JPH08198231A - 非常用飲料水容器 - Google Patents

非常用飲料水容器

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JPH08198231A
JPH08198231A JP1324495A JP1324495A JPH08198231A JP H08198231 A JPH08198231 A JP H08198231A JP 1324495 A JP1324495 A JP 1324495A JP 1324495 A JP1324495 A JP 1324495A JP H08198231 A JPH08198231 A JP H08198231A
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drinking water
container
emergency drinking
water container
screw cap
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JP1324495A
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Helin Stig-Ake
スティーク‐アーケ・ヘリン
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 傾斜上面28、凹部20を有する底面1
9、そして側壁が内径5mm以上の丸み縁部を介して互
いに接続され、傾斜上面28の一方の縁部近くに注ぎ口
23が配設され、この注ぎ口23は、傾斜上面28と滑
らかな曲線で接続する首部23’と、雄ねじ部25と、
この雄ねじ部の下方に設けられたフランジ4とを備えて
いる。ネジキャップ27の内側に、注ぎ口の雄ねじ部2
5と螺合する雌ねじ部26を有する円錐部が形成され、
ネジキャップ27が閉じられた状態で該ネジキャップの
下側環状面とフランジ4の上方環状面5とが僅かに離間
している。ネジキャップ27は、容器3の内部圧力が高
くなったときにも注ぎ口23との密封を維持すべく、注
ぎ口23の内面に押し付けられる内側膨らみ部8を備
え、容器3及びネジキャップ27は、高密度ポリエチレ
ンHDPEから形成されている。 【効果】 外部からの強い衝撃やストレス対する耐久性
が高く、飲料水の充填直後の密封状態や飲料水品質の維
持安定性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、規定量の非常用飲料水
(EDW:emergency drinking water)の配給に用いら
れる容器に関する。
【0002】
【従来の技術】非常用飲料水の配給のために用いられる
非常用飲料水容器は、国際海事組織(International Mar
itime Organization)による海上安全のための会議の趣
旨、IMO−Solas第3章、1983年改正、及び
数々の国内規定に従って、救援用容器に収納されて飛行
機や船から海に投下され、救命筏や救命ボート上で使用
される。
【0003】非常用飲料水の新ASTM(アメリカ材料
試験協会)規格によれば、非常用飲料水は純化され、前
殺菌及び殺菌充填/密封処理あるいは充填され密封され
た非常用飲料水容器のレトルト処理のいずれかの熱処理
によって100%殺菌されなければならない。このAS
TM規格は、1995年にISO規格となることによっ
て国際的に要求される予定である。
【0004】上記規格によれば、救援用容器に収納され
た非常用飲料水容器(EDW容器)は、例えば、36m
までの高度から水中に投げ込まれても損傷を受けず、し
かも、石油、塩水、及び−35℃〜+65℃の範囲の温
度に耐えるものでなければならない。そして、これに満
たされる非常用飲料水は殺菌され、最低5年間は使用で
きなけければならない。又、EDW容器は汚染されにく
く、最小限度の積載容積で、現在使用されているタイプ
のみならず、新しいタイプの救助筏や救助ボートにも積
み込むことができるものでなければならない。
【0005】非常用飲料水の配給のための容器としては
既に多数の容器が知られている。ゴムボートのような救
命筏及びボートにおいて非常用飲料水は、殺菌された水
が封入され殺菌された缶詰めとして提供される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の容器は、海水
による腐食が生じやすく、短期間で使用できなくなる場
合がある。別の欠点として、例えば衝突等の物理的な力
を受けたことによって缶のフランジのシーム部から漏れ
が発生し、その結果、真空状態や殺菌状態が喪失する場
合がある。更に、円筒形状の缶は内部容量に比べて大き
