JPH08202481A - 指示機能をコンピュータ・キーボードに統合する装置および方法 - Google Patents

指示機能をコンピュータ・キーボードに統合する装置および方法

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JPH08202481A
JPH08202481A JP3115882A JP11588291A JPH08202481A JP H08202481 A JPH08202481 A JP H08202481A JP 3115882 A JP3115882 A JP 3115882A JP 11588291 A JP11588291 A JP 11588291A JP H08202481 A JPH08202481 A JP H08202481A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータがキーボードのキーから指先を離
さずに指示デバイス機能を提供することができるデバイ
スを提供する。 【構成】 コンピュータと接続されたキーボードのキー
・スイッチ取付け板10が、抵抗力に抗して水平方向に
変位するようにキボード・ケース8に支持され、キート
ップ面に与えられる力を測定するための磁石25および
ホール・センサ27が、キーボード・ケース8とキーボ
ード取付け板10との間に取付けられる。前記ホール・
センサ27からの力の方向および大きさを示す信号は、
指示デバイスにより生じる信号をエミュレートするため
使用できるようにプロセッサでコード化される。オペレ
ータは、キートップ面に沿って水平方向に充分な力を加
えるだけでキー操作モードから指示デバイス・モードに
することができ、これにより指先をタイピング位置から
離すことなくキーボード・モードから指示デバイス・モ
ードへ切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、キーボード入力で動作するコ
ンピュータ・システムに関し、特に、キーボードに統合
される補助デバイスによって実行される指示機能の如き
制御機能をサポートする装置に関する。このデバイス
は、キーボードのキー・トップの面上に横方向の力を及
ぼすことにより操作される。
【0002】キーボード入力で作動するコンピュータ・
システムは、作動のための効率的なツールをデータ入力
オペレータに提供することにより、英数字データの迅速
な入力をサポートしてきた。幾つかのコンピュータ・シ
ステムにより提供されるグラフィック環境におけるコン
ピュータの動作は、カーソルをディスプレイ上の1つの
場所から別の場所へ移動させるため使用される補助的な
指示デバイスにより有効に操作される。このような環境
においては、「マウス」の如き指示デバイスは、スクリ
ーンに表示されたオブジェクトが後続する操作のため識
別されることを可能にする。
【0003】キーボード・データ入力システムと指示デ
バイスとを組合わせて使用することは、ユーザが自分の
手を打鍵位置から印字デバイス操作位置等の遠く離れた
位置まで動かすことを要求されるため、やや非効率的と
なる。多くの操作指示動作が必要とされる場合は、打鍵
動作の中断はキーボードのデータ入力効率を著しく低下
する。この操作指示機能を更に効率的にする1つの試み
は、カーソル操作用に使用できるキーをキーボードによ
り多く配置することであった。このことは、他の機能の
実現を犠牲にしかつキーボードのスペースを占用してし
まう。例え(通常、キーボードの右側に配置される)余
分のキーがあっても、キーボード・オペレータは、キー
ボード操作から指示操作へ切換える時、「ホーム」ポジ
ションから一方の手を離すことを要求される。
【0004】キーボード・デバイスにマウス制御の諸機
能を盛込むことは、種々の文献に記載されている。「C
RTディスプレイ制御カーソルのための独特なデバイス
を包含するマウス/キーボード概念(Mouse/Ke
yboard Concept Incorporat
ing Unique Devices for Co
ntrol CRT Display Cursor
s)」(IBM TDB第27巻、第103号、198
5年3月発行)、および「統合化されたマウスおよびキ
ーボード(An Integrated Mouse
and Keyboard)」(IBM TDB、第3
1巻、第8号、230頁、1989年1月発行)なる題
名の刊行物において、キーボードのベースの下側にマウ
スを構成することが示唆されている。これにより、支持
面上のキーボードの運動を、カーソルの位置決めのため
のマウス信号へコード化することができる。しかし、こ
の試みは多くの問題点を有する。例えば、キーボードの
4つの座標方向における運動を許容するための大きな作
業スペースを必要とする。更に、キーボードを動かすこ
とは、物理的に過大な負担となり、キーボードが移動さ
れた時には、キーボードはもはや打鍵のためには最適な
状態にはない。
【0005】米国特許第4,680,577号は、従来
のキー操作として押されることに加えて、横方向に揺す
りあるいは撓めることができる少なくとも1つのキーを
有するキーボードについて記載している。この横揺運動
は、CRT上でカーソルの位置決めを行うためコード化
される。この米国特許は、FまたはJの如き「ホーム」
キーの内の2つのキー構成を示唆している。この米国特
許では、マウス・ボタンをエミュレートすることによる
別の問題、即ち指示キーを不注意で押すこと、あるいは
指がこれらのキーのいずれの上にもない時に指示を行う
ことについて明らかにされていない。
【0006】
【発明の開示】本発明の主要目的は、ユーザの指先が通
常位置決めされることによりキーボードのキーの頂部の
面に加えられる横方向の力を検出することにより、コン
ピュータが選択し得る機能を実現することにある。本発
明の別の目的は、キーボードのキーの頂部面に加えられ
る横方向の力を検出することにより、コンピュータのキ
ーボードにおいて指示機能を実現することにある。本発
明の更に特定の目的は、現在あるキーボード設計におけ
るキーの数あるいは機能を変更することなく、またキー
ボードのユーザが通常の打鍵過程において到達する位置
から移動することを必要とすることなく、標準的なコン
ピュータ・キーボード上で指示機能を実現することにあ
る。
【0007】本発明の上記および他の目的は、キーボー
ドのキー面に対して加えられる力の大きさおよび方向を
決定するための横方向力検出デバイスにより実現される
コンピュータ・キーボードによって達成される。検出さ
れた力は、コンピュータに対する指示機能用の制御信号
として用いることができる。この指示機能は、例えば、
カーソルをCRT上の所要の位置へ位置決めすることが
できる。あるいはまた、ある与えられた範囲の力に対し
て機能を割当てることにより、1つの機能を選定するこ
とができる。オペレータが所要の力を与える時常に、機
能がオン・ボード・マイクロプロセッサにより選定され
る。
【0008】本発明は、標準的なキー・レイアウトおよ
び標準的なキー・トップの「くぼみ」を持つ従来のキー
ボードを用いて実現することができる。前記検出デバイ
スを動作させるのに必要な力は、小さな力を測定するセ
ンサ・デバイスが周知の技術であるため、物理的な負担
なしに加えることができる。更に、キーボード内のプロ
セッサの存在は、キーボードが、カーソルを動かすユー
ザの意志から生じる横方向の力と、打鍵時に不測に加え
られる横方向の力との間の弁別を行うことを可能にす
る。これらの事象は各々、識別可能な力とタイミングの
