JPH08206332A - パチンコ遊技場及び遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置 - Google Patents
パチンコ遊技場及び遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置Info
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- JPH08206332A JPH08206332A JP32485095A JP32485095A JPH08206332A JP H08206332 A JPH08206332 A JP H08206332A JP 32485095 A JP32485095 A JP 32485095A JP 32485095 A JP32485095 A JP 32485095A JP H08206332 A JPH08206332 A JP H08206332A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 独立島方式を採用したパチンコ遊技場におい
て、各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するのに好適
なパチンコ玉貯留量平均化装置を提供する。 【解決手段】 夫々に多数のパチンコ機1と3つの景品
玉計数器7が配置された遊技島5を複数設けたパチンコ
ホールにおいて、遊技者が景品玉を景品玉計数器7へ投
入するための貯留箱に、所属するパチンコ機1の台番号
を電波で送出するIDタグを取り付け、景品玉計数器7
が、玉の投入に用いられた貯留箱の台番号を検し、その
台番号と玉のカウント値とを表す計数データをホストコ
ンピュータHCに出力する。ホストHCは、各景品玉計
数器7からの計数データに基づき、各遊技島5の夫々に
ついて、他の遊技島から自己の遊技島へ返却された玉の
数と自己の遊技島から他の遊技島へ返却された玉の数と
の差を算出し、その差の値が大きくなるほど、対応する
遊技島の景品玉計数器7のシャッタ開度を小さくさせ
る。
て、各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するのに好適
なパチンコ玉貯留量平均化装置を提供する。 【解決手段】 夫々に多数のパチンコ機1と3つの景品
玉計数器7が配置された遊技島5を複数設けたパチンコ
ホールにおいて、遊技者が景品玉を景品玉計数器7へ投
入するための貯留箱に、所属するパチンコ機1の台番号
を電波で送出するIDタグを取り付け、景品玉計数器7
が、玉の投入に用いられた貯留箱の台番号を検し、その
台番号と玉のカウント値とを表す計数データをホストコ
ンピュータHCに出力する。ホストHCは、各景品玉計
数器7からの計数データに基づき、各遊技島5の夫々に
ついて、他の遊技島から自己の遊技島へ返却された玉の
数と自己の遊技島から他の遊技島へ返却された玉の数と
の差を算出し、その差の値が大きくなるほど、対応する
遊技島の景品玉計数器7のシャッタ開度を小さくさせ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機を複数
台並べて構成したパチンコ遊技島や、パチンコ機とスロ
ットマシンを併用設置して構成されたいわゆる併用島、
或いはパチンコ機を片面だけに並べたいわゆる壁島な
ど、遊技機を複数台並べて構成された遊技島におけるパ
チンコ玉貯留量平均化装置に係り、特に、いわゆる独立
島方式の遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置に関す
る。
台並べて構成したパチンコ遊技島や、パチンコ機とスロ
ットマシンを併用設置して構成されたいわゆる併用島、
或いはパチンコ機を片面だけに並べたいわゆる壁島な
ど、遊技機を複数台並べて構成された遊技島におけるパ
チンコ玉貯留量平均化装置に係り、特に、いわゆる独立
島方式の遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコホール(パチンコ遊技
場)においては、パチンコ機を複数台ずつ並べたパチン
コ遊技島(以下、遊技島という)を多数構成し、遊技に
際して入賞時に各パチンコ機から景品玉として払い出し
たり、客に玉貸し機から貸し玉として払い出すパチンコ
玉を各遊技島の貯留タンクにそれぞれ貯留させておくよ
うにしたシステムが知られている。そして、各遊技島で
のパチンコ玉の貯留量が不足してしまわないように、景
品玉計数器に返されたパチンコ玉を再び遊技島へ戻す様
に構成されていた。このパチンコ玉の回収及び補給機構
としては全店方式、島還元方式、及び独立島方式が知ら
れている。
場)においては、パチンコ機を複数台ずつ並べたパチン
コ遊技島(以下、遊技島という)を多数構成し、遊技に
際して入賞時に各パチンコ機から景品玉として払い出し
たり、客に玉貸し機から貸し玉として払い出すパチンコ
玉を各遊技島の貯留タンクにそれぞれ貯留させておくよ
うにしたシステムが知られている。そして、各遊技島で
のパチンコ玉の貯留量が不足してしまわないように、景
品玉計数器に返されたパチンコ玉を再び遊技島へ戻す様
に構成されていた。このパチンコ玉の回収及び補給機構
としては全店方式、島還元方式、及び独立島方式が知ら
れている。
【0003】全店方式とは、景品交換場に景品玉計数器
を設置しておき、返却された景品玉の計数を行うと共
に、該景品玉と地下に埋設された回収樋からのアウト玉
を揚送機にて揚送し、天井部に配設した補給樋にて遊技
島の上部から各遊技島のパチンコ玉を補給するようにし
たものであるが、設備の複雑化、施工の手間などの種々
の問題点があった。
を設置しておき、返却された景品玉の計数を行うと共
に、該景品玉と地下に埋設された回収樋からのアウト玉
を揚送機にて揚送し、天井部に配設した補給樋にて遊技
島の上部から各遊技島のパチンコ玉を補給するようにし
たものであるが、設備の複雑化、施工の手間などの種々
の問題点があった。
【0004】島還元方式とは、天井や地下を使用しない
ワンフロアータイプの設備であり、各遊技島に還元機と
貯留タンクを設置し、必要とするパチンコ玉量を各遊技
島単位で貯留し還元するように構成されているもので、
例えば、特公昭48−37416号があった。しかし、
景品交換場から各遊技島へ景品玉を還元する補給樋また
は各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するために各遊
技島の上部貯留タンクにX状に架設された補給樋等、遊
技島上部の構造が全店方式に近いような構造となり、上
記した問題点はあまり解消されていない。
ワンフロアータイプの設備であり、各遊技島に還元機と
貯留タンクを設置し、必要とするパチンコ玉量を各遊技
島単位で貯留し還元するように構成されているもので、
例えば、特公昭48−37416号があった。しかし、
景品交換場から各遊技島へ景品玉を還元する補給樋また
は各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するために各遊
技島の上部貯留タンクにX状に架設された補給樋等、遊
技島上部の構造が全店方式に近いような構造となり、上
記した問題点はあまり解消されていない。
【0005】独立島方式とは、上記した樋を一切省略
し、各遊技島に景品玉計数器を設置して、各景品玉計数
器からそれぞれの設置されている遊技島の貯留タンクへ
だけパチンコ玉を返却するようにしたもので、この方式
によれば、設備が簡単になり、施工の手間も軽減される
利点がある。
し、各遊技島に景品玉計数器を設置して、各景品玉計数
器からそれぞれの設置されている遊技島の貯留タンクへ
だけパチンコ玉を返却するようにしたもので、この方式
によれば、設備が簡単になり、施工の手間も軽減される
利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記独
立島方式を採用した場合には、遊技者が、獲得したパチ
ンコ玉(景品玉)を、それらを払い出した遊技島の景品
玉計数器だけに戻せば、各遊技島でのパチンコ玉貯留量
は一定に保たれて均等化されるのであるが、他の遊技島
へ戻されるパチンコ玉が増えると、各遊技島間でのパチ
ンコ玉貯留量のバランスが崩れてしまう。そして、ある
遊技島ではパチンコ玉が不足して遊技機へパチンコ玉を
補給することができなくなり、また、別の遊技島ではパ
チンコ玉が過剰となってパチンコ玉補給装置等に悪影響
を与える、といった不具合を招いてしまう。
立島方式を採用した場合には、遊技者が、獲得したパチ
ンコ玉(景品玉)を、それらを払い出した遊技島の景品
玉計数器だけに戻せば、各遊技島でのパチンコ玉貯留量
は一定に保たれて均等化されるのであるが、他の遊技島
へ戻されるパチンコ玉が増えると、各遊技島間でのパチ
ンコ玉貯留量のバランスが崩れてしまう。そして、ある
遊技島ではパチンコ玉が不足して遊技機へパチンコ玉を
補給することができなくなり、また、別の遊技島ではパ
チンコ玉が過剰となってパチンコ玉補給装置等に悪影響
を与える、といった不具合を招いてしまう。
【0007】そこで、本発明は、独立島方式を採用した
パチンコ遊技場において、各遊技島のパチンコ玉貯留量
を平均化するのに好適な遊技島のパチンコ玉貯留量平均
化装置を提供することを目的とする。
パチンコ遊技場において、各遊技島のパチンコ玉貯留量
を平均化するのに好適な遊技島のパチンコ玉貯留量平均
化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載の本発明は、複数台の遊技機
を並べて構成される遊技島が複数設置され、前記遊技島
の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出されるパチン
コ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者が景品交
換のために計数しようとするパチンコ玉を受け入れて該
パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチンコ玉を前
記パチンコ玉貯留手段へ返却するパチンコ玉返却手段
と、を設けたパチンコ遊技場に用いられ、前記各遊技島
のパチンコ玉貯留量を平均化するためのパチンコ玉貯留
量平均化装置であって、遊技者が前記遊技機から払い出
された景品玉を蓄えるため、及び該景品玉を前記パチン
コ玉返却手段へ投入するために用いる景品玉貯留箱に、
該景品玉貯留箱が配置される遊技島を表す島識別情報を
予め付与しておき、前記各パチンコ玉返却手段に、景品
玉の投入に用いられた景品玉貯留箱の島識別情報を検出
する情報検出手段と、受け入れたパチンコ玉の計数結果
を前記情報検出手段により検出された島識別情報に対応
させて出力する計数結果出力手段と、を設け、前記各計
数結果出力手段からの計数結果に基づき、前記各遊技島
の相互間でのパチンコ玉の移動量を算出する移動量算出
手段と、該移動量算出手段の算出結果に基づき、前記遊
技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島への
パチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島への
パチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定
値以上のときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返
却手段によるパチンコ玉の返却を制限する返却制御手段
と、を備えたことを特徴とする遊技島のパチンコ玉貯留
量平均化装置を要旨としている。
になされた請求項1に記載の本発明は、複数台の遊技機
を並べて構成される遊技島が複数設置され、前記遊技島
の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出されるパチン
コ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者が景品交
換のために計数しようとするパチンコ玉を受け入れて該
パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチンコ玉を前
記パチンコ玉貯留手段へ返却するパチンコ玉返却手段
と、を設けたパチンコ遊技場に用いられ、前記各遊技島
のパチンコ玉貯留量を平均化するためのパチンコ玉貯留
量平均化装置であって、遊技者が前記遊技機から払い出
された景品玉を蓄えるため、及び該景品玉を前記パチン
コ玉返却手段へ投入するために用いる景品玉貯留箱に、
該景品玉貯留箱が配置される遊技島を表す島識別情報を
予め付与しておき、前記各パチンコ玉返却手段に、景品
玉の投入に用いられた景品玉貯留箱の島識別情報を検出
する情報検出手段と、受け入れたパチンコ玉の計数結果
を前記情報検出手段により検出された島識別情報に対応
させて出力する計数結果出力手段と、を設け、前記各計
数結果出力手段からの計数結果に基づき、前記各遊技島
の相互間でのパチンコ玉の移動量を算出する移動量算出
手段と、該移動量算出手段の算出結果に基づき、前記遊
技島の夫々について、他の遊技島から自己の遊技島への
パチンコ玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島への
パチンコ玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定
値以上のときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返
却手段によるパチンコ玉の返却を制限する返却制御手段
と、を備えたことを特徴とする遊技島のパチンコ玉貯留
量平均化装置を要旨としている。
【0009】また、請求項2に記載の本発明は、請求項
1に記載の遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置におい
て、前記返却制御手段は、前記算出した差の値に応じ
て、当該差の値が大きくなるほど、その遊技島に設けら
れた前記パチンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返却速
度を小さくすること、を特徴としている。
1に記載の遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置におい
て、前記返却制御手段は、前記算出した差の値に応じ
て、当該差の値が大きくなるほど、その遊技島に設けら
れた前記パチンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返却速
度を小さくすること、を特徴としている。
【0010】また更に、請求項3に記載の本発明は、請
求項2に記載の遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置に
おいて、前記返却制御手段は、前記算出した差の値が所
定の最大値以上になると、その遊技島に設けられたパチ
ンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返却速度を所定の最
小値に保持すること、を特徴としている。
求項2に記載の遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置に
おいて、前記返却制御手段は、前記算出した差の値が所
定の最大値以上になると、その遊技島に設けられたパチ
ンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返却速度を所定の最
小値に保持すること、を特徴としている。
【0011】一方、請求項4に記載の本発明は、請求項
1ないし請求項3の何れかに記載の遊技島のパチンコ玉
貯留量平均化装置において、前記各パチンコ玉返却手段
の近傍に所定の情報を表示するための表示手段を設ける
と共に、互いに隣接する遊技島に夫々設けられた各パチ
ンコ玉返却手段について、前記返却制御手段による制限
状態を比較し、遊技者に対して返却の制限が緩い方のパ
チンコ玉返却手段の使用を促すためのメッセージを前記
表示手段に表示させる表示制御手段を備えたこと、を特
徴としている。
1ないし請求項3の何れかに記載の遊技島のパチンコ玉
貯留量平均化装置において、前記各パチンコ玉返却手段
の近傍に所定の情報を表示するための表示手段を設ける
と共に、互いに隣接する遊技島に夫々設けられた各パチ
ンコ玉返却手段について、前記返却制御手段による制限
状態を比較し、遊技者に対して返却の制限が緩い方のパ
チンコ玉返却手段の使用を促すためのメッセージを前記
表示手段に表示させる表示制御手段を備えたこと、を特
徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】上記のように構成された請求項1
に記載のパチンコ玉貯留量平均化装置においては、遊技
者が遊技機から払い出された景品玉を蓄えて、その景品
玉をパチンコ玉返却手段へ投入するために用いる景品玉
貯留箱に、それらが配置される遊技島を表す島識別情報
が予め付与されている。そして、遊技者は、景品交換の
ために景品玉を計数したいときには、景品玉貯留箱に蓄
えた景品玉を、何れかの遊技島に設けられたパチンコ玉
返却手段に投入する。すると、パチンコ玉返却手段は、
投入された景品玉を受け入れて計数すると共に、計数し
た景品玉を自己が設けられた遊技島のパチンコ玉貯留手
段に返却する。
に記載のパチンコ玉貯留量平均化装置においては、遊技
者が遊技機から払い出された景品玉を蓄えて、その景品
玉をパチンコ玉返却手段へ投入するために用いる景品玉
貯留箱に、それらが配置される遊技島を表す島識別情報
が予め付与されている。そして、遊技者は、景品交換の
ために景品玉を計数したいときには、景品玉貯留箱に蓄
えた景品玉を、何れかの遊技島に設けられたパチンコ玉
返却手段に投入する。すると、パチンコ玉返却手段は、
投入された景品玉を受け入れて計数すると共に、計数し
た景品玉を自己が設けられた遊技島のパチンコ玉貯留手
段に返却する。
【0013】ここで、パチンコ玉返却手段がパチンコ玉
の計数を行う際には、情報検出手段が、景品玉の投入に
用いられた景品玉貯留箱の島識別情報を検出し、計数結
果出力手段が、受け入れたパチンコ玉の計数結果を情報
検出手段により検出された島識別情報に対応させて出力
する。
の計数を行う際には、情報検出手段が、景品玉の投入に
用いられた景品玉貯留箱の島識別情報を検出し、計数結
果出力手段が、受け入れたパチンコ玉の計数結果を情報
検出手段により検出された島識別情報に対応させて出力
する。
【0014】よって、各パチンコ玉返却手段に夫々設け
られた計数結果出力手段からの計数結果をみれば、どの
遊技島に配置されたパチンコ玉貯留箱を介して(即ち、
どの遊技島から)、どのパチンコ玉返却手段へ(即ち、
どの遊技島へ)、どれだけのパチンコ玉が返却されたの
かが分かる。即ち、各遊技島の相互間でのパチンコ玉の
移動量が分かる。
られた計数結果出力手段からの計数結果をみれば、どの
