JPH08199523A - 融雪施設 - Google Patents

融雪施設

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JPH08199523A
JPH08199523A JP1020995A JP1020995A JPH08199523A JP H08199523 A JPH08199523 A JP H08199523A JP 1020995 A JP1020995 A JP 1020995A JP 1020995 A JP1020995 A JP 1020995A JP H08199523 A JPH08199523 A JP H08199523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water tank
treated water
water
snow melting
melting facility
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1020995A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Sato
稔 佐藤
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Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Corp filed Critical Maeda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストな運転費用にて路面上の雪を融雪す
る。 【構成】 原水槽1から処理槽2及び高度処理装置4に
よって各種浄化処理が施された汚水、雑用水等の排水を
貯留する処理水槽5を設ける。処理水槽5の上部を仕切
り、入水部5aと出水部5bとに区画する仕切板6を設
ける。処理水槽5の入水部5a側に、路面に埋設したヒ
ートパイプ11の端部を配設する。出水部5bに、ポン
プ14によって各施設へ処理水槽5内の水を送り出す配
管13を設ける。処理水槽5の入水部5a側に、雨水濾
過器7を介して雨水を流入させる。処理水槽5の入水部
5a側にヒータ12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、積雪寒冷地域の道路
等に適用される融雪施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、冬期間に降雪量の多い地域にあ
っては、路面等の雪を良好に除去する手段が必要とされ
ている。従来、この種の手段として、路面上に露出する
ように配設された散水管内に温水を供給し、この散水管
に形成された孔部から温水を散水することによって路上
の雪を融かす、いわゆる散水式融雪施設が知られている
が、これとは別に、路面内に埋設した放熱管内に温水を
供給し、この放熱管内を通過する温水によって路面を加
温して、この路面の表面の雪を融かす無散水式融雪施設
も多用されるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記融雪施
設は、いずれも例えば温泉等の温水を用いるが、温泉の
ない場所においては、ヒータ等によって温水を造りださ
なければならず、そのエネルギーに多大な費用を要して
いた。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて、低コストにて良好な融雪効果を得ること
が可能な融雪施設を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の融雪施設は、路面上の雪を融かす融
雪施設であって、各種排水等が浄化されて流入される処
理水槽と、前記路面内に埋設され、かつ端部が前記処理
水槽内に配設されたヒートパイプとを有することを特徴
としている。請求項2記載の融雪施設は、請求項1記載
の融雪施設において、前記処理水槽の上部側が、仕切板
によって仕切られ、一方側が、前記排水等が流入される
入水部とされ、他方側が、この処理水槽内の水を送り出
す配管が配設された出水部とされてなり、前記ヒートパ
イプの端部が、前記入水部に配設されてなることを特徴
としている。
【0006】請求項3記載の融雪施設は、請求項1記載
の融雪施設において、前記処理水槽に、ヒータが設けら
れてなることを特徴としている。請求項4記載の融雪施
設は、請求項1記載の融雪施設において、前記処理水槽
に、雨水が流入されることを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の融雪施設によれば、排水に含ま
れている熱がヒートパイプによって路面へ伝達され、路
面上の雪が融かされる。請求項2記載の融雪施設によれ
ば、仕切板によって処理水槽に貯留されている水の上部
側が仕切られ、これにより、入水部に貯留されて比較的
温度の高い上部側の水の出水部側への流出が防止され
る。
【0008】請求項3記載の融雪施設によれば、ヒータ
による処理水槽内の水の加温が可能となり、融雪効果が
向上される。請求項4記載の融雪施設によれば、排水と
ともに処理水槽へ流入される雨水に含まれている熱がヒ
ートパイプによって路面へ伝達され、路面上の雪が融か
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の融雪施設の実施例を図によっ
て説明する。図1において、符号1は、原水槽である。
この原水槽1には、汚水、雑用水等の生活排水が送り込
まれるようになっており、この原水槽1に送り込まれた
生活排水は、さらに処理槽2へ送り込まれて、例えば薬