特徴を有する。
【0009】選定される機能は、CRTディスプレイ上
でカーソルを位置決めする如き指示機能である。本発明
の望ましい実施態様においては、打鍵運動方向と直角を
なす面内のキー・トップ面に加えられた閾値以上の力
は、制御信号としてデコードされる。この事例において
は、制御信号は、カーソルの位置決め要求である。オペ
レータは、充分な大きさの力をカーソルを位置決めする
選択方向に与える。カーソルは、加えられる力の大き
さ、力の方向および加えられた力の持続時間の関数とし
て決定される場所に置かれる。
【0010】この指示機能は、オペレータがカーソルを
選択された文字上に置くことを許容する文字サーチ機能
で置き換えることができる。この機能を用いて、オペレ
ータは最初に、選択された文字の付近にカーソルのおお
よその位置決めを行う。この文字は、次にこの文字を表
わすキーを打つことにより選択される。コンピュータ
は、打鍵の検出と同時にサーチ・ルーチンに入り、表示
メモリーにおいて所要の文字を探す。一旦この文字の場
所が決定されると、コンピュータはこの文字に対してカ
ーソルを正確に位置決めする。
【0011】この指示機能は、キーボード上にあるキー
を用いて、マウス・ボタン・エミュレーション機能によ
っても補完することができる。マウス・ボタンは、マウ
ス・ボタンとしての所定の2つ以上のキーの同時押圧を
検出することによりシミュレートすることもできる。こ
の機能の望ましい実施態様は、2つ以上のキーをキーボ
ードの中心の右手へ押したことを右側のマウス・ボタン
の操作として、また2つ以上のキーをキーボードの左側
へ押したことを左側のマウス・ボタンの操作として検出
する。従って、アプリケーションあるいはオペレーティ
ング・システムのマウスで駆動されるユーザ・インター
フェース機能の動作が、キーボード操作により可能とな
る。
【0012】
【実施例】図1には、キーボードで作動するコンピュー
タ・システムが示されている。このシステムは、本発明
により実現されコンピュータ12と接続されたキーボー
ド11を含む。キーボード11からのデータ入力は、ア
プリケーション・プログラムの通常の動作過程の間、C
RTディスプレイ13上に表示される。キーボード11
は、工業規格であるキーのレイアウトを有する。
【0013】キーボード11は、マウス出力ケーブル1
7、キーボード出力ケーブル18、ならびにコンピュー
タ12に対する標準的なコード化出力ケーブル6を有す
るように示されている。マウス・ポートは、大半のパー
ソナル・コンピュータ・システムにおいて用意されてい
る。同様に、多くのアプリケーション・プログラムは、
このポートを介して提供される指示およびボタン操作情
報を利用するように書かれている。これらインターフェ
ースのこれ以上の論議は不要である。
【0014】本発明の望ましい実施態様により提供され
る指示機能を用いれば、CRTディスプレイ13上に表
示されるアプリケーションを使用しているオペレータ
が、カーソルを1つの場所から他の場所へ移動すること
が可能である。この移動は、キーボードのキートップ面
16にカーソルの所要の移動方向と対応する方向に力を
加えることにより行うことができる。カーソルの変位量
は、加えられる(所定範囲内の)力の大きさ、およびキ
ーボード11のキートップ面16に力が加えられる時間
と比例する。
【0015】次に図2には、キーボードのキートップ面
16に加えられた力が、コンピュータ・システムが理解
し得るコードに後で処理するための制御信号としてどの
ように検出され測定されるかが示されている。図2に示
されるように、僅かに皿状になったキートップ面16を
カーソルの所要の運動方向と対応する方向に押すことに
より、キーボード・オペレータが力を及ぼすことが可能
である。キー・スイッチ取付け板10が、キーボード・
フレーム即ちケース8に弾性的に取付けられ、取付け板
10の離れたコーナー(遠方コーナー)において可撓性
のあるポスト20で支持され、その近いコーナー(前方
コーナー)において拘束されたベアリング21で支持さ
れている。このため、キー上に置かれた指により与えら
れる僅かな大きさの力が、ポスト20の撓みを生じるこ
とになり、キーボード表面10が拘束されたベアリング
21上で僅かに移動される。この支持構成は、キーの操
作中直角方向に加えられる力に抗してスイッチ取付け板
を支持するに充分であることが判る。また、ポストの強
度が適正に選択されるならば、キーボード・ケース8に
対するキー・スイッチ取付け板10の小さいが検出可能
な変位が、キートップの面内でキートップにユーザが任
意の方向に力を加えることにより生じることになる。図
2においては、移動方向はポスト20への方向である。
ポスト20は、このような移動の結果として僅かに撓め
られる。取付け板10の前方コーナーは、拘束されたベ
アリング21上で摺動する。キー・スイッチ板を緩く取
付けても、該コーナーがベアリング面21とキーボード
上のベゼル24との間で捕捉状態に保持されるため、外
れる危険はない。キーボード・ベゼル24は、キー・ス
イッチ取付け板10の面の両端を捕捉する従来の折り曲
げシャシーの一部として示される。ばねあるいは弾性膜
の如き他の弾性的な支持手段も本発明の実施において使
用が可能なことが理解されよう。
【0016】キー・スイッチ取付け板10の底面には、
キー・スイッチ取付け板10が移動する時これも移動す
る磁石25が取付けられている。磁石25は、磁石25
の変位により生じる磁界強さの変化を出力電流の変化に
変換することができる、キーボード・ケース8上に取付
けられたホール・センサ27のアレイ上に配置されてい
る。これらホール・デバイスは電流から電圧への変換機
能を備えられているものとしよう。ホール・センサ27
のアレイは、変位の直交成分が図3の差動増幅器30、
31により電圧の大きさに変換され、A/Dコンバータ
33、34により2進数値にコード化されるように、差
動対として配列される。これらの2進数値は更に、キー
ボード・プロセッサ35により使用される。弾性支持部
即ちキーボード取付け板に対して取付けられる歪み計の
如き他のトランスジューサを本発明の実施において利用
できることは理解されよう。弾性支持部即ちキーボード
取付け板において検出された歪みは、キーボード・プロ
セッサ35への指示指令信号の如き制御信号を、アプリ
ケーションからコンピュータ12に対して生じるため使
用することもできる。この検出された歪みは、キーボー
ド取付け板がキーボード・ケースに対して取付けられた
状態に即している。
【0017】上記の装置は、図1に示した如き従来のキ
ーボードに使用される。オペレータは、通常キーボード
11を介して、キー打鍵データを受取るアプリケーショ
ンによりCRTディスプレイ13上に表示することがで
きるテキストを入力する。指令あるいはデータの如き制
御情報は、図2に関して述べたように、キーボードのキ
ートップ面に力を加えることにより制御信号を生じるこ
とによって入力される。指示情報の形態の制御情報を一
例として次に説明する。例えばマウス・データの形態の
データがアプリケーション・プログラムに対して提供さ
れる指示モードに入るには、図2のキーボードのキート
ップ面に力が加えられ、これによりこの力と関連する大
きさのキー・スイッチ取付け板10の変位を生じる。こ
の変位はまた、図3の磁石25に対して及ぼされ、制御
信号が出力電圧の変化の形態でホール・センサ27のア
レイから生成される。図3のホール・センサの差動対の
各々の出力電圧のコモン・モードは、差動増幅器30、
31によって排除されて、この対の軸における移動から
