JPH08207309A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH08207309A
JPH08207309A JP1795195A JP1795195A JPH08207309A JP H08207309 A JPH08207309 A JP H08207309A JP 1795195 A JP1795195 A JP 1795195A JP 1795195 A JP1795195 A JP 1795195A JP H08207309 A JPH08207309 A JP H08207309A
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JP1795195A
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Hideki Nakanishi
英城 中西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正しい印刷色の印字ヘッドが容易に確認選択
できる印字装置。 【構成】 印字ヘッド72が備える印刷可能なインク色
により異なるI.D.データラインによって、装着した
印字装置のMPU71はインク色により異なる印字ヘッ
ドI.D.データを印字ヘッド72から入力し、印刷色
状態表示部79に印刷可能なインク色を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーインクおよびモ
ノクロインクによって記録媒体に文字、記号や画像等の
印刷(以下、印字と総称する)を行う印字装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近の印字装置であるプリンタ等では、
カラー印刷用とモノクロ印刷用の両方の印字ヘッドを交
換可能に装着する装置が出てきている。以下、装置の仕
様について、簡単に説明する。
【0003】まず、印字装置にモノクロ印字ヘッド(黒
(Bk)のインクタンクのみを搭載)を装着した場合、
印字装置はホストから取り込んだデータは、すべてBk
インクで印字される。もし、この状態でホストからカラ
ーデータが送信された場合、そのデータは、濃淡データ
に変換され、モノクロ印刷されてしまう。
【0004】次に、印字装置にカラー印字ヘッド(黄
(Y)・赤(M)・青(C)の3つのインクタンクを搭
載)を装着した場合、印字装置はホストから取り込んだ
データは、Y・M・Cの3つのインクの合成色で印字さ
れる。もし、この状態でホストからモノクロデータが送
信された場合、そのデータは、Y・M・Cの3つのイン
クの合成により作られる黒色(コンビネーションBk)
で印刷されてしまう。
【0005】次に、印刷装置にカラー・モノクロ印字ヘ
ッド(Y・M・C・Bkの4つのインクタンクを搭載)
を装着した場合、印字装置はホストから取り込んだデー
タは、Y・M・C・Bkの4つのインクを使って印字さ
れる。もし、この状態でホストからモノクロデータが送
信された場合、そのデータは、Bkインクで印刷され
る。また、カラーデータの場合は、Y・M・Cのインク
が用いられる。
【0006】通常、印字装置に、どの印字ヘッドを装着
するかは、ユーザの判断によって決められる。一方、印
字装置は、装着された印字ヘッドの種類とホストから転
送されるデータが整合するよう、印刷制御方法を選択し
ていく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
では以下のような問題点が存在した。
【0008】例えば、モノクロ印刷を行う時、ユーザが
印字装置にカラー印字ヘッド(Y・M・C)を装着して
しまった場合、モノクロデータはコンビネーションBk
で印刷されてしまう。このコンビネーションBkによる
印刷と、通常のBkインクを用いた印刷とは、明らか
に、プリント出力の品位が異なるものである。即ち、ユ
ーザの想像とは、異なる印刷物ができるという事態が発
生する。
【0009】また、同様に、モノクロ印刷を行う時、ユ
ーザが印字装置にカラー・モノクロ印字ヘッド(Y・M
・C・Bk)を装着した場合は、データはBkインクに
より印刷されるため、プリント出力の品位には問題はな
い。しかし、カラー・モノクロ印字ヘッドの中のBkイ
ンクタンクは、通常、モノクロ印字ヘッドのBkインク
タンクよりもタンク容量が少ない場合がほとんどであ
る。よって、印刷物の数が極めて多い場合には、プリン
トの途中でインク切れ状態となる怖れがある。
【0010】一方、カラー印刷を行う時、ユーザが印字
装置にモノクロ印字ヘッド(Bk)を装着してしまった
場合、カラーデータは、すべて、モノクロデータに変換
されて印刷されてしまう。これは、ユーザの想像とは異
なる印刷物をプリントしていることになる。
【0011】上記のように、ユーザの判断ミスにより、
ホストからの転送データに対して不適切な印字ヘッドが
装着された場合、上記のような不具合が発生する。
