JPH08205232A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JPH08205232A
JPH08205232A JP7130155A JP13015595A JPH08205232A JP H08205232 A JPH08205232 A JP H08205232A JP 7130155 A JP7130155 A JP 7130155A JP 13015595 A JP13015595 A JP 13015595A JP H08205232 A JPH08205232 A JP H08205232A
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bits
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Makoto Aihara
誠 相原
Kazuaki Sakai
一昭 酒井
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NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
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NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線上の情報を秘匿する処理を確実に行う。 【構成】DSL,HDSL,DS1回線に対して統一し
た基地局インターフェースを規定する。基地局200、
基地局制御装置300、基地局インターフェース変換装
置400がそのインターフェースに対応する。基地局イ
ンターフェース変換装置400はDSL/HDSL/D
S1回線のフレーム構成の変換を行う。基地局制御装置
300が付与する下りフレーム番号と同一の番号を基地
局200が対応する上りフレームに付与する。基地局2
00と基地局制御装置300間の基地局インターフェー
スの伝送回線に伝送遅延の差異がある場合でも、基地局
制御装置300において秘匿処理が正しく行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信システムに関
し、特に基地局インターフェースのフレーム構成と、基
地局と基地局制御装置間の接続構成方式と、基地局と基
地局制御装置とにおける無線信号の秘匿処理とに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信システムを図面を参照し
て説明する。
【0003】図1は移動通信システムの基本構成を示
し、(a)は基地局インターフェース変換装置の無しの
場合を示す図、(b)は基地局インターフェース変換装
置の有りの場合を示す図である。
【0004】図1において移動通信システムは、移動局
100、基地局200、基地局制御装置300、および
基地局インターフェース変換装置400から構成され
る。基地局制御装置300は交換局を介して通信網に接
続される。移動局100と基地局200間は無線インタ
ーフェースを介して接続され、基地局200と基地局制
御装置300間は基地局インターフェースを介して接続
される。図1の(b)に示すように、基地局200と基
地局制御装置300間の基地局インターフェース上に基
地局インターフェース変換装置400がある場合もあ
る。
【0005】移動局100は無線インターフェースの低
位階層信号と高位階層信号を終端する手段を有し、基地
局200は無線インターフェースと基地局インターフェ
ースの低位階層信号を終端し高位階層信号を透明に伝送
する第1の伝送手段を有し、基地局制御装置300は基
地局インターフェースの低位階層信号と高位階層信号を
終端する終端手段を有し、基地局インターフェース変換
装置400は基地局インターフェースの低位階層信号を
終端し高位階層信号を透明に伝送する第2の伝送手段を
有する。移動局100は無線インターフェースと基地局
インターフェースを介して、基地局200および基地局
制御装置300と通信して通信接続制御を行うことによ
り、移動局ユーザに対してユーザ情報を無線インターフ
ェース上で秘匿化して通信するサービスを提供する通信
手段を有する。
【0006】図2は図1に示す基地局インターフェース
の構成を示し、(a)はDSL回線を3回線使用する場
合を示す図、(b)はHDSL回線を使用する場合を示
す図、(c)はDS1回線を使用する場合を示す図であ
る。
【0007】次に、基地局インターフェース構成につい
て説明する。図2の(a)において、DSL回線を使用
する場合の基地局インターフェース構成は、基地局イン
ターフェースが144kbit/sのデータ伝送容量を
有するデジタル伝送回線(DSL回線)が3回線使用さ
れて構成される。DSL回線用基地局210とDSL回
線用基地局制御装置310とは、DSL回線を使用する
基地局インターフェースにより接続される。
【0008】図2の(b)において、HDSL回線を使
用する場合の基地局インターフェース構成は、基地局イ
ンターフェースが776kbit/sのデータ伝送容量
を有するデジタル伝送回線(HDSL回線)が1回線使
用されて構成される。HDSL回線用基地局220とH
DSL回線用基地局制御装置320とは、HDSL回線
を使用する基地局インターフェースにより接続される。
【0009】図2の(c)において、DS1回線を使用
する場合の基地局インターフェース構成は、基地局イン
ターフェースが、1.544Mbit/sのデータ伝送
容量を有するデジタル伝送回線(DS1回線)が1回線
使用されて構成される。DS1回線用基地局230とD
S1回線用基地局制御装置330とは、DS1回線を使
用する基地局インターフェースにより接続される。
【0010】図11は従来の移動通信システムにおける
基地局及び基地局制御装置の各内部構成を示し、(a)
はDSL回線を3回線使用する場合を示す図、(b)は
HDSL回線を使用する場合を示す図、(c)はDS1
回線を使用する場合を示す図である。
【0011】次に、従来の基地局と基地局制御装置の各
内部構成について説明する。
【0012】図11の(a)において、DSL回線用基
地局制御装置310aの送信情報秘匿処理部311はユ
ーザ情報や制御情報に対して無線フレーム番号と他の秘
匿制御情報(秘匿鍵等)により秘匿処理を行う。送信フ
レーム制御部313は秘匿化されたユーザ情報と制御情
報を無線フレーム番号と共にDSL回線用の基地局イン
ターフェースのフレーム構成のフォーマットに編集し、
DSL回線用基地局インターフェース送信部315は送
信情報としてDSL回線に送信する。
【0013】DSL回線用基地局210aのDSL回線
用基地局インターフェース受信部211はDSL回線か
らの送信情報を受信し、送信フレーム制御部213は3
回線分のDSL回線インターフェースの送信情報を統合
して無線インターフェースのフレーム構成に編集し、無
線インターフェースに送信する。DSL回線用基地局2
10aの無線インターフェース受信部216はアンテナ
500と結合器218を介して無線インターフェースか
らの受信情報を受信し、受信フレーム制御部214は無
線インターフェースのフレーム構成を編集して3回線分
のDSL回線インターフェースの受信情報に分解し、D
SL回線用基地局インターフェース送信部212は受信
情報としてDSL回線に送信する。
【0014】DSL回線用基地局制御装置310aのD
SL回線用基地局インターフェース受信部316はDS
L回線からの受信情報を受信し、受信フレーム制御部3
14は秘匿化されたユーザ情報と制御情報をDSL回線
用の基地局インターフェースのフレーム構成のフォーマ
ットから分離し、受信情報秘匿制御部312は受信フレ
ームの無線フレーム番号が直前に送信した送信フレーム
の無線フレーム番号に対応するものと想定してユーザ情
報や制御情報に対して無線フレーム番号と他の秘匿制御
情報(秘匿鍵等)により秘匿解除処理を行う。
【0015】ここで、図1において、無線インターフェ
ース上の送信情報と受信情報との時間的関係は規定され
ており、移動局100は基地局200からの情報を受信
した一定時間後に基地局200に対して情報を送信す
る。即ち、基地局200は移動局100に対して情報を
送信した一定時間後に移動局100からの情報を受信す
る。この一対の送信情報と受信情報に同一の無線フレー
ム番号を付与する必要がある。
【0016】この従来例では基地局制御装置300aで
送信情報に付与した無線フレーム番号を基地局制御装置
300aで送信情報に対応したと想定する受信情報に付
与する。基地局制御装置300aで受信情報を受信する
時刻と送信情報を送信した時刻との時間差は、基地局イ
ンターフェースの回線遅延時間にも依存するので、一対
の送信情報と受信情報に同一の無線フレーム番号を付与
することができるとは限らない。
