値が「自動」のときに
は(S82:Yes )、均等割付け値表示フラグDFがセッ
トされるが(S83)、全てのブロックの設定値が「自
動」でないときには(S83:No)、均等割付け値表示フ
ラグDFがリセットされる(S84)。次に、複数のブロ
ックのブロック長として設定可能な最大値BLが、BL
=印面サイズの印字行方向幅−左右の余白量−{ブロッ
ク間マージン×(総ブロック数N−1)}の演算式によ
り求められ、印字領域メモリ46fに格納される(S8
5)。但し、ブロック間マージンは、例えば、3mmに設
定されている。
【0040】次に、設定可能最大値BLが「0」または
「負数」のときには(S86:Yes )、この設定可能最大
値BLとして、「0」が強制的にセットされるが(S8
7)、設定可能最大値BLが正数のときには(S86:N
o)、設定可能最大値BLは何ら変更されずに、S88へ
移行する。そして、設定可能最大値BLのデータが印字
領域メモリ46fに格納され(S88)、ブロック長設定
処理制御のS41にリターンする。
【0041】そして、ブロック長設定処理制御におい
て、設定可能最大値BLのデータに基づいて、ブロック
長設定値表示画面が表示される(S41)。例えば、図2
0(b)に示すように、ディスプレイ33の上段表示領
域には、設定されたブロック数「1〜3」と、設定可能
最大値BL「63mm」が表示されるとともに、下段表示
領域には、最初のブロック「ブロック長 1」とその設
定値「自動」が表示される。
【0042】次に、数字キーが操作されたときには(S
42・43:Yes )、その数字コードを表示されているブロ
ックのブロック長として、ブロック長メモリ46eの対
応するブロック長設定領域に格納するブロック長格納処
理が実行され(S52)、S41でその数字が表示され、S
42に戻る。次に、カーソル左移動キーが操作されたとき
には(S42:Yes 、S43:No、S44:Yes )、設定値を
順次減少させる設定値減少処理制御(図13参照)が実
行される(S53)。
【0043】この制御が開始されたときに、均等割付け
値表示フラグDFがセットされているときには(S90:
Yes )、設定可能最大値BLを、「自動」に設定された
複数のブロックに夫々均等に割付ける均等割付け値演算
処理制御(図15参照)が実行される(S93)。この制
御が開始されると、先ずブロック長メモリ46eのデー
タに基づいて、設定値が「自動」に設定されている自動
設定ブロック数ANが求められ(S110)、この自動設
定ブロック数ANが「0」でなく(S111 :No)、しか
も設定可能最大値BLが「0」でないときには(S112
:No)、均等割付け値が、均等割付け値={(設定可
能最大値BL−「自動」以外の数字による設定値が設定
されているブロック長の合計値)÷自動設定ブロック数
AN}の演算式により求められ(S113 )、フラグDF
がリセットされ(S114 )、この制御を終了して、設定
値減少処理制御のS94にリターンする。
【0044】そして、設定値減少処理制御において、そ
の均等割付け値がディスプレイ33に表示され(S9
4)、この制御を終了して、ブロック長設定処理制御の
S41にリターンする。例えば、図20(c)に示すよう
に、第1ブロック〜第3ブロックとに均等に割付ける均
等割付け値「17mm」が表示される。しかし、前記自動
設定ブロック数ANが「0」のときには(S111 :Yes
)、「自動」に設定されているブロック数が存在しな
いことから、均等割付け値として「1」が設定され(S
115 )、S114 を経て前記S94にリターンする。更に、
自動設定ブロック数ANが存在するが、現在の設定可能
最大値BLが「0」のときには(S112 :Yes )、均等
割付けできないことから、均等割付け値として「0」が
設定され(S116 )、S114 を経て前記S94にリターン
する。
【0045】一方、設定値減少処理制御において、均等
割付け値表示フラグDFがセットされていないときに
(S90:No)、設定値が設定可能最大値BLよりも大き
いときには(S91:Yes )、設定値として、設定可能最
大値BLが強制的に設定され且つ表示され(S95)、こ
の制御を終了して、前記S41にリターンする。しかし、
設定値が設定可能最大値BL以下のときには(S91:N
o)、ブロック長の設定値が次の減少側設定値に変更し
て設定され且つ表示され(S92)、この制御を終了し
て、前記S41にリターンする。ここで、設定値は、自動
→BL(設定値が設定可能最大値)→(BL−1)→
