JPH08197350A - 自動組付装置 - Google Patents
自動組付装置Info
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- JPH08197350A JPH08197350A JP7024630A JP2463095A JPH08197350A JP H08197350 A JPH08197350 A JP H08197350A JP 7024630 A JP7024630 A JP 7024630A JP 2463095 A JP2463095 A JP 2463095A JP H08197350 A JPH08197350 A JP H08197350A
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- Japan
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- press
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- bearing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の部品を相互に組付けて1つのアセンブ
リ体を組立てる作業を1台の装置で行うことにより、ア
センブリ体の製造コストを低減する。 【構成】 部品移送手段36により組付作業台24に順
次移送されてくる各部品を組立てるべく、加圧ヘッド6
4が各部品を押圧するとき、加圧ヘッド駆動ユニット6
5が、組付作業台24に移送される部品毎に加圧ヘッド
64の押圧ストロークを制御することにより、1つの加
圧ヘッド64を用いて種類の異なる複数の組付作業を行
うことができるように構成したから、複数の部品により
構成されるアセンブリ体の組立作業を1台の部品組立装
置で行うことができ、アセンブリ体の製造コストを大幅
に低減できる。
リ体を組立てる作業を1台の装置で行うことにより、ア
センブリ体の製造コストを低減する。 【構成】 部品移送手段36により組付作業台24に順
次移送されてくる各部品を組立てるべく、加圧ヘッド6
4が各部品を押圧するとき、加圧ヘッド駆動ユニット6
5が、組付作業台24に移送される部品毎に加圧ヘッド
64の押圧ストロークを制御することにより、1つの加
圧ヘッド64を用いて種類の異なる複数の組付作業を行
うことができるように構成したから、複数の部品により
構成されるアセンブリ体の組立作業を1台の部品組立装
置で行うことができ、アセンブリ体の製造コストを大幅
に低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種類の異なる複数の部
品に対し、圧入作業やかしめ作業等を連続的に行うこと
により、各部品の組付け作業を自動化するようにした自
動組付装置に関する。
品に対し、圧入作業やかしめ作業等を連続的に行うこと
により、各部品の組付け作業を自動化するようにした自
動組付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車には、アイドリング運転
時においてエンジンに供給される空気量を調整するアイ
ドルスピード制御弁が装備されている。
時においてエンジンに供給される空気量を調整するアイ
ドルスピード制御弁が装備されている。
【0003】この種の従来技術によるアイドルスピード
制御弁は、例えば図18に示すように、導管1が接続さ
れ、内部に空気通路2A,2Bが形成された円筒状の外
側ハウジング2と、一端側が該外側ハウジング2内に嵌
合すると共に他端側が外側ハウジング2外に突出し、外
側ハウジング2の空気通路2A,2B間を連通させる連
通路3Aが形成された段付円筒状の内側ハウジング3と
を備えている。
制御弁は、例えば図18に示すように、導管1が接続さ
れ、内部に空気通路2A,2Bが形成された円筒状の外
側ハウジング2と、一端側が該外側ハウジング2内に嵌
合すると共に他端側が外側ハウジング2外に突出し、外
側ハウジング2の空気通路2A,2B間を連通させる連
通路3Aが形成された段付円筒状の内側ハウジング3と
を備えている。
【0004】そして、該内側ハウジング3内には、軸受
4,5を介して弁体回動軸6が回転可能に設けられ、該
弁体回動軸6の一端側には内側ハウジング3の連通路3
Aを開閉する筒状弁体6Aが一体的に固着されている。
また、該弁体回動軸6は、内側ハウジング3の他端側内
周に形成されたかしめ部3B,3B,…により、内側ハ
ウジング3に軸受4,5と共に抜止め状態に保持され、
該内側ハウジング3の他端側に配設された電磁アクチュ
エータ7により回動制御される構成となっている。
4,5を介して弁体回動軸6が回転可能に設けられ、該
弁体回動軸6の一端側には内側ハウジング3の連通路3
Aを開閉する筒状弁体6Aが一体的に固着されている。
また、該弁体回動軸6は、内側ハウジング3の他端側内
周に形成されたかしめ部3B,3B,…により、内側ハ
ウジング3に軸受4,5と共に抜止め状態に保持され、
該内側ハウジング3の他端側に配設された電磁アクチュ
エータ7により回動制御される構成となっている。
【0005】即ち、該電磁アクチュエータ7に対する通
電を制御し、弁体回動軸6の回動角を調整することによ
り、内側ハウジング3の連通路3Aに対する筒状弁体6
Aの開度が変化し、これによって、外側ハウジング2の
空気通路2A,2Bを流通する空気Aの流量を調整し、
エンジンを適正なアイドリング運転状態に保つようにな
っている。
電を制御し、弁体回動軸6の回動角を調整することによ
り、内側ハウジング3の連通路3Aに対する筒状弁体6
Aの開度が変化し、これによって、外側ハウジング2の
空気通路2A,2Bを流通する空気Aの流量を調整し、
エンジンを適正なアイドリング運転状態に保つようにな
っている。
【0006】ところで、上述の如きアイドルスピード制
御弁を製造するに際しては、通常、外側ハウジング2
と、内部に軸受4,5および弁体回動軸6を組込んだ内
側ハウジング3と、電磁アクチュエータ7とをそれぞれ
個別に組立てた後、外側ハウジング2に、軸受4,5お
よび弁体回動軸6が組込まれた内側ハウジング3を嵌合
し、外側ハウジング2外に突出した内側ハウジング3の
他端側に電磁アクチュエータ7を取付けるようになって
いる。
御弁を製造するに際しては、通常、外側ハウジング2
と、内部に軸受4,5および弁体回動軸6を組込んだ内
側ハウジング3と、電磁アクチュエータ7とをそれぞれ
個別に組立てた後、外側ハウジング2に、軸受4,5お
よび弁体回動軸6が組込まれた内側ハウジング3を嵌合
し、外側ハウジング2外に突出した内側ハウジング3の
他端側に電磁アクチュエータ7を取付けるようになって
いる。
【0007】そして、上述の如き内側ハウジング3に軸
受4,5および弁体回動軸6を組付ける作業は、例えば
図19に示す如く弁体回動軸6に軸受4を圧入する工程
と、図20に示す如く弁体回動軸6に軸受5を圧入する
工程と、図21に示す如く軸受4,5が圧入された弁体
回動軸6を圧入により内側ハウジング3内に組込む工程
と、図22に示す如く内側ハウジング3の他端側内周に
かしめ工具(後述のパンチ48)等を用いて各かしめ部
3Bを形成し、弁体回動軸6等を抜止めする工程とから
なり、これら各工程は部品製造ラインを構成する部品組
付装置により順次自動的に実施されるようになってい
る。
受4,5および弁体回動軸6を組付ける作業は、例えば
図19に示す如く弁体回動軸6に軸受4を圧入する工程
と、図20に示す如く弁体回動軸6に軸受5を圧入する
工程と、図21に示す如く軸受4,5が圧入された弁体
回動軸6を圧入により内側ハウジング3内に組込む工程
と、図22に示す如く内側ハウジング3の他端側内周に
かしめ工具(後述のパンチ48)等を用いて各かしめ部
3Bを形成し、弁体回動軸6等を抜止めする工程とから
なり、これら各工程は部品製造ラインを構成する部品組
付装置により順次自動的に実施されるようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き従
来技術では、内側ハウジング3に軸受4,5および弁体
回動軸6を取付ける作業の各工程において、例えば図1
9,図20に示すように、弁体回動軸6に軸受4を圧入
する場合と、軸受5を圧入する場合とでは、軸受4,5
を保持する治具の形状や、軸受4,5を弁体回動軸6に
圧入すべく押圧する際の押圧ストローク等が異なるた
め、上述の如き部品製造ラインでは、弁体回動軸6に軸
受4を圧入する作業を専門に行う部品組付装置と、弁体
回動軸6に軸受5を圧入する作業を専門に行う部品組付
装置とをそれぞれ別個に装備する必要がある。
来技術では、内側ハウジング3に軸受4,5および弁体
回動軸6を取付ける作業の各工程において、例えば図1
9,図20に示すように、弁体回動軸6に軸受4を圧入
する場合と、軸受5を圧入する場合とでは、軸受4,5
を保持する治具の形状や、軸受4,5を弁体回動軸6に
圧入すべく押圧する際の押圧ストローク等が異なるた
め、上述の如き部品製造ラインでは、弁体回動軸6に軸
受4を圧入する作業を専門に行う部品組付装置と、弁体
回動軸6に軸受5を圧入する作業を専門に行う部品組付
装置とをそれぞれ別個に装備する必要がある。
【0009】また、これらと同様に図21,図22に示
す如く、軸受4,5が圧入された弁体回動軸6を内側ハ
ウジング3内に組込む作業と、内側ハウジング3の他端
側内周に各かしめ部3Bを形成して弁体回動軸6等を抜
止めする作業とで、それぞれ種類の異なる部品組付装置
を専門に必要とする。
す如く、軸受4,5が圧入された弁体回動軸6を内側ハ
ウジング3内に組込む作業と、内側ハウジング3の他端
側内周に各かしめ部3Bを形成して弁体回動軸6等を抜
止めする作業とで、それぞれ種類の異なる部品組付装置
を専門に必要とする。
【0010】即ち、種類の異なる複数の部品からなる1
つのアセンブリ体を組立てようとする場合には、個々の
部品を組付ける工程毎に1台の部品組付装置が必要とな
る。このため、1つのアセンブリ体が複数の部品により
組立てられる場合には、部品組付作業の工程数に応じた
台数の部品組付装置を装備する必要があり、このため、
アセンブリ体の製造コストが嵩んでしまうという問題が
ある。
つのアセンブリ体を組立てようとする場合には、個々の
部品を組付ける工程毎に1台の部品組付装置が必要とな
る。このため、1つのアセンブリ体が複数の部品により
組立てられる場合には、部品組付作業の工程数に応じた
台数の部品組付装置を装備する必要があり、このため、
アセンブリ体の製造コストが嵩んでしまうという問題が
ある。
【0011】本発明は、上述の如き従来技術の問題に鑑
みてなされたもので、1台の装置により、種類の異なる
複数の部品を相互に圧入等により組付けて1つのアセン
ブリ体を組立てることができ、アセンブリ体の製造コス
トを大幅に低減できるようにした自動組付装置を提供す
ることを目的としている。
みてなされたもので、1台の装置により、種類の異なる
複数の部品を相互に圧入等により組付けて1つのアセン
ブリ体を組立てることができ、アセンブリ体の製造コス
トを大幅に低減できるようにした自動組付装置を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、複数の部品が供給される部
品受台と、該部品受台から離間して設けられ、前記各部
品を相互に組立てるための組付作業が行われる組付作業
台と、該組付作業台と前記部品受台との間に設けられ、
該部品受台上から各部品を把持しつつ、該各部品を順次
前記組付作業台に移送する部品移送手段と、前記組付作
業台の上方に配設され、該組付作業台上に順次移送され
