JPH08205331A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents
電子機器の冷却装置Info
- Publication number
- JPH08205331A JPH08205331A JP7008556A JP855695A JPH08205331A JP H08205331 A JPH08205331 A JP H08205331A JP 7008556 A JP7008556 A JP 7008556A JP 855695 A JP855695 A JP 855695A JP H08205331 A JPH08205331 A JP H08205331A
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- JP
- Japan
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- chassis
- cooling
- boards
- air
- outlet
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の電子機器の冷却装置は、基板２の間
に設置されて冷却空気の流通方向を整える偏流板７と、
シャーシ６と隣接して取り付けられ基板２と偏流板７の
間に冷却空気を通風する冷却ファン５とを備えたことを
特徴としている。 【効果】 本発明により電子機器の冷却効果を高めるこ
とが可能である。
に設置されて冷却空気の流通方向を整える偏流板７と、
シャーシ６と隣接して取り付けられ基板２と偏流板７の
間に冷却空気を通風する冷却ファン５とを備えたことを
特徴としている。 【効果】 本発明により電子機器の冷却効果を高めるこ
とが可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の冷却装置に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子計算機などの電子機器はＩＣ
を多数装着した基板を複数枚収納したシャーシとその他
の周辺機器とを筺体に収納して構成され、特に一部のＩ
Ｃは発熱量が大きくて高温になりがちなので、一定温度
に保って信頼性を維持する必要があるために、シャーシ
にファンを取付けて筺体に設置した入口通気口から室温
の空気を吸入し、その空気が入口ダクトを通って流れの
向きを変えて基板間を通過することによってＩＣを冷却
して、出口ダクトで向きを変えて出口通気口から排出す
るという冷却装置となっている。
を多数装着した基板を複数枚収納したシャーシとその他
の周辺機器とを筺体に収納して構成され、特に一部のＩ
Ｃは発熱量が大きくて高温になりがちなので、一定温度
に保って信頼性を維持する必要があるために、シャーシ
にファンを取付けて筺体に設置した入口通気口から室温
の空気を吸入し、その空気が入口ダクトを通って流れの
向きを変えて基板間を通過することによってＩＣを冷却
して、出口ダクトで向きを変えて出口通気口から排出す
るという冷却装置となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上の方法では、入口
通気口から吸入された空気は基板間において斜め方向に
出口排出口に向かう主流の風速分布と、基板間の入口ダ
クト付近で主流に向かって巻込む逆流およびそれに伴っ
た出口ダクト付近の回り込む流れのために回転する渦の
風速分布が生じることが実験結果より得られている。こ
の渦の風速分布の領域では室温の空気は供給されず、発
熱したＩＣにより暖められた空気が循環することにな
り、渦の風速分布の領域では冷却効果が低減するという
欠点があった。
通気口から吸入された空気は基板間において斜め方向に
出口排出口に向かう主流の風速分布と、基板間の入口ダ
クト付近で主流に向かって巻込む逆流およびそれに伴っ
た出口ダクト付近の回り込む流れのために回転する渦の
風速分布が生じることが実験結果より得られている。こ
の渦の風速分布の領域では室温の空気は供給されず、発
熱したＩＣにより暖められた空気が循環することにな
り、渦の風速分布の領域では冷却効果が低減するという
欠点があった。
【０００４】本発明は前記欠点を改善し、筺体内の基板
の上のＩＣを一様に冷却できる電子計算機および電子機
器を得ることができる電気機器の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
の上のＩＣを一様に冷却できる電子計算機および電子機
器を得ることができる電気機器の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器の冷却
装置は、電子部品を取り付ける複数の基板と、基板を互
いに平行状態に取り付けるシャーシと、基板の間に設置
されて冷却空気の流通方向を整える偏流板と、シャーシ
を収納し冷却空気を取り入れる入口通気口と冷却空気を
取り出す出口通気口とを備えた筺体と、シャーシと隣接
して取り付けられ基板と偏流板の間に冷却空気を通風す
る冷却ファンとを備えたことを特徴としている。また、
請求項２に記載した電子機器の冷却装置は、冷却ファン
の取付け位置をシャーシの下部としたことを特徴とす
る。また、請求項３に記載した電子機器の冷却装置は、
冷却ファンの取付け位置を前記シャーシの正面側とし、
出口通気口を筺体の上下２か所としたことを特徴とす
る。更に、請求項４に記載した電子機器の冷却装置は、
偏流板の取付け方向を垂直状態としたことを特徴とす
る。
装置は、電子部品を取り付ける複数の基板と、基板を互