遊技島に配置されたパチンコ玉貯留箱を介して(即ち、
どの遊技島から)、どのパチンコ玉返却手段へ(即ち、
どの遊技島へ)、どれだけのパチンコ玉が返却されたの
かが分かる。即ち、各遊技島の相互間でのパチンコ玉の
移動量が分かる。
【0015】また、特定の遊技島についてみた場合に、
他の遊技島から自己の遊技島へ返却されたパチンコ玉の
数(本発明でいう、他の遊技島から自己の遊技島への移
動量)と、自己の遊技島から他の遊技島へ返却されたパ
チンコ玉の数(本発明でいう、自己の遊技島から他の遊
技島への移動量)との差が大きくなれば、その遊技島の
パチンコ玉貯留量は、その分だけ多くなると考えられ
る。
他の遊技島から自己の遊技島へ返却されたパチンコ玉の
数(本発明でいう、他の遊技島から自己の遊技島への移
動量)と、自己の遊技島から他の遊技島へ返却されたパ
チンコ玉の数(本発明でいう、自己の遊技島から他の遊
技島への移動量)との差が大きくなれば、その遊技島の
パチンコ玉貯留量は、その分だけ多くなると考えられ
る。
【0016】そこで、本発明のパチンコ玉貯留量平均化
装置では、移動量算出手段が、前記各計数結果出力手段
からの計数結果に基づき、各遊技島の相互間でのパチン
コ玉の移動量を算出し、返却制御手段が、移動量算出手
段の算出結果に基づき、遊技島の夫々について、他の遊
技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の
遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を
算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その遊技島
に設けられたパチンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返
却を制限する。
装置では、移動量算出手段が、前記各計数結果出力手段
からの計数結果に基づき、各遊技島の相互間でのパチン
コ玉の移動量を算出し、返却制御手段が、移動量算出手
段の算出結果に基づき、遊技島の夫々について、他の遊
技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の
遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差を
算出し、当該差の値が所定値以上のときに、その遊技島
に設けられたパチンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返
却を制限する。
【0017】すると、パチンコ玉の返却が制限された遊
技島で遊技している者も含めて、遊技客は、こうした制
限のない他の遊技島へパチンコ玉を返却するようにな
る。この結果、パチンコ玉の返却が制限された遊技島に
ついては、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉
の移動量が減少すると共に、自己の遊技島から他の遊技
島へのパチンコ玉の移動量が増加して、パチンコ玉貯留
量が減少し、また、前記差の値も小さくなって、やがて
はパチンコ玉の返却の制限が解除される。
技島で遊技している者も含めて、遊技客は、こうした制
限のない他の遊技島へパチンコ玉を返却するようにな
る。この結果、パチンコ玉の返却が制限された遊技島に
ついては、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉
の移動量が減少すると共に、自己の遊技島から他の遊技
島へのパチンコ玉の移動量が増加して、パチンコ玉貯留
量が減少し、また、前記差の値も小さくなって、やがて
はパチンコ玉の返却の制限が解除される。
【0018】このように、本発明のパチンコ玉貯留量平
均化装置においては、各遊技島の相互間でのパチンコ玉
の移動量に基づき、パチンコ玉貯留量の増加した遊技島
を検出し、その遊技島におけるパチンコ玉の返却を制限
することにより、その遊技島のパチンコ玉貯留量を減少
させるようにしている。これにより、各遊技島のパチン
コ玉貯留量を一定に保たせることができ、特定の遊技島
にてパチンコ玉貯留量が過剰となったり不足したりする
といった不具合を事前に防止することができる。
均化装置においては、各遊技島の相互間でのパチンコ玉
の移動量に基づき、パチンコ玉貯留量の増加した遊技島
を検出し、その遊技島におけるパチンコ玉の返却を制限
することにより、その遊技島のパチンコ玉貯留量を減少
させるようにしている。これにより、各遊技島のパチン
コ玉貯留量を一定に保たせることができ、特定の遊技島
にてパチンコ玉貯留量が過剰となったり不足したりする
といった不具合を事前に防止することができる。
【0019】そして更に、本発明のパチンコ玉貯留量平
均化装置によれば、各遊技島のパチンコ玉貯留量を、よ
り確実に平均化することができる。即ち、各遊技島のパ
チンコ玉貯留タンク(パチンコ玉貯留手段)内に、パチ
ンコ玉貯留量を検出するためのセンサを置設しておき、
センサのからの信号に基づき、パチンコ玉貯留量が所定
の上限値に達したら、その遊技島におけるパチンコ玉の
返却を制限し、パチンコ玉貯留量が所定の下限値に達し
たら返却制限状態を解除する、といった構成も考えられ
るが、通常、パチンコ玉貯留タンクの内部では、パチン
コ玉は片寄って貯留されることが多いため、上記の如く
貯留タンク内にセンサを設けた場合には、パチンコ玉貯
留量を正確に検出することができず、この結果、パチン
コ玉返却手段によるパチンコ玉の返却状態を適切に制御
することはできない。
均化装置によれば、各遊技島のパチンコ玉貯留量を、よ
り確実に平均化することができる。即ち、各遊技島のパ
チンコ玉貯留タンク(パチンコ玉貯留手段)内に、パチ
ンコ玉貯留量を検出するためのセンサを置設しておき、
センサのからの信号に基づき、パチンコ玉貯留量が所定
の上限値に達したら、その遊技島におけるパチンコ玉の
返却を制限し、パチンコ玉貯留量が所定の下限値に達し
たら返却制限状態を解除する、といった構成も考えられ
るが、通常、パチンコ玉貯留タンクの内部では、パチン
コ玉は片寄って貯留されることが多いため、上記の如く
貯留タンク内にセンサを設けた場合には、パチンコ玉貯
留量を正確に検出することができず、この結果、パチン
コ玉返却手段によるパチンコ玉の返却状態を適切に制御
することはできない。
【0020】これに対して、本発明によれば、各遊技島
のパチンコ玉貯留量を物理的なセンサによって検出する
のではなく、各遊技島の相互間でのパチンコ玉の移動量
を検出して、パチンコ玉の返却状態を制御するようにし
ているため、各遊技島のパチンコ玉貯留量を確実に平均
化することができるのである。
のパチンコ玉貯留量を物理的なセンサによって検出する
のではなく、各遊技島の相互間でのパチンコ玉の移動量
を検出して、パチンコ玉の返却状態を制御するようにし
ているため、各遊技島のパチンコ玉貯留量を確実に平均
化することができるのである。
【0021】尚、返却制御手段が行う「返却の制限」と
しては、「 完全に返却ができないようにするもの」
はもちろん、「 遊技客に対して玉を返却しないよう
に示唆するメッセージを表示」したり「 玉の返却速
度を遅くする」など各種の手法により、自然に他の島へ
遊技客が流れる様にする手法ならどのようなものでも構
わない。この場合、を採用するのが最も確実である
が、,の様に構成する場合には、遊技客が誤ってパ
チンコ玉を投入してしまった場合や、複数の遊技客が同
時に計数したい場合にでも、計数可能という点では優れ
た面もある。
しては、「 完全に返却ができないようにするもの」
はもちろん、「 遊技客に対して玉を返却しないよう
に示唆するメッセージを表示」したり「 玉の返却速
度を遅くする」など各種の手法により、自然に他の島へ
遊技客が流れる様にする手法ならどのようなものでも構
わない。この場合、を採用するのが最も確実である
が、,の様に構成する場合には、遊技客が誤ってパ
チンコ玉を投入してしまった場合や、複数の遊技客が同
時に計数したい場合にでも、計数可能という点では優れ
た面もある。
【0022】また、各遊技島にパチンコ玉返却手段が複
数設けられている場合には、全てのパチンコ玉返却手段
についてパチンコ玉の返却を制限するようにしてもよい
し、その中の一部についてパチンコ玉の返却を制限する
ようにしてもよい。次に、請求項2に記載のパチンコ玉
貯留量平均化装置では、請求項1に記載のパチンコ玉貯
留量平均化装置において、返却制御手段が、パチンコ玉
返却手段によるパチンコ玉の返却を制限する際に、他の
遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己
の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差
に応じて、その差の値が大きくなるほど、パチンコ玉の
返却速度を小さくするようにしている。
数設けられている場合には、全てのパチンコ玉返却手段
についてパチンコ玉の返却を制限するようにしてもよい
し、その中の一部についてパチンコ玉の返却を制限する
ようにしてもよい。次に、請求項2に記載のパチンコ玉
貯留量平均化装置では、請求項1に記載のパチンコ玉貯
留量平均化装置において、返却制御手段が、パチンコ玉
返却手段によるパチンコ玉の返却を制限する際に、他の
遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己
の遊技島から他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差
に応じて、その差の値が大きくなるほど、パチンコ玉の
返却速度を小さくするようにしている。
【0023】このようなパチンコ玉貯留量平均化装置に
よれば、遊技者が何れかの遊技島に設けられたパチンコ
玉返却手段へ景品玉(特に、他の遊技島で獲得した景品
玉)を投入している最中に、パチンコ玉の返却が突然で
きなくなるということがないため、上述した効果に加え
て、遊技客の快適さを損なわずにパチンコ玉貯留量の平
均化を達成することができる。
よれば、遊技者が何れかの遊技島に設けられたパチンコ
玉返却手段へ景品玉(特に、他の遊技島で獲得した景品
玉)を投入している最中に、パチンコ玉の返却が突然で
きなくなるということがないため、上述した効果に加え
て、遊技客の快適さを損なわずにパチンコ玉貯留量の平
均化を達成することができる。
【0024】また次に、請求項3に記載のパチンコ玉貯
留量平均化装置では、請求項2に記載のパチンコ玉貯留
量平均化装置において、返却制御手段が、前記差の値に
応じてパチンコ玉の返却速度を小さくしていく際に、そ
の差の値が所定の最大値以上になると、パチンコ玉の返
却速度を所定の最小値に保持するようにしている。
留量平均化装置では、請求項2に記載のパチンコ玉貯留
量平均化装置において、返却制御手段が、前記差の値に
応じてパチンコ玉の返却速度を小さくしていく際に、そ
の差の値が所定の最大値以上になると、パチンコ玉の返
却速度を所定の最小値に保持するようにしている。
【0025】つまり、パチンコ玉の返却速度をどんどん
小さくしていくと、いずれはパチンコ玉の返却が実質的
にできなくなってしまう可能性がある。ところが、請求
項3に記載のパチンコ玉貯留量平均化装置によれば、パ
チンコ玉の返却が完全に禁止されることがないため、遊
技客がパチンコ玉を計数できないという不便さを最低限
にすることができる。よって、例えばパチンコ遊技場の
閉店直前時等、多数の遊技客が同時にパチンコ玉の計数
を行いたい場合にも、遊技客の快適さを損なわずにパチ
ンコ玉貯留量の平均化を達成することができる。
小さくしていくと、いずれはパチンコ玉の返却が実質的
にできなくなってしまう可能性がある。ところが、請求
項3に記載のパチンコ玉貯留量平均化装置によれば、パ
チンコ玉の返却が完全に禁止されることがないため、遊
技客がパチンコ玉を計数できないという不便さを最低限
にすることができる。よって、例えばパチンコ遊技場の
閉店直前時等、多数の遊技客が同時にパチンコ玉の計数
を行いたい場合にも、遊技客の快適さを損なわずにパチ
ンコ玉貯留量の平均化を達成することができる。
【0026】一方、請求項4に記載のパチンコ玉貯留量
平均化装置においては、各パチンコ玉返却手段の近傍に
所定の情報を表示するための表示手段が設けらえてお
り、表示制御手段が、互いに隣接する遊技島に夫々設け
られた各パチンコ玉返却手段について、返却制御手段に
よる制限状態を比較し、遊技者に対して返却の制限が緩
い方のパチンコ玉返却手段の使用を促すためのメッセー
ジを、表示手段に表示させる。
平均化装置においては、各パチンコ玉返却手段の近傍に
所定の情報を表示するための表示手段が設けらえてお
り、表示制御手段が、互いに隣接する遊技島に夫々設け
られた各パチンコ玉返却手段について、返却制御手段に
よる制限状態を比較し、遊技者に対して返却の制限が緩
い方のパチンコ玉返却手段の使用を促すためのメッセー
ジを、表示手段に表示させる。
【0027】このようなパチンコ玉貯留量平均化装置に
よれば、パチンコ玉の返却の制限がされていない、或い
は返却の制限の度合が小さいパチンコ玉返却手段へ、遊
技者を自然に導くことができるようになり、各遊技島間
でのパチンコ玉貯留量の平均化を、よりスムーズに達成
することができる。
よれば、パチンコ玉の返却の制限がされていない、或い
は返却の制限の度合が小さいパチンコ玉返却手段へ、遊
技者を自然に導くことができるようになり、各遊技島間
でのパチンコ玉貯留量の平均化を、よりスムーズに達成
することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明が適用された実施例のパチンコ
ホールについて説明する。まず、図1に示すように、本
実施例のパチンコホールには、多数のパチンコ機1,
1,…及び玉貸し機(図示せず)を交互に並べて配設し
た複数(本実施例では6つ)の遊技島5A,5B,…,
5Fが、それぞれ独立して並設されている。
ホールについて説明する。まず、図1に示すように、本
実施例のパチンコホールには、多数のパチンコ機1,
1,…及び玉貸し機(図示せず)を交互に並べて配設し
た複数(本実施例では6つ)の遊技島5A,5B,…,
5Fが、それぞれ独立して並設されている。
【0029】そして、各遊技島5A,5B,…,5Fに
は、その一端と中央の両面とに、パチンコ玉返却手段と
しての景品玉計数器7Am,7Al,7Ar,7Bm,
7Bl,7Br,…,7Fm,7Fl,7Frと、紙幣
両替器(図示せず)とが配置されている。これにより、
遊技者が、どの遊技島5A,5B,…,5Fにおいても
紙幣の両替とパチンコ玉の計数とをすることができる様
に構成されている。尚、以下の遊技島及び景品玉計数器
に関する説明において、個々を特に区別する必要のない
場合には、単に符号「5」及び符号「7」を用いる。ま
た、遊技島は、単に島ともいい、景品玉計数器は、カウ
ンタともいう。
は、その一端と中央の両面とに、パチンコ玉返却手段と
しての景品玉計数器7Am,7Al,7Ar,7Bm,
7Bl,7Br,…,7Fm,7Fl,7Frと、紙幣
両替器(図示せず)とが配置されている。これにより、
遊技者が、どの遊技島5A,5B,…,5Fにおいても
紙幣の両替とパチンコ玉の計数とをすることができる様
に構成されている。尚、以下の遊技島及び景品玉計数器
に関する説明において、個々を特に区別する必要のない
場合には、単に符号「5」及び符号「7」を用いる。ま
た、遊技島は、単に島ともいい、景品玉計数器は、カウ
ンタともいう。
【0030】そして更に、本実施例のパチンコホールに
は、各パチンコ機1から遊技者へ入賞時に払い出される
景品玉(セーフ玉)の数や、各パチンコ機1から発射さ
れたパチンコ玉(アウト玉)の数等を計数して、各パチ
ンコ機1の稼働状態を管理する周知のホール管理コンピ
ュータHKと、各景品玉計数器7からの計数データを入
力すると共に、その計数データに基づいて、各景品玉計
数器7におけるパチンコ玉の計数動作(即ち、遊技者に
よる遊技島5へのパチンコ玉の返却)を制限するホスト
コンピュータHCと、が設けられている。尚、図1にお
いて、符号8は、ホストコンピュータHCに接続された
表示装置である。
は、各パチンコ機1から遊技者へ入賞時に払い出される
景品玉(セーフ玉)の数や、各パチンコ機1から発射さ
れたパチンコ玉(アウト玉)の数等を計数して、各パチ
ンコ機1の稼働状態を管理する周知のホール管理コンピ
ュータHKと、各景品玉計数器7からの計数データを入
力すると共に、その計数データに基づいて、各景品玉計
数器7におけるパチンコ玉の計数動作(即ち、遊技者に
よる遊技島5へのパチンコ玉の返却)を制限するホスト
コンピュータHCと、が設けられている。尚、図1にお
いて、符号8は、ホストコンピュータHCに接続された
表示装置である。
【0031】次に、図2に示すように、各遊技島5に
は、各パチンコ機1,1,…から入賞時に景品玉として
払い出したり、各玉貸し機から貸し玉として払い出すた
めのパチンコ玉を貯留する、パチンコ玉貯留手段として
のメインタンク9が設置されている。尚、図2において
は、遊技島5の一端に設けられた景品玉計数器7は省略
している。
は、各パチンコ機1,1,…から入賞時に景品玉として
払い出したり、各玉貸し機から貸し玉として払い出すた
めのパチンコ玉を貯留する、パチンコ玉貯留手段として
のメインタンク9が設置されている。尚、図2において
は、遊技島5の一端に設けられた景品玉計数器7は省略
している。
【0032】メインタンク9は、例えば30万個以上の
パチンコ玉を貯留可能な大きなもので、図示の様に、中
央に向かって左右から下るように傾斜した底板11,1
1を備え、上開きの箱状に構成されている。そして、図
示中央の玉揚送機13へとパチンコ玉を少しずつ徐々に
送り込めるように送出口15,15が設けられている。
パチンコ玉を貯留可能な大きなもので、図示の様に、中
央に向かって左右から下るように傾斜した底板11,1
1を備え、上開きの箱状に構成されている。そして、図
示中央の玉揚送機13へとパチンコ玉を少しずつ徐々に
送り込めるように送出口15,15が設けられている。
【0033】玉揚送機13は、革ベルトと布ベルトとの
間にパチンコ玉を挟み込んで上方に持ち上げ、遊技島上
部の配給樋17,17へとパチンコ玉を配給するための
ものである。尚、この玉揚送機13は、パチンコ玉を革
ベルトと布ベルトに挟んで上方へ持ち上げる間に研磨も
施すようになっている。
間にパチンコ玉を挟み込んで上方に持ち上げ、遊技島上
部の配給樋17,17へとパチンコ玉を配給するための
ものである。尚、この玉揚送機13は、パチンコ玉を革
ベルトと布ベルトに挟んで上方へ持ち上げる間に研磨も
施すようになっている。
【0034】配給樋17,17は、図示の様に左右へ向
かって下るように傾斜配置されており、常時パチンコ玉
が満杯状態にされ、各パチンコ機1,1,…や各玉貸し
機に対して、必要な数のパチンコ玉をいつでも分配でき
るように構成されている。この状態を保つため、玉揚送
機13は原則として常時玉を揚送している(時たまタイ