【0012】本発明は、このような問題を未然に防ぐた
め、ユーザが正しい印字ヘッドの確認・選択を容易にで
きる印字装置の提供を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
印字装置は、カラー印刷用の印字ヘッドおよびモノクロ
印刷用の印字ヘッドを交換可能に装着できる印字装置で
あって、印字ヘッドからのインクによって記録媒体に印
刷する印字手段と、搭載した印字ヘッドの種類を判別す
る判別手段と、該判別した印字ヘッドで印刷可能な印刷
色を表示する表示手段と、前記各手段を制御する制御手
段とを備えたことを特徴とする構成によって、前記目的
を達成しようとするものである。
【0014】更に、前記判別手段の構成には、前記制御
手段のマイクロプロセッシングユニットをも含んでいる
ことを特徴とする構成、そして、前記判別手段は、印字
ヘッドの種類により異なる印字ヘッド内部の回路を検知
して、印字ヘッドの種類を判別することを特徴とする構
成によって、また、前記表示手段は液晶ディスプレイに
より構成されていることを特徴とする構成、或は前記表
示手段は発光ダイオードにより構成されていることを特
徴とする構成によって、前記目的を達成しようとするも
のである。
【0015】
【作用】上記の構成により、カラー印刷用とモノクロ印
刷用の両方の印字ヘッドを装着でき、装着した印字ヘッ
ドの種類を判別し、その印字ヘッドを用いることで印刷
が可能な印刷色の種類を表示手段に表示して、ユーザに
示すことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0017】図1は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施例の斜視図である。図1において、キャリッジ
2は、記録ヘッドカートリッジ1を着脱自在に搭載する
ものであり、フレーム4に両端部が固定され互いに平行
に配置されたガイドシャフト5およびガイドレール12
に、記録媒体Pの搬送方向と直交し、かつ、記録媒体P
の面に平行な方向に摺動自在に支持される。また、キャ
リッジ2は、キャリッジ駆動モータ10の出力軸に固着
された駆動プーリ13と、回動自在に軸支された従動プ
ーリ(不図示)との間に掛け回されたキャリッジ駆動ベ
ルト11の一部位に結合されており、キャリッジ駆動モ
ータ10を駆動することでキャリッジ駆動ベルト11が
回転し、キャリッジ2が上記方向に往復移動する構成と
なっている。
【0018】記録ヘッドカートリッジ1は、インク吐出
用の電気信号である記録信号に基づいてインクを吐出す
る記録ヘッドとしてのノズル部と、モノカラーホルダと
を有するインクタンクホルダであり、モノカラーホルダ
に、インクを収容するインクタンク30を着脱自在に保
持する。ノズル部は記録ヘッドカートリッジ1の底部
(図示下端部)に設けられており、インクは図示下方に
向かって吐出される。ノズル部への記録信号は、キャリ
ッジ2に設けられたフレキシブルケーブル3を介して、
このインクジェット記録装置の動作を制御する制御基板
(不図示)から伝送される。フレキシブルケーブル3
は、キャリッジ2の移動方向に沿って配され、キャリッ
ジ2の移動に伴ってループを形成する。記録ヘッドカー
トリッジ1およびキャリッジ2については、後に詳しく
説明する。
【0019】一方、記録媒体Pは、両端部がフレーム4
に回動自在に支持された圧板8上に積載される。圧板8
は、付勢手段(不図示)によりピックアップローラ9に
向けて付勢されており、圧板8上に積載された記録媒体
Pは、ピックアップローラ9に押し付けられている。給
紙命令によってピックアップローラ9を回転させると、
ピックアップローラ9と記録媒体Pとの摩擦力により記
録媒体Pが送り出されるが、圧板8は従来の自動給紙装
置で用いられているような分離爪等の分離手段(不図
示)を有しており、この分離手段の作用により、最上位
置の記録媒体Pのみが1枚だけ送り出される。
【0020】ピックアップローラ9によって送り出され
た記録媒体Pは、フレーム4に両端部が支持された搬送
ローラ6、およびベース14に設けられたピンチローラ
7により挟持されながらキャリッジ2の下方に搬送され
る。記録媒体Pへは、この位置で記録が行われる。さら
に、記録媒体Pの搬送方向に対してキャリッジ2よりも
下流側には、排紙ローラ15および拍車16が対向配置
され、キャリッジ2の下方を通過した記録媒体Pは、こ
れら排紙ローラ15と拍車16とに挾持され、排紙され
る。上述したピックアップローラ9、搬送ローラ6およ
び排紙ローラ15の駆動は、紙送りモータ(不図示)を
駆動源として行われる。
【0021】なお、以下の説明では、記録媒体Pの搬送
方向に対して上流側を奥側、その面を背面といい、下流
側を手前側、その面を前面という。
【0022】図2は、図1に示したインクジェット記録
装置を筐体に収めた状態の斜視図を示す。図2に示すよ
うに、下ケース18と上ケース17とによって外装が構
成され、その内部に、図1に示したインクジェット記録