てくる各部品に対し圧入による組付作業を行う加圧手段
とを備え、前記加圧手段は、前記部品移送手段により把
持され前記組付作業台上に順次移送されてくる各部品に
対して圧入作業を行う加圧ヘッドと、前記各部品毎に異
なる押圧ストロークをもって該加圧ヘッドを各部品毎に
駆動制御する加圧ヘッド制御手段とから構成したことを
特徴としている。
ために、請求項1の発明は、複数の部品が供給される部
品受台と、該部品受台から離間して設けられ、前記各部
品を相互に組立てるための組付作業が行われる組付作業
台と、該組付作業台と前記部品受台との間に設けられ、
該部品受台上から各部品を把持しつつ、該各部品を順次
前記組付作業台に移送する部品移送手段と、前記組付作
業台の上方に配設され、該組付作業台上に順次移送され
てくる各部品に対し圧入による組付作業を行う加圧手段
とを備え、前記加圧手段は、前記部品移送手段により把
持され前記組付作業台上に順次移送されてくる各部品に
対して圧入作業を行う加圧ヘッドと、前記各部品毎に異
なる押圧ストロークをもって該加圧ヘッドを各部品毎に
駆動制御する加圧ヘッド制御手段とから構成したことを
特徴としている。
【0013】また、請求項2の発明のように、前記部品
移送手段は、下端側で前記各部品を係脱可能に把持し
上,下に昇降される複数の圧入治具と、該各圧入治具を
昇降可能に支持し、前記部品受台と組付作業台との間で
水平方向に移動されるスライダと、前記部品受台の上方
に配設され、前記各圧入治具を共に下降させることによ
り、前記部品受台上の各部品を一括して把持させるプッ
シャとを備え、前記加圧手段は、前記スライダにより各
圧入治具を介して組付作業台上に各部品が順次移送され
る毎に、前記加圧ヘッドにより各圧入治具を互いに異な
る押圧ストロークをもって押圧する構成とするのが望ま
しい。
移送手段は、下端側で前記各部品を係脱可能に把持し
上,下に昇降される複数の圧入治具と、該各圧入治具を
昇降可能に支持し、前記部品受台と組付作業台との間で
水平方向に移動されるスライダと、前記部品受台の上方
に配設され、前記各圧入治具を共に下降させることによ
り、前記部品受台上の各部品を一括して把持させるプッ
シャとを備え、前記加圧手段は、前記スライダにより各
圧入治具を介して組付作業台上に各部品が順次移送され
る毎に、前記加圧ヘッドにより各圧入治具を互いに異な
る押圧ストロークをもって押圧する構成とするのが望ま
しい。
【0014】さらに、請求項3の発明のように、前記各
圧入治具は、前記プッシャおよび前記加圧ヘッドで押圧
されることにより上,下に昇降される昇降軸と、該昇降
軸の下端側に取付けられ、前記各部品を係脱可能に把持
する作業用ヘッド部と、前記昇降軸を常時上向きに付勢
する付勢手段とから構成するのがよい。
圧入治具は、前記プッシャおよび前記加圧ヘッドで押圧
されることにより上,下に昇降される昇降軸と、該昇降
軸の下端側に取付けられ、前記各部品を係脱可能に把持
する作業用ヘッド部と、前記昇降軸を常時上向きに付勢
する付勢手段とから構成するのがよい。
【0015】さらにまた、請求項4の発明のように、前
記プッシャは、前記各圧入治具を一括して前記部品受台
側に下降させるシリンダと、該シリンダと前記各圧入治
具との間に配設され、該各圧入治具の下降量を個別に調
整する下降量調整部材とから構成するのが望ましい。
記プッシャは、前記各圧入治具を一括して前記部品受台
側に下降させるシリンダと、該シリンダと前記各圧入治
具との間に配設され、該各圧入治具の下降量を個別に調
整する下降量調整部材とから構成するのが望ましい。
【0016】
【作用】請求項1の構成によれば、部品受台に供給され
た複数の部品は、部品移送手段により把持されつつ組付
作業台に順次移送される。そして、加圧手段を構成する
加圧ヘッドが、組付作業台に順次移送されてくる各部品
に対し、圧入による組付作業を行うことにより、各部品
が相互に組立てられる。このとき、加圧ヘッドは、加圧
ヘッド制御手段に制御されることにより、組付作業台に
順次移送されてくる各部品毎に異なる押圧ストロークを
もって各部品に対する圧入作業を行う。これにより、1
つの加圧ヘッドを用いて種類の異なる組付作業を行うこ
とができ、複数の部品により構成されるアセンブリ体の
組立作業を1台の機械で行うことができる。
た複数の部品は、部品移送手段により把持されつつ組付
作業台に順次移送される。そして、加圧手段を構成する
加圧ヘッドが、組付作業台に順次移送されてくる各部品
に対し、圧入による組付作業を行うことにより、各部品
が相互に組立てられる。このとき、加圧ヘッドは、加圧
ヘッド制御手段に制御されることにより、組付作業台に
順次移送されてくる各部品毎に異なる押圧ストロークを
もって各部品に対する圧入作業を行う。これにより、1
つの加圧ヘッドを用いて種類の異なる組付作業を行うこ
とができ、複数の部品により構成されるアセンブリ体の
組立作業を1台の機械で行うことができる。
【0017】そして、請求項2の構成によれば、部品受
台に供給された複数の部品は、プッシャにより押圧され
た各圧入治具によって一括して把持された後、スライダ
により部品受台から組付作業台に順次移送され、加圧ヘ
ッドは、各圧入治具が組付作業台上に移送される毎に異
なる押圧ストロークをもって各圧入治具を押圧し、各圧
入治具に把持された各部品に対する圧入作業を行う。
台に供給された複数の部品は、プッシャにより押圧され
た各圧入治具によって一括して把持された後、スライダ
により部品受台から組付作業台に順次移送され、加圧ヘ
ッドは、各圧入治具が組付作業台上に移送される毎に異
なる押圧ストロークをもって各圧入治具を押圧し、各圧
入治具に把持された各部品に対する圧入作業を行う。
【0018】また、請求項3の構成によれば、各圧入治
具は、部品受台上で昇降軸をプッシャで押圧されること
により、部品受台上の各部品を作業用ヘッド部にて一括
して把持した後、プッシャによる押圧状態が解除される
ことにより、付勢手段によって各部品を部品受台から持
上げる。そして、加圧ヘッドは、各圧入治具がスライダ
によって組付作業台上に順次移送される毎に昇降軸を押
圧することにより、作業用ヘッド部に把持した部品に対
する圧入作業を行う。
具は、部品受台上で昇降軸をプッシャで押圧されること
により、部品受台上の各部品を作業用ヘッド部にて一括
して把持した後、プッシャによる押圧状態が解除される
ことにより、付勢手段によって各部品を部品受台から持
上げる。そして、加圧ヘッドは、各圧入治具がスライダ
によって組付作業台上に順次移送される毎に昇降軸を押
圧することにより、作業用ヘッド部に把持した部品に対
する圧入作業を行う。
【0019】さらにまた、請求項4の構成によれば、部
品受台上で各圧入治具の昇降軸をプッシャで押圧するこ
とにより、各圧入治具を一括して部品受台側に下降さ
せ、各圧入治具の作業用ヘッド部にて部品受台上の各部
品が一括して把持させるとき、該各圧入治具間で下降量
が異なる場合に、下降量調整部材を各圧入治具の昇降軸
に対してそれぞれ接近または離隔させることにより、各
圧入治具間の下降量の差が吸収され、部品受台上の各部
品を各圧入治具の作業用ヘッド部にて一括して保持する
ことができる。
品受台上で各圧入治具の昇降軸をプッシャで押圧するこ
とにより、各圧入治具を一括して部品受台側に下降さ
せ、各圧入治具の作業用ヘッド部にて部品受台上の各部
品が一括して把持させるとき、該各圧入治具間で下降量
が異なる場合に、下降量調整部材を各圧入治具の昇降軸
に対してそれぞれ接近または離隔させることにより、各
圧入治具間の下降量の差が吸収され、部品受台上の各部
品を各圧入治具の作業用ヘッド部にて一括して保持する
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例による自動組付装置を
図1ないし図17に基づいて説明する。
図1ないし図17に基づいて説明する。
【0021】図において、11は自動組付装置のベース
となるフレームを示し、該フレーム11は骨組構造をな
す枠状に形成され、その内部には後述する複数のエアシ
リンダ17,28等を駆動するための圧縮空気を生成す
るエアコンプレッサ等の圧気源12と、これらのエアシ
リンダ17,28に対する圧縮空気の給排を制御する電
磁弁(図示せず)と、後述のコントローラ66等とが収
容されている。
となるフレームを示し、該フレーム11は骨組構造をな
す枠状に形成され、その内部には後述する複数のエアシ
リンダ17,28等を駆動するための圧縮空気を生成す
るエアコンプレッサ等の圧気源12と、これらのエアシ
リンダ17,28に対する圧縮空気の給排を制御する電
磁弁(図示せず)と、後述のコントローラ66等とが収
容されている。
【0022】13は部品受台を示し、該部品受台13
は、フレーム11上に固定された基台14と、該基台1
4上に前後方向に伸長するように配設された案内レール
15と、該案内レール15に嵌合し前後方向に摺動可能
となった移動テーブル16と、基台14の前側にブラケ
ットを介して固定されたエアシリンダ17等とから構成
されている。そして、エアシリンダ17のシリンダロッ
ド17Aが、案内レール15と平行して前後方向に伸縮
することにより、移動テーブル16が図2中に実線で示
す仮受位置と、一点鎖線で示す受渡位置との間を移動す
るようになっている。
は、フレーム11上に固定された基台14と、該基台1
4上に前後方向に伸長するように配設された案内レール
15と、該案内レール15に嵌合し前後方向に摺動可能
となった移動テーブル16と、基台14の前側にブラケ
ットを介して固定されたエアシリンダ17等とから構成
されている。そして、エアシリンダ17のシリンダロッ
ド17Aが、案内レール15と平行して前後方向に伸縮
することにより、移動テーブル16が図2中に実線で示
す仮受位置と、一点鎖線で示す受渡位置との間を移動す
るようになっている。
【0023】18はフレーム11の上側に位置して部品
受台13の後方に設けられた部品供給装置で、該部品供
給装置18は図2および図3に示すように、前後方向に
伸長して配設されたボールねじ機構19と、基端側が該
ボールねじ機構19に連結され、該ボールねじ機構19
のサーボモータ19Aを作動させることにより、図2お
よび図3中に実線で示す待機位置と一点鎖線で示す部品
送出位置との間を移動する部品供給アーム20と、該部
品供給アーム20の中央部に取付けられた複数(本実施
例では3つ)の部品チャック機構21,21,…と、該
各部品チャック機構21の下方に配設されて前後方向に
伸長し、相互に組立られるべき種類の異なる複数の部品
を載置したトレイ22を搬送するトレイチェンジャ23
(図3参照)等とから構成されている。
受台13の後方に設けられた部品供給装置で、該部品供
給装置18は図2および図3に示すように、前後方向に
伸長して配設されたボールねじ機構19と、基端側が該
ボールねじ機構19に連結され、該ボールねじ機構19
のサーボモータ19Aを作動させることにより、図2お
よび図3中に実線で示す待機位置と一点鎖線で示す部品
送出位置との間を移動する部品供給アーム20と、該部
品供給アーム20の中央部に取付けられた複数(本実施
例では3つ)の部品チャック機構21,21,…と、該
各部品チャック機構21の下方に配設されて前後方向に
伸長し、相互に組立られるべき種類の異なる複数の部品
を載置したトレイ22を搬送するトレイチェンジャ23
(図3参照)等とから構成されている。
【0024】ここで、トレイ22上には、上述したアイ
ドルスピード制御弁を構成する弁体回動軸6、軸受4お
よび軸受5が各部品チャック機構21に対して位置決め
された状態で載置され、トレイチェンジャ23は、これ
ら弁体回動軸6、軸受4、軸受5を載置したトレイ22
を、部品供給アーム20の待機位置前方まで搬送するよ