マーによって停止されることはある)。このため、配給
樋17,17から溢れたパチンコ玉を再びメインタンク
9へと戻すための戻し樋19,19も設けられている。
また、各パチンコ機1,1,…からのアウト玉は、アウ
ト玉排出口21,21,21,…を介して、メインタン
ク9へと戻されるようになっている。更に、景品玉計数
器7から返却されるパチンコ玉もメインタンク9へと戻
されるようになっている。
かって下るように傾斜配置されており、常時パチンコ玉
が満杯状態にされ、各パチンコ機1,1,…や各玉貸し
機に対して、必要な数のパチンコ玉をいつでも分配でき
るように構成されている。この状態を保つため、玉揚送
機13は原則として常時玉を揚送している(時たまタイ
マーによって停止されることはある)。このため、配給
樋17,17から溢れたパチンコ玉を再びメインタンク
9へと戻すための戻し樋19,19も設けられている。
また、各パチンコ機1,1,…からのアウト玉は、アウ
ト玉排出口21,21,21,…を介して、メインタン
ク9へと戻されるようになっている。更に、景品玉計数
器7から返却されるパチンコ玉もメインタンク9へと戻
されるようになっている。
【0035】次に、図3に示すように、景品玉計数器7
は、その正面下部にパチンコ玉投入口23を備えてお
り、遊技者が、このパチンコ玉投入口23にパチンコ玉
(景品玉)を投入すると、その投入されたパチンコ玉を
計数してメインタンク9へ戻すと共に、計数したパチン
コ玉の数を景品レシートや景品カード、或いは当該パチ
ンコホールの会員カードに記録して出力する。そして、
遊技者は、その景品レシート等を所定の景品交換所に持
って行って、所望の景品と交換するようになっている。
は、その正面下部にパチンコ玉投入口23を備えてお
り、遊技者が、このパチンコ玉投入口23にパチンコ玉
(景品玉)を投入すると、その投入されたパチンコ玉を
計数してメインタンク9へ戻すと共に、計数したパチン
コ玉の数を景品レシートや景品カード、或いは当該パチ
ンコホールの会員カードに記録して出力する。そして、
遊技者は、その景品レシート等を所定の景品交換所に持
って行って、所望の景品と交換するようになっている。
【0036】尚、図3において、符号「25」は、遊技
者が、投入した景品玉を全て計数したい場合に押す全数
計数ボタンであり、符号「27」は、遊技者が、投入し
た景品玉の数に景品交換が可能な最小個数よりも小さな
余りが出たときに、その余り玉を返却してもらいたい場
合に押す返却ボタンである。そして、符号「29」は、
計数結果を表示する景品玉数ディスプレイであり、符号
「31」は、返却ボタン27が押された際に返却した余
り玉の数を表示する余り玉数ディスプレイである。ま
た、符号「33」は、景品レシートを発行するための景
品レシート発行口であり、符号「35」は、景品カード
を発行するための景品カード発行口であり、符号「3
7」は、遊技者が会員カードを投入するための会員カー
ド投入口である。また更に、符号「39」は、返却ボタ
ン27が押された際にアームを前方に延出させて、前記
余り玉を遊技者へ返却するための余り玉返却器である。
者が、投入した景品玉を全て計数したい場合に押す全数
計数ボタンであり、符号「27」は、遊技者が、投入し
た景品玉の数に景品交換が可能な最小個数よりも小さな
余りが出たときに、その余り玉を返却してもらいたい場
合に押す返却ボタンである。そして、符号「29」は、
計数結果を表示する景品玉数ディスプレイであり、符号
「31」は、返却ボタン27が押された際に返却した余
り玉の数を表示する余り玉数ディスプレイである。ま
た、符号「33」は、景品レシートを発行するための景
品レシート発行口であり、符号「35」は、景品カード
を発行するための景品カード発行口であり、符号「3
7」は、遊技者が会員カードを投入するための会員カー
ド投入口である。また更に、符号「39」は、返却ボタ
ン27が押された際にアームを前方に延出させて、前記
余り玉を遊技者へ返却するための余り玉返却器である。
【0037】そして、景品玉計数器7のパチンコ玉投入
口23には、投入口の開度を調節するためのシャッタ4
1が設けられており、このシャッタ41は、ホストコン
ピュータHCからのシャッタ開度指令信号に応じて作動
するシャッタ駆動用アクチュエータ43によって、図3
における矢印Yの方向に開閉制御される。
口23には、投入口の開度を調節するためのシャッタ4
1が設けられており、このシャッタ41は、ホストコン
ピュータHCからのシャッタ開度指令信号に応じて作動
するシャッタ駆動用アクチュエータ43によって、図3
における矢印Yの方向に開閉制御される。
【0038】また、景品玉計数器7の正面中央部には、
様々なメッセージを表示するための主ディスプレイ45
が設けられており、景品玉計数器7の正面上部には、遊
技者に優先して使用してもらいたい景品玉計数器7を案
内するメッセージを表示するための、表示手段としての
事前誘導ディスプレイ47が設けられている。
様々なメッセージを表示するための主ディスプレイ45
が設けられており、景品玉計数器7の正面上部には、遊
技者に優先して使用してもらいたい景品玉計数器7を案
内するメッセージを表示するための、表示手段としての
事前誘導ディスプレイ47が設けられている。
【0039】尚、図3に示すように、事前誘導ディスプ
レイ47は、景品玉計数器7の前方に突出した円弧状の
表示面を有しており、この形状によって、側方からの視
認性を向上させている。よって、遊技島間の通路を歩行
中の遊技者は、通路に面した2つの景品玉計数器7のう
ち、どちらを優先的に使用すべきかが一目で分かる。
レイ47は、景品玉計数器7の前方に突出した円弧状の
表示面を有しており、この形状によって、側方からの視
認性を向上させている。よって、遊技島間の通路を歩行
中の遊技者は、通路に面した2つの景品玉計数器7のう
ち、どちらを優先的に使用すべきかが一目で分かる。
【0040】一方、景品玉計数器7において、主ディス
プレイ45の下部には、遊技者がパチンコ玉を投入する
ために接近したことを検出するための赤外線センサ49
と、どの遊技島5から払い出された景品玉が投入された
のかを検出するためのアンテナ51と、が設けられてい
る。
プレイ45の下部には、遊技者がパチンコ玉を投入する
ために接近したことを検出するための赤外線センサ49
と、どの遊技島5から払い出された景品玉が投入された
のかを検出するためのアンテナ51と、が設けられてい
る。
【0041】ここで、上記アンテナ51の作用について
説明する。まず、本実施例のパチンコホールにおいて
は、図4に示すように、遊技者がパチンコ機1から払い
出された景品玉を蓄えるため、及びその景品玉を景品玉
計数器7へ投入するために用いる景品玉貯留箱(所謂、
ドル箱)53が、各パチンコ機1に1対1に対応して配
置されており、各景品玉貯留箱53には、所属するパチ
ンコ機1の台番号(図4に示す例では、101番)が表
示されている。そして更に、各景品玉貯留箱53には、
上記アンテナ51の検出エリア内に入ると、自己が所属
するパチンコ機1の台番号を示す番号データを電波にて
送出するIDタグ55が取り付けられている。
説明する。まず、本実施例のパチンコホールにおいて
は、図4に示すように、遊技者がパチンコ機1から払い
出された景品玉を蓄えるため、及びその景品玉を景品玉
計数器7へ投入するために用いる景品玉貯留箱(所謂、
ドル箱)53が、各パチンコ機1に1対1に対応して配
置されており、各景品玉貯留箱53には、所属するパチ
ンコ機1の台番号(図4に示す例では、101番)が表
示されている。そして更に、各景品玉貯留箱53には、
上記アンテナ51の検出エリア内に入ると、自己が所属
するパチンコ機1の台番号を示す番号データを電波にて
送出するIDタグ55が取り付けられている。
【0042】つまり、景品玉計数器7に設けられたアン
テナ51は、所定の検出エリア(例えば、アンテナ51
からの距離が0.5mの範囲)内に、常時、検出用電波
を送出しており、IDタグ55は、その検出用電波を受
けると、自己が所属するパチンコ機1の台番号(番号デ
ータ)を送出するようになっている。そして、アンテナ
51は、IDタグ55からの番号データを受信して、今
回投入された景品玉が、どのパチンコ機1、延いては、
どの遊技島5から払い出されたものであるかを識別でき
るようにしている。
テナ51は、所定の検出エリア(例えば、アンテナ51
からの距離が0.5mの範囲)内に、常時、検出用電波
を送出しており、IDタグ55は、その検出用電波を受
けると、自己が所属するパチンコ機1の台番号(番号デ
ータ)を送出するようになっている。そして、アンテナ
51は、IDタグ55からの番号データを受信して、今
回投入された景品玉が、どのパチンコ機1、延いては、
どの遊技島5から払い出されたものであるかを識別でき
るようにしている。
【0043】尚、本実施例においては、IDタグ55か
ら送出される番号データが島識別情報に相当し、アンテ
ナ51が情報検出手段に相当している。また、本実施例
において、各景品玉貯留箱53には、所属する遊技島5
毎に異なる色の着色がなされており、景品玉貯留箱53
が所属の異なる遊技島5に配置されてしまったことが一
目で分かるようになっている。
ら送出される番号データが島識別情報に相当し、アンテ
ナ51が情報検出手段に相当している。また、本実施例
において、各景品玉貯留箱53には、所属する遊技島5
毎に異なる色の着色がなされており、景品玉貯留箱53
が所属の異なる遊技島5に配置されてしまったことが一
目で分かるようになっている。
【0044】以上の様なハード的構成を備えた本実施例
のパチンコホールでは、各景品玉計数器7には、CP
U,ROM,RAM等を主要部とした周知のマイクロコ
ンピュータが備えられており、図5及び図6に示す制御
処理を実行する。そして、ホストコンピュータHCが、
各景品玉計数器7からの計数データに基づいて、図8〜
図11の制御処理を実行することにより、各遊技島5に
おけるメインタンク9内のパチンコ玉貯留量を平均化さ
せる。
のパチンコホールでは、各景品玉計数器7には、CP
U,ROM,RAM等を主要部とした周知のマイクロコ
ンピュータが備えられており、図5及び図6に示す制御
処理を実行する。そして、ホストコンピュータHCが、
各景品玉計数器7からの計数データに基づいて、図8〜
図11の制御処理を実行することにより、各遊技島5に
おけるメインタンク9内のパチンコ玉貯留量を平均化さ
せる。
【0045】そこで以下、各景品玉計数器7及びホスト
コンピュータHCが夫々実行する各制御処理について説
明する。尚、以下の説明において、各景品玉貯留箱53
のIDタグ55が送出する番号データを、キャリアID
という。まず、各景品玉計数器7は、夫々、図5に示す
計数処理を実行する。この計数処理は、アンテナ51に
より景品玉貯留箱53(IDタグ55)からのキャリア
IDが受信されると実行が開始され、まず、ステップ
(以下、単に「S」と記す)110にて、アンテナ51
にて受信されたキャリアIDを読み込み、続くS120
にて、パチンコ玉投入口23に投入されたパチンコ玉の
計数を行う。そして、続くS130にて、計数したカウ
ント値に、そのとき受信されたキャリアIDを付した計
数データを作成し、その計数データ(図においては、キ
ャリアID別のカウント値)をホストコンピュータHC
へ送信する、計数結果出力手段としての処理を実行し、
その後、当該計数処理を終了する。
コンピュータHCが夫々実行する各制御処理について説
明する。尚、以下の説明において、各景品玉貯留箱53
のIDタグ55が送出する番号データを、キャリアID
という。まず、各景品玉計数器7は、夫々、図5に示す
計数処理を実行する。この計数処理は、アンテナ51に
より景品玉貯留箱53(IDタグ55)からのキャリア
IDが受信されると実行が開始され、まず、ステップ
(以下、単に「S」と記す)110にて、アンテナ51
にて受信されたキャリアIDを読み込み、続くS120
にて、パチンコ玉投入口23に投入されたパチンコ玉の
計数を行う。そして、続くS130にて、計数したカウ
ント値に、そのとき受信されたキャリアIDを付した計
数データを作成し、その計数データ(図においては、キ
ャリアID別のカウント値)をホストコンピュータHC
へ送信する、計数結果出力手段としての処理を実行し、
その後、当該計数処理を終了する。
【0046】例えば、遊技者によりキャリアIDが「1
01」である景品玉貯留箱53を介して、4000個の
パチンコ玉が返却された場合には、「101」と「40
00」とを表す2進データが、計数データとしてホスト
コンピュータHCへ送信される。
01」である景品玉貯留箱53を介して、4000個の
パチンコ玉が返却された場合には、「101」と「40
00」とを表す2進データが、計数データとしてホスト
コンピュータHCへ送信される。
【0047】次に、各景品玉計数器7は、夫々、図6に
示すシャッタ開度変更処理を所定時間毎に実行してい
る。このシャッタ開度変更処理の実行が開始されると、
まず、S210にて、ホストコンピュータHCから後述
するように出力されるシャッタ開度指令信号を入力す
る。そして、続くS220にて、パチンコ玉投入口23
に設けられたシャッタ41の開度(以下、単に、シャッ
タ開度ともいう)が、S210で入力したシャッタ開度
指令信号の表す開度となるように、シャッタ駆動用アク
チュエータ43を駆動し、続くS230にて、主ディス
プレイ45に、図7に示すようなメッセージを表示した
後、当該シャッタ開度変更処理を終了する。
示すシャッタ開度変更処理を所定時間毎に実行してい
る。このシャッタ開度変更処理の実行が開始されると、
まず、S210にて、ホストコンピュータHCから後述
するように出力されるシャッタ開度指令信号を入力す
る。そして、続くS220にて、パチンコ玉投入口23
に設けられたシャッタ41の開度(以下、単に、シャッ
タ開度ともいう)が、S210で入力したシャッタ開度
指令信号の表す開度となるように、シャッタ駆動用アク
チュエータ43を駆動し、続くS230にて、主ディス
プレイ45に、図7に示すようなメッセージを表示した
後、当該シャッタ開度変更処理を終了する。
【0048】尚、S230の表示処理によって表示され
るメッセージは、図7に示すように、現在の計数速度
(即ち、現在のシャッタ開度)と、本計数システムの概
要とを遊技客に知らせるものである。また、S230の
表示処理は、主ディスプレイ45の下部に設けられた赤
外線センサ49によって、当該景品玉計数器7に遊技客
が接近したことが検出されたときに実行され、それ以外
の時には、他の画像を表示するようにしている。
るメッセージは、図7に示すように、現在の計数速度
(即ち、現在のシャッタ開度)と、本計数システムの概
要とを遊技客に知らせるものである。また、S230の
表示処理は、主ディスプレイ45の下部に設けられた赤
外線センサ49によって、当該景品玉計数器7に遊技客
が接近したことが検出されたときに実行され、それ以外
の時には、他の画像を表示するようにしている。
【0049】一方、ホストコンピュータHCは、各景品
玉計数器7から夫々送信された計数データを、それらを
送信した景品玉計数器7を識別しつつ、逐次、受信バッ
ファ等に記憶すると共に、図8に示す集計処理、図9に
示すシャッタ制御処理、及び、図10に示す表示制御手
段としての事前誘導ディスプレイ制御処理を、夫々、所
定時間毎に実行する。
玉計数器7から夫々送信された計数データを、それらを
送信した景品玉計数器7を識別しつつ、逐次、受信バッ
ファ等に記憶すると共に、図8に示す集計処理、図9に
示すシャッタ制御処理、及び、図10に示す表示制御手
段としての事前誘導ディスプレイ制御処理を、夫々、所
定時間毎に実行する。
【0050】図8に示すように、ホストコンピュータH
Cは、集計処理の実行を開始すると、まず、S310に
て、受信した各景品玉計数器7からの計数データ(キャ
リアID別のカウント値)を夫々入力し、続くS320
にて、入力した計数データを集計して図12(a)に示
すテーブル1を作成する移動量算出手段としての処理を
実行する。
Cは、集計処理の実行を開始すると、まず、S310に
て、受信した各景品玉計数器7からの計数データ(キャ
リアID別のカウント値)を夫々入力し、続くS320
にて、入力した計数データを集計して図12(a)に示
すテーブル1を作成する移動量算出手段としての処理を
実行する。
【0051】尚、図12(a)に示したテーブル1は、
各遊技島5に、夫々、50台のパチンコ機1が配設され
た場合を例示している。そして、テーブル1において、
「Aキャリア,Bキャリア,…,Fキャリア」とは、パ
チンコ玉の返却に用いられた景品玉貯留箱53が所属す
る遊技島5A〜5Fを表しており、TXY(X=A〜F,Y=A
〜F)で示されている値は、夫々、遊技島Y(Y=5A
〜5F)から払い出されて遊技島X(X=5A〜5F)
の景品玉計数器7に返却されたパチンコ玉の数、即ち、
各遊技島5の相互間でのパチンコ玉の移動量を表してい
る。
各遊技島5に、夫々、50台のパチンコ機1が配設され
た場合を例示している。そして、テーブル1において、
「Aキャリア,Bキャリア,…,Fキャリア」とは、パ
チンコ玉の返却に用いられた景品玉貯留箱53が所属す
る遊技島5A〜5Fを表しており、TXY(X=A〜F,Y=A
〜F)で示されている値は、夫々、遊技島Y(Y=5A
〜5F)から払い出されて遊技島X(X=5A〜5F)
の景品玉計数器7に返却されたパチンコ玉の数、即ち、
各遊技島5の相互間でのパチンコ玉の移動量を表してい
る。
【0052】ここで、S320の処理は、下記の(1)
〜(3)のような手順で実行される。 (1)まず、入力した各計数データを、それらを送出し
た景品玉計数器7が設置された遊技島5A,5B,…,
5F毎(テーブル1において、A島,B島,…,F島)
に分類する。
〜(3)のような手順で実行される。 (1)まず、入力した各計数データを、それらを送出し
た景品玉計数器7が設置された遊技島5A,5B,…,
5F毎(テーブル1において、A島,B島,…,F島)
に分類する。
【0053】(2)次に、(1)で分類した各計数デー
タを、更に、各自に付されたキャリアIDをチェックす
ることにより、どの遊技島5から払い出された景品玉の
カウント値を表すものであるかを判別し、それら各計数
データを、景品玉の払い出し元である遊技島5A,5
B,…,5F毎(テーブル1において、Aキャリア,B
キャリア,…,Fキャリア)に分類する。よって、上記
(1)及び(2)の分類により、各計数データは、「6
×6」の36通りに分類される。
タを、更に、各自に付されたキャリアIDをチェックす
ることにより、どの遊技島5から払い出された景品玉の
カウント値を表すものであるかを判別し、それら各計数
データを、景品玉の払い出し元である遊技島5A,5
B,…,5F毎(テーブル1において、Aキャリア,B
キャリア,…,Fキャリア)に分類する。よって、上記
(1)及び(2)の分類により、各計数データは、「6
×6」の36通りに分類される。
【0054】(3)そして、上記のように36通りに分
類された各計数データの表すカウント値を、夫々累算