【0017】図11の(b)において、従来のHDSL
回線用基地局220aとHDSL回線用基地局制御装置
320aの構成の説明は図11の(a)のDSL回線用
の場合と同様であり、省略する。
【0018】又、図11の(c)において、従来のDS
1回線用基地局230aとDS1回線用基地局制御装置
330aの構成の説明も図11の(a)のDSL回線用
の場合と同様であり、省略する。
【0019】図12は図11の(a)に示す従来のDS
L回線を使用した基地局インターフェースの構成を示す
図である。
【0020】次に、従来技術のDSL回線を使用した基
地局インターフェースのフレーム構成について図11
(a)及び図12を参照して説明する。
【0021】基地局210aと基地局制御装置310a
が3回線のDSL回線で接続されている場合のそれぞれ
1回線のDSL回線のフレーム構成を18ビットから成
る1フレームを基本とし、20フレームを1マルチフレ
ームとし、1ビット目を基地局210aと基地局制御装
置310a間のフレーム同期ビット(SW)とし、1フ
レームから10フレームの2ビット目から18ビット目
と11フレームから20フレームの2ビット目から17
ビット目を無線インターフェース上のペイロード(P
L)とし、11フレームから20フレームの18ビット
目を基地局210aと基地局制御装置310a間の保守
用ビット(EOC)とする。
【0022】無線インターフェース上のペイロード(P
L)はユーザ情報と制御情報から成る。無線フレーム番
号(RFN)は、基地局制御装置310aから基地局2
10aの方向への基地局インターフェース上の制御情報
のデータの一部として送信されるが、基地局210aか
ら基地局制御装置310aの方向への基地局インターフ
ェース上のデータとしては送信されない。
【0023】図13は図11(b)に示す従来のHDS
L回線を使用した基地局インターフェースのフレーム構
成を示す図である。
【0024】次に、従来のHDSL回線を使用した基地
局インターフェースのフレーム構成について図11の
(b)および図13を参照して説明する。
【0025】基地局220aと基地局制御装置320a
が1回線のHDSL回線で接続される場合のHDSL回
線のフレーム構成を97ビットから成る1フレームを基
本とし、20フレームを1マルチフレームとし、1ビッ
ト目をHDSL回線のフレーム同期ビット(F)とし、
2ビット目を基地局220aと基地局制御装置320a
間のフレーム同期ビット(SW)とし、3ビット目から
10ビット目を基地局220aと基地局制御装置320
a間のフレーム保守用ビット(EOC)とし、11ビッ
ト目から13ビット目を予約ビット(RES)とし、1
4ビット目から97ビット目を無線インターフェース上
のペイロード(PL)とする。
【0026】無線インターフェース上のペイロード(P
L)はユーザ情報と制御情報から成る。無線フレーム番
号(RFN)は、基地局制御装置320aから基地局2
20aの方向への基地局インターフェース上の制御情報
のデータの一部として送信されるが、基地局220aか
ら基地制御装置320aの方向への基地局インターフェ
ース上のデータとしては送信されない。
【0027】図14は図11の(c)に示す従来のDS
1回線を使用した基地局インターフェースのフレーム構
成を示す図である。
【0028】次に、従来のDS1回戦を使用した基地局
インターフェースのフレーム構成について図11の
(c)及び図14を参照して説明する。
【0029】基地局230aと基地局制御装置330a
が1回線のDS1回線で接続される場合のDS1回線の
フレーム構成を193ビットから成る1フレームを基本
とし、20フレームを1マルチフレームとし、1ビット
目をDS1回線のフレーム同期ビット(F)とし、2ビ
ット目を基地230aと基地局制御装置330a間のフ
レーム同期ビット(SW)とし、3ビット目から10ビ
ット目を基地局230aと基地局制御装置330a間の
フレーム保守用ビット(EOC)とし、11ビット目か
ら13ビット目を予約ビット(RES)とし、14ビッ
ト目から97ビット目を無線インターフェース上のペイ
ロード(PL)とし、98ビット目を基地局230aと
基地局制御装置330a間のフレーム同期ビット(S
W)とし、99ビット目から106ビット目を基地局2
30aと基地局制御装置330a間のフレーム保守用ビ
ット(EOC)とし、107ビット目から109ビット
目を予約ビット(RES)とし、110ビット目から1
93ビット目を無線インターフェース上のペイロード
(PL)とする。
【0030】無線インターフェース上のペイロード(P
L)はユーザ情報と制御情報から成る。無線フレーム番
号(RFN)は、基地局制御装置330aから基地局2
30aの方向への基地局インターフェース上の制御情報
のデータの一部として送信されるが、基地局230aか
ら基地局制御装置330aの方向への基地局インターフ
ェース上のデータとしては送信されない。
【0031】図15は従来の基地局インターフェース変
換装置の構成を示し、(a)は図12に示す従来のDS
L回線を使用した基地局インターフェースと図13に示
すHDSL回線を使用した基地局インターフェースとの
変換を示す図、(b)は図13に示すHDSL回線を使
用した基地局インターフェースと図14に示すDS1回
線を使用した基地局インターフェースとの変換を示す
図、(c)は図14に示すDS1回線を使用した基地局
インターフェースと図12に示すDSL回線を使用した
基地局インターフェースとの変換を示す図である。
【0032】図15の(a)において、HDSL回線用
基地局制御装置320aはHDSL回線基地局インター
フェースによりHDSL/DSL変換基地局インターフ
ェース変換装置410aと接続する。HDSL/DSL
変換基地局インターフェース変換装置410aはHDS
L回線用基地局インターフェースを2組のDSL回線用
基地局インターフェースに変換し、2局のDSL回線用
基地局210aと接続する。
【0033】図15の(b)において、DS1回線用基
地局制御装置330aはDS1回線基地局インターフェ
ースによりDS1/HDSL変換基地局インターフェー
ス変換装置420aと接続する。DS1/HDSL変換
基地局インターフェース変換装置420aはDS1回線
用基地局インターフェースを2組のHDSL回線用基地
局インターフェースに変換し、2局のHDSL回線用基
地局220aと接続する。
【0034】図15の(c)において、DS1回線用基
地局制御装置330aはDS1回線基地局インターフェ
ースによりDS1/DSL変換基地局インターフェース
変換装置430aと接続する。DS1/DSL変換基地
局インターフェース変換装置430aはDS1回線用基
地局インターフェースを4組のDSL回線用基地局イン
ターフェースに変換し、4局のDSL回線用基地局21
0aと接続する。
【0035】なお、従来の技術の文献としては次のもの
がある。
【0036】日本語表記:ベルコアテクニカルリファレ
ンスTR−INS−001313、1版、1993年1
0月「無線アクセス通信システム(WACS)の0.1
版のための総括的な標準」 英文表記:Bellcore TECHNICAL R
EFERNCE TR−INS−001313 Iss
ue 1,October 1993“Generic
Criteria for Version 0.1
Wireless Access Communic
ation Systems (WACS)” 本従来の技術の項の中の図と前記従来の技術文献の図と
の関連を次に示す。本従来の技術の項の中の図番、従来
の技術文献の図番 図1 Figure 5.0−1 図2 Figure 5.3−1 図2 Figure 5.3−7 図12 Figure 5.3−12 図13 Figure 5.3−6 図14 Figure 5.3−6 図15 Figure 5.4−1
【発明が解決しようとする課題】この従来の移動通信シ
ステムでは、基地局と基地局制御装置間の基地局インタ
ーフェースが、異なる伝送容量のデジタル伝送回線、即
ち、DSL回線、HDSL回線、DS1回線が使用され
て構成される場合、各デジタル伝送回線に対応する基地
局インターフェースのフレーム構成が統一性を考慮され
たものではなかったので、基地局インターフェースを制
御する基地局と基地局制御装置において各インターフェ
ースに対して特有の制御をする必要があり、また、ある
基地局インターフェースから他の基地局インターフェー
スの変換を行う基地局インターフェース変換装置におい
て各インターフェースに対して特有の制御をする必要が
あるという問題点があった。
【0037】また、この従来の移動通信システムでは、
移動局と基地局制御装置が無線フレーム番号を使用して
無線インターフェース上のユーザ情報や制御情報に対す
る秘匿処理を行うために、基地局制御装置が基地局に対
して無線フレーム番号を基地局制御装置から基地局の方
向への基地局インターフェース上のデータとして送信す