(BL−2)→・・・・2→1→自動・・・の設定値減
少順序に基づいて、順次次の減少側に変更される。
【0046】次に、ブロック長設定処理制御において、
カーソル右移動キーが操作されたときには(S42:Yes
、S43〜S44:No、S45:Yes )、設定値を順次増大
させる設定値増大処理制御(図14参照)が実行される
(S54)。この制御が開始されたときに、均等割付け値
表示フラグDFがセットされているときには(S100 :
Yes )、前記S93と同様に均等割付け値が演算により求
められ(S103 )、その均等割付け値がディスプレイ3
3に表示され(S104 )、この制御を終了して、前記S
41にリターンする。
【0047】一方、均等割付け値表示フラグDFがセッ
トされていないときに(S100 :No)、設定値が設定可
能最大値BLよりも大きいときには(S101 :Yes )、
設定値として、ブロック長として設定可能な最小値、つ
まり「自動」が強制的に設定され且つ表示され(S105
)、この制御を終了して、前記S41にリターンする。
しかし、設定値が設定可能最大値BL以下のときには
(S101 :No)、ブロック長の設定値が、次の増加側設
定値に変更して設定され且つ表示され(S102 )、この
制御を終了して、前記S41にリターンする。ここで、設
定値は、前記設定値減少順序と反対の設定値増加順序に
基づいて、順次次の増加側に変更される。
【0048】次に、ブロック長設定処理制御において、
カーソル下移動キーが操作されたときには(S42:Yes
、S43〜S45:No、S46:Yes )、設定された複数の
ブロックのうちの1つを「自動」に設定するモード調整
処理制御(図16参照)が実行される(S55)。この制
御が開始されたときに、現在ブロック長を設定している
ブロックのブロック長が「自動」のときには(S120 :
Yes )、モード調整フラグJFがリセットされ(S125
)、この制御を終了して、ブロック長設定処理制御の
S56にリターンする。
【0049】しかし、現在のブロック長が「自動」でな
く且つ総ブロック数Nが1のときには(S120 :No、S
121 :Yes )、モード調整フラグJFがセットされ(S
124)、前記S56にリターンする。一方、現在のブロッ
ク長が「自動」でなく且つ総ブロック数Nが複数のとき
には(S120 ・S121 :No)、全てのブロックのブロッ
ク長が検索され(S122 )、「自動」に設定されたブロ
ックが1つでも有れば(S123 :Yes )、モード調整フ
ラグJFがリセットされるが(S125 )、「自動」に設
定されたブロックが存在しないときには(S123 :N
o)、モード調整フラグJFがセットされ(S124 )、
前記S56にリターンする。
【0050】そして、ブロック長設定処理制御におい
て、そのモード調整フラグJFがセットされているとき
には(S56:Yes )、現在のブロック長が「自動」に設
定され(S57)、S41に戻るが、モード調整フラグJF
がセットされていないときには(S56:No)、ブロック
カーソルBKを伴って次のブロックのブロック長を設定
する為のブロック長設定画面表示処理制御(図17参
照)が実行される(S58)。
【0051】この制御が開始されたときに、ブロック長
としての設定値、つまり数字キーにより設定された設定
値や、均等割付けされた均等割付け値などの設定値が設
定可能最大値BL以下のときには(S130 :No)、均等
割付け値表示フラグDFがセットされ(S131 )、ブロ
ック番号を1つインクリメントした次のブロック長の設
定画面がディスプレイ33に表示され(S132 )、この
制御を終了して、前記S41にリターンする。しかし、設
定値が設定可能最大値BLよりも大きいときには(S13
0 :Yes )、その設定値に代えて設定可能最大値BLが
表示され(S133 )、前記S41にリターンする。
【0052】次に、ブロック長設定処理制御において、
カーソル上移動キーが操作されたときには(S42:Yes
、S43〜S46:No、S47:Yes )、前記S55と同様
に、モード調整処理制御が実行され(S59)、モード調
整フラグJFがセットされているときには(S60:Yes
)、現在のブロック長が「自動」に設定され(S6
1)、S41に戻るが、モード調整フラグJFがセットさ
れていないときには(S60:No)、ブロックカーソルB
Kを伴って前のブロックのブロック長を設定する為のブ
ロック長設定画面表示処理制御(図18参照)が実行さ
