JPH08203816A - 縮小投影露光装置 - Google Patents

縮小投影露光装置

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Publication number
JPH08203816A
JPH08203816A JP7013823A JP1382395A JPH08203816A JP H08203816 A JPH08203816 A JP H08203816A JP 7013823 A JP7013823 A JP 7013823A JP 1382395 A JP1382395 A JP 1382395A JP H08203816 A JPH08203816 A JP H08203816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aberration
reduction projection
fly
wafer
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP7013823A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kusano
恭 草野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7013823A priority Critical patent/JPH08203816A/ja
Publication of JPH08203816A publication Critical patent/JPH08203816A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエハの露光領域内で形成しようとするIC
パターンの線幅を均一に、或いは粗密の線幅が混在する
ICパターンを同時に所望の線幅で形成することができ
る縮小投影露光装置の光学装置を得ること。 【構成】 この発明の縮小投影露光装置における光学装
置1は、光源2、シャッタ4、フライアイレンズ5、レ
チクルブラインド6、縮小投影レンズ10などから構成
された光学装置を備えた縮小投影露光装置において、前
記フライアイレンズ5の光源2側に、前記縮小投影レン
ズ10の収差を調整する収差調整用光学フィルタ20を
設置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光源の光軸に対して
半導体ウエハの表面を垂直に支持し、レチクルのパター
ンをその半導体ウエハの表面に縮小して投影、露光し、
ICパターンを形成する縮小投影露光装置、即ち、通称
「ステッパ」(以下、単に「ステッパ」と記す)と呼ば
れている装置における光学装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】先ず、図を用いて、従来技術のステッパ
における光学装置を説明する。図2は従来技術のステッ
パにおける光学装置の構成概念図であり、そして図3は
図2に示した光学装置の一構成要素であるフライアイレ
ンズの拡大構造斜視図である。
【0003】図2において、符号1は全体としてステッ
パにおける光学装置を指す。この光学装置1は水銀ラン
プなどの光源2と、この光源2からの光線を反射する反
射板3と、シャッタ4と、フライアイレンズ5と、露光
領域を確定するためのレチクルブラインド6と、反射板
7と、コンデンサレンズ8と、レチクルホルダ9と、そ
して縮小投影レンズ10とから構成されている。符号S
は半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と略記する)で
あって、ウエハステージ11の表面に光軸に対して垂直
状態で支持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の光学装置1
では、ICパターンが形成されたレチクルをレチクルホ
ルダ9に装着し、光源2からの照明光束(露光光)で露
光してウエハSの表面に予め被覆した感光剤に前記IC
パターンを縮小投影するのであるが、ウエハSの表面の
露光領域内で、レチクルのICパターンの線幅を均一に
投影するために、前記フライアイレンズ5を用い、前記
照明光束の照度むらを低減するようにしている。
【0005】このフライアイレンズ5の構造は、図3に
示したように、数mm角の直方体の微小レンズ5Aを縦
横に整列配列し、束ねた状態で構成されていて、各微小
レンズ5Aの長軸が光軸に沿うように前記光学装置1に
装着されている。従って、光源2からの照明光束はフラ
イアイレンズ5の各微小レンズ5Aに入射し、そして各
微小レンズ5Aを通過した透過光が一様にレチクルを照
射するので、前記のように照明光束の照度むらを低減す
ることができる。
【0006】しかしながら、前記縮小投影レンズ10に
は様々な収差がある。従って、たとえ縮小投影レンズ1
0に入射する照明光束に照度むらがなくても、そして光
強度分布が均一であっても、前記収差の存在により、露
光領域内の光強度分布にばらつきが生じ、即ち、照度む
らが生じる。このため露光領域内で前記ICパターンの
線幅をウエハSの表面に均一に照射しようとする場合に
は、ICパターンの線幅が不均一になる原因になる。
【0007】従って、この発明は前記縮小投影レンズ固
有の収差を調整し、ウエハの表面に所望のICパターン
を形成することを目的とするものである。なお、前記
「収差の調整」とはウエハの表面にICパターンを、均
一な線幅を以て形成することを意味するだけでなく、逆
にICパターンの一部線幅などを強調して形成すること
をも意味することを付言する。
【0008】
【課題を解決するための手段】それ故、この発明では、
光源、シャッタ、フライアイレンズ、レチクルブライン
ド、縮小投影レンズなどから構成された光学装置を備え
た縮小投影露光装置において、前記フライアイレンズの
