JPH08200452A - チェン構造 - Google Patents

チェン構造

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JPH08200452A
JPH08200452A JP2993695A JP2993695A JPH08200452A JP H08200452 A JPH08200452 A JP H08200452A JP 2993695 A JP2993695 A JP 2993695A JP 2993695 A JP2993695 A JP 2993695A JP H08200452 A JPH08200452 A JP H08200452A
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JP
Japan
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link plate
seal member
outer link
ring
seal
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JP2993695A
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English (en)
Inventor
Shoichi Kuwata
昌一 桑田
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Hitachi Kizai Inc
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Hitachi Kizai Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細な粉末がピンとブッシュとの間の潤滑部
に侵入するのを確実に防止するチェン構造を提供する。 【構成】 隣合う一対のピン23の端部にきつく嵌合し
て一対のピン23,23aを連結する外側リンクプレー
ト22と、ピン23の外側リンクプレート22より内側
の長さ部分にゆるく嵌合する管状の軸受部材24と、軸
受部材24の端部にきつく嵌合し外側リンクプレート2
2が連結する一対のピン23と交互に隣合う一対のピン
23を連結する内側リンクプレート21と、外側リンク
プレート22と内側リンクプレート21との間に配置さ
れてピン23と軸受部材24との間の隙間の潤滑材が外
部に洩れるのを防止するシール手段34とを備え、シー
ル手段34が、弾性力により押圧されて外側リンクプレ
ート22と摺接して22との間をシールする剛体シール
部材36と、剛体シール部材36より半径方向内側に配
置されて外側リンクプレート22と摺接して22との間
をシールする弾性シール部材38とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば石炭、鉄鋼石、
塩等を入れて運搬するバケットが取付けられて用いられ
るチェンの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチェン構造としては、例えば実開
平6−76218号の公報に記載されたローラーチェン
がある。この従来のチェン構造は、図6に示すように、
ピン3に嵌合するブッシュ(軸受部材)4の端部外周位
置に、内側シールリング11と外側シールリング12の
互いに対向する周面に所要のテーパ面11a,12aを
形成して、この両テーパ面の間にOリング13を介在さ
せてなるフルフロート型のシール14を、内,外側シー
ルリング11,12の一方が内側リンクプレート1の外
側面に、また他方が外側リンクプレート2の内側面に、
それぞれテーパ面11a,12aを利用して押圧される
ように配置した、構成を有するものである。
【0003】この従来のチェン構造は、ピン3とブッシ
ュ4との間の潤滑部8からの油洩れを防止するためのシ
ール14を、ブッシュ4に特別な加工を施すことなく装
着できるようにするために提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のチェン構造にあっては、シール14としてフルフロ
ート型、すなわち内側シールリング11と内側リンクプ
レート1が互いに摺動し、かつ外側シールリング12と
外側リンクプレート2とが互いに摺動可能で、シール1
4全体がブッシュ4の半径方向に移動可能な構造のシー
ル14を用いている。
【0005】このため、チェンが石炭、鉄鋼石等を運搬