生じる成分電圧のみが出力される。この電圧は、A/D
コンバータ33、34によりマイクロプロセッサが読む
ことができるディジタル数量へ変換される。これらの量
は、どの制御機能がユーザから要求されたかを判定する
ため、マイクロプロセッサ35で実行されるプログラム
により使用される。本例においては、指示操作がユーザ
により行われたかどうかを判定する。ソフトウエアが図
1のコンピュータ12において実行中のアプリケーショ
ン・プログラムに対して打鍵情報を与えている場合、こ
れらの数値に応答して、図3のマイクロプロセッサ35
において実行中のプログラムが、上記のアプリケーショ
ンへ指示情報を送らせるためその制御の流れを変更す
る。
【0018】信号レベルに基いて行われる諸動作は、図
4の状態図に関して説明する図2の電子回路28により
行われる。一旦ユーザが指示情報の送出を完了すると、
スペース・バーの打鍵、あるいは他の(おそらくは、ユ
ーザが定義した)打鍵を入力することにより、テキスト
・モードへ戻ることが可能である。指示データを生じる
上記の機能は、指示モードへの切換えのためキートップ
面に加えられる力の検出を利用する。本発明の原理を用
いれば、キートップ面の力の方向の検出により指示する
ことに加えて、他の機能を選択することが可能である。
これらの他の機能は同様にコード化することができ、こ
れにおいては力の方向、力の持続時間および大きさによ
り、コンピュータにおける他の機能が開始される。ま
た、本発明の趣旨から逸脱することなく、キー・スイッ
チ取付け板の支持および作用力の測定のため本文に述べ
たもの以外の手法を用いて、指示デバイスを有するキー
ボードを作ることも可能である。
【0019】上記の実施態様をマウス機能と関連して使
用することも可能である。図1および図3に示した装置
により達成される指示は、指示情報をコンピュータのア
プリケーション・プログラムに与えるために、タイピス
トまたはコンピュータ・ユーザが指をテキストの入力位
置から動かす必要がない点において有利である。従来の
指示デバイス・システムにおいては、別体の指示デバイ
スが使用され、データを入力する人が手、あるいは(最
もましな場合でも)幾つかの指をテキスト入力位置から
別の指示デバイス操作位置まで動かすことを必要とし
た。上記の機能を手をキーボード上に置いたままで実行
するためには、図1および図2のキーボードおよび指示
システムにおいてマウス・ボタンの機能をシミュレート
する手段を提供することが必要である。これらの機能
は、指示モードにある間、中心線19のいずれか一方の
側におけるキー等のある規定されたキー・グループ内の
1つ以上のキーが同時に押されたことを検出する形態を
取る。このため、マウス・ボタンを操作するために、オ
ペレータは、キーボードの右側および左側を2つの別の
マウス・ボタンと見做す。操作の間、従来のマウス・ボ
タン制御に従って情報をアプリケーションへ送ることを
必要とする時、ユーザは、マウス・ボタンのターンオン
と対応する信号がアプリケーション・ソフトウエアへ送
られるべきであるという、キーボード・プロセッサで実
行中のプログラムを伝達するため、キーボードのどちら
かの側の2つのキーをほぼ同時に押しさえすればよい。
【0020】キーボードと関連しているのは、キーボー
ド・スイッチ・アレイ36であり、該アレイは、接続さ
れたXおよびY信号バスにより従来の方法で走査され
る。これらのキーボード・バス38、39は、キーの打
鍵およびどのキーが選択されたかの識別を可能にする。
従来の第1および第2のマウス・ボタンの閉路をシミュ
レートするため、マウス・ボタンがキーボード11のい
ずれか一方の側の少なくとも2つのキーの同時の打鍵に
よりエミュレートされる任意の実施例を用いることがで
きる。このような実施例においては、従来のマウスの方
法でのデータコード化の指示操作と共に、第2のケーブ
ル17上に与えられた信号をコンピュータ12のマウス
入力ポートへ送る。
【0021】キーボード・マイクロプロセッサ35は、
ケーブル18上の標準的なキーボード・コード化信号を
コンピュータ12に対して与える。コンピュータ12が
マウス・ポートを持たない場合には、キーボード・マイ
クロプロセッサは、カーソル・キーの打鍵によりキート
ップ面に加えられた力により生じる制御信号を出力す
る。このコード化情報は、キーボードの配線18によっ
てコンピュータ12へ与えられることになる。キーボー
ド・マイクロプロセッサ35が、多数のキー打鍵を弁別
してマウス・ボタンの操作を検出し、これをマウス操作
としてコード化することができる。キーボード・マイク
ロプロセッサ35は、キーボードに加えられた力の時間
と大きさの両特性、および打鍵一致を調べることによ
り、通常のキー操作を入力しながら、キーボード面10
に加えられた不測の力からの指示指令となるよう意図し
て供給されるこの力を弁別することができる。
【0022】図示した実施例によれば、CRTディスプ
レイ13上のテキスト文字に対しておおまかに位置決め
されたカーソル9を正確に位置決めするサーチ・モード
を提供することができる。図1に示されるように、カー
ソルは、アプリケーション・ソフトウエアに位置の情報
を与えることによって位置決めすることができる。本例
では、アプリケーションがテキスト・モード・インター
フェースを提示し、これによりキーボードがカーソル移
動キー・コードの形態で位置決め情報を提供するものと
する。カーソル9をテキストの文字と一致して置くため
に、カーソルは最初所要の文字付近に置かれ、その後サ
ーチ・モードがトリガーされる。このサーチ・モード
は、カーソル9の所要位置に表示された英数字と対応す
る1回の打鍵で開始される。このため、オペレータが、
文字Iを押すことによりカーソル9をテキストの最初の
行のSとA間の位置に置いたならば、コンピュータは、
サーチ手順を開始して文字Iに対するテキスト・メモリ
ー内のカーソルの付近の場所を探す。接近した記憶場所
が2つの文字Iを含むから、コンピュータは、文字I、
即ち単語「is」の最初の文字を含むメモリー位置を識
別して、見出された最も近い文字Iと一致してカーソル
9を位置決めする。これにより、キーボードの状態に従
って、以降のキー操作が文字Iを重ねて打ち、あるいは
Iの前に1つの文字を挿入すること(挿入あるいは重ね
書き)を可能にする。本例においては、ユーザがカーソ
ルを他の「I」よりも所望の特定の「I」に近付けて置
くことが重要である。明らかなように、等距離目標文字
を取扱うソフトウエアが書込まれる。
【0023】このサーチ・ルーチンは、マウス機能の有
り無しに拘わらず使用することができる。指示機能およ
びサーチ機能から出るためには、スペース・バーを叩け
ばよく、これは指示モードから出てテキスト専用モード
に再び入る要求としてデコードされる。サーチ・ルーチ
ンは、テキスト専用モードにおいては使用できない。説
明した実施例における種々の操作モードは、図4の状態
図に要約的に示される。これらの操作モードは、パワー
アップ後のマシンが取るキーボード状態40を含む。キ
ーボードのキートップ16に対して与えられた力即ち押
圧動作は、デバイスを指示モード41の如き制御モード
に置き、このモードでは前記押圧動作が指示情報へ変換
される。キーボード・マイクロプロセッサのソフトウエ
アにより、特定の制御モードが実現される。指示モード
にある時、キートップ面に以後加えられる全ての力は指
示情報へ変換されることになる。
【0024】もしユーザが右側または左側のマウス・ボ
タン機能43、44のいずれか一方を表示することを欲