し、その累算値(テーブル1において、TAA,TAB,
…,TAF,TBA,TBB,…,TBF,………,TFA,TF
B,…,TFF)を、RAM等の記憶媒体に格納する。
類された各計数データの表すカウント値を、夫々累算
し、その累算値(テーブル1において、TAA,TAB,
…,TAF,TBA,TBB,…,TBF,………,TFA,TF
B,…,TFF)を、RAM等の記憶媒体に格納する。
【0055】つまり、各景品玉計数器7Am,7Al,
7Ar,7Bm,7Bl,7Br,…,7Fm,7F
l,7Frから送出される計数データには、夫々、景品
玉の返却に用いられた景品玉貯留箱53が所属するパチ
ンコ機1、即ち返却された景品玉の払い出し元であるパ
チンコ機1を表すキャリアIDが付されているため、各
景品玉計数器7からの各計数データをみれば、どの遊技
島5A〜5Fから、どの遊技島5A〜5Fへ、どれだけ
のパチンコ玉が返却されたのかが分かる。そこで、ホス
トコンピュータHCは、各景品玉計数器7からの計数デ
ータを逐次集計して、各遊技島5の相互間でのパチンコ
玉の移動量を表すテーブル1を作成するようにしてい
る。
7Ar,7Bm,7Bl,7Br,…,7Fm,7F
l,7Frから送出される計数データには、夫々、景品
玉の返却に用いられた景品玉貯留箱53が所属するパチ
ンコ機1、即ち返却された景品玉の払い出し元であるパ
チンコ機1を表すキャリアIDが付されているため、各
景品玉計数器7からの各計数データをみれば、どの遊技
島5A〜5Fから、どの遊技島5A〜5Fへ、どれだけ
のパチンコ玉が返却されたのかが分かる。そこで、ホス
トコンピュータHCは、各景品玉計数器7からの計数デ
ータを逐次集計して、各遊技島5の相互間でのパチンコ
玉の移動量を表すテーブル1を作成するようにしてい
る。
【0056】このように、S320でテーブル1の作成
のための処理を終了すると、ホストコンピュータHC
は、続くS330にて、テーブル1を参照して図12
(b)に示すテーブル2を作成する。即ち、このS33
0では、各遊技島5A,5B,…,5Fの夫々につい
て、他の遊技島から自己の遊技島へ返却されたパチンコ
玉の数(他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の
移動量)と、自己の遊技島から他の遊技島へ返却された
パチンコ玉の数(自己の遊技島から他の遊技島へのパチ
ンコ玉の移動量)との差(以下、この差の値を他自差玉
という)ATG,BTG,…,FTGを算出して、RA
M等の記憶媒体に格納する。
のための処理を終了すると、ホストコンピュータHC
は、続くS330にて、テーブル1を参照して図12
(b)に示すテーブル2を作成する。即ち、このS33
0では、各遊技島5A,5B,…,5Fの夫々につい
て、他の遊技島から自己の遊技島へ返却されたパチンコ
玉の数(他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ玉の
移動量)と、自己の遊技島から他の遊技島へ返却された
パチンコ玉の数(自己の遊技島から他の遊技島へのパチ
ンコ玉の移動量)との差(以下、この差の値を他自差玉
という)ATG,BTG,…,FTGを算出して、RA
M等の記憶媒体に格納する。
【0057】例えば、遊技島5Aについての他自差玉A
TGは、「ATG=(TAB+TAC+TAD+TAE+TAF)
−(TBA+TCA+TDA+TEA+TFA)」の式によって算
出され、同様に、遊技島5Fについての他自差玉FTG
は、「FTG=(TFA+TFB+TFC+TFD+TFE)−
(TAF+TBF+TCF+TDF+TEF)」の式によって算出
される。
TGは、「ATG=(TAB+TAC+TAD+TAE+TAF)
−(TBA+TCA+TDA+TEA+TFA)」の式によって算
出され、同様に、遊技島5Fについての他自差玉FTG
は、「FTG=(TFA+TFB+TFC+TFD+TFE)−
(TAF+TBF+TCF+TDF+TEF)」の式によって算出
される。
【0058】そして、このようにS330にて、各遊技
島5A〜5Fについての他自差玉ATG,BTG,…,
FTGを夫々算出した後、S340に進んで、算出した
他自差玉の値が所定範囲外となった遊技島5があるか否
かを判定し、なければそのまま当該集計処理を一旦終了
し、他自差玉の値が所定範囲外となった遊技島5があっ
た場合には、続くS350にて、表示装置8に調査が必
要である旨を表示した後、当該集計処理を終了する。
島5A〜5Fについての他自差玉ATG,BTG,…,
FTGを夫々算出した後、S340に進んで、算出した
他自差玉の値が所定範囲外となった遊技島5があるか否
かを判定し、なければそのまま当該集計処理を一旦終了
し、他自差玉の値が所定範囲外となった遊技島5があっ
た場合には、続くS350にて、表示装置8に調査が必
要である旨を表示した後、当該集計処理を終了する。
【0059】つまり、他自差玉ATG,BTG,…,F
TGの値は、通常時には所定範囲内で変移するはずであ
るが、何等かの原因で、特定の遊技島5だけにパチンコ
玉の返却が集中した場合や、特定の遊技島5へ長時間に
わたってパチンコ玉の返却がなされなかった場合には、
その遊技島5のパチンコ玉貯留量が過剰になったり不足
になったりしてしまう可能性がある。そこで、本実施例
では、上述のように算出した他自差玉ATG〜FTG
が、通常時に取り得る所定範囲外の値になった際に、パ
チンコホールの従業員に対して調査を行うように指示す
るようにしている。
TGの値は、通常時には所定範囲内で変移するはずであ
るが、何等かの原因で、特定の遊技島5だけにパチンコ
玉の返却が集中した場合や、特定の遊技島5へ長時間に
わたってパチンコ玉の返却がなされなかった場合には、
その遊技島5のパチンコ玉貯留量が過剰になったり不足
になったりしてしまう可能性がある。そこで、本実施例
では、上述のように算出した他自差玉ATG〜FTG
が、通常時に取り得る所定範囲外の値になった際に、パ
チンコホールの従業員に対して調査を行うように指示す
るようにしている。
【0060】次に、ホストコンピュータHCは、図9に
示すシャッタ制御処理の実行を開始すると、まず、S4
10にて、集計処理のS330で算出した他自差玉AT
G〜FTGを読み込み、続くS420にて、読み込んだ
他自差玉ATG〜FTGの値を図13に示すテーブル3
に夫々当てはめて、各遊技島5A〜5Fの夫々につい
て、景品玉計数器7に設けられたシャッタ41の開度を
算出する。そして、続くS430にて、その算出したシ
ャッタ開度を表すシャッタ開度指令信号を、対応する各
遊技島5の景品玉計数器7へ夫々出力し、その後、当該
シャッタ制御処理を一旦終了する。尚、本実施例では、
同じ遊技島5に設けられた景品玉計数器7に対しては、
同じ開度を表すシャッタ開度指令信号が出力される。
示すシャッタ制御処理の実行を開始すると、まず、S4
10にて、集計処理のS330で算出した他自差玉AT
G〜FTGを読み込み、続くS420にて、読み込んだ
他自差玉ATG〜FTGの値を図13に示すテーブル3
に夫々当てはめて、各遊技島5A〜5Fの夫々につい
て、景品玉計数器7に設けられたシャッタ41の開度を
算出する。そして、続くS430にて、その算出したシ
ャッタ開度を表すシャッタ開度指令信号を、対応する各
遊技島5の景品玉計数器7へ夫々出力し、その後、当該
シャッタ制御処理を一旦終了する。尚、本実施例では、
同じ遊技島5に設けられた景品玉計数器7に対しては、
同じ開度を表すシャッタ開度指令信号が出力される。
【0061】すると、各景品玉計数器7では、上述した
シャッタ開度変更処理(図6)の実行により、パチンコ
玉投入口23に設けられたシャッタ41の開度が、シャ
ッタ開度指令信号の表す開度となるように制御される。
尚、図13に示すように、本実施例においては、他自差
玉ATG〜FTGの値が−3万個から+3万個までの範
囲内で、その値が大きくなるほど、シャッタ41の開度
が小さくなる(即ち、パチンコ玉の返却速度が小さくな
る)ように設定されている。そして、シャッタ41の開
度は、他自差玉の値が−3万個以下であれば100%と
なり、他自差玉の値が0のときに80%となり、他自差
玉の値が+3万個以上になると20%に保持されるよう
になっている。
シャッタ開度変更処理(図6)の実行により、パチンコ
玉投入口23に設けられたシャッタ41の開度が、シャ
ッタ開度指令信号の表す開度となるように制御される。
尚、図13に示すように、本実施例においては、他自差
玉ATG〜FTGの値が−3万個から+3万個までの範
囲内で、その値が大きくなるほど、シャッタ41の開度
が小さくなる(即ち、パチンコ玉の返却速度が小さくな
る)ように設定されている。そして、シャッタ41の開
度は、他自差玉の値が−3万個以下であれば100%と
なり、他自差玉の値が0のときに80%となり、他自差
玉の値が+3万個以上になると20%に保持されるよう
になっている。
【0062】また、本実施例においては、各景品玉計数
器7で実行されるシャッタ開度変更処理(図6)のS2
10,S220と、ホストコンピュータHCが実行する
集計処理(図8)のS330及びシャッタ制御処理(図
9)とが、返却制御手段としての処理に相当している。
器7で実行されるシャッタ開度変更処理(図6)のS2
10,S220と、ホストコンピュータHCが実行する
集計処理(図8)のS330及びシャッタ制御処理(図
9)とが、返却制御手段としての処理に相当している。
【0063】次に、図10に示す事前誘導ディスプレイ
制御処理は、景品玉計数器7の1つずつについて、順次
所定時間毎に繰り返して実行されるものである。よっ
て、この処理が18回実行される毎に、全ての景品玉計
数器7についての制御が行われることとなる。
制御処理は、景品玉計数器7の1つずつについて、順次
所定時間毎に繰り返して実行されるものである。よっ
て、この処理が18回実行される毎に、全ての景品玉計
数器7についての制御が行われることとなる。
【0064】ホストコンピュータHCは、事前誘導ディ
スプレイ制御処理の実行を開始すると、まず、S510
にて、シャッタ制御処理のS420で算出した各遊技島
5についてのシャッタ開度を読み込み、続くS520に
て、今回の処理実行で制御する景品玉計数器7(事前誘
導ディスプレイ47)を決定する。尚、本実施例では、
7Am,7Al,7Ar,7Bm,7Bl,7Br,
…,7Fm,7Fl,7Frの順で、制御する景品玉計
数器が決定される。
スプレイ制御処理の実行を開始すると、まず、S510
にて、シャッタ制御処理のS420で算出した各遊技島
5についてのシャッタ開度を読み込み、続くS520に
て、今回の処理実行で制御する景品玉計数器7(事前誘
導ディスプレイ47)を決定する。尚、本実施例では、
7Am,7Al,7Ar,7Bm,7Bl,7Br,
…,7Fm,7Fl,7Frの順で、制御する景品玉計
数器が決定される。
【0065】そして、続くS530にて、S520で今
回の制御対象として決定された景品玉計数器7(以下、
制御計数器という)が、対面配置のものであるか否か、
即ち、遊技島5の中央の両面に設けられたものであるか
否かを判定し、対面配置のものであると判定した場合に
は、S540に進んで、制御計数器に対面する景品玉計
数器7があるか否かを判定する。
回の制御対象として決定された景品玉計数器7(以下、
制御計数器という)が、対面配置のものであるか否か、
即ち、遊技島5の中央の両面に設けられたものであるか
否かを判定し、対面配置のものであると判定した場合に
は、S540に進んで、制御計数器に対面する景品玉計
数器7があるか否かを判定する。
【0066】そして、S540にて対面する景品玉計数
器7がないと判定した場合、つまり、S520にて図1
における景品玉計数器7Al又は7Frが制御計数器と
して決定された場合には、S550に進んで、制御計数
器の事前誘導ディスプレイ47に「景品玉を御入れ願い
ます。」とのメッセージを表示させた後、当該事前誘導
ディスプレイ制御処理を一旦終了する。
器7がないと判定した場合、つまり、S520にて図1
における景品玉計数器7Al又は7Frが制御計数器と
して決定された場合には、S550に進んで、制御計数
器の事前誘導ディスプレイ47に「景品玉を御入れ願い
ます。」とのメッセージを表示させた後、当該事前誘導
ディスプレイ制御処理を一旦終了する。
【0067】また、S540にて制御計数器に対面する
景品玉計数器7があると判定した場合には、S560に
進んで、制御計数器に対面する景品玉計数器7が、パチ
ンコ玉の計数中であるか否かを判定し、計数中であると
判定した場合には、S550に移行するが、計数中でな
いと判定した場合には、S570に進む。
景品玉計数器7があると判定した場合には、S560に
進んで、制御計数器に対面する景品玉計数器7が、パチ
ンコ玉の計数中であるか否かを判定し、計数中であると
判定した場合には、S550に移行するが、計数中でな
いと判定した場合には、S570に進む。
【0068】S570では、制御計数器のシャッタ開度
と、それに対面する景品玉計数器7のシャッタ開度とを
比較して、対面する景品玉計数器7のシャッタ開度の方
が5%以上大きいか否かを判定し、対面する側のシャッ
タ開度が5%以上大きくない場合には、S550に移行
するが、5%以上大きい場合には、S580に進んで、
制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「向いのカウ
ンタの使用を御願いします。」とのメッセージを表示さ
せた後、当該事前誘導ディスプレイ制御処理を一旦終了
する。
と、それに対面する景品玉計数器7のシャッタ開度とを
比較して、対面する景品玉計数器7のシャッタ開度の方
が5%以上大きいか否かを判定し、対面する側のシャッ
タ開度が5%以上大きくない場合には、S550に移行
するが、5%以上大きい場合には、S580に進んで、
制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「向いのカウ
ンタの使用を御願いします。」とのメッセージを表示さ
せた後、当該事前誘導ディスプレイ制御処理を一旦終了
する。
【0069】一方、S530にて、制御計数器が、対面
配置のものではない、即ち、遊技島5の一端に設けられ
たもの(図1において、7Am,7Bm,…,7Fm)
であると判定した場合には、S590に移行して、隣接
誘導処理を実行した後、当該事前誘導ディスプレイ制御
処理を終了する。
配置のものではない、即ち、遊技島5の一端に設けられ
たもの(図1において、7Am,7Bm,…,7Fm)
であると判定した場合には、S590に移行して、隣接
誘導処理を実行した後、当該事前誘導ディスプレイ制御
処理を終了する。
【0070】ここで、隣接誘導処理は図11に示す如く
実行され、この処理の実行が開始されると、まず、S6
00にて、制御計数器が端のものであるか否か、つま
り、図1における景品玉計数器7Am又は7Fmである
か否かを判定する。そして、制御計数器が端のものであ
ると判定した場合には、S610に進んで、制御計数器
のシャッタ開度よりも、隣島に設けられた景品玉計数器
7のシャッタ開度の方が5%以上大きいか否かを判定
し、5%以上大きくないと判定した場合には、続くS6
20にて、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に
「景品玉を御入れ願います。」とのメッセージを表示さ
せた後、当該隣接誘導処理を終了する。
実行され、この処理の実行が開始されると、まず、S6
00にて、制御計数器が端のものであるか否か、つま
り、図1における景品玉計数器7Am又は7Fmである
か否かを判定する。そして、制御計数器が端のものであ
ると判定した場合には、S610に進んで、制御計数器
のシャッタ開度よりも、隣島に設けられた景品玉計数器
7のシャッタ開度の方が5%以上大きいか否かを判定
し、5%以上大きくないと判定した場合には、続くS6
20にて、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に
「景品玉を御入れ願います。」とのメッセージを表示さ
せた後、当該隣接誘導処理を終了する。
【0071】また、S610にて、隣島の景品玉計数器
7のシャッタ開度の方が5%以上大きいと判定した場合
には、S630に移行して、制御計数器の事前誘導ディ
スプレイ47に「隣のカウンタの優先使用をお願いしま
す。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接誘導処
理を終了する。一方、S600にて、制御計数器が端の
ものではないと判定した場合には、S640に移行し
て、制御計数器のシャッタ開度が、右隣の島に設けられ
た景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きく
なく、且つ左隣の島に設けられた景品玉計数器7のシャ
ッタ開度よりも5%以上小さいか否かを判定し、右隣よ
りも5%以上大きくなく、且つ左隣よりも5%以上小さ
いと判定した場合には、続くS650にて、制御計数器
の事前誘導ディスプレイ47に「左隣のカウンタの優先
使用をお願いします。」とのメッセージを表示させた
後、当該隣接誘導処理を終了する。
7のシャッタ開度の方が5%以上大きいと判定した場合
には、S630に移行して、制御計数器の事前誘導ディ
スプレイ47に「隣のカウンタの優先使用をお願いしま
す。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接誘導処
理を終了する。一方、S600にて、制御計数器が端の
ものではないと判定した場合には、S640に移行し
て、制御計数器のシャッタ開度が、右隣の島に設けられ
た景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きく
なく、且つ左隣の島に設けられた景品玉計数器7のシャ
ッタ開度よりも5%以上小さいか否かを判定し、右隣よ
りも5%以上大きくなく、且つ左隣よりも5%以上小さ
いと判定した場合には、続くS650にて、制御計数器
の事前誘導ディスプレイ47に「左隣のカウンタの優先
使用をお願いします。」とのメッセージを表示させた
後、当該隣接誘導処理を終了する。
【0072】また、S640にて、否定判定した場合、
即ち、制御計数器のシャッタ開度が、右隣の景品玉計数
器7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか、或いは左
隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上小さ
くない場合には、S660に移行して、今度は、制御計
数器のシャッタ開度が、左隣の島に設けられた景品玉計
数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きくなく、且つ
右隣の島に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度よ
りも5%以上小さいか否かを判定し、左隣よりも5%以
