JPH08203811A - インライン型露光装置 - Google Patents
インライン型露光装置Info
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- JPH08203811A JPH08203811A JP7012439A JP1243995A JPH08203811A JP H08203811 A JPH08203811 A JP H08203811A JP 7012439 A JP7012439 A JP 7012439A JP 1243995 A JP1243995 A JP 1243995A JP H08203811 A JPH08203811 A JP H08203811A
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- Japan
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- coating
- developing
- exposure
- recipe
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Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 露光装置の露光レシピを入力すれば、塗布現
像装置の塗布現像レシピをも同時に設定することがで
き、しかもデバイス毎あるいは層毎の塗布現像条件を露
光装置側で統合的にレシピの設定を行うことができ、レ
シピの管理が容易で、しかも装置コストが安価なインラ
イン型露光装置を提供すること。 【構成】 塗布現像装置部34が露光装置部32にイン
ライン化されたインライン型露光装置30であって、露
光装置部32のメインコントローラ36へのキーボード
32から、塗布現像装置部34の塗布現像処理を制御す
るための塗布現像条件を入力可能に構成してある。露光
装置部32のメインコントローラ36が、塗布現像装置
部34の塗布現像処理を行うユニットコントローラ48
を制御するように構成してある。塗布条件のレシピが、
露光条件のレシピに従属するように、フォトリソグラフ
ィー加工されるデバイス毎および層毎に記憶装置40に
記憶される。
像装置の塗布現像レシピをも同時に設定することがで
き、しかもデバイス毎あるいは層毎の塗布現像条件を露
光装置側で統合的にレシピの設定を行うことができ、レ
シピの管理が容易で、しかも装置コストが安価なインラ
イン型露光装置を提供すること。 【構成】 塗布現像装置部34が露光装置部32にイン
ライン化されたインライン型露光装置30であって、露
光装置部32のメインコントローラ36へのキーボード
32から、塗布現像装置部34の塗布現像処理を制御す
るための塗布現像条件を入力可能に構成してある。露光
装置部32のメインコントローラ36が、塗布現像装置
部34の塗布現像処理を行うユニットコントローラ48
を制御するように構成してある。塗布条件のレシピが、
露光条件のレシピに従属するように、フォトリソグラフ
ィー加工されるデバイス毎および層毎に記憶装置40に
記憶される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布現像装置部が露光
装置部にインライン化されたインライン型露光装置の改
良に関する。
装置部にインライン化されたインライン型露光装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】フォトリソグラフィー技術は、半導体デ
バイス製造のための最も基本的なプロセスの一つであ
る。フォトリソグラフィーの工程は、大別して、レジス
トプロセスと、エッチングプロセスとに分けられる。レ
ジストプロセスの概略を説明する。
バイス製造のための最も基本的なプロセスの一つであ
る。フォトリソグラフィーの工程は、大別して、レジス
トプロセスと、エッチングプロセスとに分けられる。レ
ジストプロセスの概略を説明する。
【0003】まず、処理すべき半導体ウェーハの前処理
を行う。前処理としては、脱水ベイク処理と、密着剤塗
布処理となどがある。密着剤としては、たとえばHMD
S(ヘキサメチルジシラザン:有機シランの一種)など
が用いられる。その後、ウェーハの表面に、レジストを
塗布し、プリベイク処理を行う。これらの処理は、図4
に示す塗布現像装置2で行われる。
を行う。前処理としては、脱水ベイク処理と、密着剤塗
