JPH08200143A - 圧力センサの故障検出装置 - Google Patents

圧力センサの故障検出装置

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JPH08200143A
JPH08200143A JP1324795A JP1324795A JPH08200143A JP H08200143 A JPH08200143 A JP H08200143A JP 1324795 A JP1324795 A JP 1324795A JP 1324795 A JP1324795 A JP 1324795A JP H08200143 A JPH08200143 A JP H08200143A
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JP
Japan
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intake pressure
intake
pressure sensor
internal combustion
combustion engine
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Application number
JP1324795A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Sasaki
浄隆 佐々木
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力センサからの吸気圧に関する信号の正常
・異常を確実に検出すること。 【構成】 ECU20内のマイクロコンピュータ21で
は、圧力センサ7で検出される内燃機関の吸気系に配設
されるスロットルバルブより下流側の吸気圧に関する信
号のA/D変換値が所定タイミング毎にサンプリングさ
れ、所定期間内における最大値と最小値との差分に基づ
いて吸気圧の脈動分が算出される。この脈動分が所定値
未満であればA/D変換値が異常であると判定される。
このとき、内燃機関が始動時または燃料カット中である
と、圧力センサ7からの吸気圧に関する信号のA/D変
換値に基づく異常判定が禁止される。これにより、内燃
機関が始動時または減速時の燃料カット中であって圧力
センサからの信号に基づく吸気脈動が非常に小さい場合
でも圧力センサの正常・異常を確実に検出することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の運転状態に
応じた所定の燃料量等を算出するため吸気通路内の吸気
圧を検出する吸気圧センサの故障検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、吸気通路内の吸気圧と機関回転数
とに基づいて内燃機関を制御するものにおいて、その吸
気圧を検出する圧力センサの故障または配線ハーネスの
断線・ショートを検出するため、圧力センサからの出力
値が所定値以上または所定値未満の状態が所定時間継続
するときにはセンサ異常であるとする判定方法が一般的
に用いられている。
【0003】ところが、このような方法では、吸気通路
から圧力センサの圧力センシング部までの吸気パイプ内
が例えば、水分の凍結により閉塞した場合、吸気パイプ
が外れた場合には、圧力センサにて検出される信号が正
常範囲内にあるためセンサ異常判定が不能であるという
不具合がある。
【0004】このような不具合に対処する圧力センサの
故障検出装置に関連する先行技術文献としては、特開昭
61−160546号公報にて開示されたものが知られ
ている。このものでは、内燃機関の吸気脈動に着目し、
一定期間内での吸気圧の最大値と最小値とを求め、その
差分が所定値未満であれば圧力センサからの信号が異常
と判定する技術が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の方法
では、始動時または減速時の燃料カット中においては吸
気脈動が非常に小さく、このような状態のときに圧力セ
ンサからの信号を検出すると、圧力センサが正常にも関
わらず異常であると誤判定してしまう可能性がある。こ