いに平行状態に取り付けるシャーシと、基板の間に設置
されて冷却空気の流通方向を整える偏流板と、シャーシ
を収納し冷却空気を取り入れる入口通気口と冷却空気を
取り出す出口通気口とを備えた筺体と、シャーシと隣接
して取り付けられ基板と偏流板の間に冷却空気を通風す
る冷却ファンとを備えたことを特徴としている。また、
請求項２に記載した電子機器の冷却装置は、冷却ファン
の取付け位置をシャーシの下部としたことを特徴とす
る。また、請求項３に記載した電子機器の冷却装置は、
冷却ファンの取付け位置を前記シャーシの正面側とし、
出口通気口を筺体の上下２か所としたことを特徴とす
る。更に、請求項４に記載した電子機器の冷却装置は、
偏流板の取付け方向を垂直状態としたことを特徴とす
る。
【０００６】
【作用】本発明の電子機器の冷却装置においては、電子
部品を取り付ける複数の基板を互いに平行状態にシャー
シへ取り付け、基板の間に偏流板を設置して冷却空気の
流通方向を整え、シャーシを筺体に収納し冷却空気を取
り入れる入口通気口と冷却空気を取り出す出口通気口と
を備え、シャーシと隣接して冷却ファンと取り付け、基
板と偏流板の間に冷却空気を通風することを特徴として
いる。また、請求項２に記載した電子機器の冷却装置に
おいては、冷却ファンをシャーシの下部に取付けたこと
を特徴とする。また請求項３に記載した電子機器の冷却
装置は、冷却ファンをシャーシの正面側に取付け、出口
通気口を筺体の上下２か所に設けたことを特徴とする。
更に、請求項４に記載した電子機器の冷却装置は、偏流
板を垂直状態に取付けたことを特徴とする。
部品を取り付ける複数の基板を互いに平行状態にシャー
シへ取り付け、基板の間に偏流板を設置して冷却空気の
流通方向を整え、シャーシを筺体に収納し冷却空気を取
り入れる入口通気口と冷却空気を取り出す出口通気口と
を備え、シャーシと隣接して冷却ファンと取り付け、基
板と偏流板の間に冷却空気を通風することを特徴として
いる。また、請求項２に記載した電子機器の冷却装置に
おいては、冷却ファンをシャーシの下部に取付けたこと
を特徴とする。また請求項３に記載した電子機器の冷却
装置は、冷却ファンをシャーシの正面側に取付け、出口
通気口を筺体の上下２か所に設けたことを特徴とする。
更に、請求項４に記載した電子機器の冷却装置は、偏流
板を垂直状態に取付けたことを特徴とする。
【０００７】
【実施例】次に本発明の電子機器の冷却装置の一実施例
を説明する。図１において、基板２は電子部品を取り付
けるフェノール樹脂製の薄い板である。シャーシ６は両
側に溝を有しこの溝を介して基板１を互いに平行状態に
取り付ける取付枠である。偏流板７は基板２の間に設置
されて冷却空気の流通方向を整える役割を果たしてい
る。筺体１はシャーシ６を収納し冷却空気を取り入れる
入口通気口８と冷却空気を取り出す出口通気口９とを備
え、入口通気口８とシャーシ６の間に入口ダクト３を構
成し、出口通気口９とシャーシ６の間に出口ダクト４を
構成する。そして、冷却ファン５はシャーシ６の上部に
取り付けられ基板２と偏流板７の間に冷却空気を通風す
る送風機である。
を説明する。図１において、基板２は電子部品を取り付
けるフェノール樹脂製の薄い板である。シャーシ６は両
側に溝を有しこの溝を介して基板１を互いに平行状態に
取り付ける取付枠である。偏流板７は基板２の間に設置
されて冷却空気の流通方向を整える役割を果たしてい
る。筺体１はシャーシ６を収納し冷却空気を取り入れる
入口通気口８と冷却空気を取り出す出口通気口９とを備
え、入口通気口８とシャーシ６の間に入口ダクト３を構
成し、出口通気口９とシャーシ６の間に出口ダクト４を
構成する。そして、冷却ファン５はシャーシ６の上部に
取り付けられ基板２と偏流板７の間に冷却空気を通風す
る送風機である。
【０００８】即ち、図１は電子機器の筺体１に、基板２
を収納して入口ダクト３から基板２を通過して出口ダク
ト４を通って空気を排出する冷却ファン５とで構成され
るシャーシ６が収納されている。基板２には入口ダクト
３から出口ダクト４に向かって偏流板７が基板２に固着
されている。冷却空気は冷却ファン５により筺体１の入
口通気口８から吸入されて入口ダクト３を通って偏流板
７を通過して、出口ダクト４から筺体１の出口通気口９
を通って筺体外へ排出される。偏流板７により入口ダク
トからの空気は逆流することなく基板２の間を通過する
ので渦の発生はなく、風速分布は一様になる。
を収納して入口ダクト３から基板２を通過して出口ダク
ト４を通って空気を排出する冷却ファン５とで構成され
るシャーシ６が収納されている。基板２には入口ダクト
３から出口ダクト４に向かって偏流板７が基板２に固着
されている。冷却空気は冷却ファン５により筺体１の入
口通気口８から吸入されて入口ダクト３を通って偏流板
７を通過して、出口ダクト４から筺体１の出口通気口９
を通って筺体外へ排出される。偏流板７により入口ダク
トからの空気は逆流することなく基板２の間を通過する
ので渦の発生はなく、風速分布は一様になる。
【０００９】図２は図１の一実施例の冷却ファン５を入
口ダクト３の付近に設置したものである。冷却ファン５
により入口ダクト３から吸入された冷却空気は偏流板７
の間を通過して逆流することなく基板２の間を通過する
ので渦の発生はなく、風速分布は一様になる。
口ダクト３の付近に設置したものである。冷却ファン５
により入口ダクト３から吸入された冷却空気は偏流板７
の間を通過して逆流することなく基板２の間を通過する
ので渦の発生はなく、風速分布は一様になる。
【００１０】図３の実施例においては、冷却ファン５を