するならば、キーボードの中心線の右側あるいは左側の
1対のキーが同時に押される。一旦同時打鍵がマウス指
令として検出されると、短い時間の経過後にシステムは
自動的に指示モードへ戻り、キーボードの右側または左
側に位置するキーをその後離すと、マウス・ボタンを離
すこととして検出される。このため、指示情報は、マウ
ス・ボタンが押される間収集し続けることができる。こ
れにより、マウスの「ドラッグ(ボタンを押したまま引
く)」操作を「プル・ダウン」ユーザ・インターフェー
スと共通にサポートする。
【0025】マウス・モードあるいは指示モードから抜
けるためには、スペース・バーを押すだけでよい。指示
モードにおいて、1つの文字がキーボード上で押される
と、サーチ・モードは状態42に入って位置決めされた
カーソルの付近の文字を探す。一旦この文字が見出され
ると、カーソルは文字の位置へ移動され、キーボード状
態40に再び入る。この状態は、文字が見出されるとテ
キストの合成を続けることを許容し、カーソルがこの位
置へ移動される。文字が予め設定されたある時間あるい
は距離内に見出されなければ、カーソルはそのままの位
置に残され、キーボード状態40に再び入る。
【0026】本発明の前記の実施例の実現に際して、キ
ーボード・マイクロプロセッサ35ならびにコンピュー
タ12のマイクロプロセッサは共に然るべくプログラム
されねばならない。図6Aおよび図6Bは、キーボード
・マイクロプロセッサ35において実現されるプログラ
ミング・ステップを表わしている。図7は、カーソル付
近の文字のサーチを行うために、スクリーン文字のサー
チをコンピュータ・キーボード処理システムに統合化す
るため必要なコンピュータ12のプログラムの一部を示
している。図5は、これらの機能を実現するための図3
のキーボード・マイクロプロセッサ35における全プロ
グラム・アーキテクチャを示す。
【0027】図5には、指示機能、マウス機能およびサ
ーチ機能の如き前記の制御機能の実現を可能にする、キ
ーボード・マイクロプロセッサ35におけるソフトウエ
アの全体構成が示される。図1のコンピュータ12およ
びキーボード11のパワーオン(ステップ50)に続い
て、パーソナル・コンピュータの如きコンピュータ処理
システムにおいて周知の如く、パワーオン自己診断ルー
チンがステップ51で実行される。自己診断が良好に完
了すると、モードはステップ52においてキーボード・
モードにセットされる。このキーボード・モードを開始
するため、ステップ53において初期化データがコンピ
ュータ12からロードされ、これがマウスに対する閾値
の如きパラメータを特定し、位置決め情報をアプリケー
ションに与えるため、マウス・データあるいはカーソル
・キー・コードのいずれが使用されるかを識別する。次
に、ロードされたデータは、この選択されたデータに従
って、ステップ54において図3のキーボード・マイク
ロプロセッサ35を初期化するため使用される。
【0028】この時、キーボードは、従来のキーボード
入力モードまたはテキスト作成モードのいずれかでテキ
ストを入力するため、あるいは指示モードあるいはマウ
ス・モードの如き前記の制御機能で使用することができ
る。もしキーボード・イベントがステップ55で検出さ
れると、この事象は図6Aおよび図6Bに示されるよう
に処理される。キーボード入力モードにおいてキーの打
鍵が生じ、あるいは制御機能モードにおいて横方向の力
がキーボードのキートップ面に加えられると、このイベ
ントはステップ56におけるイベントの処理を可能にす
る。ステップ56は、図6Aおよび図6Bに示されるよ
うに、このイベントをコード化してカーソル移動キー打
鍵、キー操作あるいはマウスのデータ・ストリームの如
きキーボード入力モード機能あるいは制御モード機能の
いずれかとしてコンピュータへ転送する一連のステップ
からなっている。
【0029】ステップ56におけるイベントの処理に続
いて、判断ブロック(ステップ57)が、新しいパラメ
ータが再初期化を要求するホストによりロードされたか
どうかを判定する。最も簡単なケースでは、デバイスの
一連の使用中新しいパラメータがなかった場合である。
図6Aにおいては、キーボード・イベントを処理してこ
れをコード化するため、キーボード・マイクロプロセッ
サ35により実行されるプログラム・ステップを示すフ
ローチャートが示される。
【0030】キーボードにおけるユーザの動作は、キー
ボード・モードまたは制御モードのいずれか一方である
イベントをステップ60で起生する。キーボードがキー
ボード・モードにあるかないかを判定することにより、
イベント処理ルーチンが開始する。デバイスがキーボー
ド・モードにあれば、判断ブロック61が制御の流れを
判断ブロック65へ通過させ、このブロック65で、キ
ー操作が行われたかどうかを判定する。他の可能なイベ
ントは、キートップ面における予め定めたレベルの力の
供給に応答して入力される制御モードである。このよう
な力が検出されないか、あるいは力がキー操作と一致す
るものと検出されるならば、このキー操作がステップ6
8においてコード化されてステップ69のPCへ送られ
る。このような各キー操作は、従来技術の基本的なテキ
スト合成を行う。キー操作の転送に続いて、イベント処
理ルーチンがステップ70で終了する。これは、図5の
ステップ56のイベント処理ルーチンの出口点である。
【0031】新たなイベントがイベント処理ルーチンに
入り、キーボードがキーボード・モードにあるとすれ
ば、判断ブロック61は再び制御の流れを判断ブロック
65へ進ませる。もしキーボード面での力が検出される
ならば、判断ブロック65が制御の流れを判断ブロック
66へ進ませる。判断ブロック66は、これが指示モー
ドの如き制御モードの作動のための閾値以上かどうかを
判定する。これが閾値以上であるとすれば、キーボード
のマイクロプロセッサにより保持されるデータ構造にお
けるアイテムを、キーボード・モードを示す条件から指
示モードを示す条件へ変更することにより、ステップ6
7において指示モードに入る。もしイベントが図5の初
期化ステップ54でセットされた所要の閾値の如き予め
定めたレベル以下であるならば、イベント処理ルーチン
がステップ67から抜け出る。
【0032】一旦指示モードに入ると、制御は判断ブロ
ック61を通り、キーボードがこの時指示モードにあっ
てキーボード・モードにないため、判断ブロック63へ
送られる。判断ブロック63は、キー操作が検出されな
かったため、制御をステップ71へ送り、ここで図3の
アナログ/ディジタル・コンバータ33、34の各々が
読出される。これにより、ホール・センサ27における
ホール・デバイスにより検出される2つの座標方向の各
々における力の大きさに対応する信号が読出される。判
断ブロック72においてマウス・モードが選択されなか
ったことを判断すると、これらの読出し信号はステップ
77において差動ホール・デバイス対が指向される各方
向を示すXおよびY方向の力の測定値の累計に加算され
る。判断ブロック78においては、時間軸上の力の累計
値が閾値あるいは予め定めたレベルを越えるかどうかが
判定される。もしそうであれば、この値はステップ79
においてコード化される。X軸方向のコード化された変
位は、マウス・モードがセットされなかったため、カー
ソル移動のキー操作の形態でステップ80においてPC
キーボード・ポートへ送られる。累計されたXの値の部
分は、ステップ81において累計から差し引かれて、新
しい正しい累計値Xを得る。次に、制御は判断ブロック
85へ送られて、累計値Yのカウントを同様に処理す
る。累計値Xが判断ブロック78で閾値を越えなかった