の結果、フェイルセーフ機構が働いて圧力センサ出力を
代替値に置換える等の処置がなされ、更に、運転者に故
障を知らせるためのダイアグランプを点灯する等の処理
が実行され、ドライバビリティ(Drivability)の悪化や
正常部品の交換を招くという不具合が考えられる。
【0006】そこで、この発明は、かかる不具合を解決
するためになされたもので、圧力センサからの吸気圧に
関する信号の正常・異常を確実に検出することが可能な
圧力センサの故障検出装置の提供を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる圧力セ
ンサの故障検出装置は、図7にその概念を示すように、
内燃機関の吸気系に配設されるスロットルバルブより下
流側の吸気圧を検出する吸気圧検出手段G1と、前記吸
気圧検出手段G1で検出される前記吸気圧に関する信号
を所定タイミング毎にサンプリングし、所定期間内にお
ける最大値と最小値との差分に基づいて前記吸気圧の脈
動分を算出する脈動分演算手段G2と、前記脈動分演算
手段G2で算出される前記脈動分が所定値未満であれば
前記吸気圧検出手段G1からの前記吸気圧に関する信号
が異常であると判定する異常判定手段G3と、前記内燃
機関の始動時を判定する始動時判定手段G4と、前記内
燃機関の燃料カット中を判定する燃料カット中判定手段
G5と、前記始動時判定手段G4で前記内燃機関が始動
時または前記燃料カット中判定手段G5で前記内燃機関
が燃料カット中であると判定されたときには、前記異常
判定手段G3での前記吸気圧検出手段G1からの前記吸
気圧に関する信号に基づく異常判定を禁止する異常判定
禁止手段G6とを具備するものである。
【0008】請求項2にかかる圧力センサの故障検出装
置は、請求項1の前記始動判定手段における前記内燃機
関の機関回転数が、アイドル回転数より低い所定値未満
であるときに始動時と判定するものである。
【0009】請求項3にかかる圧力センサの故障検出装
置は、請求項1または請求項2の前記異常判定手段にお
ける前記脈動分が、所定値未満の状態で所定期間継続し
たときに前記吸気圧検出手段からの前記吸気圧に関する
信号が異常であると判定するものである。
【0010】
【作用】請求項1の圧力センサの故障検出装置において
は、吸気圧検出手段G1で検出される内燃機関の吸気系
に配設されるスロットルバルブより下流側の吸気圧に関
する信号が脈動分演算手段G2で所定タイミング毎にサ
ンプリングされ、所定期間内における最大値と最小値と
の差分に基づいて吸気圧の脈動分が算出される。この脈
動分が所定値未満であれば異常判定手段G3により吸気
圧検出手段G1からの吸気圧に関する信号が異常である
と判定される。始動時判定手段G4で内燃機関が始動時
または燃料カット中判定手段G5で内燃機関が燃料カッ
ト中であると判定されたときには、異常判定禁止手段G
6によって異常判定手段G3による吸気圧検出手段G1
からの吸気圧に関する信号に基づく異常判定が禁止され
る。
【0011】請求項2の圧力センサの故障検出装置の始
動判定手段では、請求項1における内燃機関の機関回転
数がアイドル回転数より低い所定値未満であるときに始
動時と判定される。
【0012】請求項3の圧力センサの故障検出装置の異
常判定手段では、請求項1または請求項2における脈動
分が所定値未満の状態が所定期間継続されたときに吸気
圧検出手段からの吸気圧に関する信号が異常であると判
定される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
【0014】図1は本発明の一実施例にかかる圧力セン
サの故障検出装置が適用された内燃機関を示す全体構成
図である。
【0015】内燃機関1の吸気系は、吸気上流側から外
気を導入するエアクリーナ2、吸気量を絞るスロットル
バルブ3、このスロットルバルブ3のスロットル開度を
検出するスロットルセンサ4、気筒内に吸入空気を導く
吸気通路5、この吸気通路5に吸気パイプ6を介して接
続されスロットルバルブ3の下流側の吸気圧を検出する
圧力センサ7からなる。後述するように、これら各種セ
ンサからの出力信号は内燃機関制御用ECU(Electron
ic Control Unit:電子制御装置)20に読込まれ、イン
