JPH08200271A - 空冷式オイルフリースクリュー圧縮機 - Google Patents

空冷式オイルフリースクリュー圧縮機

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JPH08200271A
JPH08200271A JP695395A JP695395A JPH08200271A JP H08200271 A JPH08200271 A JP H08200271A JP 695395 A JP695395 A JP 695395A JP 695395 A JP695395 A JP 695395A JP H08200271 A JPH08200271 A JP H08200271A
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JP
Japan
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precooler
air
cooler
cooling
cooled
Prior art date
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Pending
Application number
JP695395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nishimura
仁 西村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】空冷式プレクーラ8をアフタークーラ等の一体
形クーラ18の排風側に設け、しかも空冷式プレクーラ
の熱交換部分である冷却管23を換気ダクト28内で一
体形クーラ18に対して傾けることにより、排気ダクト
28内の排風の流速の大きい所に配置する。 【効果】プレクーラの冷却性能を低下させることなくプ
レクーラの冷却管の本数を減らすことができ、空冷式プ
レクーラの製造コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空冷式のオイルフリース
クリュー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空冷式オイルフリースクリュー圧
縮機では、例えば、特開平1−247789号公報に記載のよ
うに、空冷式のプレクーラを用いており、プレクーラを
アフタークーラ等のクーラの排風側に配置し、高温の圧
縮空気を一次冷却する構造であるが、プレクーラの冷却
管がアフタークーラ等のクーラの直後に隣接して配置さ
れているためプレクーラの管外流速が遅く伝熱面積を大
きくする必要があり、プレクーラは大形なものとなって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プレ
クーラの冷却性能を低下させることなく、構造が簡易
で、しかも、小形で安価なプレクーラを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目記を達成するため
に、本発明は圧縮機本体,駆動装置,圧縮機本体から吐
出される高温の空気を一次冷却する空冷式プレクーラ,
二次冷却するアフタークーラ,各クーラへ通風するため
の冷却ファン,クーラ通過後の排風を外部へ放出するた
めの排気ダクトを有する空冷式オイルフリースクリュー
圧縮機において、プレクーラをアフタークーラ等のクー
ラの排風側に設け、プレクーラの熱交換部分である冷却
管を排気ダクト内でアフタークーラ等のクーラに対して
傾けて配置した。
【0005】
【作用】排気ダクト内ではアフタークーラ等のクーラか
ら遠ざかる程排風の流速が大きくなっている。従って、
プレクーラの冷却管部をアフタークーラ等のクーラに対
し傾けて配置することにより、冷却管部がアフタークー
ラ等のクーラから遠ざかる所に位置し、冷却管部での排
風の管外流速が大きくなる。
【0006】一方、プレクーラの冷却管部での管外流速
が大きくなる程、管外熱伝達率が大きくなり、クーラの
冷却性能を示すパラメーターである熱貫流率も大きくな
る。プレクーラでの必要熱交換量が一定の場合、熱貫流
率が大きくなる程プレクーラの伝熱面積を小さくするこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図6に
より説明する。図4により全体のフローと空冷式のプレ
クーラの位置づけについて説明する。圧縮空気の流れは
サクションフィルタ(図示せず)より吸入された空気を
圧縮機本体1によって所定の圧力7kg/cm2g まで昇圧
する。これにより約300〜350℃まで高温となった
吐出空気は吐出配管7を経由して空冷式プレクーラ8に
入る。ここで約150℃まで冷却し逆止弁9を経由してア
フタークーラ10によってさらに約50℃まで冷却し吐
出される。逆止弁9は圧縮機本体1が無負荷時にアフタ
ークーラ10側からの空気の逆流を防止する。圧縮機本
体1の駆動がモータ2の動力をVベルト3によってギヤ
ケース14内のギヤシャフト4を増速回転させ、さらに
増速ギヤ5により増速回転させることにより行われる。
【0008】圧縮機本体1のギヤ及び軸受(図示せず)
を潤滑させるために、潤滑装置を設ける。ギヤシャフト
4の軸端にオイルポンプ16を取付け、ギヤケース14
内の下部に溜めてある潤滑油15をこのオイルポンプ1
6によって吸い上げてこれを空冷式のオイルクーラ17
によって冷却した潤滑油を圧縮機本体1の軸受及びギヤ
に供給する。
【0009】圧縮機本体1のケーシング(図示せず)の
周囲にジャケット11を配置し、ジャケット11にクー
ラントを流して冷却する。このクーラントは専用のクー
ラントポンプ12によって循環され、クーラント13に
よって冷却される。
【0010】空冷式のアフタークーラ10,オイルクー
ラ17,クーラントクーラ13,空冷式プレクーラ8は
換気扇19によって冷却される。
【0011】圧縮機の負荷変動に対しては吸込絞り弁6
によって容量を調整する。
【0012】図1および図2に空冷式プレクーラ8の配
置を示し、図3に空冷式プレクーラ8の構造を示し、こ
れらの図により以下空冷式プレクーラの機能,効果等に
ついて説明する。
【0013】空冷式プレクーラ8は、プレクーラ入口フ
ランジ21,入口部ヘッダ22,複数本の冷却管23
(U字管),出口部ヘッダ24,プレクーラ出口フラン
ジ25,サポート26,取付足27から構成される。
尚、入口部へッダ22,出口部ヘッダ24,冷却管23
は例えばステンレス等の材料で構成する。また、空冷式
プレクーラ8は、アフタークーラ等の一体形クーラ18
の後方部すなわち排気ダクト28内に位置させる。さら
に、入口部ヘッダ22の一部と出口部ヘッダ24とを一