布処理となどがある。密着剤としては、たとえばHMD
S(ヘキサメチルジシラザン:有機シランの一種)など
が用いられる。その後、ウェーハの表面に、レジストを
塗布し、プリベイク処理を行う。これらの処理は、図4
に示す塗布現像装置2で行われる。
【0004】次に、レジストが塗布されたウェーハは、
ウェーハ搬送系により、図4に示す露光装置4に運ば
れ、そこで、露光が行われる。その後、ウェーハは、ウ
ェーハ搬送系により、塗布現像装置2へ搬送され、そこ
で、PEB(Post Exposure Bake)
処理、現像処理、ハードベイク処理が成される。
ウェーハ搬送系により、図4に示す露光装置4に運ば
れ、そこで、露光が行われる。その後、ウェーハは、ウ
ェーハ搬送系により、塗布現像装置2へ搬送され、そこ
で、PEB(Post Exposure Bake)
処理、現像処理、ハードベイク処理が成される。
【0005】塗布現像装置2の制御システムは、メイン
コントローラ6と、ユニットコントローラ8と、記憶装
置10と、キーボード12と、ディスプレイ14とを有
する。また、露光装置4の制御システムも、同様に、メ
インコントローラ16と、ユニットコントローラ18
と、記憶装置20と、キーボード22と、ディスプレイ
24とを有する。
コントローラ6と、ユニットコントローラ8と、記憶装
置10と、キーボード12と、ディスプレイ14とを有
する。また、露光装置4の制御システムも、同様に、メ
インコントローラ16と、ユニットコントローラ18
と、記憶装置20と、キーボード22と、ディスプレイ
24とを有する。
【0006】ところで、露光波長として、紫外線波長を
用いるフォトリソグラフィーのプロセスは、露光波長の
解像限界に近づき、レジストプロセスのファインチュー
ニングによりさらなる解像限界を探求する状況にある。
そのため、フォトリソグラフィー加工すべきクリティカ
ルな層(レイヤー)では、他の層と共用することができ
ない、狭くて、かつ限られたプロセス条件となってい
る。
用いるフォトリソグラフィーのプロセスは、露光波長の
解像限界に近づき、レジストプロセスのファインチュー
ニングによりさらなる解像限界を探求する状況にある。
そのため、フォトリソグラフィー加工すべきクリティカ
ルな層(レイヤー)では、他の層と共用することができ
ない、狭くて、かつ限られたプロセス条件となってい
る。
【0007】レジスト塗布現像プロセスの条件は、レジ
スト品種、塗布回転数、レジスト膜厚、反射防止膜の有
無などのレジスト膜種を指定するコーティング条件、現
像液品種、現像時間、現像前の親水処理の有無などを指
定する現像条件と、コーティング前の脱水ベイク、ヘキ
サメチルジシラザン処理、コーティング後のプリベイ
ク、露光後のPEB、現像後のハードベイクなどを指定
するベイキング条件などとの各条件の組合せから成る。
他の層と共用できないクリティカルな層では、層毎に、
このような条件を組み合わせた塗布現像レシピ(図5参
照)を、塗布現像装置2に設定する必要がある。
スト品種、塗布回転数、レジスト膜厚、反射防止膜の有
無などのレジスト膜種を指定するコーティング条件、現
像液品種、現像時間、現像前の親水処理の有無などを指
定する現像条件と、コーティング前の脱水ベイク、ヘキ
サメチルジシラザン処理、コーティング後のプリベイ
ク、露光後のPEB、現像後のハードベイクなどを指定
するベイキング条件などとの各条件の組合せから成る。
他の層と共用できないクリティカルな層では、層毎に、
このような条件を組み合わせた塗布現像レシピ(図5参
照)を、塗布現像装置2に設定する必要がある。
【0008】塗布現像装置2への処理条件の設定は、図
4に示す塗布現像装置2のディスプレイ14を見なが
ら、キーボード12から入力する。入力されたレシピ内
容は、記憶装置10へ記憶される。塗布現像装置2のメ
インコントローラ6は、レシピで設定された処理条件
を、記憶装置10から読み出し、ユニットコントローラ
8を制御することにより、前述の塗布現像処理を行う。
4に示す塗布現像装置2のディスプレイ14を見なが
ら、キーボード12から入力する。入力されたレシピ内
容は、記憶装置10へ記憶される。塗布現像装置2のメ
インコントローラ6は、レシピで設定された処理条件
を、記憶装置10から読み出し、ユニットコントローラ
8を制御することにより、前述の塗布現像処理を行う。
【0009】露光プロセスの条件は、露光量、フォーカ
ス値、アライメントシーケンス(アライメントマーク、