装置が収められている。
【0023】上ケース17の奥側部には、上ケース17
を覆うトップカバー19が開閉自在に設けられている。
上ケース17は、圧板8に対応する部位に開口部を有
し、トップカバー19を開くことで、トップカバー19
は記録媒体Pを圧板8上にセットするためのトレイとな
る。さらに上ケース17は、その中央部から前面にかけ
ても開口部を有し、この開口部から、記録ヘッドカート
リッジ1あるいはインクタンク30を着脱することがで
きる。そのため、記録ヘッドカートリッジ1あるいはイ
ンクタンク30の交換時には、所定の操作によりキャリ
ッジ2はその移動範囲の中央部に移動される。その記録
ヘッドカートリッジ1あるいはインクタンク30の交換
用の開口部の手前側には、この開口部の上面の一部およ
び前面を覆うヘッドカバー20が開閉自在に設けられて
おり、記録ヘッドカートリッジ1あるいはインクタンク
30を交換しないときにはヘッドカバー20を閉じ、記
録ヘッドカートリッジ1を保護する。
【0024】図3は図1に示したインクジェット記録装
置の記録ヘッドカートリッジ1の底面図であり、図4は
図3に示した記録ヘッドカートリッジ1のノズル部50
の要部拡大斜視図である。
【0025】この記録ヘッドカートリッジ1はモノカラ
ー用のカートリッジであり、インクを吐出するノズル部
50と、上面に開口部を有する箱状の形状をなすモノカ
ラーホルダ60とが一体となったもので、モノカラーホ
ルダ60の内部に、モノカラーのインクを収容するイン
クタンク30が着脱自在に装着される。
【0026】ノズル部50は、図4の拡大図に示すよう
に、アルミニウム等の金属板からなるベースプレート5
1に、複数の液路50dおよび共通液室50cを構成す
る溝が形成された溝付部材52を固着したものであり、
記録媒体P(図1参照)と対面する吐出口面50aに
は、各液路50dの開口端である複数の吐出口50bが
形成されている。各液路50dは所定のピッチで形成さ
れており、各液路50dに対応して、ベースプレート5
1上にはインク吐出用のエネルギーを発生するための電
気熱変換体(発熱抵抗体など)50eが配設されてい
る。共通液室50cはインクタンク30と連通してお
り、共通液室50cにはインクタンク30からインクが
供給される構成となっている。各電気熱変換体50e
は、それぞれ配線(不図示)を示してヘッド端子部と電
気的に接続されている。
【0027】ヘッド端子部は、ベースプレート51に固
着された、ガラスエキポシ等の電気基板であり、各電気
熱変換体50eに接続される配線は、ワイヤーボンディ
ングによりヘッド端子部に接続される。また、ベースプ
レート51は図7に示すように、記録媒体Pの搬送方向
に対して1〜4°傾けて取り付けられており、したがっ
て、各吐出口50bの列も記録媒体Pの搬送方向に対し
て1〜4°傾いている。
【0028】インクタンク30から共通液室50cに供
給されて一時的に貯えられたインクは、毛管現象により
液路50dに侵入し、吐出口50bでメニスカスを形成
して液路50dを満たした状態を保つ。このとき、ヘッ
ド端子部に伝送された記録信号に基づき電気熱変換体5
0eが通電されて発熱すると、電気熱変換体50e上の
インクが急激に加熱されて膜沸騰して液路50d内に気
泡が発生し、この気泡の膨張により吐出口50bからイ
ンクが吐出される。ここでは、エネルギーを発生させる
エネルギー発生素子として、電気熱変換体50eを示し
たが、これに限らず、瞬間的に吐出圧力を加える機械的
エネルギーを発生する圧電素子を用いてもよい。
【0029】次に、インクタンク30のモノカラーホル
ダ60への着脱操作について説明する。
【0030】インクタンク30をモノカラーホルダ60
に装着するときは、まず、インク供給口32bを封止し
ているシール材を剥がす。その後、図5に示すように、
インクタンク30を抜け止め爪32dが形成されている
側から矢印方向に斜めに挿入し、インクタンク30の段
差部31aをモノカラーホルダ60の各張り出し部60
fの下方にもぐり込ませるとともに、インクタンク30
の抜け止め爪32dをモノカラーホルダ60のタンク抜
け止め穴に引っ掛け、インクタンク30のおおよその位
置決めを行う。インクタンク30をモノカラーホルダ6
0に挿入する際、インクタンク30には傾斜面32gが
形成されているので、この傾斜面32gがモノカラーホ
ルダ60の底壁と略平行になるようにガイドとして利用
して挿入すれば、インクタンク30の段差部31aをモ
ノカラーホルダ60の各張り出し部60fの下方にもぐ
り込ませるのは容易である。また、モノカラーホルダ6
0およびインクタンク30に、互いに対応する傾斜面6
0k、32gが形成されているので、このモノカラーホ
ルダ60に、異なる種類のインクタンクは装着できず、
インクタンクの誤装着が防止される。
【0031】図6は、図1に示したインクジェット記録
装置に装着されるカラー記録ヘッドカートリッジを、こ
れに装着される2つのインクタンクとともに示した斜視
図である。このカラー記録ヘッドカートリッジ101
