JPH08197833A - インクジェット記録用情報記録媒体、記録方法及び製造方法 - Google Patents
インクジェット記録用情報記録媒体、記録方法及び製造方法Info
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- JPH08197833A JPH08197833A JP7012660A JP1266095A JPH08197833A JP H08197833 A JPH08197833 A JP H08197833A JP 7012660 A JP7012660 A JP 7012660A JP 1266095 A JP1266095 A JP 1266095A JP H08197833 A JPH08197833 A JP H08197833A
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- ink jet
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5254—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高解像度印刷やフルカラー印刷の実施が可能
であり、低コストで生産性の高い、形成された画像や文
字の耐候性に優れた、インクジェット記録に好適なイン
クジェット記録用情報記録媒体、情報記録方法、及び該
情報記録媒体の製造方法を提供する。 【構成】 顔料系インクを使用して記録するインクジェ
ット記録用の情報記録媒体に、少なくともプラスチック
ピグメントと水溶性樹脂とからなるインク受容層を設け
て成ることを特徴とする、目的のインクジェット記録用
情報記録媒体、情報記録方法、及び該情報記録媒体の製
造方法が提供される。
であり、低コストで生産性の高い、形成された画像や文
字の耐候性に優れた、インクジェット記録に好適なイン
クジェット記録用情報記録媒体、情報記録方法、及び該
情報記録媒体の製造方法を提供する。 【構成】 顔料系インクを使用して記録するインクジェ
ット記録用の情報記録媒体に、少なくともプラスチック
ピグメントと水溶性樹脂とからなるインク受容層を設け
て成ることを特徴とする、目的のインクジェット記録用
情報記録媒体、情報記録方法、及び該情報記録媒体の製
造方法が提供される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録に
好適なインクジェット記録用情報記録媒体に関する。更
に詳しくは、ディスク状情報記録媒体、及び情報記録方
法、並びに該情報記録媒体の製造方法に関する。
好適なインクジェット記録用情報記録媒体に関する。更
に詳しくは、ディスク状情報記録媒体、及び情報記録方
法、並びに該情報記録媒体の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＣＤ（コンパクトディスク）、Ｌ
Ｄ（レーザーディスク）、ＭＤ（ミニディスク）等の光
ディスクや光磁気ディスクと呼ばれる情報記録媒体が市
販されている。これらは、画像データや情報データが従
来以上の高密度で記録されており、次世代の情報記録媒
体として注目されている。
Ｄ（レーザーディスク）、ＭＤ（ミニディスク）等の光
ディスクや光磁気ディスクと呼ばれる情報記録媒体が市
販されている。これらは、画像データや情報データが従
来以上の高密度で記録されており、次世代の情報記録媒
体として注目されている。
【０００３】上記ディスクは、分類や保管を容易にする
ために、記録されたデータの内容が記載されたインデッ
クスがケース内に添付されていると同時に、オフセット
印刷やスクリーン印刷の方式によりディスクそのものへ
のレーベル印刷が施されている。
ために、記録されたデータの内容が記載されたインデッ
クスがケース内に添付されていると同時に、オフセット
印刷やスクリーン印刷の方式によりディスクそのものへ
のレーベル印刷が施されている。
【０００４】然しながら、上記のような既存の印刷方式
によるレーベル印刷では、版の作成等の点で少量生産の
ものではコストアップを招くこととなる。また、個人が
自由に所望の印刷をディスクそのものに施すことができ
ない等々の問題があった。
によるレーベル印刷では、版の作成等の点で少量生産の
ものではコストアップを招くこととなる。また、個人が
自由に所望の印刷をディスクそのものに施すことができ
ない等々の問題があった。
【０００５】これらを解決するためにＵＳＰ５３１７３
３７号公報には、情報記録媒体が回転し、その記録媒体
に対して放射状に稼動する記録ヘッドを有するプリン
タ、及び、情報記録媒体と記録ヘッドが互いに直行する
方向に稼動するプリンタが開示されており、情報記録媒
体に対して版等の作成なしに直接印刷することを可能と
している。また、同様のものが特開平５−２３８００５
号、同６−３１９０６号、同６−７９８８５号各公報に
開示されている。
３７号公報には、情報記録媒体が回転し、その記録媒体
に対して放射状に稼動する記録ヘッドを有するプリン
タ、及び、情報記録媒体と記録ヘッドが互いに直行する
方向に稼動するプリンタが開示されており、情報記録媒
体に対して版等の作成なしに直接印刷することを可能と
している。また、同様のものが特開平５−２３８００５
号、同６−３１９０６号、同６−７９８８５号各公報に
開示されている。
【０００６】上記の開示技術によりディスク状の情報記
録媒体に版等を作成することなく直接レーベル印刷する