アライメント光、サンプリングショットを規定する)、
レチクル、照明レンズ系(NA、σ値、射入斜照明の有
無を規定する)などの各条件の組合せから成る。露光プ
ロセスでは、フォトリソグラフィー加工を行うべき層毎
およびデバイスに、このような条件を組み合わせた露光
レシピ(図5参照)を、露光装置4に設定する必要があ
る。
ス値、アライメントシーケンス(アライメントマーク、
アライメント光、サンプリングショットを規定する)、
レチクル、照明レンズ系(NA、σ値、射入斜照明の有
無を規定する)などの各条件の組合せから成る。露光プ
ロセスでは、フォトリソグラフィー加工を行うべき層毎
およびデバイスに、このような条件を組み合わせた露光
レシピ(図5参照)を、露光装置4に設定する必要があ
る。
【0010】露光装置4への処理条件の設定は、図4に
示す露光装置4のディスプレイ24を見ながら、キーボ
ード22から入力する。入力されたレシピ内容は、記憶
装置20へ記憶される。露光装置4のメインコントロー
ラ16は、レシピで設定された処理条件を、記憶装置2
0から読み出し、ユニットコントローラ18を制御する
ことにより、前述の露光処理を行う。
示す露光装置4のディスプレイ24を見ながら、キーボ
ード22から入力する。入力されたレシピ内容は、記憶
装置20へ記憶される。露光装置4のメインコントロー
ラ16は、レシピで設定された処理条件を、記憶装置2
0から読み出し、ユニットコントローラ18を制御する
ことにより、前述の露光処理を行う。
【0011】すなわち、リソグラフィ工程の作業者は、
層毎およびデバイス毎に、露光量、フォーカス値、アラ
イメントシーケンス、レチクル、照明レンズ系などを指
定する露光レシピを露光装置4へ入力するのと同時に、
前述したような塗布現像レシピを、塗布現像装置2へ入
力する必要がある。従来の装置では、塗布現像装置2と
露光装置4とは、ハードウェア上、ウェーハ搬送系に関
して接続されているのみであり、両装置2,4は別個の
メインコントローラ6,16によりそれぞれ制御され
る。このため、前述のように、個別にレシピを入力する
必要がある。
層毎およびデバイス毎に、露光量、フォーカス値、アラ
イメントシーケンス、レチクル、照明レンズ系などを指
定する露光レシピを露光装置4へ入力するのと同時に、
前述したような塗布現像レシピを、塗布現像装置2へ入
力する必要がある。従来の装置では、塗布現像装置2と
露光装置4とは、ハードウェア上、ウェーハ搬送系に関
して接続されているのみであり、両装置2,4は別個の
メインコントローラ6,16によりそれぞれ制御され
る。このため、前述のように、個別にレシピを入力する
必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、露光装置
4と塗布現像装置2とに、それぞれレシピを入力する必
要があるため、その操作が煩雑である。また、塗布現像
装置2は、露光装置4とは異なり、デバイス別までは、
各層のレシピを設定することができないので、デバイス
別まで切り分けできるソフト上のレシピ管理ができな
い。
4と塗布現像装置2とに、それぞれレシピを入力する必
要があるため、その操作が煩雑である。また、塗布現像
装置2は、露光装置4とは異なり、デバイス別までは、
各層のレシピを設定することができないので、デバイス
別まで切り分けできるソフト上のレシピ管理ができな
い。
【0013】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、露光装置の露光レシピを入力すれば、塗布現像装置
の塗布現像レシピをも同時に設定することができ、しか
もデバイス毎あるいは層毎の塗布現像条件を露光装置側
で統合的にレシピの設定を行うことができ、レシピの管
理が容易で、しかも装置コストが安価なインライン型露
光装置を提供することを目的とする。
れ、露光装置の露光レシピを入力すれば、塗布現像装置
の塗布現像レシピをも同時に設定することができ、しか
もデバイス毎あるいは層毎の塗布現像条件を露光装置側
で統合的にレシピの設定を行うことができ、レシピの管
理が容易で、しかも装置コストが安価なインライン型露
光装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るインライン型露光装置は、塗布現像装
置部が露光装置部にインライン化されたインライン型露
光装置であって、露光装置部のメインコントローラへの
入力手段から、塗布現像装置部の塗布現像処理を制御す