と判定されると、制御はまた判断ブロック85へ送られ
る。
【0033】Y軸方向の検出された力は同様にコード化
が行われる。判断ブロック85においては、図2および
図3に示したホール・デバイスの直交対により定義され
る軸(Y軸)に沿って測定された力の累計が、閾値即ち
予め定めたレベルと比較される。もしこの閾値を越える
ならば、その累計値はステップ82においてコード化さ
れて、ステップ83においてPCへ送られる。次に、コ
ード化された値はステップ84において累計値から差し
引かれ、イベント処理ルーチンはステップ86で抜け
る。判断ブロック85においてY軸の閾値を越えなかっ
たと判定したならば、イベント処理ルーチンは同様にス
テップ86において抜ける。このように、指示モードに
ある間の各力の測定はカーソル移動のキー操作としてコ
ード化されて、カーソルに対する2つの直交方向の変位
量を示す。
【0034】判断ブロック72に戻って、マウス・モー
ドがキーボード初期化の間「オン」にセットされるなら
ば、制御はこの時ステップ73へ送られてXおよびY軸
の累計値の内容をマウス・データ・ストリーム・フォー
マット・データとしてコード化する。このデータは、ス
テップ74においてPCのマウス・ポートへ送られ、ス
テップ76においてイベント処理ルーチンから抜ける。
【0035】図6Bには、イベント処理ルーチンを指示
モードで実行する時、2つのマウス・ボタンのシミュレ
ーションを行い、あるいは付近の文字に対するサーチを
要求するメッセージを送り、あるいはキーボード・モー
ドへ戻るため、キーボード・マイクロプロセッサ35に
より実行される別のステップが示される。本例では、ユ
ーザが1つ以上のキーを押したものとする。スペース・
バーが押されると、判断ブロック89がプログラム制御
の流れをステップ94へ送り、ここでシステムを制御モ
ード、本例では指示モードから外してキーボード・モー
ドへ戻す。このモード変更に続いて、イベント処理ルー
チンはステップ95に示される如く終了する。
【0036】判断ブロック89におけるプログラム制御
の流れを生じるキー操作がスペース・バーではなく文字
キーである場合は、判断ブロック88が、1つの文字キ
ーあるいは多くの文字キーが押されたかどうかを判定す
る。1つの文字キーが押されたならば、制御の流れはブ
ロック90へ送られ、拡張コード・メッセージがブロッ
ク90でPCへ送られる。このメッセージが送られた
後、ステップ91においてイベント処理ルーチンが終了
する。この拡張コード・メッセージは、PCのキーボー
ド割込みハンドラにより受取られ、表示されるテキスト
間でサーチされる文字を保持する。PCにおけるキーボ
ード割込みハンドラは、拡張メッセージが受取られる時
の動作を除いて従来のものでよい。
【0037】拡張メッセージを含むキーボードのストリ
ームの処理のために必要な別のプログラムの流れを図7
について簡単に述べる。図7に示されるように、コンピ
ュータ12は、このメッセージを受取ると同時に、おお
よそ位置決めされたカーソルに最も近い文字であって、
キー操作により識別された表示メモリー内の文字を見出
すサーチ・ステップ117を行う。このサーチは、当業
者には周知の幾つかの方法のどれかにより行うことがで
きる。サーチが終了すると、このルーチンは判断ブロッ
ク118に移行して、ここでサーチが成功したと判断す
ると、移動カーソル・ルーチン119においてカーソル
の位置決めを行う。もしサーチが不成功ならば、キーボ
ード・バッファ・ステップ120においてカーソルの位
置決めをやり直すことなく、エスケープ・シーケンスを
フラッシュする。次いで、キーボード割込みハンドラの
残部がその制御の流れに従って実行される。
【0038】図6Bの判断ブロック99に戻ると、ここ
ではシステムがマウス・モードにあることが判定され
る。本例では、制御の流れは判断ブロック100へ送ら
れ、そこで押されたキーの大半が中央線の左側か右側の
どちらにあるかの判定が行われ、これにより左側あるい
は右側のマウス・ボタンのどちらが選択されたかを識別
する。これらの判定の結果、マウス・モードが「オン」
であるとすれば、指令がコンピュータへ送られることに
なる。ステップ101においては、左側のマウス・ボタ
ン指令がPCマウス・ポートへ送られ、ステップ103
においては、右側のマウス・ボタン指令がPCマウス・
ポートへ送られる。いずれの場合も、ステップ102あ
るいはステップ104においてイベント処理ルーチンが
終了する。
【0039】もしステップ99においてキーボードがマ
ウス・モードにないと判定すると、キー操作はユーザの
誤りであると判定し、操作を行うことなく処理ルーチン
を終了する。当業者には、「2重クリック」、2つ以上
のボタンを持つマウス、およびドラッギング機能の如き
より複雑な指示デバイスを提供するように、本文に述べ
た基本的な機能を容易に拡張できることが明らかであろ
う。このため、大きな犠牲を生じることなく標準的なキ
ーボード・エントリ、ならびに指示機能およびマウス機
能の如き制御機能のエントリを用いて有効なキーボード
操作を提供することが可能である。オペレータは、自分
の手を標準的なタイピング位置から移動することなくキ
ーボードを操作することができ、しかも大きな物理的な
負担もなく、またキーボードによるタイピングの効率を
損なうことなく、あたかもマウスを手に持っているかの
ように指示機能を即座に使用することができる。
【0040】与えられた、あるいは予め定めた大きさの
範囲の横方向の力の存在を検出することにより、キーボ
ードに対する異なる制御機能を確立する装置について幾
つかの実施態様に関して記述した。これは、カーソルの
移動あるいはマウス機能の如き多くの制御機能あるいは
指示機能の1つとして実現することができ、余分なキー
あるいは一般的でない手の操作なしにマウス機能のエミ
ュレーションを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による指示デバイス等の制御機能装置を
内蔵するキーボード・データ入力システムを示す平面図
である。
【図2】図1の指示デバイス等の制御機能装置がキーボ
ードに内蔵された状態を示す断面図である。
【図3】指示デバイスがどのように本発明の望ましい実
施態様により実現されるかを示す回路図である。
【図4】キーボードあるいは指示デバイスのいずれかと
して使用できるように、ユーザによりキーボード上で行
われる諸操作がどのようにキーボードの作動状態を変化
させるかを示す状態図である。
【図5】図1および図2の指示デバイスの機能を実現す
るソフトウエアを示すフローチャートである。
【図6】AおよびBは、指示操作を検出し実現すると共
に、通常のキーボード操作を提供するためのキーボード
・マイクロプロセッサにおけるソフトウエアを示すフロ
ーチャートである。
【図7】指示操作中キーボード上で選択された文字が打
鍵されたことに応答して正確なカーソル位置の標定を可
能にするコンピュータのキーボード・デバイス・ドライ
バの付設を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ・ジョン・ライビニス アメリカ合衆国12533、ニューヨーク州 ホープウェル・ジャンクション、マーセ ラ・ブールヴァード 21番地

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボード・ケースと、複数のキーを含
    むキーボード取付け板とを備え、該キーボード取付け板
    は、前記複数のキーの任意の1つに横方向の力を供給す