るが、基地局が基地局制御装置に対して無線フレーム番
号を基地局から基地局制御装置の方向への基地局インタ
ーフェース上のデータとして送信しないので、基地局と
基地局制御装置間の基地局インターフェースを構成する
複数の伝送回線に伝送遅延の差異がある場合に、基地局
制御装置が基地局に対して送信した無線フレーム番号
(基地局から移動局の方向への無線フレームの番号)と
基地局制御装置がその無線フレーム番号に対応すると想
定する無線フレーム番号(移動局から基地局の方向への
無線フレームの番号)とが一致しない可能性があり、基
地局制御装置において秘匿処理が正しく行われない場合
があるという問題点があった。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信システ
ムは、移動局と基地局間に無線インターフェースを有
し、前記基地局と基地局制御装置間に基地局インターフ
ェースを有し、前記基地局制御装置は交換局を介して通
信網に接続され、前記移動局は前記無線インターフェー
スの低位階層信号と高位階層信号を終端する第1の終端
手段を有し、前記基地局は前記無線インターフェースと
前記基地局インターフェースの低位階層信号を終端し前
記高位階層信号を透明に伝送する伝送手段を有し、前記
基地局制御装置は前記基地局インターフェースの低位階
層信号と高位階層信号を終端する第2の終端手段を有
し、前記移動局は前記無線インターフェースと前記基地
局インターフェースを介して前記基地局および前記基地
局制御装置と通信して通信接続制御を行うことにより、
前記移動局のユーザに対してユーザ情報を前記無線イン
ターフェース上で秘匿化して通信するサービスを提供す
る移動通信システムにおいて、前記基地局インターフェ
ースが144kbit/sのデータ伝送容量を有するデ
ジタル伝送回線(以下DSL回線と記す)を3回線使用
して構成され、前記無線インターフェースおよび前記基
地局インターフェースが時分割多重アクセス方式である
場合に、前記3回線のDSL回線のそれぞれ1回線のD
SL回線のフレーム構成を、18ビットから成る1フレ
ームを基本とし、20フレームを1マルチフレームと
し、1ビットを前記基地局と前記基地局制御装置間のフ
レーム同期ビットとし、2ビット目を前記基地局と前記
基地局制御装置間の保守用ビットとし、3ビット目から
18ビット目を前記無線インターフェース上のデータと
するユーザ情報と制御情報との通信を行う第1の通信手
段を備えている。
【0039】本発明の移動通信システムは、移動局と基
地局間に無線インターフェースを有し、前記基地局と基
地局制御装置間に基地局インターフェースを有し、前記
基地局制御装置は交換局を介して通信網に接続され、前
記移動局は前記無線インターフェースの低位階層信号と
高位階層信号を終端する第1の終端手段を有し、前記基
地局は前記無線インターフェースと前記基地局インター
フェースの低位階層信号を終端し前記高位階層信号を透
明に伝送する伝送手段を有し、前記基地局制御装置は前
記基地局インターフェースの低位階層信号と高位階層信
号を終端する第2の終端手段を有し、前記移動局は前記
無線インターフェースと基地局インターフェースを介し
て前記基地局および前記基地局制御装置と通信して通信
接続制御を行うことにより、前記移動局のユーザに対し
てユーザ情報を前記無線インターフェース上で秘匿化し
て通信するサービスを提供する移動通信システムにおい
て、基地局インターフェースが776kbit/sのデ
ータ伝送容量を有するデジタル伝送回線(以下、HDS
Lと記す)を1回線使用して構成され、前記無線インタ
ーフェースおよび前記基地局インターフェースが時分割
多重アクセス方式である場合に、前記HDSL回線のフ
レーム構成を、97ビットから成る1フレームを基本と
し、20フレームを1マルチフレームとし、1ビット目
を前記HDSL回線のフレーム同期ビットとし、2ビッ
ト目を前記基地局と前記基地局制御装置間のフレーム同
期ビットとし、3ビット目を前記基地局と前記基地局制
御装置間の保守用ビットとし、4ビット目から45ビッ
ト目を前記無線インターフェース上のデータとし、46
ビット目から49ビット目を前記HDSL回線上で前記
HDSL回線から他の回線へ前記基地局インターフェー
スの変換を行うために設置される基地局インターフェー
ス変換装置の制御用および保守用ビットとし、50ビッ
ト目を前記基地局と前記基地局制御装置間のフレーム同
期ビットとし、51ビット目を前記基地局と前記基地局
制御装置間の保守用ビットとし、52ビット目から93
ビット目を前記無線インターフェース上のデータとし、
94ビット目から97ビット目を前記HDSL回線上で
前記HDSL回線から他の回線へ前記基地局インターフ
ェースの変換を行うために設置される前記基地局インタ
ーフェース変換装置の制御用および保守用ビットとする
ユーザ情報と制御情報との通信を行う第2の通信手段を
備えている。
【0040】本発明の移動通信システムは、移動局と基
地局間に無線インターフェースを有し、前記基地局と基
地局制御装置間に基地局インターフェースを有し、前記
基地局制御装置は交換局を介して通信網に接続され、前
記移動局は前記無線インターフェースの低位階層信号と
高位階層信号を終端する第1の終端手段を有し、前記基
地局は前記無線インターフェースと前記基地局インター
フェースの低位階層信号を終端し前記高位階層信号を透
明に伝送する伝送手段を有し、前記基地局制御装置は前
記基地局インターフェースの低位階層信号と高位階層信
号を終端する第2の終端手段を有し、前記移動局は前記
無線インターフェースと前記基地局インターフェースを
介して前記基地局および前記基地局制御装置と通信して
通信接続制御を行うことにより、前記移動局のユーザに
対してユーザ情報を前記無線インターフェース上で秘匿
化して通信するサービスを提供する移動通信システムに
おいて、前記基地局インターフェースが1.544Mb
it/sのデータ伝送容量を有するデジタル伝送回線
(以下、DS1回線と記す)を1回線使用して構成さ
れ、前記無線インターフェースおよび前記基地局インタ
ーフェースが時分割多重アクセス方式である場合に、前
記DS1回線のフレーム構成を、193ビットから成る
1フレームを基本とし、20フレームを1マルチフレー
ムとし、1ビット目を前記DS1回線のフレーム同期ビ
ットとし、2ビット目を前記基地局と前記基地局制御装
置間のフレーム同期ビットとし、3ビット目を前記基地
局と前記基地局制御装置間の保守用ビットとし、4ビッ
ト目から45ビット目を前記無線インターフェース上の
データとし、46ビット目から49ビット目を前記DS
1回線上で前記DS1回線から他の回線へ前記基地局イ
ンターフェースの変換を行うために設置される基地局イ
ンターフェース変換装置の制御用および保守用ビットと
し、50ビット目を前記基地局と前記基地局制御装置間
のフレーム同期ビットとし、51ビット目を前記基地局
と前記基地局制御装置間の保守用ビットとし、52ビッ
ト目から93ビット目を前記無線インターフェース上の
データとし、94ビット目から97ビット目を前記DS
1回線上で前記DS1回線から他の回線へ前記基地局イ
ンターフェースの変換を行うために設置される前記基地
局インターフェース変換装置の制御用および保守用ビッ
トとし、98ビット目を前記基地局と前記基地局制御装
置間のフレーム同期ビットとし、99ビット目を前記基
地局と前記基地局制御装置間の保守用ビットとし、10
0ビット目から141ビット目を前記無線インターフェ
ース上のデータとし、142ビット目から145ビット
目を前記DS1回線上で前記DS1回線から他の回線へ
前記基地局インターフェースの変換を行うために設置さ
れる前記基地局インターフェース変換装置の制御用およ
び保守用ビットとし、146ビット目を前記基地局と前
記基地局制御装置間のフレーム同期ビットとし、147
ビット目を前記基地局と前記基地局制御装置間の保守用
ビットとし、148ビット目から189ビット目を前記
無線インターフェース上のデータとし、190ビット目
から193ビット目を前記DS1回線上で前記DS1回
線から他の回線へ前記基地局インタフェースの変換を行
うために設置される前記基地局インターフェース変換装
置の制御用および保守用ビットとするユーザ情報と制御
情報の通信を行う第3の通信手段を備えている。
【0041】本発明の移動通信システムは、前記基地局
が前記3回線のDSL回線を使用して構成される前記基
地局インターフェースを有し、この基地局が2局あり、
前記基地局制御装置が1回線の前記HDSL回線を使用
して構成される前記基地局インターフェースを有してい
る場合に、2基地局分の前記DSL回線による前記基地
局側の前記基地局インターフェースと1回線の前記HD
SL回線による基地局制御装置側の前記基地局インター
フェースとを相互に変換する第1の変換手段を備えてい
る。
【0042】本発明の移動通信システムは、前記基地局