るための塗布現像条件を入力可能に構成してある。
に、本発明に係るインライン型露光装置は、塗布現像装
置部が露光装置部にインライン化されたインライン型露
光装置であって、露光装置部のメインコントローラへの
入力手段から、塗布現像装置部の塗布現像処理を制御す
るための塗布現像条件を入力可能に構成してある。
【0015】前記露光装置部のメインコントローラが、
塗布現像装置部の塗布現像処理を行うユニットコントロ
ーラを制御するように構成してあることが好ましい。前
記露光装置部が、前記入力手段から入力された塗布現像
装置部の塗布現像処理を制御するための塗布現像条件
と、前記入力手段から入力された露光装置部の露光処理
を制御するための露光条件とを、フォトリソグラフィー
加工が行われるデバイス毎および層毎に、レシピの形で
記憶される記憶手段を有することが好ましい。
塗布現像装置部の塗布現像処理を行うユニットコントロ
ーラを制御するように構成してあることが好ましい。前
記露光装置部が、前記入力手段から入力された塗布現像
装置部の塗布現像処理を制御するための塗布現像条件
と、前記入力手段から入力された露光装置部の露光処理
を制御するための露光条件とを、フォトリソグラフィー
加工が行われるデバイス毎および層毎に、レシピの形で
記憶される記憶手段を有することが好ましい。
【0016】前記塗布条件のレシピが、前記露光条件の
レシピに従属するように前記記憶手段に記憶されること
が好ましい。
レシピに従属するように前記記憶手段に記憶されること
が好ましい。
【0017】
【作用】本発明に係る露光装置では、露光装置部のメイ
ンコントローラへの入力手段から、塗布現像装置部の塗
布現像処理を制御するための塗布現像条件を入力可能に
構成してある。このため、塗布現像処理条件を、露光装
置部側で、統合的に設定することができるので、フォト
リソグラフィー加工が行われるデバイス毎および層毎の
レシピ管理が容易となる。また、本発明では、露光装置
および塗布現像装置に対して、別々に処理条件を入力す
る必要がなくなるので、その作業が容易になる。
ンコントローラへの入力手段から、塗布現像装置部の塗
布現像処理を制御するための塗布現像条件を入力可能に
構成してある。このため、塗布現像処理条件を、露光装
置部側で、統合的に設定することができるので、フォト
リソグラフィー加工が行われるデバイス毎および層毎の
レシピ管理が容易となる。また、本発明では、露光装置
および塗布現像装置に対して、別々に処理条件を入力す
る必要がなくなるので、その作業が容易になる。
【0018】また、本発明において、露光装置部のメイ
ンコントローラが、塗布現像装置部の塗布現像処理を行
うユニットコントローラを制御するように構成すれば、
塗布現像装置部には、メインコントローラ、キーボード
などの入力手段、ディスプレイ、記憶装置などが不要と
なり、装置コストが安価になる。
ンコントローラが、塗布現像装置部の塗布現像処理を行
うユニットコントローラを制御するように構成すれば、
塗布現像装置部には、メインコントローラ、キーボード
などの入力手段、ディスプレイ、記憶装置などが不要と
なり、装置コストが安価になる。
【0019】また、本発明において、塗布現像条件のレ
シピが、露光条件のレシピに従属するように、露光装置
部の記憶手段に記憶するように構成すれば、露光条件の
レシピを入力手段から入力する過程で、塗布現像条件の
レシピも同時に設定することができるので、操作が簡単
である。また、デバイス毎および層毎に、露光条件のレ
シピと共に、塗布現像条件のレシピが統合的に管理でき
る。
シピが、露光条件のレシピに従属するように、露光装置
部の記憶手段に記憶するように構成すれば、露光条件の
レシピを入力手段から入力する過程で、塗布現像条件の
レシピも同時に設定することができるので、操作が簡単
である。また、デバイス毎および層毎に、露光条件のレ
シピと共に、塗布現像条件のレシピが統合的に管理でき
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係るインライン型露光装置
を、図面に示す実施例に基づき、詳細に説明する。図1
は本発明に係るインライン型露光装置の制御システムの
概略図、図2は同実施例に係るインライン型露光装置で
のプロセスフローを示す図、図3は露光レシピと塗布現
像レシピとの関係を示す説明図である。
を、図面に示す実施例に基づき、詳細に説明する。図1
は本発明に係るインライン型露光装置の制御システムの
