JPH08205907A - 靴 - Google Patents

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JPH08205907A
JPH08205907A JP7277162A JP27716295A JPH08205907A JP H08205907 A JPH08205907 A JP H08205907A JP 7277162 A JP7277162 A JP 7277162A JP 27716295 A JP27716295 A JP 27716295A JP H08205907 A JPH08205907 A JP H08205907A
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JP
Japan
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shoe sole
shoe
wall
overlapping
hook
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Pending
Application number
JP7277162A
Other languages
English (en)
Inventor
Isataka Asari
勇剛 浅利
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 靴底と靴底片の間に両者の周縁に沿って重合
壁を設けて泥やその他の異物の侵入を防止して止着機能
を維持したこと。 【構成】 靴の靴本体1の底部の下側には弾性を有する
ゴムや合成樹脂からなる靴底2が固定され、靴底2には
面ファスナ−4で着脱自在に靴底片3が止着され、靴底
2には周縁に沿って重合壁2aが下方に立ち上がり形成さ
れ、さらに重合壁2aの下端側にレ−ル状凸部2bが突設さ
れ、レ−ル状凸部2bの先端は膨出形成されてその内側面
と外側面と重合壁2aの下面が重合面2dとなっている。靴
底片3は受け板5と受け板5の底面に固定されたフェル
ト、ゴム、合成樹脂などからなる接地部材6とで構成さ
れている。受け板5には周縁に沿って重合壁5aが上方に
立ち上がり形成され、重合壁5aの上端側に凹溝5bが設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚釣りや運動等
のレジャ−や雪道に用いる靴に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、靴底の接地面に面ファスナ−等で
着脱可能にフェルト底等の滑り止めシ−トを設けた釣用
靴が実開平4−81501号公報で紹介されている。こ
の釣用靴の滑り止めシ−トは靴底に設けられた凹部に嵌
合し、それぞれの対向面において面ファスナ−等の取付
手段で止着しているため、靴本体の周縁部が外側へ反っ
てしまうと滑り止めシ−トの周縁と凹部との間から泥や
その他の異物が侵入し易く、特につま先はこれが原因と
なって靴底に滑り止めシ−トを止着している面ファスナ
−の止着機能を低下させてしまうという不具合があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、滑り止めシ−トの周縁と凹部との間から泥やその
他の異物が侵入し易く、これが原因となって靴底に滑り
止めシ−トを止着している面ファスナ−の止着機能を低
下させてしまうことである。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、靴底と靴
底片の間に両者の周縁に沿って重合壁を設けて泥やその
他の異物の侵入を防止して止着機能を維持した靴を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、請求項1に係わる発明は、靴本体の靴
底と、前記靴底に面ファスナ−で着脱自在に靴底片を止
着すると共に、前記靴底と靴底片の少なくともつま先に
両者の周縁に沿って立ち上げ形成した重合壁を設けてそ
れぞれの重合面を重合したことを要旨とするものであ
る。請求項2に係わる発明は、前記靴底と靴底片の重合
壁は夫々に設けた面ファスナ−の周縁に沿って形成され
たことを要旨とするものである。請求項3に係わる発明