上大きくなく、且つ右隣よりも5%以上小さいと判定し
た場合には、続くS670にて、制御計数器の事前誘導
ディスプレイ47に「右隣のカウンタの優先使用をお願
いします。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接
誘導処理を終了する。
即ち、制御計数器のシャッタ開度が、右隣の景品玉計数
器7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか、或いは左
隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上小さ
くない場合には、S660に移行して、今度は、制御計
数器のシャッタ開度が、左隣の島に設けられた景品玉計
数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きくなく、且つ
右隣の島に設けられた景品玉計数器7のシャッタ開度よ
りも5%以上小さいか否かを判定し、左隣よりも5%以
上大きくなく、且つ右隣よりも5%以上小さいと判定し
た場合には、続くS670にて、制御計数器の事前誘導
ディスプレイ47に「右隣のカウンタの優先使用をお願
いします。」とのメッセージを表示させた後、当該隣接
誘導処理を終了する。
【0073】一方、S660にて、否定判定された場
合、即ち、制御計数器のシャッタ開度が、左隣の景品玉
計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか、或い
は右隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上
小さくないと判定した場合には、S680に移行して、
制御計数器のシャッタ開度が、左右両隣の景品玉計数器
7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか否かを判定
し、5%以上大きいと判定した場合には、続くS690
にて、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「景品
玉を御入れ願います。」とのメッセージを表示させた
後、当該隣接誘導処理を終了する。
合、即ち、制御計数器のシャッタ開度が、左隣の景品玉
計数器7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか、或い
は右隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5%以上
小さくないと判定した場合には、S680に移行して、
制御計数器のシャッタ開度が、左右両隣の景品玉計数器
7のシャッタ開度よりも5%以上大きいか否かを判定
し、5%以上大きいと判定した場合には、続くS690
にて、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47に「景品
玉を御入れ願います。」とのメッセージを表示させた
後、当該隣接誘導処理を終了する。
【0074】また、S680にて、制御計数器のシャッ
タ開度が両隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5
%以上大きくないと判定した場合には、S700に移行
して、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47の表示内
容を前回の内容に保持したまま、当該隣接誘導処理を終
了する。
タ開度が両隣の景品玉計数器7のシャッタ開度よりも5
%以上大きくないと判定した場合には、S700に移行
して、制御計数器の事前誘導ディスプレイ47の表示内
容を前回の内容に保持したまま、当該隣接誘導処理を終
了する。
【0075】つまり、事前誘導ディスプレイ制御処理で
は、遊技島5間の通路を挟んで対面配置された景品玉計
数器7Ar,7Bl,7Br,…,7El,7Er,7
Flの夫々については(S540:YES)、対面する
もの同士のシャッタ開度を比較して、シャッタ開度が5
%以上大きい方の景品玉計数器の使用を促すメッセージ
を、各事前誘導ディスプレイ47に表示させるようにし
ている(S580)。
は、遊技島5間の通路を挟んで対面配置された景品玉計
数器7Ar,7Bl,7Br,…,7El,7Er,7
Flの夫々については(S540:YES)、対面する
もの同士のシャッタ開度を比較して、シャッタ開度が5
%以上大きい方の景品玉計数器の使用を促すメッセージ
を、各事前誘導ディスプレイ47に表示させるようにし
ている(S580)。
【0076】また、遊技島5の一端に設けられた景品玉
計数器7Am,7Bm,…,7Fmのうち、両隣のない
景品玉計数器7Am,7Fmについては(S600:Y
ES)、隣のものとのシャッタ開度を比較して、隣側の
シャッタ開度の方が5%以上大きい場合に(S610:
YES)、隣の景品玉計数器の使用を促すメッセージ
を、事前誘導ディスプレイ47に表示させるようにして
おり(S630)、両隣のある景品玉計数器7Bm,7
Cm,7Dm,7Emの夫々については(S600:N
O)、隣接するもの同士のシャッタ開度を比較して(S
640,S660,S680)、シャッタ開度が5%以
上大きな景品玉計数器の使用を促すメッセージを、各事
前誘導ディスプレイ47に表示させるようにしている
(S650,S670,S690)。
計数器7Am,7Bm,…,7Fmのうち、両隣のない
景品玉計数器7Am,7Fmについては(S600:Y
ES)、隣のものとのシャッタ開度を比較して、隣側の
シャッタ開度の方が5%以上大きい場合に(S610:
YES)、隣の景品玉計数器の使用を促すメッセージ
を、事前誘導ディスプレイ47に表示させるようにして
おり(S630)、両隣のある景品玉計数器7Bm,7
Cm,7Dm,7Emの夫々については(S600:N
O)、隣接するもの同士のシャッタ開度を比較して(S
640,S660,S680)、シャッタ開度が5%以
上大きな景品玉計数器の使用を促すメッセージを、各事
前誘導ディスプレイ47に表示させるようにしている
(S650,S670,S690)。
【0077】このように、事前誘導ディスプレイ制御処
理では、隣接する遊技島5に夫々設けられた各景品玉計
数器7についてシャッタ開度を比較し、各景品玉計数器
7の事前誘導ディスプレイに、シャッタ開度がより大き
い方の景品玉計数器の使用を遊技者に対して促すための
メッセージを表示させるようにしている。
理では、隣接する遊技島5に夫々設けられた各景品玉計
数器7についてシャッタ開度を比較し、各景品玉計数器
7の事前誘導ディスプレイに、シャッタ開度がより大き
い方の景品玉計数器の使用を遊技者に対して促すための
メッセージを表示させるようにしている。
【0078】次に、上述した各制御処理の実行によっ
て、各遊技島5A〜5Fのパチンコ玉貯留量がどの様に
均等化されるのかについて、例を挙げて説明する。ま
ず、パチンコホールの開店時には、各遊技島5A〜5F
のメインタンク9には、予め用意された初期量のパチン
コ玉が貯留され、また、ホストコンピュータHCの集計
処理(S330)で算出される他自差玉ATG,BT
G,…,FTGは、夫々「0」となる。よって、各景品
玉計数器7のシャッタ開度は、図13に示したように、
全て初期値としての80%に制御される。
て、各遊技島5A〜5Fのパチンコ玉貯留量がどの様に
均等化されるのかについて、例を挙げて説明する。ま
ず、パチンコホールの開店時には、各遊技島5A〜5F
のメインタンク9には、予め用意された初期量のパチン
コ玉が貯留され、また、ホストコンピュータHCの集計
処理(S330)で算出される他自差玉ATG,BT
G,…,FTGは、夫々「0」となる。よって、各景品
玉計数器7のシャッタ開度は、図13に示したように、
全て初期値としての80%に制御される。
【0079】その後、例えば、遊技島5Bに設けられた
景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brに、他の遊技島5
A,5C〜5Fから払い出された景品玉が多量に投入
(返却)され、遊技島5Bから払い出された景品玉は、
他の遊技島5A,5C〜5Fの景品玉計数器7Am,7
Al,7Ar,7Cm,7Cl,7Cr,…,7Fm,
7Fl,7Frには少量しか投入されないという状態が
発生した場合には、遊技島Bのパチンコ玉貯留量が過剰
気味になってしまう。
景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brに、他の遊技島5
A,5C〜5Fから払い出された景品玉が多量に投入
(返却)され、遊技島5Bから払い出された景品玉は、
他の遊技島5A,5C〜5Fの景品玉計数器7Am,7
Al,7Ar,7Cm,7Cl,7Cr,…,7Fm,
7Fl,7Frには少量しか投入されないという状態が
発生した場合には、遊技島Bのパチンコ玉貯留量が過剰
気味になってしまう。
【0080】ところが、この場合には、ホストコンピュ
ータHCにて算出される遊技島5Bについての他自差玉
BTGが0よりも大きくなるため、遊技島5Bに設けら
れた景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brのシャッタ開
度は80%よりも小さくなる。すると、遊技島Bで遊技
している者も含めて、パチンコホール内の遊技客は、こ
うした制限のない他の遊技島へパチンコ玉を返却するよ
うになる。この結果、遊技島Bについては、他の遊技島
からのパチンコ玉の返却量が減少すると共に、遊技島B
から他の遊技島へのパチンコ玉の返却量が増加して、パ
チンコ玉貯留量が減少し、これに伴い、他自差玉BTG
の値も小さくなって、景品玉計数器7Bl,7Bm,7
Brのシャッタ開度が再び大きくなっていく。このよう
に、何れかの遊技島におけるパチンコ玉貯留量が過剰に
なってしまうことが防止される。
ータHCにて算出される遊技島5Bについての他自差玉
BTGが0よりも大きくなるため、遊技島5Bに設けら
れた景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brのシャッタ開
度は80%よりも小さくなる。すると、遊技島Bで遊技
している者も含めて、パチンコホール内の遊技客は、こ
うした制限のない他の遊技島へパチンコ玉を返却するよ
うになる。この結果、遊技島Bについては、他の遊技島
からのパチンコ玉の返却量が減少すると共に、遊技島B
から他の遊技島へのパチンコ玉の返却量が増加して、パ
チンコ玉貯留量が減少し、これに伴い、他自差玉BTG
の値も小さくなって、景品玉計数器7Bl,7Bm,7
Brのシャッタ開度が再び大きくなっていく。このよう
に、何れかの遊技島におけるパチンコ玉貯留量が過剰に
なってしまうことが防止される。
【0081】一方、上記例とは全く逆に、例えば、遊技
島5Bから払い出された景品玉が、他の遊技島5A,5
C〜5Fの景品玉計数器7Am,7Al,7Ar,7C
m,7Cl,7Cr,…,7Fm,7Fl,7Frに多
量に投入され、遊技島5Bに設けられた景品玉計数器7
Bl,7Bm,7Brには、他の遊技島5A,5C〜5
Fから払い出された景品玉が少量しか投入されないとい
う状態が発生した場合には、遊技島Bのパチンコ玉貯留
量が不足気味になってしまう。
島5Bから払い出された景品玉が、他の遊技島5A,5
C〜5Fの景品玉計数器7Am,7Al,7Ar,7C
m,7Cl,7Cr,…,7Fm,7Fl,7Frに多
量に投入され、遊技島5Bに設けられた景品玉計数器7
Bl,7Bm,7Brには、他の遊技島5A,5C〜5
Fから払い出された景品玉が少量しか投入されないとい
う状態が発生した場合には、遊技島Bのパチンコ玉貯留
量が不足気味になってしまう。
【0082】ところが、この場合には、ホストコンピュ
ータHCにて算出される遊技島5Bについての他自差玉
BTGが0よりも小さくなるため、遊技島5Bに設けら
れた景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brのシャッタ開
度は80%よりも大きくなる。すると、パチンコホール
内の遊技客は、シャッタ開度の大きな遊技島Bへパチン
コ玉を返却するようになるため、遊技島Bについては、
他の遊技島からのパチンコ玉の返却量が増加すると共
に、遊技島Bから他の遊技島へのパチンコ玉の返却量が
減少して、パチンコ玉貯留量が増加し、これに伴い、他
自差玉BTGの値も大きくなって、景品玉計数器7B
l,7Bm,7Brのシャッタ開度が再び小さくなって
いく。このように、何れかの遊技島5におけるパチンコ
玉貯留量が不足してしまうことが防止される。
ータHCにて算出される遊技島5Bについての他自差玉
BTGが0よりも小さくなるため、遊技島5Bに設けら
れた景品玉計数器7Bl,7Bm,7Brのシャッタ開
度は80%よりも大きくなる。すると、パチンコホール
内の遊技客は、シャッタ開度の大きな遊技島Bへパチン
コ玉を返却するようになるため、遊技島Bについては、
他の遊技島からのパチンコ玉の返却量が増加すると共
に、遊技島Bから他の遊技島へのパチンコ玉の返却量が
減少して、パチンコ玉貯留量が増加し、これに伴い、他
自差玉BTGの値も大きくなって、景品玉計数器7B
l,7Bm,7Brのシャッタ開度が再び小さくなって
いく。このように、何れかの遊技島5におけるパチンコ
玉貯留量が不足してしまうことが防止される。
【0083】以上詳述したように、本実施例のパチンコ
ホールにおいては、各パチンコ機1に1対1に対応して
配置させた景品玉貯留箱53に、対応するパチンコ機1
を表すキャリアIDを送出するIDタグ55を取り付け
ておき、これにより、各景品玉計数器7に投入された景
品玉が、どのパチンコ機1、延いては、どの遊技島5か
ら払い出されたものであるかを識別できるようにしてい
る。
ホールにおいては、各パチンコ機1に1対1に対応して
配置させた景品玉貯留箱53に、対応するパチンコ機1
を表すキャリアIDを送出するIDタグ55を取り付け
ておき、これにより、各景品玉計数器7に投入された景
品玉が、どのパチンコ機1、延いては、どの遊技島5か
ら払い出されたものであるかを識別できるようにしてい
る。
【0084】そして、ホストコンピュータHCが、各景
品玉計数器7から送信された、景品玉のカウント値とキ
ャリアIDとを表す計数データに基づき、各遊技島5の
相互間でのパチンコ玉の移動量(テーブル1におけるT
XY:X=A〜F,Y=A〜F)を算出すると共に、その算出結果
に基づき、各遊技島5の夫々について、他の遊技島から
自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島か
ら他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差である他自
差玉ATG,BTG,…,FTGを算出し、その各値に
応じて、対応する遊技島5に設けられた景品玉計数器7
のシャッタ開度を、他自差玉の値が大きくなるほど開度
が小さくなるように制御するようにしている。
品玉計数器7から送信された、景品玉のカウント値とキ
ャリアIDとを表す計数データに基づき、各遊技島5の
相互間でのパチンコ玉の移動量(テーブル1におけるT
XY:X=A〜F,Y=A〜F)を算出すると共に、その算出結果
に基づき、各遊技島5の夫々について、他の遊技島から
自己の遊技島へのパチンコ玉の移動量と自己の遊技島か
ら他の遊技島へのパチンコ玉の移動量との差である他自
差玉ATG,BTG,…,FTGを算出し、その各値に
応じて、対応する遊技島5に設けられた景品玉計数器7
のシャッタ開度を、他自差玉の値が大きくなるほど開度
が小さくなるように制御するようにしている。
【0085】そして、このような本実施例のパチンコホ
ールによれば、上記例を挙げて説明したように、各遊技
島5のパチンコ玉貯留量を一定に保たせることができ、
特定の遊技島にてパチンコ玉貯留量が過剰になったり不
足したりするといった不具合を事前に防止することがで
きる。
ールによれば、上記例を挙げて説明したように、各遊技
島5のパチンコ玉貯留量を一定に保たせることができ、
特定の遊技島にてパチンコ玉貯留量が過剰になったり不
足したりするといった不具合を事前に防止することがで
きる。
【0086】また、本実施例では、他自差玉ATG,B
TG,…,FTGの値が−3万個以上の範囲で、その値
が大きくなるほど景品玉計数器7のシャッタ開度を小さ
くするようにしているため、遊技者が何れかの遊技島5
に設けられた景品玉計数器7へ景品玉(特に、他の遊技
島で獲得した景品玉)を投入している最中に、パチンコ
玉の返却が突然できなくなるということがない。よっ
て、遊技客の快適さを損なわずにパチンコ玉貯留量の平
均化を達成することができる。
TG,…,FTGの値が−3万個以上の範囲で、その値
が大きくなるほど景品玉計数器7のシャッタ開度を小さ
くするようにしているため、遊技者が何れかの遊技島5
に設けられた景品玉計数器7へ景品玉(特に、他の遊技
島で獲得した景品玉)を投入している最中に、パチンコ
玉の返却が突然できなくなるということがない。よっ
て、遊技客の快適さを損なわずにパチンコ玉貯留量の平
均化を達成することができる。
【0087】また更に、本実施例では、他自差玉AT
G,BTG,…,FTGの値が+3万個以上になって
も、景品玉計数器7のシャッタ開度は20%に保持され
るようにしているため、パチンコ玉の返却が完全に禁止
されることがない。よって、例えば、本パチンコホール
の閉店直前時等、多数の遊技客が同時にパチンコ玉の計
数を行いたい場合にも、パチンコ玉を計数できないとい
うことがなく、遊技客の快適さを損なわずにパチンコ玉
貯留量の平均化を達成することができる。
G,BTG,…,FTGの値が+3万個以上になって
も、景品玉計数器7のシャッタ開度は20%に保持され
るようにしているため、パチンコ玉の返却が完全に禁止
されることがない。よって、例えば、本パチンコホール
の閉店直前時等、多数の遊技客が同時にパチンコ玉の計
数を行いたい場合にも、パチンコ玉を計数できないとい
うことがなく、遊技客の快適さを損なわずにパチンコ玉
貯留量の平均化を達成することができる。
【0088】一方、本実施例では、隣接する遊技島5に
夫々設けられた各景品玉計数器7についてシャッタ開度
を常時比較し、各景品玉計数器7の事前誘導ディスプレ
イ47に、シャッタ開度の大きい方の景品玉計数器の使
用を遊技者に対して促すためのメッセージを表示させる
ようにしている。よって、シャッタ開度が大きい景品玉
計数器7、即ち、パチンコ玉の返却の制限の度合が小さ
い景品玉計数器7へ、遊技者を自然に導くことができる
ようになり、各遊技島5間でのパチンコ玉貯留量の平均
化を、よりスムーズに達成することができる。
夫々設けられた各景品玉計数器7についてシャッタ開度
を常時比較し、各景品玉計数器7の事前誘導ディスプレ
イ47に、シャッタ開度の大きい方の景品玉計数器の使
用を遊技者に対して促すためのメッセージを表示させる
ようにしている。よって、シャッタ開度が大きい景品玉
計数器7、即ち、パチンコ玉の返却の制限の度合が小さ