概略図、図2は同実施例に係るインライン型露光装置で
のプロセスフローを示す図、図3は露光レシピと塗布現
像レシピとの関係を示す説明図である。
【0021】図1に示すように、本発明の一実施例に係
るインライン型露光装置30は、露光装置部32と、塗
布現像装置部34とを有する。露光装置部32は、図2
に示すように、フォトリソグラフィーの露光を行う装置
であり、そのハード構成は、特に限定されず、密着露光
装置、プロキシミティ露光装置、反射型投影方式露光装
置、縮小投影露光装置、電子ビーム露光装置などが採用
され得る。
るインライン型露光装置30は、露光装置部32と、塗
布現像装置部34とを有する。露光装置部32は、図2
に示すように、フォトリソグラフィーの露光を行う装置
であり、そのハード構成は、特に限定されず、密着露光
装置、プロキシミティ露光装置、反射型投影方式露光装
置、縮小投影露光装置、電子ビーム露光装置などが採用
され得る。
【0022】本実施例では、この露光装置部32の制御
系は、図1に示すように、メインコントローラ36と、
ユニットコントローラ38と、記憶装置40と、入力手
段としてのキーボード42と、表示手段としてのディス
プレイ44とを有する。メインコントローラ36は、露
光装置部32で露光処理を行うためのユニットコントロ
ーラ38のみでなく、塗布現像装置部34で塗布現像処
理を行うためのユニットコントローラ48に接続してあ
り、これらの動作を制御するようになっている。
系は、図1に示すように、メインコントローラ36と、
ユニットコントローラ38と、記憶装置40と、入力手
段としてのキーボード42と、表示手段としてのディス
プレイ44とを有する。メインコントローラ36は、露
光装置部32で露光処理を行うためのユニットコントロ
ーラ38のみでなく、塗布現像装置部34で塗布現像処
理を行うためのユニットコントローラ48に接続してあ
り、これらの動作を制御するようになっている。
【0023】メインコントローラ36およびユニットコ
ントローラ38,48は、たとえばCPUなどで構成さ
れる。記憶装置40は、ハードディスク、光ディスク、
RAM、EEPROMなどのように書換えが可能な記録
媒体で構成されることが好ましいが、その他の記憶装置
であってもよい。ディスプレイ44としては、CRT以
外に、液晶表示装置(LCD)などが採用され得る。
ントローラ38,48は、たとえばCPUなどで構成さ
れる。記憶装置40は、ハードディスク、光ディスク、
RAM、EEPROMなどのように書換えが可能な記録
媒体で構成されることが好ましいが、その他の記憶装置
であってもよい。ディスプレイ44としては、CRT以
外に、液晶表示装置(LCD)などが採用され得る。
【0024】本実施例では、塗布現像装置部34は、露
光装置部32に対してインライン化してある。本実施例
の塗布現像装置部34としては、塗布現像装置部34の
ための特別なメインコントローラ、キーボード、ディス
プレイ、記憶装置などは有さない以外は同様な既存の塗
布現像装置を用いることができる。
光装置部32に対してインライン化してある。本実施例
の塗布現像装置部34としては、塗布現像装置部34の
ための特別なメインコントローラ、キーボード、ディス
プレイ、記憶装置などは有さない以外は同様な既存の塗
布現像装置を用いることができる。
【0025】本実施例のインライン型露光装置のプロセ
スフローを、図2に基づき説明する。まず、塗布現像装
置部34内に搬送されたウェーハは、前処理として、脱
水ベイク処理され、その後、レジストに対する密着性を
よくするために、HMDS処理される。その後、レジス
トがコーティングされ、プリベイク処理される。これら
の一連の処理は、図1に示すメインコントローラ36
が、制御に必要なレシピを記憶装置40から読み出し、
ユニットコントローラ48を制御することにより行う。
スフローを、図2に基づき説明する。まず、塗布現像装
置部34内に搬送されたウェーハは、前処理として、脱
水ベイク処理され、その後、レジストに対する密着性を
よくするために、HMDS処理される。その後、レジス
トがコーティングされ、プリベイク処理される。これら
の一連の処理は、図1に示すメインコントローラ36
が、制御に必要なレシピを記憶装置40から読み出し、
ユニットコントローラ48を制御することにより行う。
【0026】次に、プリベイク後のウェーハは、図2に
示す露光装置部32へ搬送され、そこで露光処理が成さ
れる。この露光処理は、図1に示すメインコントローラ