ことが可能となった。
録媒体に版等を作成することなく直接レーベル印刷する
ことが可能となった。
【０００７】また、特開平５−１８２４１１号公報に
は、フォトＣＤを分類するために画像データをＣＤに張
り付けるためのラベルにプリンタより出力し、フォトＣ
Ｄに張り付けることに関して開示されている。
は、フォトＣＤを分類するために画像データをＣＤに張
り付けるためのラベルにプリンタより出力し、フォトＣ
Ｄに張り付けることに関して開示されている。
【０００８】一方、特開平６−６０４３２号公報には、
水性の印刷用インクが定着可能な親水性表面である光情
報媒体に関して開示されている。
水性の印刷用インクが定着可能な親水性表面である光情
報媒体に関して開示されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
技術の記録方法及び記録装置においては、低解像度のモ
ノクロ印刷やカラー印刷には効果を発揮するものの、よ
り高解像度な印刷やフルカラー印刷を実行する場合には
適応していないことが明らかになった。
技術の記録方法及び記録装置においては、低解像度のモ
ノクロ印刷やカラー印刷には効果を発揮するものの、よ
り高解像度な印刷やフルカラー印刷を実行する場合には
適応していないことが明らかになった。
【００１０】また、開示されているディスクのインク受
容層では、形成された画像及び文字の耐候性が悪く、デ
ィスクの長期保存には適さないことが明らかになった。
容層では、形成された画像及び文字の耐候性が悪く、デ
ィスクの長期保存には適さないことが明らかになった。
【００１１】本発明の目的は、上記のような問題のな
い、インクジェット記録用情報記録媒体に、高解像度の
印刷やフルカラー印刷を実施することが可能であり、而
も低コストで生産性の高い、また、形成された画像及び
文字の耐候性に優れたインクジェット記録用情報記録媒
体、及び情報記録方法、並びに該情報記録媒体の製造方
法を提供することにある。
い、インクジェット記録用情報記録媒体に、高解像度の
印刷やフルカラー印刷を実施することが可能であり、而
も低コストで生産性の高い、また、形成された画像及び
文字の耐候性に優れたインクジェット記録用情報記録媒
体、及び情報記録方法、並びに該情報記録媒体の製造方
法を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下に示
す本発明によって達成される。即ち、本発明は、顔料系
インクを使用して記録するインクジェット記録用情報記
録媒体において、少なくともプラスチックピグメントと
水溶性樹脂とからなるインク受容層を有して成ることを
特徴とする、インクジェット記録用情報記録媒体を開示
するものである。
す本発明によって達成される。即ち、本発明は、顔料系
インクを使用して記録するインクジェット記録用情報記
録媒体において、少なくともプラスチックピグメントと
水溶性樹脂とからなるインク受容層を有して成ることを
特徴とする、インクジェット記録用情報記録媒体を開示
するものである。
【００１３】また、本発明は、顔料系インクを使用して
記録するインクジェット記録用の情報記録媒体に情報を
記録する方法において、少なくともプラスチックピグメ
ントと水溶性樹脂とからなるインク受容層を用いること
を特徴とする、インクジェット記録用情報記録媒体の情
報記録方法を開示するものである。
記録するインクジェット記録用の情報記録媒体に情報を
記録する方法において、少なくともプラスチックピグメ
ントと水溶性樹脂とからなるインク受容層を用いること
を特徴とする、インクジェット記録用情報記録媒体の情
報記録方法を開示するものである。
【００１４】更にまた、本発明は、顔料系インクを使用
して記録するインクジェット記録用の情報記録媒体を製
造する方法において、少なくともプラスチックピグメン
トと水溶性樹脂とからなるインク受容層を具備せしめる
ことを特徴とする、インクジェット記録用情報記録媒体
の製造方法をも開示するものである。
して記録するインクジェット記録用の情報記録媒体を製
造する方法において、少なくともプラスチックピグメン
トと水溶性樹脂とからなるインク受容層を具備せしめる
ことを特徴とする、インクジェット記録用情報記録媒体
の製造方法をも開示するものである。
【００１５】光ディスクは、多くの場合に保護層として
紫外線硬化樹脂からなり、本発明のインク受容層は、こ
の保護層上に形成される。以下、図面に基いて本発明を
より詳細に説明する。
紫外線硬化樹脂からなり、本発明のインク受容層は、こ
の保護層上に形成される。以下、図面に基いて本発明を
より詳細に説明する。
【００１６】図１に一般的な光情報記録媒体の模式断面
図を示す。ポリカーボネート等からなる透光性基材２０
上に色素層２２が形成され、その上に金属膜からなる反
射層２３が形成され、更にその上層に保護層２１が形成
されている。尚、本発明において使用する情報記録媒体
は、従来公知の材料及び方法で製造されたものであれば
よい。
図を示す。ポリカーボネート等からなる透光性基材２０
上に色素層２２が形成され、その上に金属膜からなる反
射層２３が形成され、更にその上層に保護層２１が形成
されている。尚、本発明において使用する情報記録媒体
は、従来公知の材料及び方法で製造されたものであれば
よい。
【００１７】本発明のインクジェット記録用情報記録媒
体は、上記した情報記録媒体の保護層２１上に、インク
ジェット記録に好適なインク受容層３０を形成したもの