は、前記重合壁の重合面は平面で形成されたことを要旨
とするものである。請求項4に係わる発明は、前記重合
壁の重合面は凹溝とレ−ル状凸部で形成されて凹溝と凸
部が嵌合することで重合されることを要旨とするもので
ある。請求項5に係わる発明は、前記重合壁の凸部の先
端は膨出形成されて抜け止めされることを要旨とするも
のである。
【0006】請求項1に係る靴によれば、重合壁2a、2
e、2j、2pと重合壁5a、5e、5i、5n、5sの重合で内部が
閉じられるので外部から泥やその他の異物の侵入を防止
して面ファスナ−の止着機能が維持される。請求項2に
係る靴によれば、靴底2に対して靴底片3の嵌合止着が
容易になる。請求項3に係る靴によれば、重合面2d、2
g、2i、2n、2sと重合面5d、5f、5m、5r、5vが平面で形
成されていると、重合面密度が維持される。請求項3に
係る靴によれば、レ−ル状凸部2b、5k、5qと凹溝2h、2
m、5bで重合面が形成されていると重合面の表面積が広
くなる。請求項3に係る靴によれば、レ−ル状凸部2b、
5k、5qの先端が膨出形成されていると抜け止め力が維持
される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例によって本発
明を説明すると、図1から図3は第1実施例で、図1は
靴の断面側面図、図2は靴の分解断面側面図、図3は靴
の底の分解斜視図である。
【0008】靴の靴本体1は、外形が防水性肉厚スポン
ジや発泡ゴムなどの柔軟性を有する形装材で外側の足の
甲部と内側の足の甲部と底部が一体又は別体に形成さ
れ、夫々貼り合わされて足型に形成されている。底部の
下側には弾性を有するゴムや合成樹脂からなる靴底2が
固定されている。靴底2の底面には面ファスナ−4で着
脱自在に靴底片3が止着されると共に、靴底2と靴底片
3の周縁に沿って設けられた重合壁2a、5aは上下に向い
た水平平面で当接するように形成されている。
【0009】靴底2には周縁に沿って重合壁2aが下方に
立ち上がり形成され、さらに重合壁2aの下端側にレ−ル
状凸部2bが突設されて靴底2の底面の重合壁2aの内側に
凹部2cが形成されている。レ−ル状凸部2bの先端は膨出
形成され、その内側面と外側面が重合面2dとなってい
る。凹部2c内に面ファスナ−4の雄部4aが固定され、そ
の周囲に面ファスナ−4の雄部4aより高くなるように重
合壁2aが形成されている。靴底片3は受け板5と受け板
5の底面に固定された接地部材6を有し、受け板5には
周縁に沿って重合壁5aが上方に立ち上がり形成され、重
合壁5aの上端側に凹溝5bが設けられ、さらに重合壁5aの
内側に凹部5cが形成されている。凹溝5bは開口より内部
が拡開されて形成されその内側面が重合面5dとなってい
る。凹部5c内に面ファスナ−4の雌部4bが固定され、そ
の周囲に面ファスナ−4の雌部4bより高くなるように重
合壁5aが形成されている。受け板5の底面にはフェル
ト、ゴム、合成樹脂などの接地部材6が固定されてい
る。
【0010】靴底2に靴底片3が止着される時は、レ−
ル状凸部2bが凹溝5bに挿入嵌合されてそれぞれの重合面
2dと5dが周縁側と内側側で当接し、二重に重合される。
面ファスナ−4の雄部4aと雌部4bが係合されて止着され
る。接地部材6が固定された靴底片3は使用によって取
り換えられる。接地部材6は靴が魚釣り、テニス等の運
動や雪道用等の使用によってフェルト、ゴム等のラジア
ル底、スパイク付ゴム底等で形成され、例えばテニスの
場合もコ−トの種類によって異なった素材が使用され
る。
【0011】前記のように靴が構成されていると、靴底
2と靴底片3は面ファスナ−4の係合止着と先端が膨出
形成されたレ−ル状凸部2bと内部が拡開された凹溝5bの
抜け止めで保持され、これに加えて重合壁2aと重合壁5a
のレ−ル状凸部2bと凹溝5bの嵌合により重合面2dと重合
面5dの周縁側と内側側が接することで二重に重合されて
内部が閉じられるので外部から泥やその他の異物の侵入
を防止して面ファスナ−の止着機能が維持される。
【0012】図4、図5は第2実施例で、図4は靴の断
面側面図、図5は靴の分解断面側面図である。
【0013】第2実施例では靴底2の周縁に沿って長い
重合壁2eが下方に立ち上がり形成され、重合壁2eの内側