36が、制御に必要なレシピを記憶装置40から読み出
し、ユニットコントローラ38を制御することにより行
う。
示す露光装置部32へ搬送され、そこで露光処理が成さ
れる。この露光処理は、図1に示すメインコントローラ
36が、制御に必要なレシピを記憶装置40から読み出
し、ユニットコントローラ38を制御することにより行
う。
【0027】次に、露光装置部32で、露光処理された
ウェーハは、図2に示す塗布現像装置部34へ戻され、
PEB(露光後のベイク)処理される。次に、ウェーハ
は、現像処理されて、ハードベイク処理される。この塗
布現像装置34での一連の処理は、図1に示すメインコ
ントローラ36が、制御に必要なレシピを記憶装置40
から読み出し、ユニットコントローラ48を制御するこ
とにより行う。
ウェーハは、図2に示す塗布現像装置部34へ戻され、
PEB(露光後のベイク)処理される。次に、ウェーハ
は、現像処理されて、ハードベイク処理される。この塗
布現像装置34での一連の処理は、図1に示すメインコ
ントローラ36が、制御に必要なレシピを記憶装置40
から読み出し、ユニットコントローラ48を制御するこ
とにより行う。
【0028】図1に示す記憶装置40に記憶してあるレ
シピは、図3に示すようなイメージであり、露光処理条
件に対応する露光レシピに対して、塗布現像処理条件に
対応する塗布現像レシピが従属する形で、フォトリソグ
ラフィーが行われるデバイス毎および層(レイヤー)毎
に記憶してある。
シピは、図3に示すようなイメージであり、露光処理条
件に対応する露光レシピに対して、塗布現像処理条件に
対応する塗布現像レシピが従属する形で、フォトリソグ
ラフィーが行われるデバイス毎および層(レイヤー)毎
に記憶してある。
【0029】露光条件は、たとえば露光量、フォーカス
値、アライメントシーケンス(アライメントマーク、ア
ライメント光、サンプリングショットを規定する)、レ
チクル、照明レンズ系(NA、σ値、射入斜照明の有無
を規定する)などの各条件の組合せから成り、これらは
レシピの形で、フォトリソグラフィーが行われるデバイ
ス毎および層(レイヤー)毎に記憶装置40に記憶して
ある。
値、アライメントシーケンス(アライメントマーク、ア
ライメント光、サンプリングショットを規定する)、レ
チクル、照明レンズ系(NA、σ値、射入斜照明の有無
を規定する)などの各条件の組合せから成り、これらは
レシピの形で、フォトリソグラフィーが行われるデバイ
ス毎および層(レイヤー)毎に記憶装置40に記憶して
ある。
【0030】また、塗布現像処理条件は、たとえばレジ
スト品種、塗布回転数、レジスト膜厚、反射防止膜の有
無などのレジスト膜種を指定するコーティング条件、現
像液品種、現像時間、現像前の親水処理の有無などを指
定する現像条件と、コーティング前の脱水ベイク、ヘキ
サメチルジシラザン処理、コーティング後のプリベイ
ク、露光後のPEB、現像後のハードベイクなどのベイ
ク温度とベイク時間を指定するベイキング条件などとの
各条件の組合せから成る。これらの塗布現像処理条件
は、レシピの形で、フォトリソグラフィーが行われるデ
バイス毎および層(レイヤー)毎に記憶装置40に記憶
してある露光レシピに従属するように記憶してある。
スト品種、塗布回転数、レジスト膜厚、反射防止膜の有
無などのレジスト膜種を指定するコーティング条件、現
像液品種、現像時間、現像前の親水処理の有無などを指
定する現像条件と、コーティング前の脱水ベイク、ヘキ
サメチルジシラザン処理、コーティング後のプリベイ
ク、露光後のPEB、現像後のハードベイクなどのベイ
ク温度とベイク時間を指定するベイキング条件などとの
各条件の組合せから成る。これらの塗布現像処理条件
は、レシピの形で、フォトリソグラフィーが行われるデ
バイス毎および層(レイヤー)毎に記憶装置40に記憶
してある露光レシピに従属するように記憶してある。
【0031】フォトリソグラフィー工程の作業者は、デ
ィスプレイ44を見ながら、キーボード42から、前記
塗布現像条件の内容を含む露光レシピを、フォトリソグ
ラフィーが行われるデバイス毎および層毎に設定する。
これにより、塗布現像レシピも同時に設定することがで
きる。これは、塗布現像レシピが、デバイス別および層
別の露光レシピに対して従属して設定されるためであ
る。
ィスプレイ44を見ながら、キーボード42から、前記
塗布現像条件の内容を含む露光レシピを、フォトリソグ
ラフィーが行われるデバイス毎および層毎に設定する。