ジェクタ16から内燃機関1の各気筒に供給する所定の
燃料量が算出される。
【0016】燃料供給系は、供給上流側から燃料を蓄積
する燃料タンク11、燃料を圧送するインタンク式フュ
ーエルポンプ12、燃料内のダストを集塵するフューエ
ルフィルタ13、燃料供給配管14、燃料を分配するデ
リバリパイプ15、このデリバリパイプ15に直列に接
続され燃料を噴射するインジェクタ16、燃圧を調整す
るプレッシャレギュレータ17、余剰燃料を燃料タンク
11に戻すリターン配管18からなる。フューエルポン
プ12はECU20の出力信号にてフューエルポンプリ
レー19を介して通電駆動される。また、インジェクタ
16は各気筒の吸気通路6に配置され、各気筒独立の燃
料噴射タイミング(独立噴射)での燃料量が供給される
ようにECU20の出力信号にて通電駆動される。そし
て、ECU20の出力信号にてイグニッションコイルの
一次電流をON/OFFさせるイグナイタ31を介し各
気筒の点火プラグ32により点火時期が制御される。
【0017】運転状態検出系としては、内燃機関1のク
ランク軸の回転に同期して各気筒の所定位置毎(例え
ば、TDC(Top Dead Center:上死点))に周期的に繰
返される基準位置信号を発生する回転角センサ33、内
燃機関1の冷却水温を検出する水温センサ34からな
る。なお、35は排気通路である。
【0018】図2は本発明の一実施例にかかる圧力セン
サの故障検出装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【0019】ECU20はマイクロコンピュータ21を
内蔵しており、マイクロコンピュータ21は例えば、図
示するモトローラ社製68HC11であり、そのディジ
タル入力ポートPA2には波形整形回路22が接続さ
れ、A/D変換部21aのA/D変換ポートPE0〜P
E3にはフィルタ回路23が接続され、出力ポートPA
5及びPA4にはそれぞれ増幅回路24,25が接続さ
れている。また、電源ポートVDDには5V電源を供給
するレギュレータ26が接続され、そのレギュレータ2
6はキースイッチ8を経由して車両電源であるバッテリ
9に接続されている。なお、マイクロコンピュータ21
のVSSはGND(グランド)である。
【0020】波形整形回路22は回転角センサ33の出
力を波形整形し、そのパルス信号をマイクロコンピュー
タ21に入力する。フィルタ回路23は周知のCR回路
で構成され、圧力センサ7、水温センサ34、スロット
ルセンサ4及びバッテリ9による電源電圧からの電圧信
号に重畳した点火ノイズ等のノイズを除去してマイクロ
コンピュータ21に入力する。
【0021】増幅回路24はイグナイタ31に接続さ
れ、マイクロコンピュータ21の出力ポートPA5が
「1」レベルになっている間だけ、イグナイタ31を励
起して点火エネルギを発生させる。増幅回路25はイン
ジェクタ16に接続され、マイクロコンピュータ21の
出力ポートPA4が「1」レベルになっている間だけ、
インジェクタ16を駆動して燃料を噴射させる。
【0022】次に、本発明の一実施例にかかる内燃機関
の燃料噴射制御装置で使用されているECU20内のマ
イクロコンピュータ21の処理手順を図3、図4及び図
5のフローチャートに基づき、図6のタイムチャートを
参照して説明する。
【0023】キースイッチ8がONとされバッテリ9か
らの電源電圧がECU20に印加されるとレギュレータ
26を介してマイクロコンピュータ21に5V電源が供
給され、マイクロコンピュータ21が起動される。ま
ず、図3のメインルーチンにおけるステップS101
で、電源投入に伴う初期化処理が実行される。この初期
化処理としては、例えば、外部割込信号の選定、マイク
ロコンピュータ21内のメモリの初期設定、入出力ポー
トを入力側または出力側に設定、マイクロコンピュータ
21内のA/D変換部21aのモードをスキャンモード
に設定する等が行われる。次にステップS102に移行
して、機関回転数と吸気圧とから基本噴射時間が算出さ
れ、水温センサ34からの冷却水温に応じた補正噴射時
間が算出され、電源電圧から無効噴射時間が算出され、
それらから最終的な噴射時間が算出される。次にステッ
プS103に移行して、機関回転数と吸気圧と冷却水温