が1回線の前記HDSL回線を使用して構成される前記
基地局インターフェースを有し、この基地局が2局あ
り、前記基地局制御装置が1回線の前記DS1回線を使
用して構成される前記基地局インターフェースを有して
いる場合に、2基地局分の前記HDSL回線による前記
基地局側の前記基地局インターフェースと1回線の前記
DS1回線による前記基地局制御装置側の前記基地局イ
ンターフェースとを相互に変換する第2の変換手段を備
えている。
【0043】本発明の移動通信システムは、前記基地局
が前記3回線のDSL回線を使用して構成される前記基
地局インターフェースを有し、この基地局が4局あり、
前記基地局制御装置が1回線の前記DS1回線を使用し
て構成される前記基地局インターフェースを有している
場合に、4基地局分の前記DSL回線による前記基地局
側の前記基地局インターフェースと1回線の前記DS1
回線による前記基地局制御装置側の前記基地局インター
フェースとを相互に変換する第3の変換手段を備えてい
る。
【0044】本発明の移動通信システムは、前記無線イ
ンターフェースが時分割多重アクセス方式であり、前記
移動局と前記基地局制御装置とが無線フレーム番号を使
用して前記無線インターフェース上のユーザ情報や制御
情報に対する秘匿処理を行い、前記基地局制御装置が前
記基地局に対して前記無線フレーム番号を前記基地局制
御装置から前記移動局の方向への前記無線インターフェ
ース上のデータとして送信し、前記移動局が前記基地局
に対して前記無線フレーム番号を前記移動局から前記基
地局の方向への前記無線インターフェース上のデータと
して送信せず、従って、前記基地局が前記基地局制御装
置に対して前記無線フレーム番号を前記基地局から前記
基地局制御装置の方向への前記基地局インターフェース
上のデータとして送信しない場合に、前記基地局は前記
基地局が前記移動局に対して前記基地局から前記移動局
の方向への前記無線インターフェース上のデータとして
送信した前記無線フレーム番号を、送信フレームに対応
して予め設定した一定時間後に受信する受信フレームと
して前記移動局から受信した前記無線インターフェース
上のデータに付加して、前記無線フレーム番号を前記基
地局から前記基地局制御装置の方向への前記基地局イン
ターフェース上のデータとして送信する送信手段を有
し、前記基地局制御装置は前記基地局インターフェース
上のデータとして受信する手段を有し、前記基地局制御
装置は前記基地局インターフェース上の無線フレーム番
号を受信し、前記無線フレーム番号を使用して前記無線
インターフェース上のユーザ情報や制御情報に対する秘
匿処理を行う処理手段を備えている。
【0045】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0046】図1は移動通信システムの基本構成を示
し、(a)は基地局インターフェース変換装置無しの場
合を示す図、(b)は基地局インターフェース変換装置
有りの場合を示す図、図2は図1に示す移動通信システ
ムの基地局インターフェースの基本構成を示し、(a)
はDSL回線を3回線使用する場合を示す図、(b)は
HDSL回線を使用する場合を示す図、(c)はDS1
回線を使用する場合を示す図である。
【0047】図1において、移動通信システムの基本構
成は移動局100と、基地局200と、基地局制御装置
300及び基地局インターフェース変換装置400とか
ら構成される。また、図2において、基地局インターフ
ェースの構成として、DSL回線,HDSL回線及びD
S1回線がある。
【0048】図1及び図2の詳細な説明は、従来の技術
の項で述べているので省略する。
【0049】図3は本発明の実施例における基地局及び
基地制御装置の各内部構成を示し、(a)はDSL回線
を3回線使用する場合の各内部構成を示す図、(b)は
HDSL回線を使用する場合の各内部構成を示す図、
(c)はDS1回線を使用する場合の各内部構成を示す
図である。
【0050】図3の(a)においてDSL回線用基地局
制御装置310の送信情報秘匿処理部311はユーザ情
報や制御情報に対して無線フレーム番号と他の秘匿制御
情報(秘匿鍵等)により秘匿処理を行う。送信フレーム
制御部313は秘匿化されたユーザ情報と制御情報を無
線フレーム番号と共にDSL回線用の基地局インターフ
ェースのフレーム構成のフォーマットに編集し、DSL
回線用基地局インターフェース送信部315は送信情報
としてDSL回線に送信する。
【0051】DSL回線用基地局210のDSL回線用
基地局インターフェース受信部211はDSL回線から
の送信情報を受信し、送信フレーム制御部213は送信
情報から無線フレーム番号を読み出して無線フレーム番
号付加部217に送出し、3回線分のDSL回線インタ
ーフェースの送信情報を統合して無線インタフェースの
フレーム構成に編集し、無線インタフェース送信部21
5は結合器218とアンテナ500を介して送信情報を
無線インターフェースに送信する。
【0052】DSL回線用基地局210の無線インタフ
ェース受信部216はアンテナ500と結合器218を
介して無線インターフェースからの受信情報を受信し、
無線フレーム番号付加部217は無線インターフェース
に送信時に送信情報から読み出して記憶していた無線フ
レーム番号を受信フレーム制御部214に送出し、受信
フレーム制御部214は無線インターフェースのフレー
ム構成を編集して3回線分のDSL回線インターフェー
スの受信情報に分解し、無線フレーム番号付加部217
から送出された無線フレーム番号を受信情報に付加し、
DSL回線用基地局インターフェース送信部212は受
信情報としてDSL回線に送信する。
【0053】ここで、図1において無線インターフェー
ス上の送信情報と受信情報との時間的関係は規定されて
おり、移動局100は基地局200からの情報を受信し
た一定時間後に基地局200に対して情報を送信する。
即ち、基地局200は移動局100に対して情報を送信
した一定時間後に移動局100からの情報を受信する。
この一対の送信情報と受信情報に同一の無線フレーム番
号を付与する。本実施例では基地局制御装置300で送
信情報に付与した無線フレーム番号を、基地局200で
送信情報に対応した受信情報に付与する。これにより、
基地局インタフェースの回線遅延時間に依存しないで、
一対の送信情報と受信情報に同一の無線フレーム番号を
付与することができる。
【0054】DSL回線用基地局制御装置310のDS
L回線用基地局インターフェース受信部316はDSL
回線からの受信情報を受信し、受信フレーム制御部31
4は秘匿化されたユーザ情報と制御情報をDSL回線用
の基地局インターフェースのフレーム構成のフォーマッ
トから分離し、フレーム番号抽出部317は受信情報か
ら無線フレーム番号を抽出して受信情報秘匿制御部31
2に送出し、受信情報秘匿制御部312はフレーム番号
抽出部317から送出された無線フレーム番号と他の秘
匿制御情報(秘匿鍵等)によりユーザ情報や制御情報に
対して秘匿解除処理を行う。
【0055】次に、図3の(b)において、HDSL回
線用基地局220とHDSL回線用基地局制御装置32
0の構成の説明は、図3の(a)に示すDSL回線用の
場合と同様であり、省略する。
【0056】また、図3の(c)において、DS1回線
用基地局230とDS1回線用基地局制御装置330の
構成の説明も、図3の(a)に示すDSL回線用の場合
と同様であり、省略する。
【0057】図4は図3の(a)に示す本実施例におけ
るDSL回線を使用した基地局インターフェースのフレ
ーム構成を示す図である。
【0058】図3の(a)と図4において、基地局21
0と基地局制御装置310が3回線のDSL回線で接続
されている場合のそれぞれ1回線のDSL回線のフレー
ム構成を18ビットから成る1フレームを基本とし、2
0フレームを1マルチフレームとし、1ビット目を基地
局210と基地局制御装置310間のフレーム同期ビッ
ト(SW)とし、2ビット目を基地局210と基地局制
御装置310間の保守用ビット(EOC)とし、3ビッ
ト目から18ビット目を無線インターフェース上のペイ
ロード(PL)とする。
【0059】図7はDSL回線を使用した基地局インタ
ーフェースのペイロードフォーマットを示し、(a)は
基地制御装置から基地局の方向のペイロードフォーマッ
トを示す図、(b)は基地局が基地局制御装置の方向へ
のペイロードフォーマットを示す図である。
【0060】図7の(a)は本実施例のDSL回線を使
用した基地局インターフェースのペイロード(PL)フ
ォーマットを示し、基地局制御装置310から基地局2
10の方向のペイロード(PL)フォーマットは同期コ
ード(SYC)、低速チャネル(SC)、高速チャネル
(FC)、移動局パワー制御ビット(PCC)から成
る。無線フレーム番号は同期コード(SYC)内に割り
付けられる。
【0061】図7の(b)において、基地局210から
基地局制御装置310の方向のペイロード(PL)フォ