い積載容積を必要とする。又、低い高度からの落下にも
弱い。
【0007】上記のような欠点を回避するために、袋式
の容器も使用されてきた。これは管状シート材(foil tu
be)で形成された小袋であり、その筒状本体に水を満た
した後、それを溶着して所定の複数の室に分割すること
によって作られる。このような水収納プラスチック製小
袋の容積は約100mlである。管状シート材の原料
は、好ましくはポリプロピレンであり、充填済みの小袋
は紫外線放射によって殺菌される。非常用水として使用
される水の殺菌方法として硝酸銀を使用することも知ら
れている。しかし、国によってはこのような殺菌方法は
認可されておらず煮沸による殺菌しか認可されていな
い。このような袋式容器は、船や飛行機から投下される
ときに生ずる衝撃や磨耗に対する強度が不十分であり、
袋が破れて水が流出してしまうおそれがある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
欠点を解消すべくASTM規格つまり将来のISO規格
とに基づく非常用飲料水を収納するEDW容器を提供す
ることにある。本発明の別の目的は、強い外部からの衝
撃や環境から受けるストレス対して十分に耐えることが
できる構造のEDW容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による非常用飲料
水容器は、容器本体と同様に高密度ポリエチレン(HD
PE)でつくられた特別なネジキャップを有する。海水
によって濡れた非常用飲料水容器の非常時の開封を容易
にすべく(saver opening)、このネジキャップの外側に
はリップ部(rips)が設けられている。ネジキャップの内
側には、容器の首部に係合する円錐状の栓と、注ぎ口の
雄ねじ部に係合する雌ねじ部とが設けられている。封止
用の栓の内側の円錐形状によって、封止された状態にお
けるEDW容器の首部は僅かに拡張し、この状態でねじ
部が自動的にロックされるので容器を確実に密封するこ
とができる。更に、ネジキャップは内側膨らみ部(bulb)
を有し、EDW容器が高所から落とされた場合に発生す
る高い内部圧力によって、上記膨らみ部が注ぎ口の内面
に押し付けられて容器との密封を維持する。
【0010】好ましくは、ネジキャップ及び注ぎ口は共
に台形ねじ、又は、バットレス(buttress)ネジと呼ばれ
る鋸歯状ねじを有する。このような特殊なねじ部は、殺
菌完了後にネジキャップがロックしてしまい容器の開封
が不本意に困難になるといったことが生じない利点を有
する。
【0011】本発明のもう一つの重要な特徴として、注
ぎ口のねじ部の下方にフランジが設けられている。封止
状態においてネジキャップの下側環状面は、このフラン
ジの上側環状面と僅かに離間した状態になる。このよう
な構成によれば、EDW容器が充填されたままの初期状
態であることを示す目的で、好ましくはPVCでできた
収縮シールを容器のネジキャップに付することが可能と
なる。この収縮シールには縦方向に二列の孔列が形成さ
れ、ここから密封シールを破ることによって、初期状態
の容器を開封することができる。
【0012】本発明の別の特徴として、容器本体及びネ
ジキャップの材質である高密度ポリエチレン(HDP
E)は有機染料等を含有しておらず、内部の飲料水の味
に影響するような物質を出さない。
【0013】更に好ましくは、容器の側壁、好ましくは
幅の狭い方の側壁に目盛りが設けられ、この目盛りによ
って容器内の水位を読み取ることができる。正確な読み
取りを可能にするために、この目盛りは100ml単位
のものであることが好ましい。IMO−Solas第3
章、1983年改正によると、一日当たり飲むことが許
される非常飲料水の量は250mlである。
【0014】本発明の非常用飲料水容器は、その材質と
特殊な形状とにより、本質的な安定性を有している。高
密度ポリエチレン(HDPE)は、意図する目的に特に
適している。圧縮強度及び引っ張り強度が比較的高いだ
けでなく、HDPEは大気の温度範囲内においてきわめ
て優れた安定性を有する。又、その形状に関して、この
容器は平坦な本体と、注ぎ口を備えた傾斜上面とを有す
ることにより、複数の容器を狭い空間に収納することが
できる。更に、湾曲凹部を有する底面形状と、傾斜上部
の一端部に配置された注ぎ口とによって、容器が高い高
度から落とされて水面に激突する際の衝撃が緩和される
ばかりでなく、容器の首部が衝撃を受けることを防ぐこ
ともできる。
【0015】又、注ぎ口を容器上部の一端部に配置した
構成は、飲む際の容器の取扱を容易にし、例えば荒れた
海上においても飲料水がこぼれないようにする。従っ
て、この注ぎ口は、EDW容器の傾斜上部の高いほうの
端部に設けることが好ましい。更に、注ぎ口を容器の片