とから点火時期が算出されたのち、ステップS104に
移行し、機関回転数と電源電圧とから点火用通電時間が
算出される。
【0024】次にステップS105に移行して、現在燃
料カット中であるかが判定される。この燃料カット中で
あるかの判定条件としては例えば、スロットルセンサ4
からの信号に基づき内燃機関1がアイドル状態、即ち、
スロットル開度が所定値未満であり、かつ機関回転数が
所定値以上であるときに成立する。ステップS105の
判定条件が成立し、燃料カット中であるときにはステッ
プS106に移行し、燃料カット中フラグXFCが
「1」にセットされ、ステップS102に戻り同様の処
理が繰返される。
【0025】一方、ステップS105の判定条件が成立
せず、燃料カット中でないならばステップS107に移
行し、燃料カット中フラグXFCが「0」にリセットさ
れたのち、ステップS108に移行する。ステップS1
08では、後述の圧力センサ7の信号異常を検出するフ
ェイルフラグFLAG2,FLAG3のいずれかが
「1」にセットされているかが判定される。ステップS
108の判定条件が成立するときには、圧力センサ7の
信号が異常であるとして、ステップS109に移行し、
運転者に故障を知らせるためにダイアグランプが点灯さ
れたのち、ステップS110に移行し、ダイアグコード
が記憶される。一方、ステップS108の判定条件が成
立しないときには、圧力センサ7の信号は正常であると
して、ステップS111に移行し、ダイアグランプが消
灯される。ステップS110またはステップS111の
処理ののち、ステップS102に戻り同様の処理が繰返
される。
【0026】図4は所定時間毎に起動されるA/D変換
用の割込ルーチンである。
【0027】A/D変換命令が発生されると、ステップ
S201で、圧力センサ7からの吸気圧に関する信号が
読込まれたのち、ステップS202に移行し、ステップ
S201で読込まれた信号がA/D変換されたAD値が
圧力センサ7の故障または圧力センサ7からの信号線の
断線を検出するための判定値FAILHを越えているか
が判定される。ステップS202の判定条件が成立しな
いときには、ステップS203に移行し、ステップS2
01で読込まれた信号がA/D変換されたAD値が圧力
センサ7の故障または圧力センサ7からの信号線のショ
ートを検出するための判定値FAILL未満であるかが
判定される。
【0028】ステップS203の判定条件が成立しない
ときには、ステップS201で読込まれた信号がA/D
変換されたAD値が判定値FAILLと判定値FAIL
Hとの間にあって正常であるとしてステップS204に
移行し、AD値が現在までの最大値PMAXを越えてい
るかが判定される。ステップS204の判定条件が成立
するときには、ステップS205に移行し、AD値が最
大値PMAXに置換えられる。なお、ステップS204
の判定条件が成立しないときにはステップS205がス
キップされる。
【0029】次にステップS206に移行して、AD値
が現在までの最小値PMIN未満であるかが判定され
る。ステップS206の判定条件が成立するときには、
ステップS207に移行し、AD値が最小値PMINに
置換えられる。なお、ステップS206の判定条件が成
立しないときにはステップS207がスキップされる。
次にステップS208に移行して、AD値が正常である
として、フェイル判定用カウンタCOUNT1が「0」
とクリアされ、ステップS209に移行し、仮フェイル
フラグFLAG1及びフェイルフラグFLAG2が
「0」とクリアされる。次にステップS210に移行し
て、AD値が吸気圧PMとされる。
【0030】一方、ステップS202またはステップS
203の判定条件が成立するときには、ステップS20
1で読込まれた信号がA/D変換されたAD値が異常で
あるとしてステップS211に移行し、仮フェイルフラ
グFLAG1が「1」にセットされる。次にステップS
212に移行して、フェイル判定用カウンタCOUNT
1が「1」インクリメントされたのち、ステップS21
3に移行し、フェイル判定用カウンタCOUNT1の値
が所定値N1を越えているかが判定される。ステップS
213の判定条件が成立するときには、AD値が完全に