するバケットに取付けられて長時間(長期間)用いられ
る場合には、石炭や鉄鋼石等に含まれているメリケン粉
と同じ位の微細な粉末が、互いに摺接する、内側リンク
プレート1と内側シールリング11との間、または外側
リンクプレート2と外側シールリング12との間に巻き
込まれて、ブッシュ4の半径内方に移動し、やがてはブ
ッシュ4とピン3との間の潤滑部8内に侵入するおそれ
がある。
【0006】特に内側リンクプレート1と外側リンクプ
レート2が圧延により製造され、その熱処理後にショッ
トブラスト加工を施すことによりその表面粗さがかなり
粗い場合は、上記微細な粉末が上記部材2,12間に巻
き込まれて潤滑部8内に侵入する可能性が高くなる。
【0007】このように微細な粉末が侵入すると、潤滑
部8にグリース等の潤滑材が供給されていても、ピン3
の周面とブッシュ4の内周面の摩耗速度を促進し、それ
が侵入しない場合に比べてピン3及びブッシュ4の摩耗
許容量限界に達する迄の耐久性を著しく劣化させるとい
う問題があった。
【0008】内側リンクプレート1と外側リンクプレー
ト2の表面を仕上げ加工して、表面粗さを精密にすれば
上記問題を解決できるかもしれないが、そうすると今度
はコスト高を招いてしまう。或は、頻繁に潤滑部8にグ
リース等の潤滑材を供給していればある程度は防止でき
るかもしれないが、その場合には作業が煩雑となって過
大な労力を必要とするという問題が生ずる。
【0009】そこで本発明は、上記石炭、鉄鋼石等に含
まれている微細な粉末がピンとブッシュとの間の潤滑部
に侵入して、ピンとブッシュの耐久性が著しく劣化する
のを、確実に防止することができるチェン構造を提供す
ることを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成としたものである。
【0011】(1)隣合う一対のピンの端部にきつく嵌
合して前記一対のピンを連結する外側リンクプレート
と、前記ピンの前記外側リンクプレートより内側の長さ
部分にゆるく嵌合する管状の軸受部材と、前記軸受部材
の端部にきつく嵌合し前記外側リンクプレートが連結す
る一対のピンと交互に隣合う一対のピンを連結する内側
リンクプレートと、前記外側リンクプレートと前記内側
リンクプレートとの間に配置されて前記ピンと前記軸受
部材との間の隙間の潤滑材が外部に洩れるのを防止する
シール手段とを備えたチェン構造において、前記シール
手段が、弾性力により押圧されて前記外側リンクプレー
トと摺接して外側リンクプレートとの間をシールする剛
体シール部材と、前記剛体シール部材の周縁部より半径
方向内側に配置されて前記外側リンクプレートと摺接し
て外側リンクプレートとの間をシールする弾性シール部
材とを有する。
【0012】(2)上記手段(1)において、前記弾性
シール部材が、先端部が半径外側に向かって伸びて前記
外側リンクプレートに摺接するよう配置されるVリング
により構成される。
【0013】(3)上記手段(1)又は(2)におい
て、前記弾性シール部材が前記剛体シール部材の半径上
に複数設けられる。
【0014】
【作用】上記手段(1)の構成のチェン構造によれば、
剛体シール部材による外側リンクプレートとの間のシー
ル動作と、弾性シール部材による外側リンクプレートと
の間のシール動作の、2段階のシール動作が行われて、
大きな粒子が入り込まないように確実にシールすること
ができる。
【0015】すなわち、互いに摺接する外側リンクプレ
ートと剛体シール部材との間に微細な粒子が巻き込まれ
て侵入しようとしても、剛体シール部材の周縁部より半
径内側に配置された弾性シール部材がその微細な粒子の
侵入を確実に阻止することができる。このため、ピンと
ブッシュの間に微細な粒子が入ることにより、ピンとブ
ッシュの耐久性を劣化させることを確実に防止すること
ができる。
【0016】また、上記手段(2)の構成のチェン構造
においては、弾性シール部材にVリングを用い、その先
端部が半径外側に向かって伸びるよう配置されるため、
外部から侵入しようとする微細な粒子を確実に阻止する
ことができる。そして、弾性シール部材が剛体シール部
材の周縁部より半径方向内側に配置されることにより、
弾性シール部材が外部に露出することはなく、このため
弾性シール部材にいきなり大きな粒子がぶつかってそれ
を傷付けたり、強い日射しにより弾性シール部材が劣化
することを防止することができる。
【0017】また、上記手段(3)の構成のチェン構造
においては、弾性シール部材が剛体シール部材の半径上