    ると、前記キーボード・ケースに対して前記キーボード
    取付け板が横方向に移動するように、前記キーボード・
    ケース上に弾性的に支持されていることを特徴とするキ
    ーボード。
  2. 【請求項2】 前記キーボード取付け板の横方向の移動
    を検出するとこれに応答して制御信号を生じるセンサ
    と、前記制御信号に応答して予め定めた制御機能を実行
    する、前記センサと接続されたコンピュータとを設けて
    なることを特徴とする請求項1記載のキーボード。
  3. 【請求項3】 前記制御信号が指令信号およびデータ信
    号のいずれかであることを特徴とする請求項2記載のキ
    ーボード。
  4. 【請求項4】 前記指令信号が、指示指令信号であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のキーボード。
  5. 【請求項5】 前記指示指令信号がマウス指令信号であ
    ることを特徴とする請求項4記載のキーボード。
  6. 【請求項6】 第1の予め定めたキー・グループに属す
    る任意の2つのキーの、同時の垂直方向打鍵に応答して
    第1の指示指令信号を発生し、第2の予め定めたキー・
    グループに属する任意の2つのキーの同時の垂直方向打
    鍵に応答して第2の指示指令信号を発生する手段を含む
    ことを特徴とする請求項4記載のキーボード。
  7. 【請求項7】 キーボード・コンピュータ・システムに
    おいて、 キーボード・ケースと、 前記キーボード・ケースと結合された弾性取付け手段
    と、 複数のキーを含むキーボード取付け板であって、前記複
    数のキーの任意の1つに横方向の力を供給すると、前記
    キーボード・ケースに対する前記キーボード取付け板の
    横方向の移動を生じるように、前記弾性取付け手段に対
    して結合されているキーボード取付け板と、 前記弾性取付け手段および前記キーボード取付け板の一
    方と結合され、横方向の移動を検出して制御信号を生じ
    るセンサと、 前記センサと接続され、前記制御信号に応答して予め定
    めた制御機能を実行するコンピュータとを備えることを
    特徴とするキーボード・コンピュータ・システム。
  8. 【請求項8】 前記コンピュータによる予め定めた制御
    機能の実行に応答して指標の変化が明示される表示デバ
    イスを含むことを特徴とする請求項7記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記制御機能が指示機能であることを特
    徴とする請求項8記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記指示機能がマウス機能であること
    を特徴とする請求項9記載のシステム。
  11. 【請求項11】 第1の予め定めたキー・グループに属
    する任意の2つのキーの同時の垂直方向打鍵に応答して
    第1のマウス・ボタン指令を発生し、かつ第2の予め定
    めたキー・グループに属する任意の2つのキーの同時の
    垂直方向打鍵に応答して第2のマウス・ボタン指令を発
    生する手段を設けることを特徴とする請求項10記載の
    システム。
  12. 【請求項12】 テキストおよび制御機能のユーザ・エ
    ントリのためのキーボードおよびコンピュータ・システ
    ムにおいて、 キーボード・ケースと、 前記キーボード・ケースと結合された弾性取付け手段
    と、 複数のキーおよびスペース・バーを含むキーボード取付
    け板であって、該キーおよびスペースバーの各々はユー
    ザによる垂直方向の力の供給に応答して垂直方向に変位
    可能であり、該キーボード取付け板は、前記複数のキー
    の任意の1つに対して横方向の力を供給すると、前記キ
    ーボード・ケースに対するキーボード取付け板の横方向
    の移動を生じるように、前記弾性取付け手段に対して結
    合されているキーボード取付け板と、 前記弾性取付け手段および前記キーボード取付け板の一
    方と結合され、横方向の移動を検出して制御信号を生じ
    る第1のセンサと、 前記複数のキーおよびスペース・バーと結合されて、該
    複数のキーおよびスペース・バーの各々の垂直方向打鍵
    に応答して文字あるいは指令を表わすそれぞれのコード
    化キーボード信号を生じる第2のセンサと、 前記第1および第2のセンサと接続され、前記制御信号
    に応答して予め定めた制御機能を実行し、かつ前記コー
    ド化キーボード信号の各々に応答してデコードされたキ
    ーボード信号を生じるコンピュータと、 前記コンピュータと接続され、該コンピュータによるキ
    ーボード信号のデコードに応答して文字が表示され、か
    つ前記コンピュータによる前記予め定めた制御機能の実
    行に応答して他の指標が明示される表示デバイスとを備
    えることを特徴とするキーボードおよびコンピュータ・
    システム。
  13. 【請求項13】 キーボード・ケースに弾性的に取付け
    られたキーボード取付け板を含むキーボードおよびコン
    ピュータ・システムを動作させる方法であって、前記キ
    ーボード取付け板が複数のキーとスペース・バーを含
    み、その各々がユーザによる垂直方向の力の供給に応答
    して垂直方向に変位されて、キーボード操作モードにあ
    る時コンピュータに対してキーボード信号を発生し、前
    記キーボード・ケースに対する前記キーボード取付け板
    の横方向の移動は、ユーザによる前記複数のキーおよび
    スペース・バーの任意の1つに対する横方向の力の供給
    に応答して生じて制御操作モードにある時コンピュータ
    に対して制御信号を発生する方法において、 キーボード操作モードにおける動作を開始し、 前記キーおよびスペース・バーの少なくとも1つに対し
    て閾値レベルより大きな横方向の力が供給されたことを
    検出すると、キーボード操作モードから制御操作モード
    へ切換え、 前記キーまたはスペース・バーの予め定めた1つに対し
    て垂直方向の力が供給されると、前記キーボード操作モ
    ードへ戻るステップを含むことを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 キーボード・ケースと、複数のキーを
    含むキーボード取付け板とを備え、該キーボード取付け
    板は前記キーボード・ケース上に弾性取付け手段により
    弾性的に支持され、前記複数のキーの任意の1つに対し
    て横方向の力が供給されると、前記キーボード取付け板
    および弾性取付け手段の一方に歪みを生じるように支持
    されていることを特徴とするキーボード。
  15. 【請求項15】 前記キーボード取付け板と前記弾性取
    付け手段の一方における歪みを検出して制御信号を生じ
    るセンサと、該センサと接続されたコンピュータとを含
    み、該コンピュータは前記制御信号に応答して予め定め
    た制御機能を実行することを特徴とする請求項14記載
    のキーボードをコンピュータに結合したシステム。
  16. 【請求項16】 前記制御信号が指令信号およびデータ
    信号の一方であることを特徴とする請求項15記載のシ
    ステム。
  17. 【請求項17】 前記指令信号が指示指令信号であるこ