異常であるとしてステップS214に移行し、フェイル
フラグFLAG2が「1」にセットされる。なお、ステ
ップS213の判定条件が成立せず、フェイル判定用カ
ウンタCOUNT1の値が所定値N1を越えていないと
きには、未だ完全に異常であると判定できないとしてフ
ェイルフラグFLAG2が「1」にセットされることが
ないようにステップS214がスキップされる。
【0031】次にステップS215で水温センサ34か
らの冷却水温に関する信号、ステップS216でスロッ
トルセンサ4からのスロットル開度に関する信号、ステ
ップS217でバッテリ9からの電源電圧がそれぞれ読
込まれ、本ルーチンを終了する。
【0032】図5は波形整形回路22からのパルス信号
の立上がりエッジ及び立下がりエッジにて起動される割
込ルーチンである。なお、本実施例では立下がりエッジ
位置をTDCとして説明する。
【0033】ステップS301では、回転角センサ33
からの出力信号を波形整形した波形整形回路22のパル
ス信号の立下がりエッジでありTDCであるかが判定さ
れる。ステップS301の判定条件が成立しないときに
は点火時期設定タイミングと見なし、点火時期セット処
理として、図3のステップS103で算出された点火時
期に基づいて増幅回路24に出力する信号をセットし、
本ルーチンを終了する。
【0034】一方、ステップS301の判定条件が成立
するときには、ステップS303に移行し、前回のTD
Cから今回のTDCまでの時間から機関回転数NEが算
出される。次にステップS304に移行して、仮フェイ
ルフラグFLAG1が「1」にセットされているかが判
定される。ステップS304の判定条件が成立するとき
には、AD値が異常でありこの値を利用することはでき
ないため、ステップS305に移行し、フェイルセーフ
用吸気圧KPMが吸気圧PMに置換えられる。
【0035】一方、ステップS304の判定条件が成立
しないときには、再度、脈動分にて圧力センサ7からの
信号の正常・異常を判定するため、ステップS306に
移行し、吸気圧の最大値PMAXと最小値PMINとの
差分が吸気圧の脈動分ΔPMとして算出される。次にス
テップS307に移行して、内燃機関1の始動時を判定
するため機関回転数NEがアイドル回転数より低い所定
値KNE未満であるかが判定される。ステップS307
の判定条件が成立しないときには、ステップS308に
移行し、図3のステップS105で燃料カット中の判定
条件が成立したのち、ステップS106の処理により燃
料カット中フラグXFC=1であるかが判定される。
【0036】ステップS308の判定条件が成立せず、
始動時でも燃料カット中でもないときには、ステップS
309に移行し、ステップS306で算出された吸気圧
の脈動分ΔPMが所定値KDPM未満であるかが判定さ
れる。ステップS309の判定条件が成立するときに
は、圧力センサ7からの信号が異常であるとしてステッ
プS310に移行し、フェイルセーフ用吸気圧KPMが
吸気圧PMとされる。即ち、図6に示すように、吸気パ
イプ6等の外れによる異常時では燃料カット中で吸気圧
の脈動分ΔPMが非常に小さい正常時と同様に吸気圧A
D値(圧力センサ7からの吸気圧に関する信号がA/D
変換されたAD値)の変動がない(変動が小さい)た
め、始動時または燃料カット中であるかの判定を実行し
たのちに脈動分ΔPMの比較を行うことで圧力センサ7
からの信号の異常を正確に知ることができるのである。
【0037】次にステップS311に移行して、フェイ
ル判定用カウンタCOUNT2を「1」インクリメント
したのち、ステップS312に移行し、ステップS31
1でインクリメントされたフェイル判定用カウンタCO
UNT2が所定値N2を越えているかが判定される。ス
テップS312の判定条件が成立するときには、圧力セ
ンサ7からの信号が完全に異常であるとしてステップS
313に移行し、フェイルフラグFLAG3が「1」に
セットされたのちステップS317に移行する。なお、
ステップS312の判定条件が成立せず、フェイル判定
用カウンタCOUNT2の値が所定値N2を越えていな
いときには、未だ完全に異常であると判定できないとし
てフェイルフラグFLAG3が「1」にセットされるこ
とがないようにステップS313がスキップされる。