うになっている。そして、部品供給アーム20は、その
中央部に設けられた各部品チャック機構21の下端側で
トレイ22上の各部品を把持した後、ボールねじ機構1
9を作動させることにより図3中に一点鎖線で示す部品
送出位置に移動する。この状態で、各部品チャック機構
21による把持状態を解除することにより、弁体回動軸
6、軸受4、軸受5が、部品受台13の移動テーブル1
6上に位置決め状態で載置されるようになっている。
ドルスピード制御弁を構成する弁体回動軸6、軸受4お
よび軸受5が各部品チャック機構21に対して位置決め
された状態で載置され、トレイチェンジャ23は、これ
ら弁体回動軸6、軸受4、軸受5を載置したトレイ22
を、部品供給アーム20の待機位置前方まで搬送するよ
うになっている。そして、部品供給アーム20は、その
中央部に設けられた各部品チャック機構21の下端側で
トレイ22上の各部品を把持した後、ボールねじ機構1
9を作動させることにより図3中に一点鎖線で示す部品
送出位置に移動する。この状態で、各部品チャック機構
21による把持状態を解除することにより、弁体回動軸
6、軸受4、軸受5が、部品受台13の移動テーブル1
6上に位置決め状態で載置されるようになっている。
【0025】24は部品受台13から左側に離間してフ
レーム11上に設けられた組付作業台を示し、該組付作
業台24は図4に示すように、フレーム11上に固定さ
れた基台25と、該基台25上に前後方向に伸長するよ
うに配設された案内レール26と、該案内レール26に
嵌合し前後方向に摺動可能となった移動テーブル27
と、基台25の後側にブラケットを介して固定されたエ
アシリンダ28等とから構成されている。
レーム11上に設けられた組付作業台を示し、該組付作
業台24は図4に示すように、フレーム11上に固定さ
れた基台25と、該基台25上に前後方向に伸長するよ
うに配設された案内レール26と、該案内レール26に
嵌合し前後方向に摺動可能となった移動テーブル27
と、基台25の後側にブラケットを介して固定されたエ
アシリンダ28等とから構成されている。
【0026】ここで、移動テーブル27上には、図5に
示すように弁体回動軸6の筒状弁体6Aが嵌合する嵌合
凹部29Aが形成された第1作業台29と、内側ハウジ
ング3の下端部が嵌合する嵌合凹部30Aが形成された
第2作業台30とが、前後方向に離間して配設されてい
る。そして、移動テーブル27の後端側に固定されたエ
アシリンダ28のシリンダロッド28Aが、案内レール
26と平行して前後方向に伸縮することにより、移動テ
ーブル27上の第1作業台29と第2作業台30のうち
の一方が、後述する加圧ヘッド64の真下に選択的に位
置決めされるようになっている。
示すように弁体回動軸6の筒状弁体6Aが嵌合する嵌合
凹部29Aが形成された第1作業台29と、内側ハウジ
ング3の下端部が嵌合する嵌合凹部30Aが形成された
第2作業台30とが、前後方向に離間して配設されてい
る。そして、移動テーブル27の後端側に固定されたエ
アシリンダ28のシリンダロッド28Aが、案内レール
26と平行して前後方向に伸縮することにより、移動テ
ーブル27上の第1作業台29と第2作業台30のうち
の一方が、後述する加圧ヘッド64の真下に選択的に位
置決めされるようになっている。
【0027】31は組付作業台24の前方に位置して左
右方向に伸長するように配設された部品搬送用のコンベ
ア(図1中では図示せず)で、該コンベア31は、例え
ばアイドルスピード制御弁を構成する内側ハウジング3
と、組立て後のアセンブリ体とを矢印A方向に順次搬送
するようになっている。
右方向に伸長するように配設された部品搬送用のコンベ
ア(図1中では図示せず)で、該コンベア31は、例え
ばアイドルスピード制御弁を構成する内側ハウジング3
と、組立て後のアセンブリ体とを矢印A方向に順次搬送
するようになっている。
【0028】32は組付作業台24とコンベア31との
間に配設されたマニピュレータを示し、該マニピュレー
タ32は図4に示すように、コンベア31上を搬送され
てきた内側ハウジング3を把持するチャックシリンダ3
3と、該チャックシリンダ33を図4中に一点鎖線で示
すように反転させることにより、チャックシリンダ33
により把持した内側ハウジング3を組付作業台24の第
2作業台30上に移送するロータリシリンダ34と、反
転したチャックシリンダ33をロータリシリンダ34と
共に下降させ、チャックシリンダ33により把持した内
側ハウジング3を第2作業台30上に位置決め状態に載
置する昇降シリンダ35等とから構成されている。
間に配設されたマニピュレータを示し、該マニピュレー
タ32は図4に示すように、コンベア31上を搬送され
てきた内側ハウジング3を把持するチャックシリンダ3
3と、該チャックシリンダ33を図4中に一点鎖線で示
すように反転させることにより、チャックシリンダ33
により把持した内側ハウジング3を組付作業台24の第
2作業台30上に移送するロータリシリンダ34と、反
転したチャックシリンダ33をロータリシリンダ34と
共に下降させ、チャックシリンダ33により把持した内
側ハウジング3を第2作業台30上に位置決め状態に載
置する昇降シリンダ35等とから構成されている。
【0029】そして、これらチャックシリンダ33,ロ
ータリシリンダ34,昇降シリンダ35としては、例え
ば圧気源12からの圧縮空気により作動するエアシリン
ダが用いられ、これら各エアシリンダは、それぞれに付
設された電磁弁(図示せず)をコントローラ66の制御
に基づいて開閉することにより所定のタイミングをもっ
て作動し、コンベア31上を搬送されてくる内側ハウジ
ング3を第2作業台30上に載置するようになってい
る。なお、マニピュレータ32は、後述する部品移送手
段36の一部を構成するものである。
ータリシリンダ34,昇降シリンダ35としては、例え
ば圧気源12からの圧縮空気により作動するエアシリン
ダが用いられ、これら各エアシリンダは、それぞれに付
設された電磁弁(図示せず)をコントローラ66の制御
に基づいて開閉することにより所定のタイミングをもっ
て作動し、コンベア31上を搬送されてくる内側ハウジ
ング3を第2作業台30上に載置するようになってい
る。なお、マニピュレータ32は、後述する部品移送手
段36の一部を構成するものである。
【0030】36は部品受台13と組付作業台24との
間で弁体回動軸6、軸受4、軸受5を搬送する部品移送
手段を示し、該部品移送手段36は図1および図2に示
すように、後述する複数(本実施例では5つ)の圧入治
具37A,37B,37C,37D,37Eと、該各圧
入治具37A〜37Eを昇降可能に支持し、部品受台1
3と組付作業台24との間で左右方向(水平方向)に移
動される後述のスライダ49と、部品受台13上に位置
してフレーム11上に設けられ、各圧入治具37A〜3
7Eを下方に向けて押圧する後述のプッシャ54とから
大略構成されている。
間で弁体回動軸6、軸受4、軸受5を搬送する部品移送
手段を示し、該部品移送手段36は図1および図2に示
すように、後述する複数(本実施例では5つ)の圧入治
具37A,37B,37C,37D,37Eと、該各圧
入治具37A〜37Eを昇降可能に支持し、部品受台1
3と組付作業台24との間で左右方向(水平方向)に移
動される後述のスライダ49と、部品受台13上に位置
してフレーム11上に設けられ、各圧入治具37A〜3
7Eを下方に向けて押圧する後述のプッシャ54とから
大略構成されている。
【0031】37A,37B,37C,37Dおよび3
7Eは、図6に示すように平板状の支持板38上にピッ
チPをもって並設された圧入治具を示し、該各圧入治具
37A〜37Eは、後述の作業用ヘッド部43A〜43
E以外は同一の構成を有している。そこで、図7に圧入
治具37Aの構成を示し、他の圧入治具37B〜37E
における圧入治具37Aに対応する各構成要素には、同
一数字にB〜Eの符号を付して文中に示し、図面の簡略
化のため図中での符号の記載は省略する。
7Eは、図6に示すように平板状の支持板38上にピッ
チPをもって並設された圧入治具を示し、該各圧入治具
37A〜37Eは、後述の作業用ヘッド部43A〜43
E以外は同一の構成を有している。そこで、図7に圧入
治具37Aの構成を示し、他の圧入治具37B〜37E
における圧入治具37Aに対応する各構成要素には、同
一数字にB〜Eの符号を付して文中に示し、図面の簡略
化のため図中での符号の記載は省略する。
【0032】図7において、圧入治具37A(〜37
E)は、支持板38の上側に固定され内部にリニアベア
リングを保持した中空円筒状のホルダ39A(〜39
E)と、該各ホルダ39A(〜39E)内に挿通され上
下方向(垂直方向)に摺動可能となった昇降軸40A
(〜40E)と、該各昇降軸40A(〜40E)とホル
ダ39A(〜39E)との間に縮装され、各昇降軸40
A(〜40E)を伸長方向に常時付勢する付勢手段とし
ての圧縮ばね41A(〜41E)と、各昇降軸40A
(〜40E)の下端側にアタッチメント42A(〜42
E)を介して着脱可能に取付けられた作業用ヘッド部4
3A〜43Eとから構成され、該各圧入部材37A〜3
7Eは、常時はそれぞれの上端面が同一平面に位置する
ように、圧縮ばね41A(〜41E)により上向きに付
勢されている。
E)は、支持板38の上側に固定され内部にリニアベア
リングを保持した中空円筒状のホルダ39A(〜39
E)と、該各ホルダ39A(〜39E)内に挿通され上
下方向(垂直方向)に摺動可能となった昇降軸40A
(〜40E)と、該各昇降軸40A(〜40E)とホル
ダ39A(〜39E)との間に縮装され、各昇降軸40
A(〜40E)を伸長方向に常時付勢する付勢手段とし
ての圧縮ばね41A(〜41E)と、各昇降軸40A
(〜40E)の下端側にアタッチメント42A(〜42
E)を介して着脱可能に取付けられた作業用ヘッド部4
3A〜43Eとから構成され、該各圧入部材37A〜3
7Eは、常時はそれぞれの上端面が同一平面に位置する
ように、圧縮ばね41A(〜41E)により上向きに付
勢されている。
【0033】ここで、作業用ヘッド部43A〜43E
は、弁体回動軸6、軸受4、軸受5を内側ハウジング3
内に抜止め状態に組込むために実施される各作業に応じ
た機能を有している。そして、本実施例においては、作
業用ヘッド部43A,43Dとして、圧縮空気の給排に
応じて水平方向に開閉する一対のチャック爪を備えたチ
ャックシリンダ44,44が用いられており、圧入治具
37A,37Dの昇降軸40A,40Dには、該各チャ
ックシリンダ44に対する空気圧の給排を行うエア配管
がブラケット45,45を介して設けられている。
は、弁体回動軸6、軸受4、軸受5を内側ハウジング3
内に抜止め状態に組込むために実施される各作業に応じ
た機能を有している。そして、本実施例においては、作
業用ヘッド部43A,43Dとして、圧縮空気の給排に
応じて水平方向に開閉する一対のチャック爪を備えたチ
ャックシリンダ44,44が用いられており、圧入治具
37A,37Dの昇降軸40A,40Dには、該各チャ
ックシリンダ44に対する空気圧の給排を行うエア配管
がブラケット45,45を介して設けられている。
【0034】また、作業用ヘッド部43Bとしては、下
端側に軸受4を収容する軸受収容部が形成されると共
に、収容された軸受を保持する3つ(1つのみ図示)の
ボールプランジャが配設された軸受ホルダ46が用いら
れ、作業用ヘッド部43Cとしては、下端側に軸受5を
収容する軸受収容部が形成されると共に、収容された軸
受を保持する3つ(1つのみ図示)のボールプランジャ
が配設された軸受ホルダ47が用いられている。
端側に軸受4を収容する軸受収容部が形成されると共