い景品玉計数器7へ、遊技者を自然に導くことができる
ようになり、各遊技島5間でのパチンコ玉貯留量の平均
化を、よりスムーズに達成することができる。
【0089】また、既述したように、事前誘導ディスプ
レイ47は、景品玉計数器7の前方に突出した円弧状の
表示面を有しているため、遊技者は、遊技島5間の通路
を歩行中に、或いは各遊技島5の端から、通路に面した
2つの景品玉計数器7のうち、どちらを優先的に使用す
べきかを一目で認識することができる。
レイ47は、景品玉計数器7の前方に突出した円弧状の
表示面を有しているため、遊技者は、遊技島5間の通路
を歩行中に、或いは各遊技島5の端から、通路に面した
2つの景品玉計数器7のうち、どちらを優先的に使用す
べきかを一目で認識することができる。
【0090】尚、上記実施例では、他自差玉ATG,B
TG,…,FTGの値が−3万個以上のときに、景品玉
計数器7のシャッタ開度を100%から小さくさせて、
パチンコ玉の返却を制限するものであったが、シャッタ
開度の減少を開始させる他自差玉の値は、各遊技島5に
貯留されるパチンコ玉の初期量やメインタンク9の容
量、或いは更に各パチンコ機1の特性等に応じて適宜設
定することができる。
TG,…,FTGの値が−3万個以上のときに、景品玉
計数器7のシャッタ開度を100%から小さくさせて、
パチンコ玉の返却を制限するものであったが、シャッタ
開度の減少を開始させる他自差玉の値は、各遊技島5に
貯留されるパチンコ玉の初期量やメインタンク9の容
量、或いは更に各パチンコ機1の特性等に応じて適宜設
定することができる。
【0091】また、上記実施例では、景品玉貯留箱53
を各パチンコ機1に夫々対応させて配置するようにして
いるため、究極的には、どのパチンコ機1から払い出さ
れた景品玉が、どの景品玉計数器7に返却されたのかを
検出できるのであるが、景品玉貯留箱53は、各遊技島
5毎にのみ対応させて配置するようにしてもよい。
を各パチンコ機1に夫々対応させて配置するようにして
いるため、究極的には、どのパチンコ機1から払い出さ
れた景品玉が、どの景品玉計数器7に返却されたのかを
検出できるのであるが、景品玉貯留箱53は、各遊技島
5毎にのみ対応させて配置するようにしてもよい。
【0092】そして、このように構成した場合には、景
品玉貯留箱53に取り付けるIDタグ55は、所属する
遊技島5の識別コードを出力するだけでよく、IDタグ
55の種類を少なくすることができる。また、景品玉貯
留箱53を各遊技島毎にのみ配置する場合には、各景品
玉計数器7が、景品玉貯留箱53の色を検出することに
より、投入された景品玉が、どの遊技島5から払い出さ
れたものであるかを識別するように構成してもよい。
品玉貯留箱53に取り付けるIDタグ55は、所属する
遊技島5の識別コードを出力するだけでよく、IDタグ
55の種類を少なくすることができる。また、景品玉貯
留箱53を各遊技島毎にのみ配置する場合には、各景品
玉計数器7が、景品玉貯留箱53の色を検出することに
より、投入された景品玉が、どの遊技島5から払い出さ
れたものであるかを識別するように構成してもよい。
【0093】一方、上記実施例では、各遊技島5に夫々
設けられた3つの景品玉計数器7について、そのシャッ
タ開度を同じ値に制御するようにしたものであったが、
例えば、図1の景品玉計数器7Al,7Frについて
は、他の景品玉計数器7までに距離があるため、遊技者
の便宜を考えて、可変制御されるシャッタ開度を他のも
のよりも大きめに設定したり、また、100%に固定し
ておいたりしてもよい。
設けられた3つの景品玉計数器7について、そのシャッ
タ開度を同じ値に制御するようにしたものであったが、
例えば、図1の景品玉計数器7Al,7Frについて
は、他の景品玉計数器7までに距離があるため、遊技者
の便宜を考えて、可変制御されるシャッタ開度を他のも
のよりも大きめに設定したり、また、100%に固定し
ておいたりしてもよい。
【0094】ところで、上記実施例では、他自差玉AT
G〜FTGの増減に応じて、遊技島5のパチンコ玉貯留
量も増減するという点に着目し、他自差玉の値に応じて
景品玉計数器7のシャッタ開度を制御するようにした
が、例えば、特定の遊技島5において、遊技者が多量の
景品玉を自島に返却することなく貯留し、且つ、その遊
技島5へ他の遊技島で払い出された景品玉が多量に返却
される、といった特殊な場合には、実際のパチンコ玉貯
留量が減少しているにも関わらず、その遊技島5につい
て算出される他自差玉の値は大きくなって、景品玉計数
器7のシャッタ開度が小さく設定されてしまい、その結
果、パチンコ玉貯留量の減少が助長されてしまうという
虞がある。
G〜FTGの増減に応じて、遊技島5のパチンコ玉貯留
量も増減するという点に着目し、他自差玉の値に応じて
景品玉計数器7のシャッタ開度を制御するようにした
が、例えば、特定の遊技島5において、遊技者が多量の
景品玉を自島に返却することなく貯留し、且つ、その遊
技島5へ他の遊技島で払い出された景品玉が多量に返却
される、といった特殊な場合には、実際のパチンコ玉貯
留量が減少しているにも関わらず、その遊技島5につい
て算出される他自差玉の値は大きくなって、景品玉計数
器7のシャッタ開度が小さく設定されてしまい、その結
果、パチンコ玉貯留量の減少が助長されてしまうという
虞がある。
【0095】そこで、以下、第2実施例として、遊技者
が多量の景品玉を返却することなく足元等に貯留した場
合にも対応することのできるパチンコホールについて説
明する。尚、以下の説明において、遊技者が返却するこ
となく貯留している景品玉を持玉といい、その数を持玉
量或いは持玉数という。
が多量の景品玉を返却することなく足元等に貯留した場
合にも対応することのできるパチンコホールについて説
明する。尚、以下の説明において、遊技者が返却するこ
となく貯留している景品玉を持玉といい、その数を持玉
量或いは持玉数という。
【0096】第2実施例のパチンコホールは、上述した
第1実施例のパチンコホールに対して、ホストコンピュ
ータHCに、図14に示す持玉量設定スイッチ61が接
続される点、及び、ホストコンピュータHCが、図15
に示す他自差玉補正処理を実行する点、が異なってい
る。
第1実施例のパチンコホールに対して、ホストコンピュ
ータHCに、図14に示す持玉量設定スイッチ61が接
続される点、及び、ホストコンピュータHCが、図15
に示す他自差玉補正処理を実行する点、が異なってい
る。
【0097】持玉量設定スイッチ61は、各遊技島5A
〜5Fにおける持玉量をホストコンピュータHCへ入力
するために使用されるものであり、図14に示すよう
に、各遊技島5A〜5Fに夫々対応する6つのスライド
型のスイッチ63a,63b,…,63fを備えてい
る。各スイッチ63a〜63fは、当該持玉量設定スイ
ッチ61の盤面65に設けられた溝67a,67b,
…,67fに夫々沿ってスライド操作されるものであ
り、前記盤面65には、各遊技島5A〜5Fにおける持
玉量を万単位で示す目盛69が付されている。
〜5Fにおける持玉量をホストコンピュータHCへ入力
するために使用されるものであり、図14に示すよう
に、各遊技島5A〜5Fに夫々対応する6つのスライド
型のスイッチ63a,63b,…,63fを備えてい
る。各スイッチ63a〜63fは、当該持玉量設定スイ
ッチ61の盤面65に設けられた溝67a,67b,
…,67fに夫々沿ってスライド操作されるものであ
り、前記盤面65には、各遊技島5A〜5Fにおける持
玉量を万単位で示す目盛69が付されている。
【0098】このような持玉量設定スイッチ61は、当
該パチンコホールの従業員によって操作される。即ち、
従業員は、各遊技島5A〜5Fにおける持玉量を目測に
よって把握した後、各遊技島5A〜5Fに対応するスイ
ッチ63a〜63fを、夫々、目測した持玉量を示す目
盛69の位置までスライドさせる。
該パチンコホールの従業員によって操作される。即ち、
従業員は、各遊技島5A〜5Fにおける持玉量を目測に
よって把握した後、各遊技島5A〜5Fに対応するスイ
ッチ63a〜63fを、夫々、目測した持玉量を示す目
盛69の位置までスライドさせる。
【0099】すると、持玉量設定スイッチ61からホス
トコンピュータHCへは、各スイッチ63a〜63fの
スライド位置に対応した値が、各遊技島5A〜5Fの持
玉量として出力される。一方、ホストコンピュータは、
図15に示す他自差玉補正処理を実行することにより、
集計処理のS330で算出した他自差玉ATG〜FTG
の値を、持玉量設定スイッチ61から出力された持玉量
に基づいて補正する。尚、他自差玉補正処理も、既述し
た他の処理と同様に、所定時間毎に繰り返し実行され
る。
トコンピュータHCへは、各スイッチ63a〜63fの
スライド位置に対応した値が、各遊技島5A〜5Fの持
玉量として出力される。一方、ホストコンピュータは、
図15に示す他自差玉補正処理を実行することにより、
集計処理のS330で算出した他自差玉ATG〜FTG
の値を、持玉量設定スイッチ61から出力された持玉量
に基づいて補正する。尚、他自差玉補正処理も、既述し
た他の処理と同様に、所定時間毎に繰り返し実行され
る。
【0100】図15に示すように、ホストコンピュータ
HCは、他自差玉補正処理の実行を開始すると、まず、
S810にて、持玉量設定スイッチ61から出力された
各遊技島5A〜5Fの持玉量(以下、設定値という)K
A,KB,…,KFを読み込む。そして、続くS820
にて、読み込んだ設定値KA,KB,…,KFの平均値
KHを算出し、続くS830にて、各設定値KA,K
B,…,KFと平均値KHとの差を、偏差値SA,S
B,…,SFとして算出する。
HCは、他自差玉補正処理の実行を開始すると、まず、
S810にて、持玉量設定スイッチ61から出力された
各遊技島5A〜5Fの持玉量(以下、設定値という)K
A,KB,…,KFを読み込む。そして、続くS820
にて、読み込んだ設定値KA,KB,…,KFの平均値
KHを算出し、続くS830にて、各設定値KA,K
B,…,KFと平均値KHとの差を、偏差値SA,S
B,…,SFとして算出する。
【0101】そして、続くS840にて、集計処理のS
330で算出した他自差玉ATG,BTG,…,FTG
の夫々から、S830で算出した偏差値SA,SB,
…,SFを減じて、その各値を新たな他自差玉ATG,
BTG,…,FTGとして設定し、その後、当該他自差
玉補正処理を終了する。
330で算出した他自差玉ATG,BTG,…,FTG
の夫々から、S830で算出した偏差値SA,SB,
…,SFを減じて、その各値を新たな他自差玉ATG,
BTG,…,FTGとして設定し、その後、当該他自差
玉補正処理を終了する。
【0102】すると、図9に示したシャッタ制御処理の
S420では、上記S840で設定された他自差玉AT
G,BTG,…,FTGに基づいて、各景品玉計数器7
のシャッタ開度が算出される。従って、このような第2
実施例のパチンコホールによれば、持玉量の多い遊技島
5ほど、他自差玉ATG,BTG,…,FTGの値が小
さくなるように補正されるため、上述した特殊な例のよ
うに、多量の持玉が発生してパチンコ玉貯留量が減少し
ている遊技島については、その遊技島に設けられた景品
玉計数器7のシャッタ開度を、通常制御時よりも大きく
設定させることができ、延いては、パチンコ玉貯留量を
速やかに増加させることができる。
S420では、上記S840で設定された他自差玉AT
G,BTG,…,FTGに基づいて、各景品玉計数器7
のシャッタ開度が算出される。従って、このような第2
実施例のパチンコホールによれば、持玉量の多い遊技島
5ほど、他自差玉ATG,BTG,…,FTGの値が小
さくなるように補正されるため、上述した特殊な例のよ
うに、多量の持玉が発生してパチンコ玉貯留量が減少し
ている遊技島については、その遊技島に設けられた景品
玉計数器7のシャッタ開度を、通常制御時よりも大きく
設定させることができ、延いては、パチンコ玉貯留量を
速やかに増加させることができる。
【0103】次に、第3実施例について説明する。第3
実施例のパチンコホールは、第2実施例のパチンコホー
ルに対して、持玉量設定スイッチが図16に示すように
構成されている点、及び、ホストコンピュータHCが、
図15に示した他自差玉補正処理に加えて、更に、図1
7に示す自動補正処理を実行する点、が異なっている。
実施例のパチンコホールは、第2実施例のパチンコホー
ルに対して、持玉量設定スイッチが図16に示すように
構成されている点、及び、ホストコンピュータHCが、
図15に示した他自差玉補正処理に加えて、更に、図1
7に示す自動補正処理を実行する点、が異なっている。
【0104】まず、図16に示すように、本第3実施例
で用いられる持玉量設定スイッチ71は、その盤面73
に、各遊技島5A,5B,…,5Fに夫々対応付けされ
た複数の操作ボタンを備えている。即ち、持玉量設定ス
イッチ71には、自動設定ボタン75a,75b,…,
75fと、増加ボタン77a,77b,…,77f及び
減少ボタン79a,79b,…,79fと、現在の設定
値KA,KB,…,KFを目盛81に対応して表すため
の複数の発光ダイオード(以下、LEDという)83
と、が設けられている。
で用いられる持玉量設定スイッチ71は、その盤面73
に、各遊技島5A,5B,…,5Fに夫々対応付けされ
た複数の操作ボタンを備えている。即ち、持玉量設定ス
イッチ71には、自動設定ボタン75a,75b,…,
75fと、増加ボタン77a,77b,…,77f及び
減少ボタン79a,79b,…,79fと、現在の設定
値KA,KB,…,KFを目盛81に対応して表すため
の複数の発光ダイオード(以下、LEDという)83
と、が設けられている。
【0105】尚、本第3実施例においても、目盛81の
単位は「万」である。また、図16において、自動設定
ボタン75a,75b,…,75fと増加ボタン77
a,77b,…,77fとの間に示された「○」印の位
置には、夫々、赤色のLEDと青色のLEDとが2つ1
組で設けられており、LED83とは、赤・青の1組の
LEDを指している。
単位は「万」である。また、図16において、自動設定
ボタン75a,75b,…,75fと増加ボタン77
a,77b,…,77fとの間に示された「○」印の位
置には、夫々、赤色のLEDと青色のLEDとが2つ1
組で設けられており、LED83とは、赤・青の1組の
LEDを指している。
【0106】このような持玉量設定スイッチ71におい
て、自動設定ボタン75a〜75fは、既述した他自差
玉補正処理(図15)で用いる各設定値KA〜KFを、
夫々、自動的に算出するか、或いは手動で入力するか、
を選択するためのものであり、1回押す毎に、自動と手
動とが切り替わるようになっている。
て、自動設定ボタン75a〜75fは、既述した他自差
玉補正処理(図15)で用いる各設定値KA〜KFを、
夫々、自動的に算出するか、或いは手動で入力するか、
を選択するためのものであり、1回押す毎に、自動と手
動とが切り替わるようになっている。
【0107】また、増加ボタン77a〜77f及び減少
ボタン79a〜79fは、自動設定ボタン75a〜75
fによって、対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜
KFを手動入力すると設定された場合にのみ有効とな
る。そして、増加ボタン77a〜77fを1回押す毎
に、対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜KFが、
目盛81の1つ分(本実施例では、5万個)だけ増加
し、逆に、減少ボタン79a〜79fを1回押す毎に、
対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜KFが、目盛
81の1つ分だけ減少するようになっている。
ボタン79a〜79fは、自動設定ボタン75a〜75
fによって、対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜
KFを手動入力すると設定された場合にのみ有効とな
る。そして、増加ボタン77a〜77fを1回押す毎
に、対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜KFが、
目盛81の1つ分(本実施例では、5万個)だけ増加
し、逆に、減少ボタン79a〜79fを1回押す毎に、
対応する遊技島5A〜5Fの設定値KA〜KFが、目盛
81の1つ分だけ減少するようになっている。
【0108】次に、ホストコンピュータHCが実行する
自動補正処理について説明する。この自動補正処理は、
各遊技島5の1つずつについて、5A,5B,5C,5
D,5E,5Fの順に設定値KA〜KFを算出するもの
であり、所定時間毎に繰り返して実行される。よって、
この処理が6回実行される毎に、全ての遊技島5A〜5
Fについて設定値KA〜KFが算出される。
自動補正処理について説明する。この自動補正処理は、
各遊技島5の1つずつについて、5A,5B,5C,5
D,5E,5Fの順に設定値KA〜KFを算出するもの
であり、所定時間毎に繰り返して実行される。よって、
この処理が6回実行される毎に、全ての遊技島5A〜5
Fについて設定値KA〜KFが算出される。
【0109】尚、以下では、遊技島5Aについての場
合、即ち設定値KAを算出する場合を例に挙げて説明す
る。図17に示すように、ホストコンピュータHCは、
自動補正処理の実行を開始すると、まず、S910に
て、今回の処理実行で設定値を算出すべき遊技島を決定
すると共に、決定した遊技島(本例の場合は遊技島5
A)に対応する図16の自動設定ボタン75aによっ
て、設定値KAの算出が自動に設定されているか否かを
判定する。そして、自動に設定されていると判定した場
合には、S920へ進んで、遊技島5Aでのセーフ玉数
SFA及びアウト玉数OTAを、ホール管理コンピュー
タHKから入力する。
合、即ち設定値KAを算出する場合を例に挙げて説明す
る。図17に示すように、ホストコンピュータHCは、
自動補正処理の実行を開始すると、まず、S910に
て、今回の処理実行で設定値を算出すべき遊技島を決定
すると共に、決定した遊技島(本例の場合は遊技島5
A)に対応する図16の自動設定ボタン75aによっ
て、設定値KAの算出が自動に設定されているか否かを
判定する。そして、自動に設定されていると判定した場
合には、S920へ進んで、遊技島5Aでのセーフ玉数
SFA及びアウト玉数OTAを、ホール管理コンピュー
タHKから入力する。
【0110】尚、本実施例において、ホール管理コンピ
ュータHKは、図2の配給樋17から各パチンコ機1へ
夫々供給されるパチンコ玉の数を、各パチンコ機1のセ
ーフ玉数として常時累算して計数すると共に、図2の各
アウト玉排出口21からメインタンク9へ戻されるパチ
ンコ玉の数を、各パチンコ機1のアウト玉数として常時
累算して計数している。また更に、ホール管理コンピュ
ータHKは、各玉貸し機から遊技者に払い出されたパチ
ンコ玉の数も、常時累算して計数している。そして、上
記セーフ玉数SFAとは、遊技島5Aに配設された全パ
チンコ機1のセーフ玉数を合計した値に、遊技島5Aの