光源側に、前記縮小投影レンズの収差を調整する収差調
整用光学フィルタを設置して、前記課題を解決した。
【0009】
【作用】従って、ウエハの表面にICパターンを所望通
り形成したい場合には、縮小投影レンズの固有の収差に
応じた収差調整用光学フィルタを用いることにより、所
望のICパターンを所望の線幅で形成することができ
る。
【0010】
【実施例】次に、図を用いて、この発明の縮小投影露光
装置を説明する。図1はこの発明の実施例である縮小投
影露光装置における光学装置の一部構成要素を拡大図示
した構成図である。なお、以下の説明においては、現用
の光学装置1の構成部分と同一の部分には同一の符号を
付して説明する。
【0011】この図1には、フライアイレンズ5とレチ
クルRと、そしてこの発明の特徴である収差調整用光学
フィルタ20のみを図示したが、この発明の光学装置は
図2に示したような光源2などの他の必須光学部品と共
に構成されているものである。この実施例においては、
前記収差調整用光学フィルタ20はフライアイレンズ5
の光源2側に装着した。
【0012】この収差調整用光学フィルタ20は、図2
に示した縮小投影レンズ10の収差を測定し、その収差
を、例えば、打ち消して、ウエハSの表面にICパター
ンの線幅を均一に露光したい場合には、この収差を打ち
消すような明暗の収差調整用光学フィルタを製作する。
例えば、透明なガラス基板の一表面に縮小投影レンズ1
0の収差を打ち消すように明暗の金属薄膜を蒸着などの
手段で形成することにより所望の特性の収差調整用光学
フィルタ20を得ることができる。
【0013】また、ウエハSの表面にICパターンを強
弱を付けて形成したい場合があるが、現在、このような
場合には、細かいパターンを形成するためのレチクルと
粗いパターンを形成するためのレチクルとを用意し、そ
れらのパターンを個々に形成する方法を採っており、同
時に形成することができなかった。特に、細かいパター
ンを形成する場合には同時に粗いパターンを形成するこ
とができなかった。
【0014】ところが、この発明の光学装置によれば、
前記のように、ICパターンの或る部分だけを強調し
て、即ち、ICパターンの或る部分だけ解像力を上げて
細かいパターンをウエハSの表面に形成したい場合と
か、その逆の粗いパターンを形成したい場合、或いはこ
れらを同時に形成したい場合には、予め測定した前記縮
小投影レンズ10の収差を基にして、その収差を強調す
る部分や打ち消す部分などを備えた収差調整用光学フィ
ルタ20を作成し、前記のようにフライアイレンズ5の
光源2側に装着して前記露光作業を行えば、所望の線幅
でICパターンを形成することができる。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の縮小
投影露光装置によれば、収差調整用光学フィルタを使用
することにより、ウエハの露光領域内で形成しようとす
るICパターンの線幅を均一に形成することができるば
かりか、縮小投影レンズの固有の収差を積極的に利用す
ることにより、より微細なパターンや粗いパターンの線
幅の形成を制御することができるなど、露光領域内で任
意に光照度分布を制御することができるという数々の優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例である縮小投影露光装置に
おける光学装置の一部構成要素を拡大図示した構成図で
ある。
【図2】 現用の縮小投影露光装置における光学装置の
構成概念図である。
【図3】 図2に示した光学装置の一構成要素であるフ
ライアイレンズの拡大構造斜視図である。
【符号の説明】
1 ステッパの光学装置 2 光源 4 シャッタ 5 フライアイレンズ 6 レチクルブラインド 8 コンデンサレンズ 9 レチクルホルダ 10 縮小投影レンズ 11 ウエハステージ 20 収差調整用光学フィルタ R レチクル S 半導体ウエハ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源、シャッタ、フライアイレンズ、レ
    チクルブラインド、縮小投影レンズなどから構成された
    光学装置を備えた縮小投影露光装置において、前記フラ
    イアイレンズの光源側に、前記縮小投影レンズの収差を
    調整する収差調整用光学フィルタを設置したことを特徴
    とする縮小投影露光装置。
JP7013823A 1995-01-31 1995-01-31 縮小投影露光装置 Pending JPH08203816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7013823A JPH08203816A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 縮小投影露光装置

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JP7013823A JPH08203816A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 縮小投影露光装置

Publications (1)

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JPH08203816A true JPH08203816A (ja) 1996-08-09

Family

ID=11844002

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JP7013823A Pending JPH08203816A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 縮小投影露光装置

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