体形クーラ18に対して平行ではなくある角度を持たせ
る。さらに、入口部ヘッダ22と出口部へッダ24に冷
却管23を複数本同一ピッチで配置させ、冷却管23を
配置していく方向と一体形クーラ18とにある角度を持
たせる。
【0014】圧縮機本体1により吐出された高温(約3
00〜350℃)の空気は、吐出配管を経由してプレク
ーラ8に流入する。高温の空気は、プレクーラ入口ヘッ
ダ22より冷却管23へそれぞれ分岐され、換気扇19
より出て一体形クーラ18を通過した排風と熱交換する
ことにより約100〜150℃まで冷却される。さらに
冷却管23内で冷却された空気は出口部ヘッダ24で集
合し、吐出配管29を経由し逆止弁カバ30内の逆止弁
9を経由してアフタークーラ13へ送り込まれる。
【0015】従来技術の空冷式プレクーラ8aは図5に
示す様に、一体形クーラ18aの直後、すなわち、隣接
して配置され、冷却管23aを配置していく方向と一体
形クーラ18とは平行となっている。
【0016】図6に排気ダクト28内の排風の流線を模
式的に示す。流線の間隔が広い程、排風の流線の間隔が
広い程、排風の流速が遅くなり、流線の間隔が広い程、
排風の流速が速くなる。一方、空冷式プレクーラ8の冷
却管部での管外流速(排風の流速)が大きくなる程、管
外熱伝達率が大きくなり、クーラの冷却性能を示すパラ
メーターである熱貫流率も大きくなる。プレクーラでの
必要熱交換量が一定の場合、熱貫流率が大きくなる程、
プレクーラの伝熱面積を小さくすることができる。本発
明の実施例では従来技術に比べ、プレクーラ8の冷却管
部23は排風の流速が大きい所に配置されているため、
プレクーラの熱貫流率が大きくなり伝熱面積を小さくす
ることができる。すなわち冷却管の本数を従来形に比べ
て少なくすることができ、空冷式プレクーラ8の製造コ
ストを低減できる。プレクーラの製造コストの大半は冷
却管の曲げ、溶接等の加工費と冷却管の材料費であり、
冷却管の本数に比例した製造コストの低減が可能であ
る。
【0017】尚、55KWクラスの単段空冷式オイルフ
リースクリュー圧縮機の場合、排風量は約120m3/m
inであり、従来形ではプレクーラの冷却管部での排風の
流速は約2m/sec であり本発明では約6〜8m/sec
でありプレクーラの伝熱面積を約40%小さくすること
ができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、空冷式プレクーラの冷
却管部を排風の流速の高い所に配置することにより、プ
レクーラの冷却性能を低下させることなくプレクーラの
冷却管の本数を減らすことができ空冷式プレクーラの製
造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空冷式オイルフリースクリュー圧縮機
の空冷式プレクーラの取付位置及び構造を示す正面図。
【図2】本発明の空冷式オイルフリースクリュー圧縮機
の空冷式のプレクーラの取付位置及び構造を示す側面
図。
【図3】本発明の空冷式プレクーラの説明図。
【図4】空冷式オイルフリースクリュー圧縮機の説明
図。
【図5】従来技術の空冷式オイルフリースクリュー圧縮
機の空冷式プレクーラの取付位置及び構造を示す正面
図。
【図6】排気ダクト内の排風の流線を示す模式図。
【符号の説明】
1…圧縮機本体、8…空冷式プレクーラ、10…アフタ
ークーラ、13…クーラントクーラ、17…オイルクー
ラ、18…一体形クーラ、19…換気扇、22…入口部
ヘッダ、23…冷却管、24…出口部ヘッダ、28…排
気ダクト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機本体,駆動装置,前記圧縮機本体か
    ら吐出される高温空気を一次冷却するプレクーラ,二次
    冷却するアフタークーラ,前記プレクーラおよび前記ア
    フタークーラへ通風するための冷却ファン,通過後の排
    風を外部へ放出するための排気ダクトを含む空冷式オイ
    ルフリースクリュー圧縮機において、前記プレクーラの
    熱交換部分を前記アフタークーラの排風側へ設け、前記
    プレクーラの熱交換部分を前記排気ダクト内で前記アフ
    タークーラのクーラに対して傾けて配置したことを特徴
    とする空冷式オイルフリースクリュー圧縮機。
JP695395A 1995-01-20 1995-01-20 空冷式オイルフリースクリュー圧縮機 Pending JPH08200271A (ja)

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JP695395A JPH08200271A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 空冷式オイルフリースクリュー圧縮機

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ID=11652599

Family Applications (1)

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JP695395A Pending JPH08200271A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 空冷式オイルフリースクリュー圧縮機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017120025A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社神戸製鋼所 パッケージ型圧縮機
US10107305B2 (en) 2016-07-15 2018-10-23 Hanwha Power Systems Co., Ltd. Air-cooling system for fluidic machine
WO2022139796A1 (en) * 2020-12-21 2022-06-30 Sullair, Llc Cooler mount arrangement for gas compressors
EP3277958B2 (de) 2015-03-30 2023-12-27 Gardner Denver Deutschland GmbH Kompressoranlage zur erzeugung von druckluft sowie verfahren zum betrieb einer druckluft erzeugenden kompressoranlage

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