である（図２参照）。本発明のインクジェット記録用情
報記録媒体は、インクジェット記録ヘッドを有する印刷
装置によって記録され、文字及び画像をインク受容層上
に形成する。
体は、上記した情報記録媒体の保護層２１上に、インク
ジェット記録に好適なインク受容層３０を形成したもの
である（図２参照）。本発明のインクジェット記録用情
報記録媒体は、インクジェット記録ヘッドを有する印刷
装置によって記録され、文字及び画像をインク受容層上
に形成する。
【００１８】本発明のインクジェット記録用情報記録媒
体に使用するインク受容層は、少なくともプラスチック
ピグメントと水溶性樹脂とから構成される。プラスチッ
クピグメントには、既存の樹脂微粉体及びエマルジョン
が使用可能である。この例として、尿素−ホルマリン樹
脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン、アクリル−スチレ
ン樹脂、ナイロン、ベンゾグアナミン樹脂、４フッ化エ
チレン樹脂、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、セルロー
ス−アセテート−ブチレート樹脂、エチレン−アクリル
酸コポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、フェ
ノール樹脂等を挙げることができる。
体に使用するインク受容層は、少なくともプラスチック
ピグメントと水溶性樹脂とから構成される。プラスチッ
クピグメントには、既存の樹脂微粉体及びエマルジョン
が使用可能である。この例として、尿素−ホルマリン樹
脂、シリコーン樹脂、ポリスチレン、アクリル−スチレ
ン樹脂、ナイロン、ベンゾグアナミン樹脂、４フッ化エ
チレン樹脂、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、セルロー
ス−アセテート−ブチレート樹脂、エチレン−アクリル
酸コポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、フェ
ノール樹脂等を挙げることができる。
【００１９】これらのプラスチックピグメントは、粒径
が記録液滴径より小さいことが好ましい。プラスチック
ピグメントの粒径が、インクジェット記録ヘッドから吐
出される単一液滴径より大きい場合には、インク受容層
表面の凹凸が液滴径より大きくなりすぎ、表面積が増え
ることによってインクの吸収性が高まるものの、文字、
又は画像の解像度は低下する。
が記録液滴径より小さいことが好ましい。プラスチック
ピグメントの粒径が、インクジェット記録ヘッドから吐
出される単一液滴径より大きい場合には、インク受容層
表面の凹凸が液滴径より大きくなりすぎ、表面積が増え
ることによってインクの吸収性が高まるものの、文字、
又は画像の解像度は低下する。
【００２０】水溶性樹脂としては、従来公知の物質を使
用することができる。即ち高分子が親水基を有するもの
であれば使用可能である。例えば、デンプン、カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アル
ギン酸、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ンオキサイド、ポリアクリル酸ソーダ、架橋型ポリアク
リル酸、ポリビニルメチルエーテル、ポリスチレンスル
ホン酸、４級ポリビニルピリジン、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルピロリドン、ポリアミン、水性ウレタン
樹脂、水溶性アクリル樹脂（アクリル酸エステル、又
は、メタクリル酸エステルを主成分としたビニル共重合
体）、水溶性エポキシ化合物、水溶性ポリエステル等を
挙げることができる。また、上記樹脂の変性物、例えば
イオン変性等も適宜使用することができる。
用することができる。即ち高分子が親水基を有するもの
であれば使用可能である。例えば、デンプン、カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アル
ギン酸、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリエチレ
ンオキサイド、ポリアクリル酸ソーダ、架橋型ポリアク
リル酸、ポリビニルメチルエーテル、ポリスチレンスル
ホン酸、４級ポリビニルピリジン、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルピロリドン、ポリアミン、水性ウレタン
樹脂、水溶性アクリル樹脂（アクリル酸エステル、又
は、メタクリル酸エステルを主成分としたビニル共重合
体）、水溶性エポキシ化合物、水溶性ポリエステル等を
挙げることができる。また、上記樹脂の変性物、例えば
イオン変性等も適宜使用することができる。
【００２１】上記プラスチックピグメントと水溶性樹脂
の配合比は、任意の割合で配合してインク受容層を形成
することが可能であるが、光ディスクのバックグランド
を隠蔽し、記録文字又は画像を際立させることと、イン
ク受容層の塗膜強度（粉落ちしない）等を維持すること
を両立させるために調整して混合する必要がある。好ま
しい混合割合は、プラスチックピグメント：水溶性樹脂
＝１：５〜１０：１（重量比）の範囲であり、より好ま
しくは、プラスチックピグメント：水溶性樹脂＝１：３
〜８：１（重量比）の範囲である。尚、上記インク受容