これにより、塗布現像レシピも同時に設定することがで
きる。これは、塗布現像レシピが、デバイス別および層
別の露光レシピに対して従属して設定されるためであ
る。
【0032】本実施例のインライン型露光装置30で
は、塗布現像レシピが、露光レシピに従属するように、
露光装置部32の記憶装置40に記憶するので、露光レ
シピをキーボード42から入力する過程で、塗布現像レ
シピも同時に設定することができ、その操作が簡単であ
る。また、本実施例では、デバイス毎および層毎に、露
光レシピと共に、塗布現像レシピが統合的に管理でき
る。
は、塗布現像レシピが、露光レシピに従属するように、
露光装置部32の記憶装置40に記憶するので、露光レ
シピをキーボード42から入力する過程で、塗布現像レ
シピも同時に設定することができ、その操作が簡単であ
る。また、本実施例では、デバイス毎および層毎に、露
光レシピと共に、塗布現像レシピが統合的に管理でき
る。
【0033】また、本実施例では、塗布現像装置部34
には、制御系として、ユニットコントローラ48のみを
装着し、メインコントローラ、キーボード、ディスプレ
イ、記憶装置などが不要となり、装置コストが安価にな
る。なお、本発明は、上述した実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができ
る。
には、制御系として、ユニットコントローラ48のみを
装着し、メインコントローラ、キーボード、ディスプレ
イ、記憶装置などが不要となり、装置コストが安価にな
る。なお、本発明は、上述した実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、塗布現像処理条件を、露光装置部側で、統合的に設
定することができるので、フォトリソグラフィー加工が
行われるデバイス毎および層毎のレシピ管理が容易とな
る。また、本発明では、露光装置および塗布現像装置に
対して、別々に処理条件を入力する必要がなくなるの
で、その作業が容易になる。
ば、塗布現像処理条件を、露光装置部側で、統合的に設
定することができるので、フォトリソグラフィー加工が
行われるデバイス毎および層毎のレシピ管理が容易とな
る。また、本発明では、露光装置および塗布現像装置に
対して、別々に処理条件を入力する必要がなくなるの
で、その作業が容易になる。
【0035】また、本発明において、露光装置部のメイ
ンコントローラが、塗布現像装置部の塗布現像処理を行
うユニットコントローラを制御するように構成すれば、
塗布現像装置部には、メインコントローラ、キーボード
などの入力手段、ディスプレイ、記憶装置などが不要と
なり、装置コストが安価になる。
ンコントローラが、塗布現像装置部の塗布現像処理を行
うユニットコントローラを制御するように構成すれば、
塗布現像装置部には、メインコントローラ、キーボード
などの入力手段、ディスプレイ、記憶装置などが不要と
なり、装置コストが安価になる。
【0036】また、本発明において、塗布現像条件のレ
シピが、露光条件のレシピに従属するように、露光装置
部の記憶手段に記憶するように構成すれば、露光条件の
レシピを入力手段から入力する過程で、塗布現像条件の
レシピも同時に設定することができるので、操作が簡単
である。また、デバイス毎および層毎に、露光条件のレ
シピと共に、塗布現像条件のレシピが統合的に管理でき
る。
シピが、露光条件のレシピに従属するように、露光装置
部の記憶手段に記憶するように構成すれば、露光条件の
レシピを入力手段から入力する過程で、塗布現像条件の
レシピも同時に設定することができるので、操作が簡単
である。また、デバイス毎および層毎に、露光条件のレ
シピと共に、塗布現像条件のレシピが統合的に管理でき
る。
【図1】図1は本発明の一実施例に係るインライン型露
光装置の制御システムの概略図である。
光装置の制御システムの概略図である。
【図2】図2は同実施例に係るインライン型露光装置で
のプロセスフローを示す図である。
のプロセスフローを示す図である。
【図3】図3は露光レシピと塗布現像レシピとの関係を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】図4は従来例に係る露光装置と塗布現像装置の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図5】図5は従来例に係る露光レシピと塗布現像レシ
ピとの関係を示す説明図である。
ピとの関係を示す説明図である。