    とを特徴とする請求項16記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記指示指令信号がマウス指令信号で
    あることを特徴とする請求項17記載のシステム。
  19. 【請求項19】 第1の予め定めたキー・グループに属
    する任意の2つのキーの同時の垂直方向打鍵に応答して
    第1の指示指令信号を発生し、かつ第2の予め定めたキ
    ー・グループに属する任意の2つのキーの同時の垂直方
    向打鍵に応答して第2の指示指令を発生する手段を設け
    ることを特徴とする請求項17記載のシステム。
  20. 【請求項20】 キーボード・コンピュータ・システム
    において、 キーボード・ケースと、 前記キーボード・ケースと結合された弾性取付け手段
    と、 複数のキーを含むキーボード取付け板であって、前記複
    数のキーの任意の1つに対して横方向の力を供給する
    と、前記キーボード取付け板および弾性取付け手段の一
    方に歪みを生じるように、前記弾性取付け手段に対して
    結合されているキーボード取付け板と、 前記弾性取付け手段および前記キーボード取付け板の一
    方と結合されて、前記キーボード取付け板および弾性取
    付け手段の一方における歪みを検出して制御信号を生じ
    るセンサと、 前記センサと接続され、前記制御信号に応答して予め定
    めた制御機能を実行するコンピュータとを備えることを
    特徴とするキーボード・コンピュータ・システム。
  21. 【請求項21】 前記コンピュータによる予め定めた制
    御機能の実行に応答して、指標の変化が明示される表示
    デバイスを設けることを特徴とする請求項20記載のシ
    ステム。
  22. 【請求項22】 前記制御機能が指示機能であることを
    特徴とする請求項21記載のシステム。
  23. 【請求項23】 前記指示機能がマウス機能であること
    を特徴とする請求項22記載のシステム。
  24. 【請求項24】 第1の予め定めたキー・グループに属
    する任意の2つのキーの同時の垂直方向打鍵に応答して
    第1のマウス・ボタン指令を発生し、かつ第2の予め定
    めたキー・グループに属する任意の2つのキーの同時の
    垂直方向打鍵に応答して第2のマウス・ボタン指令を発
    生する手段を設けることを特徴とする請求項23記載の
    システム。
  25. 【請求項25】 テキストおよび制御機能のユーザ・エ
    ントリのためのキーボードを具備したコンピュータ・シ
    ステムにおいて、 キーボード・ケースと、 前記キーボード・ケースと結合された弾性取付け手段
    と、 複数のキーおよびスペース・バーを含むキーボード取付
    け板であって、キーおよびスペース・バーの各々はユー
    ザによる垂直方向の力の供給に応答して垂直方向に変位
    可能であり、前記複数のキーの任意の1つに対する横方
    向の力の供給により該キーボード取付け板および弾性取
    付け手段の一方に歪みを生じるように、前記弾性取付け
    手段に対して結合されたキーボード取付け板と、 前記弾性取付け手段および前記キーボード取付け板の一
    方と結合されて、前記キーボード取付け板および弾性取
    付け手段の一方における歪みを検出して制御信号を生じ
    る第1のセンサと、 前記複数のキーおよびスペース・バーと結合されて、該
    複数のキーおよびスペース・バーの各々の垂直方向の打
    鍵に応答して文字あるいは指令を表わす各々のコード化
    キーボード信号を生じる第2のセンサと、 前記第1および第2のセンサと接続され、前記制御信号
    に応答して予め定めた制御機能を実行し、かつ前記コー
    ド化キーボード信号の各々に応答してデコードされたキ
    ーボード信号を生じるコンピュータと前記コンピュータ
    と接続され、該コンピュータによるキーボード信号のデ
    コードに応答して文字が表示され、かつ前記コンピュー
    タによる前記予め定めた制御機能の実行に応答して他の
    指標が明示される表示デバイスとを備えることを特徴と
    するシステム。
  26. 【請求項26】 キーボード・ケースに弾性的に取付け
    られたキーボード取付け板を含むキーボードおよびコン
    ピュータからなるシステムを動作させる方法であって、
    前記キーボード取付け板が複数のキーとスペース・バー
    を含み、該キーおよびスペースバーの各々がユーザによ
    る垂直方向の力の付加に応答して垂直方向に変位され
    て、キーボード操作モードにある時コンピュータに対し
    てキーボード信号を発生し、かつユーザによる前記複数
    のキーおよびスペース・バーの任意の1つに対する横方
    向の力の付与に応答して前記キーボード取付け板および
    弾性取付け手段の一方に歪みが生じて、制御操作モード
    にある時コンピュータに対して制御信号を発生する方法
    において、 キーボード操作モードにおける作動を開始し、 前記キーおよびスペース・バーの少なくとも1つに対す
    る閾値レベルより大きな横方向の力を供給し、その結果
    生じる前記キーボード取付け板および弾性取付け手段の
    一方における歪みを検出してキーボード操作モードから
    制御操作モードへ切換え、 前記キーまたはスペース・バーの予め定めた1つに対す
    る垂直方向の力の供給に応答して、前記キーボード操作
    モードへ戻すステップを含むことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 コンピュータ・システムの表示スクリ
    ーン上にカーソルの位置決めを行うデバイスにおいて、 抵抗力に抗して水平方向に変位するように支持されたコ
    ンピュータ・キーボードであって、データのテキスト・
    エントリを可能にするキーボードと、 手で与えられる力の方向および大きさを含む前記キーボ
    ード面における該力を測定する手段を含み、前記キーボ
    ードを支持するフレームと、 前記測定手段と接続されて、前記測定された力を前記カ
    ーソルの移動方向およびカーソルの変位にコード化する
    コード化手段とを備え、これにより前記コンピュータ・
    システムが、前記キーボード面に加えられた力に応答し
    て、前記カーソルをキーボード入力されたテキストに対
    して位置決めを行うことができることを特徴とするデバ
    イス。
  28. 【請求項28】 請求項27記載のデバイスにおいて、
    前記コンピュータ・システムが、 前記カーソルの位置決めに続いて一義的なキー操作を解
    釈し、 単語の処理キー操作と一致する前記カーソルに隣接して
    表示された文字の場所を決定するため文字識別サブルー
    チンに入り、 前記カーソルを前記表示された文字と一致するように移
    動させ、これにより前記文字が以降のキー操作による編
    集のため位置決めされるステップを実行するようにプロ
    グラムされることを特徴とするデバイス。
  29. 【請求項29】 前記測定手段が前記キーボードに固定
    された磁石の位置の変化を検出するホール効果デバイス
    ・アレイであることを特徴とする請求項27記載のデバ
    イス。
  30. 【請求項30】 表示されたテキストの1行の文字にカ
    ーソルを位置決めするためのコンピュータ表示システム