【0038】一方、ステップS309の判定条件が成立
せず、ステップS306で算出された吸気圧の脈動分Δ
PMが所定値KDPM未満であり吸気脈動による判定で
圧力センサ7からの信号が正常であるときには、ステッ
プS314に移行し、フェイル判定用カウンタCOUN
T2が「0」にリセットされる。次にステップS315
に移行し、フェイルフラグFLAG3が「0」にリセッ
トされる。ステップS307またはステップS308の
判定条件が成立するとき、また、ステップS315の処
理ののち、ステップS316に移行し、平均化処理によ
る吸気圧PM=(PMAX+PMIN)/2が算出され
たのちステップS317に移行する。
【0039】次にステップS317に移行して、次回の
脈動分を検出するための準備として最大値PMAXが$
00、最小値PMINが$FFに初期化される。なお、
$記号は16進数を表す。次にステップS318に移行
して、マイクロコンピュータ21の出力ポートPA4に
「1」レベルを出力するための準備が行われたのち、ス
テップS319に移行し、噴射開始時間を設定する処理
が実行される。即ち、現在のフリーランカウンタ値に例
えば、10μsに相当する数値が加えられアウトプット
コンペアレジスタに出力される。ステップS318及び
ステップS319の処理の結果、フリーランカウンタ値
とアウトプットコンペアレジスタ値が一致した時刻であ
る10μs後に出力ポートPA4が「1」レベルにさ
れ、増幅回路25を介してインジェクタ16が開弁され
燃料噴射が開始される。
【0040】次にステップS320に移行して、出力ポ
ートPA4に「0」レベルを出力するための準備が行わ
れたのち、ステップS321に移行し、現在のフリーラ
ンカウンタ値に図3のステップS102で算出された噴
射時間に相当する数値が加えられアウトプットコンペア
レジスタに出力される。この結果、フリーランカウンタ
値とアウトプットコンペアレジスタ値が一致した時刻で
あるステップS102で算出された噴射時間が経過した
時刻に出力ポートPA4が「0」レベルにされ、インジ
ェクタ16が閉弁されて燃料噴射が停止される。次にス
テップS322に移行して、マイクロコンピュータ21
の出力ポートPA5に「1」レベルを出力するための準
備が行われたのち、ステップS323に移行し、通電開
始時間を設定する処理が行われる。即ち、現在のフリー
ランカウンタ値に前回のTDCから今回のTDCまでの
時間から図3のステップS104で算出された通電時間
を減算した値が加えられアウトプットコンペアレジスタ
に出力される。この結果、フリーランカウンタ値とアウ
トプットコンペアレジスタ値が一致した時刻に出力ポー
トPA5が「1」レベルとされ、増幅回路24を介して
イグナイタ31が励磁され、本ルーチンを終了する。
【0041】上述の実施例によれば、吸気通路5から吸
気パイプ6を含む圧力センサ7の圧力センシング部まで
の配管内が水分の凍結により閉塞または配管が外れたよ
うな異常時における圧力センサ7からの吸気圧に関する
信号の異常を確実に検出することができると共に、正常
時においても誤判定を確実に回避することができる。
【0042】このように、本実施例の圧力センサの故障
検出装置は、内燃機関1の吸気系に配設されるスロット
ルバルブ3より下流側の吸気圧を検出する吸気圧検出手
段としての圧力センサ7と、圧力センサ7で検出される
前記吸気圧に関する信号のAD値をTDC毎にサンプリ
ングし、前回のTDCから今回のTDCまでの期間内に
おける最大値PMAXと最小値PMINとの差分に基づ
いて前記吸気圧の脈動分ΔPMを算出するECU20内
のマイクロコンピュータ21にて達成される脈動分演算
手段と、前記脈動分演算手段で算出される脈動分ΔPM
が所定値KDPM未満であれば圧力センサ7からの前記
吸気圧に関する信号がA/D変換されたAD値が異常で
あると判定するECU20内のマイクロコンピュータ2
1にて達成される異常判定手段と、内燃機関1の始動時
を判定するECU20内のマイクロコンピュータ21に
て達成される始動時判定手段と、内燃機関1の燃料カッ
ト中を判定するECU20内のマイクロコンピュータ2
1にて達成される燃料カット中判定手段と、前記始動時
判定手段で内燃機関1が始動時または前記燃料カット中