側に寄せた配置は、容器の収納体積を小さくするのにも
有利である。
【0016】上述したタイプの高密度ポリエチレンから
作られる中空製品(EDW容器)は高い伸張性を有する
が、このEDW容器が水で完全に満たされることはな
い。つまり、容器の容積の約95%のみが使用されるこ
とが提案される。このEDW容器の有利な形状により、
充填状態の容器を収納するのに必要な収納容積は、該容
器の容積より20〜25%だけ大きなものである。従来
の非常用飲料水容器であれば、同じ量の飲料水のために
もっと大きな収納空間が必要である。
【0017】容器の縁部には、内径5mm以上の丸み縁
部が形成され、容器が高所から落とされた時等に破壊に
至る応力がこの部分に生じないようにしている。又、注
ぎ口と傾斜上面との接続部も曲面で滑らかに接続してい
ることにより、容器のこの部分も強度的に安定してい
る。
【0018】本発明の別の特徴として、容器の前側壁に
耐摩擦性の凹凸文字で情報が書き込まれる表示領域が設
けられている。ASTM規格によれば、水によって容易
に洗い流される印刷文字や容易に剥がれるラベル貼付は
認められていない。これらの凹凸文字による情報として
は、ライセンスに関するもの、非常用飲料水の水質に関
する各国の規格に関するもの等がある。
【0019】非常用飲料水容器の傾斜上面には、この容
器に飲料水を充填した日付及び使用期限の日付を示すマ
ークが設けられる。これにより、これらの日付は所定の
定期検査時に容易にチェックすることができる。これら
の日付表示は、加熱プレスによって形成されるので変造
することはできない。尚、印刷やレーザ加工によってこ
れらの日付をHDPE材に付することは不可能である。
【0020】本発明によるEDW容器は、石油や−50
〜+121℃の温度範囲に対して耐久性を有し、殺菌に
も適している。つまり、容器を損傷することなく、12
1℃での商用加熱殺菌を行うことができる。又、多様な
気候条件下において使用することができる。
【0021】又、容器の材料として有機染料を含んでい
ない高密度ポリエチレン(HDPE)を用い、完成状態
においてHDPE製容器を紫外線で安定化処理し、その
後、容器に飲料水を満たして密封殺菌することが好まし
い。有機染料を含んでいない高密度ポリエチレンは、飲
料水の味と品質に影響するような物質、即ち、炭化水素
を出さない。又、非常用飲料水は、WHO標準に基づい
て通常の飲料水からつくられる。そして安定化のため
に、クエン酸(ビタミンC)を添加することによってp
Hが5.4まで低下される。
【0022】完成した容器中の飲料水の殺菌は以下のよ
うに行われる。つまり、フィルタ処理された水で容器を
満たして密封した後、中心温度121℃に加熱した加圧
水の水槽中に置く。商用殺菌処理においてはある種の微
生物を殺すことが要求されるので、加熱処理の時間が重
要であり、実際の容器の材質に鑑みて通常20〜45分
間の処理時間が必要である。容器中の水の殺菌におい
て、上述の種類の高密度ポリエチレン(HDPE)の性
質は特に有益である。上述したように、殺菌処理の前に
容器の材質を安定化処理して、味に影響する物質が容器
の材質から非常用飲料水の中へ溶け出ることを防止す
る。好ましくは圧縮空気を用いて行われる容器の冷却処
理の後、容器の注ぎ口の側方に充填日と使用期限とを示
すマークが熱処理によって形成される。
【0023】ネジキャップは容器本体と同様の材質から
形成されているので、非常用飲料水(EDW)の味に影
響するような物質がネジキャップから溶け出ることもな
い。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、外部から
の強い衝撃やストレス対する耐久性が高く、飲料水の充
填直後の密封状態や飲料水品質の維持安定性に優れてい
る非常用飲料水容器を提供することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、非常用飲料水容器(EDW容
器ともいう)3は平たい本体を有し、その垂直辺13,
13’と横辺14と奥行き辺15との寸法比は、1:
0.6:0.4である。但し、片方の垂直辺13は他方
の垂直辺13’より少し長く、上記寸法比において垂直
辺については平均値を用いている。容器3の内部空間1
7は充填される水の容量16よりも5%大きい。従っ
て、規定量の水で充填した容器内の水面上には空間18
が形成され、これは容器が投下されて例えば海面に衝突
した時の空気クッションとして作用する。
【0026】又、非常用飲料水容器3の少し傾斜した上
面28には、容器3に水を充填した日と使用期限とを示
すべく、好ましくは加熱プレス加工によって改変できな
いマーク29が形成されている。上面の傾斜は、水を飲
むときの容器3の取扱いを容易にするために設けられて