が垂直平面の重合面2gに形成されている。重合壁2eの内
側の靴底2の内面に凹部2fが形成されている。凹部2f内
に面ファスナ−4の雄部4aが固定され、その周囲に面フ
ァスナ−4の雄部4aより高くなるように重合壁2aが形成
されている。靴底片3の受け板5には周縁に沿って重合
壁5eが面ファスナ−4の雄部4aと同じか、これよりやや
高く上方に立ち上がり形成され、重合壁5eの外側が靴底
2の重合面2gと当接する垂直平面の重合面5fに形成さ
れ、重合壁5eの上面5gが靴底2の凹部2fの底面に面ファ
スナ−4の雄部4aを囲むように当接し、重合壁5eの内側
の受け板5の内面に凹部5hが形成されている。凹部5h内
に面ファスナ−4の雌部4bが固定されている。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。
【0014】第2実施例で靴底2に靴底片3が止着され
る時は、靴底2の長い重合壁2eの内側に靴底片3の受け
板5が挿入されて重合面2gと重合面5fが重合されて当接
し、凹部2fに重合壁5eの上面5gが当接される。面ファス
ナ−4の雄部4aと雌部4bが係合されて止着される。
【0015】第2実施例のように靴が構成されている
と、靴底2と靴底片3は面ファスナ−4の係合止着で保
持され、重合壁2eと重合壁5eの重合面2gと重合面5fが重
合されて当接し、凹部2fに重合壁5eの上面5gが当接して
二重に内部が閉じられるので、靴底2の重合壁2eのつま
先等が外側へ反ってしまっても靴底片3の重合壁5eが外
部から泥やその他の異物の侵入を防止して面ファスナ−
4の止着機能が維持される。
【0016】図6、図7は第3実施例で、図6は靴の断
面側面図、図7は靴の分解断面側面図である。
【0017】第3実施例では前記第2実施例と同様に靴
底2の周縁に沿って長い重合壁2eが下方に立ち上がり形
成され、重合壁2eの内側が垂直平面の重合面2iに形成さ
れている。重合壁2eの内側の靴底2の内面に凹部2fが形
成されている。凹部2fの隅に凹溝2hが形成されている。
凹部2f内に面ファスナ−4の雄部4aが固定され、その周
囲に面ファスナ−4の雄部4aより高くなるように重合壁
2eが形成されている。靴底片3の受け板5には周縁に沿
って重合壁5iが面ファスナ−4の雄部4aより高く、かつ
これを囲むように上方に立ち上がり形成され、重合壁5i
の外側が垂直平面の重合面5jに重合されて当接し、重合
壁5iの内側の受け板5の内面に凹部5jが形成されてい
る。重合壁5iの先端にレ−ル状凸部5kが形成され、レ−
ル状凸部5kの先端は膨出形成されている。凹部5j内に面
ファスナ−4の雌部4bが固定され、その周囲に面ファス
ナ−4の雌部4bより高くなるように重合壁5iが形成され
ている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0018】第3実施例で靴底2に靴底片3が止着され
る時は、靴底2の長い重合壁2eの内側に靴底片3の受け
板5が挿入されて重合面2iと重合面5mが当接して重合さ
れ、凹溝2hにレ−ル状凸部5kの先端が挿入嵌合される。
面ファスナ−4の雄部4aと雌部4bが係合されて止着され
る。
【0019】第3実施例のように靴が構成されている
と、靴底2と靴底片5は面ファスナ−4の係合止着で保
持され、重合壁2eと重合壁5iの重合面2iと重合面5mの重
合と、凹溝2hとレ−ル状凸部5kの先端の嵌合で二重に内
部が閉じられるので、靴底2の重合壁2eのつま先等が外
側へ反ってしまっても靴底片3の重合壁5iが外部から泥
やその他の異物の侵入を防止して面ファスナ−の止着機
能が維持される。
【0020】図8、図9は第4実施例で、図8は靴の断
面側面図、図9は靴の分解断面側面図である。
【0021】第4実施例では靴底2の周縁に沿って長い
重合壁2jが面ファスナ−4の雄部4aより高く、かつこれ
を囲むように下方に立ち上がり形成され、重合壁2jの内
側が垂直平面の重合面2nと他の水平平面を有する段部2k
に形成されている。重合面2nに凹溝2mが形成されてい
る。重合壁2jの内側の靴底2の内面に凹部2oが形成され
ている。凹部2o内に面ファスナ−4の雄部4aが固定され
ている。靴底片3の受け板5には周縁に沿って重合壁5n
が面ファスナ−4の雌部4bと略同じ高さで、かつこれを