判定手段で内燃機関1が燃料カット中であると判定され
たときには、前記異常判定手段での圧力センサ7からの
前記吸気圧に関する信号がA/D変換されたAD値に基
づく異常判定を禁止するECU20内のマイクロコンピ
ュータ21にて達成される異常判定禁止手段とを具備す
るものであり、これを請求項1の実施例とすることがで
きる。
【0043】したがって、圧力センサ7で検出される内
燃機関1の吸気系に配設されるスロットルバルブ3より
下流側の吸気圧に関する信号のAD値が脈動分演算手段
で所定タイミング毎にサンプリングされ、所定期間内に
おける最大値と最小値との差分に基づいて吸気圧の脈動
分ΔPMが算出される。この脈動分ΔPMが所定値KD
PM未満であれば異常判定手段により圧力センサ7から
の吸気圧に関する信号のAD値が異常であると判定され
る。始動時判定手段で内燃機関1の始動時または燃料カ
ット中判定手段で内燃機関1の燃料カット中であると判
定されたときには、異常判定禁止手段によって異常判定
手段による圧力センサ7からの吸気圧に関する信号のA
D値に基づく異常判定が禁止される。
【0044】故に、内燃機関が始動時または内燃機関が
減速時の燃料カット中であり、圧力センサからの信号に
基づく吸気脈動が非常に小さい場合では、その吸気脈動
に対する比較判定が回避されるため、圧力センサの正常
・異常が確実に検出される。
【0045】また、本実施例の圧力センサの故障検出装
置のECU20にて達成される始動判定手段における内
燃機関1の機関回転数NEが、アイドル回転数より低い
所定値KNE未満であるときに始動時と判定するもので
あり、これを請求項2の実施例とすることができる。
【0046】したがって、始動判定手段では、内燃機関
1の機関回転数NEがアイドル回転数より低い所定値K
NE未満であるときに始動時と判定される。このため、
吸気脈動の比較判定が内燃機関のアイドル回転数以上で
実施されることになり、圧力センサの正常・異常が正確
に判定される。
【0047】そして、本実施例の圧力センサの故障検出
装置のECU20にて達成される異常判定手段における
脈動分ΔPMが、所定値KDPM未満の状態でフェイル
判定用カウンタCOUNT2が所定値N2を越える所定
期間継続したときに圧力センサ7からの前記吸気圧に関
する信号がA/D変換されたAD値が異常であると判定
するものであり、これを請求項3の実施例とすることが
できる。
【0048】したがって、異常判定手段では、脈動分Δ
PMが所定値KDPM未満の状態でCOUNT2>N2
の不等号が成立するまでの所定期間継続されたときに始
めて圧力センサ7からの吸気圧に関する信号のAD値が
異常であると判定される。このため、圧力センサの正常
・異常を判定する異常判定手段ではノイズ等の影響によ
る誤判定をなくすことができる。
【0049】ところで、上記実施例では異常時における
吸気圧のフェイルセーフ値として固定値を採用している
が、内燃機関の運転状態に対応する値に置換えることも
可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の圧力セ
ンサの故障検出装置によれば、吸気圧検出手段で検出さ
れる内燃機関の吸気系に配設されるスロットルバルブよ
り下流側の吸気圧に関する信号が脈動分演算手段で所定
タイミング毎にサンプリングされ、所定期間内における
最大値と最小値との差分に基づいて吸気圧の脈動分が算
出され、この脈動分が所定値未満であれば異常判定手段
により吸気圧検出手段からの吸気圧に関する信号が異常
であると判定され、始動時判定手段で内燃機関が始動時
または燃料カット中判定手段で内燃機関が燃料カット中
であると判定されたときには、異常判定禁止手段によっ
て異常判定手段による吸気圧検出手段からの吸気圧に関
する信号に基づく異常判定が禁止される。これにより、
内燃機関が始動時または内燃機関が減速時の燃料カット
中であり、吸気圧検出手段からの信号に基づく吸気脈動
が非常に小さい場合では、その吸気脈動に対する比較判
定が回避されるため、吸気圧検出手段の正常・異常を確
実に検出することができる。
【0051】請求項2の圧力センサの故障検出装置によ
れば、請求項1の効果に加えて、始動判定手段における