シャーシ６の正面側に設置し、更に出口ダクト４をシャ
ーシ６の下側に設置したものである。冷却ファン５によ
り吸入された冷却空気は逆流することなく基板２の間を
通過するので渦の発生はなく、風速分布は一様になる。
シャーシ６の正面側に設置し、更に出口ダクト４をシャ
ーシ６の下側に設置したものである。冷却ファン５によ
り吸入された冷却空気は逆流することなく基板２の間を
通過するので渦の発生はなく、風速分布は一様になる。
【００１１】図４は図３の構成において偏流板７を基板
２に固着したものである。冷却ファン５により吸入され
た冷却空気は逆流することなく基板２の間を通過するの
で渦の発生はなく、風速分布は一様になる。
２に固着したものである。冷却ファン５により吸入され
た冷却空気は逆流することなく基板２の間を通過するの
で渦の発生はなく、風速分布は一様になる。
【００１２】
【発明の効果】本発明により、冷却ファンにより供給さ
れる冷却空気は基板内で流れが逆流することなく渦を生
成しないで通過するので基板間の風速分布が一様にな
り、冷却効率が低下しないので信頼性が高い電子計算機
および電子機器を得ることができる。
れる冷却空気は基板内で流れが逆流することなく渦を生
成しないで通過するので基板間の風速分布が一様にな
り、冷却効率が低下しないので信頼性が高い電子計算機
および電子機器を得ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す冷却装置の断面図であ
る。
る。
【図２】他の実施例を示す断面図である。
【図３】更に他の実施例を示す断面図である。
【図４】図３の他実施例を示す断面図である。
１…筺体 ２…基板 ５…冷却ファン ６…シャーシ ７…偏流板 ８…入口通気口 ９…出口通気口
Claims (4)
- 【請求項１】 電子部品を取り付ける複数の基板と、こ
れらの基板を互いに平行状態に取り付けるシャーシと、
前記基板の間に設置されて冷却空気の流通方向を整える
偏流板と、前記シャーシを収納し前記冷却空気を取り入
れる入口通気口と前記冷却空気を取り出す出口通気口と
を備えた筺体と、前記シャーシと隣接して取り付けられ
前記基板と前記偏流板の間に冷却空気を通風する冷却フ
ァンと、を具備してなる電子機器の冷却装置。 - 【請求項２】 前記冷却ファンの取付け位置を前記シャ
ーシの下部としたことを特徴とする請求項１に記載した
電子機器の冷却装置。 - 【請求項３】 前記冷却ファンの取付け位置を前記シャ
ーシの正面側とし、前記出口通気口を前記筺体の上下２
か所としたことを特徴とする請求項１に記載した電子機
器の冷却装置。 - 【請求項４】 前記偏流板の取付け方向を垂直状態とし
たことを特徴とする請求項１に記載した電子機器の冷却
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7008556A JPH08205331A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 電子機器の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7008556A JPH08205331A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 電子機器の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205331A true JPH08205331A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11696389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7008556A Pending JPH08205331A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 電子機器の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08205331A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003031982A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-31 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電気盤及びそれを備えたポンプ車 |
| CN107465134A (zh) * | 2017-09-20 | 2017-12-12 | 浙江商业职业技术学院 | 一种开关柜 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP7008556A patent/JPH08205331A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003031982A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-31 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電気盤及びそれを備えたポンプ車 |
| CN107465134A (zh) * | 2017-09-20 | 2017-12-12 | 浙江商业职业技术学院 | 一种开关柜 |
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