れる(S62)。この制御におけるS140 〜S143 は、前
述した図17の次のブロック長設定画面表示処理のS13
0 〜133 と略同様であり、その説明を省略する。但し、
S142においては、ブロック番号を1つデクリメントし
た前のブロック長の設定画面がディスプレイ33に表示
される。
【0053】前述したように、これら数字キーやカーソ
ル上下左右キーを夫々操作することで、図21(a)〜
(c)に示すように、第1ブロックのブロック長1とし
て「15」、第2ブロックのブロック長2として「3
3」、第3ブロックのブロック長3として「11」を夫
々順次設定した後、カーソル上移動キーやカーソル下移
動キーを操作したときには、これら3つのブロックのブ
ロック長の全てが「設定値」で設定されているので、図
21(d)に示すように、その第3ブロックのブロック
長3として「自動」が自動的に設定される。これによ
り、この自動モードに設定された第3ブロックのブロッ
ク長として、印面部26の印字行方向幅から入力設定さ
れた全てのブロック長(設定値)の合計を引き算した残
りの長さとなように自動設定される。
【0054】ところで、ブロック長設定処理制御におい
て、削除キーが操作されたときには(S42:Yes 、S43
〜S47:No、S48:Yes )、ブロックカーソルBKで指
示されているブロック長の設定値が「自動」に設定され
(S63)、S41に戻る。また、全消去キーが操作された
ときには(S42:Yes 、S43〜S48:No、S49:Ye
s)、現在設定されている全てのブロックのブロック長
が「自動」に設定され(S64)、S41に戻る。
【0055】一方、取消しキーが操作されたときには
(S42:Yes 、S43〜S50:No、S51:Yes )、取消し
フラグCFがセットされ(S72)、この制御を終了し
て、全体書式設定処理制御のS30にリターンする。一
方、実行キーが操作されたときには(S42:Yes 、S43
〜S49:No、S50:Yes )、前記S55と同様にモード調
整処理か実行され(S65)、モード調整フラグJFがセ
ットされているときには(S66:Yes )、最終のブロッ
ク番号のブロック長が「自動」に設定され(S67)、S
41に戻るが、モード調整フラグJFがセットされていな
いときには(S66:No)、S68〜S71により、各ブロッ
ク長の設定値の最終的な合否が判定される。
【0056】即ち、ブロック長として、設定可能最大値
BLよりも大きい設定値に設定されたブロックが存在す
るときには(S68:Yes )、その設定値に代えて設定可
能最大値BLが表示され(S69)、S41に戻る。また、
設定値が設定可能最大値BL以下のときに(S68:N
o)、ブロック長メモリ46eに格納された、各ブロッ
クの設定値の合計が設定可能最大値BL以下のときには
(S70:No)、この制御を終了して、前記S30にリター
ンする。しかし、設定値合計が設定可能最大値BLより
も大きいときには(S70:Yes )、各ブロックの設定値
の変更を促すエラーメッセージ「全体長さオーバー」が
表示され(S71)、S41に戻る。
【0057】そして、全体書式設定処理制御において、
取消しフラグCFがセットされているときには(S30:
Yes )、S20に戻るが、取消しフラグCFがセットされ
ていないときには(S30:No)、各書式設定項目の設定
値が書式情報メモリ46bに格納され(S31)、テキス
ト入力制御のS11にリターンする。ところで、取消しキ
ーが操作されたときには(S21:Yes 、S22〜24:No、
S25:Yes )、同様にこの制御を終了して、各書式設定
項目について変更された設定値を書式情報メモリ46b
に格納することなく、前記S11にリターンする。
【0058】ここで、テキスト入力制御において、印字
キーが操作されたときには(S12:Yes 、S13〜S14:
No、S15:Yes )、テキストメモリ46aに格納された
文書データが、書式情報メモリ46bのデータとブロッ
ク長メモリ46eのデータとに基づいて、テキストデー
タの印字用ドットパターンデータが印字データバッファ
46hに展開され、このドットパターンデータが順次読
出されて、スタンプユニット10の印面部26に穿孔印
字され(S18)、S11に戻る。
【0059】例えば、図19に示す3つのブロックデー
タからなるテキストデータについて、図21(a),
(b),(d)に示すように、第1ブロックと第2ブロ
ックについては夫々「設定値」が設定されるが、第3ブ