内燃機関の機関回転数がアイドル回転数より低い所定値
未満であるときに始動時と判定される。これにより、吸
気脈動の比較判定が内燃機関のアイドル回転数以上で実
施されることになり、吸気圧検出手段の正常・異常を正
確に判定することができる。
【0052】請求項3の圧力センサの故障検出装置によ
れば、請求項1または請求項2の効果に加えて、異常判
定手段における脈動分が所定値未満の状態で所定期間継
続されたときに吸気圧検出手段からの吸気圧に関する信
号が異常であると判定される。これにより、圧力センサ
の正常・異常を判定する異常判定手段ではノイズ等の影
響による誤判定がなくなることで信頼性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる圧力センサ
の故障検出装置を示す全体構成図である。
【図2】 図2は本発明の一実施例にかかる圧力センサ
の故障検出装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】 図3は本発明の一実施例にかかる圧力センサ
の故障検出装置で使用されているECU内のマイクロコ
ンピュータのメインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図4】 図4は本発明の一実施例にかかる圧力センサ
の故障検出装置で使用されているECU内のマイクロコ
ンピュータのA/D変換部からの割込ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】 図5は本発明の一実施例にかかる圧力センサ
の故障検出装置で使用されているECU内のマイクロコ
ンピュータの波形整形回路による割込ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図6】 図6は本発明の一実施例にかかる圧力センサ
の故障検出装置で用いられている圧力センサの内燃機関
の各運転状態における吸気圧AD値を示すタイムチャー
トである。
【図7】 図7は本発明の概念を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 内燃機関 3 スロットルバルブ 4 スロットルセンサ 5 吸気通路 6 吸気パイプ 7 圧力センサ(吸気圧検出手段) 20 ECU(電子制御装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気系に配設されるスロット
    ルバルブより下流側の吸気圧を検出する吸気圧検出手段
    と、 前記吸気圧検出手段で検出される前記吸気圧に関する信
    号を所定タイミング毎にサンプリングし、所定期間内に
    おける最大値と最小値との差分に基づいて前記吸気圧の
    脈動分を算出する脈動分演算手段と、 前記脈動分演算手段で算出される前記脈動分が所定値未
    満であれば前記吸気圧検出手段からの前記吸気圧に関す
    る信号が異常であると判定する異常判定手段と、 前記内燃機関の始動時を判定する始動時判定手段と、 前記内燃機関の燃料カット中を判定する燃料カット中判
    定手段と、 前記始動時判定手段で前記内燃機関が始動時または前記
    燃料カット中判定手段で前記内燃機関が燃料カット中で
    あると判定されたとき、前記異常判定手段での前記吸気
    圧検出手段からの前記吸気圧に関する信号に基づく異常
    判定を禁止する異常判定禁止手段とを具備することを特
    徴とする圧力センサの故障検出装置。
  2. 【請求項2】 前記始動判定手段は、前記内燃機関の機
    関回転数がアイドル回転数より低い所定値未満であると
    きに始動時と判定することを特徴とする請求項1に記載
    の圧力センサの故障検出装置。
  3. 【請求項3】 前記異常判定手段は、前記脈動分が所定
    値未満の状態で所定期間継続したときに前記吸気圧検出
    手段からの前記吸気圧に関する信号が異常であると判定
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    圧力センサの故障検出装置。
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