囲むように上方に立ち上がり形成され、重合壁5nの外側
が垂直平面の重合面5rに形成され、重合壁5nの上面5oが
靴底2の凹部2oの底面に面ファスナ−4の雄部4aを囲む
ように当接し、重合壁5nの内側の受け板5の内面に凹部
5pが形成されている。重合面5rにレ−ル状凸部5qが形成
され、レ−ル状凸部5qの先端は膨出形成されている。靴
底片3の上面の凹部5p内に面ファスナ−4の雌部4bが固
定されている。また、靴底片3の接地部材6は靴底2の
重合壁2jより下方へ突出し、受け板5はゴム又は合成樹
脂から成り接地部材6より硬質材が用いられる。他の構
成は前記第1実施例と略同一である。
【0022】第4実施例で靴底2に靴底片3が止着され
る時は、靴底2の長い重合壁2jの内側に靴底片3の受け
板5が挿入されて重合面2nと重合面5rが当接して重合さ
れ、段部2kと重合壁5nの上面5oが当接され、凹溝2mにレ
−ル状凸部5qの先端が挿入嵌合されている。面ファスナ
−4の雄部4aと雌部4bが係合されて止着される。
【0023】第4実施例のように靴が構成されている
と、靴底2と靴底片3は面ファスナ−4の係合止着と凹
溝2mとレ−ル状凸部5qの嵌合で保持され、重合壁2jと重
合壁5nの重合面2nと重合面5rの重合と、段部2kと重合壁
5nの上面5oの当接で三重に内部が閉じられるので、重合
壁2jが外側に反りにくくなり外部から泥やその他の異物
の侵入を防止して面ファスナ−の止着機能が維持され
る。
【0024】図10、図11は第5実施例で、図10は靴の分
解断面側面図、図11は靴の底の分解斜視図である。
【0025】第5実施例では靴底2の周縁に沿って長い
重合壁2pが面ファスナ−4の雄部4aより高く、かつこれ
を囲むように下方に立ち上がり形成され、重合壁2pの内
側が垂直平面の重合面2sに形成されている。重合壁2pの
内側の靴底2の内面に凹部2qが形成されている。重合壁
2pの内側には台部2rが形成されて重合壁2pの内側の垂直
平面と凹部2qと台部2rの上面で重合面2sとなっている。
凹部2q内に面ファスナ−4の雄部4aが固定されている。
靴底片3の受け板5にはつま先の周縁に沿って重合壁5s
が面ファスナ−4の雌部4bより高く、つま先においてこ
れを囲むように上方に立ち上がり形成され、重合壁5sの
外側が垂直平面の重合面5vに形成され、重合壁5sの上面
5tが靴底2の凹部2q内に当接し、重合壁5sの内側の靴底
片3の受け板5の上面に面ファスナ−4の雌部4bが固定
されている。他の構成は前記第1実施例と略同一であ
る。
【0026】第5実施例で靴底2に靴底片3が止着され
る時は、靴底2の長い重合壁2pの内側に靴底片3の受け
板5が挿入されて重合面2sと重合面5vが重合され、凹部
2qと重合壁5sの上面5t及び台部2rと凹部5uが当接され
る。面ファスナ−4の雄部4aと雌部4bが係合されて止着
される。
【0027】第5実施例のように靴が構成されている
と、靴底2と靴底片5は面ファスナ−4の係合止着で保
持され、重合面2sと重合面5vが重合され、凹部2qと重合
壁5sの上面5t及び台部2rと凹部5uが当接されてつま先が
閉じられるので、つま先の外部から泥やその他の異物の
侵入を防止して面ファスナ−の止着機能が維持される。
【0028】図12、図13は第6実施例で、靴の靴本
体1は、外形が防水性肉厚スポンジや発泡ゴムなどの柔
軟性を有する形装材で外側の足の甲部と内側の足の甲部
と底部が一体又は別体に形成され、夫々貼り合わされて
足型に形成されている。底部の下側には弾性を有するゴ
ムや合成樹脂からなる靴底2が固定されている。靴底2
の底面には面ファスナ−4で着脱自在に靴底片3が止着
されると共に、靴底2と靴底片3の周縁に沿ってそれぞ
れ下方に垂下するスカート壁から成るつま先側重合壁2p
と踵側重合壁2j及び靴底片3を一周する重合壁5nが形成
されている。
【0029】靴底2はゴム、合成樹脂等の柔軟性を有す
る材料からなり、周縁に沿ってつま先側重合壁2pと踵側
重合壁2jが下方に立ち上がり形成され、さらにこれら重
合壁2p、2jの下端側はそれぞれ靴底2の内方へ向けて偏
位しその内側に係止部2t、2uが形成され、靴底2の底面
の重合壁2aの内側に凹部2cが形成されている。凹部2c内
に面ファスナ−4の雄部4aが固定され、その周囲に面フ