層には、他の添加剤（例えば、界面活性剤類）を配合す
ることは可能である。
の配合比は、任意の割合で配合してインク受容層を形成
することが可能であるが、光ディスクのバックグランド
を隠蔽し、記録文字又は画像を際立させることと、イン
ク受容層の塗膜強度（粉落ちしない）等を維持すること
を両立させるために調整して混合する必要がある。好ま
しい混合割合は、プラスチックピグメント：水溶性樹脂
＝１：５〜１０：１（重量比）の範囲であり、より好ま
しくは、プラスチックピグメント：水溶性樹脂＝１：３
〜８：１（重量比）の範囲である。尚、上記インク受容
層には、他の添加剤（例えば、界面活性剤類）を配合す
ることは可能である。
【００２２】前記、情報記録媒体の保護層上に本発明の
インク受容層を積層する際には、密着性を考慮する必要
がある。例えば、保護層が紫外線硬化型樹脂である場合
等には、紫外線硬化樹脂が完全に硬化する前（表面の活
性状態が失われる前）にインク受容層を形成するか、或
いは保護層形成後に紫外線照射、オゾン処理、コロナ放
電処理、プラズマ処理等により保護層表面を活性化して
インク受容層を形成する。また、カップリング剤等を付
与し、アンカー層を設けてから形成することも可能であ
る。
インク受容層を積層する際には、密着性を考慮する必要
がある。例えば、保護層が紫外線硬化型樹脂である場合
等には、紫外線硬化樹脂が完全に硬化する前（表面の活
性状態が失われる前）にインク受容層を形成するか、或
いは保護層形成後に紫外線照射、オゾン処理、コロナ放
電処理、プラズマ処理等により保護層表面を活性化して
インク受容層を形成する。また、カップリング剤等を付
与し、アンカー層を設けてから形成することも可能であ
る。
【００２３】本発明において用いられるインクジェット
記録用インクは、従来使用されているものが使用可能で
あるが、安全性の面から水性のインクが好ましく、耐候
性を考慮した場合には、水性の顔料インクがより好まし
い。
記録用インクは、従来使用されているものが使用可能で
あるが、安全性の面から水性のインクが好ましく、耐候
性を考慮した場合には、水性の顔料インクがより好まし
い。
【００２４】水性顔料インクとして、黒インクに使用さ
れるカーボンブラックは、ファーネス法、又はチャネル
法で製造されるカーボンブラックであって、且つ１次粒
子径が１５〜４０ｎｍ、ＢＥＴ法による比表面積が５０
〜３００m2／ｇ、ＤＢＰ吸油量が４０〜１５０ml／１０
０ｇ、揮発分が０．５〜１０％、ｐＨ値が２〜９の範囲
ものである。例えば、Ｎｏ．２３００，同９００，ＭＣ
Ｆ８８，Ｎｏ．３３，同４０，４５，５２，ＭＡ７，同
８，Ｎｏ．２２００Ｂ（以上三菱化成社）、ＲＡＶＥＮ
１２５５（コロンビア社）、ＲＥＧＡＬ４００Ｒ，同３
３０Ｒ，６６０Ｒ，ＭＯＧＵＬＬ（以上キャボット
社）、Ｃｏｌｏｒ Ｂｌａｃｋ ＦＷ１，同ＦＷ１８，
Ｓ１７０，Ｓ１５０，Ｐｒｉｎｔｅｘ ３５，同Ｕ（以
上デグッサ社）等の市販品を使用することができる。ま
た、本発明のために新たに試作されたものでもよい。
れるカーボンブラックは、ファーネス法、又はチャネル
法で製造されるカーボンブラックであって、且つ１次粒
子径が１５〜４０ｎｍ、ＢＥＴ法による比表面積が５０
〜３００m2／ｇ、ＤＢＰ吸油量が４０〜１５０ml／１０
０ｇ、揮発分が０．５〜１０％、ｐＨ値が２〜９の範囲
ものである。例えば、Ｎｏ．２３００，同９００，ＭＣ
Ｆ８８，Ｎｏ．３３，同４０，４５，５２，ＭＡ７，同
８，Ｎｏ．２２００Ｂ（以上三菱化成社）、ＲＡＶＥＮ
１２５５（コロンビア社）、ＲＥＧＡＬ４００Ｒ，同３
３０Ｒ，６６０Ｒ，ＭＯＧＵＬＬ（以上キャボット
社）、Ｃｏｌｏｒ Ｂｌａｃｋ ＦＷ１，同ＦＷ１８，
Ｓ１７０，Ｓ１５０，Ｐｒｉｎｔｅｘ ３５，同Ｕ（以
上デグッサ社）等の市販品を使用することができる。ま
た、本発明のために新たに試作されたものでもよい。
【００２５】イエローインクに使用される顔料として
は、Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｙｅｌｌｏｗ １，同
２，３，１３，１６，７４，８３等の市販品を挙げるこ
とができる。
は、Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｙｅｌｌｏｗ １，同
２，３，１３，１６，７４，８３等の市販品を挙げるこ
とができる。
【００２６】マゼンタインクとして使用される顔料とし
ては、Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｒｅｄ ５，同７，１
２，４８（Ｃａ），４８（Ｍｎ），５７（Ｃａ），１１
２，１２２等の市販品を挙げることができる。
ては、Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｒｅｄ ５，同７，１
２，４８（Ｃａ），４８（Ｍｎ），５７（Ｃａ），１１
２，１２２等の市販品を挙げることができる。
【００２７】シアンインクとして使用される顔料として
は、Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｂｌｕｅ １，同２，
３，１５：３，１６，２２，Ｃ．Ｉ．Ｖａｔ Ｂｌｕｅ
４，同６等を挙げることできる。また、本発明のため
に新たに製造されたものでも使用可能である。これら顔
料の濡れ性向上のために、その表面処理等を施してもよ
い。