ーマットは無線リンク測定ビット(Radio Lin
kMeasurements)、低速チャネル(S
C)、高速チャネル(FC)、および本発明で割り付け
た無線フレーム番号(RFN)から成る。無線フレーム
番号(RFN)は、基地局制御装置310から基地局2
10の方向への基地局インターフェース上の制御情報の
データの一部として送信され、基地局210から基地局
制御装置210の方向への基地局インターフェース上の
データとして基地局210で付加され、送信される。
【0062】図5は図3の(b)に示す本実例における
HDSL回線を使用した基地局インターフェースのフレ
ーム構成を示す図である。
【0063】図3の(b)と図5とにおいて、基地局2
20と基地局制御装置320が1回線のHDSL回線で
接続される場合のHDSL回線のフレーム構成を97ビ
ットから成る1フレームを基本とし、20フレームを1
マルチフレームとし、1ビット目をHDSL回線のフレ
ーム同期ビット(F)とし、2ビット目を基地局220
と基地局制御装置320間のフレーム同期ビット(S
W)とし、3ビット目を基地局220と基地局制御装置
320間の保守用ビット(EOC)とし、4ビット目か
ら45ビット目を無線インターフエース上のペイロード
(PL)とし、46ビット目から49ビット目をHDS
L回線上でHDSL回線から他の回線へ基地局インター
フェースの変換を行うために設置される基地局インター
フェース変換装置の制御用および保守用ビット(C)と
し、50ビット目を基地局220と基地局制御装置32
0間のフレーム同期ビット(SW)とし、51ビット目
を基地局220と基地局制御装置320間の保守用ビッ
ト(EOC)とし、52ビット目から93ビット目を無
線インターフェース上のペイロード(PL)とし、94
ビット目から97ビット目をHDSL回線上でHDSL
回線から他の回線へ基地局インターフェースの変換を行
うために設置される基地局インターフェース変換装置の
制御用および保守用ビット(C)とする。
【0064】図8は本実施例におけるHDSL回線又は
DSI回線を使用した基地局インターフェースのペイロ
ード(PL)フォーマットに示し、(a)は基地局制御
装置から基地局の方向へのペイロードフォーマット示す
図、(b)は基地局から基地局制御装置の方向へのペイ
ロードフォーマットを示す図である。
【0065】図8の(a)において、基地局制御装置3
20から基地局220の方向のペイロード(PL)フォ
ーマットは同期コード(SYC)、低速チャネル(S
C)、高速チャネル(FC)、移動局パワー制御ビット
(PCC)から成る。無線フレーム番号は同期コード
(SYC)内に割り付けられる。
【0066】図8の(b)において、基地局220から
基地局制御装置320の方向のペイロード(PL)フォ
ーマットは無線リンク測定ビット(Radio Lin
kMeasurements)、低速チャネル(S
C)、高速チャネル(FC)、および本発明で割り付け
た無線フレーム番号(RFN)から成る。無線フレーム
番号(RFN)は、基地局制御装置320から基地局2
20の方向への基地局インターフェース上の制御情報の
データの一部として送信され、基地局220から基地局
制御装置320の方向への基地局インターフェース上の
データとしては基地局220で付加され、送信される。
【0067】図6は図3の(c)に示す本実施例におけ
るDS1回線を使用した基地局インターフェースのフレ
ーム構成を示す図である。
【0068】図3の(c)と図6において、基地局23
0と基地局制御装置330が1回線のDS1回線で接続
される場合のDS1回線のフレーム構成を193ビット
から成る1フレームを基本とし、20フレームを1マル
チフレームとし、1ビット目をDS1回線のフレーム同
期ビット(F)とし、2ビット目を基地局230と基地
局制御装置330間のフレーム同期ビット(SW)と
し、3ビット目を基地局230と基地局制御装置330
間の保守用ビット(EOC)とし、4ビット目から45
ビット目を無線インターフェース上のペイロード(P
L)とし、46ビット目から49ビット目をDS1回線
上でDS1回線から他の回線へ基地局インターフェース
の変換を行うために設置される基地局インターフェース
変換装置の制御用および保守用ビット(C)とし、50
ビット目を基地局230と基地局制御装置330間のフ
レーム同期ビット(SW)とし、51ビット目を基地局
230と基地局制御装置330間の保守用ビット(EO
C)とし、52ビット目から93ビット目を無線インタ
ーフェース上のペイロード(PL)とし、94ビット目
から97ビット目をDS1回線上でDS1回線から他の
回線へ基地局インターフェースの変換を行うために設置
される基地局インターフェース変換装置の制御用および
保守用ビット(C)とし98ビット目を基地局230と
基地局制御装置330間のフレーム同期ビット(SW)
とし、99ビット目を基地局230と基地局制御装置3
30間の保守用ビット(EOC)とし、100ビット目
から141ビット目を無線インターフェース上のペイロ
ード(PL)とし、142ビット目から145ビット目
をDS1回線上でDS1回線から他の回線へ基地局イン
ターフェースの変換を行うために設置される基地局イン
ターフェース変換装置の制御用および保守用ビット
(C)とし、146ビット目を基地局230と基地局制
御装置330間のフレーム同期ビット(SW)とし、1
47ビット目を基地局230と基地局制御装置330間
の保守用ビット(EOC)とし、148ビット目から1
89ビット目を無線インターフェース上のペイロード
(PL)とし、190ビット目から193ビット目をD
S1回線上でDS1回線から他の回線へ基地局インター
フェースの変換を行うために設置される基地局インター
フェース変換装置の制御用および保守用ビット(C)と
する。
【0069】本実施例におけるDS1回線を使用した基
地局インターフェースのペイロード(PL)フォーマッ
トは、図8に示すように、HDSL回線を使用した基地
局インターフェースのペイロード(PL)フォーマット
と同一である。
【0070】本実施例におけるDSL回線,HDSL回
線、DS1回線を使用した基地局インターフェースのフ
レーム構成は、それぞれ図4、図5、図6に示すよう
に、フォーマットを統一しているので、ある回線インタ
ーフェースから他の回線インターフェースへの分割や統
合が容易な構造になっている。即ち、DSL回線インタ
ーフェースの3回線分は、HDSL回線インターフェー
スの2分の1回線(2ビット目から45ビット目、また
は50ビット目から93ビット目)分に相当し、DS1
回線インターフェースの4分の1回線(2ビット目から
45ビット目、50ビット目から93ビット目、98ビ
ット目から141ビット目、または146ビット目から
189ビット目)分に相当する。また、本実施例では従
来例になかった基地局インターフェース変換装置400
の制御用および保守用ビットを割り付けている。
【0071】図9は本実施例における基地局インターフ
ェース変換装置の構成を示し、(a)はHDSL回線と
2組のDSL回路の変換を行う場合を示す図、(b)は
DS1回線と2組のHDSL回線の変換を行う場合を示
す図である。
【0072】図9の(a)において、HDSL回線を使
用した基地局インターフェースからDSL回線を使用し
た基地局インターフェースに変換する場合、HDSL/
DSL変換基地局インターフェース変換装置410のH
DSL回線用基地局インターフェース受信部411はH
DSL回線からの送信情報を受信する。HDSL/DS
L基地局インターフェース変換部413は送信情報を2
組のDSL回線用基地局インターフェースに分離する。
即ち、HDSL回線インターフェースのフレーム構成の
2ビット目から45ビット目を1組のDSL回線用に割
り当て、また50ビット目から93ビット目を1組のD
SL回線用に割り当てて分離する。さらに、それぞれの
組のDSL回線用の送信情報を3回線のDSL回線用基
地局インターフェースに分離する。この送信情報をDS
L回線用基地局インターフェース送信部414はDSL
回線用基地局210に対して送信する。HDSL/DS
L変換基地局インターフェース変換装置410のDSL
回線用基地局インターフェース受信部415はDSL回
線からの受信情報を受信する。HDSL/DSL基地局
インターフェース変換部413は3回線のDSL回線用
基地局インターフェースを1組のDSL回線用の受信情
報に統合し、さらに2組のDSL回線用の受信情報のH
DSL回線用基地局インターフェースに統合する。即
ち、HDSL回線用基地局インターフェースのフレーム
構成の2ビット目から45ビット目を1組のDSL回線
用に割り当て、また50ビット目から93ビット目を1
組のDSL回線用に割り当てて統合する。この受信情報
をHDSL回線用基地局インターフェース送信部412
はHDSL回線用基地局制御装置320に対して送信す
る。