ァスナ−4の雄部4aより高くなるように重合壁2p、2jが
形成されている。靴底片3は受け板5と受け板5の底面
に固定されたフェルト等の接地部材6を有し、受け板5
には周縁に沿って重合壁5nが上方に立ち上がり形成さ
れ、重合壁5nの内側に凹部5cが形成されている。凹部5c
内に面ファスナ−4の雌部4bが固定され、その周囲に面
ファスナ−4の雌部4bより高くなるように重合壁5nが形
成されている。受け板5のつま先側と踵側は接地部材よ
り外方へ突出しそれぞれ係合部5t、5uを形成している。
【0030】靴底22靴底片3が止着される時は靴底2
のつま先側重合壁2pをその弾性に抗して外縁に広げその
内側の係止部2tに靴底片3の受け板5のつま先側係合部
5t(重合壁5n)を差し込んで係合し、靴底2の面ファス
ナー4の雄部4aと靴底片3の面ファスナー4の雄部4bを
止着し、靴底2の踵側重合壁2jをその弾性に抗して外縁
に広げて靴底片3の受け板5の踵側係合部5u(重合壁5
n)にかぶせて両者を係合することで靴底2に靴底片3
を止着保持する。この時、フェルト等から成る接地部材
6は靴底2の重合壁2p、2jより下方へ突出している。ま
た、靴底2から靴底片3を取り外す時は、靴底2の重合
壁2p、2jを外縁側へ広げながら靴底片3の受け板5の係
合部5t、5uの係合を解除して靴底2と靴底片3の面ファ
スナー4の係合を解除する。ただし、上記靴底2への靴
底片3の止着、取り外しにおける係止部2t、2uと係合部5
t、5uの係合とフェルト4の係合の順序は任意である。
【0031】前記のように靴が構成されていると、靴底
2と靴底片3は面ファスナ−4の係合止着と接地部材6
よりつま先側と踵側が外方へ突出した受け板5の係合部
5t、5uが靴底2の重合壁2p、2jにそれぞれ形成された係
止部2t、2uの内側に係合保持されて靴底片3の重合壁5n
と靴底2の2p、2jとの間隙が閉じられるので外部から泥
やその他の異物の侵入を防止して面ファスナ−の止着機
能が維持される。 したがって、実開平4−81501
号公報の釣用靴のように、フェルト等から成る靴底片を
靴底に面ファスナーで止着すると特に動きの多いつま先
側で剥離しやすい。すなわちフェルト等の靴底片の周縁
と靴本体側の靴底のスカート壁との間がつま先に力を入
れて踏み込んだ時間隙が広がり、ここから泥やその他の
異物が侵入しやすく面ファスナーの止着機能を低下させ
ていたがこれを防止することができる。
【0032】図14、図15は第7実施例で、図14は
靴の断面側面図、図15は靴の分解断面側面図である。
【0033】第7実施例では靴底2の周縁に沿って長い
重合壁(スカート壁2e)が下方に立ち上がり形成され、
重合壁2eの内側が垂直平面の重合面2gに形成されてい
る。重合壁2eの内側の靴底2の内面に凹部2fが形成され
ている。凹部2f内に面ファスナ−4の雄部4aが固定さ
れ、その周囲に面ファスナ−4の雄部4aより高くなるよ
うに重合壁2eが形成されている。靴底片3の受け板5に
は周縁に沿って重合壁5eが面ファスナ−4の雄部4aと同
じか、これよりやや高く上方に立ち上がり形成され、重
合壁5eの外側が靴底2の重合面2gと当接する垂直平面の
重合面5fに形成され、重合壁5eの上面5gが靴底2の凹部
2fの底面に面ファスナ−4の雄部4aを囲むように当接
し、重合壁5eの内側の受け板5の内面に凹部5hが形成さ
れている。凹部5h内に面ファスナ−4の雌部4bが固定さ
れている。また、靴底2の重合壁2eの重合面2gのつま先
側と踵側に面ファスナーの雄部(係合部)4c、4eが設け
られ靴底片3の受け板5の重合面5fのつま先側と踵側に
面ファスナー4の雌部(係止部)4d、4fが設けられそれ
ぞれ4cと4dが、また、4e、4fが着脱自在に係合する。他
の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0034】第7実施例で靴底2に靴底片3が止着され
る時は、靴底2の長い重合壁2eの内側に靴底片3の受け
板5が挿入されて重合面2gと重合面5fが重合されて当接
し、凹部2fに重合壁5eの上面5gが当接され面ファスナー
4cと4dがきた4eと4fが止着される。面ファスナ−4の雄
部4aと雌部4bが係合されて止着される。
【0035】第7実施例のように靴が構成されている
と、靴底2と靴底片3は面ファスナ−4の係合止着で保