に、収容された軸受を保持する3つ(1つのみ図示)の
ボールプランジャが配設された軸受ホルダ46が用いら
れ、作業用ヘッド部43Cとしては、下端側に軸受5を
収容する軸受収容部が形成されると共に、収容された軸
受を保持する3つ(1つのみ図示)のボールプランジャ
が配設された軸受ホルダ47が用いられている。
【0035】さらに、作業用ヘッド部43Eとしては、
下端側がかしめ工具となったパンチ48が用いられてい
る。
下端側がかしめ工具となったパンチ48が用いられてい
る。
【0036】なお、各作業用ヘッド部43A〜43Eと
しては、各昇降軸40A〜40Eの下端部にねじ止めさ
れたアタッチメントを交換することにより、上述した以
外の種々の治具や工具を適用することができ、組立てら
れる部品の変更に容易に対応できるようになっている。
しては、各昇降軸40A〜40Eの下端部にねじ止めさ
れたアタッチメントを交換することにより、上述した以
外の種々の治具や工具を適用することができ、組立てら
れる部品の変更に容易に対応できるようになっている。
【0037】49は部品受台13と組付作業台24との
間で各圧入治具37A〜37Eを支持板38と共に移送
するスライダを示し、該スライダ49はフレーム11上
に複数の支持脚50,50,…を介して配設され、フレ
ーム11の左右方向に伸びる平行な一対のスライドレー
ル51,51と、下端側が該各スライドレール51に摺
動可能に嵌合し、上端側に前記支持板38が固定された
複数(本実施例では6つ)のスライドブロック52,5
2,…と、各スライドレール51に平行してフレーム1
1の左右方向に伸長するように配設され、支持板38に
連結されたボールねじ機構53とから構成されている。
間で各圧入治具37A〜37Eを支持板38と共に移送
するスライダを示し、該スライダ49はフレーム11上
に複数の支持脚50,50,…を介して配設され、フレ
ーム11の左右方向に伸びる平行な一対のスライドレー
ル51,51と、下端側が該各スライドレール51に摺
動可能に嵌合し、上端側に前記支持板38が固定された
複数(本実施例では6つ)のスライドブロック52,5
2,…と、各スライドレール51に平行してフレーム1
1の左右方向に伸長するように配設され、支持板38に
連結されたボールねじ機構53とから構成されている。
【0038】そして、スライダ49は、コントローラ6
6による制御に基づいてボールねじ機構53のサーボモ
ータ53Aを駆動することにより、各スライドブロック
52上に固定された支持板38を各スライドレール51
に沿って左右方向に移動させ、支持板38上に配設され
た各圧入治具37A〜37Eを部品受台13と組付作業
台24との間で移送するようになっている。
6による制御に基づいてボールねじ機構53のサーボモ
ータ53Aを駆動することにより、各スライドブロック
52上に固定された支持板38を各スライドレール51
に沿って左右方向に移動させ、支持板38上に配設され
た各圧入治具37A〜37Eを部品受台13と組付作業
台24との間で移送するようになっている。
【0039】54は部品受台13の上方に配設されたプ
ッシャを示し、該プッシャ54は、部品受台13の基台
14上に複数の支持脚55,55,…を介して配設され
た受板56上に取付けられたプッシュシリンダ57と、
該プッシュシリンダ57から受板56を介して下向きに
突出するシリンダロッド57A先端側に固定され、左右
方向に伸長する取付板58と、該取付板58の長手方向
に並設された複数(本実施例では5つ)の下降量調整部
材59A,59B,59C,59D,59Eとから構成
されている。
ッシャを示し、該プッシャ54は、部品受台13の基台
14上に複数の支持脚55,55,…を介して配設され
た受板56上に取付けられたプッシュシリンダ57と、
該プッシュシリンダ57から受板56を介して下向きに
突出するシリンダロッド57A先端側に固定され、左右
方向に伸長する取付板58と、該取付板58の長手方向
に並設された複数(本実施例では5つ)の下降量調整部
材59A,59B,59C,59D,59Eとから構成
されている。
【0040】ここで、各下降量調整部材59A〜59E
は図6に示すように、各圧入治具37A〜37Eのピッ
チと等しいピッチPをもって取付板58に螺着される雄
ねじ部60A〜60Eを有し、それぞれの下端面が各圧
入部材37A〜37Eの昇降軸40A〜40Eの上端面
に対向している。そして、各下降量調整部材59A〜5
9Eは、各雄ねじ部60A〜60Eの取付板58に対す
る螺入量を変えることにより、各下降量調整部材59A
〜59Eの取付板58からの突出量、即ち、各圧入治具
37A〜37Eの上端面との間隔を調整できるようにな
っている。
は図6に示すように、各圧入治具37A〜37Eのピッ
チと等しいピッチPをもって取付板58に螺着される雄
ねじ部60A〜60Eを有し、それぞれの下端面が各圧
入部材37A〜37Eの昇降軸40A〜40Eの上端面
に対向している。そして、各下降量調整部材59A〜5
9Eは、各雄ねじ部60A〜60Eの取付板58に対す
る螺入量を変えることにより、各下降量調整部材59A
〜59Eの取付板58からの突出量、即ち、各圧入治具
37A〜37Eの上端面との間隔を調整できるようにな
っている。
【0041】61,61は受板56の上方に位置してプ
ッシュシリンダ57を挟む2か所に設けられたストッパ
で、該各ストッパ61は、受板56に穿設されたガイド
穴56A,56Aを介して下端側が取付板58に固定さ
れたガイド軸62,62の上端側にナット等を介して螺
着されている。そして、各ストッパ61は、シリンダロ
ッド57Aの伸長により、受板56に当接するまで取付
板58に伴って下降するようになっており、従って、各
ストッパ61の下端面と受板56との間隔により、シリ
ンダロッド57Aの移動量Sが設定される。
ッシュシリンダ57を挟む2か所に設けられたストッパ
で、該各ストッパ61は、受板56に穿設されたガイド
穴56A,56Aを介して下端側が取付板58に固定さ
れたガイド軸62,62の上端側にナット等を介して螺
着されている。そして、各ストッパ61は、シリンダロ
ッド57Aの伸長により、受板56に当接するまで取付
板58に伴って下降するようになっており、従って、各
ストッパ61の下端面と受板56との間隔により、シリ
ンダロッド57Aの移動量Sが設定される。
【0042】63は組付作業台24の上方に配設された
加圧手段を示し、該加圧手段63は図1に示すように、
組付作業台24上に搬送されてくる各圧入治具37A〜
37Eの昇降軸40A〜40Eを押圧すべく、所定の押
圧ストロークをもって下向きに移動(下降)する加圧ヘ
ッド64と、該加圧ヘッド64を駆動し、後述するよう
に押圧ストローク(S1〜S6)を可変に制御する加圧
ヘッド駆動ユニット65とから構成されている。
加圧手段を示し、該加圧手段63は図1に示すように、
組付作業台24上に搬送されてくる各圧入治具37A〜
37Eの昇降軸40A〜40Eを押圧すべく、所定の押
圧ストロークをもって下向きに移動(下降)する加圧ヘ
ッド64と、該加圧ヘッド64を駆動し、後述するよう
に押圧ストローク(S1〜S6)を可変に制御する加圧
ヘッド駆動ユニット65とから構成されている。
【0043】ここで、加圧ヘッド64はスクリュープレ
ス等からなり、加圧ヘッド駆動ユニット65としては、
例えばボールねじ機構およびサーボモータ等が用いられ
ている。そして、加圧ヘッド駆動ユニット65は、後述
のコントローラ66と共に加圧ヘッド制御手段を構成し
ている。また、加圧ヘッド駆動ユニット65にはロード
セル等の荷重検出器(図示せず)が設けられ、加圧ヘッ
ド64を昇降駆動する途中で、予め決められた荷重値以
上の過荷重が加圧ヘッド64に作用したときに、例えば
加圧ヘッド64の下降動作を停止させるようになってい
る。
ス等からなり、加圧ヘッド駆動ユニット65としては、
例えばボールねじ機構およびサーボモータ等が用いられ
ている。そして、加圧ヘッド駆動ユニット65は、後述
のコントローラ66と共に加圧ヘッド制御手段を構成し
ている。また、加圧ヘッド駆動ユニット65にはロード
セル等の荷重検出器(図示せず)が設けられ、加圧ヘッ
ド64を昇降駆動する途中で、予め決められた荷重値以
上の過荷重が加圧ヘッド64に作用したときに、例えば
加圧ヘッド64の下降動作を停止させるようになってい
る。
【0044】66はフレーム11内等に設けられたコン
トローラを示し、該コントローラ66はマイクロコンピ
ュータ等からなり、入力側には図8に示す如くキーボー
ド等の入力装置67が接続され、出力側には加圧ヘッド
駆動ユニット65、前記電磁弁等が接続されている。そ
して、該コントローラ66は記憶回路内に図8に示す如
くの記憶エリア66Aを備え、該記憶エリア66A内に
は、予め入力装置67から入力された押圧ストローク
(S1〜S6)のデータテーブル68(図9参照)が記
憶されている。
トローラを示し、該コントローラ66はマイクロコンピ
ュータ等からなり、入力側には図8に示す如くキーボー
ド等の入力装置67が接続され、出力側には加圧ヘッド
駆動ユニット65、前記電磁弁等が接続されている。そ
して、該コントローラ66は記憶回路内に図8に示す如
くの記憶エリア66Aを備え、該記憶エリア66A内に
は、予め入力装置67から入力された押圧ストローク
(S1〜S6)のデータテーブル68(図9参照)が記
憶されている。
【0045】ここで、このデータテーブル68には、弁
体回動軸6、軸受4、軸受5を内側ハウジング3内に組
込む後述の各工程において、加圧ヘッド64の昇降量と
なる複数の押圧ストロークS1,S2,S3,S4,S
5,S6が押圧データとして設定され、加圧ヘッド駆動
ユニット65は、組付作業台24に順次移送されてくる
各圧入治具37A〜37E毎に、それぞれの圧データに
基づいて加圧ヘッド64を駆動制御し、加圧ヘッド64
はそれぞれの押圧ストローク(S1〜S6)をもって、
各圧入治具37A〜37Eを押圧するようになってい
る。
体回動軸6、軸受4、軸受5を内側ハウジング3内に組
込む後述の各工程において、加圧ヘッド64の昇降量と
なる複数の押圧ストロークS1,S2,S3,S4,S
5,S6が押圧データとして設定され、加圧ヘッド駆動
ユニット65は、組付作業台24に順次移送されてくる
各圧入治具37A〜37E毎に、それぞれの圧データに
基づいて加圧ヘッド64を駆動制御し、加圧ヘッド64
はそれぞれの押圧ストローク(S1〜S6)をもって、
各圧入治具37A〜37Eを押圧するようになってい
る。
【0046】本実施例による自動組付装置は上述の如き
構成を有するもので、次に、該自動組付装置の動作を、
アイドルスピード制御弁の内側ハウジング3内に、弁体
回動軸6、軸受4、軸受5を組込む場合を例に挙げて説
明する。
構成を有するもので、次に、該自動組付装置の動作を、
アイドルスピード制御弁の内側ハウジング3内に、弁体
回動軸6、軸受4、軸受5を組込む場合を例に挙げて説
明する。
【0047】まず、図3中に実線で示すように、アイド
ルスピード制御弁を構成する弁体回動軸6、軸受4、軸
受5が載置されたトレイ22が、トレイチェンジャ23
によって部品供給アーム20の待機位置前方まで搬送さ
れる。そして、コントローラ66の制御に基づいて部品
供給装置18が作動し、部品供給アーム20の先端側に
設けられた部品チャック機構21が、トレイ22上の弁
体回動軸6、軸受4、軸受5を把持した状態で、部品供
給アーム20が一点鎖線で示す部品送出位置に移動した
後、部品チャック機構21が弁体回動軸6、軸受4、軸
受5を解放する。
ルスピード制御弁を構成する弁体回動軸6、軸受4、軸
受5が載置されたトレイ22が、トレイチェンジャ23