は、Ｃ．Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｂｌｕｅ １，同２，
３，１５：３，１６，２２，Ｃ．Ｉ．Ｖａｔ Ｂｌｕｅ
４，同６等を挙げることできる。また、本発明のため
に新たに製造されたものでも使用可能である。これら顔
料の濡れ性向上のために、その表面処理等を施してもよ
い。
【００２８】本発明において使用する分散剤は、アニオ
ン性基を有する顔料分散体を形成させるものである。例
えば、高級樹脂酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテ
ル硫酸塩、アルキルエステル硫酸塩、アルキルアリール
エーテル硫酸線、アルキルスルホン酸塩、スルホコハク
酸塩、アルキルアリール及びアルキルナフタレンスルホ
ン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルリン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸
塩等のアニオン界面活性剤、或いは、アルカリ可溶型の
水溶性樹脂、例えば、スチレン、スチレン誘導体、ビニ
ルナフタレン、ビニルナフタレン誘導体、アクリル酸の
アルキルエステル、メタクリル酸のアルキルエステル等
の疎水性モノマーと、α，β−エチレン性不飽和カルボ
ン酸及びその樹脂族アルコールエステル、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、フマール酸、
及びそれらの誘導体、等の親水性モノマーからなる共重
合体及びそれらの塩等である。共重合体はランダム、ブ
ロック、グラフト等の何れの構造を有するものであって
もよく、酸価は、１００〜４３０、好ましくは１３０〜
３６０の範囲のものである。
ン性基を有する顔料分散体を形成させるものである。例
えば、高級樹脂酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテ
ル硫酸塩、アルキルエステル硫酸塩、アルキルアリール
エーテル硫酸線、アルキルスルホン酸塩、スルホコハク
酸塩、アルキルアリール及びアルキルナフタレンスルホ
ン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルリン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸
塩等のアニオン界面活性剤、或いは、アルカリ可溶型の
水溶性樹脂、例えば、スチレン、スチレン誘導体、ビニ
ルナフタレン、ビニルナフタレン誘導体、アクリル酸の
アルキルエステル、メタクリル酸のアルキルエステル等
の疎水性モノマーと、α，β−エチレン性不飽和カルボ
ン酸及びその樹脂族アルコールエステル、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、フマール酸、
及びそれらの誘導体、等の親水性モノマーからなる共重
合体及びそれらの塩等である。共重合体はランダム、ブ
ロック、グラフト等の何れの構造を有するものであって
もよく、酸価は、１００〜４３０、好ましくは１３０〜
３６０の範囲のものである。
【００２９】尚、本発明に使用する水性顔料は、顔料が
主体であればよく、インク中の色材として顔料が、５１
％以上使用されているもであるが、その他の色材として
染料が混在していてもよい。
主体であればよく、インク中の色材として顔料が、５１
％以上使用されているもであるが、その他の色材として
染料が混在していてもよい。
【００３０】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、これによって本発明が限定されるものではない。
尚、組成・配合比等は特記しない限り重量基準に拠る。
が、これによって本発明が限定されるものではない。
尚、組成・配合比等は特記しない限り重量基準に拠る。
【００３１】実施例１ 無印刷の光ディスクの保護層面を紫外線−オゾン処理を
施した後、ポリビニルアルコール（ＰＶＡ−２１７：ク
ラレ社）の１０重量％水溶液とプラスチックピグメント
（ローペイクＯＰ−６２：ロームアンドハース社）の４
０重量％エマルジョンを固形分比で１：５となるように
配合し、塗工液とした。インク受容層塗工液をバーコー
ト法により乾燥塗膜厚さが４０μｍとなるように形成し
た。このようにして得られたインクジェット記録用情報
記録媒体は、白色のインク受容層が形成された。
施した後、ポリビニルアルコール（ＰＶＡ−２１７：ク
ラレ社）の１０重量％水溶液とプラスチックピグメント
（ローペイクＯＰ−６２：ロームアンドハース社）の４
０重量％エマルジョンを固形分比で１：５となるように
配合し、塗工液とした。インク受容層塗工液をバーコー
ト法により乾燥塗膜厚さが４０μｍとなるように形成し
た。このようにして得られたインクジェット記録用情報
記録媒体は、白色のインク受容層が形成された。
【００３２】このインクジェット記録用情報記録媒体の
インク受容層面に単一液滴径が５０μｍであるインクジ
ェット記録ヘッドを具備するプリンターにてフルカラー
の画像を形成させた。尚、使用したインクの処方を以下
に示す。 （インクセット１の調製） （１）イエロー分散液の調製 スチレン−アクリル酸共重合体（平均分子量７０００） ５．５部 モノエタノールアミン １．０部 イオン交換水 ６７．５部 ジエチレングリコール ５．０部 上記成分を配合し、ウォーターバスにて７０℃に加温