全玉貸し機から払い出されたパチンコ玉の数を加算した
ものであり、上記アウト玉数OTAとは、遊技島5Aに
配設された全パチンコ機1のアウト玉数を合計したもの
である。
ュータHKは、図2の配給樋17から各パチンコ機1へ
夫々供給されるパチンコ玉の数を、各パチンコ機1のセ
ーフ玉数として常時累算して計数すると共に、図2の各
アウト玉排出口21からメインタンク9へ戻されるパチ
ンコ玉の数を、各パチンコ機1のアウト玉数として常時
累算して計数している。また更に、ホール管理コンピュ
ータHKは、各玉貸し機から遊技者に払い出されたパチ
ンコ玉の数も、常時累算して計数している。そして、上
記セーフ玉数SFAとは、遊技島5Aに配設された全パ
チンコ機1のセーフ玉数を合計した値に、遊技島5Aの
全玉貸し機から払い出されたパチンコ玉の数を加算した
ものであり、上記アウト玉数OTAとは、遊技島5Aに
配設された全パチンコ機1のアウト玉数を合計したもの
である。
【0111】そして、続くS930では、図12(a)
のテーブル1を参照して、遊技島5Aから払い出されて
何れかの景品玉計数器7に返却されたパチンコ玉の総数
AGを、「AG=TAA+TBA+TCA+TDA+TEA+TF
A」の式によって算出し、続くS940にて、S920
で入力したセーフ玉数SFAからアウト玉数OTAを引
き、更に、その値(SFA−OTA)からS930で算
出した総数AGを引いた値(SFA−OTA−AG)
を、遊技島5Aにおける持玉数AMとして記憶する。そ
して、続くS950にて、S940で算出した持玉数A
Mを、他自差玉補正処理(図15)のS820及びS8
30で用いる設定値KAとして設定し、続くS960に
て、自動設定ボタン75aと増加ボタン77aとの間に
設けられたLED83のうち、S940で算出した持玉
数AMに対応する目盛81の位置にある赤色のLEDを
点灯させ、その後、当該自動補正処理を終了する。
のテーブル1を参照して、遊技島5Aから払い出されて
何れかの景品玉計数器7に返却されたパチンコ玉の総数
AGを、「AG=TAA+TBA+TCA+TDA+TEA+TF
A」の式によって算出し、続くS940にて、S920
で入力したセーフ玉数SFAからアウト玉数OTAを引
き、更に、その値(SFA−OTA)からS930で算
出した総数AGを引いた値(SFA−OTA−AG)
を、遊技島5Aにおける持玉数AMとして記憶する。そ
して、続くS950にて、S940で算出した持玉数A
Mを、他自差玉補正処理(図15)のS820及びS8
30で用いる設定値KAとして設定し、続くS960に
て、自動設定ボタン75aと増加ボタン77aとの間に
設けられたLED83のうち、S940で算出した持玉
数AMに対応する目盛81の位置にある赤色のLEDを
点灯させ、その後、当該自動補正処理を終了する。
【0112】つまり、ホール管理コンピュータHKから
のセーフ玉数SFAとアウト玉数OTAとの差(SFA
−OTA)は、遊技島5Aのパチンコ機1及び玉貸し機
から遊技者へ払い出されたパチンコ玉の合計を表してい
るため、その値(SFA−OTA)から、遊技島5Aか
ら払い出されて何れかの景品玉計数器7に返却されたパ
チンコ玉の総数AGを引けば、その値(SFA−OTA
−AG)は、遊技島5Aから払い出されたパチンコ玉の
うち、遊技者によって返却されずに貯留されている持玉
の数AMとなる。よって、S920〜S950の処理で
は、ホール管理コンピュータHKからのセーフ玉数SF
A及びアウト玉数OTAに基づき算出した持玉数AM
を、設定値KAとして自動設定するようにしている。
のセーフ玉数SFAとアウト玉数OTAとの差(SFA
−OTA)は、遊技島5Aのパチンコ機1及び玉貸し機
から遊技者へ払い出されたパチンコ玉の合計を表してい
るため、その値(SFA−OTA)から、遊技島5Aか
ら払い出されて何れかの景品玉計数器7に返却されたパ
チンコ玉の総数AGを引けば、その値(SFA−OTA
−AG)は、遊技島5Aから払い出されたパチンコ玉の
うち、遊技者によって返却されずに貯留されている持玉
の数AMとなる。よって、S920〜S950の処理で
は、ホール管理コンピュータHKからのセーフ玉数SF
A及びアウト玉数OTAに基づき算出した持玉数AM
を、設定値KAとして自動設定するようにしている。
【0113】一方、S910にて、自動設定ボタン75
aによって設定値KAの算出が自動に設定されていない
と判定した場合には、自動設定ボタン75aと増加ボタ
ン77aとの間に設けられたLED83のうち、現在の
設定値KAに対応する目盛81の位置にある青色のLE
Dを点灯させた後、S970に移行する。
aによって設定値KAの算出が自動に設定されていない
と判定した場合には、自動設定ボタン75aと増加ボタ
ン77aとの間に設けられたLED83のうち、現在の
設定値KAに対応する目盛81の位置にある青色のLE
Dを点灯させた後、S970に移行する。
【0114】そして、S970では、増加ボタン77a
が押されたか否かを判定し、押されたと判定した場合に
は、続くS980にて、点灯させる青色のLEDを、図
16において上へ1つ移動させる。そして、S980の
処理を実行するか、或いはSS970で増加ボタン77
aが押されていないと判定すると、S990に移行し
て、今度は、減少ボタン79aが押されたか否かを判定
し、押されたと判定した場合には、続くS1000に
て、点灯させる青色のLEDを、図16において下へ1
つ移動させる。
が押されたか否かを判定し、押されたと判定した場合に
は、続くS980にて、点灯させる青色のLEDを、図
16において上へ1つ移動させる。そして、S980の
処理を実行するか、或いはSS970で増加ボタン77
aが押されていないと判定すると、S990に移行し
て、今度は、減少ボタン79aが押されたか否かを判定
し、押されたと判定した場合には、続くS1000に
て、点灯させる青色のLEDを、図16において下へ1
つ移動させる。
【0115】そして、S1000の処理を実行するか、
或いはSS990で減少ボタン79aが押されていない
と判定すると、S1010に移行して、現在点灯してい
る青色のLEDの位置に対応した値を、他自差玉補正処
理(図15)のS820及びS830で用いる設定値K
Aとして設定し、その後、当該自動補正処理を終了す
る。例えば、目盛81の値が「10」である位置のLE
Dが点灯している場合には、設定値KAとして10万個
が設定されることとなる。
或いはSS990で減少ボタン79aが押されていない
と判定すると、S1010に移行して、現在点灯してい
る青色のLEDの位置に対応した値を、他自差玉補正処
理(図15)のS820及びS830で用いる設定値K
Aとして設定し、その後、当該自動補正処理を終了す
る。例えば、目盛81の値が「10」である位置のLE
Dが点灯している場合には、設定値KAとして10万個
が設定されることとなる。
【0116】つまり、S970〜S1010の処理で
は、自動設定ボタン75aにより手動に設定された場合
に、増加ボタン77a及び減少ボタン79aの操作によ
り、設定値KAを任意に設定できるようにしている。
尚、他の遊技島5B〜5Fについても、上述した遊技島
5Aの場合と全く同様に、自動設定ボタン75b〜75
fの切り替え操作によって、設定値KB〜KFが、自動
或いは手動で算出される。
は、自動設定ボタン75aにより手動に設定された場合
に、増加ボタン77a及び減少ボタン79aの操作によ
り、設定値KAを任意に設定できるようにしている。
尚、他の遊技島5B〜5Fについても、上述した遊技島
5Aの場合と全く同様に、自動設定ボタン75b〜75
fの切り替え操作によって、設定値KB〜KFが、自動
或いは手動で算出される。
【0117】以上のような第3実施例によれば、各遊技
島5A〜5Fにおける持玉量(持玉数)、即ち、他自差
玉ATG〜FTGを補正するための設定値KA〜KFを
自動的に算出することができるため、各遊技島5A〜5
Fにおけるパチンコ玉貯留量を、第2実施例のパチンコ
ホールに比べて、より簡単に安定させることができる。
島5A〜5Fにおける持玉量(持玉数)、即ち、他自差
玉ATG〜FTGを補正するための設定値KA〜KFを
自動的に算出することができるため、各遊技島5A〜5
Fにおけるパチンコ玉貯留量を、第2実施例のパチンコ
ホールに比べて、より簡単に安定させることができる。
【0118】一方、ホストコンピュータHCが、上述し
た自動補正処理のS920〜S940を各遊技島5A〜
5Fの夫々について実行すれば、各遊技島5A〜5Fに
おける持玉数AM〜FMを自動的に且つ正確に算出する
ことができ、算出した持玉数AM〜FMを用いれば、各
遊技島5A〜5Fにおける景品玉計数器7のシャッタ開
度を様々に制御することができる。
た自動補正処理のS920〜S940を各遊技島5A〜
5Fの夫々について実行すれば、各遊技島5A〜5Fに
おける持玉数AM〜FMを自動的に且つ正確に算出する
ことができ、算出した持玉数AM〜FMを用いれば、各
遊技島5A〜5Fにおける景品玉計数器7のシャッタ開
度を様々に制御することができる。
【0119】そこで次に、第4実施例について説明す
る。第4実施例は、第3実施例に対して、ホストコンピ
ュータHCが、図16に示した持玉量設定スイッチ71
の操作に関わらず、各遊技島5A〜5Fの夫々について
自動補正処理のS920〜S950を実行する点、及
び、ホストコンピュータHCが、下記(a)〜(e)の
ような処理を追加して所定時間毎に繰り返して実行する
点、が異なっている。
る。第4実施例は、第3実施例に対して、ホストコンピ
ュータHCが、図16に示した持玉量設定スイッチ71
の操作に関わらず、各遊技島5A〜5Fの夫々について
自動補正処理のS920〜S950を実行する点、及
び、ホストコンピュータHCが、下記(a)〜(e)の
ような処理を追加して所定時間毎に繰り返して実行する
点、が異なっている。
【0120】以下、ホストコンピュータHCが追加して
実行する処理について、遊技島5Aについての場合を例
に挙げて説明する。尚、下記(a)〜(e)の処理は、
遊技島5A以外の遊技島5B〜5Fについても全く同様
に実行されるものである。第4実施例において、ホスト
コンピュータHCは、 (a)まず、遊技島5Aの景品玉計数器7Al,7A
m,7Arからの計数データに基づいて、遊技島5Aに
返却されたパチンコ玉の総数GKAを算出する。
実行する処理について、遊技島5Aについての場合を例
に挙げて説明する。尚、下記(a)〜(e)の処理は、
遊技島5A以外の遊技島5B〜5Fについても全く同様
に実行されるものである。第4実施例において、ホスト
コンピュータHCは、 (a)まず、遊技島5Aの景品玉計数器7Al,7A
m,7Arからの計数データに基づいて、遊技島5Aに
返却されたパチンコ玉の総数GKAを算出する。
【0121】(b)そして、その総数GKAと、上記セ
ーフ玉数SFA(パチンコ機1のセーフ玉数+玉貸し機
から払い出されたパチンコ玉の数)と、上記アウト玉数
OTAと、遊技島5Aのメインタンク9に貯留されたパ
チンコ玉の初期量SKAとから、下記の数式1に基づ
き、遊技島5Aのメインタンク9に現在貯留されている
パチンコ玉の残量ZAを算出する。
ーフ玉数SFA(パチンコ機1のセーフ玉数+玉貸し機
から払い出されたパチンコ玉の数)と、上記アウト玉数
OTAと、遊技島5Aのメインタンク9に貯留されたパ
チンコ玉の初期量SKAとから、下記の数式1に基づ
き、遊技島5Aのメインタンク9に現在貯留されている
パチンコ玉の残量ZAを算出する。
【0122】
【数1】 ZA=SKA−(SFA−OTA−GKA) …… 数式1 (c)次に、メインタンク9の最大貯留量MXAと上記
の如く算出した残量ZAとの差、即ち、その時点で遊技
島5Aへ返却可能なパチンコ玉の許容量(MXA−Z
A)を算出する。
の如く算出した残量ZAとの差、即ち、その時点で遊技
島5Aへ返却可能なパチンコ玉の許容量(MXA−Z
A)を算出する。
【0123】(e)そして、パチンコホールが閉店する
所定時間前(例えば1時間前)になったら、それ以後
は、図9に示したシャッタ制御処理の代わりに、上記許
容量(MXA−ZA)が自動補正処理のS940で算出
した持玉数AMよりも大きいか否かを判定し、許容量
(MXA−ZA)の方が大きい場合には、遊技島5Aに
設けられた景品玉計数器7Al,7Am,7Arのシャ
ッタ開度を100%にし、逆に持玉数AMの方が大きい
場合には、持玉数AMと許容量(MXA−ZA)との差
(AM−(MXA−ZA))に応じて、その値が大きい
ほど、景品玉計数器7Al,7Am,7Arのシャッタ
開度を小さく設定する。
所定時間前(例えば1時間前)になったら、それ以後
は、図9に示したシャッタ制御処理の代わりに、上記許
容量(MXA−ZA)が自動補正処理のS940で算出
した持玉数AMよりも大きいか否かを判定し、許容量
(MXA−ZA)の方が大きい場合には、遊技島5Aに
設けられた景品玉計数器7Al,7Am,7Arのシャ
ッタ開度を100%にし、逆に持玉数AMの方が大きい
場合には、持玉数AMと許容量(MXA−ZA)との差
(AM−(MXA−ZA))に応じて、その値が大きい
ほど、景品玉計数器7Al,7Am,7Arのシャッタ
開度を小さく設定する。
【0124】つまり、第4実施例では、上記数式1によ
り、各遊技島5A〜5Fのメインタンク9に現在貯留さ
れているパチンコ玉の残量を算出すると共に、その値を
メインタンク9の最大貯留量から引いて、各遊技島5へ
返却可能なパチンコ玉の許容量を算出するようにしてい
る。そして、パチンコホールが閉店する所定時間前にな
ると、その後は、返却可能なパチンコ玉の許容量が持玉
数よりも大きい遊技島5については、景品玉計数器7の
シャッタ開度を制限せずに100%に設定し、返却可能
なパチンコ玉の許容量が持玉数よりも小さい遊技島5に
ついては、持玉数と上記許容量との差に応じて、その値
が大きいほど、景品玉計数器7のシャッタ開度を小さく
設定するようにしている。
り、各遊技島5A〜5Fのメインタンク9に現在貯留さ
れているパチンコ玉の残量を算出すると共に、その値を
メインタンク9の最大貯留量から引いて、各遊技島5へ
返却可能なパチンコ玉の許容量を算出するようにしてい
る。そして、パチンコホールが閉店する所定時間前にな
ると、その後は、返却可能なパチンコ玉の許容量が持玉
数よりも大きい遊技島5については、景品玉計数器7の
シャッタ開度を制限せずに100%に設定し、返却可能
なパチンコ玉の許容量が持玉数よりも小さい遊技島5に
ついては、持玉数と上記許容量との差に応じて、その値
が大きいほど、景品玉計数器7のシャッタ開度を小さく
設定するようにしている。
【0125】従って、第4実施例によれば、多数の遊技
客が同時にパチンコ玉の返却を行おうとするパチンコホ
ールの閉店直前時において、その島の持玉を全て収容す
るだけの余裕がある遊技島5については、速やかにパチ
ンコ玉の返却を行わせ、また、持玉を全て収容しようと
するとメインタンク9が満杯になってしまう遊技島5に
ついては、パチンコ玉の返却を抑制することができる。
この結果、パチンコホールの閉店直前時に、特定の遊技
島5のメインタンク9だけが満杯になってしまうといっ
た不具合を防ぐことができ、パチンコ玉の返却を、より
スムーズに行わせることができるようになる。
客が同時にパチンコ玉の返却を行おうとするパチンコホ
ールの閉店直前時において、その島の持玉を全て収容す
るだけの余裕がある遊技島5については、速やかにパチ
ンコ玉の返却を行わせ、また、持玉を全て収容しようと
するとメインタンク9が満杯になってしまう遊技島5に
ついては、パチンコ玉の返却を抑制することができる。
この結果、パチンコホールの閉店直前時に、特定の遊技
島5のメインタンク9だけが満杯になってしまうといっ
た不具合を防ぐことができ、パチンコ玉の返却を、より
スムーズに行わせることができるようになる。
【図1】 実施例のパチンコホールの平面図である。
【図2】 実施例の遊技島の内部構造を示す断面図であ
る。
る。
【図3】 実施例の遊技島に設けられた景品玉計数器を
表す斜視図である。
表す斜視図である。
【図4】 実施例のパチンコホールに用いられた景品玉
貯留箱を説明する説明図である。
貯留箱を説明する説明図である。
【図5】 実施例の景品玉計数器にて実行される計数処
理を表すフローチャートである。
理を表すフローチャートである。
【図6】 実施例の景品玉計数器にて実行されるシャッ
タ開度変更処理を表すフローチャートである。
タ開度変更処理を表すフローチャートである。
【図7】 景品玉計数器の主ディスプレイに表示される
メッセージを説明する説明図である。
メッセージを説明する説明図である。
【図8】 実施例のホストコンピュータが実行する集計
処理を表すフローチャートである。
処理を表すフローチャートである。
【図9】 実施例のホストコンピュータが実行するシャ
ッタ制御処理を表すフローチャートである。
ッタ制御処理を表すフローチャートである。
【図10】 実施例のホストコンピュータが実行する事
前誘導ディスプレイ制御処理を表すフローチャートであ
る。
前誘導ディスプレイ制御処理を表すフローチャートであ
る。
【図11】 事前誘導ディスプレイ制御処理のS590
で実行される隣接誘導処理を表すフローチャートであ
る。
で実行される隣接誘導処理を表すフローチャートであ
る。
【図12】 ホストコンピュータが集計処理の実行時に
作成するテーブル1,2を説明する説明図である。
作成するテーブル1,2を説明する説明図である。
【図13】 ホストコンピュータがシャッタ制御処理の
実行時に参照するテーブル3を説明する説明図である。
実行時に参照するテーブル3を説明する説明図である。
【図14】 第2実施例で使用される持玉量設定スイッ
チを表わす平面図である。
チを表わす平面図である。
【図15】 第2実施例のホストコンピュータが実行す
る他自差玉補正処理を表わすフローチャートである。
る他自差玉補正処理を表わすフローチャートである。
【図16】 第3実施例で使用される持玉量設定スイッ
チを表わす平面図である。
チを表わす平面図である。
【図17】 第3実施例のホストコンピュータが実行す
る自動補正処理を表わすフローチャートである。
る自動補正処理を表わすフローチャートである。
1…パチンコ機 5,5A〜5F…遊技島 7,7Al,7Am,7Ar〜7Fl,7Fm,7Fr
…景品玉計数器 HC…ホストコンピュータ HK…ホール管理コンピ
ュータ 9…メインタンク 13…玉揚送機 23…パチン
コ玉投入口 41…シャッタ 43…シャッタ駆動用アクチュエー
タ 45…主ディスプレイ 47…事前誘導ディスプレイ
51…アンテナ 53…景品玉貯留箱 55…IDタグ 61,71
…持玉量設定スイッチ
…景品玉計数器 HC…ホストコンピュータ HK…ホール管理コンピ
ュータ 9…メインタンク 13…玉揚送機 23…パチン
コ玉投入口 41…シャッタ 43…シャッタ駆動用アクチュエー
タ 45…主ディスプレイ 47…事前誘導ディスプレイ
51…アンテナ 53…景品玉貯留箱 55…IDタグ 61,71