によって部品供給アーム20の待機位置前方まで搬送さ
れる。そして、コントローラ66の制御に基づいて部品
供給装置18が作動し、部品供給アーム20の先端側に
設けられた部品チャック機構21が、トレイ22上の弁
体回動軸6、軸受4、軸受5を把持した状態で、部品供
給アーム20が一点鎖線で示す部品送出位置に移動した
後、部品チャック機構21が弁体回動軸6、軸受4、軸
受5を解放する。
【0048】このとき、部品受台13の移動テーブル1
6は図2中に実線で示す仮受位置にあり、部品チャック
機構21から移動テーブル16上に移送された弁体回動
軸6、軸受4、軸受5は、移動テーブル16上に設けら
れた位置決め治具(図示せず)に係合することにより、
図6に示すようにピッチPをもって左右方向に整列する
ように位置決めされる。その後、エアシリンダ17のシ
リンダロッド17Aが縮小することにより、移動テーブ
ル16が図2中に一点鎖線で示す受渡位置に移動する。
6は図2中に実線で示す仮受位置にあり、部品チャック
機構21から移動テーブル16上に移送された弁体回動
軸6、軸受4、軸受5は、移動テーブル16上に設けら
れた位置決め治具(図示せず)に係合することにより、
図6に示すようにピッチPをもって左右方向に整列する
ように位置決めされる。その後、エアシリンダ17のシ
リンダロッド17Aが縮小することにより、移動テーブ
ル16が図2中に一点鎖線で示す受渡位置に移動する。
【0049】一方、部品移送手段36の各圧入治具37
A〜37Eは、図6に示すように受渡位置に位置決めさ
れた移動テーブル16の真上に停止しており、圧入治具
37A、37B、37Cの作業用ヘッド部43A、43
B、43Cが、移動テーブル16上に載置された弁体回
動軸6、軸受4、軸受5に対向するように、ボールねじ
機構53により位置決めされている。
A〜37Eは、図6に示すように受渡位置に位置決めさ
れた移動テーブル16の真上に停止しており、圧入治具
37A、37B、37Cの作業用ヘッド部43A、43
B、43Cが、移動テーブル16上に載置された弁体回
動軸6、軸受4、軸受5に対向するように、ボールねじ
機構53により位置決めされている。
【0050】この状態において、プッシュシリンダ57
が作動することにより、シリンダロッド57Aが、取付
板58、各下降量調整部材59A〜59E、および各ス
トッパ61等を伴って下向きに伸長し、各ストッパ61
が受板56に当接した位置で停止する。そして、図10
に示すように、各下降量調整部材59A〜59Eが各圧
入治具37A〜37Eの昇降軸40A〜40Eを下方に
向けて押圧することにより、各圧入部材37A〜37E
の作業用ヘッド部43A〜43Eが部品受台13の移動
テーブル16に接近する。
が作動することにより、シリンダロッド57Aが、取付
板58、各下降量調整部材59A〜59E、および各ス
トッパ61等を伴って下向きに伸長し、各ストッパ61
が受板56に当接した位置で停止する。そして、図10
に示すように、各下降量調整部材59A〜59Eが各圧
入治具37A〜37Eの昇降軸40A〜40Eを下方に
向けて押圧することにより、各圧入部材37A〜37E
の作業用ヘッド部43A〜43Eが部品受台13の移動
テーブル16に接近する。
【0051】これにより、移動テーブル16上に載置さ
れた軸受4が作業用ヘッド部43Bをなす軸受ホルダ4
6に保持されると共に、軸受5が作業用ヘッド部43C
をなす軸受ホルダ47に保持される。このとき、作業用
ヘッド部43Aをなすチャックシリンダ44は、弁体回
動軸6を保持すべき所定の位置に達しており、この状態
でチャックシリンダ44が作動することにより弁体回動
軸6がチャック爪により保持される。また、保持すべき
対象物がない作業用ヘッド部43D,43Eは、移動テ
ーブル16から離間した位置に停止するようになってい
る。
れた軸受4が作業用ヘッド部43Bをなす軸受ホルダ4
6に保持されると共に、軸受5が作業用ヘッド部43C
をなす軸受ホルダ47に保持される。このとき、作業用
ヘッド部43Aをなすチャックシリンダ44は、弁体回
動軸6を保持すべき所定の位置に達しており、この状態
でチャックシリンダ44が作動することにより弁体回動
軸6がチャック爪により保持される。また、保持すべき
対象物がない作業用ヘッド部43D,43Eは、移動テ
ーブル16から離間した位置に停止するようになってい
る。
【0052】ここで、上述の如く各圧入治具37A〜3
7Cにより移動テーブル16上に載置された弁体回動軸
6、軸受4、軸受5を保持する場合、図6に示すよう
に、プッシュシリンダ57のシリンダロッド57Aは、
常に一定の下降量Hをもって伸長するのに対し、作業用
ヘッド部43Aが弁体回動軸6を保持するために必要な
昇降軸40Aの下降量H1と、作業用ヘッド部43B,
43Cがそれぞれ軸受4,5を保持するために必要な昇
降軸40B,40Cの下降量H2とはそれぞれ異なる値
をとり、例えば下降量H1は下降量H2よりもΔHだけ
大きな値をとる(H1>H2)。
7Cにより移動テーブル16上に載置された弁体回動軸
6、軸受4、軸受5を保持する場合、図6に示すよう
に、プッシュシリンダ57のシリンダロッド57Aは、
常に一定の下降量Hをもって伸長するのに対し、作業用
ヘッド部43Aが弁体回動軸6を保持するために必要な
昇降軸40Aの下降量H1と、作業用ヘッド部43B,
43Cがそれぞれ軸受4,5を保持するために必要な昇
降軸40B,40Cの下降量H2とはそれぞれ異なる値
をとり、例えば下降量H1は下降量H2よりもΔHだけ
大きな値をとる(H1>H2)。
【0053】このため、本実施例では、下降量調整部材
59Aの取付板58からの突出長を、下降量調整部材5
9B,59Cの取付板58とからの突出長よりもΔHだ
け長く設定することにより、シリンダロッド57Aの伸
長に伴って昇降軸40B,40Cが下降量H2だけ下降
するとき、昇降軸40Aが下降量H2よりもΔHだけ長
い下降量H1まで下降できるようになっている。
59Aの取付板58からの突出長を、下降量調整部材5
9B,59Cの取付板58とからの突出長よりもΔHだ
け長く設定することにより、シリンダロッド57Aの伸
長に伴って昇降軸40B,40Cが下降量H2だけ下降
するとき、昇降軸40Aが下降量H2よりもΔHだけ長
い下降量H1まで下降できるようになっている。
【0054】なお、下降量調整部材59D,59Eにつ
いては、その取付板58からの突出長が、下降量調整部
材59B,59Cの取付板58からの突出長よりもΔ
H′だけ短く設定されている。これにより、昇降軸40
D,40Eの移動量は、シリンダロッド57Aの伸長に
伴って下降する昇降軸40B,40Cの下降量H2より
もΔH′だけ小さくなり、この結果、作業用ヘッド部4
3D,43Eを、移動テーブル16から離間した位置に
停止させることができる。
いては、その取付板58からの突出長が、下降量調整部
材59B,59Cの取付板58からの突出長よりもΔ
H′だけ短く設定されている。これにより、昇降軸40
D,40Eの移動量は、シリンダロッド57Aの伸長に
伴って下降する昇降軸40B,40Cの下降量H2より
もΔH′だけ小さくなり、この結果、作業用ヘッド部4
3D,43Eを、移動テーブル16から離間した位置に
停止させることができる。
【0055】このように、プッシュシリンダ57と各圧
入治具37A〜37Eとの間に各下降量調整部材59A
〜59Eを介在させることにより、各圧入治具37A〜
37Eが移動テーブル16上に載置された種類の異なる
複数の部品を保持すべくエアシリンダ37に押圧されて
下降するとき、各下降量調整部材59A〜59Eの取付
板58からの突出長を調整することにより、係る各圧入
治具37A〜37E間に生じる必要下降量の差を吸収で
きる。従って、プッシュシリンダ57を1回作動させる
だけで、移動テーブル16上に載置された複数の部品を
各圧入治具37A〜37Eにより一括して同時に把持
(保持)することができる。
入治具37A〜37Eとの間に各下降量調整部材59A
〜59Eを介在させることにより、各圧入治具37A〜
37Eが移動テーブル16上に載置された種類の異なる
複数の部品を保持すべくエアシリンダ37に押圧されて
下降するとき、各下降量調整部材59A〜59Eの取付
板58からの突出長を調整することにより、係る各圧入
治具37A〜37E間に生じる必要下降量の差を吸収で
きる。従って、プッシュシリンダ57を1回作動させる
だけで、移動テーブル16上に載置された複数の部品を
各圧入治具37A〜37Eにより一括して同時に把持
(保持)することができる。
【0056】このようにして、圧入治具37A,37
B,37Cが、それぞれ弁体回動軸6,軸受4,軸受5
を保持すると、プッシュシリンダ57のシリンダロッド
57Aが各下降量調整部材59A〜59E等を伴って縮
小し、各圧入治具37A〜37Eは、各圧縮ばね41A
〜41Eに付勢されて図6に示す初期位置に戻る。
B,37Cが、それぞれ弁体回動軸6,軸受4,軸受5
を保持すると、プッシュシリンダ57のシリンダロッド
57Aが各下降量調整部材59A〜59E等を伴って縮
小し、各圧入治具37A〜37Eは、各圧縮ばね41A
〜41Eに付勢されて図6に示す初期位置に戻る。
【0057】次に、ボールねじ機構53を作動させるこ
とにより、各圧入治具37A〜37Eを図1中に実線で
示す位置(部品受台13)から、一点鎖線で示す位置
(組付作業台24)に移送する。この場合、コントロー
ラ66は、例えばボールねじ機構53を構成するサーボ
モータ53Aの回転数を制御することにより、まず、圧
入治具37Aを加圧ヘッド64の真下に位置決めした状
態でボールねじ機構53の作動を停止する。
とにより、各圧入治具37A〜37Eを図1中に実線で
示す位置(部品受台13)から、一点鎖線で示す位置
(組付作業台24)に移送する。この場合、コントロー
ラ66は、例えばボールねじ機構53を構成するサーボ
モータ53Aの回転数を制御することにより、まず、圧
入治具37Aを加圧ヘッド64の真下に位置決めした状
態でボールねじ機構53の作動を停止する。
【0058】このとき、組付作業台24においては、移
動テーブル27上の第1作業台29が、図5に示すよう
に加圧ヘッド64の真下に位置決めされている。一方、
第2作業台30上には、上述のコンベア31上を搬送さ
れた内側ハウジング3が、マニピュレータ32によって
位置決め状態で載置されている。
動テーブル27上の第1作業台29が、図5に示すよう
に加圧ヘッド64の真下に位置決めされている。一方、
第2作業台30上には、上述のコンベア31上を搬送さ
れた内側ハウジング3が、マニピュレータ32によって
位置決め状態で載置されている。
【0059】そして、加圧ヘッド64の真下に、弁体回
動軸6を保持した圧入治具37Aと組付作業台24の第
1作業台29とが位置決めされた状態で、図11に示す
ように加圧ヘッドが下降することにより、圧入治具37
Aの昇降軸40Aが圧縮ばね41Aに抗して下向きに押
圧される。これにより、圧入治具37Aのチャックシリ
ンダ44が第1作業台29に接近し、チャックシリンダ
44に保持された弁体回動軸6の筒状弁体6Aが、第1
作業台29の嵌合凹部29A内に挿入される(スライド
軸セット工程)。
動軸6を保持した圧入治具37Aと組付作業台24の第
1作業台29とが位置決めされた状態で、図11に示す
ように加圧ヘッドが下降することにより、圧入治具37
Aの昇降軸40Aが圧縮ばね41Aに抗して下向きに押
圧される。これにより、圧入治具37Aのチャックシリ
ンダ44が第1作業台29に接近し、チャックシリンダ
44に保持された弁体回動軸6の筒状弁体6Aが、第1
作業台29の嵌合凹部29A内に挿入される(スライド
軸セット工程)。
【0060】このとき、加圧ヘッド駆動ユニット65