に複数設けられることにより、上記効果をさらに確実に
実現することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1ないし図4は、本発明によるチェン構
造の第1実施例を示す図である。
【0019】図1は、本実施例に係るチェンの一部を示
す図である。図1に示すチェン20において、符号23
は、チェン20の長さ方向に間隔をおいて並列に多数配
置される丸棒状のピンである。ピン23の両端部には、
隣合うピン23aとを連結する外側リンクプレート22
が、圧入してきつく嵌合されている。
【0020】ピン23の外側リンクプレート22より内
側の長さ部分には、ブッシュ(軸受部材)24がピン2
3の周面との間に隙間を持たせてゆるく嵌合されてい
る。この隙間は例えば、ピン23の径が68mm位のと
きは径の片側で0.5mm位、径の両側共で1mm位で
ある。ブッシュ24の両端部には、ピン23aと反対側
の隣合うピン23bとを連結する内側リンクプレート2
1が、圧入されてきつく嵌合されている。
【0021】ブッシュ24の両端部に嵌合する一対の内
側リンクプレート21の相互間には、ローラー25がブ
ッシュ24の外側にゆるく嵌合されている。ローラー2
5は図示していないスプロケットの歯溝に嵌合して、ス
プロケットが回転することにより、チェン20がその長
さ方向に走行移動するようになっている。
【0022】図2及び図3に示すようにブッシュ24の
外側で、外側リンクプレート22と内側リンクプレート
21との間には、シール手段34が設けられている。図
3に示すようにシール手段34は、剛体である鋼製の内
側シールリング35と外側シールリング36(剛体シー
ル部材)とを有し、かつ弾性体であるOリング37と、
2つのVリング38(弾性シール部材)から構成されて
いる。
【0023】内側シールリング35と外側シールリング
36の互いに対向する面には、テーパ面35a,36a
が形成されていて、これらのテーパ面35a,36aの
間にOリング37が介在されている。このためOリング
37の弾性力により、内側シールリング35と外側シー
ルリング36は、内側リンクプレート21と外側リンク
プレート22が互いに接近・離隔してそれらの間の隙間
が変動しても、その隙間の変動を吸収して共に接近・離
隔し、外側シールリング36が外側リンクプレート22
から離れないように外側シールリング36はOリング3
7の押圧力を受ける。
【0024】Vリング38の先端部38aもその弾性力
により、上記内側リンクプレート21と外側リンクプレ
ート22の間の隙間が変動してもそれを吸収して、外側
リンクプレート22との摺接を維持してシール作用を行
う。Oリング37は前記隙間の変動を吸収するための押
圧力を発揮するだけでなく、内側シールリング35及び
外側シールリング36の各々との間のシール作用も行
う。
【0025】外側シールリング36は半径方向に移動可
能に設けられているのに対し、内側シールリング35は
ブッシュ24に圧入されて一体的に固定されている。V
リング38の先端部38aは半径外方に伸びるように配
置されて、その弾性力により外側リンクプレート22に
摺接している。
【0026】図2に示すように、ピン23の軸線部には
途中で行き止まりの軸穴47が設けられ、この軸穴47
は半径方向の通路48を通って、油溜り部49に連通し
ている。軸穴47の開口側端部にはグリースを供給する
ために用いる、広く知られたニップル40がネジ結合に
より設けられている。ピン23の一端部(図中上端部)
には凹部42が形成されており、この凹部42内のニッ
プル40の周りには、円筒状の蓋係止部43が形成され
ている。
【0027】図4に示すように、蓋係止部43の外周部
には段状の係止部43aが円周に沿って形成されてい
る。そして蓋係止部43には係止部43aに係止するこ
とにより蓋45が係止されている。このように蓋45を
蓋係止部43に係止することにより、ニップル40は外
部と完全に遮断されることができる。
【0028】蓋45は弾力性のある薄い鋼板により形成
されており、その円周部には石油缶のキャップのように
多数の切れ目が形成されている。このため、その中心部
を押すことによりこの円周部の多数の切れ目が弾性力に
より開いて、容易に蓋45は蓋係止部43から外すこと
ができ、その円周部を押すことにより前記切れ目が弾性
力により閉じて、蓋45は蓋係止部43に容易に係止さ
せることができるようになっている。
【0029】このような構成の上記実施例に係るチェン
構造によれば、外側シールリング36による外側リンク