し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にＣ．Ｉ．Ｐ
ｉｇｍｅｎｔ Ｙｅｌｌｏｗ ７４の２０部、イソプロ
ピルアルコールの１．０部を加え、３０分間プレミキシ
ングを施した後、下記の条件で分散処理を行なった。
インク受容層面に単一液滴径が５０μｍであるインクジ
ェット記録ヘッドを具備するプリンターにてフルカラー
の画像を形成させた。尚、使用したインクの処方を以下
に示す。 （インクセット１の調製） （１）イエロー分散液の調製 スチレン−アクリル酸共重合体（平均分子量７０００） ５．５部 モノエタノールアミン １．０部 イオン交換水 ６７．５部 ジエチレングリコール ５．０部 上記成分を配合し、ウォーターバスにて７０℃に加温
し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にＣ．Ｉ．Ｐ
ｉｇｍｅｎｔ Ｙｅｌｌｏｗ ７４の２０部、イソプロ
ピルアルコールの１．０部を加え、３０分間プレミキシ
ングを施した後、下記の条件で分散処理を行なった。
【００３３】 分散機 ：サンドグラインダー 粉砕メディア ：ジルコニウムビーズ（１mm径） 粉砕メディアの充填率 ：５０％（体積） 粉砕時間 ：３時間 更に遠心分離処理（１２０００ｒｐｍ、２０分間）を行
ない、粗大粒子を除去して分散液とした。
ない、粗大粒子を除去して分散液とした。
【００３４】 （２）マゼンタ分散液の調製 ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸 ４．０部 モノエタノールアミン １．０部 イオン交換水 ６９．０部 ジエチレングリコール ５．０部 上記成分を配合し、ウォーターバスにて７０℃に加温
し、界面活性剤を完全に溶解させる。この溶液にＣ．
Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｒｅｄ １２２の２０部、イソプ
ロピルアルコールの１．０部を加え、３０分間プレミキ
シングを施した後、上記イエロー分散液の調製時と同一
の条件で分散処理を行なった。
し、界面活性剤を完全に溶解させる。この溶液にＣ．
Ｉ．Ｐｉｇｍｅｎｔ Ｒｅｄ １２２の２０部、イソプ
ロピルアルコールの１．０部を加え、３０分間プレミキ
シングを施した後、上記イエロー分散液の調製時と同一
の条件で分散処理を行なった。
【００３５】 （３）シアン分散液の調製 スチレン−アクリル酸共重合体（平均分子量７０００） ５．０部 モノエタノールアミン １．０部 イオン交換水 ６８．０部 ジエチレングリコール ５．０部 上記成分を配合し、ウォーターバスにて７０℃に加温
し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にＣ．Ｉ．Ｐ
ｉｇｍｅｎｔ Ｂｌｕｅ １５：３の２０部、イソプロ
ピルアルコールの１．０部を加え、３０分間プレミキシ
ングを施した後、上記イエロー分散液の調製時と同一の
条件で分散処理を行なった。
し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にＣ．Ｉ．Ｐ
ｉｇｍｅｎｔ Ｂｌｕｅ １５：３の２０部、イソプロ
ピルアルコールの１．０部を加え、３０分間プレミキシ
ングを施した後、上記イエロー分散液の調製時と同一の
条件で分散処理を行なった。
【００３６】 （４）ブラック分散液の調製 スチレン−アクリル酸共重合体（平均分子量７０００） ５．０部 モノエタノールアミン １．０部 イオン交換水 ６８．０部 ジエチレングリコール ５．０部 上記成分を配合し、ウォーターバスにて７０℃に加温
し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブ
ラック（ＭＣＦ８８：三菱化成社）の２０部、イソプロ
ピルアルコールの１．０部を加え、３０分間プレミキシ
ングを施した後、上記イエロー分散液の調製時と同一の
条件で分散処理を行なった。
し、樹脂分を完全に溶解させる。この溶液にカーボンブ
ラック（ＭＣＦ８８：三菱化成社）の２０部、イソプロ
ピルアルコールの１．０部を加え、３０分間プレミキシ
ングを施した後、上記イエロー分散液の調製時と同一の
条件で分散処理を行なった。
【００３７】（５）各色インクの調製 各色インクの調製は、上記各色分散液に以下の成分を加
えることにより所定の濃度になるように調整した。
えることにより所定の濃度になるように調整した。
【００３８】 上記各色分散液 ３０部 グリセリン １０部 ジエチレングリコール １０部 ポリエチレングリコール＃４００ ５部 Ｎ−メチル−２−ピロリドン １０部 エタノール ５部 イオン交換水 ３０部 以上のような手順により、４色のインクからなるインク
セット１を調製した。上記のような画像形成によって得
られた画像は、白色のバックグラウンドを有するため画
像の輪郭が際立ちシャープな画像が形成された。このよ
うにインクジェット記録された情報記録媒体を６０℃、
９０％ＲＨの恒温恒湿機中に５時間放置した後、画像を
観察したが、滲み等による画像の乱れは無かった。
セット１を調製した。上記のような画像形成によって得
られた画像は、白色のバックグラウンドを有するため画
像の輪郭が際立ちシャープな画像が形成された。このよ
うにインクジェット記録された情報記録媒体を６０℃、
９０％ＲＨの恒温恒湿機中に５時間放置した後、画像を
観察したが、滲み等による画像の乱れは無かった。