は、前記データテーブル68で設定されたスライド軸セ
ット工程における押圧データに基づいてサーボモータの
回転数を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Aが
実施する組立作業に適した押圧ストロークS1をもって
加圧ヘッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッ
ド64が押圧ストロークS1に達するまで圧入治具37
Aを押圧すると、チャックシリンダ44のチャック爪が
開いて弁体回動軸6を解放し、その後、加圧ヘッド64
が初期位置まで上昇し、スライド軸セット工程が終了す
る。
は、前記データテーブル68で設定されたスライド軸セ
ット工程における押圧データに基づいてサーボモータの
回転数を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Aが
実施する組立作業に適した押圧ストロークS1をもって
加圧ヘッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッ
ド64が押圧ストロークS1に達するまで圧入治具37
Aを押圧すると、チャックシリンダ44のチャック爪が
開いて弁体回動軸6を解放し、その後、加圧ヘッド64
が初期位置まで上昇し、スライド軸セット工程が終了す
る。
【0061】次いで、コントローラ66がサーボモータ
53Aの回転数を制御しつつボールねじ機構53を作動
させることにより、各圧入治具37A〜37Eがピッチ
Pだけ移動し、圧入治具37Bが加圧ヘッド64の真下
に位置決めされる。そして、図12に示すように、加圧
ヘッド64が下降して圧入治具37Bの昇降軸40Bを
下向きに押圧する。これにより、圧入治具37Bの軸受
ホルダ46に保持された軸受4が、第1作業台29上に
セットされた弁体回動軸6の筒状弁体6A近傍まで圧入
される(第1の軸受圧入工程)。この結果、軸受4は図
19,図20に例示したように弁体回動軸6に圧入嵌合
される。
53Aの回転数を制御しつつボールねじ機構53を作動
させることにより、各圧入治具37A〜37Eがピッチ
Pだけ移動し、圧入治具37Bが加圧ヘッド64の真下
に位置決めされる。そして、図12に示すように、加圧
ヘッド64が下降して圧入治具37Bの昇降軸40Bを
下向きに押圧する。これにより、圧入治具37Bの軸受
ホルダ46に保持された軸受4が、第1作業台29上に
セットされた弁体回動軸6の筒状弁体6A近傍まで圧入
される(第1の軸受圧入工程)。この結果、軸受4は図
19,図20に例示したように弁体回動軸6に圧入嵌合
される。
【0062】このとき、加圧ヘッド駆動ユニット65
は、データテーブル68で設定された第1の軸受圧入工
程における押圧データに基づいてサーボモータの回転数
を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Bが実施す
る組立作業に適した押圧ストロークS2をもって加圧ヘ
ッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64
が押圧ストロークS4に達するまで圧入治具37Bを押
圧した後、初期位置まで上昇することにより、第1の軸
受圧入工程が終了する。
は、データテーブル68で設定された第1の軸受圧入工
程における押圧データに基づいてサーボモータの回転数
を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Bが実施す
る組立作業に適した押圧ストロークS2をもって加圧ヘ
ッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64
が押圧ストロークS4に達するまで圧入治具37Bを押
圧した後、初期位置まで上昇することにより、第1の軸
受圧入工程が終了する。
【0063】次に、コントローラ66がサーボモータ5
3Aの回転数を制御しつつボールねじ機構53を作動さ
せることにより、各圧入治具37A〜37EがピッチP
だけ移動し、圧入治具37Cが加圧ヘッド64の真下に
位置決めされる。そして、図13に示すように、加圧ヘ
ッド64が下降して圧入治具37Cの昇降軸40Cを下
向きに押圧する。これにより、圧入治具37Cの軸受ホ
ルダ47に保持された軸受5が、第1作業台29上にセ
ットされた弁体回動軸6の中間部位まで圧入される(第
2の軸受圧入工程)。この結果、軸受5は図20,図2
1に例示したように弁体回動軸6に圧入嵌合される。
3Aの回転数を制御しつつボールねじ機構53を作動さ
せることにより、各圧入治具37A〜37EがピッチP
だけ移動し、圧入治具37Cが加圧ヘッド64の真下に
位置決めされる。そして、図13に示すように、加圧ヘ
ッド64が下降して圧入治具37Cの昇降軸40Cを下
向きに押圧する。これにより、圧入治具37Cの軸受ホ
ルダ47に保持された軸受5が、第1作業台29上にセ
ットされた弁体回動軸6の中間部位まで圧入される(第
2の軸受圧入工程)。この結果、軸受5は図20,図2
1に例示したように弁体回動軸6に圧入嵌合される。
【0064】このとき、加圧ヘッド駆動ユニット65
は、データテーブル68で設定された第2の軸受圧入工
程における押圧データに基づいてサーボモータの回転数
を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Cが実施す
る組立作業に適した押圧ストロークS3をもって加圧ヘ
ッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64
が押圧ストロークS3に達するまで圧入治具37Cを押
圧した後、初期位置まで上昇することにより、第2の軸
受圧入工程が終了する。
は、データテーブル68で設定された第2の軸受圧入工
程における押圧データに基づいてサーボモータの回転数
を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Cが実施す
る組立作業に適した押圧ストロークS3をもって加圧ヘ
ッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64
が押圧ストロークS3に達するまで圧入治具37Cを押
圧した後、初期位置まで上昇することにより、第2の軸
受圧入工程が終了する。
【0065】このようにして、弁体回動軸6に軸受4、
軸受5が圧入されると、コントローラ66がサーボモー
タ53Aの回転数を制御しつつボールねじ機構53を作
動させることにより、各圧入治具37A〜37Eがピッ
チPだけ移動し、圧入治具37Dが加圧ヘッド64の真
下に位置決めされる。そして、図14に示すように、加
圧ヘッド64が下降して圧入治具37Dの昇降軸40D
を下向きに押圧する。これにより、圧入治具37Dのチ
ャックシリンダ44のチャック爪が、弁体回動軸6に圧
入された軸受5の近傍まで下降し、このとき、圧入部材
37Dに対する加圧ヘッド64の押圧ストロークはS4
に達する。その後、チャックシリンダ44のチャック爪
が閉じて弁体回動軸6を保持すると、加圧ヘッド64は
一旦初期位置まで上昇し、これにより、圧入治具37D
の昇降軸40Dは、圧縮ばね41Dのばね力により弁体
回動軸6と共に図15に示す位置まで上昇する(スライ
ド軸抜取工程)。
軸受5が圧入されると、コントローラ66がサーボモー
タ53Aの回転数を制御しつつボールねじ機構53を作
動させることにより、各圧入治具37A〜37Eがピッ
チPだけ移動し、圧入治具37Dが加圧ヘッド64の真
下に位置決めされる。そして、図14に示すように、加
圧ヘッド64が下降して圧入治具37Dの昇降軸40D
を下向きに押圧する。これにより、圧入治具37Dのチ
ャックシリンダ44のチャック爪が、弁体回動軸6に圧
入された軸受5の近傍まで下降し、このとき、圧入部材
37Dに対する加圧ヘッド64の押圧ストロークはS4
に達する。その後、チャックシリンダ44のチャック爪
が閉じて弁体回動軸6を保持すると、加圧ヘッド64は
一旦初期位置まで上昇し、これにより、圧入治具37D
の昇降軸40Dは、圧縮ばね41Dのばね力により弁体
回動軸6と共に図15に示す位置まで上昇する(スライ
ド軸抜取工程)。
【0066】このとき、加圧ヘッド駆動ユニット65
は、データテーブル68で設定されたスライド軸抜取工
程における押圧データに基づいてサーボモータの回転数
を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Dが実施す
る組立作業に適した押圧ストロークS4をもって加圧ヘ
ッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64
が押圧ストロークS4に達するまで圧入治具37Dを押
圧した後、初期位置まで上昇することにより、スライド
軸抜取工程が終了する。
は、データテーブル68で設定されたスライド軸抜取工
程における押圧データに基づいてサーボモータの回転数
を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Dが実施す
る組立作業に適した押圧ストロークS4をもって加圧ヘ
ッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64
が押圧ストロークS4に達するまで圧入治具37Dを押
圧した後、初期位置まで上昇することにより、スライド
軸抜取工程が終了する。
【0067】一方、加圧ヘッド64が初期位置まで上昇
すると、組付作業台24のエアシリンダ28が作動して
シリンダロッド28Aが縮小し、移動テーブル27上の
第2作業台30が加圧ヘッド64の真下に位置決めされ
る。このとき、第2作業台30上には、上述したように
内側ハウジング3が位置決め状態に載置されているか
ら、図15に示す状態では、内側ハウジング3に対して
弁体回動軸6が位置決めされている。
すると、組付作業台24のエアシリンダ28が作動して
シリンダロッド28Aが縮小し、移動テーブル27上の
第2作業台30が加圧ヘッド64の真下に位置決めされ
る。このとき、第2作業台30上には、上述したように
内側ハウジング3が位置決め状態に載置されているか
ら、図15に示す状態では、内側ハウジング3に対して
弁体回動軸6が位置決めされている。
【0068】次に、図16に示すように加圧ヘッド64
が下降して、再度圧入治具37Dの昇降軸40Dを下向
きに押圧することにより、圧入治具37Dのチャックシ
リンダ44に保持された弁体回動軸6が内側ハウジング
3内に挿入されると共に、弁体回動軸6に圧入された軸
受4,軸受5が内側ハウジング3内に嵌合する(スライ
ド軸組込工程)。この結果、弁体回動軸6、軸受4、軸
受5は図21,図22に例示したように内側ハウジング
3内に圧入嵌合される。
が下降して、再度圧入治具37Dの昇降軸40Dを下向
きに押圧することにより、圧入治具37Dのチャックシ
リンダ44に保持された弁体回動軸6が内側ハウジング
3内に挿入されると共に、弁体回動軸6に圧入された軸
受4,軸受5が内側ハウジング3内に嵌合する(スライ
ド軸組込工程)。この結果、弁体回動軸6、軸受4、軸
受5は図21,図22に例示したように内側ハウジング
3内に圧入嵌合される。
【0069】このとき、加圧ヘッド駆動ユニット65
は、データテーブル68で設定されたスライド軸組込工
程における押圧データに基づいてサーボモータの回転数
を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Dが実施す
る組立作業に適した押圧ストロークS5をもって加圧ヘ
ッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64