    において実行される前記テキスト文字を正確に位置決め
    する方法において、 前記ディスプレイのカーソルを前記文字の付近に位置決
    めし、 前記文字と対応するキー操作をキーボードから選択し、 前記キー操作に対応して前記カーソルに隣接する文字の
    場所のサーチを開始し、 前記カーソルを見出された文字と一致するように移動す
    ることにより、前記文字が編集のため位置決めされるス
    テップを含むことを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 前記キーボードにより開始される以降
    の一義的なキー操作指令に応答して、前記カーソルの位
    置決めを不能にするステップを更に含むことを特徴とす
    る請求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記サーチ開始ステップが、 前記カーソル位置により識別されるテキストと対応する
    アドレスを有するテキスト・メモリーの文字記憶場所を
    調べ、 前記キー操作により識別される文字を有する前記カーソ
    ル位置に最も近い記憶場所を識別するステップを含むこ
    とを特徴とする請求項29記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記カーソルが、前記最も近い記憶場
    所のアドレスにより識別される場所に位置決めされるこ
    とを特徴とする請求項32記載の方法。
  34. 【請求項34】 コンピュータで駆動される表示スクリ
    ーン上においてカーソルの位置決めを行うデバイスにお
    いて、 表示のため前記コンピュータに対してテキスト情報を提
    供するようにコード化される複数のキーを有するデータ
    入力キーボードと、 偏倚力に抗して複数の方向に移動を制限するように前記
    キーボードを支持するベースと、 前記ベースに対する前記データ入力キーボードの移動を
    検出して、該移動を移動方向および変位量に分解する検
    出手段と、 前記検出手段からの信号を、前記移動方向および変位量
    により識別される方向および距離に前記カーソルを移動
    させるためのカーソル位置決め指令に変換するコード化
    手段とを備えることを特徴とするデバイス。
  35. 【請求項35】 前記キーボードが、一端部において弾
    性ポスト手段により前記ベースに対して支持され、また
    他端部において該他端部の摺動移動を許容する接触面に
    より支持されることを特徴とする請求項34記載のデバ
    イス。
  36. 【請求項36】 前記ベースが、前記キーボードを前記
    接触面および可撓性ポストと共に捕捉する端部を含むこ
    とを特徴とする請求項35記載のデバイス。
  37. 【請求項37】 前記検出手段が、前記キーボードの変
    位により移動するように結合された磁石と、前記磁石の
    位置の変化をコード化するように前記ベースに支持され
    たホール効果デバイス・アレイとを含むことを特徴とす
    る請求項35記載のデバイス。
  38. 【請求項38】 前記ベースが、第1の一端部において
    前記キーボードを支持する可撓性ポスト手段と、第2の
    端部において、前記ポスト手段が撓められる時キーボー
    ドが摺動するように前記キーボードの反対側端部を支持
    する支持面とを含み、前記ベースは、前記ポスト手段と
    支持面とにより前記キーボードを捕捉する第1および第
    2の端部を含むことを特徴とする請求項34記載のデバ
    イス。
  39. 【請求項39】 ディスプレイ・システムによる表示の
    ためキー操作をディジタル・データにコード化するため
    のプロセッサを備えたキーボードを備え、該プロセッサ
    は、前記キーボードにおける与えられ場所に生じる同時
    の複数のキー操作を検出すると共に前記検出に応答して
    選択されたマウス・ボタン・モードを表示する前記プロ
    セッサからの指令を生成するためのプログラムを含む、
    コンピュータ駆動ディスプレイ・システムに対するマウ
    ス機能をエミュレートするデバイス。
  40. 【請求項40】 前記キーボードのプロセッサが、前記
    与えられた場所における以降のキー操作をマウス・ボタ
    ンのターンオンとしてデコードするようプログラムされ
    ていることを特徴とする請求項39記載のデバイス。
  41. 【請求項41】 前記キーボードのプロセッサが、第2
    の場所における同時の複数のキー操作を検出して、第2
    のマウス・ボタン・モードが選択されたことを表示する
    指令を生成することを特徴とする請求項39記載のデバ
    イス。
  42. 【請求項42】 前記第2の場所における以降のキー操
    作が、前記キーボードのプロセッサにより第2のマウス
    ・ボタン操作としてデコードされることを特徴とする請
    求項41記載のデバイス。
  43. 【請求項43】 コンピュータで駆動されるディスプレ
    イ・システムに対してカーソル位置決め指令を与える方
    法において、 前記キーボード面に沿って供給される力に応答して、ベ
    ース支持部に対する移動を生じるようにデータ入力キー
    ボードを支持し、 前記キーボードの移動を検出し、 カーソル位置決め指令として前記キーボードの検出され
    た移動をコード化し、 前記カーソル位置決め指令に応答して前記カーソルを位
    置決めするステップを含むことを特徴とする方法。
  44. 【請求項44】 前記コード化された移動が、加えられ
    た力の大きさおよび方向を表わすことを特徴とする請求
    項43記載の方法。
  45. 【請求項45】 前記支持ステップが、前記キーボード
    を一端部において少なくとも1つの弾性的な可撓性ポス
    トにより前記キーボード面内で移動するように支持し、
    反対側端部を接触的に支持する部材上で摺動するように
    支持することを特徴とする請求項43記載の方法。
  46. 【請求項46】 前記コード化された移動が、前記力の
    大きさと該力が加えられる時を表わすことを特徴とする
    請求項43記載の方法。
  47. 【請求項47】 前記キーボードの移動を検出するステ
    ップが、 磁石を前記キーボードに対して、該キーボードの移動に
    よって変位が生じるように支持し、 ホール・デバイス・アレイを前記ベース支持部において
    前記磁石の付近に支持し、 かつ前記ホール・デバイスの第1および第2の対からの
    信号を組合わせて、前記キーボードの変位を表わす位置
    表示信号を生じるステップを含むことを特徴とする請求
    項43記載の方法。
  48. 【請求項48】 前記位置表示信号を前記カーソル位置
    指令にディジタル化するステップを更に含むことを特徴
    とする請求項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 位置表示信号が予め定めた閾値を越え
    たか否かを判定して、前記位置表示信号が前記予め定め
    た閾値を越えない時、前記カーソルの運動を禁止するス
    テップを更に含むことを特徴とする請求項47記載の方
    法。
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