【００３９】比較例１ 実施例１で用いたプラスチックピグメントを使用しない
ことを除いて、実施例１と同様にインク受容層を形成し
た。このようにして得られたインクジェット記録用情報
記録媒体は、透明のインク受容層が形成され、反射板の
金属層が透視された。このインクジェット記録用情報記
録媒体に実施例１と同様にフルカラー画像を形成させ
た。
ことを除いて、実施例１と同様にインク受容層を形成し
た。このようにして得られたインクジェット記録用情報
記録媒体は、透明のインク受容層が形成され、反射板の
金属層が透視された。このインクジェット記録用情報記
録媒体に実施例１と同様にフルカラー画像を形成させ
た。
【００４０】得られた画像は、金属板がバックグラウン
ドとなるため画像の輪郭が判然としないものであった。
尚、実施例１と同様にして恒温恒湿機中に放置したが、
画像の滲みによる乱れは実施例１と同様に無かった。
ドとなるため画像の輪郭が判然としないものであった。
尚、実施例１と同様にして恒温恒湿機中に放置したが、
画像の滲みによる乱れは実施例１と同様に無かった。
【００４１】比較例２ 下記、染料インクを使用して記録した以外は、実施例１
と同様にして画像を形成した。
と同様にして画像を形成した。
【００４２】下記の成分を配合し、更にポアサイズが
０．２２μｍのメンブレンフィルター（商品名、フロロ
ポアフィルター：住友電工社）にて加圧濾過してイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各インクＹ１，Ｍ
１，Ｃ１，Ｋ１を得た。 （１）インクＹ１ Ｃ．Ｉ．ダイレクトイエロー１４２ ２部 チオジグリコール １０部 アセチレノールＥＨ ０．０５部 水 残部 （２）インクＭ１ 染料をＣ．Ｉ．アシッドレッド−２８９の２．５部に代
えた以外はＹ１と同じ組成。 （３）インクＣ１ 染料をＣ．Ｉ．アシッドブルー９の２．５部に代えた以
外はＹ１と同じ組成。 （４）インクＫ１ 染料をＣ．Ｉ．フードブラック−２の３部に代えた以外
はＹ１と同じ組成。
０．２２μｍのメンブレンフィルター（商品名、フロロ
ポアフィルター：住友電工社）にて加圧濾過してイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの各インクＹ１，Ｍ
１，Ｃ１，Ｋ１を得た。 （１）インクＹ１ Ｃ．Ｉ．ダイレクトイエロー１４２ ２部 チオジグリコール １０部 アセチレノールＥＨ ０．０５部 水 残部 （２）インクＭ１ 染料をＣ．Ｉ．アシッドレッド−２８９の２．５部に代
えた以外はＹ１と同じ組成。 （３）インクＣ１ 染料をＣ．Ｉ．アシッドブルー９の２．５部に代えた以
外はＹ１と同じ組成。 （４）インクＫ１ 染料をＣ．Ｉ．フードブラック−２の３部に代えた以外
はＹ１と同じ組成。
【００４３】得られた画像は、白色のバックグラウンド
を有するため画像の輪郭が際立ちシャープな画像が形成
された。然しながら、実施例１と同様にして恒温恒湿機
中に放置したところ、画像の滲みが著しく（特にマゼン
タ色）、解像度が低下した。
を有するため画像の輪郭が際立ちシャープな画像が形成
された。然しながら、実施例１と同様にして恒温恒湿機
中に放置したところ、画像の滲みが著しく（特にマゼン
タ色）、解像度が低下した。
【００４４】
【発明の効果】上記のように、本発明のインクジェット
記録用情報記録媒体によって、高温環境下でも文字或い
は画像の滲みが無く、耐候性に優れた記録画像を得るこ
とができる。従って、記録した情報記録媒体が長期間保
存された場合にも、文字或いは画像が劣化することは無
くなる。また、本発明のインクジェット記録用情報記録
媒体により、印刷ずれ等がなく、高解像或いは、フルカ
ラーにも好適なレーベル印刷が容易に可能となる、等々
の顕著な効果が奏される。
記録用情報記録媒体によって、高温環境下でも文字或い
は画像の滲みが無く、耐候性に優れた記録画像を得るこ
とができる。従って、記録した情報記録媒体が長期間保
存された場合にも、文字或いは画像が劣化することは無
くなる。また、本発明のインクジェット記録用情報記録
媒体により、印刷ずれ等がなく、高解像或いは、フルカ
ラーにも好適なレーベル印刷が容易に可能となる、等々
の顕著な効果が奏される。
【図１】従来の一般的な光学ディスクの模式断面図。
【図２】本発明の情報記録媒体の模式断面図。
２０ 透光性基材 ２１ 保護層 ２２ 色素層 ２３ 反射層 ３０ インク受容層
Claims (15)
- 【請求項１】 顔料系インクを使用して記録するインク
ジェット記録用の情報記録媒体において、少なくともプ
ラスチックピグメントと水溶性樹脂とからなるインク受
容層を有して成ることを特徴とする、インクジェット記
録用情報記録媒体。 - 【請求項２】 前記プラスチックピグメントの粒径が、
記録液滴径より小さいことを特徴とする、請求項１記載
のインクジェット記録用情報記録媒体。 - 【請求項３】 前記プラスチックピグメントと水溶性樹
脂の配合比が、１：３〜１０：１（重量比）の範囲にあ
ることを特徴とする、請求項１記載のインクジェット記
録用情報記録媒体。 - 【請求項４】 前記顔料系インクがインクジェット記録
用情報記録媒体表面上を移動するのを阻止するための凹
凸構造を有して成ることを特徴とする、請求項１乃至３
の何れかに記載のインクジェット記録用情報記録媒体。 - 【請求項５】 前記インクジェット記録用の情報記録媒
体の形状が、ディスク状であることを特徴とする、請求