が押圧ストロークS5に達するまで圧入治具37Dを押
圧すると、チャックシリンダ44のチャック爪が開いて
弁体回動軸6を解放し、その後、加圧ヘッド64が初期
位置まで上昇するとスライド軸組込工程が終了する。
は、データテーブル68で設定されたスライド軸組込工
程における押圧データに基づいてサーボモータの回転数
を制御し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Dが実施す
る組立作業に適した押圧ストロークS5をもって加圧ヘ
ッド64を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64
が押圧ストロークS5に達するまで圧入治具37Dを押
圧すると、チャックシリンダ44のチャック爪が開いて
弁体回動軸6を解放し、その後、加圧ヘッド64が初期
位置まで上昇するとスライド軸組込工程が終了する。
【0070】次に、コントローラ66がサーボモータ5
3Aの回転数を制御しつつボールねじ機構53を作動さ
せることにより、各圧入治具37A〜37EがピッチP
だけ移動し、圧入治具37Eが加圧ヘッド64の真下に
位置決めされる。そして、図17に示すように、加圧ヘ
ッド64が下降して圧入治具37Eの昇降軸40Eを下
向きに押圧することにより、圧入治具37Eのパンチ4
8に設けられたかしめ工具が、内側ハウジング3の内周
側上縁部を押圧してこれをかしめ、内側ハウジング3に
対する弁体回動軸6等の抜止めを行う(かしめ工程)。
この結果、弁体回動軸6、軸受4、軸受5が、図22に
例示したように内側ハウジング3内に抜止状態に組込ま
れる。
3Aの回転数を制御しつつボールねじ機構53を作動さ
せることにより、各圧入治具37A〜37EがピッチP
だけ移動し、圧入治具37Eが加圧ヘッド64の真下に
位置決めされる。そして、図17に示すように、加圧ヘ
ッド64が下降して圧入治具37Eの昇降軸40Eを下
向きに押圧することにより、圧入治具37Eのパンチ4
8に設けられたかしめ工具が、内側ハウジング3の内周
側上縁部を押圧してこれをかしめ、内側ハウジング3に
対する弁体回動軸6等の抜止めを行う(かしめ工程)。
この結果、弁体回動軸6、軸受4、軸受5が、図22に
例示したように内側ハウジング3内に抜止状態に組込ま
れる。
【0071】このとき、加圧ヘッド駆動ユニット65
は、データテーブル68で設定されたかしめ工程におけ
る押圧データに基づいてサーボモータの回転数を制御
し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Eが実施する組立
作業に適した押圧ストロークS6をもって加圧ヘッド6
4を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64が押圧
ストロークS6に達するまで圧入治具37Eを押圧した
後、初期位置まで上昇することにより、かしめ工程が終
了し、弁体回動軸6,軸受4,軸受5が内側ハウジング
3内に抜止状態に組込まれたアセンブリ体が得られる。
は、データテーブル68で設定されたかしめ工程におけ
る押圧データに基づいてサーボモータの回転数を制御
し、加圧ヘッド64は、圧入治具37Eが実施する組立
作業に適した押圧ストロークS6をもって加圧ヘッド6
4を押圧する。このようにして、加圧ヘッド64が押圧
ストロークS6に達するまで圧入治具37Eを押圧した
後、初期位置まで上昇することにより、かしめ工程が終
了し、弁体回動軸6,軸受4,軸受5が内側ハウジング
3内に抜止状態に組込まれたアセンブリ体が得られる。
【0072】上述した如く、本実施例によれば、スライ
ド軸セット工程における加圧ヘッド64の押圧ストロー
クS1、第1の軸受圧入工程における加圧ヘッド64の
押圧ストロークS2、第2の軸受圧入工程における加圧
ヘッド64の押圧ストロークS3、スライド軸抜取工程
における加圧ヘッド64の押圧ストロークS4、スライ
ド軸組込工程における加圧ヘッド64の押圧ストローク
S5、かしめ工程における加圧ヘッド64の押圧ストロ
ークS6が、コントローラ66の記憶エリア66A内に
入力されたデータテーブル68によって予め設定され、
加圧ヘッド駆動ユニット65は、当該データテーブル6
8に設定された押圧データに基づいて加圧ヘッド64を
制御し、加圧ヘッド64は、部品組立台24に順次され
てくる各圧入治具37A〜37E毎に、その組立作業に
適した押圧ストロークをもって各圧入治具37A〜37
Eを押圧する。このため、1つの加圧ヘッド64を用い
て種類の異なる複数の組立作業を行うことができ、複数
の部品により構成されるアセンブリ体の組立作業を1台
の自動組付装置で行うことができる。
ド軸セット工程における加圧ヘッド64の押圧ストロー
クS1、第1の軸受圧入工程における加圧ヘッド64の
押圧ストロークS2、第2の軸受圧入工程における加圧
ヘッド64の押圧ストロークS3、スライド軸抜取工程
における加圧ヘッド64の押圧ストロークS4、スライ
ド軸組込工程における加圧ヘッド64の押圧ストローク
S5、かしめ工程における加圧ヘッド64の押圧ストロ
ークS6が、コントローラ66の記憶エリア66A内に
入力されたデータテーブル68によって予め設定され、
加圧ヘッド駆動ユニット65は、当該データテーブル6
8に設定された押圧データに基づいて加圧ヘッド64を
制御し、加圧ヘッド64は、部品組立台24に順次され
てくる各圧入治具37A〜37E毎に、その組立作業に
適した押圧ストロークをもって各圧入治具37A〜37
Eを押圧する。このため、1つの加圧ヘッド64を用い
て種類の異なる複数の組立作業を行うことができ、複数
の部品により構成されるアセンブリ体の組立作業を1台
の自動組付装置で行うことができる。
【0073】また、各圧入治具37A〜37Eをピッチ
Pをもって支持板38に並設すると共に、サーボモータ
53Aを備えたボールねじ機構53により、該各圧入治
具37A〜37EをピッチPずつ組付作業台24に移送
する構成としたから、例えば圧入治具37Aを用いてス
ライド軸セット工程が終了した後に、各圧入治具37A
〜37EをピッチPだけ移送することにより、圧入治具
37Aを第1作業台29上から排出すると同時に圧入治
具37Bを第1作業台29上に位置決めでき、次の第1
の軸受圧入工程を圧入治具37Bを用いて速やかに実施
できる。このようにして、各作業工程を連続的に実施す
ることにより、内側ハウジング3に弁体回動軸6、軸受
4および軸受5を抜止め状態に組込む作業に要する時間
を、従来技術に比して大幅に短縮することができる。
Pをもって支持板38に並設すると共に、サーボモータ
53Aを備えたボールねじ機構53により、該各圧入治
具37A〜37EをピッチPずつ組付作業台24に移送
する構成としたから、例えば圧入治具37Aを用いてス
ライド軸セット工程が終了した後に、各圧入治具37A
〜37EをピッチPだけ移送することにより、圧入治具
37Aを第1作業台29上から排出すると同時に圧入治
具37Bを第1作業台29上に位置決めでき、次の第1
の軸受圧入工程を圧入治具37Bを用いて速やかに実施
できる。このようにして、各作業工程を連続的に実施す
ることにより、内側ハウジング3に弁体回動軸6、軸受
4および軸受5を抜止め状態に組込む作業に要する時間
を、従来技術に比して大幅に短縮することができる。
【0074】さらに、部品受台13上に停止した各圧入
治具37A〜37Eを、各下降量調整部材59A〜59
Eを介してプッシュシリンダ57により押圧することに
より、部品受台13上に載置された弁体回動軸6、軸受
4および軸受5一括して同時に保持し、その後、順次組
付作業台24に搬送する構成としたから、複数の部品を
個々に組付作業台24に搬送する必要がなく、自動組付
装置全体の構造を著しく簡素化することができる。
治具37A〜37Eを、各下降量調整部材59A〜59
Eを介してプッシュシリンダ57により押圧することに
より、部品受台13上に載置された弁体回動軸6、軸受
4および軸受5一括して同時に保持し、その後、順次組
付作業台24に搬送する構成としたから、複数の部品を
個々に組付作業台24に搬送する必要がなく、自動組付
装置全体の構造を著しく簡素化することができる。
【0075】さらにまた、各圧入治具37A〜37Eの
下端側に設けられた各作業用ヘッド部43A〜43Eと
して、上述した以外の種々の治具や工具を適用すること
により、アセンブリ体の変更等に伴う段取換えにも容易
に対応することができる。
下端側に設けられた各作業用ヘッド部43A〜43Eと
して、上述した以外の種々の治具や工具を適用すること
により、アセンブリ体の変更等に伴う段取換えにも容易
に対応することができる。
【0076】なお、上述した実施例では、部品移送手段
36として5組の圧入治具37A〜37Eを用いた場合
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ることはな
く、例えば2〜4組または6組以上の圧入治具を装備す
るようにしてもよい。
36として5組の圧入治具37A〜37Eを用いた場合
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ることはな
く、例えば2〜4組または6組以上の圧入治具を装備す
るようにしてもよい。
【0077】また、上述した実施例では、アイドルスピ
ード制御弁を構成する内側ハウジング3に、弁体回動軸
6、軸受4、軸受5を抜止状態に組込む作業を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限ることはなく、例えば
燃料ポンプの回転軸(シャフト)に軸受等を組付ける作
業等、種々の部品の組付作業に適用することができる。
ード制御弁を構成する内側ハウジング3に、弁体回動軸
6、軸受4、軸受5を抜止状態に組込む作業を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限ることはなく、例えば
燃料ポンプの回転軸(シャフト)に軸受等を組付ける作
業等、種々の部品の組付作業に適用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、部品移送手段により組付作業台に順次移送されて
くる各部品を組付けるべく、加圧ヘッドが組付作業台に
順次移送されてくる各部品に対し圧入による組付作業を
行うとき、加圧ヘッドが、加圧ヘッド制御手段に制御さ
れることにより、組付作業台に順次移送されてくる各部
品毎に異なる押圧ストロークをもって各部品に対する圧
入作業を行うように構成したから、1つの加圧ヘッドを
用いて種類の異なる組付作業を行うことができる。これ
により、複数の部品により構成されるアセンブリ体の組
立作業を1台の機械で行うことができ、アセンブリ体の
製造コストを大幅に低減できる。
れば、部品移送手段により組付作業台に順次移送されて
くる各部品を組付けるべく、加圧ヘッドが組付作業台に
順次移送されてくる各部品に対し圧入による組付作業を
行うとき、加圧ヘッドが、加圧ヘッド制御手段に制御さ
れることにより、組付作業台に順次移送されてくる各部
品毎に異なる押圧ストロークをもって各部品に対する圧
入作業を行うように構成したから、1つの加圧ヘッドを
用いて種類の異なる組付作業を行うことができる。これ
により、複数の部品により構成されるアセンブリ体の組
立作業を1台の機械で行うことができ、アセンブリ体の
製造コストを大幅に低減できる。
【0079】そして、請求項2の発明によれば、部品受
台に供給された複数の部品は、プッシャにより押圧され
た各圧入治具によって一括して把持された後、スライダ
により部品受台から組付作業台に順次移送され、加圧ヘ