は、ブラックインクを収容するブラックインクタンク1
30と、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクを
収容するカラーインクタンク140とが着脱可能な構造
となっており、4色のインクを吐出するものである。そ
のためノズル部150も、各色のインクに対応して、ブ
ラック用の吐出口群150Bと、イエロー用の吐出口群
150Yと、マゼンタ用の吐出口群150Mと、シアン
用の吐出口群150Cとに分けられる。また、ぞれぞれ
のインクタンク130、140を装着する領域を区画す
るために、カラーホルダ160の底壁には、仕切板16
5が一体的に設けられている。
【0032】ベースプレート151およびヘッド端子部
153はモノカラーの記録ヘッドカートリッジ1と共通
のものを用いている。カラーホルダ160についても、
モノカラーホルダと詳細には異なるが、外形は、ほぼ同
一の形状となっている。特に、キャリッジ2との関係部
分の形状や、カラー記録ヘッドカートリッジ101をキ
ャリッジ2から取り外す際の指の引っ掛け部となるヘッ
ド着脱操作部160cの位置は同一であり、モノカラー
用の記録ヘッドカートリッジ1が装着されるキャリッジ
2と同一のキャリッジ2に、このカラー記録ヘッドカー
トリッジ101が着脱できる。すなわち、ユーザは1つ
のインクジェット記録装置において、モノカラー用の記
録ヘッドカートリッジ1とカラー記録ヘッドカートリッ
ジ101とを自由に選択して使用することができる。
【0033】図7は、一実施例である印字装置の要部シ
ステムを示すブロック図である。
【0034】以下、図中の構成要素について説明する。
図示の71は本実施例のシステムをすべて管理・統括す
る制御手段のマイクロプロセッシングユニット(MP
U)、72は印刷を行う部分である印字ヘッド、73,
74は印字ヘッド2を駆動させるためのCRモータとそ
のモータドライバ、75,76は印刷される紙を送るた
めのLFモータとそのモータドライバ、77はホストか
らのデータを取り込むためのインターフェイス、78は
プリントデータを一時的に格納するためのRAM、そし
て79が印字装置に装着された印字ヘッドの種類、即ち
印字装置の印刷可能なインクの色を表示する印刷色表示
手段である印刷色状態表示部を示す。
【0035】更に、上記システム内の重要な部分につい
て、詳しい構成等を説明する。
【0036】図8は、印字ヘッド72と、その印字ヘッ
ド72の種類をMPU71に判別させるためのI.D.
データラインの構成を示す説明図である。
【0037】印字ヘッド72は、印字装置より取り外し
可能であるので、上記I.D.データラインとの接続は
コンタクト部80において行なわれる。本実施例では、
上記I.D.データラインの本数は、印字ヘッドの3種
類を表示するために必要な本数として2本設けてあり、
2本共に、印字装置内部で、5Vのプルアップ状態にあ
る。
【0038】印字ヘッドの種類の判別は、印字ヘッド内
部のI.D.データライン(a)・(b)とGNDとの
接地・未接地を検知することで行なわれる。このため
に、印字ヘッドの種類が異なれば、印字ヘッド内部の
I.D.データライン(a)・(b)とGNDとの接地
の構成が異なっている。
【0039】図9は、MPU1が印刷可能と判断したイ
ンクの色の種類を、ユーザに対し、表示する印刷色表示
手段9の模式図である。本実施例では、LCDを用いて
構成してある。
【0040】上記表示手段79は、次のような機能を有
する。まず、MPU71が、印字装置に装着された印字
ヘッドがモノクロプリントが可能だと判断した場合、表
示手段79上のBkの表示79−1が点灯する。次に、
印字手段に装着された印字ヘッドがカラープリントが可
能だと判断した場合、表示手段79上のColorの表
示79−2が点灯する。また、本実施例では、表示手段
79を用い、他のプリント状態(印字モード、縮小率、
エミュレーション、フォント、等)を、同時に表示させ
ることも可能に構成してある。
【0041】次に、図10を参照して、本実施例の特徴
ある動作について説明する。
【0042】即ち、以下のような方法で、印字ヘッド7
2の種類を検出し、印刷色表示手段79に印刷色の表示
を行なう。
【0043】図10(A)は、印字ヘッド72がモノク
ロ印字ヘッドの場合であり、この印字ヘッドの内部で
は、2本のI.D.データラインのうち、(a)のみが
GNDと接地している。この時、MPU71は、2本の
I.D.データラインの信号を、次のように読み取る。
【0044】 I.D.データライン(a)=“L”レベル I.D.データライン(b)=“H”レベル MPU71は、このような識別信号を検出すると、印刷
色表示手段79に、Bk表示79−1のみ点灯するよう
命令を出す。
【0045】図10(B)は、印字ヘッド2がカラー印
字ヘッドの場合であり、この印字ヘッドの内部では、2
本のI.D.データラインのうち、(b)のみがGND
と接地している。この時、MPU1は、2本のI.D.