いるが、同時に、複数の容器を救援ボートに積み込む際
に、より高密度な積み込みを可能ならしめる。
【0027】EDW容器3の前面10には、いくつかの
国によって発行されている認可とその他の情報とを示す
表示領域(図示せず)が設けられる。これらの情報は、
洗い流されることのない凹凸文字で表示される。幅狭壁
11には、容器内の非常用飲料水の量を読み取るため
の、好ましくは100ml単位の目盛り12が設けられ
ている。
【0028】図1に関して、傾斜上面28は、水面との
衝突によって起こる矢印R方向の衝撃に応じて横方向分
力Sを発生し、これによって、この容器3の上部と底部
とに対する強い衝撃となる急速な減速から生じる影響を
和らげるように構成されている点に留意すべきである。
更に、この非対称構造は、注ぎ口23が衝撃によって損
傷することを防ぐ働きをも有する。又、容器の上面2
8、底面19、及び側壁とは内径5mm以上の丸み縁部
30を介して互いに接続されており、これらの部分にお
ける破壊に至る応力が生じにくいようにしている。
【0029】図2に示すように、容器の底19は内側に
突出した凹部20を有しており、これは水との強い衝突
や他の原因で生じる矢印21の方向の変形によって湾曲
するように作用する。壁22の厚さは、容器の容量に応
じて1〜1.5mmの範囲であり、500mlの容器の
場合は1mmである。
【0030】特に図3に示されているように、注ぎ口2
3の本体との接続部23’も十分な丸みが形成されてお
り、この重要な部分において破壊に至る応力が生じない
ようになっている。又、この注ぎ口23は、垂直辺13
側の側面の近くに配設されるとともに、台形状又は鋸歯
状の雄ねじ部25を有し、この雄ねじ部に螺合する雌ね
じ部26がネジキャップ27の内側に形成されている。
一点鎖線によって示されているように、ネジキャップ2
7の内側の円錐部は、ほぼ領域24において注ぎ口23
に当接している。これにより、ネジキャップ27を更に
締め付けると、注ぎ口23の首部が僅かに拡張してネジ
部25と26とが自動的にロックするようになってい
る。
【0031】注ぎ口23は溝部25の下方にフランジ4
を有している。このフランジ4は上側環状面5を有し、
この面と、閉めた状態のネジキャップ27の下側環状面
6とは僅かに離間している。容器3に非常用飲料水を満
たした後、フランジ4とネジキャップ27のフランジと
に収縮シール(図示せず) が当てられる。この収縮シー
ルには縦方向に二列の孔列が形成されており、充填され
た容器を開封する際に、この孔列に沿って収縮シールが
破られる。
【0032】ネジキャップ27とEDW容器3は、共に
高密度ポリエチレン(HDPE)から形成される。キャ
ップ27の外側には開封を容易にする(saver opening)
ためのリップ部(rip) 7が設けられている。更に、この
ネジキャップ27は内側膨らみ部(bulb)8を有し、容器
3を高所から落下させた時に、この膨らみ部8が注ぎ口
23の内側に押し付けられるように構成されている。こ
のように、内側膨らみ部8が注ぎ口23の円錐状内側部
に強く押し付けられることによって、救命ボートが海面
に落とされた時に受ける衝撃に耐えることができる。
【0033】図4に示すように、以上のような構造の複
数の容器3は、ネジキャップ部27が互いにずれて向か
い合うように重ねられて、ゴムボートや救命筏等に積ま
れる。このように積まれることによって、一定の空間内
に多くの容器3を収納することができる。容器3が非常
用飲料水で充填された後、より安定化させるために、こ
れらの容器に包装用フィルム32が被せられる。収納空
間を節約するために注ぎ口23を互いに反対向きにして
複数の容器を重ねる場合は、収納時の安定性と各容器の
耐衝撃性を増すために、注ぎ口23が当たる反対側の容
器の上部にパッド31を当てることも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非常用飲料水容器を示す斜視図
【図2】図1の容器の底部の断面図
【図3】非常用飲料水容器の注ぎ口とネジキャップ部と
の部分断面図
【図4】図1の非常用飲料水容器の積載状態を示す略図
【符号の説明】
3 容器 4 フランジ 5 環状上面 8 内側膨らみ部 19 底面 20 凹部 23 注ぎ口 23’ 首部 25 雄ねじ部 26 雌ねじ部 27 ネジキャップ 28 傾斜上面
フロントページの続き (71)出願人 595015029 P.O. BOX 52055, S‐400 25 GOETEBORG, SWEDEN

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの衝撃及びストレスに対する耐
    久性を有するように構成された非常用飲料水容器であっ