ッドは、各圧入治具が組付作業台上に移送される毎に異
なる押圧ストロークをもって各圧入治具を押圧するよう
に構成したから、1つの組付作業の終了から次の組付作
業が開始するまでの時間を短縮でき、アセンブリ体を組
立てるに要する時間を大幅に短縮できる。
台に供給された複数の部品は、プッシャにより押圧され
た各圧入治具によって一括して把持された後、スライダ
により部品受台から組付作業台に順次移送され、加圧ヘ
ッドは、各圧入治具が組付作業台上に移送される毎に異
なる押圧ストロークをもって各圧入治具を押圧するよう
に構成したから、1つの組付作業の終了から次の組付作
業が開始するまでの時間を短縮でき、アセンブリ体を組
立てるに要する時間を大幅に短縮できる。
【0080】また、請求項3の発明によれば、各圧入治
具は、部品受台上で昇降軸をプッシャで押圧されること
により、部品受台上の各部品を作業用ヘッド部にて一括
して把持した後、スライダによって組付作業台上に順次
移送されるように構成したから、複数の部品を個々に組
付作業台に搬送する必要がなく、装置全体の構造を著し
く簡素化することができる。
具は、部品受台上で昇降軸をプッシャで押圧されること
により、部品受台上の各部品を作業用ヘッド部にて一括
して把持した後、スライダによって組付作業台上に順次
移送されるように構成したから、複数の部品を個々に組
付作業台に搬送する必要がなく、装置全体の構造を著し
く簡素化することができる。
【0081】さらにまた、請求項4の発明によれば、部
品受台上で各圧入治具の昇降軸をプッシャで押圧するこ
とにより、各圧入治具を一括して部品受台側に下降さ
せ、各圧入治具の作業用ヘッド部にて部品受台上の各部
品が一括して把持させるとき、該各圧入治具間で下降量
が異なる場合に、下降量調整部材を各圧入治具の昇降軸
に対してそれぞれ接近または離隔させることにより、各
圧入治具間の下降量の差を吸収できるように構成したか
ら、シリンダを1回作動させることにより、部品受台上
の部品を各圧入治具により確実に一括して保持でき、各
部品を組付作業台に移送するための時間を短縮でき、ア
センブリ体を組立てるに要する時間を更に短縮できる。
品受台上で各圧入治具の昇降軸をプッシャで押圧するこ
とにより、各圧入治具を一括して部品受台側に下降さ
せ、各圧入治具の作業用ヘッド部にて部品受台上の各部
品が一括して把持させるとき、該各圧入治具間で下降量
が異なる場合に、下降量調整部材を各圧入治具の昇降軸
に対してそれぞれ接近または離隔させることにより、各
圧入治具間の下降量の差を吸収できるように構成したか
ら、シリンダを1回作動させることにより、部品受台上
の部品を各圧入治具により確実に一括して保持でき、各
部品を組付作業台に移送するための時間を短縮でき、ア
センブリ体を組立てるに要する時間を更に短縮できる。
【図1】本発明の実施例による自動組付装置の概略を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】図1に示す自動組付装置の右側面図である。
【図3】図1に示す自動組付装置の平面図である。
【図4】図1に示す自動組付装置の左側面図である。
【図5】図4中の組付作業台等を拡大して示す拡大図で
ある。
ある。
【図6】図1中の部品移送手段等を拡大して示す拡大図
である。
である。
【図7】図6中の矢示 VII−VII 方向断面図である。
【図8】図1中の加圧手段を構成する加圧ヘッド制御手
段を示すブロック図である。
段を示すブロック図である。
【図9】図8中に示すコントローラの記憶エリア内に記
憶されたデータテーブルを示す説明図である。
憶されたデータテーブルを示す説明図である。
【図10】図6中に示す部品搬送手段の動作状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図11】加圧手段の動作状態(スライド軸セット工
程)を示す説明図である。
程)を示す説明図である。
【図12】加圧手段による第1の軸受圧入工程を示す説
明図である。
明図である。
【図13】加圧手段による第2の軸受圧入工程を示す説
明図である。
明図である。
【図14】加圧手段によるスライド軸抜取工程を示す説
明図である。
明図である。
【図15】加圧手段によるスライド軸抜取工程を示す説
明図である。
明図である。
【図16】加圧手段によるスライド軸組込工程を示す説
明図である。
明図である。
【図17】加圧手段によるかしめ工程を示す説明図であ
る。
る。
【図18】従来技術によるアイドルスピード制御弁を示
す断面図である。
す断面図である。
【図19】弁体回動軸に軸受を圧入する前の状態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図20】弁体回動軸に軸受を圧入した状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図21】弁体回動軸および各軸受を内側ハウジング内
に組込む前の状態を示す縦断面図である。
に組込む前の状態を示す縦断面図である。
【図22】弁体回動軸および各軸受が組込まれた内側ハ
ウジング内に、かしめ加工を施す前の状態を示す縦断面
図である。
ウジング内に、かしめ加工を施す前の状態を示す縦断面
図である。
13 部品受台 24 組付作業台 36 部品移送手段 37A〜37E 圧入治具 40A〜40E 昇降軸 41A〜41E 圧縮ばね 43A〜43E 作業用ヘッド部 49 スライダ 54 プッシャ 57 プッシュシリンダ 59A〜59E 下降量調整部材 63 加圧手段 64 加圧ヘッド 65 加圧ヘッド駆動ユニット(加圧ヘッド制御手段) 66 コントローラ(加圧ヘッド制御手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の部品が供給される部品受台と、該
部品受台から離間して設けられ、前記各部品を相互に組
立てるための組付作業が行われる組付作業台と、該組付
作業台と前記部品受台との間に設けられ、該部品受台上
から各部品を把持しつつ、該各部品を順次前記組付作業
台に移送する部品移送手段と、前記組付作業台の上方に
配設され、該組付作業台上に順次移送されてくる各部品
に対し圧入による組付作業を行う加圧手段とを備え、 前記加圧手段は、前記部品移送手段により把持され前記
組付作業台上に順次移送されてくる各部品に対して圧入
作業を行う加圧ヘッドと、前記各部品毎に異なる押圧ス
トロークをもって該加圧ヘッドを各部品毎に駆動制御す
る加圧ヘッド制御手段とから構成したことを特徴とする
自動組付装置。 - 【請求項2】 前記部品移送手段は、下端側で前記各部
品を係脱可能に把持し上,下に昇降される複数の圧入治
具と、該各圧入治具を昇降可能に支持し、前記部品受台
と組付作業台との間で水平方向に移動されるスライダ
と、前記部品受台の上方に配設され、前記各圧入治具を
共に下降させることにより、前記部品受台上の各部品を
一括して把持させるプッシャとを備え、 前記加圧手段は、前記スライダにより各圧入治具を介し
て組付作業台上に各部品が順次移送される毎に、前記加
圧ヘッドにより各圧入治具を互いに異なる押圧ストロー
クをもって押圧する構成としてなる請求項1に記載の自
動組付装置。 - 【請求項3】 前記各圧入治具は、前記プッシャおよび
前記加圧ヘッドで押圧されることにより上,下に昇降さ
れる昇降軸と、該昇降軸の下端側に取付けられ、前記各
部品を係脱可能に把持する作業用ヘッド部と、前記昇降
軸を常時上向きに付勢する付勢手段とから構成してなる
請求項2に記載の自動組付装置。 - 【請求項4】 前記プッシャは、前記各圧入治具を一括
して前記部品受台側に下降させるシリンダと、該シリン
ダと前記各圧入治具との間に配設され、該各圧入治具の
下降量を個別に調整する下降量調整部材とから構成して
なる請求項3に記載の自動組付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7024630A JP3027517B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 自動組付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7024630A JP3027517B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 自動組付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08197350A true JPH08197350A (ja) | 1996-08-06 |
JP3027517B2 JP3027517B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=12143466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7024630A Expired - Fee Related JP3027517B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 自動組付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3027517B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104148936A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-11-19 | 大连智云自动化装备股份有限公司 | 柔性全自动机器人导管、座圈装配设备 |
CN106392623A (zh) * | 2016-10-08 | 2017-02-15 | 苏州威尔特铝合金升降机械有限公司 | 剪叉式高空作业平台轮毂装配夹具 |
CN108501389A (zh) * | 2018-06-03 | 2018-09-07 | 余姚市振大塑胶有限公司 | 树脂轴承自动压片机及其压片方法 |
CN108747358A (zh) * | 2018-08-15 | 2018-11-06 | 江苏北人机器人系统股份有限公司 | 阀体自动装配线 |
CN113909857A (zh) * | 2021-12-13 | 2022-01-11 | 苏州托克斯冲压设备有限公司 | 缸盖座圈和导管的压装设备 |
CN115816024A (zh) * | 2022-09-30 | 2023-03-21 | 陕西法士特齿轮有限责任公司 | 一种基于伺服压机的油泵总成柔性压装装置及压装方法 |
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KR101836544B1 (ko) * | 2013-01-31 | 2018-04-19 | 민병곤 | 둥근 반구면의 중심복원 작용을 이용한 놀이기구 |
KR102617805B1 (ko) * | 2021-10-26 | 2023-12-27 | (주)한라공업 | 범퍼 어셈블리 조립검사 풀프루프 장치 |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP7024630A patent/JP3027517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN108501389A (zh) * | 2018-06-03 | 2018-09-07 | 余姚市振大塑胶有限公司 | 树脂轴承自动压片机及其压片方法 |
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