持され、重合壁2eと重合壁5eの重合面2gと重合面5fが重
合されて当接し、それぞれつま先と踵側で面ファスナー
4cと4dおよび4e、4fが止着され、さらに凹部2fに重合壁
5eの上面5gが当接して二重に内部が閉じられるので、靴
底2の重合壁2eのつま先等が外側へ反りにくく重合壁2e
と重合壁5eとの間隙が広がらないので靴底片3の重合壁
5eが外部から泥やその他の異物の侵入を防止して面ファ
スナ−4の止着機能が維持される第6実施例と同様の効
果が得られる。重合壁2eと重合壁5eの重合面2gと重合面
5fに設けた面ファスナーは少なくともつま先側の4cと4d
が設けられていれば4dと4fがなくても良い。
【0036】また、本願のそれぞれ第3、第4、第5、
第6、実施例は靴本体の靴底と、前記靴底に面ファスナ
ーで着脱自在に靴底片を止着すると共に、前記靴底に垂
下させたスカート壁を設けスカート壁の内側と前記靴底
片周面を着脱自在に止着したことも特徴としており、ま
た、これら実施例は靴底片がフェルトの接地部材を有し
ている時はゴム、合成樹脂等のフェルトより硬質材から
成る受け板を設けて受け板に靴底の底面と靴底片の上面
を止面する面ファスナーを設け、受け板の周辺に靴底の
スカート壁内側に着脱自在に係合する係止部を設けるこ
とで靴底に強固に止着できる。
【0032】前記説明では、面ファスナ−4の係合止着
で構成したが、これらはベルベット式ファスナ−や粘着
テ−プ接合を含む。前記説明では、靴底2と靴底片3の
略全面に面ファスナ−4を固定したが、分割固定しても
よい。前記説明では、図面に短靴を図示したが、長靴に
実施してもよい。前記説明のレ−ル状凸部と凸部が挿入
嵌合される凹溝の何れか一方は比較的硬質材としてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
各請求項に記載の発明によれば、靴底と靴底片は面ファ
スナ−で係合止着され、重合壁の重合面の重合で少なく
ともつま先側が閉じられるので外部から泥やその他の異
物の侵入を防止して面ファスナ−の止着機能が維持され
る等優れた効果を奏する靴を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、靴の断面側面図である。
【図2】同靴の分解断面側面図である。
【図3】同靴の底の分解斜視図である。
【図4】第2実施例で、靴の断面側面図である。
【図5】同靴の分解断面側面図である。
【図6】第3実施例で、靴の断面側面図である。
【図7】同靴の分解断面側面図である。
【図8】第4実施例で、靴の断面側面図である。
【図9】同靴の分解断面側面図である。
【図10】第5実施例で、靴の分解断面側面図である。
【図11】同靴の底の分解斜視図である。
【図12】第6実施例で、靴の断面図である。
【図13】同靴の分解断面図である。
【図14】第7実施例で、靴の断面図である。
【図15】同靴の分解断面図である。
【符号の説明】
1 靴本体 2 靴底 2a、2e、2j、2p、5a、5e、5i、5n、5s 重合壁 2d、2g、2i、2n、2s、5d、5f、5m、5r、5v 重合面 2b、5k、5q レ−ル状凸部 2h、2m、5b 凹溝 3 靴底片 4 面ファスナ−

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴本体の靴底と、前記靴底に面ファスナ
    −で着脱自在に靴底片を止着すると共に、前記靴底と靴
    底片の少なくともつま先に両者の周縁に沿って立ち上げ
    形成した重合壁を設けてそれぞれの重合面を重合したこ
    とを特徴とする靴。
  2. 【請求項2】 前記靴底と靴底片の重合壁は夫々に設け
    た面ファスナ−の周縁に沿って形成された請求項1記載
    の靴。
  3. 【請求項3】 前記重合壁の重合面は平面で形成された
    請求項1記載の靴。
  4. 【請求項4】 前記重合壁の重合面は凹溝とレ−ル状凸
    部で形成されて凹溝と凸部が嵌合することで重合される
    請求項1記載の靴。
  5. 【請求項5】 前記重合壁の凸部の先端は膨出形成され
    て抜け止めされる請求項1・4記載の靴。
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