品処理等が施されるようになっている。さらに、この処
理槽2を通過した生活排水は、ポンプ3によって高度処
理装置4へ送り込まれ、この高度処理装置4によって、
さらなる浄化処理が行なわれて処理水槽5へ送り込まれ
るようになっている。
【0010】この処理水槽5は、その内部に仕切板6が
設けられており、この仕切板6によって処理水槽5内の
上方側が仕切られ、一方側が入水部5aとされ、他方側
が出水部5bとされている。そして、この処理水槽5の
入水部5aには、前記高度処理装置4から各種処理が施
された排水が送り込まれるようになっている。また、こ
の処理水槽5には、雨水濾過器7によって濾過された雨
水も送り込まれるようになっている。また、この処理水
槽5の入水部5aには、道路に埋設されたヒートパイプ
11の端部が配設されている。さらに、この処理水槽5
の入水部5aには、ヒータ12が設けられており、この
ヒータ12によって加温することができるようになって
いる。また、この処理水槽5の出水部5bの水は、再生
水として、管路13を介してポンプ14によって各施設
へ送り出されるようになっている。
【0011】このように、上記実施例の融雪施設によれ
ば、各種の処理が施された生活排水あるいは雨水等に含
まれている熱を、ヒートパイプ11を介して道路へ伝達
させて路面上の雪を融かすことができる。即ち、生活排
水や雨水に含まれている熱を無駄にすることなく、有効
に利用することができ、例え温泉等がわき出ていない地
域であっても、安価な運転費用にて融雪を行なうことが
できる。また、生活排水や雨水の熱が不足した場合は、
処理水槽5に設けたヒータ12によって必要な熱エネル
ギーを常に確保しておくことができ、路面の良好な融雪
状態を維持させることができる。なお、このヒータ12
は、例えば、安価な深夜電力、融雪用電力を用いると良
い。また、処理水槽5の上部側が仕切板6によって仕切
られているので、入水部5aの比較的温度の高い水の出
水部5bへの流出を防止することができる。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の融雪施
設によれば、下記の効果を得ることができる。請求項1
記載の融雪施設によれば、各種浄化処理が施された排水
に含まれている熱を、ヒートパイプによって路面に伝達
させて、路面上の雪を融かすことができる。即ち、排水
に含まれている熱を無駄にすることなく、有効に利用す
ることができ、例え温泉等がわき出ていない地域であっ
ても、安価な運転費用にて融雪を行なうことができる。
【0013】請求項2記載の融雪施設によれば、仕切板
によって処理水槽に貯留されている水の上部側が仕切ら
れ、これにより、入水部に貯留されて比較的温度の高い
上部側の水の出水部側への流出を防止することができ
る。請求項3記載の融雪施設によれば、ヒータによって
処理水槽内の水を加温することができるので、排水の熱
が不足した場合に、ヒータによって必要な熱エネルギー
を常に確保しておくことができ、路面の良好な融雪状態
を維持させることができる。請求項4記載の融雪施設に
よれば、排水とともに処理水槽へ流入される雨水に含ま
れている熱もヒートパイプによって路面へ伝達させるこ
とができ、さらなる熱エネルギーの有効利用を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の融雪施設の実施例を説明する融雪施設
の概略配管図である。
【符号の説明】
5 処理水槽 5a 入水部 5b 出水部 6 仕切板 11 ヒートパイプ 12 ヒータ 13 配管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面上の雪を融かす融雪施設であって、
    各種排水等が浄化されて流入される処理水槽と、前記路
    面内に埋設され、かつ端部が前記処理水槽内に配設され
    たヒートパイプとを有することを特徴とする融雪施設。
  2. 【請求項2】 前記処理水槽は、その上部側が、仕切板
    によって仕切られ、一方側が、前記排水等が流入される
    入水部とされ、他方側が、この処理水槽内の水を送り出
    す配管が配設された出水部とされてなり、前記ヒートパ
    イプの端部が、前記入水部に配設されてなることを特徴
    とする請求項1記載の融雪施設。
  3. 【請求項3】 前記処理水槽には、ヒータが設けられて
    なることを特徴とする請求項1記載の融雪施設。
  4. 【請求項4】 前記処理水槽には、雨水が流入されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の融雪施設。
JP1020995A 1995-01-25 1995-01-25 融雪施設 Withdrawn JPH08199523A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231658A (ja) * 2007-02-19 2008-10-02 Hokukon Co Ltd ヒートパイプ利用による防火水槽上部の融雪装置とそれに用いる融雪板
CN102776859A (zh) * 2012-08-16 2012-11-14 鞍山森远路桥股份有限公司 路面加热融冰机
JP2021113408A (ja) * 2020-01-16 2021-08-05 清水建設株式会社 路面凍結防止システム

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CN102776859B (zh) * 2012-08-16 2014-03-26 鞍山森远路桥股份有限公司 路面加热融冰机
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