プレート22との間のシール動作と、Vリング38によ
る外側リンクプレート22との間のシール動作の、2段
階のシール動作が行われて、大きな粒子がブッシュ24
側に入り込まないように確実にシールすることができ
る。
【0030】すなわち、互いに摺接する外側リンクプレ
ート22と外側シールリング36との間に微細な粒子が
巻き込まれて侵入しようとしても、外側シールリング3
6より半径内側に二重に配置されたVリング38が、そ
の微細な粒子の侵入を確実に阻止することができる。こ
のため、ピン23とブッシュ24の間に微細な粒子が入
ることにより、ピン23とブッシュ24の耐久性を劣化
させることを確実に防止することができる。
【0031】また弾性シール部材にVリング38を用
い、その先端部38aが半径外側に向かって伸びるよう
配置されるため、外部から侵入しようとする微細な粒子
を確実に阻止することができる。そして、Vリング38
が外側シールリング36より半径方向内側に配置される
ことにより、Vリング38が外部に露出することはな
く、このためVリング38にいきなり大きな粒子がぶつ
かってそれを傷付けたり、強い日射しによりVリング3
8が劣化することを防止することができる。
【0032】また、Vリング38が外側シールリング3
6の半径上に(同芯円上に)2個設けられることによ
り、1個だけの場合よりも上記効果をさらに確実に実現
することができる。
【0033】また凹部42内の蓋係止部43に蓋45を
係止してニップル40を外部と遮断したため、蓋45の
内側に石炭や鉄鋼石等に含まれている微細な粉末が溜る
ことを防止して、ニップル40からグリースを供給する
作業が困難になることを防止することができる。もしニ
ップル40の周りに石炭や鉄鋼石等の微細な粉末が溜る
と、ニップル40はそれにより埋まってしまい、ニップ
ル40からグリースを供給する作業が困難になってしま
うからである。
【0034】図5は本発明によるチェン構造の第2実施
例を示す図である。同図に示すシール手段54におい
て、符号56は内側シールリング、57は外側シールリ
ング、58はOリングである。内側シールリング56は
内側リンクプレート21側に固定され、外側シールリン
グ57は外側リンクプレート22と摺接し、外側シール
リング57がOリング58の弾性力により外側リンクプ
レート22側に押圧される点は前記第1実施例と同様で
ある。
【0035】しかしこの第2実施例においては、前記第
1実施例におけるVリング38は設けずに、外側シール
リング57の外側リンクプレート22側に溝を形成し、
この溝に弾性シール部材58を設けた点において前記第
1実施例と異なるものである。
【0036】このような第2実施例においては、外側リ
ンクプレート22と外側シールリング57との間の摺接
部に微細な粉末が巻き込まれて外側シールリング57の
中に侵入しようとしても、弾性シール部材58がある為
にその侵入を防止することができる。
【0037】なお、上記第1実施例においては、シール
手段34に2つのVリング38を設けたものについて説
明したが、Vリング38は1つでも、或は3つ以上設け
ても別に構わない。また、内側シールリング35は鋼製
でなくともよく、アルミニウム等の他の金属でもよく、
或はプラスチック等を用いてもよい。
【0038】また前記第1実施例においては、弾性シー
ル部材としてVリング38を用いたが、V形状以外の他
の断面形状を有する弾性シール部材を用いてもよい。
【0039】また前記第1実施例においては、蓋45に
石油缶のキャップ状の円周部に多数の切れ目を有する薄
い鋼板を用いたが、蓋係止部43に取付け・取外しが容
易なものであれば、その形状や材料は他のものを用いて
もよい。
【0040】さらに前記第2実施例においては、弾性シ
ール部材58を1つだけ設けたが、2つ以上設けてもよ
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
剛体シール部材と外側リンクプレートとの間のシール
と、弾性シール部材と外側リンクプレートとの間のシー
ルの、2段階のシール動作が行われて、大きな粒子が入
り込まないように確実にシールすることができる。
【0042】すなわち、互いに摺接する外側リンクプレ
ートと剛体シール部材との間に微細な粒子が巻き込まれ
て侵入しようとしても、剛体シール部材の周縁部より半
径内側に配置された弾性シール部材がその微細な粒子の
侵入を確実に阻止することができる。このため、ピンと
ブッシュの間に微細な粒子が入ることにより、ピンとブ