【0073】なお、HDSL/DSL変換基地局インタ
ーフェース変換装置410の制御および保守はHDSL
回線用基地局制御装置320からHDSL回線用基地局
インターフェースのフレーム構成の46ビット目から4
9ビット目と、94ビット目から97ビット目の制御お
よび保守ビットを使用して行う。
【0074】図9の(b)において、DS1回線を使用
した基地局インターフェースからHDSL回線を使用し
た基地局インターフェースに変換する場合、DS1/H
DSL変換基地局インターフェース変換装置420のD
S1回線用基地局インターフェース受信部421はDS
1回線からの送信情報を受信する。DS1/HDSL基
地局インターフェース変換部423は送信情報を2つの
HDSL回線用基地局インターフェースに分離する。即
ち、DS1回線インターフェースのフレーム構成の2ビ
ット目から97ビット目を1つのHDSL回線用に割り
当て、また98ビット目から193ビット目を1つHD
SL回線用に割り当てて分離する。この送信情報をHD
SL回線用基地局インターフェース送信部424はHD
SL回線用基地局220に対して送信する。
【0075】DS1/HDSL変換基地局インターフェ
ース変換装置420のHDSL回線用基地局インターフ
ェース受信部425はHDSL回線からの受信情報を受
信する。DS1/HDSL基地局インターフェース変換
部423は2つのHDSL回線用の受信情報を受信す
る。DS1/HDSL基地局インターフェース変換部4
23は2つのHDSL回線用の受信情報をDS1回線用
基地局インターフェースに統合する。即ち、DS1回線
用基地局インターフェースのフレーム構成の2ビット目
から97ビット目を1つのHDSL回線に割り当て、ま
た98ビット目から193ビット目を1つのHDSL回
線用に割り当てて統合する。この受信情報をDS1回線
用基地局インターフェース送信部422はDS1回線用
基地局制御装置330に対して送信する。
【0076】なお、DS1/HDSL変換基地局インタ
ーフェース変換装置420の制御および保守はHDSL
回線用基地局制御装置330からDS1回線用基地局イ
ンターフェースのフレーム構成の46ビット目から49
ビット目、94ビット目から97ビット目、142ビッ
ト目から145ビット目、および190ビット目から1
93ビット目の制御および保守ビットを使用して行う。
【0077】図10は本実施例におけるDS1回線と4
組のDSL回線の変換を行う場合の基地局インターフェ
ース変換装置の構成を示す図である。
【0078】図10において、DS1回線を使用した基
地局インターフェースからDSL回線を使用した基地局
インターフェースに変換する場合、DS1/DSL変換
基地局インターフェース変換装置430のDS1回線用
基地局インターフェース受信部431はDS1回線から
の送信情報を受信する。DS1/DSL基地局インター
フェース変換部433は送信情報を4組のDSL回線用
基地局インターフェースに分離する。即ち、DS1回線
インターフェースのフレーム構成の2ビット目から45
ビット目を1組のDSL回線の割り当て、50ビット目
から93ビット目を1組のDSL回線用に割り当て、9
8ビット目から141ビット目を1組のDSL回線用に
割り当て、146ビット目から189ビット目を1組の
DSL回線用に割り当てて分離する。さらに、それぞれ
の組のDSL回線用の送信情報を3回線のDSL回線用
基地局インターフェースに分離する。この送信情報をD
SL回線用基地局インターフェース送信部434はDS
L回線用基地局210に対して送信する。
【0079】DS1/DSL変換基地局インターフェー
ス変換装置430のDSL回線用基地局インターフェー
ス受信部435はDSL回線からの受信情報を受信す
る。DS1/DSL基地局インターフェース変換部43
3は3回線のDSL回線用基地局インターフェースを1
組のDSL回線用の受信情報に統合し、さらに4組のD
SL回線用の受信情報をDS1回線用基地局インターフ
ェースに統合する。即ち、DS1回線用基地局インター
フェースのフレーム構成の2ビット目から45ビット目
を1組のDSL回線用に割り当て、また、50ビット目
から93ビット目を1組のDSL回線用に割り当て、9
8ビット目から141ビット目を1組のDSL回線用に
割ら当て、また146ビット目から189ビット目を1
組のDSL回線用に割り当てて統合する。この受信情報
をDS1回線用基地局インターフェース送信部432は
DS1回線用基地局制御装置330に対して送信する。
【0080】なお、DS1/DSL変換基地局インター
フェース変換装置430の制御および保守はDS1回線
用基地局制御装置330からDS1回線用基地局インタ
ーフェースのフレーム構成の46ビット目から49ビッ
ト目、94ビット目から97ビット目、142ビット目
から145ビット目、および190ビット目から193
ビット目の制御および保守ビットを使用して行う。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1に、
基地局と基地局制御装置間の基地局インターフェース
が、異なる伝送容量のデジタル伝送回線、即ち、DSL
回線、HDSL回線、DS1回線が使用されて構成され
る場合、各デジタル伝送回線に対応する基地局インター
フェースのフレーム構成を統一性を考慮したものとした
ので、基地局インターフェースを制御する基地局と基地
局制御装置において各インターフェースに対して共通の
制御をすることが可能となり、また、ある基地局インタ
ーフェースから他の基地局インターフェースへの変換を
行う基地局インターフェース変換装置において各インタ
ーフェースに対して共通の制御をすることが可能とな
り、従って基地局、基地局制御装置、および基地局イン
ターフェース変換装置における、各装置原価の低減、保
守運用コストの低減等の効果を有する。
【0082】第2に移動局と基地局制御装置が無線フレ
ーム番号を使用して無線インターフェース上のユーザ情
報や制御情報に対する秘匿処理を行うために、基地局制
御装置が基地局に対して無線フレーム番号を基地局制御
装置から基地局の方向への基地局インターフェース上の
データとして送信し、基地局が基地局制御装置に対して
無線フレーム番号を基地局から基地局制御装置の方向へ
の基地局インターフェース上のデータとして送信するの
で、基地局と基地局制御装置の基地局インターフェース
を構成する複数の伝送回線に伝送遅延の差異がある場合
でも、基地局制御装置が基地局に対して送信した無線フ
レーム番号(基地局から移動局の方向への無線フレーム
番号)と基地局制御装置が基地局から受信した無線フレ
ーム番号(移動局から基地局の方向への無線フレームの
番号)とが一致するので、基地局制御装置において秘匿
処理が正しく行われるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信システムの基本構成を示す、(a)は
基地局インターフェース変換装置の無い場合を示す図、
(b)基地局インターフェース変換装置有りの場合を示
す図である。
【図2】図1に示す移動通信システムの基地局インター
フェースの基本構成を示し、(a)はDSL回線を3回
線使用する場合を示す図、(b)はHDSL回線を使用
する場合を示す図、(c)はDS1回線を使用する場合
を示す図である。
【図3】本発明の実施例における基地局及び基地局制御
装置の各内部構成を示し、(a)はDSL回線を3回線
使用する場合を示す図、(b)はHDSL回線を使用す
る場合を示す図、(c)はDS1回線を使用する場合を
示す図である。
【図4】図3の(a)に示す本実施例におけるDSL回
線を使用した基地局インターフェースのフレーム構成を
示す図である。
【図5】図3の(b)に示す本実施例におけるHDSL
回線を使用した基地局インターフェースのフレーム構成
を示す図である。
【図6】図3の(c)に示す本実施例におけるDS1回
線を使用した基地局インターフェースのフレーム構成を
示す図である。
【図7】本実施例におけるDSL回線を使用した基地局
インターフェースのペイロードフォーマットを示し、
(a)基地局制御装置から基地局の方向へのペイロード
マットを示す図、(b)は基地局から基地局制御装置の
方向へのペイロードフォーマットを示す図である。
【図8】本実施例におけるHDSL回線又はDS1回線
を使用した基地局インターフェースのペイロードフォー
マットを示す図である。
【図9】本実施例における基本局インターフェース変換
装置の構成をし、(a)はHDSL回線と2組のDSL
回線の変換を行う場合を示す図、(b)はDS1回線と
2組のHDSL回線の変換を行う場合を示す図である。
【図10】本実施例におけるDS1回線と4組のDSL
回線の変換を行う場合の基地局インターフェース変換装
置の構成を示す図である。
【図11】従来の移動通信システムにおける基地局およ
び基地局制御装置の各内部構成を示し、(a)はDSL
回線を3回線使用する場合を示す図、(b)はHDSL