30… インライン型露光装置 32… 露光装置部 34… 塗布現像装置部 36… メインコントローラ 38… ユニットコントローラ 40… 記憶装置 42… キーボード 44… ディスプレイ 48… ユニットコントローラ
Claims (4)
- 【請求項1】 塗布現像装置部が露光装置部にインライ
ン化されたインライン型露光装置であって、 露光装置部のメインコントローラへの入力手段から、塗
布現像装置部の塗布現像処理を制御するための塗布現像
条件を入力可能に構成してあるインライン型露光装置。 - 【請求項2】 前記露光装置部のメインコントローラ
が、塗布現像装置部の塗布現像処理を行うユニットコン
トローラを制御することを特徴とする請求項1に記載の
インライン型露光装置。 - 【請求項3】 前記露光装置部が、前記入力手段から入
力された塗布現像装置部の塗布現像処理を制御するため
の塗布現像条件と、前記入力手段から入力された露光装
置部の露光処理を制御するための露光条件とを、フォト
リソグラフィー加工が行われるデバイス毎および層毎
に、レシピの形で記憶される記憶手段を有する請求項1
または2に記載のインライン型露光装置。 - 【請求項4】 前記塗布条件のレシピが、前記露光条件
のレシピに従属するように前記記憶手段に記憶される請
求項1〜3のいずれかに記載のインライン型露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7012439A JPH08203811A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | インライン型露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7012439A JPH08203811A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | インライン型露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08203811A true JPH08203811A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11805344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7012439A Pending JPH08203811A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | インライン型露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08203811A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10235352A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 電解水生成装置 |
US6282457B1 (en) | 1996-06-07 | 2001-08-28 | Tokyo Electron Limited | Device for controlling treating station |
JP2010199476A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理システム |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP7012439A patent/JPH08203811A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6282457B1 (en) | 1996-06-07 | 2001-08-28 | Tokyo Electron Limited | Device for controlling treating station |
JPH10235352A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 電解水生成装置 |
JP2010199476A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理システム |
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