ロックについては「自動」が設定されているときに、こ
のテキストデータが罫線を伴って穿孔印字されたときに
は、図22に示すように、この自動モードに設定された
第3ブロックのブロック長として、印面部26の印字行
方向幅から入力設定された全てのブロック長(設定値)
の合計を引き算した残りの長さとなように自動設定され
るので、 文字列の末尾部が途切れることなく、しか
もスタンプユニット10の印面部26の全体を有効に活
用して、見栄えく且つ印面部26全体に極力大きく穿孔
印字することができる。
【0060】更に、テキスト入力制御において、印字可
能キーや全体書式設定キーや印字キー以外のキー、例え
ば、印面レイアウト作成キーなどのキーが操作されたと
きには(S12:Yes 、S13〜S15:No)、その操作され
たキーに対応する種々の処理が実行され(S19)、S1
1に戻る。
【0061】以上説明したように、入力したテキストデ
ータがテキストメモリ46aに格納され、更に印字行方
向に直列状に並ぶ複数のブロックの全てについて、ブロ
ック長(設定値)が数値で設定されているときでも、カ
ーソル下移動キーやカーソル上移動キー或いは実行キー
が操作されたときには、最終ブロックの設定値が「自
動」となるように調整されるので、この自動モードに設
定されたブロックのブロック長として、印面部26の印
字行方向幅から入力設定された全てのブロック長の設定
値合計を引き算した残りの長さとるように自動設定さ
れ、文字列の末尾部が途切れることなく、しかもスタン
プユニット10の印面部26の全体を有効に活用して、
見栄えく且つ印面部26全体に極力大きく穿孔印字する
ことができる。
【0062】尚、印字行方向に直列状に並ぶ複数のブロ
ックの各々のブロック長が、「設定値」で設定されてい
るときに、強制的に「自動」に変更するブロック数を、
設定されたブロック数に応じて2つ以上に増やすように
する等、本発明の技術的思想の範囲内において、前記実
施例に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基いて
種々の変更を加えることもあり得る。尚、キーボードや
ディスプレイや印字機構を備えたテープ印刷装置などの
種々の文書処理装置に本発明を適用し得ることは勿論で
ある。
【0063】
【発明の効果】請求項1に係る文書処理装置によれば、
入力手段と、データ記憶手段と、表示手段と、印字手段
とを設け、更にモード切換え手段と、手動設定手段と、
自動設定手段及びモード調整手段とを設け、印字行方向
に直列状に並ぶ複数のブロックの全てについて、ブロッ
ク長が入力設定されているときでも、少なくとも1つの
モードが必ず自動モードとなるように調整されるので、
この自動モードに設定されたブロックのブロック長とし
て、印面部の印字行方向幅から入力設定された全てのブ
ロック長の合計を引き算した残りの長さとるように自動
設定され、文字列の末尾部が途切れることなく、しかも
印字媒体の印字対象区画の全体を有効に活用して、見栄
えく且つ印字対象区画全体に極力大きく印字することが
できる。
【0064】請求項2に係る文書処理装置によれば、請
求項1と同様の効果を奏するが、前記印字媒体が、感熱
性孔版原紙からなる印面部を有するスタンプユニットで
あり、前記印字対象区画がスタンプユニットの印面部で
あり、前記印字手段がスタンプユニットの印面部に加熱
穿孔印字するので、文字列の末尾部が途切れることな
く、しかもスタンプユニットの印面部の全体を有効に活
用して、見栄えく且つ印面部全体に極力大きく穿孔印字
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスタンプ装置の斜視図で
ある。
【図2】スタンプユニットを加熱印字装置に装着したス
タンプ装置の斜視図である。
【図3】スタンプユニットの要部縦断正面図である。
【図4】加熱印字装置の制御系のブロック図である。
【図5】プログラムメモリに格納された登録書式情報の
説明図である。
【図6】印面レイアウトの固有情報の説明図である。
【図7】テキスト入力制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図8】全体書式設定処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図9】ブロック長設定処理制御の前部の一部のフロー
チャートである。
【図10】ブロック長設定処理制御の中央部の一部のフ
ローチャートである。
【図11】ブロック長設定処理制御の後部の一部のフロ