ッシュの耐久性を劣化させることを確実に防止すること
ができる。
【0043】そして本発明によれば、外側リンクプレー
トの表面を仕上げ加工して表面粗さを精密にする必要が
ないのでコスト高を防止できると共に、頻繁にグリース
などの潤滑材を供給する必要がないので、過大な労力を
必要とすることもない。
【0044】また、弾性シール部材にVリングを用い、
その先端部が半径外側に向かって伸びるよう配置される
ため、外部から侵入しようとする微細な粒子を確実に阻
止することができる。そして、弾性シール部材が剛体シ
ール部材の周縁部より半径方向内側に配置されることに
より、弾性シール部材が外部に露出することはなく、こ
のため弾性シール部材にいきなり大きな粒子がぶつかっ
てそれを傷付けたり、強い日射しにより弾性シール部材
が劣化することを防止することができる。
【0045】また、弾性シール部材が剛体シール部材の
半径上に複数設けられることにより、上記効果をさらに
確実に実現することができる。
【0046】さらに、上記実施例によれば凹部42内の
蓋係止部43に蓋45を係止してニップル40を外部と
遮断したため、ニップル40の周りに石炭や鉄鋼石等の
微細な粉末が溜ることを防止して、ニップルからグリー
スを供給する作業が困難になることを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチェン構造の第1実施例を示す図
であり、図1(a)はチェン20の一部断面平面図であ
り、図1(b)はチェン20の側面図である。
【図2】図1(a)に示すチェン20の部分拡大断面図
である。
【図3】図2に示すシール手段34の拡大断面図であ
る。
【図4】図2に示すニップル40とその周辺を示す拡大
断面図である。
【図5】本発明によるチェン構造の第2実施例を示すシ
ール手段54の拡大断面図である。
【図6】従来のチェン構造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1,21 内側リンクプレート 2,22 外側リンクプレート 3,23,23a,23b ピン 4,24 ブッシュ 8 潤滑部 11 内側シールリング 12 外側シールリング 11a,12a テーパ面 13 Oリング 14 シール 20 チェン 25 ローラー 34,54 シール手段 35,56 内側シールリング 36,57 外側シールリング 37,58 Oリング 38 Vリング 38a 先端部 40 ニップル 42 凹部 43 蓋係止部 43a 係止部 45 蓋 47 軸穴 48 通路 49 油溜り部 58 弾性シール部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣合う一対のピンの端部にきつく嵌合し
    て前記一対のピンを連結する外側リンクプレートと、 前記ピンの前記外側リンクプレートより内側の長さ部分
    にゆるく嵌合する管状の軸受部材と、 前記軸受部材の端部にきつく嵌合し前記外側リンクプレ
    ートが連結する一対のピンと交互に隣合う一対のピンを
    連結する内側リンクプレートと、 前記外側リンクプレートと前記内側リンクプレートとの
    間に配置されて前記ピンと前記軸受部材との間の隙間の
    潤滑材が外部に洩れるのを防止するシール手段と、 を備えたチェン構造において、前記シール手段が、 弾性力により押圧されて前記外側リンクプレートと摺接
    して外側リンクプレートとの間をシールする剛体シール
    部材と、 前記剛体シール部材の周縁部より半径方向内側に配置さ
    れて前記外側リンクプレートと摺接して外側リンクプレ
    ートとの間をシールする弾性シール部材と、 を有することを特徴とするチェン構造。
  2. 【請求項2】 前記弾性シール部材が、先端部が半径外
    側に向かって伸びて前記外側リンクプレートに摺接する
    よう配置されるVリングにより構成されることを特徴と
    する請求項1に記載のチェン構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性シール部材が前記剛体シール部
    材の半径上に複数設けられることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載のチェン構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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