回線を使用する場合を示す図、(c)はDS1回線を使
用する場合を示す図である。
【図12】図11の(a)に示す従来のDSL回線を使
用した場合の基地局インターフェースのフレーム構成を
示す図である。
【図13】図11の(b)に示す従来のHDSL回線を
使用した場合の基地局インターフェースのフレーム構成
を示す図である。
【図14】図11の(c)に示す従来のDS1回線を使
用した場合の基地局インターフェースの構成を示す図で
ある。
【図15】従来の基地局インターフェース変換装置の構
成を示し、(a)は図12に示す従来のDSL回線を使
用した基地局インターフェースと図13に示すHDSL
回線を使用した基地局インターフェースとの変換を示す
図、(b)は図13に示すHDSL回線を使用した基地
局インターフェースと図14を示すDS1回線を使用し
た基地局インターフェースとの変換を示す図、(c)は
図14に示すDS1回線を使用した基地局インターフェ
ースと図12に示すDSL回線を使用した基地局インタ
ーフェースとの変換を示す図である。
【符号の説明】
100 移動局 200 基地局 210 DSL回線用基地局 211 DSL回線用基地局インターフェース受信部 212 DSL回線用基地局インターフェース送信部 213 送信フレーム制御部 214 受信フレーム制御部 215 無線インターフェース送信部 216 無線インターフェース受信部 217 フレーム番号付加部 218 結合器 220 HDSL回線用基地局 221 HDSL回線用基地局インターフェース受信
部 222 HDSL回線用基地局インターフェース送信
部 223 送信フレーム制御部 224 受信フレーム制御部 225 無線インターフェース送信部 226 無線インターフェース受信部 227 フレーム番号付加部 228 結合器 230 DS1回線用基地局 231 DS1回線用基地局インターフェース受信部 232 DS1回線用基地局インターフェース送信部 233 送信フレーム制御部 234 受信フレーム制御部 235 無線インターフェース送信部 236 無線インターフェース受信部 237 フレーム番号付加部 238 結合器 300 基地局制御装置 310 DSL回線用基地局制御装置 311 送信情報秘匿処理部 312 受信情報秘匿処理部 313 送信フレーム制御部 314 受信フレーム制御部 315 DSL回線用基地局インターフェース送信部 316 DSL回線用基地局インターフェース受信部 317 フレーム番号抽出部 320 HDSL回線用基地局制御装置 321 送信情報秘匿処理部 322 受信情報秘匿処理部 323 送信フレーム制御部 324 受信フレーム制御部 325 HDSL回線用基地局インターフェース送信
部 326 HDSL回線用基地局インターフェース受信
部 327 フレーム番号抽出部 330 DS1回線用基地局制御装置 331 送信情報秘匿処理部 332 受信情報秘匿処理部 333 送信フレーム制御部 334 受信フレーム制御部 335 DS1回線用基地局インターフェース送信部 336 DS1回線用基地局インターフェース受信部 337 フレーム番号抽出部 400 基地局インターフェース変換装置 410 HDSL/DSL変換基地局インターフェー
ス変換装置 411 HDSL回線用基地局インターフェース受信
部 412 HDSL回線用基地局インターフェース送信
部 413 HDSL/DSL基地局インターフェース変
換部 414 DSL回線用基地局インターフェース送信部 415 DSL回線用基地局インターフェース受信部 420 DS1/HDSL変換基地局インターフェー
ス変換装置 421 DS1回線用基地局インターフェース受信部 422 DS1回線用基地局インターフェース送信部 423 DS1/HDSL基地局インターフェース変
換部 424 HDSL回線容器地局インターフェース送信
部 425 HDSL回線容器地局インターフェース受信
部 430 DS1/DSL変換基地局インターフェース
変換装置 431 DS1回線用基地局インターフェース受信部 432 DS1回線用基地局インターフェース送信部 433 DS1/DSL基地局 434 DSL回線用基地局インターフェース送信部 435 DSL回線用基地局インターフェース受信部 500 アンテナ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と基地局間に無線インターフェー
    スを有し、前記基地局と基地局制御装置間に基地局イン
    ターフェースを有し、前記基地局制御装置は交換局を介
    して通信網に接続され、前記移動局は前記無線インター
    フェースの低位階層信号と高位階層信号を終端する第1
    の終端手段を有し、前記基地局は前記無線インターフェ
    ースと前記基地局インターフェースの低位階層信号を終
    端し前記高位階層信号を透明に伝送する伝送手段を有
    し、前記基地局制御装置は前記基地局インターフェース
    の低位階層信号と高位階層信号を終端する第2の終端手
    段を有し、前記移動局は前記無線インターフェースと前
    記基地局インターフェースを介して前記基地局および前
    記基地局制御装置と通信して通信接続制御を行うことに
    より、前記移動局のユーザに対してユーザ情報を前記無
    線インターフェース上で秘匿化して通信するサービスを
    提供する移動通信システムにおいて、 前記基地局インターフェースが144kbit/sのデ
    ータ伝送容量を有するデジタル伝送回線(以下DSL回
    線と記す)を3回線使用して構成され、前記無線インタ
    ーフェースおよび前記基地局インターフェースが時分割
    多重アクセス方式である場合に、前記3回線のDSL回
    線のそれぞれ1回線のDSL回線のフレーム構成を、1
    8ビットから成る1フレームを基本とし、20フレーム
    を1マルチフレームとし、1ビットを前記基地局と前記
    基地局制御装置間のフレーム同期ビットとし、2ビット
    目を前記基地局と前記基地局制御装置間の保守用ビット
    とし、3ビット目から18ビット目を前記無線インター
    フェース上のデータとするユーザ情報と制御情報との通
    信を行う第1の通信手段を備えることを特徴とする移動
    通信システム。
  2. 【請求項2】 移動局と基地局間に無線インターフェー
    スを有し、前記基地局と基地局制御装置間に基地局イン
    ターフェースを有し、前記基地局制御装置は交換局を介
    して通信網に接続され、前記移動局は前記無線インター
    フェースの低位階層信号と高位階層信号を終端する第1
    の終端手段を有し、前記基地局は前記無線インターフェ
    ースと前記基地局インターフェースの低位階層信号を終
    端し前記高位階層信号を透明に伝送する伝送手段を有
    し、前記基地局制御装置は前記基地局インターフェース
    の低位階層信号と高位階層信号を終端する第2の終端手
    段を有し、前記移動局は前記無線インターフェースと基
    地局インターフェースを介して前記基地局および前記基
    地局制御装置と通信して通信接続制御を行うことによ
    り、前記移動局のユーザに対してユーザ情報を前記無線
    インターフェース上で秘匿化して通信するサービスを提
    供する移動通信システムにおいて、 基地局インターフェースが776kbit/sのデータ
    伝送容量を有するデジタル伝送回線(以下、HDSLと
    記す)を1回線使用して構成され、前記無線インターフ
    ェースおよび前記基地局インターフェースが時分割多重
    アクセス方式である場合に、前記HDSL回線のフレー
    ム構成を、97ビットから成る1フレームを基本とし、
    20フレームを1マルチフレームとし、1ビット目を前
    記HDSL回線のフレーム同期ビットとし、2ビット目
    を前記基地局と前記基地局制御装置間のフレーム同期ビ
    ットとし、3ビット目を前記基地局と前記基地局制御装
    置間の保守用ビットとし、4ビット目から45ビット目
    を前記無線インターフェース上のデータとし、46ビッ
    ト目から49ビット目を前記HDSL回線上で前記HD
    SL回線から他の回線へ前記基地局インターフェースの
    変換を行うために設置される基地局インターフェース変
    換装置の制御用および保守用ビットとし、50ビット目
    を前記基地局と前記基地局制御装置間のフレーム同期ビ
    ットとし、51ビット目を前記基地局と前記基地局制御
    装置間の保守用ビットとし、52ビット目から93ビッ
    ト目を前記無線インターフェース上のデータとし、94
    ビット目から97ビット目を前記HDSL回線上で前記
    HDSL回線から他の回線へ前記基地局インターフェー
    スの変換を行うために設置される前記基地局インターフ