データラインの信号を、次のように読み取る。
【0046】 I.D.データライン(a)=“H”レベル I.D.データライン(b)=“L”レベル MPU1は、このような識別信号を検出すると、印刷色
表示手段9に、Color表示79−2のみ点灯するよ
う命令を出す。
【0047】図10(C)は、印字ヘッド2がカラー・
モノクロ印字ヘッドの場合であり、この印字ヘッドの内
部では、2本のI.D.データライン(a)・(b)両
方がGNDと接地している。この時、MPU1は、2本
のI.D.データラインの信号を、次のように読み取
る。
【0048】 I.D.データライン(a)=“L”レベル I.D.データライン(b)=“L”レベル MPU1は、このような識別信号を検出すると、印刷色
表示手段9に、Bk表示79−1とColor表示79
−2の両方を点灯するよう命令を出す。
【0049】上記のように、本実施例の印字装置におい
ては、印刷色表示手段79の機能により、印字装置にど
の種類の印字ヘッドが装着されているかを、ユーザに対
し、明確に示すことが可能となり、加えて、これから転
送するデータが、どのような印刷色の状態でプリントさ
れてくるかを推測させることも可能となる。
【0050】また、本発明の別の実施例においては、印
刷色表示手段をLCDの代わりにLEDを使用して構成
することも考えられる。この場合、LEDの発光色、発
光状態、発光個数の変化などで、印刷可能な色の種類
を、ユーザに対し、知らせることができる。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ユーザに対し、印字装置に装着されている印字ヘッ
ドの印刷可能なインクの色を表示し、印字装置の印刷色
設定状態を正しく認識させることで、正しい印字ヘッド
の選択・確認を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の斜視図である。
【図2】 一実施例を筐体に収めた斜視図である。
【図3】 一実施例の記録ヘッドカートリッジの底面図
である。
【図4】 一実施例の記録ヘッドカートリッジの要部拡
大図である。
【図5】 一実施例のインクタンク装着の説明図であ
る。
【図6】 一実施例のインクタンク装着の説明図であ
る。
【図7】 本発明の一実施例である印字装置の要部シス
テムを示すブロック図である。
【図8】 一実施例の印字ヘッドのI.D.データライ
ンの構成を示す説明図である。
【図9】 一実施例の印刷色表示手段の説明図である。
【図10】 一実施例の特徴的動作の説明図である。
【符号の説明】
71 MPU 72 印字ヘッド 73 CRモータ 74 CRモータドライバ 75 LFモータ 76 LFモータドライバ 77 インターフェイス 78 RAM 79 印刷色表示手段 80 印字ヘッドとI.D.データラインのコンタク
ト部 79−1 印刷色表示手段上のBkインクの使用可能表
示 79−2 印刷色表示手段上のColorインクの使用
可能表示

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー印刷用の印字ヘッドおよびモノク
    ロ印刷用の印字ヘッドを交換可能に装着できる印字装置
    であって、印字ヘッドからのインクによって記録媒体に
    印刷する印字手段と、搭載した印字ヘッドの種類を判別
    する判別手段と、該判別した印字ヘッドで印刷可能な印
    刷色を表示する表示手段と、前記各手段を制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段の構成には、前記制御手段
    のマイクロプロセッシングユニットをも含んでいること
    を特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、印字ヘッドの種類によ
    り異なる印字ヘッド内部の回路を検知して、印字ヘッド
    の種類を判別することを特徴とする請求項1または2に
    記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は液晶ディスプレイにより
    構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は発光ダイオードにより構
    成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の印字装置。
JP1795195A 1995-02-06 1995-02-06 印字装置 Withdrawn JPH08207309A (ja)

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