    て、 傾斜した上面(28)と凹部(20)を有する底面(1
    9)と側壁とが内径5mm以上の丸み縁部を介して互い
    に接続され、 前記傾斜上面(28)の一方の縁部近くに注ぎ口(2
    3)が配設され、この注ぎ口(23)は、前記傾斜上面
    (28)と滑らかな曲線で接続する首部(23’)と、
    雄ねじ部(25)と、この雄ねじ部の下方に設けられた
    フランジ(4)とを備え、 前記ネジキャップ(27)の内側に、前記注ぎ口の雄ね
    じ部(25)と螺合する雌ねじ部(26)を有する円錐
    部が形成され、前記ネジキャップ(27)が閉じられた
    状態で該ネジキャップの下側環状面(6)と前記フラン
    ジ(4)の上方環状面(5)とが僅かに離間しており、 前記ネジキャップ(27)は、容器(3)の内部圧力が
    高くなったときにも前記注ぎ口(23)との密封を維持
    すべく、前記注ぎ口(23)の内面に押し付けられる内
    側膨らみ部(8)を備え、 前記容器(3)及び前記ネジキャップ(27)は、高密
    度ポリエチレンから形成されている非常用飲料水容器。
  2. 【請求項2】 前記ネジキャップ(27)は、該ネジキ
    ャップが締めらた時に前記雌ねじ部(26)が螺合し始
    める注ぎ口の領域(24)において、前記注ぎ口(2
    3)に当接する請求項1記載の非常用飲料水容器。
  3. 【請求項3】 前記ネジキャップ(27)及び前記注ぎ
    口(23)が有するねじ部(25,26)が効果的な密
    封状態を提供する請求項2記載の非常用飲料水容器。
  4. 【請求項4】 前記ねじ部(25,26)は、台形ね
    じ、鋸歯状ねじ、又はバットレスねじである請求項3記
    載の非常用飲料水容器。
  5. 【請求項5】 前記容器(3)の密封状態において、前
    記ネジキャップ(27)の下側環状面(6)と前記フラ
    ンジ(4)の上側環状面(5)との間に、収縮シールに
    よって密封される隙間が形成されている請求項1記載の
    非常用飲料水容器。
  6. 【請求項6】 前記収縮シールは、縦方向に二列の孔列
    を有している請求項5記載の非常用飲料水容器。
  7. 【請求項7】 前記高密度ポリエチレン(HDPE)
    は、有機染料を含有していない請求項1記載の非常用飲
    料水容器。
  8. 【請求項8】 石油及び−50〜+121℃の範囲の温
    度に対する耐久性を有する請求項1記載の非常用飲料水
    容器。
  9. 【請求項9】 容器内の非常用飲料水の水位読取り用の
    目盛りが前記側壁の一つの長手方向に沿って設けられて
    いる請求項1記載の非常用飲料水容器。
  10. 【請求項10】 容器の高さと幅と奥行きとの寸法比
    が、±5%の範囲内で、1:0.6:0.4である請求
    項1記載の非常用飲料水容器。
  11. 【請求項11】 容器の充填日を示すマーク(29)が
    前記傾斜上面(28)に設けられている請求項1記載の
    非常用飲料水容器。
  12. 【請求項12】 プレスによって形成される文字を含む
    領域が前側壁(10)に設けられている請求項1記載の
    非常用飲料水容器。
  13. 【請求項13】 容器の収納に必要な空間が、該容器の
    容量より20〜25%だけ大きい請求項1記載の非常用
    飲料水容器。
  14. 【請求項14】 複数の容器が収納される際に、各容器
    の前記注ぎ口(23)を有する前記傾斜上面(28)
    が、隣接する容器の傾斜上面(28)に対向するように
    収納される請求項1記載の非常用飲料水容器。
  15. 【請求項15】 更に包装フィルムで覆われる請求項1
    4記載の非常用飲料水容器。
JP1324495A 1995-01-31 1995-01-31 非常用飲料水容器 Pending JPH08198231A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007135473A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Nippon Kurea Kk 実験動物飼育用の給水具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007135473A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Nippon Kurea Kk 実験動物飼育用の給水具

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