    ェース変換装置の制御用および保守用ビットとするユー
    ザ情報と制御情報との通信を行う第2の通信手段を備え
    ることを特徴とする移動通信システム。
  3. 【請求項3】 移動局と基地局間に無線インターフェー
    スを有し、前記基地局と基地局制御装置間に基地局イン
    ターフェースを有し、前記基地局制御装置は交換局を介
    して通信網に接続され、前記移動局は前記無線インター
    フェースの低位階層信号と高位階層信号を終端する第1
    の終端手段を有し、前記基地局は前記無線インターフェ
    ースと前記基地局インターフェースの低位階層信号を終
    端し前記高位階層信号を透明に伝送する伝送手段を有
    し、前記基地局制御装置は前記基地局インターフェース
    の低位階層信号と高位階層信号を終端する第2の終端手
    段を有し、前記移動局は前記無線インターフェースと前
    記基地局インターフェースを介して前記基地局および前
    記基地局制御装置と通信して通信接続制御を行うことに
    より、前記移動局のユーザに対してユーザ情報を前記無
    線インターフェース上で秘匿化して通信するサービスを
    提供する移動通信システムにおいて、 前記基地局インターフェースが1.544Mbit/s
    のデータ伝送容量を有するデジタル伝送回線(以下、D
    S1回線と記す)を1回線使用して構成され、前記無線
    インターフェースおよび前記基地局インターフェースが
    時分割多重アクセス方式である場合に、前記DS1回線
    のフレーム構成を、193ビットから成る1フレームを
    基本とし、20フレームを1マルチフレームとし、1ビ
    ット目を前記DS1回線のフレーム同期ビットとし、2
    ビット目を前記基地局と前記基地局制御装置間のフレー
    ム同期ビットとし、3ビット目を前記基地局と前記基地
    局制御装置間の保守用ビットとし、4ビット目から45
    ビット目を前記無線インターフェース上のデータとし、
    46ビット目から49ビット目を前記DS1回線上で前
    記DS1回線から他の回線へ前記基地局インターフェー
    スの変換を行うために設置される基地局インターフェー
    ス変換装置の制御用および保守用ビットとし、50ビッ
    ト目を前記基地局と前記基地局制御装置間のフレーム同
    期ビットとし、51ビット目を前記基地局と前記基地局
    制御装置間の保守用ビットとし、52ビット目から93
    ビット目を前記無線インターフェース上のデータとし、
    94ビット目から97ビット目を前記DS1回線上で前
    記DS1回線から他の回線へ前記基地局インターフェー
    スの変換を行うために設置される前記基地局インターフ
    ェース変換装置の制御用および保守用ビットとし、98
    ビット目を前記基地局と前記基地局制御装置間のフレー
    ム同期ビットとし、99ビット目を前記基地局と前記基
    地局制御装置間の保守用ビットとし、100ビット目か
    ら141ビット目を前記無線インターフェース上のデー
    タとし、142ビット目から145ビット目を前記DS
    1回線上で前記DS1回線から他の回線へ前記基地局イ
    ンターフェースの変換を行うために設置される前記基地
    局インターフェース変換装置の制御用および保守用ビッ
    トとし、146ビット目を前記基地局と前記基地局制御
    装置間のフレーム同期ビットとし、147ビット目を前
    記基地局と前記基地局制御装置間の保守用ビットとし、
    148ビット目から189ビット目を前記無線インター
    フェース上のデータとし、190ビット目から193ビ
    ット目を前記DS1回線上で前記DS1回線から他の回
    線へ前記基地局インタフェースの変換を行うために設置
    される前記基地局インターフェース変換装置の制御用お
    よび保守用ビットとするユーザ情報と制御情報の通信を
    行う第3の通信手段を備えることを特徴とする移動通信
    システム。
  4. 【請求項4】 前記基地局が前記3回線のDSL回線を
    使用して構成される前記基地局インターフェースを有
    し、この基地局が2局あり、前記基地局制御装置が1回
    線の前記HDSL回線を使用して構成される前記基地局
    インターフェースを有している場合に、2基地局分の前
    記DSL回線による前記基地局側の前記基地局インター
    フェースと1回線の前記HDSL回線による基地局制御
    装置側の前記基地局インターフェースとを相互に変換す
    る第1の変換手段を備えることを特徴とする請求項1及
    び請求項2記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記基地局が1回線の前記HDSL回線
    を使用して構成される前記基地局インターフェースを有
    し、この基地局が2局あり、前記基地局制御装置が1回
    線の前記DS1回線を使用して構成される前記基地局イ
    ンターフェースを有している場合に、2基地局分の前記
    HDSL回線による前記基地局側の前記基地局インター
    フェースと1回線の前記DS1回線による前記基地局制
    御装置側の前記基地局インターフェースとを相互に変換
    する第2の変換手段を備えることを特徴とする請求項2
    及び請求項3記載の移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記基地局が前記3回線のDSL回線を
    使用して構成される前記基地局インターフェースを有
    し、この基地局が4局あり、前記基地局制御装置が1回
    線の前記DS1回線を使用して構成される前記基地局イ
    ンターフェースを有している場合に、4基地局分の前記
    DSL回線による前記基地局側の前記基地局インターフ
    ェースと1回線の前記DS1回線による前記基地局制御
    装置側の前記基地局インターフェースとを相互に変換す
    る第3の変換手段を備えることを特徴とする請求項1及
    び請求項3記載の移動通信システム。
  7. 【請求項7】 前記無線インターフェースが時分割多重
    アクセス方式であり、前記移動局と前記基地局制御装置
    とが無線フレーム番号を使用して前記無線インターフェ
    ース上のユーザ情報や制御情報に対する秘匿処理を行
    い、前記基地局制御装置が前記基地局に対して前記無線
    フレーム番号を前記基地局制御装置から前記移動局の方
    向への前記無線インターフェース上のデータとして送信
    し、前記移動局が前記基地局に対して前記無線フレーム
    番号を前記移動局から前記基地局の方向への前記無線イ
    ンターフェース上のデータとして送信せず、従って、前
    記基地局が前記基地局制御装置に対して前記無線フレー
    ム番号を前記基地局から前記基地局制御装置の方向への
    前記基地局インターフェース上のデータとして送信しな
    い場合に、前記基地局は前記基地局が前記移動局に対し
    て前記基地局から前記移動局の方向への前記無線インタ
    ーフェース上のデータとして送信した前記無線フレーム
    番号を、送信フレームに対応して予め設定した一定時間
    後に受信する受信フレームとして前記移動局から受信し
    た前記無線インターフェース上のデータに付加して、前
    記無線フレーム番号を前記基地局から前記基地局制御装
    置の方向への前記基地局インターフェース上のデータと
    して送信する送信手段を有し、前記基地局制御装置は前
    記基地局インターフェース上のデータとして受信する手
    段を有し、前記基地局制御装置は前記基地局インターフ
    ェース上の無線フレーム番号を受信し、前記無線フレー
    ム番号を使用して前記無線インターフェース上のユーザ
    情報や制御情報に対する秘匿処理を行う処理手段を備え
    ることを特徴とする請求項1,請求項2及び請求項3記
    載の移動通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020034535A (ko) * 2000-11-02 2002-05-09 박종섭 Imt-2000 시스템의 패킷 트랜시버 구동장치 및 그 방법

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KR20020034535A (ko) * 2000-11-02 2002-05-09 박종섭 Imt-2000 시스템의 패킷 트랜시버 구동장치 및 그 방법

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