項４記載のインクジェット記録用の情報記録媒体。 - 【請求項６】 顔料系インクを使用して記録するインク
ジェット記録用の情報記録媒体に情報を記録する方法に
おいて、少なくともプラスチックピグメントと水溶性樹
脂とからなるインク受容層を用いることを特徴とする、
インクジェット記録用情報記録媒体の情報記録方法。 - 【請求項７】 前記プラスチックピグメントの粒径を、
記録液滴径より小さくすることを特徴とする、請求項６
記載のインクジェット記録用情報記録媒体の情報記録方
法。 - 【請求項８】 前記プラスチックピグメントと水溶性樹
脂の配合比を、１：３〜１０：１（重量比）の範囲とす
ることを特徴とする、請求項６記載のインクジェット記
録用情報記録媒体の情報記録方法。 - 【請求項９】 前記顔料系インクがインクジェット記録
用情報記録媒体表面上を移動するのを阻止するための凹
凸構造を具備せしめることを特徴とする、請求項６乃至
８の何れかに記載のインクジェット記録用情報記録媒体
の情報記録方法。 - 【請求項１０】 前記インクジェット記録用情報記録媒
体の形状を、ディスク状とすることを特徴とする、請求
項９記載のインクジェット記録用情報記録媒体の情報記
録方法。 - 【請求項１１】 顔料系インクを使用して記録するイン
クジェット記録用の情報記録媒体を製造する方法におい
て、少なくともプラスチックピグメントと水溶性樹脂と
からなるインク受容層を具備せしめることを特徴とす
る、インクジェット記録用情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項１２】 前記プラスチックピグメントの粒径
を、記録液滴径より小さくすることを特徴とする、請求
項１１記載のインクジェット記録用情報記録媒体の製造
方法。 - 【請求項１３】 前記プラスチックピグメントと水溶性
樹脂の配合比を、１：３〜１０：１（重量比）の範囲と
することを特徴とする、請求項１１記載のインクジェッ
ト記録用情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項１４】 前記顔料系インクがインクジェット記
録用情報記録媒体表面上を移動するのを阻止するための
凹凸構造を具備せしめることを特徴とする、請求項１１
乃至１３の何れかに記載のインクジェット記録用情報記
録媒体の製造方法。 - 【請求項１５】 前記インクジェット記録用情報記録媒
体の形状を、ディスク状とすることを特徴とする、請求
項１４記載のインクジェット記録用情報記録媒体の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7012660A JPH08197833A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | インクジェット記録用情報記録媒体、記録方法及び製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7012660A JPH08197833A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | インクジェット記録用情報記録媒体、記録方法及び製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197833A true JPH08197833A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11811526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7012660A Pending JPH08197833A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | インクジェット記録用情報記録媒体、記録方法及び製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08197833A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0908324A1 (en) * | 1997-10-13 | 1999-04-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording method and printed recording medium |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP7012660A patent/JPH08197833A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0908324A1 (en) * | 1997-10-13 | 1999-04-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording method and printed recording medium |
| US6550909B2 (en) | 1997-10-13 | 2003-04-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording method and print |
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