ーチャートである。
【図12】ブロック設定初期処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図13】設定値減少処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図14】設定値増大処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図15】均等割付け値演算処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図16】モード調整処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図17】次のブロック長設定画面表示処理制御のルー
チンの概略フローチャートである。
【図18】前のブロック長設定画面表示処理制御のルー
チンの概略フローチャートである。
【図19】行書式データや改ブロックコードを伴ってテ
キストメモリに格納されたデータを説明する説明図であ
る。
【図20】(a)は1画面分の全体書式設定画面の表示
例を示す図である。(b)はブロック長設定値表示画面
の表示例を示す図である。(c)は設定値として均等割
付け値が表示された(b)相当図である。
【図21】(a)は第1ブロックに設定値を設定したブ
ロック長設定値表示画面の表示例を示す図である。
(b)は第2ブロックに設定値を設定した(a)相当図
である。(c)は第3ブロックに設定値を設定した
(a)相当図である。(d)は設定値が「自動」に変更
されたときの(c)相当図である。
【図22】スタンプユニットの印面部に印字された文字
列の印字例の図である。
【符号の説明】
10 スタンプユニット 26 印面部 30 加熱印字装置 32 キーボード 33 液晶ディスプレイ 40 制御ユニット 44 CPU 45 ROM 46 RAM 46a テキストメモリ 46e ブロック長メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 明彦 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 神田 一己 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 橋本 雅彦 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)発明者 田原 祥作 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号及び種々の指令を入力する為
    の入力手段と、入力されたテキストのテキストデータで
    あってテキストを複数のブロックに区分するブロック指
    定データを含むテキストデータ及びテキストデータを印
    字する為に設定される印字書式データを記憶するデータ
    記憶手段と、ディスプレイを含む表示手段と、印字媒体
    の印字行方向幅と高さが予め設定された印字対象区画に
    テキストを印字する印字手段とを備えた文書処理装置に
    おいて、 各ブロック毎に設定されるモードであって、各ブロック
    の印字行方向のブロック長を自動設定する自動モードと
    入力設定する手動モードとに択一的に切換える為のモー
    ド切換え手段と、 前記手動モードとされた各ブロックのブロック長を入力
    設定する為の手動設定手段と、 前記印字行方向に直列状に並ぶ複数のブロックにおい
    て、自動モードとされた各ブロックのブロック長を、印
    字対象区画の印字行方向幅と入力設定済みのブロック長
    とに基づいて自動設定する自動設定手段と、 前記印字行方向に直列状に並ぶ複数のブロックのうちの
    少なくとも1つのモードが自動モードとなるように、モ
    ードを調整するモード調整手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記印字媒体が、感熱性孔版原紙からな
    る印面部を有するスタンプユニットであり、前記印字対
    象区画がスタンプユニットの印面部であり、前記印字手
    段がスタンプユニットの印面部に加熱穿孔印字するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の文書処
    理装置。
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