…持玉量設定スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 パチンコ遊技場及び遊技島のパチンコ
玉貯留量平均化装置
玉貯留量平均化装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】独立島方式とは、各遊技島に景品玉計数器
を設置して、各景品玉計数器からそれぞれの設置されて
いる遊技島の貯留タンクへだけパチンコ玉を返却するよ
うにしたものである。
を設置して、各景品玉計数器からそれぞれの設置されて
いる遊技島の貯留タンクへだけパチンコ玉を返却するよ
うにしたものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、独立島方式
を採用したパチンコ遊技場において、どの遊技島からパ
チンコ玉が返却されたのかが分かるようにすることを第
1の目的とし、景品玉貯留箱が所属の異なる遊技島に配
置されてしまったことが分かるようにすることを第2の
目的としている。そして、各遊技島のパチンコ玉貯留量
を平均化するのに好適な遊技島のパチンコ玉貯留量平均
化装置を提供することを第3の目的としている。
を採用したパチンコ遊技場において、どの遊技島からパ
チンコ玉が返却されたのかが分かるようにすることを第
1の目的とし、景品玉貯留箱が所属の異なる遊技島に配
置されてしまったことが分かるようにすることを第2の
目的としている。そして、各遊技島のパチンコ玉貯留量
を平均化するのに好適な遊技島のパチンコ玉貯留量平均
化装置を提供することを第3の目的としている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載の本発明は、複数台の遊技機
を並べて構成される遊技島が複数設置され、前記遊技島
の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出されるパチン
コ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者が景品交
換のために計数しようとするパチンコ玉を受け入れて該
パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチンコ玉を前
記パチンコ玉貯留手段へ返却する景品玉計数器と、を設
けたパチンコ遊技場において、遊技者が前記遊技機から
払い出された景品玉を蓄えるため、及び該景品玉を前記
景品玉計数器へ投入するために用いる景品玉貯留箱に、
該景品玉貯留箱が配置される遊技島を表す島識別情報を
予め付与しておき、前記各景品玉計数器に、景品玉の投
入に用いられた景品玉貯留箱の島識別情報を検出する情
報検出手段を設けたこと、を特徴とするパチンコ遊技場
を要旨としている。
になされた請求項1に記載の本発明は、複数台の遊技機
を並べて構成される遊技島が複数設置され、前記遊技島
の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出されるパチン
コ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者が景品交
換のために計数しようとするパチンコ玉を受け入れて該
パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチンコ玉を前
記パチンコ玉貯留手段へ返却する景品玉計数器と、を設
けたパチンコ遊技場において、遊技者が前記遊技機から
払い出された景品玉を蓄えるため、及び該景品玉を前記
景品玉計数器へ投入するために用いる景品玉貯留箱に、
該景品玉貯留箱が配置される遊技島を表す島識別情報を
予め付与しておき、前記各景品玉計数器に、景品玉の投
入に用いられた景品玉貯留箱の島識別情報を検出する情
報検出手段を設けたこと、を特徴とするパチンコ遊技場
を要旨としている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、請求項2に記載の本発明は、複数台
の遊技機を並べて構成される遊技島が複数設置され、前
記遊技島の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出され
るパチンコ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者
が景品交換のために計数しようとするパチンコ玉を受け
入れて該パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチン
コ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却する景品玉計数器
と、を設けたパチンコ遊技場において、遊技者が前記遊
技機から払い出された景品玉を蓄えるため、及び該景品
玉を前記景品玉計数器へ投入するために用いる景品玉貯
留箱に、該景品玉貯留箱が所属する遊技島毎に異なる色
の着色をなしたこと、を特徴としている。
の遊技機を並べて構成される遊技島が複数設置され、前
記遊技島の夫々に、入賞時の景品玉等として払い出され
るパチンコ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、遊技者
が景品交換のために計数しようとするパチンコ玉を受け
入れて該パチンコ玉を計数すると共に、計数したパチン
コ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却する景品玉計数器
と、を設けたパチンコ遊技場において、遊技者が前記遊
技機から払い出された景品玉を蓄えるため、及び該景品
玉を前記景品玉計数器へ投入するために用いる景品玉貯
留箱に、該景品玉貯留箱が所属する遊技島毎に異なる色
の着色をなしたこと、を特徴としている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また更に、請求項3に記載の本発明は、複
数台の遊技機を並べて構成される遊技島が複数設置さ
れ、前記遊技島の夫々に、入賞時の景品玉等として払い
出されるパチンコ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、
遊技者が景品交換のために計数しようとするパチンコ玉
を受け入れて該パチンコ玉を計数すると共に、計数した
パチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却する景品玉
計数器と、を設けたパチンコ遊技場に用いられ、前記各
遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するためのパチンコ
玉貯留量平均化装置において、前記景品玉計数器は、遊
技者がパチンコ玉を投入するために接近したことを検出
するための赤外線センサを備えると共に、該赤外線セン
サによって当該景品玉計数器に遊技者が接近したことが
検出されたときに、本計数システムの概要を遊技客に知
らせるためのメッセージを表示する処理を実行するこ
と、を特徴としている。
数台の遊技機を並べて構成される遊技島が複数設置さ
れ、前記遊技島の夫々に、入賞時の景品玉等として払い
出されるパチンコ玉を貯留するパチンコ玉貯留手段と、
遊技者が景品交換のために計数しようとするパチンコ玉
を受け入れて該パチンコ玉を計数すると共に、計数した
パチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ返却する景品玉
計数器と、を設けたパチンコ遊技場に用いられ、前記各
遊技島のパチンコ玉貯留量を平均化するためのパチンコ
玉貯留量平均化装置において、前記景品玉計数器は、遊
技者がパチンコ玉を投入するために接近したことを検出
するための赤外線センサを備えると共に、該赤外線セン
サによって当該景品玉計数器に遊技者が接近したことが
検出されたときに、本計数システムの概要を遊技客に知
らせるためのメッセージを表示する処理を実行するこ
と、を特徴としている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の実施の形態】上記のように構成された請求項1
に記載のパチンコ遊技場においては、遊技者が遊技機か
ら払い出された景品玉を蓄えて、その景品玉を景品玉計
数器へ投入するために用いる景品玉貯留箱に、それらが
配置される遊技島を表す島識別情報が予め付与されてい
る。そして、遊技者は、景品交換のために景品玉を計数
したいときには、景品玉貯留箱に蓄えた景品玉を、何れ
かの遊技島に設けられた景品玉計数器に投入する。する
と、景品玉計数器は、投入された景品玉を受け入れて計
数すると共に、計数した景品玉を自己が設けられた遊技
島のパチンコ玉貯留手段に返却する。
に記載のパチンコ遊技場においては、遊技者が遊技機か
ら払い出された景品玉を蓄えて、その景品玉を景品玉計
数器へ投入するために用いる景品玉貯留箱に、それらが
配置される遊技島を表す島識別情報が予め付与されてい
る。そして、遊技者は、景品交換のために景品玉を計数
したいときには、景品玉貯留箱に蓄えた景品玉を、何れ
かの遊技島に設けられた景品玉計数器に投入する。する
と、景品玉計数器は、投入された景品玉を受け入れて計
数すると共に、計数した景品玉を自己が設けられた遊技
島のパチンコ玉貯留手段に返却する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】ここで、景品玉計数器がパチンコ玉の計数
を行う際には、情報検出手段が、景品玉の投入に用いら
れた景品玉貯留箱の島識別情報を検出する。
を行う際には、情報検出手段が、景品玉の投入に用いら
れた景品玉貯留箱の島識別情報を検出する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】よって、どの遊技島に配置された景品玉貯
留箱を介して(即ち、どの遊技島から)パチンコ玉が返
却されたのかが分かる。
留箱を介して(即ち、どの遊技島から)パチンコ玉が返
却されたのかが分かる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次に、請求項2に記載のパチンコ遊技場に
おいては、景品玉貯留箱に、該景品玉貯留箱が所属する
遊技島毎に異なる色の着色がなされている。よって、景
品玉貯留箱が所属の異なる遊技島に配置されてしまった
ことが一目で分かる。
おいては、景品玉貯留箱に、該景品玉貯留箱が所属する
遊技島毎に異なる色の着色がなされている。よって、景
品玉貯留箱が所属の異なる遊技島に配置されてしまった
ことが一目で分かる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また次に、請求項3に記載の遊技島のパチ
ンコ玉貯留量平均化装置では、景品玉計数器が、赤外線
センサによって遊技者の接近が検出されたときに、本計
数システムの概要を遊技客に知らせるためのメッセージ
を表示する処理を実行する。
ンコ玉貯留量平均化装置では、景品玉計数器が、赤外線
センサによって遊技者の接近が検出されたときに、本計
数システムの概要を遊技客に知らせるためのメッセージ
を表示する処理を実行する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】削除
Claims (4)
- 【請求項1】 複数台の遊技機を並べて構成される遊技
島が複数設置され、前記遊技島の夫々に、入賞時の景品
玉等として払い出されるパチンコ玉を貯留するパチンコ
玉貯留手段と、遊技者が景品交換のために計数しようと
するパチンコ玉を受け入れて該パチンコ玉を計数すると
共に、計数したパチンコ玉を前記パチンコ玉貯留手段へ
返却するパチンコ玉返却手段と、を設けたパチンコ遊技
場に用いられ、前記各遊技島のパチンコ玉貯留量を平均
化するためのパチンコ玉貯留量平均化装置であって、 遊技者が前記遊技機から払い出された景品玉を蓄えるた
め、及び該景品玉を前記パチンコ玉返却手段へ投入する
ために用いる景品玉貯留箱に、該景品玉貯留箱が配置さ
れる遊技島を表す島識別情報を予め付与しておき、 前記各パチンコ玉返却手段に、景品玉の投入に用いられ
た景品玉貯留箱の島識別情報を検出する情報検出手段
と、受け入れたパチンコ玉の計数結果を前記情報検出手
段により検出された島識別情報に対応させて出力する計
数結果出力手段と、を設け、 前記各計数結果出力手段からの計数結果に基づき、前記
各遊技島の相互間でのパチンコ玉の移動量を算出する移
動量算出手段と、 該移動量算出手段の算出結果に基づき、前記遊技島の夫
々について、他の遊技島から自己の遊技島へのパチンコ
玉の移動量と自己の遊技島から他の遊技島へのパチンコ
玉の移動量との差を算出し、当該差の値が所定値以上の
ときに、その遊技島に設けられたパチンコ玉返却手段に
よるパチンコ玉の返却を制限する返却制御手段と、 を備えたことを特徴とする遊技島のパチンコ玉貯留量平
均化装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の遊技島のパチンコ玉貯
留量平均化装置において、 前記返却制御手段は、前記算出した差の値に応じて、当
該差の値が大きくなるほど、その遊技島に設けられた前
記パチンコ玉返却手段によるパチンコ玉の返却速度を小
さくすること、 を特徴とする遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の遊技島のパチンコ玉貯
留量平均化装置において、 前記返却制御手段は、前記算出した差の値が所定の最大
値以上になると、その遊技島に設けられたパチンコ玉返
却手段によるパチンコ玉の返却速度を所定の最小値に保
持すること、 を特徴とする遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかに記載
の遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置において、 前記各パチンコ玉返却手段の近傍に所定の情報を表示す
るための表示手段を設けると共に、 互いに隣接する遊技島に夫々設けられた各パチンコ玉返
却手段について、前記返却制御手段による制限状態を比
較し、遊技者に対して返却の制限が緩い方のパチンコ玉
返却手段の使用を促すためのメッセージを前記表示手段
に表示させる表示制御手段を備えたこと、 を特徴とする遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7324850A JP2780693B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | パチンコ遊技場及び遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7324850A JP2780693B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | パチンコ遊技場及び遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00267595A Division JP3823331B2 (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08206332A true JPH08206332A (ja) | 1996-08-13 |
JP2780693B2 JP2780693B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=18170363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7324850A Expired - Fee Related JP2780693B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | パチンコ遊技場及び遊技島のパチンコ玉貯留量平均化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2780693B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001224829A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-21 | Oizumi Corp | パチンコ玉計数機 |
JP2010075744A (ja) * | 2010-01-08 | 2010-04-08 | Oizumi Corp | パチンコ玉計数機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS555637A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-16 | Ace Denken Kk | Pinball device |
JPH04183489A (ja) * | 1990-11-19 | 1992-06-30 | Sayama Seimitsu Kogyo Kk | パチンコ遊技店の玉補給還元システム |
JPH0611784U (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-15 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場システム |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP7324850A patent/JP2780693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS555637A (en) * | 1978-06-28 | 1980-01-16 | Ace Denken Kk | Pinball device |
JPH04183489A (ja) * | 1990-11-19 | 1992-06-30 | Sayama Seimitsu Kogyo Kk | パチンコ遊技店の玉補給還元システム |
JPH0611784U (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-15 | ダイコク電機株式会社 | 遊技場システム |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2001224829A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-21 | Oizumi Corp | パチンコ玉計数機 |
JP2010075744A (ja) * | 2010-01-08 | 2010-04-08 | Oizumi Corp | パチンコ玉計数機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2780693B2 (ja) | 1998-07-30 |
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